JP2005348782A - 遊技媒体貸出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メダルを貸し出す取引条件を切り換える切換時刻になっても、並んでいて連続取引する利用客には取引条件をよい方で貸し出すメダル貸機を提供する。
【解決手段】記憶手段44に、メダルを貸し出す複数の取引条件、これら取引条件を切り換える切換時刻、メダル貸出の前取引から次取引が連続することを判断する連続取引時間を記憶する。制御手段46は、切換時刻が経過しかつ前取引から次取引がないまま連続取引時間が経過したとき、取引条件を切り換える。制御手段46は、切換時刻が経過しかつ前取引から連続取引時間内に次取引があれば、利用客にとって取引条件がよい方で貸し出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸出装置に関する。
従来、遊技媒体貸出装置としては、例えばゲームセンターなどの遊技店に設置されて遊技媒体であるメダルを貸し出すメダル貸機などがある。このメダル貸機では、貨幣を投入し、希望する払出枚数の選択ボタンを押下することで、選択された払出枚数のメダルを払い出すとともに必要に応じて釣銭を払い出している。
ところで、遊技店を利用する利用客数は、曜日や時間帯などで異なり、例えば平日の午前中の時間帯などは他の時間帯などに比べて少ない傾向がある。
そこで、利用客数の少ない時間帯のメダルの払出枚数を通常よりも多くし、集客効果を高めようとするメダル貸機がある。このようなメダル貸機では、遊技店の係員が時間帯毎のメダルの払出枚数および払出枚数を切り換える切換時刻を設定しておくことにより、営業中に切換時刻に達したらメダル払出枚数を自動的に切り換えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−317128号公報(第4−5頁、図5)
しかしながら、メダル貸機にメダルの貸し出しを受けようとする複数の利用客が並んでいる状態でも、切換時刻に達すれば、メダルの払出数を直ちに切り換えてしまうため、切換時刻の直前の利用客に払い出されたメダルの払出数よりも切換時刻の直後の利用客に払い出されたメダルの払出数が少なくなる場合が発生し、特にそれら前後の利用客が同一グループである場合などに、メダルの払出数が少ないことで利用客から遊技店側に苦情がでる可能性がある。
しかも、メダルの払出枚数が多い時間帯から少ない時間帯に切り換える切換時刻の直前に利用客が集中して混乱するおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えることができる遊技媒体貸出装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の遊技媒体貸出装置は、時刻を確認する時計手段と、遊技媒体を貸し出す複数の取引条件およびこれら取引条件を切り換える切換時刻を記憶する記憶手段と、前記遊技媒体の貸し出しの前取引から次取引が連続することを判断する連続取引時間を設定する連続取引時間設定手段と、前記切換時刻が経過しかつ前取引から次取引がないまま前記連続取引時間が経過したとき、取引条件を切り換える制御手段とを具備しているものである。
そして、切換時刻が経過しかつ前取引から次取引がないまま連続取引時間が経過したとき、取引条件を切り換えるため、例えば、遊技媒体の貸し出しを受けようとする複数の利用客が並んでいる状態で、切換時刻に達しても、並んでいる利用客には取引条件を切り換えないようにすることが可能となり、利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えられる。
請求項2記載の遊技媒体貸出装置は、請求項1記載の遊技媒体貸出装置において、制御手段は、切換時刻が経過しかつ前取引から連続取引時間内に次取引があったとき、予め設定された切換条件に基づいて取引条件の切り換えの可否を決定するものである。
そして、切換時刻が経過しかつ前取引から連続取引時間内に次取引があったとき、例えば利用客側や店側の都合を考慮して予め設定された切換条件に基づいて、取引条件の切り換えの可否が適切に決定される。
