JP2005351733A - 検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短時間で高精度の欠陥検出を行える検査方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 機械部品10の表面の欠陥を検出する検査方法であって、機械部品10に基準線をマーキングする工程と、機械部品10の表面の被検査領域のレプリカフィルム14を取得する工程と、取得したレプリカフィルム14の凹凸分布データを測定する工程と、レプリカフィルム14の凹凸分布データと欠陥のない対象のレプリカフィルムを用いてあらかじめ測定された参照凹凸分布データとの差に基づいて欠陥を検出し、レプリカフィルム14における欠陥の分布を求める工程と、被検査領域と基準線12との位置関係に基づいて、レプリカフィルム14における欠陥分布を被検査対象の座標系における欠陥分布に変換する工程とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機械部品等の欠陥を非破壊で検査する方法に関する。
各種の機械部品は、長時間の使用、熱的・力学的繰り返し荷重の付加等により、疲労損傷が生じる。例えば、旅客用航空機の車軸は、離発着の度に繰り返し荷重が付加され、疲労損傷が蓄積され、やがては表面に亀裂を生じる。これを放置しておくと亀裂が進展して、車軸が折れるなど重大な事故を引き起こす可能性がある。従って、如何に早期に亀裂を非破壊で検出するかが重要な課題である。
機械部品に発生する非破壊検査方法としては、磁粉探傷法や染色浸透法、超音波探傷法などが用いられている。これらの方法は簡便な方法であるが、いずれもμmサイズ以上の亀裂を検出できる程度であり、寿命予測などの解析データとしては精度が不十分であった。そのため、機械部品の寿命を保証するためには頻繁な検査が必要であった。
また、微小亀裂を測定する方法として、特許文献1に示すようなレプリカ法も従来から知られていた。特許文献1に記載された方法では、まず、被検査材料に写真用の乳剤を塗布し、その表面に軟化させた希硫酸水溶液に浸したレプリカ用プラスチック膜を押貼する。そして、表面形状が転写されたプラスチック膜を材料表面より剥離し、走査形電子顕微鏡に装着し、プラスチック膜の二次電子像を取得することにより、材料表面の形状を分析する。このレプリカ法によれば、0.1μm程度のサイズの欠陥も測定可能である。
特開平2−222157号公報(2頁)
しかし、特許文献1に記載された方法では、採取したレプリカを走査形電子顕微鏡等の顕微鏡で観察するが、顕微鏡の視野の面積は2×10-2mm2程度と小さく、例えば数千mm2におよぶ検査領域全体を観察する場合、一視野あたり1秒で観察したとしても、およそ3000時間要する。これを解決するため、事前に磁粉探傷法や染色浸透法、超音波探傷法などの精度の低い方法で検査領域全体の検査を行って、その結果からレプリカ法で再検査すべき箇所を限定してレプリカ法を実施する方法も考えられる。しかし、この方法によると、マクロなサイズの欠陥の先端部分にある0.1μmサイズの微小な欠陥は検出可能であるが、全体が1μm以下のサイズの欠陥で構成されている欠陥は、事前の低精度の検査で検出されないので見過ごされてしまうことになる。
本発明は上記課題に鑑み、短時間で高精度の欠陥検出を行える検査方法を提供することを目的とする。
本発明の検査方法は、被検査対象の表面の欠陥を検出する検査方法であって、前記被検査対象に基準マークをマーキングする工程と、前記被検査対象の表面の被検査領域のレプリカを取得する工程と、取得したレプリカの凹凸分布データを測定する工程と、前記レプリカの凹凸分布データと欠陥のない対象のレプリカを用いてあらかじめ測定された参照凹凸分布データとの差に基づいて欠陥を検出し、前記レプリカにおける前記欠陥の分布を求める工程と、前記被検査領域と前記基準マークとの位置関係に基づいて、前記レプリカにおける欠陥分布を前記被検査対象の座標系における欠陥分布に変換する工程とを備える。
