JP2005349492A - ロボットハンド - Google Patents
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Abstract
【課題】指先に作用する僅かな圧力や指の腹部に作用する大きな圧力を適確に検出することが可能なロボットハンドを提供する。
【解決手段】第1節11の側部及び指先に高い感度の接触認識用触覚センサA1、A2を配置し、また第1節11の腹部に低い感度の把持認識用触覚センサBを配置している。このため、指10の制御に際しては、高い感度の各接触認識用触覚センサA1、A2の検出出力に基づき、第1節11の側部もしくは指先のいずれの箇所に対象物に接触したかを判定して、対象物に対する指10の位置等を制御することができ、また低い感度の把持認識用触覚センサBの検出出力に基づき、対象物に対する第1節11の腹部の接触圧力を判定して、指10の把持力を制御することができる。
【選択図】図2
【解決手段】第1節11の側部及び指先に高い感度の接触認識用触覚センサA1、A2を配置し、また第1節11の腹部に低い感度の把持認識用触覚センサBを配置している。このため、指10の制御に際しては、高い感度の各接触認識用触覚センサA1、A2の検出出力に基づき、第1節11の側部もしくは指先のいずれの箇所に対象物に接触したかを判定して、対象物に対する指10の位置等を制御することができ、また低い感度の把持認識用触覚センサBの検出出力に基づき、対象物に対する第1節11の腹部の接触圧力を判定して、指10の把持力を制御することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、触覚センサを指に配置したロボットハンドに関する。
この種の従来の装置としては、例えば特許文献1に記載のものがある。ここでは、指先に第1感圧センサを設け、指の腹部に第2感圧センサを設け、指先に対する対象物の当接を第1感圧センサにより検出して、対象物への接近動作を制御し、指の腹部による対象物の把持力を第2感圧センサにより検出して、この把持力を制御している。これにより指そのものや対象物を破壊することなく、指により対象物を適確に把持することができる。
特開平8−300289号公報
ところで、指先に対する対象物の当接を検出するには、指先に作用する僅かな圧力でも検出せねばならない。また、指の腹部による対象物の把持力を検出するには、指の腹部に作用する大きな圧力を検出せねばならない。
しかしながら、特許文献1では、第1及び第2感圧センサの感度が同一に設定されていた。また、第1及び第2感圧センサにより検出し得る圧力範囲には限界がある。このため、第1及び第2感圧センサの感度を低く設定した場合は、第1感圧センサにより指先に作用する僅かな圧力を検出することが困難になり、また第1及び第2感圧センサの感度を高く設定した場合は、第2感圧センサにより指の腹部に作用する大きな圧力を検出することができなくなった。
そこで、本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、指先に作用する僅かな圧力や指の腹部に作用する大きな圧力を適確に検出することが可能なロボットハンドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、触覚センサを指周りに配置したロボットハンドにおいて、相互に異なるそれぞれの感度を有する複数の触覚センサを指周りに配置している。
また、本発明においては、対象物への指の接触を認識する接触認識用触覚センサと、指による対象物の把持を認識する把持認識用触覚センサとを備え、接触認識用触覚センサの感度を把持認識用触覚センサの感度よりも高くしている。
更に、本発明においては、指先に配置された触覚センサと、指の腹部に配置された触覚センサとを備え、指先の触覚センサの感度を指の腹部の触覚センサの感度よりも高くしている。
また、本発明においては、指の側部に配置された触覚センサと、指の腹部に配置された触覚センサとを備え、指の側部の触覚センサの感度を指の腹部の触覚センサの感度よりも高くしている。
更に、本発明においては、複数の触覚センサを指周りに重ねて配置し、指周りの外側に重ねられた触覚センサの感度を指周りの内側に重ねられた触覚センサの感度よりも高くしている。
