JP2005352841A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 商品の補給時において、吊り下げ棒を通常の逆回転方向に回転させることにより、商品の補充を容易とした自動販売機を提供する。
【解決手段】 逆回転ボタン28Cが押下されると、制御基板55は対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの駆動モータ22を駆動させることにより駆動モータ22に接続された吊り下げ棒18を軸心回りにβ方向(逆回転方向)に2秒間回転させ、吊り下げられた商品ケース3を駆動モータ22方向へと移動させて新たな商品ケース3を吊り下げる為のスペースを吊り下げ棒18に形成するように構成する。
【選択図】 図11
【解決手段】 逆回転ボタン28Cが押下されると、制御基板55は対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの駆動モータ22を駆動させることにより駆動モータ22に接続された吊り下げ棒18を軸心回りにβ方向(逆回転方向)に2秒間回転させ、吊り下げられた商品ケース3を駆動モータ22方向へと移動させて新たな商品ケース3を吊り下げる為のスペースを吊り下げ棒18に形成するように構成する。
【選択図】 図11
Description
本発明は、螺旋溝を有する吊り下げ棒に商品を吊り下げて販売を行う自動販売機に関し、特に吊り下げ棒の回転を行う駆動手段を制御し、逆回転方向に吊り下げ棒を回転させることにより商品の補充を容易に行うこととした自動販売機に関するものである。
従来より、商品を筐体の内部に設けられた吊り下げ棒に商品を吊り下げて利用者に対して商品の展示を行うとともに、販売を行う自動販売機が種々提案されている。例えば、特開平10−116386号公報には、モータによってスパイラルラックが所定の回転角度回転されることにより、スパイラルラックの先頭に吊持されている商品保持具が吊持状態が解除されてその先端から袋入り商品とともに落下し、対応する受け口から斜面部と傾斜ガイド部とからなる商品シューターを経て商品取出口へと送出され、所望の袋入り商品が顧客の手に渡るように構成された自動販売機が記載されている。
特開平10−116386号公報(第3頁〜第5頁、図3)
しかしながら、前記した特許文献1に記載された自動販売機においては、モータによって回転されるスパイラルラックの回転方向は予め一方向に決定されており、商品を落下させる先端方向にのみ商品を移動させるものであった。従って、スパイラルラックに商品を補充する際には、手作業によって一つ一つ商品を奥から順に吊り下げて設置しなければならなかった。更に、特にスパイラルラックに商品が残っている場合に新たに商品を補充する際には、現在吊り下げられている商品を一つずつ奥へと手作業で移動させ、且つ新たな商品を追加して奥から順に吊り下げて設置しなければならなかった。従って、商品の補充作業が非常に煩雑なものとなっていた。
本発明は、前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、商品を吊り下げる吊り下げ棒を二方向に回転可能なように駆動手段を制御することにより、商品の補充をする際に商品を吊り下げ棒上において搬出方向と逆方向に移動させ、商品を容易に、且つ短時間で効率よく補充することが可能な自動販売機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係る自動販売機は、複数個の商品(例えば、商品ケース3)を収納する筐体(例えば、筐体2)と、軸心に沿って螺旋状に形成された螺旋溝(例えば、螺旋溝50)を有するとともに、前記商品を筐体内部で複数個吊り下げて支持可能な吊り下げ棒(例えば、吊り下げ棒18)と、前記吊り下げ棒を軸心回りに回転させる駆動手段(例えば、駆動モータ22)と、を有する自動販売機(例えば、DVD自動販売機1)において、前記駆動手段による前記吊り下げ棒の回転方向を制御する駆動制御手段(例えば、制御基板55)を備え、前記駆動制御手段は前記吊り下げ棒を、吊り下げ棒に吊り下げられた前記商品が吊り下げ棒の長さ方向に沿って一方に移動する所定回転方向、又は商品が吊り下げ棒の長さ方向に沿って他方に移動する前記所定回転方向の逆回転方向に回転させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする。
また、請求項2に係る自動販売機は、請求項1に記載の自動販売機(例えば、DVD自動販売機1)において、駆動開始スイッチ(例えば、逆回転ボタン28C)を有し、前記駆動制御手段(例えば、制御基板55)は、前記駆動開始スイッチを押下された後の所定時間に前記吊り下げ棒(例えば、吊り下げ棒18)を逆回転方向に回転させるように前記駆動手段(例えば、駆動モータ22)を制御することを特徴とする。
また、請求項3に係る自動販売機は、請求項1又は請求項2に記載の自動販売機(例えば、DVD自動販売機1)において、前記駆動制御手段(例えば、制御基板55)は、前記吊り下げ棒(例えば、吊り下げ棒18)が所定間隔で逆回転方向の回転を行うように前記駆動手段(例えば、駆動モータ22)を制御することを特徴とする。
また、請求項4に係る自動販売機は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動販売機(例えば、DVD自動販売機1)において、前記吊り下げ棒(例えば、吊り下げ棒18)に吊り下げられた商品(例えば、吊り下げ棒18)の位置を検出する位置検出センサ(例えば、位置検出センサ41)を有し、前記駆動制御手段(例えば、制御基板55)は、前記位置検出センサの検出結果に基づいて前記駆動手段(例えば、駆動モータ22)の駆動を停止させることを特徴とする。
請求項1に係る自動販売機では、商品を筐体内部で複数個吊り下げて支持する吊り下げ棒を回転させる駆動手段を制御する駆動制御手段を有し、吊り下げ棒に吊り下げられた前記商品が吊り下げ棒の長さ方向に沿って一方に移動する所定回転方向、又は商品が吊り下げ棒の長さ方向に沿って他方に移動する所定回転方向の逆回転方向に回転させるように駆動手段を制御するので、駆動手段を用いて吊り下げた商品を吊り下げ棒の長さ方向に沿って両方向に移動させることが可能となる。従って、商品を補充する際に手作業で商品を一個ずつ吊り下げ棒の奥へ吊り下げる必要がなく、商品を容易に、且つ短時間で効率よく補充することが可能である。
また、請求項2に係る自動販売機では、駆動制御手段は、駆動開始スイッチを押下された後の所定時間に吊り下げ棒を逆回転方向に回転させるように駆動手段を制御するので、駆動開始スイッチを押すことにより吊り下げた商品を吊り下げ棒の長さ方向に沿って移動させることが可能となる。従って、商品を補充する際に手作業で商品を一個ずつ吊り下げ棒の奥へ吊り下げる必要がなく、商品を容易に、且つ短時間で効率よく補充することが可能である。