請求項3記載の遊技媒体貸出装置は、時刻を確認する時計手段と、遊技媒体の貸し出しを操作する操作面と、前記遊技媒体を貸し出す複数の取引条件およびこれら取引条件を切り換える切換時刻を記憶する記憶手段と、前記操作面に臨む所定領域内の人の存在を検知する人感センサと、前記切換時刻が経過しかつ前記人感センサが検知状態にあれば予め設定された切換条件に基づいて取引条件の切り換えの可否を決定し、切換時刻が経過しかつ人感センサが未検知状態のときに取引条件を切り換える制御手段とを具備しているものである。
そして、切換時刻が経過しかつ人感センサが検知状態にあれば、例えば利用客側や店側の都合を考慮して予め設定された切換条件に基づいて、取引条件の切り換えの可否を適切に決定し、また、切換時刻が経過しかつ人感センサが未検知状態のときに取引条件を切り換え、例えば、遊技媒体の貸し出しを受けようとする複数の利用客が並んでいる状態で、切換時刻に達しても、並んでいる利用客には取引条件を切り換えないようにすることが可能となり、利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えられる。
請求項4記載の遊技媒体貸出装置は、請求項2または3記載の遊技媒体貸出装置において、制御手段による取引条件の切り換えの可否は、遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよい方に決定するものである。
そして、取引条件の切り換えの可否は、遊技媒体の貸し出しを受ける利用客側にとって取引条件がよい方に決定するため、利用客にとって都合よくなる。
請求項5記載の遊技媒体貸出装置は、請求項4記載の遊技媒体貸出装置において、制御手段は、切換時刻の経過後、取引条件を切り換えずに遊技媒体の貸し出しを連続取引しているときの経過時間が予め設定された連続取引制限時間以上、および連続取引の回数が予め設定された連続取引制限回数以上の少なくともいずれか一方の切換条件に該当すれば、取引条件を切り換えるものである。
そして、切換時刻の経過後、取引条件を切り換えずに遊技媒体の貸し出しを連続取引しているときの経過時間が予め設定された連続取引制限時間以上、および連続取引の回数が予め設定された連続取引制限回数以上の少なくともいずれか一方の切換条件に該当すれば、取引条件を切り換えるため、取引条件を切り換えない状態が長く続くのが制限される。
請求項6記載の遊技媒体貸出装置は、時刻を確認する時計手段と、遊技媒体を貸し出す複数の取引条件およびこれら取引条件を切り換える切換時刻を記憶する記憶手段と、前記切換時刻に達したときに前記遊技媒体の貸し出しの取引中であれば遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよい方に取引中の取引条件を決定し、切換時刻の経過後の非取引中に取引条件を切り換える制御手段とを具備しているものである。
そして、切換時刻に達したときに遊技媒体の貸し出しの取引中であれば遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよい方に取引中の取引条件を決定し、利用客にとって都合よくなり、また、切換時刻の経過後の非取引中に取引条件を切り換えるため、取引中の利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えられる。
請求項7記載の遊技媒体貸出装置は、請求項1ないし6いずれか記載の遊技媒体貸出装置において、遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよいことを報知する報知手段を具備しているものである。
そして、遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよいことを報知するため、集客効果が高まる。
請求項1記載の遊技媒体貸出装置によれば、切換時刻が経過しかつ前取引から次取引がないまま連続取引時間が経過したとき、取引条件を切り換えるため、例えば、遊技媒体の貸し出しを受けようとする複数の利用客が並んでいる状態で、切換時刻に達しても、並んでいる利用客には取引条件を切り換えないようにすることが可能となり、利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えることができる。
請求項2記載の遊技媒体貸出装置によれば、請求項1記載の遊技媒体貸出装置の効果に加えて、切換時刻が経過しかつ前取引から連続取引時間内に次取引があったとき、例えば利用客側や店側の都合を考慮して予め設定された切換条件に基づいて、取引条件の切り換えの可否を適切に決定できる。