また、本発明においては、指周りの外側に重ねられた触覚センサが対象物への指の接触を認識するために用いられ、指周りの内側に重ねられた触覚センサが指による対象物の把持を認識するために用いられる。
更に、本発明においては、指を形作るコア部を有し、指先に相当するコア部の部位を多面体で形成し、この多面体表面に触覚センサを配置している。
また、本発明においては、多面体を覆う柔軟層を有し、柔軟層の内側が多面体に密着する形状であり、柔軟層の外側が滑らかな曲面を描く形状である。
更に、本発明においては、指を形作るコア部を有し、指の胴部に相当するコア部の部位を筒体で形成し、この筒体表面に触覚センサを配置している。
また、本発明においては、筒体を覆う均一な厚みの柔軟層を有する。
更に、本発明においては、指を覆う柔軟層を備え、柔軟層は、指の腹部側を覆うものと指の爪もしくは甲側を覆うものとに分割されている。
また、本発明においては、触覚センサを覆う保護膜を有する。
更に、本発明においては、保護膜は、触覚センサの外側で接着固定される。
また、本発明においては、保護膜は、触覚センサに塗布されて硬化した合成樹脂膜である。
本発明のロボットハンドによれば、相互に異なるそれぞれの感度を有する複数の触覚センサを指周りに配置している。このため、高い感度の触覚センサにより指に作用する僅かな圧力を検出し、低い感度の触覚センサにより指に作用する大きな圧力を検出することができる。
例えば、対象物への指の接触を認識する接触認識用触覚センサの感度を高くして、対象物の接触に伴う僅かな圧力を検出し、また指による対象物の把持を認識する把持認識用触覚センサの感度を低くして、対象物の把持に伴う大きな圧力を検出している。
また、通常は、指先もしくは指の側部が対象物に接触し、指の腹部により対象物を把持する。このため、指先もしくは指の腹部の触覚センサの感度を高くして、対象物の接触に伴う僅かな圧力を検出し、また指の腹部の触覚センサの感度を低くして、対象物の把持に伴う大きな圧力を検出している。
更に、対象物の接触に伴う僅かな圧力は指外側で検出し易く、また対象物の把持に伴う大きな圧力は指内側でも検出することができる。このため、複数の触覚センサを指周りに重ねて配置し、外側の触覚センサの感度を高くして、この外側の触覚センサにより指に作用する僅かな圧力を検出し、内側の触覚センサの感度を低くして、この内側の触覚センサにより指に作用する大きな圧力を検出することが可能である。
従って、外側の触覚センサが対象物への指の接触を認識するために用いられ、内側の触覚センサが指による対象物の把持を認識するために用いられる。
更に、触覚センサの種類にもよるが、例えば感圧ゴムを用いた触覚センサの場合は、触覚センサを平面上に配置すると、その感度が高くても安定化する。このため、指先に相当するコア部の部位を多面体で形成し、この多面体表面に触覚センサを配置している。
また、多面体を柔軟層により覆う場合は、柔軟層の内側を多面体に密着する形状としている。これにより、指先に作用した圧力が柔軟層を通じて多面体表面の触覚センサに確実に作用して検出される。また、柔軟層の外側を滑らかな曲面を描く形状としているので、指先の形状を人間の手の指に近づけることができる。
更に、指を形作るコア部を有し、指の胴部に相当するコア部の部位を筒体で形成し、この筒体表面に触覚センサを配置している。指の胴部では、触覚センサの感度が低く設定されることから、この感度が触覚センサの配置状態に影響され難く、触覚センサの多様な配置が可能である。
また、筒体を均一な厚みの柔軟層により覆っているので、筒体外周のいずれの箇所でも、触覚センサの感度が均一化し、また指の形状が人間の手の指に近づく。
更に、柔軟層は、指の腹部側を覆うものと指の爪もしくは甲側を覆うものとに分割されているので、柔軟層を指に被せることが容易になる。
また、触覚センサを覆う保護膜を有する。この保護膜は、触覚センサを油や水から保護して、触覚センサの感度の劣化等を防止する。
例えば、保護膜は、触覚センサの外側で接着固定される。これにより、保護膜が触覚センサの感度に影響を与えることが防止される。あるいは、保護膜は、触覚センサに塗布されて硬化した合成樹脂膜である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明のロボットハンドの実施例1における1本の指を示す斜視図である。通常は、ロボットハンドに複数本の指を設けるが、各指の触覚に関する構成が同一のため、ここでは1本の指のみを示している。
