JP2005351349A - 車両用発進クラッチの制御装置 - Google Patents

車両用発進クラッチの制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】湿式多板クラッチで構成される発進クラッチの冷却性を向上してクラッチ係合面の摩耗、劣化を抑制する。
【解決手段】発進クラッチを締結して発進するときにクラッチ係合面の滑りによる発熱でクラッチ温度が上昇するが、クラッチ完全締結後にアクセル開放しブレーキ操作する減速運転時にクラッチを開放操作することにより、潤滑油をクラッチ係合面に行き渡らせて効率よく放熱冷却し、クラッチ温度を許容温度以下に低減する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、車両用発進クラッチの制御装置に関し、特に、湿式クラッチの冷却技術に関する。
特許文献1には、自動変速機用の湿式クラッチにおいて、クラッチ係合時の発熱に対し、新たな潤滑油路を設けて供給油量を増大することにより、冷却効果を高めるようにしたものが開示されている。
特開2001−165196号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものでは、潤滑油量を増大することにより、冷却能力は向上するが、油量の増大によりフリクションが増大して燃費、動力性能が低下することがあった。また、発熱部であるクラッチ係合面が閉じているので、冷却効率が悪く、クラッチ内に熱がこもる現象が発生する。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、湿式のクラッチにおいて、燃費、動力性能の低下を来たすことなく、冷却性能を向上させることができる発進クラッチの制御装置を提供することを目的とする。
このため、本発明は、エンジンと駆動輪との間に設けられた湿式の車両用発進クラッチを、減速運転時に開放操作する構成とした。
本発明に係る車両用発進クラッチの制御装置によると、減速運転時に開放操作されるため、係合面が開かれた状態で潤滑油が供給されるので、冷却能力を十分に高めて、クラッチ係合面の摩耗、劣化を効果的に抑制することができ、潤滑油量を増大させることないので、燃費や動力性能の低下を伴うこともない。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す車両の構成を示す概略図である。この図に示すように、車両には、エンジン1と、このエンジン1に発進クラッチ(湿式多板クラッチ等)2を介して接続される無段変速機3とが搭載されている。エンジン1の出力軸であるクランクシャフト101は、発進クラッチ2の入力側に結合されており、無段変速機3の入力軸301は、発進クラッチ2の出力側に結合されている。無段変速機3の出力軸302は、プロペラシャフト4、ファイナルギヤ5及びディファレンシャルギヤ6を介して車輪駆動軸7及び駆動輪8に結合されている。
発進クラッチ2は、入力軸21と出力軸22とを接断する内側クラッチ板23と、入力軸21と出力軸22との間に介装される遊星ギア機構24の中間ギア24aの支軸と、クラッチケース(固定体)25とを接断する外側クラッチ板26とを備え、これら内側クラッチ板23及び外側クラッチ板26は、それぞれ油圧シリンダのピストンによって駆動されて係合状態(締結力)が制御され、エンジン1からの駆動力が所定のトルクで無段変速機3に伝達されるようになっている。そして、車両前進時は、内側クラッチ板23を開放状態から締結力を増大させていくことで前進駆動力が増大され、後進時は、外側クラッチ板26を開放状態から締結力を増大させていくことで後進駆動力が増大される。また、入力側に備えたトーショナルダンパ27により、捩れ振動が抑制される。
無段変速機3は、その入力軸301側に設けられ、有効径が可変のプライマリプーリ303と、出力軸302側有効径が可変のセカンダリプーリ304と、これらのプーリ303、304の有効径を変更させる油圧シリンダ305、306と、これらのプーリ303、304に巻回される伝達ベルト307と、を含んで構成され、(無段変速機3の)油圧シリンダ305、306の油圧が制御されることによって、プーリ比を変化させて変速比を無段階に制御可能となっている。
エンジン1の動作は、エンジンコントロールユニット(以下、「ECU」という)10によって制御され、発進クラッチ2及び無段変速機3の動作(すなわち、発進クラッチ2の係合状態、無段変速機3の変速比)は、トランスミッションコントロールユニット(以下、「TCU」という)20によって制御される。なお、EUC10とTCU20とは接続されており、互いに所定信号のやり取りが可能になっている。そして、ECU10は、これらの入力信号に基づいて、エンジン1の運転状態に応じたエンジン制御(エンジントルク制御等)を行い、TCU20は、これらの入力信号に基づいて、発進クラッチ2の油圧シリンダ、無段変速機3の油圧シリンダ305、306の油圧を制御してクラッチ制御、変速制御を行う。