また、請求項3に係る自動販売機では、吊り下げ棒が所定間隔で逆回転方向の回転を行うように駆動手段を制御するので、商品を補充する際に手作業で商品を一個ずつ吊り下げ棒の奥へ吊り下げる必要がなく、商品を更に短時間で効率よく補充することが可能である。
更に、請求項4に係る自動販売機では、吊り下げ棒に吊り下げられた商品の位置を検出する位置検出センサの検出結果に基づいて駆動手段の駆動を停止させるので、商品を補充する際に吊り下げ棒の吊り下げ許容量を越えて商品を吊り下げることがなく、また、駆動モータに商品が接触する虞もない。
以下、本発明に係る自動販売機について、本発明をDVD自動販売機について具体化した実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係るDVD自動販売機の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は本実施形態に係るDVD自動販売機の斜視図、図2は本実施形態に係るDVD自動販売機の正面図である。
尚、本実施形態におけるDVD自動販売機1は、後述する複数の吊り下げ棒18のそれぞれに、商品としてDVD(Digital Versatile Disc)を封入した商品ケースを吊り下げ、利用者が商品ごとに予め設定された金額(例えば、1500円)を投入した際に吊り下げ棒を所定回転方向に回転させ、吊り下げられた商品を吊り下げ棒の先端部方向に移動させる。そして、吊り下げ棒の先端より落下させた商品を利用者が筐体下部に設けられた取出口より取り出し可能とするものである。また、これらのDVD自動販売機において販売される商品はDVDに限られることなく、CD(Compact Disc)や家庭用ゲーム機やパソコンのゲームソフト、或いは書籍や雑誌等を販売することも当然に可能である。
先ず、本実施形態に係るDVD自動販売機の概略構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は本実施形態に係るDVD自動販売機の斜視図、図2は本実施形態に係るDVD自動販売機の正面図である。
尚、本実施形態におけるDVD自動販売機1は、後述する複数の吊り下げ棒18のそれぞれに、商品としてDVD(Digital Versatile Disc)を封入した商品ケースを吊り下げ、利用者が商品ごとに予め設定された金額(例えば、1500円)を投入した際に吊り下げ棒を所定回転方向に回転させ、吊り下げられた商品を吊り下げ棒の先端部方向に移動させる。そして、吊り下げ棒の先端より落下させた商品を利用者が筐体下部に設けられた取出口より取り出し可能とするものである。また、これらのDVD自動販売機において販売される商品はDVDに限られることなく、CD(Compact Disc)や家庭用ゲーム機やパソコンのゲームソフト、或いは書籍や雑誌等を販売することも当然に可能である。
図1及び図2に示すように、DVD自動販売機1は略直方体形状を有する筐体2にDVDが封入された商品ケース3が複数個収納され、商品の展示及び販売を行っている。
筐体2は、正面を構成する正面パネル2Aと、左右側面パネル2B、2Cと、背面パネル2Dと、天面パネル2Eと、底面パネル2Fとからなり、各パネル2A、2B,2C、2D、2E、2Fによって形成される略直方体の空間内に後述する商品ケース3を吊り下げる吊り下げ棒18や、駆動モータ22等が設置されている(図3参照)。
筐体2は、正面を構成する正面パネル2Aと、左右側面パネル2B、2Cと、背面パネル2Dと、天面パネル2Eと、底面パネル2Fとからなり、各パネル2A、2B,2C、2D、2E、2Fによって形成される略直方体の空間内に後述する商品ケース3を吊り下げる吊り下げ棒18や、駆動モータ22等が設置されている(図3参照)。
また、筐体2の正面パネル2Aの左側約2/3はガラス部材4により覆われており、利用者は筐体内部に収納された商品ケース3をガラス部材4を介して外部より認視可能となっている。また、正面パネル2Aの右側中央部には利用者が商品購入の際に各種操作を行う操作パネル5が設けられている。更に、正面パネル2Aの下端部には、つり銭等を返却する返却口6と、購入した商品を取り出すための商品取出口7が設けられている。
また、筐体2の底面パネル2Fには角部にあたる計4箇所に固定足9が設けられており、固定足9の高さを調整することによりDVD自動販売機1を設置面に対して水平に安全に設置する。
操作パネルには、上側から順に、カード投入口15と、金額表示部10と、キー挿入口11と、商品選択部12と、紙幣投入口13と、硬貨投入口14とが設けられている。
カード投入口15は、プリペイドカード等の貨幣価値を有するカードを投入する投入孔である。カード投入口15より投入されたカードは、筐体2の内部に設けられたカード読書部(図示せず)に送られ、現在のカードの残高が記憶領域(例えば、ICチップや磁気帯)より読み取られるとともに、商品を購入した際には購入した商品の価格が差し引かれた残高がカードの記憶領域に上書きされる。
金額表示部10は7セグメントLEDから成り、紙幣投入口13及び硬貨投入口14より投入された金銭の現在の合計金額、又はカード投入口15より投入されたプリペイドカードの残高を算用数字により表示する。
キー挿入口11は、筐体2の正面パネル2Aを開閉する為の開閉キー(図示せず)を挿入する挿入口であり、販売店側がキー挿入口11に開閉キーを挿入し、所定方向に回転させることによって正面パネル2Aを筐体2に対して開放することができる。それにより、商品ケース3の補充や、投入された紙幣や硬貨の回収を行うことができる。
カード投入口15は、プリペイドカード等の貨幣価値を有するカードを投入する投入孔である。カード投入口15より投入されたカードは、筐体2の内部に設けられたカード読書部(図示せず)に送られ、現在のカードの残高が記憶領域(例えば、ICチップや磁気帯)より読み取られるとともに、商品を購入した際には購入した商品の価格が差し引かれた残高がカードの記憶領域に上書きされる。
金額表示部10は7セグメントLEDから成り、紙幣投入口13及び硬貨投入口14より投入された金銭の現在の合計金額、又はカード投入口15より投入されたプリペイドカードの残高を算用数字により表示する。
キー挿入口11は、筐体2の正面パネル2Aを開閉する為の開閉キー(図示せず)を挿入する挿入口であり、販売店側がキー挿入口11に開閉キーを挿入し、所定方向に回転させることによって正面パネル2Aを筐体2に対して開放することができる。それにより、商品ケース3の補充や、投入された紙幣や硬貨の回収を行うことができる。
また、商品選択部12は「1」〜「10」までの番号を表面に記載した押しボタンが整列して設けられている。各押しボタンは筐体2内に設けられた10本の吊り下げ棒18(図3参照)に吊り下げられ、陳列された10種類の商品ケース3のそれぞれに対応しており、利用者は筐体2内に陳列された商品ケース3の内、購入を希望するDVDが封入された商品ケース3に対応した番号のボタンを押下すると、後述するように所定の吊り下げ棒18が回転し、利用者が希望する種類の商品ケース3を吊り下げ棒の先端から落下させ、筐体2の底部に設けられた収納部19(図3参照)へと送る。そして、収納部19の商品は前記商品取出口7より取り出し可能となっている。