本実施例における指10は、指先に相当する第1節11と、指の中程の第2節12と、指の付け根近くの第3節13とを有し、第1節11と第2節12を第1関節14により連結し、第2節12と第3節13を第2関節15により連結し、第3節13を第3関節16によりロボットハンドの手の平(図示せず)に連結している。この指10の第1乃至第3関節14、15、16を駆動機構(図示せず)により回転して、この指10を屈伸動作させる。また、指10全体を柔軟層17により覆っている。
尚、ロボットハンドの指の駆動機構としては、プーリとワイヤーを組み合わせたものやギヤを組み合わせたもの等、多種多様なものが既に提案されており、いずれの駆動機構を適用しても構わない。
図2は、本実施例の指10の第1節11を示す斜視図である。また、図3及び図4は、第1節11を示す横断面図及び縦断面図である。
第1節11は、コア部21により形作られている。このコア部21は、指の胴部となる筒体21a及び指先となる筐体21bを有する。
指の腹部及び側部に相当する筒体21aの外周部位に、複数片の感圧ゴム22及び複数片の感圧ゴム23を重ね合わせたフレキシブル基板24を巻き付けている。各感圧ゴム22、23は、指の長手方向に延びる短冊状であり、指の腹部及び側部に配置されている。
また、筒体21aの先端に断面がD字形状の筐体21bを設け、このD字形状の筐体21bの正面及び各側面にフレキシブル基板26を支持して、このフレキシブル基板26に複数片の感圧ゴム27を重ね合わせている。
ここで、各感圧ゴム22及びフレキシブル基板24の組み合わせにより把持認識用触覚センサBを構成している。また、各感圧ゴム23及びフレキシブル基板24の組み合わせにより接触認識用触覚センサA1を構成し、各感圧ゴム27及びフレキシブル基板26の組み合わせにより接触認識用触覚センサA2を構成している。
各接触認識用触覚センサA1、A2の感度は、把持認識用触覚センサBの感度よりも高く設定されている。
柔軟層17は、指の腹部及び側部を覆う第1層17aと指の爪もしくは甲側を覆う第2層17bとからなり、第1及び第2層17a、17b間に指10を挟み込んで組み合わせることにより形成される。この柔軟層17は、その外側を滑らかな曲面を描く形状とされており、指10を人間の手の指の形状に近付けたり、指10による対象物の把持を容易にするために設けられている。
この柔軟層17先端内側は、筐体21bの正面及び各側面に密着する形状としている。これにより、指先に作用した圧力が柔軟層17を通じて筐体21b表面の感圧ゴム27に確実に作用して検出される。
また、この柔軟層17は、筒体21a外周で均一な厚みを有している。このため、筒体21a外周のいずれの箇所でも、触覚センサの感度が均一化し、また指の形状が人間の手の指に近づく。
図5は、把持認識用触覚センサBの各感圧ゴム22及びフレキシブル基板24を平面状に展開して示す斜視図である。図5に示す様にフレキシブル基板24表面には、複数の圧力検出部31を行列方向に配列している。各圧力検出部31は、対向配置された2つの櫛歯電極31a、31bをそれぞれ有している。
各圧力検出部31の各列毎に、各櫛歯電極31aをフレキシブル基板24表側の信号線(図示せず)により共通接続して、各列の信号線を信号処理チップ(図示せず)に接続し、かつ各圧力検出部31の各行毎に、各櫛歯電極31bをフレキシブル基板24裏側の信号線(図示せず)により共通接続して、各行の信号線を信号処理チップに接続している。信号処理チップは、例えば筒体21aの内側や指の爪もしくは甲側相当する筒体21aの部位に配置される。
各感圧ゴム22は、各櫛歯電極31a、31bに接触した状態でフレキシブル基板24表面に重ね合わせられ、少なくとも各櫛歯電極31a、31bを除く範囲でフレキシブル基板24表面に接着される。例えば、各感圧ゴム22別に、感圧ゴム22の周縁だけがフレキシブル基板24表面に接着される。
