JP2005350857A - シールド掘削機、シールド掘削機の推進装置およびシールド掘削機を用いた穴の掘削方法 - Google Patents

シールド掘削機、シールド掘削機の推進装置およびシールド掘削機を用いた穴の掘削方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 シールド掘削機で穴を掘る場合、セグメントやシールド掘削機の推進装置にせん断方向の力がかかることを抑制すると共に、効率良く穴を掘削する。
【解決手段】 シールド掘削機3を推進させるための推進装置において、第1部材15Bとこの第1部材15Bに対して移動自在な第2部材15Aとを備え、前記第2部材15Aが前記シールド掘削機3のシールドフレーム5に支持されるアクチュエータ15と、前記第1の部材15Bに傾動可能に支持されると共に、弾性体17を用いて、セグメントSGに接触する後側部材19の端面19Aが前記アクチュエータ15の伸縮方向とほぼ直角をなす面内で移動可能になっているシュー16とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シールド掘削機、シールド掘削機の推進装置およびシールド掘削機を用いた穴の掘削方法に係り、特に、曲がった穴を掘る際に、セグメントや前記推進装置に発生する応力の値を小さくすることができるものに関する。
図11は、従来のシールド掘削機100によって、曲がった穴を掘っている状態を示す図であり、図12は、図11におけるXII部の拡大図である。
前記従来のシールド掘削機100の推進装置102は、たとえば油圧シリンダ104を備えており、この油圧シリンダ104のピストンロッド106の先端部には、連結部材108が一体的に設けられている。
前記連結部材108の外側(前記シールド掘削機100の外周側)であって、前記連結部材108の後側(セグメントSG側;前記ピストンロッド106が係合している側とは反対側)には、セグメントSGに当接するシュー110を支持しているシュー支持部材112が設けられている。
詳しく説明すると、前記連結部材108の外側であって前記連結部材108の後側に形成された凸状で球面状の係合部108Aに、前記シュー支持部材112に形成された凹状で球面状の被係合部112Aが係合し、図示しないピン等によって、前記係合部108Aから前記被係合部112Aが抜け落ちないようになっていることにより、シュー支持部材112が前記連結部材108に設けられている。
前記被係合部112Aの開口側は、開口側に大きくなるようにテーパ状に形成されていると共に、図示しない前記ピンとこのピンが入り込むピン穴との間に適切な隙間を持たせてあることにより、シュー110、シュー支持部材112が、前記連結部材108に対して傾動可能になっている。
また、前記シュー支持部材112の被係合部112Aとは反対側には、前記シュー110が一体的に設けられており、このシュー110は、セグメントSGに当接する平面状の部位110Aを備えている。
したがって、前記シュー支持部材112が前記連結部材108に対して僅かに揺動し、前記シュー110の平面状の部位110AがセグメントSGの端面に面接触することができるようになっている。
一方、曲線施工にともない径の小さなセグメントを使用する場合、ピストンロッドの中心軸CL1と、シュー支持部材の中心軸CL3との間における、シールド掘削機の径方向の距離L1を変更することができる技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−64984号公報
ところで、前記従来のシールド掘削機100は、前記ピストンロッド106を延出させつつ推進し穴の掘削を行うのであるが、前記シールド掘削機100で曲がった穴を掘っているときには、前記ピストンロッド106が直線的に延出するのに対し、穴が曲がっていることによりセグメントSGは所定の曲率半径をもって延伸している。
したがって、前記ピストンロッド106が引っ込んでいる状態から延出するにしたがって、セグメントSGの端面(シールド掘削機100側の端面)SGAと、この端面SGAに接触するシュー(シールド掘削機の推進装置102のシュー)110との間におけるせん断方向のずれが図12に示すように生じるが、前記推進装置102がシールド掘削機100を推進させているので、前記シュー110と前記セグメントSGとの間の接触面には圧力が加わっている。
したがって、前記シールド掘削機100で曲がった穴を掘っている場合、セグメントSGとシュー110との間の相対的な位置が変化しにくく、前記セグメントSGや前記推進装置102に、前記シールド掘削機100を推進させる力(推進力)以外の力(前記セグメントSGと前記シュー110との接触面のせん断方向の力)がかかる場合があるという問題がある。