紙幣投入口13は、予め指定された紙幣(例えば、1000円札、5000円札、10000円札の3種類)を投入する投入口である。紙幣投入口13より投入された紙幣は、筐体2の内部に設けられた紙幣識別装置(図示せず)に送られて真贋を判定された後、金銭保管部であるストッカ(図示せず)の内部で保管される。
また、硬貨投入口14は、予め指定された硬貨(例えば、10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨の4種類)を投入する投入口である。硬貨投入口14より投入された紙幣は、筐体2の内部に設けられたコインセレクタ(図示せず)に送られて真贋を判定された後、同じくストッカの内部で保管される。
また、硬貨投入口14は、予め指定された硬貨(例えば、10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨の4種類)を投入する投入口である。硬貨投入口14より投入された紙幣は、筐体2の内部に設けられたコインセレクタ(図示せず)に送られて真贋を判定された後、同じくストッカの内部で保管される。
次に図3に基づいて本実施形態に係るDVD自動販売機の内部構造について説明する。図3は本実施形態にかかるDVD自動販売機の内部構造を示した斜視図である。尚、図3においては筐体2の正面パネル2A、左右側面パネル2B、2C、背面パネル2D、天面パネル2Eをそれぞれ省略して図示している。
図3に示すように、本実施形態にかかるDVD自動販売機1の内部には、筐体2内部を約1:2の割合で分割する仕切りパネル21が設けられている。そして、仕切りパネル21と左側面パネル2Bとの間に形成された商品設置スペース20には、吊り下げ棒18と吊り下げ棒18を軸心回りに回転させる駆動モータ22とから構成された商品搬出ユニット23A〜23Jが所定間隔をもって配置されている。商品搬出ユニット23A〜23Jは、縦方向に5列、横方向に2列の計10箇所に配置されており、各商品搬出ユニット23A〜23Jは吊り下げ棒18にそれぞれ商品ケース3を複数個吊り下げている。
ここで、一の商品搬出ユニット(23A〜23Jのいずれか)には同一種類のDVDが封入された商品ケース3が吊り下げられている。一方、商品搬出ユニット23A〜23Jのユニットごとでは、基本的に異なる種類のDVDが封入された商品ケース3がそれぞれ吊り下げられている。
従って、本実施形態にかかるDVD自動販売機1では、各商品搬出ユニット23A〜23Jを10箇所に設けることによって最大10種類のDVDを封入した商品ケース3を展示し、販売することが可能となっている。尚、商品搬出ユニット23A〜23J毎に必ず異なる種類のDVDを封入した商品ケース3を吊り下げる必要はなく、例えば、商品搬出ユニット23Aと23B、商品搬出ユニット23Cと23D、商品搬出ユニット23Eと23F、商品搬出ユニット23Gと23H、商品搬出ユニット23Iと23Jにそれぞれ同じ種類のDVDを封入した商品ケース3を吊り下げても良い。その際には、5種類のDVDを封入した商品ケース3を展示し、販売することとなる。
ここで、一の商品搬出ユニット(23A〜23Jのいずれか)には同一種類のDVDが封入された商品ケース3が吊り下げられている。一方、商品搬出ユニット23A〜23Jのユニットごとでは、基本的に異なる種類のDVDが封入された商品ケース3がそれぞれ吊り下げられている。
従って、本実施形態にかかるDVD自動販売機1では、各商品搬出ユニット23A〜23Jを10箇所に設けることによって最大10種類のDVDを封入した商品ケース3を展示し、販売することが可能となっている。尚、商品搬出ユニット23A〜23J毎に必ず異なる種類のDVDを封入した商品ケース3を吊り下げる必要はなく、例えば、商品搬出ユニット23Aと23B、商品搬出ユニット23Cと23D、商品搬出ユニット23Eと23F、商品搬出ユニット23Gと23H、商品搬出ユニット23Iと23Jにそれぞれ同じ種類のDVDを封入した商品ケース3を吊り下げても良い。その際には、5種類のDVDを封入した商品ケース3を展示し、販売することとなる。
また、吊り下げ棒18と駆動モータ22との間には背面壁24が設けられている。背面壁24は、長方形状を有する板状部材であり、駆動モータ22の前面を被覆している。それにより、利用者がガラス部材4から筐体2内部を見た際に駆動モータ22を認視できなくなり、見栄えが良くなる。更に、背面壁24の裏側面には等間隔で棚部26が5箇所に取り付けられており、棚部26には駆動モータ22がそれぞれ2個づつ計10個固定されている。
更に、各商品搬出ユニット23A〜23Jの吊り下げ棒18の前方にはフラッパー25が設けられている。フラッパー25は所定角度で筐体2に対して傾斜して取り付けられた板状部材であり、上方に設けられた商品搬出ユニット23A〜23Jより落下した商品ケース3が吊り下げ棒18に吊り下げられた他の商品ケース3と接触しないように保護するものである。また、フラッパー25の表側前面にはその直下に位置する吊り下げ棒18に吊り下げられている商品ケース3に封入されたDVDの種類と値段、並びに前記商品選択部12によって選択する際の番号(「1」〜「10」)が記載されたプレート(図示せず)が取り付けられている。
また、フラッパー25の裏面側には照明ライト(図示せず)が取り付けられている。照明ライトは直径約5mm、長さ約25cmの冷陰極管であり、直下に位置する商品ケース3に光を照射するとともに、プレートを裏側面より点灯させる。従って、夜間等の周囲が暗くなった場合においても商品ケース3とプレートを明るく照らし、利用者が購入する商品を間違える虞がない。また、照明ライトを用いて様々な電飾効果を発揮させ、利用者の注意を引き付けることができる。
次に、筐体2の底部に設けられた収納部19について説明する。収納部19は、商品搬出ユニット23A〜23Jより落下した商品ケース3が一時的に収納される場所である。収納部19は、仕切りパネル21と、左側面パネル2Bと、板状部材が所定角度で折曲されて略「コ」の字形状に形成された壁部30とにより形成されている。また、収納部19の上端部には、上方より落下した商品ケース3が通過する商品通過口38が形成されている。
更に、商品通過口38の周囲にはセンサ発光部31と、センサ受光部32がそれぞれ等間隔で設けられている。ここで、商品通過口38においては、センサ発光部31から発光された光をセンサ受光部32が常に受光しており、商品ケース3が商品通過口38を通過すると、当該光が遮られ商品ケース3の通過を検出することができる。従って、商品ケース3を利用者に対して販売する際には、吊り下げ棒18が所定方向に回転することにより吊り下げられた商品ケース3を移動させ、吊り下げ棒18より商品ケース3を収納部19に落下させることにより行うが、商品ケース3が商品通過口38を通過したことをセンサ受光部32が検出すると、吊り下げ棒18の回転を停止させて、それ以上商品ケース3が落下しないように制御する。それにより、商品ケース3を1個づつ確実に落下させて販売することが可能となっている。