また、各感圧ゴム22は、例えばシリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム、クロロプレンゴム等の合成ゴムや、ゴム弾性を示す熱可塑性エラストマー等の非導電性エラストマーの中に、金属粒子、カーボンブラック、黒鉛粒子等の導電性粒子を混合分散させてなる。この感圧ゴム22は、圧力により圧縮変形したり伸張変形すると、その変形箇所で各導電性粒子が接近もしくは接触して抵抗値が低下する。従って、各感圧ゴム22の抵抗値が低下した箇所、及び抵抗値の低下変動分を検出すれば、各感圧ゴム22のいずれの箇所に、どの程度の圧力が作用したかを知ることができる。
接触認識用触覚センサA1の各感圧ゴム23及びフレキシブル基板24、及び接触認識用触覚センサA2の各感圧ゴム27及びフレキシブル基板26も、把持認識用触覚センサBの各感圧ゴム22及びフレキシブル基板23と同様の構成及び材質である。すなわち、フレキシブル基板表面に各圧力検出部31を行列方向に配列し、各圧力検出部31の各列毎に、各櫛歯電極31aをフレキシブル基板表側の信号線により共通接続して、各列の信号線を信号処理チップに接続し、かつ各圧力検出部31の各行毎に、各櫛歯電極31bをフレキシブル基板裏側の信号線により共通接続して、各行の信号線を信号処理チップに接続している。また、各感圧ゴムは、各櫛歯電極31a、31bに接触した状態でフレキシブル基板表面にそれぞれ重ね合わせられ、少なくとも各櫛歯電極31a、31bを除く範囲でフレキシブル基板表面に接着される。
先に述べた様に各接触認識用触覚センサA1、A2の感度は、把持認識用触覚センサBの感度よりも高く設定されている。これらの感度の設定は、感圧ゴムの厚さ、感圧ゴムに対する導電性粒子の混合率、及び圧力検出部31の各櫛歯電極31a、31bのサイズ等を変更することにより行われる。例えば、感圧ゴムを薄くする程、触覚センサの感度が高くなる。また、感圧ゴムに対する導電性粒子の混合率が高くなる程、触覚センサの感度が高くなる。更に、圧力検出部31の各櫛歯電極31a、31bのサイズを小さくする程、触覚センサの感度が高くなる。
信号処理チップは、第1節11の腹部に配置された低い感度の把持認識用触覚センサBの各圧力検出部31別に、列の信号線及び行の信号線を通じて、圧力検出部31の各櫛歯電極31a、31b間で感圧ゴム22の抵抗値を検出する。各櫛歯電極31a、31bのどちらかと電圧印加部との間に固定抵抗(図示せず)が接続されている。例えば、各列の信号線を順次選択し、列の信号線を選択する度に、各行の信号線を順次選択し、固定抵抗と選択された列の信号線の櫛歯電極31aと選択された行の信号線の櫛歯電極31b間に信号電圧を印加して、この間で感圧ゴム22で印加電圧を分圧し、抵抗値に対応する信号電圧を検出する。そして、信号処理チップは、各圧力検出部31の箇所で抵抗値に対応するそれぞれの信号電圧を検出すると、各信号電圧を2値信号に順次変換して、各信号電圧を示すそれぞれの2値信号を信号出力線を通じて外部出力する。これらの2値信号は、低い感度の把持認識用触覚センサBを配置した指の腹部のいずれの箇所に、どの程度の圧力が作用したかを示すものであり、例えば外部のマイクロコンピュータに入力される。
マイクロコンピュータは、低い感度の把持認識用触覚センサBにより検出されて、信号処理チップにより2値化された各2値信号を入力すると、各2値信号に基づいて、この把持認識用触覚センサBを配置した第1節11の腹部のいずれの箇所に、どの程度の圧力が作用したかを判定し、この判定結果を指10の把持力を制御するために用いる。
同様に、信号処理チップは、第1節11の側部に配置された高い感度の接触認識用触覚センサA1の各圧力検出部31別に、固定抵抗と各櫛歯電極31a、31b間に信号電圧を印加して、この間で感圧ゴム23の抵抗値に対応する信号電圧を検出する。そして、信号処理チップは、各圧力検出部31の箇所で抵抗値に対応するそれぞれの信号電圧を検出すると、各信号電圧を示すそれぞれの2値信号を信号出力線を通じて外部出力する。これらの2値信号は、高い感度の接触認識用触覚センサA1を配置した第1節11の側部のいずれの箇所に、どの程度の圧力が作用したかを示すものであり、外部のマイクロコンピュータに入力される。