このように被検査対象のレプリカの凹凸分布データと、あらかじめ測定された参照凹凸分布データとの差に基づいて欠陥を検出することにより、レプリカの画像を人間が確認せずに欠陥を検出でき、短時間で高精度な欠陥検出を行うことができる。そして、検出された欠陥のレプリカにおける分布を、レプリカを取得した被検査領域と基準マークとの位置関係に基づいて、被検査対象の座標系における欠陥分布に変換することにより、被検査対象の欠陥を容易に把握できる。
上記検査方法において、前記凹凸分布データを測定する工程は、前記被検査対象から取得した複数のレプリカを並べ、前記複数のレプリカの凹凸分布データを連続して測定してもよい。
このように複数のレプリカを並べて凹凸分布データを測定することにより、広い被検査領域の凹凸分布データを円滑に取得できる。
上記検査方法において、前記凹凸分布データを測定する工程は、前記レプリカに光または荷電粒子ビームを照射する工程と、前記レプリカから放出される光または荷電粒子を検出する工程とを備えてもよい。
このように光または荷電粒子ビームを照射したときに放出される光または荷電粒子を検出することにより、精度の高い測定を行える。
上記検査方法において、前記レプリカを取得する工程は、前記被検査領域にレプリカフィルムを溶解する溶剤を付す工程と、前記溶剤を付した被検査領域にレプリカフィルムを貼付する工程と、前記レプリカフィルムを前記被検査領域から剥離する工程とを備えてもよい。
このようにレプリカフィルムを溶解する溶剤を付しておくことにより、貼付されたレプリカフィルムが溶解して亀裂等の欠陥にレプリカフィルムが浸透しやすくなる。
上記検査方法は、前記レプリカフィルムを貼付する工程の後に、前記レプリカフィルムに超音波振動を加える工程を備えてもよい。
このように超音波振動を加えることにより、微小な欠陥にレプリカフィルムが深く浸透するので、微細な欠陥を精度良く複製したレプリカが得られ、検査精度を高めることができる。
上記検査方法は、前記レプリカフィルムを貼付する工程の後に、前記レプリカフィルムに50℃以上の熱を加える工程を備えてもよい。
このように熱を加えることにより、微小な欠陥にレプリカフィルムが深く浸透するので、微細な欠陥を精度良く複製したレプリカが得られ、検査精度を高めることができる。
上記検査方法において、前記溶剤を付す工程では、直径10nm以下の金属微粒子を混入した溶剤を前記被検査領域に付してもよい。
このように溶剤に金属微粒子を混入することにより、レプリカフィルムに導電性を与え、荷電粒子プローブを用いた検査において誤検出の原因となるレプリカ表面の帯電を低減できる。
上記検査方法において、前記レプリカフィルムを貼付する工程では、直径10nm以下の金属微粒子を混入したレプリカフィルムを前記被検査領域に貼付してもよい。
このように金属微粒子を混入したレプリカフィルムを用いることにより、レプリカフィルムに導電性を与え、荷電粒子プローブを用いた検査において誤検出の原因となるレプリカ表面の帯電を低減できる。
本発明によれば、被検査対象のレプリカの凹凸分布データとあらかじめ測定された参照凹凸分布データとの差に基づいて欠陥を検出することにより、短時間で高精度な欠陥検出を行うことができる。また、検出された欠陥のレプリカにおける分布を、被検査対象の座標系における欠陥分布に変換することにより、被検査対象の欠陥分布を容易に把握できる。
以下、本発明の実施の形態の検査方法について図面を用いて説明する。
図1(a)〜図1(c)は、本発明の第1の実施の形態の検査方法を説明するための図である。第1の実施の形態では、機械部品の表面の欠陥を検出する検査方法について説明する。
第1の実施の形態の検査方法では、図1(a)に示すように被検査対象である機械部品10に基準線12をマーキングする。この基準線12と検査領域の位置関係により、機械部品10の座標系(z,r,θ)における検査領域の位置を規定できる。このとき、マーキングした基準線12をもとに機械部品10の座標系(z,r,θ)を設定してもよい。
基準線12をマーキングした後、機械部品10の被検査領域の表面全体を例えば研磨テープなどを用いて鏡面に研磨する。続いて、機械部品10の表面の被検査領域のレプリカを取得する。本実施の形態では、機械部品10の被検査領域を複数のレプリカフィルム14a〜14eによってカバーする。以下の説明では、レプリカフィルム14a〜14eを総称してレプリカフィルム14という。