また、収納部19の底面には緩衝材33が設けられている。緩衝材33はポリウレタンフォーム等により略長方形状に成形された衝撃吸収部材であり、収納部19の底面の略全面を覆うように取り付けられている。緩衝材33を設けることによって、収納部19内へと落下した商品ケース3の落下の衝撃を和らげることが可能であり、商品ケース3及び商品ケース3に封入されたDVDが破損することを防止する。
一方、収納部19に落下した商品ケース3を筐体外部より取り出す商品取出口7は、上縁部が筐体2の正面パネル2Aに対して回転可能に支持された取出口蓋34により内部から被覆されている。更に、取出口蓋34には、取出口蓋34の回転軸を中心に取出口蓋34に対して所定角度(本実施形態では45度)を為して取り付けられた進入防止蓋36が設けられている。
ここで、取出口蓋34と進入防止蓋36とは同一の回転軸に基づいて連動して回転する。即ち、利用者が収納部19内の商品ケース3を取り出す際に、商品取出口7の取出口蓋34を筐体2内部方向へ回転させると、進入防止蓋36もそれに伴って回転し、端部が壁部30の平板部37に当接することによって商品通過口38を封鎖する構造になっている。従って、商品取出口7より腕や棒等を挿入し、商品設置スペース20の最も下段に位置する商品搬出ユニット23I、23Jの吊り下げ棒18に吊り下げられた商品ケース3を不正に入手しようとしても、商品取出口7より取出口蓋34を開けて腕や棒等を挿入した時点で進入防止蓋36によって商品通過口38が封鎖されるので、腕や棒等が収納部19より上へ進入することが出来なくなっている。それにより、各不正行為を防止することができる。
ここで、取出口蓋34と進入防止蓋36とは同一の回転軸に基づいて連動して回転する。即ち、利用者が収納部19内の商品ケース3を取り出す際に、商品取出口7の取出口蓋34を筐体2内部方向へ回転させると、進入防止蓋36もそれに伴って回転し、端部が壁部30の平板部37に当接することによって商品通過口38を封鎖する構造になっている。従って、商品取出口7より腕や棒等を挿入し、商品設置スペース20の最も下段に位置する商品搬出ユニット23I、23Jの吊り下げ棒18に吊り下げられた商品ケース3を不正に入手しようとしても、商品取出口7より取出口蓋34を開けて腕や棒等を挿入した時点で進入防止蓋36によって商品通過口38が封鎖されるので、腕や棒等が収納部19より上へ進入することが出来なくなっている。それにより、各不正行為を防止することができる。
また、仕切りパネル21の商品設置スペース20側の面には、ユニット選択ボタン28A、順回転ボタン28B、逆回転ボタン28C、選択ユニット表示部29が設けられている。
ユニット選択ボタン28Aは、販売店側が後述の順回転ボタン28B及び逆回転ボタン28Cにより回転させる吊り下げ棒18を商品搬出ユニット23A〜23Jの内より指定する為のボタンであり、現在指定されている商品搬出ユニット23A〜23Jに対応する番号(「1」〜「10」のいずれか)が選択ユニット表示部29に表示される。販売店側は、ユニット選択ボタン28Aを押す毎に「1」→「2」→「3」→・・・の順で番号を切り換え、商品搬出ユニット23A〜23Jを指定する。
順回転ボタン28B及び逆回転ボタン28Cは、前記ユニット選択ボタン28Aにより指定した番号に対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの吊り下げ棒18を回転させるための開始ボタンである。具体的には、順回転ボタン28Bを押下すると、指定した番号に対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの吊り下げ棒18が順回転方向に回転する。ここで、順回転方向とは吊り下げた商品ケース3を収納部19へと落下させる方向(図8中、左方向)に移動させる回転方向である(図7、図8参照)。
また、逆回転ボタン28Cを押下すると、指定した番号に対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの吊り下げ棒18が逆回転方向に回転する。ここで、逆回転方向とは吊り下げた商品ケース3を駆動モータ22が設けられた奥行き方向(図11中、右方向)に移動させる回転方向である(図10、図11参照)。
また、逆回転ボタン28Cを押下すると、指定した番号に対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの吊り下げ棒18が逆回転方向に回転する。ここで、逆回転方向とは吊り下げた商品ケース3を駆動モータ22が設けられた奥行き方向(図11中、右方向)に移動させる回転方向である(図10、図11参照)。
選択ユニット表示部29は、7セグメントLEDから成り、前記したようにユニット選択ボタン28Aにより現在指定されている商品搬出ユニット23A〜23Jに対応する番号(「1」〜「10」のいずれか)が表示される。
次に、商品搬出ユニット23A〜23Jの構成について図4及び図5を用いて説明する。図4は本実施形態にかかる商品搬出ユニットを示した斜視図、図5は本実施形態にかかる商品搬出ユニットの特に吊り下げ棒と駆動モータとの接合部分を示した斜視図である。尚、本実施形態において商品搬出ユニット23A〜23Jはすべて同様の構造を有している。従って、以下には商品搬出ユニット23Aを例にあげて説明することとし、商品搬出ユニット23B〜23Jの説明は省略する。
図4に示すように、商品搬出ユニット23Aは吊り下げ棒18と駆動モータ22とから基本的に構成されている。
吊り下げ棒18は、棒状の基部に対して軸心52(図7参照)に沿って螺旋状に伸びる螺旋凸部51を有し、螺旋凸部51を有しない部分においては螺旋溝50が螺旋状に形成される。そして、螺旋溝50に商品ケース3を吊り下げ、駆動モータ22によって吊り下げ棒18を軸心回りに回転させることによって、商品ケース3を吊り下げ棒18の長さ方向に沿って移動させることができる。
吊り下げ棒18は、棒状の基部に対して軸心52(図7参照)に沿って螺旋状に伸びる螺旋凸部51を有し、螺旋凸部51を有しない部分においては螺旋溝50が螺旋状に形成される。そして、螺旋溝50に商品ケース3を吊り下げ、駆動モータ22によって吊り下げ棒18を軸心回りに回転させることによって、商品ケース3を吊り下げ棒18の長さ方向に沿って移動させることができる。
また、駆動モータ22は、吊り下げ棒18を軸心回りに回転させるためのモータであり、略「コ」の字形状に成形された外壁40に固定されている。そして、外壁40の側面には赤外線を用いた位置検出センサ41と、位置検出センサ41を制御するセンサ回路42がそれぞれ設けられている。