また、前記TCU20は、本発明に係る発進クラッチ2の冷却制御を実行する。この発進クラッチ2の冷却制御に関わる各種センサからの検出信号として、前記ECU10には、アクセル開度APO(図示しないアクセルペダルの操作量)を検出するアクセル開度センサ31、エンジン回転速度Neを検出するエンジン回転センサ32からの検出信号が入力され、これらの信号は、ECU10からTCU20に出力される。
同じく前記TCU20には、無段変速機3の入力軸301の回転速度(プライマリプーリ303の回転速度)Ntを検出するプライマリ回転センサ41、ブレーキ操作の有無を検出するブレーキ操作検出センサ42、発進クラッチ2に供給される潤滑油の温度を検出する油温センサ43、発進クラッチ2のクラッチ係合面の温度を検出するクラッチ温度センサ44からの検出信号が入力される。
以下、本実施形態において、TCU20によって実行される発進クラッチ2の冷却制御を図2〜図8に基づいて説明する。
図2、3は、発進クラッチ2のクラッチ冷却制御を示すフローチャートである。
S1では、エンジン回転速度が所定以上であるか否かを判定し、所定以上の場合には、S2へ進む。エンジン回転速度が所定未満の場合は、発進クラッチ2がまだ開放されたままの低速状態であり、クラッチの発熱を生じないので、本フローを終了する。なお、エンジン回転速度による判定に代えて、クラッチ締結要求(要求トルク発生)の有無による判定としてもよい。
S2では、発進クラッチ2の入力軸21の回転速度(エンジン回転速度Ne)と出力軸22の回転速度(プライマリプーリ303の回転速度Nt)との速度比(Nt/Ne)が1か否かを判定する。クラッチの速度比が1でない、つまり、発進時のクラッチ締結途中でクラッチ係合面に滑りを生じていると判定されたときは、S3へ進んで、該滑りによる発熱量を算出する。
図4は、上記クラッチ係合面の滑りによる単位時間当たりの発熱量を算出するブロック図を示す。まず、発進クラッチトルクTstが、次式のようにエンジン回転速度Neの二乗に、クラッチのトルク容量τを乗じて算出される。
Tst=Ne2×τ
ここで、クラッチのトルク容量τは、図示のように前記クラッチの速度比(Nt/Ne)に基づいて、予め作成された特性マップからの検索などにより求められる。
次いで、クラッチ発熱量Hgが、次式のように前記発進クラッチトルクTstに、クラッチ入力軸と出力軸との回転速度差(エンジン回転速度Ne−プライマリプーリ回転速度Nt)、つまり、滑り回転速度ΔNを乗じて算出される。
Hg=Tst×ΔN
上記のようにしてS3で算出した発熱量を、次式のようにS4で積算することにより、クラッチの滑りによる総発熱量ΣHgを算出する。
ΣHg=ΣHg-1+Hg;ΣHg-1は、総発熱量の前回値
かかる発進時のクラッチの締結が完了すると、S2の判定でクラッチの速度比(Nt/Ne)が1となり、S5へ進む。
S5では、前記クラッチ総発熱量ΣHgが所定値以上となったか否かを判定する。
総発熱量ΣHgが所定値未満と判定されたときは、S6へ進み、クラッチ完全締結時における単位時間当たりのクラッチ放熱量Hscを算出する。
図5は、上記クラッチ完全締結時の単位時間当たりの放熱量を算出するブロック図を示す。図示のように、発進クラッチ2のクラッチ係合面の温度tcと、発進クラッチ2に供給される潤滑油温度toとの温度差(=tc−to)に基づいて、予め作成された特性マップからの検索などにより求められる。
S7では、前記クラッチの総発熱量の前回値ΣHg-1から、前記放熱量Hscを減算して総発熱量ΣHgを更新する。
このようにして、現在のクラッチ総発熱量ΣHgを算出しながら、S5の判定で総発熱量ΣHgが所定値以上と判定されたとき、クラッチを冷却する要求が発生したと判断し、S8以降へ進んで所定の減速運転時にクラッチ冷却を行う。
S8では、ブレーキ操作を行っているか以下かを判定し、S9ではアクセル操作を行っているか否かを判定する。
ブレーキ操作を行っていないとき、またはアクセル操作を行っているときには、クラッチ冷却を行う条件ではないので、S10へ進み、クラッチ開放操作中か否かを判定し、後述するクラッチ開放操作(クラッチ冷却)前は、クラッチが完全締結状態であるので、S6へ戻って完全締結時の放熱量を減算して総発熱量ΣHgを更新する。