ところで、前記シュー110と前記セグメントSGとの間の接触面の圧力がほとんどかかっていないとすると、図12に示すように、前記ピストンロッド106が距離L3だけ延出したときに、距離Δxだけせん断方向のすれが生じる。
すなわち、図12に実線で示した位置PS1にシュー110が存在している状態から、ピストンロッド106が距離L3だけ延出し、図12に二点鎖線で示す位置PS3にシュー110が位置した場合、前記シュー110は、前記シールド掘削機100の径方向でセグメントSGに対し相対的に、前記シールド掘削機100の内側に距離Δxだけずれる。
なお、シールド掘削機100が推進しても、シュー110やシュー支持部材112の位置は移動せず、油圧シリンダ104(油圧シリンダ104の本体部)が、図12の左方向にずれるのであるが、説明の便宜のため、図12では、シュー110やシュー支持部材112を右方向に移動して描いてある。
シールド掘削機100で掘っている穴は、図12の紙面の下方向に曲がっているので、図12に示されているシュー110は、前述したように、前記シールド掘削機100の内側に(図12の紙面の上方向に)距離Δxだけずれている。
ところで、推進装置102の油圧シリンダ104は、シールド掘削機100の円周上で間隔をあけて複数設けられている。したがって、図12に示された油圧シリンダ104の他にも、油圧シリンダ104と同様な複数の油圧シリンダが設けられており、これらの各油圧シリンダのそれぞれに、前記シュー110と同様なシュー等が設けられている。
そして、図12に示したシュー110以外のシューとセグメントSGとの間の各ずれは、図12の紙面の上方向または下方向の成分の他に、図12の紙面に垂直な方向の成分を含むことになる。
また、前記特許文献1に示した、ピストンロッド106の中心軸CL1とシュー支持部材112の中心軸CL3との間におけるシールド掘削機の径方向の距離L1を変更する技術では、シュー110とピストンロッド106とを転結している連結部材108を交換する必要があり、この交換のためにシールド掘削機の推進を停止しなければならず、効率良く穴を掘削することができないという問題がある。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、シールド掘削機で穴を掘る場合、セグメントやシールド掘削機の推進装置にせん断方向の力がかかることを抑制することができると共に、効率良く穴を掘削することができるシールド掘削機、シールド掘削機の推進装置およびシールド掘削機を用いた穴の掘削方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、シールド掘削機を推進させるための推進装置において、第1部材とこの第1部材に対して移動自在な第2部材とを備え、前記第2部材が前記シールド掘削機のシールドフレームに支持されるアクチュエータと、前記第1の部材に傾動可能に支持されると共に、弾性体を用いて、セグメントに接触する後側部材の端面が前記アクチュエータの伸縮方向とほぼ直角をなす面内で移動可能になっているシューとを有するシールド掘削機の推進装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシールド掘削機の推進装置において、前記弾性体は、小さな弾性係数の第1の部材と、大きな弾性係数の第2の部材とを、交互に積層して構成されていると共に、前記積層してある方向が前記第2の部材の移動方向とほぼ一致するように、前記弾性体が設けられているシールド掘削機の推進装置である。
請求項3に記載の発明は、シールド掘削機を推進させるための推進装置において、第1部材とこの第1部材に対して移動自在な第2部材とを備え、前記第2部材が前記シールド掘削機のシールドフレームに支持されると共に、前記シールド掘削機の周方向で間隔をあけて設けられている複数のアクチュエータと、前記各第1部材のそれぞれに支持されていると共に、セグメントに接触する複数のシューと、前記各アクチュエータのうちで前記シールド掘削機を推進させているアクチュエータの推力を1本ずつまたは適数本ずつ順に一時的に停止するように制御する制御手段とを有するシールド掘削機の推進装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の推進装置を有するシールド掘削機である。
請求項5に記載の発明は、シールド掘削機を用いた穴の掘削方法において、セグメントの端面と、前記シールド掘削機の推進装置に設けられ前記セグメントに接触するシューとの間に発生するせん断力を抑制しつつ、曲がった穴を掘る穴の掘削方法である。