位置検出センサ41は、所定距離内に何らかの物が接近した際にそれを検出するセンサであり、本実施形態では商品ケース3が約3cm以内に位置した際に、それを検出する。そして、位置検出センサ41が検出した際には後述の制御基板55によって駆動モータ22の駆動が停止される。従って、商品ケース3を補充する際には吊り下げ棒18を逆回転方向に回転させ、商品ケース3を奥行き方向へと移動させるが(図10、図11参照)、吊り下げた商品ケース3が駆動モータ22に接触する限界まで接近した際に、自動的に吊り下げ棒18の回転を停止させ、商品ケース3が駆動モータ22に接触することを防止することができる。
位置検出センサ41は、所定距離内に何らかの物が接近した際にそれを検出するセンサであり、本実施形態では商品ケース3が約3cm以内に位置した際に、それを検出する。そして、位置検出センサ41が検出した際には後述の制御基板55によって駆動モータ22の駆動が停止される。従って、商品ケース3を補充する際には吊り下げ棒18を逆回転方向に回転させ、商品ケース3を奥行き方向へと移動させるが(図10、図11参照)、吊り下げた商品ケース3が駆動モータ22に接触する限界まで接近した際に、自動的に吊り下げ棒18の回転を停止させ、商品ケース3が駆動モータ22に接触することを防止することができる。
そして、前記のように構成された吊り下げ棒18と、駆動モータ22の回転軸とは、スプリングピン46、シーリング47、固定ビス48を用いて固定されている。以下に、その具体的固定手段について説明する。
図5に示すように、吊り下げ棒18の先端部18Aと反対に位置する略円筒形状を有する基部43は、ビス孔44が2箇所に形成されており、先端部18Aには吊り下げ棒18の端部に対して開口部を有する略U字形状に形成された係合孔45が左右対称に2箇所設けられている。また、駆動モータ22の回転軸(図示せず)には貫通孔が形成されており、貫通孔には切欠部を有する金属製のスプリングピン46が貫通して挿入されている。そして、挿入されたスプリングピン46の両端部によって駆動モータ22の回転軸に突起部を形成している。
従って、それぞれの係合孔45にスプリングピン46が位置するように基部43を回転軸に挿入し、且つビス孔44にそれぞれ固定ビス48を挿入してビス止めすることにより、吊り下げ棒18と駆動モータ22の回転軸とが互いに固定される。更に、略円形状を有するシーリング47を基部43の端部に取り付けることによって、より確実に吊り下げ棒18と駆動モータ22の回転軸とを固定する。
図5に示すように、吊り下げ棒18の先端部18Aと反対に位置する略円筒形状を有する基部43は、ビス孔44が2箇所に形成されており、先端部18Aには吊り下げ棒18の端部に対して開口部を有する略U字形状に形成された係合孔45が左右対称に2箇所設けられている。また、駆動モータ22の回転軸(図示せず)には貫通孔が形成されており、貫通孔には切欠部を有する金属製のスプリングピン46が貫通して挿入されている。そして、挿入されたスプリングピン46の両端部によって駆動モータ22の回転軸に突起部を形成している。
従って、それぞれの係合孔45にスプリングピン46が位置するように基部43を回転軸に挿入し、且つビス孔44にそれぞれ固定ビス48を挿入してビス止めすることにより、吊り下げ棒18と駆動モータ22の回転軸とが互いに固定される。更に、略円形状を有するシーリング47を基部43の端部に取り付けることによって、より確実に吊り下げ棒18と駆動モータ22の回転軸とを固定する。
次に、DVD自動販売機1の制御系に係る構成について図6に基づき説明する。図6は本実施形態に係るDVD自動販売機の制御系を模式的に示すブロック図である。
制御基板55は、本実施形態にかかるDVD自動販売機1の制御手段であって、CPUと、ROMと、RAMを有している。そして、CPUがROMに記憶されているプログラムに従い作動して他の構成要素との信号の入出力を行い、DVD自動販売機1全体の動作制御を行う。
ROMは、例えば、半導体メモリ等により構成され、DVD自動販売機1の基本的な機能を実現させるためのプログラムや、DVD自動販売機1の各装置を制御するプログラム等を記憶する。
一方、RAMは、CPUにより実行された処理の結果に関するデータ等を一時的に記憶する。
一方、RAMは、CPUにより実行された処理の結果に関するデータ等を一時的に記憶する。
また、制御基板55には駆動制御回路56を介して商品搬出ユニット23A〜23Jがそれぞれ接続されている。ここで、商品搬出ユニット23A〜23Jは前記したよう吊り下げ棒18と吊り下げ棒18を軸心回りに回転させる駆動モータ22とからなり、駆動モータ22は駆動制御回路56からの駆動信号を受信することによって吊り下げ棒18を所定時間回転させる。また、駆動制御回路56は、制御基板55からの制御信号を入力すると、入力した制御信号に対応する駆動信号を駆動モータ22に対して出力する。
また、制御基板55には、商品通過口38における商品ケース3の通過を検出するセンサ発光部31及びセンサ受光部32と、吊り下げ棒18に吊り下げられた商品ケース3の位置を検出する位置検出センサ41の各種センサが接続されている。センサ受光部32は、商品通過口38に商品ケース3が通過するとその検出結果を制御基板55に対して送信する。そして、位置検出センサ41は、吊り下げ棒18に吊り下げられた商品ケース3が約3cm以内に位置した際に、それを検出する。そして、制御基板55は、センサ受光部32及び位置検出センサ41からの検出信号を受信した際には、駆動制御回路56に対して駆動モータ22の停止信号を送信する。
また、制御基板55には、商品選択部12、ユニット選択ボタン28A、順回転ボタン28B、逆回転ボタン28C(図1乃至図3参照)がそれぞれ接続されている。そして、制御基板55は各ボタンの押下等により出力される操作信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。具体的には、利用者の操作情報が入力されたことを受けて供給される入力信号、並びに、ROM、RAMに記憶されたデータやプログラムに基づいて、各種の処理を実行し、その結果を駆動制御回路56に送信する。
また、制御基板55には、カード読書部63と、紙幣識別装置57と、コインセレクタ58と、コインカウンタ59と、ホッパー駆動回路60及びホッパー61が接続されている。
カード読書部63は、カード投入口15より投入されたプリペイドカード等の貨幣価値を有するカードの現在の残高を記憶領域(例えば、ICチップや磁気帯)より読み取り、制御基板55に出力するとともに、商品を購入した際には購入した商品の価格が差し引かれた残高をカードの記憶領域に上書きする。
紙幣識別装置57は、紙幣投入口13から投入された紙幣の真贋判定及び金種判定を行い、その結果を示す信号を制御基板55に出力するとともに、投入された紙幣を保管するストッカ(図示せず)を有している。また、コインセレクタ58は硬貨投入口14より投入された硬貨の真贋判定及び選別を行い、選別された硬貨をストッカに保管する。また、コインカウンタ59は、コインセレクタ58によって選別された硬貨ごとに枚数を計測し、計測結果を制御基板55に出力する。