請求項3記載の遊技媒体貸出装置によれば、切換時刻が経過しかつ人感センサが検知状態にあれば、例えば利用客側や店側の都合を考慮して予め設定された切換条件に基づいて、取引条件の切り換えの可否を適切に決定でき、また、切換時刻が経過しかつ人感センサが未検知状態のときに取引条件を切り換え、例えば、遊技媒体の貸し出しを受けようとする複数の利用客が並んでいる状態で、切換時刻に達しても、並んでいる利用客には取引条件を切り換えないようにすることが可能となり、利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えることができる。
請求項4記載の遊技媒体貸出装置によれば、請求項2または3記載の遊技媒体貸出装置の効果に加えて、取引条件の切り換えの可否は、遊技媒体の貸し出しを受ける利用客側にとって取引条件がよい方に決定するため、利用客にとって都合よくできる。
請求項5記載の遊技媒体貸出装置によれば、請求項4記載の遊技媒体貸出装置の効果に加えて、切換時刻の経過後、取引条件を切り換えずに遊技媒体の貸し出しを連続取引しているときの経過時間が予め設定された連続取引制限時間以上、および連続取引の回数が予め設定された連続取引制限回数以上の少なくともいずれか一方の切換条件に該当すれば、取引条件を切り換えるため、取引条件を切り換えない状態が長く続くのを制限できる。
請求項6記載の遊技媒体貸出装置によれば、切換時刻に達したときに遊技媒体の貸し出しの取引中であれば遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよい方に取引中の取引条件を決定し、利用客にとって都合よくでき、また、切換時刻の経過後の非取引中に取引条件を切り換えるため、取引中の利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えることができる。
請求項7記載の遊技媒体貸出装置によれば、請求項1ないし6いずれか記載の遊技媒体貸出装置の効果に加えて、遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよいことを報知するため、集客効果を高めることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図2および図3に、遊技媒体貸出装置として、例えばゲームセンターなどの遊技店に設置されて遊技媒体であるメダルを貸し出すメダル貸機を示す。このメダル貸機は、本体11とこの本体11の前面に開閉可能に設けられた扉体12を有している。
扉体12の前面は、利用客がメダルの貸し出しを操作する操作面13としている。この操作面13には、紙幣を投入する紙幣投入口14、釣銭紙幣を払い出す紙幣投出口15、硬貨を投入する硬貨投入口16、釣銭硬貨や両替硬貨を払い出す硬貨取出口17、メダルが払い出されるメダル取出口18、メダルの払出枚数を選択する複数のメダル貸ボタン19、投入金額や取引条件などを表示する表示部20、現在のメダルの払出枚数が多い取引条件にあることを報知する報知手段としての払出枚数変更中表示部21などが配設されている。
扉体12の裏面には、払い出されるメダルを受け入れるカップを1つずつメダル取出口18に投出するカップ投出部22、メダル取出口18にカップが投出されたことを検知するカップ検知センサ23などが配設されている。
本体11の内部には、紙幣投入口14から投入される紙幣を受け入れて処理するとともに釣銭紙幣を紙幣投出口15に払い出す紙幣処理部24、硬貨投入口16から投入される硬貨を受け入れて処理するとともに釣銭硬貨や両替硬貨を硬貨取出口17に払い出す硬貨処理部25、複数枚のメダルを貯留するとともに選択された払出枚数分のメダルをメダル取出口18に投出するメダル投出部26、エラー解除、データ集計、メダル貸機の各種の設定を行う係員操作部27、ジャーナルなどをプリントアウトするプリンタ28、メダル貸機を制御する制御部29、メダル貸機に電源を供給する電源部30などが配設されている。
本体11の上面には、メダル貸機であることを表示する電照部31が配設されている。