請求項6に記載の発明は、シールド掘削機を用いた穴の掘削方法において、前記シールド掘削機を推進させている複数のアクチュエータの推力を、1本ずつまたは適数本ずつ順に一時的に停止させつつ、曲がった穴を掘る穴の掘削方法である。
本発明によれば、シールド掘削機で穴を掘る場合、セグメントやシールド掘削機の推進装置にせん断方向の力がかかることを抑制することができると共に、効率良く穴を掘削することができるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るシールド掘削機3の概略構成を示す断面図である。
シールド掘削機3には、シールド掘削機3が穴を掘るときに、前記シールド掘削機3を推進させるための推進装置1が設けられている。
また、前記シールド掘削機3は、たとえば円筒状に形成されたシールドフレーム5を備え、このシールドフレーム5の前側(シールド掘削機3が穴を掘るときに前進する側)には、掘削を行うためのカッタ7が設けられ、このカッタ7の後側には、隔壁9が設けられている。
前記隔壁9には、泥水を前記カッタ7に送り込むための送泥管11と、この送り込まれた泥水と前記カッタ7によって掘削された土砂との混合物を排出するための排泥管13とが設けられている。
前記シールド掘削機3(シールドフレーム5)の後側には、複数のセグメントSGによって、シールド掘削機3によって掘られた穴(トンネル)の内壁が形成されている。
前記セグメントSGは、シールド掘削機3の前後方向(以下、単に「前後方向」という場合がある。)に垂直な平面による断面の形状がたとえば円弧状に形成されていると共に、前記前後方向に所定の長さを備えている。
そして、前記セグメントSGを周方向で一列に複数個組み合わせて円筒状に形成すると、トンネルの内壁が所定の長さ(セグメントSGの前後方向の長さと等しい長さ)分だけ形成される。
また、曲がったトンネルを掘るために、シールド掘削機3のシールドフレーム5が、後側シールドフレーム5Aと、この後側シールドフレーム5Aと球面状の係合部5Cを介して係合し前記後側シールドフレーム5Aに対して揺動可能な前側シールドフレーム5Bとに別れている。
より、詳しく説明すると、前記後側シールドフレーム5Aと前記前側シールドフレーム5Bとの間であって前記シールドフレーム5の内側には、伸縮自在の中折れシリンダ14が、前記シールドフレーム5の円周上をほぼ等分配した位置に複数個設けられ、これらの中折れシリンダ14のシリンダ本体が前記前側シールドフレーム5Bに支持され、前記各中折れシリンダ14のシリンダのピストンロッドが前記後側シールドフレーム5Aに支持されている。
そして、これらの中折れシリンダ14のピストンロッドのそれぞれが中折れシリンダ本体に対して適宜出入りすることにより、前記前側シールドフレーム5Bが図1の上下方向、図1の紙面に垂直な方向、または前記2つの方向を組み合わせた方向に揺動できるようになっている。
次に、シールド掘削機3の前記推進装置1について詳しく説明する。
図2は、図1におけるIIA―IIB矢視を示す図であり、図3は、図1におけるIII部の拡大図である。
図4は、図3におけるIVA―IVB矢視を示す図(図2におけるIV部の拡大図)であり、図5は、図3におけるV矢視を示す図である。
前記推進装置1は、図1に示すように、アクチュエータの例である油圧シリンダ15を備えている。この油圧シリンダ15は、第2部材の例である油圧シリンダ本体部材15Aと、この油圧シリンダ本体部材15Aに対して相対的に直線的に移動自在であると共に第1の部材の例であるピストンロッド部材15Bとを備えており、前記相対的な移動方向(油圧シリンダ本体部材15Aに対するピストンロッド部材15Bの相対的な移動方向)が、前記シールド掘削機3の掘削中における進行方向とほぼ一致するように、前記油圧シリンダ本体部材15Aが前記シールド掘削機3のシールドフレーム5の内側で、後側シールドフレーム5Aに支持されている。
なお、前記油圧シリンダ15に代えて、油以外の流体で作動する流体圧シリンダ、ネジを用いたジャッキ等を採用してもよい。
また、前記油圧シリンダ本体部材15Aとは反対側(セグメントSG側)に位置している前記ピストンロッド部材15Bの端部には、図示しないピン等を用いてシュー16の前側部材(ジャッキシュー)23が傾動可能に取り付けられて(支持されて)おり、弾性体(たとえば、ウレタンゴム等のゴムのみで構成された弾性体、または、ゴムを用いた弾性体)17を用いて、すなわち、前側部材23と後側部材19との間に弾性体17を設けたことによって、セグメントSGに接触する後側部材19の端面19Aが、前記油圧シリンダ15の伸縮方向(前記油圧シリンダ本体部材15Aに対する前記ピストンロッド部材15Bの相対的な移動方向)とほぼ直角をなす面内で移動できるようになっている。