ホッパー駆動回路60は制御基板55の制御に従ってホッパー61を駆動させる。そして、ホッパー61はホッパー駆動回路60から入力されたつり銭情報に対応した金額の金銭を返却口6に排出する。
カード読書部63は、カード投入口15より投入されたプリペイドカード等の貨幣価値を有するカードの現在の残高を記憶領域(例えば、ICチップや磁気帯)より読み取り、制御基板55に出力するとともに、商品を購入した際には購入した商品の価格が差し引かれた残高をカードの記憶領域に上書きする。
紙幣識別装置57は、紙幣投入口13から投入された紙幣の真贋判定及び金種判定を行い、その結果を示す信号を制御基板55に出力するとともに、投入された紙幣を保管するストッカ(図示せず)を有している。また、コインセレクタ58は硬貨投入口14より投入された硬貨の真贋判定及び選別を行い、選別された硬貨をストッカに保管する。また、コインカウンタ59は、コインセレクタ58によって選別された硬貨ごとに枚数を計測し、計測結果を制御基板55に出力する。
ホッパー駆動回路60は制御基板55の制御に従ってホッパー61を駆動させる。そして、ホッパー61はホッパー駆動回路60から入力されたつり銭情報に対応した金額の金銭を返却口6に排出する。
更に、制御基板55には、紙幣投入口13及び硬貨投入口14から投入された投入金額を表示する金額表示部10と、ユニット選択ボタン28Aにより選択された商品搬出ユニット23A〜23Jに対応する番号「1」〜「10」を表示する選択ユニット表示部29と、フラッパー25の裏面に取り付けられ、商品ケース3及び商品名等が記載されたプレートに光を照射して明るく照らす照明ライト77と、図示しない外部機器と通信を行うための外部I/Fユニット62が接続されている。
次に、上記のように構成されたDVD自動販売機1の商品搬出機構について図7乃至図9に基づいて説明する。図7乃至図9は本実施形態にかかるDVD自動販売機の商品搬出機構を示した模式図である。
先ず、DVD自動販売機1は、利用者によって金銭が投入されると、紙幣識別装置57により紙幣投入口13より投入された紙幣の真贋判定及び金種判定を行うとともに、その結果を示す信号を制御基板55に出力する。また、コインセレクタ58は硬貨投入口14より投入された硬貨の真贋判定及び選別を行い、コインカウンタ59がコインセレクタ58によって選別された硬貨ごとに枚数を計測し、計測結果を制御基板55に出力する。制御基板55は、送信された金銭情報より利用者が投入した金銭の額を算出し、その額を金額表示部10に表示する(例えば、「¥2000」)。
次に、利用者は、筐体2の正面パネル2Aに設けられたガラス部材4を通して商品設置スペース20に設けられた商品搬出ユニット23A〜23Jの吊り下げ棒18に吊り下げられた商品ケース3より、購入を希望するDVDが封入された商品ケース3を選択する。そして、希望する商品ケース3の直上に設けられたフラッパー25に設けられたプレート(図示せず)を参照して、希望する商品ケース3が吊り下げられた商品搬出ユニット23A〜23Jに対応する番号(「1」〜「10」のいずれか)を商品選択部12を操作して選択する。すると、商品選択部12より選択された商品搬出ユニット23A〜23Jのいずれかを示す選択情報が制御基板55に送信される。制御基板55は、送信された選択情報より、利用者が購入希望する商品ケース3が吊り下げられた商品搬出ユニット23A〜23Jを特定し、駆動制御回路56に指示信号を送信する。
そして、指示信号を受信した駆動制御回路56は、対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの駆動モータ22を駆動させ、駆動モータ22に接続された吊り下げ棒18を軸心回りに回転させる。ここで、図7に示すように吊り下げ棒18はα方向(順回転方向)に回転される。それにより、商品ケース3は螺旋凸部51により繰り出され、徐々に吊り下げ棒18の先端部18A方向へと移動する(図8参照)。
その結果、吊り下げ棒18の最も先端部18A寄りに吊り下げられていた商品ケース3が吊り下げ棒18から外れ、先端部18Aより落下する。
その結果、吊り下げ棒18の最も先端部18A寄りに吊り下げられていた商品ケース3が吊り下げ棒18から外れ、先端部18Aより落下する。
落下した商品ケース3は図9に示すように、フラッパー25によって下方に吊り下げられた商品ケース3と接触することもなく商品通過口38を通って収納部19内に収納される。その後、利用者は収納部19内に収納された商品ケース3を商品取出口7より取り出すことができる。
尚、商品ケース3が商品通過口38を通過する際に、商品通過口38に設けられたセンサ発光部31からの光が遮られ、センサ受光部32は商品ケース3が落下したことを検出する。そして、センサ受光部32は検出結果を制御基板55に送信し、制御基板55は送信された検出結果に基づいて駆動制御回路56に駆動モータ22の駆動を停止する停止信号を送る。その結果、吊り下げ棒18の回転は停止し、商品ケース3を2個以上落下させることがない。
尚、商品ケース3が商品通過口38を通過する際に、商品通過口38に設けられたセンサ発光部31からの光が遮られ、センサ受光部32は商品ケース3が落下したことを検出する。そして、センサ受光部32は検出結果を制御基板55に送信し、制御基板55は送信された検出結果に基づいて駆動制御回路56に駆動モータ22の駆動を停止する停止信号を送る。その結果、吊り下げ棒18の回転は停止し、商品ケース3を2個以上落下させることがない。
また、利用者が収納部19内の商品ケース3を取り出す際に、商品取出口7の取出口蓋34を筐体2内部方向へ回転させると、進入防止蓋36もそれに伴って回転し、端部が壁部30の平板部37に当接することによって商品通過口38を封鎖する構造になっている。それにより、商品取出口7より腕や棒等を挿入し最も下段に位置する商品搬出ユニット23I、23Jの吊り下げ棒18に吊り下げられた商品ケース3を不正に入手することを防止することができる。
一方、DVD自動販売機1は、吊り下げ棒18の回転により商品ケース3を落下させたことに基づいて、つり銭を制御基板55が算出し、その金額に対応する金銭を払い出すようにホッパー駆動回路60に指示し、ホッパー61からつり銭が返却口6に払い出される。
次に、上記のように構成されたDVD自動販売機1の商品補充機構について図10乃至図12に基づいて説明する。図10乃至図12は本実施形態にかかるDVD自動販売機の商品補充機構を示した模式図である。
先ず、DVD自動販売機1は、販売店側によってキー挿入口11に開閉キーが挿入され、所定方向に回転されると、正面パネル2Aが筐体2に対して開放される。
次に、販売店側は、仕切りパネル21に設けられたユニット選択ボタン28A(図3参照)によって、商品設置スペース20に設けられた商品搬出ユニット23A〜23Jより商品ケース3を補充する商品搬出ユニット23A〜23Jを指定する。尚、現在指定されている商品搬出ユニット23A〜23Jに対応する番号(「1」〜「10」のいずれか)が選択ユニット表示部29に表示され、販売店側は、ユニット選択ボタン28Aを押す毎に「1」→「2」→「3」→・・・の順で番号を切り換えて、商品搬出ユニット23A〜23Jを指定する。その後、逆回転ボタン28Cを押下する。