また、信号処理チップは、指先に配置された高い感度の接触認識用触覚センサA2の各圧力検出部31別に、各固定抵抗と各櫛歯電極31a、31b間に信号電圧を印加して、この間で感圧ゴム27の抵抗値に対応する信号電圧を検出する。そして、信号処理チップは、各圧力検出部31の箇所で抵抗値に対応するそれぞれの信号電圧を検出すると、各信号電圧を示すそれぞれの2値信号を信号出力線を通じて外部出力する。これらの2値信号は、高い感度の接触認識用触覚センサA2を配置した指先のいずれの箇所に、どの程度の圧力が作用したかを示すものであり、外部のマイクロコンピュータに入力される。
マイクロコンピュータは、高い感度の各接触認識用触覚センサA1、A2により検出されて、信号処理チップにより2値化された各2値信号を入力すると、各2値信号に基づいて、この接触認識用触覚センサA1、A2を配置した第1節11の側部及び指先のいずれの箇所に、どの程度の圧力が作用したかを判定し、この判定結果を対象物に対する指10の位置等を制御するために用いる。
この様に本実施例では、第1節11の側部及び指先に高い感度の接触認識用触覚センサA1、A2を配置し、また第1節11の腹部に低い感度の把持認識用触覚センサBを配置している。このため、接触認識用触覚センサA1、A2により第1節11の側部及び指先に作用した小さな圧力を正確に検出することができ、また把持認識用触覚センサBにより第1節11の腹部に作用した大きな圧力を検出することができる。そして、指10の制御に際しては、高い感度の各接触認識用触覚センサA1、A2の検出出力に基づき、第1節11の側部もしくは指先のいずれの箇所に対象物が接触したかを判定して、対象物に対する指10の位置等を制御することができ、また低い感度の把持認識用触覚センサBの検出出力に基づき、対象物に対する第1節11の腹部の接触圧力を判定して、指10の把持力を制御することができる。
例えば、図6(a)、(b)に示す様に2本の指10を制御する場合は、各指10の先を対象物32に接触させて、各指10の先の接触認識用触覚センサA2に僅かの圧力を作用させ、各接触認識用触覚センサA2により対象物32を確認してから、各指10の腹部により対象物32を把持し、各指10の腹部の把持認識用触覚センサBによる対象物32の把持力を検出して、この把持力を調節する。
また、図7(a)、(b)に示す様に2本の指10を制御する場合は、各指10の側部を対象物に接触させて、各指10の側部の接触認識用触覚センサA1に僅かの圧力を作用させ、各接触認識用触覚センサA1により対象物32を確認してから、各指10の腹部により対象物32を把持し、各指10の腹部の把持認識用触覚センサBによる対象物32の把持力を検出して、この把持力を調節する。
あるいは、図8(a)、(b)に示す様に3本の指10を制御する場合は、2本の指10の腹部により対象物32を把持しつつ、他の1本の指10の先を対象物32に接触させて、この指先の接触認識用触覚センサA2により対象物32を確認してから、他の1本の指10により対象物32を押して、対象物32の姿勢を変更する。
また、図9(a)、(b)に示す様に各指10の側部により対象物32を把持しつつ、各指10の側部を対象物に接触させて、各指10の側部の接触認識用触覚センサA1により対象物32を確認してから、各指10を回転させて、各指10間で対象物32を移動させ、各指10の先により対象物32を把持し、各指10の先の接触認識用触覚センサA2により対象物32を確認する。
尚、短冊状の感圧ゴム22、23の代わりに、図10に示す様に複数片の矩形状の感圧ゴム22a、23aをフレキシブル基板24上に配列しても良い。
また、図11に示す様に保護膜33により各感圧ゴム22、23(もしくは27)を覆って、各感圧ゴム22、23(もしくは27)を油や水から保護し、各触覚センサB、A1(もしくはA2)の感度の劣化等を防止しても良い。この場合は、保護膜33を各触覚センサB、A1(もしくはA2)の外側で接着固定して、接着剤が各感圧ゴム22、23(もしくは27)と圧力検出部31の各櫛歯電極31a、31b間に浸入しない様にして、各触覚センサB、A1(もしくはA2)の感度の劣化を防止する。あるいは、各感圧ゴム22、23、27が覆われる様に合成樹脂液を塗布し、この合成樹脂液を硬化させて、保護膜33を形成しても良い。