より詳しく説明すると、前記ピストンロッド部材15Bの先端部(前記シールド掘削機3の進行方向の後側部)には、帯板状もしくは円板状の連結部材21が、前記ピストンロッド部材15Bに一体的に設けられている。
前記連結部材21は、前記ピストンロッド部材15Bが接続されている接続部位21Aから前記シールドフレーム5の径外側方向へ離れた位置であって、前記シールド掘削機3の進行方向で前記接続部位21Aとは反対側(前記接続部位21Aの後側)の位置に、凸状で球面状の部位を備えた係合部21Bを備えている。
なお、前記係合部21Bが、前記接続部位21Aから前記シールドフレーム5の径外側方向へ離れておらず、前記ピストンロッド部材15Bの延出方向でほぼ一直線上に、前記接続部位21Aと前記係合部21Bとが位置している場合もある。
前記係合部21Bには、凹状で球面状の被係合部位(前記係合部21Bに係合している部位)23Aを備えた前側部材23が係合している。この前側部材23の前記セグメントSG側には、平面状部23Bが形成されている。
なお、前記係合部21B、被係合部23Aを介して、前記前側部材23が設けられていることにより、前記前側部材23は、従来のシールド掘削機100の場合と同様に、前記連結部材21に対して僅かに揺動することができるようになっている。つまり、前記前側部材23の前記平面状部23Bが、前記セグメントSGの前記端面SGAに対して平行な位置から、前記端面SGAに対して小さな角度で交差する位置まで揺動(傾動)することができるようになっている。
また、前記前側部材23の揺動は、図3の紙面に垂直な軸を中心とした揺動成分、図3の上下方向に延伸した軸を中心とした揺動成分のうちの少なくとも1つの揺動成分を含んでいる。
前記前側部材23の平面状部23Bには、前記弾性体17が接合されている。前記後側部材19は板状に形成されていると共に、厚さ方向の一方の面19Aが前記セグメントSGに面接触し、他方の面19Bが、前記弾性体17に接合されている。
なお、前記シールド掘削機3の推進装置1は、図2に示すように、シールド掘削機3のシールドフレーム5の円周方向で互いが離反して(たとえば、シールドフレーム5の円周をほぼ等分配した位置に)複数設けられている。
ここで、前記弾性体17について、具体的に例を掲げて説明する。
前記弾性体17は、小さな弾性係数の板状の第1の部材(たとえばウレタンゴム等のゴム)24と大きな弾性係数の板状の第2の部材26(たとえば、鋼等、剛性のある金属等で構成されている部材)とを、これらの各部材24、26の厚さ方向で交互に積層し互いに接着して構成されている。また、前記弾性体17は、前記積層してある方向が油圧シリンダ本体部材15Aの移動方向(シールド掘削機3の推進方向;ピストンロッド部材15Bの延出方向)とほぼ一致するように、前記前側部材23と後側部材19との間に設けられている。
なお、シールド掘削機3が穴を掘削するために推進しているときに前側部材23と後側部材19との間に発生するシールド掘削機3の推進方向の力に応じて、図6(弾性体の変形例を示す図であり、図3のV矢視に対応する図)に示すように、前記弾性体17を複数(たとえば2つ)に分割して設置する等、弾性体の形態を適宜変更してもよい。
次に、シールド掘削機3の動作について説明する。
前記シールド掘削機3は、図示しないモータなどによって回転するカッタ7にて地山を掘削し、送泥管11より供給された泥水に掘削土を混ぜて排泥管13より排出する。
前進する際は、シュー16をセグメントSGに当接させて反力を得て、油圧シリンダ15のピストンロッド部材15Bが油圧シリンダ本体部材15Aから相対的に延出し、シールドフレーム5を押すことにより行われる。
シールド掘削機3がセグメントSGの掘削方向の幅LSG分前進すると、前進を一旦停止する。この停止の後、一部の油圧シリンダ15のピストンロッド部材15Bを油圧シリンダ本体部材15Aに収納し、この収納に伴い形成された空間に、周方向に分割されたセグメントSGを組み込み、ピストンロッド部材15Bを延出させ、シュー16をセグメントSGの端面に当接させる。
この作業を周方向に沿って順次繰り返して実行し、新たなトンネルの内壁を生成する。
また、前記シールド掘削機3が曲がっている穴(図1の矢印AR1に示すように、図1の下方向に曲がっている穴)を掘っているとすると、シールド掘削機3が前進するに伴って、図1に示してある推進装置1のピストンロッド部材15Bが延出し、図3において二点鎖線で示す位置PS5(セグメントSGに対しシールド掘削機3の内側)まで、前側部材23、連結部材21、前記ピストンロッド部材15B等がずれる。