すると、ユニット選択ボタン28Aより選択された商品搬出ユニット23A〜23Jのいずれかを示す選択情報と逆回転を行う回転情報が制御基板55に送信される。制御基板55は、送信された選択情報と回転情報より、補充を行う商品ケース3が吊り下げられた商品搬出ユニット23A〜23Jを特定し、駆動制御回路56に逆回転を行う旨の指示信号を送信する。
次に、販売店側は、仕切りパネル21に設けられたユニット選択ボタン28A(図3参照)によって、商品設置スペース20に設けられた商品搬出ユニット23A〜23Jより商品ケース3を補充する商品搬出ユニット23A〜23Jを指定する。尚、現在指定されている商品搬出ユニット23A〜23Jに対応する番号(「1」〜「10」のいずれか)が選択ユニット表示部29に表示され、販売店側は、ユニット選択ボタン28Aを押す毎に「1」→「2」→「3」→・・・の順で番号を切り換えて、商品搬出ユニット23A〜23Jを指定する。その後、逆回転ボタン28Cを押下する。
すると、ユニット選択ボタン28Aより選択された商品搬出ユニット23A〜23Jのいずれかを示す選択情報と逆回転を行う回転情報が制御基板55に送信される。制御基板55は、送信された選択情報と回転情報より、補充を行う商品ケース3が吊り下げられた商品搬出ユニット23A〜23Jを特定し、駆動制御回路56に逆回転を行う旨の指示信号を送信する。
そして、指示信号を受信した駆動制御回路56は、対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの駆動モータ22を駆動させ、駆動モータ22に接続された吊り下げ棒18を軸心回りに回転させる。ここで、図10に示すように吊り下げ棒18はα方向(図7)と逆方向であるβ方向(逆回転方向)に回転される。それにより、商品ケース3は螺旋凸部51により繰り出され、徐々に駆動モータ22方向へと移動する(図11参照)。
その際、吊り下げ棒が回転する速度は本実施形態においては1回転/秒であり、逆回転ボタン28Cが押下されるたびに2秒間回転する。
その際、吊り下げ棒が回転する速度は本実施形態においては1回転/秒であり、逆回転ボタン28Cが押下されるたびに2秒間回転する。
その結果、逆回転ボタン28Cが押下されると、吊り下げ棒18の最も先端部18A寄りに吊り下げられていた商品ケース3が2回転分(螺旋溝50の2ピッチ分)だけ駆動モータ22側に移動し、商品ケース3を吊り下げる為のスペースが吊り下げ棒18に形成される。
従って、販売店側は形成されたスペースに新たな商品ケース3を吊り下げることによって商品ケースの補充が可能となる。更に、続けて逆回転ボタン28Cを押下すると、吊り下げられていた商品ケース3が2回転分(螺旋溝50の2ピッチ分)だけ駆動モータ22側に移動し、次の商品ケース3を補充することが可能となる。以上の操作を繰り返すことによってDVD自動販売機1の商品ケース3の補充が可能となる。
従って、販売店側は形成されたスペースに新たな商品ケース3を吊り下げることによって商品ケースの補充が可能となる。更に、続けて逆回転ボタン28Cを押下すると、吊り下げられていた商品ケース3が2回転分(螺旋溝50の2ピッチ分)だけ駆動モータ22側に移動し、次の商品ケース3を補充することが可能となる。以上の操作を繰り返すことによってDVD自動販売機1の商品ケース3の補充が可能となる。
また、最も駆動モータ22に近接した位置に吊り下げられた商品ケース3が、駆動モータ22に設けられた位置検出センサ41の3cm以内まで到達すると、位置検出センサ41により検出される。そして、位置検出センサ41は検出結果を制御基板55に送信し、制御基板55は送信された検出結果に基づいて駆動制御回路56に駆動モータ22の駆動を停止する停止信号を送る。その結果、吊り下げ棒18の回転は停止し、それ以上逆回転ボタン28Cを押下しても吊り下げ棒18が回転されることがない。従って、商品ケース3が最大まで補充された場合(図12参照)に、それ以上吊り下げ棒18を回転させることがないので、商品ケース3を一の吊り下げ棒18の吊り下げ許容量(本実施形態では10個)を越えて吊り下げることがなく、駆動モータ22に商品ケースが接触する虞もない。
尚、必要があるときは、販売店側は順回転ボタン28Bを押下することによって吊り下げ棒18をα方向(順回転方向)に回転させ、吊り下げた商品ケース3を吊り下げ棒18の先端部18A方向へと移動させることも可能である。
以上説明した通り本実施形態に係るDVD自動販売機1では、ユニット選択ボタン28Aによって、商品設置スペース20に設けられた商品搬出ユニット23A〜23Jより商品ケース3を補充する商品搬出ユニット23A〜23Jを指定し、逆回転ボタン28Cを押下することによって、駆動制御回路56は、対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの駆動モータ22を駆動させ、駆動モータ22に接続された吊り下げ棒18を軸心回りにβ方向(逆回転方向)に2秒間回転する。それにより、商品ケース3は螺旋凸部51により繰り出され、駆動モータ22方向へと移動し、商品ケース3を吊り下げる為のスペースが吊り下げ棒18に形成される。そして、販売店側は形成されたスペースに新たな商品ケース3を吊り下げることによって商品ケースの補充が可能となるので、商品ケース3を補充する際に手作業で商品ケース3を一個ずつ吊り下げ棒18の奥へ吊り下げる必要がなく、商品ケース3を容易に、且つ短時間で効率よく補充することが可能である。
また、最も駆動モータ22に近接した位置に吊り下げられた商品ケース3が、駆動モータ22に設けられた位置検出センサ41の3cm以内まで到達すると、位置検出センサ41により検出し、それ以上逆回転ボタン28Cを押下しても吊り下げ棒18が回転されることがないので、商品ケース3を一の吊り下げ棒18の吊り下げ許容量(本実施形態では10個)を越えて吊り下げることがなく、駆動モータ22に商品ケースが接触する虞もない。
また、最も駆動モータ22に近接した位置に吊り下げられた商品ケース3が、駆動モータ22に設けられた位置検出センサ41の3cm以内まで到達すると、位置検出センサ41により検出し、それ以上逆回転ボタン28Cを押下しても吊り下げ棒18が回転されることがないので、商品ケース3を一の吊り下げ棒18の吊り下げ許容量(本実施形態では10個)を越えて吊り下げることがなく、駆動モータ22に商品ケースが接触する虞もない。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態においては逆回転ボタン28Cが押下される毎に2秒間(2回転)ずつ吊り下げ棒18を逆回転方向(図10、β方向)に回転することとしているが、逆回転ボタン28Cが押下されると、2秒間隔で逆回転と停止を繰り返すように駆動モータ22を制御しても良い。図13は他の実施形態にかかるDVD自動販売機の制御基板による駆動モータの制御機構を示した図である。