図2(a)〜図2(f)は、レプリカフィルム14を取得する工程を説明するための図である。ここでは、図2(a)に示す機械部品10の表面のレプリカフィルム14を作成する例について説明する。図2(b)〜図2(e)は、図2(a)のB−B断面図である。まず、図2(b)に示すように、酢酸メチルやアセトンなどの溶剤20を機械部品10の表面に塗布し、その上から1cm2程度にカットしたアセチルセルロースフィルムなどのレプリカフィルム14を貼付する(図2(c)参照)。具体的には、レプリカフィルム14と機械部品10の表面との間に気泡が入らないように、ピンセット等を用いて丁寧に貼り付け、表面に密着させる。これにより、アセチルセルロースフィルムの表面が溶けて、機械部品10の表面に欠陥10aがある場合には、図2(d)に示すように欠陥10aにアセチルセルロースフィルムが入り込む。アセチルセルロースフィルムが乾燥して固化すると、レプリカフィルム14に機械部品10の表面が複製される。レプリカフィルム14が乾燥したら、ピンセット等を用いて、図2(e)に示すようにレプリカフィルム14を機械部品10の表面からゆっくりと剥がすことにより、レプリカフィルム14が得られる(図2(f)参照)。
続いて、剥がしたレプリカフィルム14を平滑なガラス板で挟み、40〜80℃、好ましくは50〜70℃、さらに好ましくは60℃程度で5分間加熱し、レプリカフィルム14を軟化させてガラス板の平滑な表面になじませてから室温まで冷却する。この操作により、レプリカフィルム14のカールを防止できる。
上記のように手順により得られたレプリカフィルム14を、図1(b)に示すように、平らな基板16の上にレプリカ採取面を上にして載置し、粘度の低い接着剤等を用いて貼り付ける。また、レプリカフィルム14を載置する基板16には、所定の端辺や端部に基準点18がマーキングされている。各基準点18に合わせてレプリカフィルム14を載置することにより、レプリカフィルム14の座標系と機械部品の座標系(z,r,θ)を容易に対応させることができる。
次に、明視野光学顕微鏡、暗視野光学顕微鏡、走査光学顕微鏡、写真投影電子顕微鏡などの原理を用いて、基板16に貼り付けられたレプリカフィルム14の凹凸分布データを取得する。そして、取得した凹凸分布データを、欠陥がない検査対象から取得したレプリカフィルム14の参照凹凸分布データと比較することによって、各レプリカフィルム14における欠陥10aの位置座標を求める。このとき欠陥10aの大きさや形状等を求めてもよい。
続いて、レプリカフィルム14を取得した被検査領域と機械部品10の基準線12との位置関係から、各レプリカフィルム14における欠陥10aの分布データを被検査対象の座標系(z,r,θ)における欠陥10aの分布データに変換する。レプリカフィルム14a〜14eごとに変換処理を行うこともできるが、本実施の形態では、レプリカフィルム14a〜14eが基板16の各基準点18に合わせて載置されているので、基板16の座標系における欠陥分布から直接に機械部品の座標系(z,r,θ)に変換する。
さらに、欠陥10aの大きさや形状のデータを取得している場合には、様々な統計的処理を行うことが可能である。例えば、欠陥10aのサイズごとの度数分布や座標を求めることも可能である。そして、機械部品10の座標系におけるデータに基づいて、図1(c)に示すように欠陥検査の結果をビジュアル的に表示する。
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態の検査方法によれば、機械部品10のレプリカの凹凸分布データと、あらかじめ測定された参照凹凸分布データとの差に基づいて欠陥10aを検出することにより、レプリカの画像を人間が確認せずに欠陥10aを検出でき、短時間で高精度に欠陥10aを検出できる。
また、検出された欠陥10aのレプリカにおける分布を、機械部品10のレプリカを取得した被検査領域と基準線12との位置関係に基づいて、機械部品10の座標系(z,r,θ)における欠陥10aの分布に変換することにより、被検査対象の欠陥10aを容易に把握できる。