そして、前記各部材15B、21、23のずれに応じて、前記弾性体17が、図3にPS7で示すように変形し、セグメントSGと前記各部材15B、21、23との間の相対的な位置ずれを吸収する。
したがって、もしも、弾性体17が設けられていないとすれば、前記ピストンロッド部材15Bの延出に伴って、シュー16が、大きな力でずれようとする(せん断方向に大きな力でずれようとする)。これに対して、弾性体17が設けられていると、弾性体17がせん断方向に変形するので、シュー16を図3の上方向にずらそうとする力は小さくなっている。
シールド掘削機3によれば、油圧シリンダ15のピストンロッド部材15Bの先端部に、セグメントSGに当接するシュー16に弾性体17が設置されているので、シールド掘削機3で曲がった穴を掘る場合、セグメントSGとシュー16との間に発生するせん断方向の力を前記弾性体17が弾性変形して吸収し、セグメントSGの端面SGAとシュー16との間でせん断方向(セグメントSGとシュー16との当接面の延伸方向)の大きな力が発生することを抑制することができる。
このように、セグメントSGの端面とシュー16との間におけるせん断方向の大きな力の発生を抑制することができるので、大きなせん断力による不具合(たとえば、セグメントSGの欠けや推進装置1の変形、挫屈荷重によるピストンロッド部材15Bの変形、かじり、推進装置1の寿命が短くなること)を防止することができる。
また、シールド掘削機3によれば、セグメントSGの端面SGAとシュー16との間に圧推力がかかりシールド掘削機3が推進して穴を掘っているときにおいても、前記弾性体17が随時変形するので、穴の掘削中にシールド掘削機3の稼動を停止させなくても、前記せん断方向のずれを抑制しつつ、効率良く穴を掘削することができる。
なお、前記油圧シリンダ15のピストンロッド部材15Bと前記セグメントSGとの間に発生するせん断方向の力は、前記油圧シリンダ15(推進装置1)の設置位置(シールド掘削機3の円周上のいずれの位置に油圧シリンダ15が設置されているか)に応じて、シールド掘削機3の径方向の成分とシールド掘削機3の円周方向の成分とを含む(いずれか一方の成分だけの場合もある)が、前記後側部材19がゴム等の弾性体17を介して前記油圧シリンダ15のピストンロッド部材15Bに支持されているので、前記各成分を含むせん断方向の大きな力を簡素な構成で防止することができる。
また、シールド掘削機3によれば、前記弾性体17が、ゴム24と鋼26とを交互に重ねて構成されていると共に、重ね合わせた方向が、シールド掘削機3の推進方向とほぼ一致しているので、シールド掘削機3の推進方向の力を後側部材19とピストンロッド部材15B(連結部材21、前側部材23)との間で確実に伝達することができると共に、セグメントSGの端面SGAと後側部材19との間におけるせん断方向の大きな力を吸収することができる。
より詳しく説明すると、前記弾性体17をゴム単体で構成した場合、このゴムがシールド掘削機3の推進方向に圧縮されることにより、ゴムは横方向に湾曲状に変形してはみ出してしまうが、前述したように、ゴム24と鋼26とを積層し接着すると、ゴム24が鋼26によって拘束されるので、前記はみだしが少なくなり、シールド掘削機3の推進方向の力による弾性体17の変形量が小さくなり、シールド掘削機3の推進方向の剛性が高くなり、シールド掘削機3の推進方向の力を後側部材19とピストンロッド部材15B(連結部材21、前側部材23)との間で確実に伝達することができる。
また、前記弾性体17の前記せん断方向(シールド掘削機3の推進方向と交差する方向)における前記弾性体17のゴム24の変形は、前記鋼26では拘束されにくいので、前記せん断方向の大きな力を、ゴム単体を使用した場合とほぼ同様に吸収することができる。
なお、前記弾性体17として、他の構成の弾性体を採用してもよい。ただし、せん断方向には変形しやすく圧縮方向に変形しにくいものを採用することが好ましい。
また、前記推進装置1に対して、前記弾性体17を着脱自在に構成してもよい。すなわち、ボルト等の締結具(図示せず)を用いて、前記弾性体17を前記前側部材23に着脱自在に構成し、シールド掘削機3が真っ直ぐな穴を掘っている場合には、前記弾性体を取り外し、前記前側部材23に前記後側部材19を直接設置するようにしてもよい。
そして、たとえば、シールド掘削機3で曲がった穴を掘る場合であってそれまでに使用した通常の長さのセグメントに代えて短いセグメントを使用する場合のみに、前記弾性体17を設置してもよい。