更に、図12に示す様に筒体21a外周にフレキシブル基板24Aを巻き付けて、指先の腹に相当するフレキシブル基板24A上の部位に各感圧ゴム22、23を重ね合わせて支持し、フレキシブル基板24Aの各端部にそれぞれの信号処理チップ34、35を搭載し、フレキシブル基板24Aの各端部を指先の爪に相当する部位で重ね、各信号処理チップ34、35も同部位で重ね、外周を柔軟層17で覆うという構成でも良い。
図13は、本発明のロボットハンドの実施例2における指の第1節を示す横断面図である。
本実施例における第1節50では、節を筒体51により形作っており、指の腹部及び側部に相当する筒体51の外周部位に、感圧ゴム52を重ね合わせたフレキシブル基板53を巻き付けてから、その上に柔軟層54を重ね、更に感圧ゴム55を重ね合わせたフレキシブル基板56を巻き付け、感圧ゴム55を保護膜57により覆っている。
ここで、感圧ゴム52及びフレキシブル基板53の組み合わせにより把持認識用触覚センサBを構成している。また、感圧ゴム55及びフレキシブル基板56の組み合わせにより接触認識用触覚センサAを構成している。
接触認識用触覚センサAの感度は、把持認識用触覚センサBの感度よりも高く設定されている。
接触認識用触覚センサA及び把持認識用触覚センサBのいずれにおいても、実施例1の各触覚センサA1、A2、Bと同様の構成及び材質である。すなわち、フレキシブル基板表面に各圧力検出部31を行列方向に配列し、各圧力検出部31の各列毎に、各櫛歯電極31aをフレキシブル基板表側の信号線により共通接続して、各列の信号線を信号処理チップに接続し、かつ各圧力検出部31の各行毎に、各櫛歯電極31bをフレキシブル基板裏側の信号線により共通接続して、各行の信号線を信号処理チップに接続している。
信号処理チップは、低い感度の把持認識用触覚センサBの各圧力検出部31別に、各櫛歯電極31a、31b間に信号電圧を印加して、この間で感圧ゴム52の抵抗値に対応する信号電流を検出する。そして、信号処理チップは、各圧力検出部31の箇所で抵抗値に対応するそれぞれの信号電流を検出すると、各信号電流を示すそれぞれの2値信号を信号出力線を通じて外部のマイクロコンピュータに出力する。
マイクロコンピュータは、低い感度の把持認識用触覚センサBにより検出されて、信号処理チップにより2値化された各2値信号を入力すると、各2値信号に基づいて、第1節50の腹部及び側部のいずれの箇所に、どの程度の圧力が作用したかを判定し、この判定結果を指の把持力を制御するために用いる。
同様に、信号処理チップは、高い感度の接触認識用触覚センサAの各圧力検出部31別に、各櫛歯電極31a、31b間に信号電圧を印加して、この間で感圧ゴム55の抵抗値に対応する信号電流を検出する。そして、信号処理チップは、各圧力検出部31の箇所で抵抗値に対応するそれぞれの信号電流を検出すると、各信号電流を示すそれぞれの2値信号を信号出力線を通じて外部のマイクロコンピュータに出力する。
マイクロコンピュータは、高い感度の接触認識用触覚センサAにより検出されて、信号処理チップにより2値化された各2値信号を入力すると、各2値信号に基づいて、第1節50の腹部及びは側部のいずれの箇所に、どの程度の圧力が作用したかを判定し、この判定結果を対象物に対する指の位置等を制御するために用いる。
本実施例では、対象物の接触に伴う僅かな圧力は指外側で検出し易く、また対象物の把持に伴う大きな圧力は指内側でも検出することができる。このため、把持認識用触覚センサB及び接触認識用触覚センサAを指の第1節50周りに重ねて配置し、外側の接触認識用触覚センサAにより第1節50に作用する僅かな圧力を検出し、内側の把持認識用触覚センサBにより第1節50に作用する大きな圧力を検出している。
従って、外側の接触認識用触覚センサAが対象物への指の接触を認識するために用いられ、内側の把持認識用触覚センサBが指による対象物の把持を認識するために用いられる。
例えば、図14(a)、(b)に示す様に第1節50により対象物32を弱い力で把持しつつ、接触認識用触覚センサAにより対象物32を確認してから、把持認識用触覚センサBによる対象物32の把持力を検出して、各指10による把持力を調節する。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、多様に変形することができる。例えば、触覚センサとして、感圧ゴム及び1枚のフレキシブル基板の組み合わせを例示しているが、他の種類のものを適用しても良い。例えば、感圧ゴムを2枚のフレキシブル基板に挟み込み、各フレキシブル基板に各列のラインと各行のラインを振り分けて形成したものを適用し、各列のラインと各行のラインのそれぞれの交差箇所で、感圧ゴムの抵抗値を検出する様にしても良い。また、2枚のシート間に感圧液を封入し、各シートに各列のラインと各行のラインを振り分けて形成したものを適用し、各列のラインと各行のラインのそれぞれの交差箇所で、感圧液の抵抗値を検出する様にしても構わない。また、多数の圧電素子を指の節外周に配置しても構わない。