次に、本発明の第2の実施の形態の検査方法について説明する。第2の実施の形態の検査方法は、第1の実施の形態の検査方法の各工程に加えて、レプリカフィルム14を加熱する工程を備える。
図3は、第2の実施の形態の検査方法について説明するための図である。第2の実施の形態の検査方法においては、機械部品10の表面にレプリカフィルム14を貼り付けた後に、図3(a)に示すようにレプリカフィルム14に熱を加える。ここで加える熱は、30℃以上、好ましくは40℃以上、さらに好ましくは50℃以上である。
第2の実施の形態では、レプリカフィルム14に熱を加えることにより、溶剤20によって溶けたレプリカフィルム14の隙間浸透力が向上し、図3(b)に示すように溶けたレプリカフィルム14が微小な隙間に入り込む。これにより、図3(c)に示すように、欠陥10aの深さdの測定精度が高いレプリカフィルム14を取得でき、精度の高い欠陥検査を行うことができる。
また、第2の実施の形態では、レプリカフィルム14の隙間浸透力を高めるために、レプリカフィルム14に熱を加えたが、熱を加える代わりに超音波振動を加えてもよい。図4(a)に示すように、機械部品10の表面に貼り付けたレプリカフィルム14に超音波振動を加えることにより、溶剤20によって溶けたレプリカフィルム14が欠陥10aの奥まで浸透する(図4(b)参照)。これにより、図4(c)に示すように、欠陥10aの深さdの測定精度が高いレプリカフィルム14を取得できる。
次に、本発明の第3の実施の形態の検査方法について説明する。第3の実施の形態の検査方法は、レプリカフィルム14を取得する工程が第1の実施の形態の検査方法と異なる。また、第3の実施の形態では、レプリカフィルム14の凹凸分布を検出するために、荷電粒子プローブを用いた検査装置を用いる。
図5(a)〜図5(e)は、第3の実施の形態においてレプリカフィルム14を取得する工程を説明するための図である。第3の実施の形態では、まず、図5(a)に示すように金属微粒子22が混入された溶剤20を機械部品10の表面に塗布する。溶剤20に含まれる金属微粒子22の大きさは、直径が20nm以下、好ましくは15nm以下、さらに好ましくは10nm以下である。例えば、C、Agなとのナノ微粒子22を溶剤20に配合する。次に、図5(b)に示すように、溶剤20の上からレプリカフィルム14を貼付すると、レプリカフィルム14は溶剤20によって溶け(図5(c)参照)、欠陥10aの内部に浸透する。レプリカフィルム14が乾燥した後、レプリカフィルム14を機械部品10の表面から剥離することにより(図5(d)参照)、機械部品10の表面のレプリカが得られる(図5(e)参照)。ここで得られるレプリカの表面には溶剤20に含まれていた金属微粒子22が存在する。これにより、レプリカフィルム14の表面は導電性を有する。レプリカフィルム14表面に付与される導電性の割合は、面抵抗で109Ω□以下、好ましくは108Ω□以下、さらに好ましくは107Ω□以下である。
第3の実施の形態の検査方法では、レプリカフィルム14表面に導電性を付与することにより、荷電粒子プローブを用いた検査において誤検出の原因となる帯電を防止できる。
上記した第3の実施の形態では、レプリカフィルム14の表面に導電性を持たせるために、金属微粒子22を混入した溶剤20を用いる例について説明したが、別の方法を用いてもよい。
図6(a)〜図6(e)は、第3の実施の形態の変形例を説明するための図である。この例では、図6(a)に示すように機械部品10の表面に溶剤20を塗布し、図6(b)に示すように溶剤20の上からレプリカフィルム14を貼付する。ここで貼付するレプリカフィルム14の材料は、C、Agなどのナノ微粒子22が配合されたアセチルセルロースである。レプリカフィルム14を貼付すると、上記した実施の形態と同様に、貼付されたレプリカフィルム14が溶剤20によって溶けて欠陥10aに浸透する(図6(c)参照)。そして、レプリカフィルム14が乾燥したら、レプリカフィルム14を機械部品10の表面から剥離することによって(図6(d)参照)、機械部品10の表面を複製したレプリカフィルム14が得られる(図6(e)参照)。この方法によっても、レプリカフィルム14の導電性を持たせることができる。