そして、S5での判定で総発熱量が所定値以上のクラッチ冷却要求が維持されている状態で、ブレーキ操作が行われ、かつ、アクセルが開放されている所定の減速運転時に、S11以降へ進んで、クラッチ開放による冷却制御を実行する。ここで、ブレーキ操作を条件とするのは、単にアクセルを開放するエンジンブレーキ作用のみでの減速運転時にクラッチを開放してエンジン駆動力の駆動輪への伝達を遮断するとエンジンブレーキ作用が失われることによる減速性低下の影響が大きく、減速フィーリングに違和感を生じるからである。これに対し、ブレーキ操作している減速運転時であれば、ブレーキ操作によって減速しているので、クラッチを開放しても減速性の影響が小さい。
S11では、クラッチ開放処理時に作動するクラッチ開放処理タイマ作動中か否かを判定する。初めは、タイマ作動前なのでS12へ進み、まず、クラッチの必要放熱量Hnsを、次式のように現在のクラッチ総発熱量ΣHgから許容限界である発熱量上限値Hslを減算して算出する。
Hns=ΣHg−Hsl
S13では、前記クラッチの必要放熱量Hnsと、現在(クラッチ開放処理開始時)のクラッチ係合面の温度tcと潤滑油温度toとの温度差(=tc−to)とに基づいて、クラッチ開放必要時間TMonを予め作成された特性マップからの検索などにより求める。図6は、クラッチ開放必要時間TMonを算出するブロック図を示す。
S14で、クラッチ開放処理タイマを作動し、S15で発進クラッチ2のクラッチ開放処理を開始する。なお、本実施形態における減速運転中のクラッチ開放処理は、前進用の内側クラッチ板23及び後進用の外側クラッチ板26のうち、少なくとも内側クラッチ板23を開放する処理であり、後述するその後のクラッチ締結処理は、内側クラッチ板23を締結する処理である。
上記クラッチ開放処理開始後は、S11でタイマ作動中と判定され、S12〜S14をジャンプしてS15へ進む。
S16では、クラッチ開放処理タイマの値が0になったか、つまり、クラッチ開放処理開始後に前記クラッチ開放必要時間TMonが経過したか否かを判定する。
S16でタイマの値が0になってクラッチ冷却のためのクラッチ開放処理が終了したと判定されたときは、S17へ進んで該タイマの作動を停止した後、S18へ進んでクラッチ締結処理を行う。
S19では、前記クラッチ開放処理中のクラッチの総放熱量ΣHsoを算出する。
図7は、上記クラッチの総放熱量ΣHsoを算出するブロック図を示す。
図示のように、前記クラッチ開放処理開始時のクラッチ係合面の温度tcと潤滑油温度toとの温度差(=tc−to)と、実際のクラッチ開放時間TMoとに基づいて、クラッチ開放処理中のクラッチの総放熱量ΣHsoが、予め作成された特性マップからの検索などにより求められる。
S20では、次式のようにクラッチ総発熱量の前回値ΣHg-1から、前記クラッチ開放処理中のクラッチの総放熱量ΣHsoを減算することにより、総発熱量ΣHgを更新する。
ΣHg=ΣHg-1−ΣHso
また、クラッチ開放処理中に、ブレーキ操作を解除し、またはアクセル操作を行ったときは、S10に進んでクラッチ開放操作中と判定されて、S17以降へ進み、同様にクラッチ締結処理とクラッチの総放熱量ΣHsoの算出が行われる。この場合、総放熱量ΣHsoは、必要放熱量Hnsより不足し、クラッチ締結時の総発熱量ΣHgが発熱量上限値Hsl以下に減少しないこともあるが、次回以降の減速運転時で再度クラッチ開放による放熱が行われることで、発熱量上限値Hsl以下に減少させることができる。
図8は、上記本発明に係るクラッチ冷却制御の作用を示すタイムチャートである。
図示のように、発進クラッチ2を締結しつつ車両を発進する際に、クラッチ係合面の滑りによりクラッチ温度(総発熱量)が急速に上昇する(図示A)。
クラッチ速度比=1となる完全締結後は、潤滑油による放熱により温度低下するが、該完全締結時の放熱量は小さいので温度低下は緩やかであり、そのままでは許容温度(発熱量上限値)を上回る状態が長時間維持される(図示B)。
しかし、本発明では、アクセルを開放しブレーキを操作する通常の減速運転を行うと、クラッチ開放処理が行われ、開かれたクラッチ係合面に潤滑油が行き渡って十分な方熱冷却が行われるので、短時間で急速に温度を許容温度(発熱量上限値)以下に低下させることができる(図示C)。
所定時間クラッチを開放した後、クラッチを締結する。その際に、クラッチ係合面の滑り作用によって温度上昇するが、発進時に比較して走行後の滑り速度は小さいので温度上昇は小さく、予め温度上昇分を見込んで必要放熱量、クラッチ開放必要時間を設定しておくことにより、完全締結後のクラッチ温度を許容温度(発熱量上限値)以下に維持することができる(図示D)。
また、減速運転時にクラッチ開放を行って冷却している途中で、減速運転が解除された場合でも、上述したように、その後の減速運転時でクラッチ開放による冷却を繰り返すことにより、許容温度(発熱量上限値)以下に低下させることができる。