図13に示すように、制御基板55は逆回転ボタン28Cが押下されると、送信された情報より、補充を行う商品ケース3が吊り下げられた商品搬出ユニット23A〜23Jを特定し、駆動制御回路56に逆回転を行う旨の指示信号を送信する。
そして、指示信号を受信した駆動制御回路56は、対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの駆動モータ22を駆動させ、駆動モータ22に接続された吊り下げ棒18を軸心回りに2秒間隔によりβ方向(逆回転方向)に回転させる。
従って、販売店側は、吊り下げ棒18の回転が停止される2秒間に商品ケース3を吊り下げ棒18に吊り下げることによって、逆回転ボタン28Cを何度も操作することなく更に効率よく商品を補充することが可能となる。また、最も駆動モータ22に近接した位置に吊り下げられた商品ケース3が、駆動モータ22に設けられた位置検出センサ41の3cm以内まで到達すると、駆動モータの電源をOFFにして吊り下げ棒18の回転を停止させるので、商品ケース3を一の吊り下げ棒18の吊り下げ許容量(本実施形態では10個)を越えて吊り下げることがなく、駆動モータ22に商品ケースが接触する虞もない。
例えば、本実施形態においては逆回転ボタン28Cが押下される毎に2秒間(2回転)ずつ吊り下げ棒18を逆回転方向(図10、β方向)に回転することとしているが、逆回転ボタン28Cが押下されると、2秒間隔で逆回転と停止を繰り返すように駆動モータ22を制御しても良い。図13は他の実施形態にかかるDVD自動販売機の制御基板による駆動モータの制御機構を示した図である。
図13に示すように、制御基板55は逆回転ボタン28Cが押下されると、送信された情報より、補充を行う商品ケース3が吊り下げられた商品搬出ユニット23A〜23Jを特定し、駆動制御回路56に逆回転を行う旨の指示信号を送信する。
そして、指示信号を受信した駆動制御回路56は、対応する商品搬出ユニット23A〜23Jの駆動モータ22を駆動させ、駆動モータ22に接続された吊り下げ棒18を軸心回りに2秒間隔によりβ方向(逆回転方向)に回転させる。
従って、販売店側は、吊り下げ棒18の回転が停止される2秒間に商品ケース3を吊り下げ棒18に吊り下げることによって、逆回転ボタン28Cを何度も操作することなく更に効率よく商品を補充することが可能となる。また、最も駆動モータ22に近接した位置に吊り下げられた商品ケース3が、駆動モータ22に設けられた位置検出センサ41の3cm以内まで到達すると、駆動モータの電源をOFFにして吊り下げ棒18の回転を停止させるので、商品ケース3を一の吊り下げ棒18の吊り下げ許容量(本実施形態では10個)を越えて吊り下げることがなく、駆動モータ22に商品ケースが接触する虞もない。
また、本実施形態においては、商品通過口38にセンサ発光部31とセンサ受光部32を設け、各センサにより商品の落下を検出し、同時に2個以上の商品が落下することを防止しているが、商品ケース3を螺旋溝50の所定ピッチ(例えば、3ピッチ)ごとに吊り下げ、商品を落下させる際に吊り下げ棒18を所定回数分(例えば、3回転)のみ回転させて、同時に2個以上の商品が落下することを防止するようにしてもよい。
更に、本実施形態においては、吊り下げ棒18を有する商品搬出ユニット23A〜23Jは10個設けられているが、その数は10個に限られることはない。また、各商品搬出ユニット23A〜23Jにおいては、各吊り下げ棒18を回転させる駆動モータ22を吊り下げ棒18の数だけ設けているが、一の駆動モータ22により各吊り下げ棒18を回転させるように構成しても良い。
1 DVD自動販売機
2 筐体
3 商品ケース
18 吊り下げ棒
22 駆動モータ
28C 逆回転ボタン
41 位置検出センサ
50 螺旋溝
55 制御基板
56 駆動制御回路
2 筐体
3 商品ケース
18 吊り下げ棒
22 駆動モータ
28C 逆回転ボタン
41 位置検出センサ
50 螺旋溝
55 制御基板
56 駆動制御回路
Claims (4)
- 複数個の商品を収納する筐体と、
軸心に沿って螺旋状に形成された螺旋溝を有するとともに、前記商品を筐体内部で複数個吊り下げて支持可能な吊り下げ棒と、
前記吊り下げ棒を軸心回りに回転させる駆動手段と、を有する自動販売機において、
前記駆動手段による前記吊り下げ棒の回転方向を制御する駆動制御手段を備え、
前記駆動制御手段は前記吊り下げ棒を、吊り下げ棒に吊り下げられた前記商品が吊り下げ棒の長さ方向に沿って一方に移動する所定回転方向、又は商品が吊り下げ棒の長さ方向に沿って他方に移動する前記所定回転方向の逆回転方向に回転させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする自動販売機。 - 駆動開始スイッチを有し、
前記駆動制御手段は、前記駆動開始スイッチを押下された後の所定時間に前記吊り下げ棒を逆回転方向に回転させるように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。 - 前記駆動制御手段は、前記吊り下げ棒が所定間隔で逆回転方向の回転を行うように前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売機。
- 前記吊り下げ棒に吊り下げられた商品の位置を検出する位置検出センサを有し、
前記駆動制御手段は、前記位置検出センサの検出結果に基づいて前記駆動手段の駆動を停止させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動販売機。
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Cited By (1)
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KR20220042069A (ko) * | 2022-01-25 | 2022-04-04 | 이덕규 | 자동판매장치 |
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2004
- 2004-06-11 JP JP2004173869A patent/JP2005352841A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220042069A (ko) * | 2022-01-25 | 2022-04-04 | 이덕규 | 자동판매장치 |
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Legal Events
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Effective date: 20070607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080123 |