このようにして、前記弾性体17を設置しまたは前記弾性体17を取り除くようにすれば、通常掘削時の前記油圧シリンダ15の長さを長くする必要がなく、シールド掘削機3の長さを従来通りに保つことができる。
さらに、セグメントSGとシュー16との間に生じる前記せん断方向の力を吸収することができるのであれば、他の機構を採用してもよい。たとえば、図7(前記弾性体17の変更例を示す図であり、図3に対応する図)や図8(図7のVIII矢視を示す図)に示すように、ボール25とバネ27とを介して、前側部材23と後側部材19とを連結してもよい。
すなわち、前側部材23と後側部材19との間に球状のボール25を設け、このボール25によって、前記前側部材23と前記後側部材19との間における前記シールド掘削機3の推進方向の力を受ける共に、前記セグメントSGとシュー16との間に生じる前記せん断方向の力を吸収するようにしてもよい。
なお、前記前側部材23と後側部材19との間に、互いに直交する方向(前記せん断方向のうちの異なる方向)に伸縮する複数のバネ27等の弾性体を設けてあるので、後側部材19にせん断力がかかっていない場合、前記後側部材19が前記前側部材23に対し所定の中立な位置に存在するようになっている。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係るシールド掘削機では、図9に示すように、弾性体17が削除されて前側部材23に後側部材19が直接設けられている点が、第1の実施形態に係るシールド掘削機とは異なり、その他の点は、第1の実施形態に係るシールド掘削機3とほぼ同様に構成されている。
また、前記第2の実施形態に係るシールド掘削機では、このシールド掘削機が推進しつつ曲がった穴を掘っているときに、推進装置のアクチュエータ(油圧シリンダ15)のストロークの中間部(ピストンロッド部材15Bが延出している途中)で、前記各アクチュエータのうちで前記シールド掘削機を推進させているアクチュエータの推力を1本ずつ順に短い時間一時的に停止するようになっている。
なお、前記各アクチュエータの推力のオン・オフの制御は、前記シールド掘削機に設けられている図示しない制御装置によって行われるようになっている。
次に、前記第2の実施形態に係るシールド掘削機の動作について説明する。
図10は、第2の実施形態に係るシールド掘削機の推進装置の動作を示す図である。
なお、図10の横軸は時刻の経過を示し、図10の縦軸は、推進装置の油圧シリンダ15のピストンロッド部材15Bの延出量を示している。また、図10(a)は、各推進装置1のうちの推進装置Aの動作を示し、図10(b)は、各推進装置1のうちの推進装置Bの動作を示し、図10(c)は、各推進装置1のうちの推進装置Cの動作を示している。
なお、第2の実施形態に係るシールド掘削機は、図2に示す矢印AR3の方向(左方向)に曲がった穴を掘っており、各推進装置1のうち、図2の右側に示す3つの推進装置A、B、Cが、シールド掘削機を推進させるための推力を発生しているものととする。
図10に示す時刻t0から時刻t1の間に時間において、前記各推進装置A、B、Cの各ピストンロッド部材15Bは、前記シールド掘削機を推進させるために、ほぼ一定の速度で延出するが、前記各推進装置A、B、Cの推力(各ピストンロッド部材15Bの延出)が、1本順に一時的に短い時間停止する。
すなわち、時刻t0の直後に到来する時刻t01で、推進装置Aのピストンロッド部材15Bのみが、時刻t01から時刻t03までの短い時間だけ延出することを停止する。そして、時刻t03が到来すると、推進装置Aのピストンロッド部材15Bは再び延出し始める。
このとき、シールド掘削機3は推進装置B、Cにて前進しているため、推進装置Aのピストンロッド部材15Bは、無負荷状態で延出可能である。したがって、ピストンロッド部材15Bは、後側部材19がセグメントSGの端面に当接するまで、極めて短い時間で延出する。
前記時刻t03の直後に到来する時刻t05で、推進装置Bのピストンロッド部材15Bのみが、時刻t05から時刻t07までの短い時間だけ延出することを停止する。そして、時刻t07が到来すると、推進装置Bのピストンロッド部材15Bは再び延出し始める。
時刻t07の直後に到来する時刻t09で、推進装置Cのピストンロッド部材15Bのみが、時刻t09から時刻t11までの短い時間だけ延出することを停止する。そして、時刻t11が到来すると、推進装置Cのピストンロッド部材15Bは再び延出し始める。
この後、同様に各推進装置A、B、Cが順に短い時間停止する動作を繰り返しつつ、時刻t1が到来するまで、各推進装置A、B、Cの各ピストンロッド部材15Bが間欠的に順に停止しつつ延出する。