以上のように、減速運転時にクラッチ開放処理を行うことにより、冷却能力を十分に高めてクラッチ係合面の摩耗、劣化を効果的に抑制することができる。また、潤滑油量を増大させることないので、燃費や動力性能の低下を伴うこともない。
また、クラッチ開放による冷却を、ブレーキ操作する減速運転に限定して行い、単にアクセル開放するだけでは、クラッチ開放しないようにしたので、エンジンブレーキ解除による減速性変化の違和感を伴うこともなく、良好な減速フィーリングを維持できる。
本発明の一実施形態を示す車両の概略構成図である。 発進クラッチの冷却制御を示すフローチャート1である。 同じく発進クラッチの冷却制御を示すフローチャート2である。 同上冷却制御における単位時間当たりのクラッチ発熱量を算出するブロック図である。 同上冷却制御におけるクラッチ完全締結時の単位時間当たりの放熱量を算出するブロック図である。 同上冷却制御における減速運転時のクラッチ開放必要時間を算出するブロック図である。 同上冷却制御におけるクラッチ開放中の総放熱量を算出するブロック図である。 同上冷却制御時の変化を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…エンジン、2…発進クラッチ、3…無段変速機、101…クランクシャフト、301…プライマリプーリ、302…セカンダリプーリ、10…エンジンコントロールユニット(ECU)、20…トランスミッションコントロールユニット(TCU)、21…発進クラッチ入力軸、22…発進クラッチ出力軸、23…内側クラッチ板、26…外側クラッチ板、31…アクセルセンサ、32…エンジン回転センサ、41…プライマリ回転センサ、42…ブレーキ操作検出センサ、43…油温センサ、44…クラッチセンサ

Claims (10)

  1. エンジンと駆動輪との間に設けられた湿式の発進クラッチを、減速運転時に開放操作することを特徴とする。
  2. クラッチの発熱状態に基づいて、前記減速運転時のクラッチ開放操作の実行を判断することを特徴とする請求項1に記載の発進クラッチの制御装置。
  3. クラッチの総発熱量を算出し、該総発熱量が所定値を超えたときに前記減速運転時のクラッチ開放操作を実行することを特徴とする請求項2に記載の発進クラッチの制御装置。
  4. 前記クラッチの総発熱量は、クラッチ締結途中の発熱量とクラッチ完全締結時の放熱量との収支で算出されることを特徴とする請求項3に記載の発進クラッチの制御装置。
  5. 前記クラッチ締結途中の発熱量は、クラッチの入力側及び出力側の回転速度と、クラッチ容量係数とに基づいて算出することを特徴とする請求項4に記載の発進クラッチの制御装置。
  6. 前記クラッチ完全締結時の放熱量は、クラッチに供給される潤滑油の温度とクラッチ摩擦面温度との温度差に基づいて算出することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の発進クラッチの制御装置。
  7. 前記クラッチ開放操作を実行する減速運転時は、ブレーキ操作による減速運転時であることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の発進クラッチの制御装置。
  8. 前記減速運転中のクラッチ開放必要時間を、クラッチ開放処理開始時におけるクラッチ発熱状態に基づいて算出することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の発進クラッチの制御装置。
  9. 前記減速運転中のクラッチ開放必要時間を、クラッチ開放処理開始時における総発熱量から発熱量上限値を減算した必要放熱量と、クラッチに供給される潤滑油の温度とクラッチ摩擦面温度との温度差と、に基づいて算出することを特徴とする請求項8に記載の発進クラッチの制御装置。
  10. 前記クラッチ開放終了時に、クラッチ開放時間と、クラッチ開放処理開始時におけるクラッチに供給される潤滑油の温度とクラッチ摩擦面温度との温度差と、に基づいて、クラッチ開放中の総放熱量を算出し、クラッチ開放操作前の総発熱量から前記総放熱量を減算してクラッチ開放終了時の総発熱量を算出することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載の発進クラッチの制御装置。
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WO2014115424A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 ジヤトコ株式会社 摩擦締結要素の温度推定演算装置

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