10 指
11 第1節
12 第2節
13 第3節
14 第1関節
15 第2関節
16 第3関節
21 コア部
22、23、27 感圧ゴム
24、26 フレキシブル基板
A1、A2 接触認識用触覚センサ
B 把持認識用触覚センサ
11 第1節
12 第2節
13 第3節
14 第1関節
15 第2関節
16 第3関節
21 コア部
22、23、27 感圧ゴム
24、26 フレキシブル基板
A1、A2 接触認識用触覚センサ
B 把持認識用触覚センサ
Claims (14)
- 触覚センサを指周りに配置したロボットハンドにおいて、
相互に異なるそれぞれの感度を有する複数の触覚センサを指周りに配置したことを特徴とするロボットハンド。 - 対象物への指の接触を認識する接触認識用触覚センサと、指による対象物の把持を認識する把持認識用触覚センサとを備え、接触認識用触覚センサの感度を把持認識用触覚センサの感度よりも高くしたことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
- 指先に配置された触覚センサと、指の腹部に配置された触覚センサとを備え、指先の触覚センサの感度を指の腹部の触覚センサの感度よりも高くしたことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
- 指の側部に配置された触覚センサと、指の腹部に配置された触覚センサとを備え、指の側部の触覚センサの感度を指の腹部の触覚センサの感度よりも高くしたことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
- 複数の触覚センサを指周りに重ねて配置し、指周りの外側に重ねられた触覚センサの感度を指周りの内側に重ねられた触覚センサの感度よりも高くしたことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
- 指周りの外側に重ねられた触覚センサが対象物への指の接触を認識するために用いられ、指周りの内側に重ねられた触覚センサが指による対象物の把持を認識するために用いられることを特徴とする請求項5に記載のロボットハンド。
- 指を形作るコア部を有し、指先に相当するコア部の部位を多面体で形成し、この多面体表面に触覚センサを配置したことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
- 多面体を覆う柔軟層を有し、柔軟層の内側が多面体に密着する形状であり、柔軟層の外側が滑らかな曲面を描く形状であることを特徴とする請求項7に記載のロボットハンド。
- 指を形作るコア部を有し、指の胴部に相当するコア部の部位を筒体で形成し、この筒体表面に触覚センサを配置したことを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
- 筒体を覆う均一な厚みの柔軟層を有することを特徴とする請求項9に記載のロボットハンド。
- 指を覆う柔軟層を備え、柔軟層は、指の腹部側を覆うものと指の爪もしくは甲側を覆うものとに分割されていることを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
- 触覚センサを覆う保護膜を有することを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
- 保護膜は、触覚センサの外側で接着固定されることを特徴とする請求項11に記載のロボットハンド。
- 保護膜は、触覚センサに塗布されて硬化した合成樹脂膜であることを特徴とする請求項11に記載のロボットハンド。
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