なお、時刻t1の到来後は、各推進装置の各ピストンロッド部材15Bは、各油圧シリンダ本体部材15A側に引っ込み、次のセグメントSGが穴の壁に設置され、再び、各推進装置A、B、Cの各ピストンロッド部材15Bが、前述した動作を繰り返しつつ延出する。
なお、前記動作では、各推進装置A、B、Cの各ピストンロッド部材15Bが停止している時間が重なっていないが、重なっていてもよい。すなわち、たとえば、時刻t05が時刻t03よりも早く到来するようにしてもよい。
さらに、前記動作では、1本ずつピストンロッド部材15Bを停止しているが、たとえば、シールド掘削機を推進している推進装置の個数が多い場合には、シールド掘削機を推進している各推進装置のうちの複数の推進装置のピストンロッド部材15Bを同時に停止してもよい。
第2の実施形態に係るシールド掘削機によれば、前記各油圧シリンダ15(各推進装置1)のうちで前記シールド掘削機3を推進させている推進装置A、B、Cの油圧シリンダ15の推力を順に一時的に停止するので、この停止をしたときに、セグメントSGの端面SGAと後側部材19とが互いに接触している状態でセグメントSGの端面SGAと後側部材19との間の押圧力が一時的に無くなるか、または、セグメントSGの端面SGAから後側部材19が一時的に僅かに離れる。そして、セグメントSGの端面SGAと後側部材19との間におけるせん断方向のずれにより弾性変形した後側部材19やピストンロッド部材15Bがもとの状態に戻り、セグメントSGと後側部材19とが接触した状態におけるせん断方向の力が無くなる。
たとえば、セグメントSGが設置された後、次のセグメントSGが設置されるまでの間に、油圧シリンダ15が10回ほど、所定の時間間隔で短い時間一時的にすれば、1回も停止しない場合(後側部材19がセグメントSGに押圧力を持って接触し続けていた場合)に比べ、セグメントSGの端面SGAと後側部材19との間に発生するせん断方向の力を、約1/10にすることができる。
すなわち、セグメントSGやピストンロッド部材15Bに発生する応力の値を約1/10にすることができる。
また、油圧シリンダ15の推力を1本ずつ(場合によっては適数本ずつ)順に一時的に停止するので、停止してない油圧シリンダ15は、シールド掘削機3を推進するための推力を発生しており、したがって、シールド掘削機の掘削が停止することがなく、効率良く穴を掘削することができる。
また、シールド掘削機で掘っている穴の径が大きくシールド掘削機3の周上に設置されている油圧シリンダ15の本数(推進装置1の個数)が多い場合には、シールド掘削機3で掘っている穴の径が小さくシールド掘削機3の周上に設置されている油圧シリンダ15の本数が少ない場合に比べて、前記シールド掘削機を推進させている油圧シリンダの本数も多くなっているので、これらの各油圧シリンダ(シールド掘削機を推進させている各油圧シリンダ)のうちの何本かの油圧シリンダの推力を停止しても、シールド掘削機で掘っている穴の径が小さい場合に比べ、推力を発生しているシリンダの本数に対して推力を停止しているシリンダの本数の割合が小さい。
したがって、大きな径の穴を掘る場合、前記第2の実施形態に係るシールド掘削機を好適に採用することができる。
なお、前記第2の実施形態に係るシールド掘削機において、前記第1の実施形態に係るシールド掘削機3のように弾性体17を設けてもよい。
ところで、曲がった穴をシールド掘削機で掘っている場合、前述したように、セグメントとシールド掘削機の推進装置のシューとの間にせん断方向の力が発生し、セグメントにせん断力等がかかり、このせん断力でセグメントが変形等するおそれがある。
そこで、コンクリート製のセグメントに代えて、より機械的強度の高い鋼製のセグメントを採用する場合がある。
しかし、鋼製のセグメントでは、内側(鋼製のセグメントが設置された穴の内側)にリブが突出する。穴の内側にリブが突出していると、たとえば、穴を下水道用の穴として使用する場合、下水のスムーズな流れ妨げることになるので、このリブが穴の内面に現れないように、穴(鋼製のセグメント)の内面に別途コンクリートを被覆する必要(二次覆工する必要)がある。
一方、コンクリートのセグメントが設置された穴では、鋼製のセグメントのように内側にリブは存在せず、セグメント同士を接続固定するためのボルトを設置する小さな部位(ボルト設置ボックス)が、僅かにへこんだ状態(穴の内側から外側に向かう方向にへこんだ状態)で存在しているだけである。したがって、鋼製のセグメントを用いた場合のように大掛かりな二次覆工を行うことなく、前記ボルト設置ボッククのみをコンクリートで埋めれば、穴の内径がなめらかな形状(たとえば円柱側面形状)になる。