図7は、第3の実施の形態の別の変形例を説明するための図である。図7に示すように、機械部品10の表面を複製したレプリカフィルム14の表面に金属膜24をコーティングすることによって、レプリカフィルム14に導電性を持たせてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、被検査対象のレプリカの凹凸分布データとあらかじめ測定された参照凹凸分布データとの差に基づいて欠陥を検出することにより、短時間で高精度な欠陥検出を行うことができるという効果を有し、機械部品等の欠陥を非破壊で検査する方法等として有用である。
(a)〜(c)は、第1の実施の形態の検査方法について説明するための図である。 (a)〜(f)は、レプリカフィルムを取得する工程を説明するための図である。 第2の実施の形態の検査方法を説明するための図である。 第2の実施の形態の変形例を説明するための図である。 第3の実施の形態の検査方法を説明するための図である。 第3の実施の形態の変形例を説明するための図である。 第3の実施の形態の変形例を説明するための図である。
符号の説明
10 機械部品
12 基準線
14 レプリカフィルム
16 基板
18 基準点
20 溶剤
22 金属微粒子
24 金属膜

Claims (8)

  1. 被検査対象の表面の欠陥を検出する検査方法であって、
    前記被検査対象に基準マークをマーキングする工程と、
    前記被検査対象の表面の被検査領域のレプリカを取得する工程と、
    取得したレプリカの凹凸分布データを測定する工程と、
    前記レプリカの凹凸分布データと欠陥のない対象のレプリカを用いてあらかじめ測定された参照凹凸分布データとの差に基づいて欠陥を検出し、前記レプリカにおける前記欠陥の分布を求める工程と、
    前記被検査領域と前記基準マークとの位置関係に基づいて、前記レプリカにおける欠陥分布を前記被検査対象の座標系における欠陥分布に変換する工程と、
    を備えることを特徴とする検査方法。
  2. 前記凹凸分布データを測定する工程は、
    前記被検査対象から取得した複数のレプリカを並べ、前記複数のレプリカの凹凸分布データを連続して測定することを特徴とする請求項1に記載の検査方法。
  3. 前記凹凸分布データを測定する工程は、
    前記レプリカに光または荷電粒子ビームを照射する工程と、
    前記レプリカから放出される光または荷電粒子を検出する工程と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の検査方法。
  4. 前記レプリカを取得する工程は、
    前記被検査領域にレプリカフィルムを溶解する溶剤を付す工程と、
    前記溶剤を付した被検査領域にレプリカフィルムを貼付する工程と、
    前記レプリカフィルムを前記被検査領域から剥離する工程と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の検査方法。
  5. 前記レプリカフィルムを貼付する工程の後に、前記レプリカフィルムに超音波振動を加える工程を備えることを特徴とする請求項4に記載の検査方法。
  6. 前記レプリカフィルムを貼付する工程の後に、前記レプリカフィルムに50℃以上の熱を加える工程を備えることを特徴とする請求項4に記載の検査方法。
  7. 前記溶剤を付す工程では、直径10nm以下の金属微粒子を混入した溶剤を前記被検査領域に付すことを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の検査方法。
  8. 前記レプリカフィルムを貼付する工程では、直径10nm以下の金属微粒子を混入したレプリカフィルムを前記被検査領域に貼付することを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載の検査方法。

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