このように、大掛かりな二次覆工を避けるためには、コンクリート製のセグメントを採用することが望ましい。前記各実施形態に係るシールド掘削機を使用すれば、セグメントとシューとの間のせん断力を低減することができるので、コンクリートのセグメントを採用でき、鋼製のセグメントを採用したときに必要な大掛かりな二次覆工を省くことができる。
なお、一般的には、小径の穴は下水道等に使用されるものであり、大きく曲がって掘られることが多い。したがって、シールド掘削機の推進装置のシューとセグメントの端面との間のせん断方向のずれが発生しやすく、従来は、鋼製のセグメントを使用していたが、前記各実施形態に係るシールド掘削機を使用すれば、小さい径の穴を掘る場合でもコンクリートのセグメントを採用することができ、大掛かりな二次覆工事が発生することを回避することができる。
本発明の第1の実施形態に係るシールド掘削機の概略構成を示す断面図である。 図2は、図1におけるIIA―IIB矢視を示す図である。 図1におけるIII部の拡大図である。 図4は、図3におけるIVA―IVB矢視を示す図(図2におけるIV部の拡大図)である。 図3におけるV矢視を示す図である。 弾性体の変形例を示す図であり、図3のV矢視に対応する図である。 弾性体の変更例を示す図であり、図3に対応する図である。 図7のVIII矢視を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るシールド掘削機の前側部材とシューとの設置状態を示す図である。 図10は、第2の実施形態に係るシールド掘削機の推進装置の動作を示す図である。 従来のシールド掘削機によって、曲がった穴を掘っている状態を示す図である。 図11におけるXII部の拡大図である。
符号の説明
1 推進装置
3 シールド掘削機
5 シールドフレーム
15 油圧シリンダ(アクチュエータ)
15A ピストンロッド部材(第2の部材)
15B 油圧シリンダ本体部材(第1の部材)
17 弾性体
19 後側部材
24 ゴム(弾性係数の小さな第1の部材)
26 鋼(弾性係数の大きな第2の部材)
SG セグメント

Claims (6)

  1. シールド掘削機を推進させるための推進装置において、
    第1部材とこの第1部材に対して移動自在な第2部材とを備え、前記第2部材が前記シールド掘削機のシールドフレームに支持されるアクチュエータと;
    前記第1の部材に傾動可能に支持されると共に、弾性体を用いて、セグメントに接触する後側部材の端面が前記アクチュエータの伸縮方向とほぼ直角をなす面内で移動可能になっているシューと;
    を有することを特徴とするシールド掘削機の推進装置。
  2. 請求項1に記載のシールド掘削機の推進装置において、
    前記弾性体は、小さな弾性係数の第1の部材と、大きな弾性係数の第2の部材とを、交互に積層して構成されていると共に、前記積層してある方向が前記第2の部材の移動方向とほぼ一致するように、前記弾性体が設けられていることを特徴とするシールド掘削機の推進装置。
  3. シールド掘削機を推進させるための推進装置において、
    第1部材とこの第1部材に対して移動自在な第2部材とを備え、前記第2部材が前記シールド掘削機のシールドフレームに支持されると共に、前記シールド掘削機の周方向で間隔をあけて設けられている複数のアクチュエータと;
    前記各第1部材のそれぞれに支持されていると共に、セグメントに接触する複数のシューと;
    前記各アクチュエータのうちで前記シールド掘削機を推進させているアクチュエータの推力を1本ずつまたは適数本ずつ順に一時的に停止するように制御する制御手段と;
    を有することを特徴とするシールド掘削機の推進装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の推進装置を有することを特徴とするシールド掘削機。
  5. シールド掘削機を用いた穴の掘削方法において、
    セグメントの端面と、前記シールド掘削機の推進装置に設けられ前記セグメントに接触するシューとの間に発生するせん断力を抑制しつつ、曲がった穴を掘ることを特徴とする穴の掘削方法。
  6. シールド掘削機を用いた穴の掘削方法において、
    前記シールド掘削機を推進させている複数のアクチュエータの推力を、1本ずつまたは適数本ずつ順に一時的に停止させつつ、曲がった穴を掘ることを特徴とする穴の掘削方法。
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