次に、図1に、メダル貸機のブロック図を示す。制御部29には、表示部20、係員操作部27、プリンタ28、紙幣処理部24の投入紙幣を識別する投入紙幣識別手段24aおよび釣銭紙幣を払い出す紙幣払出手段24b、硬貨処理部25の投入硬貨を識別する投入硬貨識別手段25aおよび釣銭硬貨や両替硬貨を払い出す硬貨払出手段25b、複数のメダル貸ボタン19、カップ投出部22、メダル投出部26、払出枚数変更中表示部21がそれぞれ接続され、電源部30から電源が供給される。
制御部29は、取引条件としてメダルの払出枚数を設定する払出枚数設定手段41、メダルの払出枚数を切り換える切換時刻(月日や曜日などの条件も含まれる)を設定する切換時刻設定手段42、切換時刻の経過後にメダルの貸し出しの前取引から次取引が連続することを判断するための連続取引時間を設定する連続取引時間設定手段43、メダルの払出枚数の取引条件、切換時刻、連続取引時間などを記憶する記憶手段44、切換時刻を判断する時計手段45、切換時刻の経過後に前取引から次取引がないまま連続取引時間が経過したとき、取引条件を切り換える制御手段46を、制御部29の機能として有している。
制御手段46は、切換時刻が経過しかつ前取引から連続取引時間内に次取引があるとき、切換時刻の前後の両取引条件を比較する取引条件比較手段47、比較した取引条件のうち、予め設定された切換条件に基づいて取引条件の切り換えの可否を決定する取引条件決定手段48の機能を有している。この取引条件決定手段48による取引条件の切り換えの可否は、切換条件の設定により、メダルの貸し出しを受ける利用客側にとって取引条件がよい方に決定するが、遊技店側にとって取引条件がよい方に決定することも可能である。
さらに、制御手段46は、切換時刻の経過後、取引条件を切り換えずにメダルの貸し出しを連続取引しているときの経過時間が予め設定された連続取引制限時間以上、および連続取引の回数が予め設定された連続取引制限回数以上の少なくともいずれか一方の切換条件に該当すれば、取引条件を切り換える連続取引制限手段49の機能を有する。なお、制御部29は、切換時刻の経過後、取引条件を切り換えずにメダルの貸し出しを連続取引しているときの連続取引時間を制限する連続取引制限時間、および連続取引の回数を制限する連続取引制限回数の少なくともいずれか一方の連続取引制限条件を設定する連続取引制限条件設定手段50の機能を有している。
また、取引条件決定手段48により利用客側にとって有利になるように設定されている場合、制御手段46は、切換時刻に達したときにメダルの貸し出しの取引中であればメダルの貸し出しを受ける利用客側にとって取引条件がよい方に取引中の取引条件を決定し、切換時刻の経過後の非取引中に取引条件を切り換える機能を有している。
次に、図4に、記憶手段44の記憶内容を示し、図4(a)には通常運用時間帯の取引条件(1)を示し、図4(b)には通常運用時間帯よりメダルの払出枚数を多くするサービス時間帯の取引条件(2)を示す。取引条件(2)は、12:00〜14:00までの時間帯に、取引条件(1)に比べて同一金額でメダルの払出枚数を2倍に設定した例を示す。また、図4(c)には連続取引時間を3分に設定した例を示す。また、図4(d)には連続取引制限条件として、時間が10分、回数が10回と設定した例を示す。
次に、本実施の形態の作用を図5および図6のフローチャートを参照して説明する。なお、取引条件は利用客が有利になるようになっているものとする。
メダル貸機には、タイムサービスとして貸し出すメダルの払出枚数を増量するサービス時間帯および枚数と連続取引時間、連続取引制限条件(時間、回数)を予め設定しておく。
メダル貸機の営業中において、メダル貸機の払出枚数変更中表示21を、通常運用時間帯は消灯し、サービス時間帯は点灯する。この払出枚数変更中表示21の点灯により、メダルの貸し出しを受ける利用客側にとって取引条件がよいサービス時間帯であることを報知し、集客効果を高めることができる。
メダル貸機の待機中には(ステップ1)、通常運用時間帯とサービス時間帯との切換時刻に達するまで(ステップ2)、紙幣または硬貨の現金が投入される(ステップ3)まで待機する。
現金が投入された場合には、取引中となり(ステップ4)、切換時刻に達するまでに(ステップ5)、貸出金額以上の現金が投入されてメダル貸ボタン19が押下されれば、現在の時間帯の取引条件に応じた払出枚数分のメダルを投出し(ステップ6)、釣銭がある場合には釣銭を投出し(ステップ7)、待機中に復帰する。
貸出金額以上の現金が投入されてメダル貸ボタン19が押下されるまでの取引中に、通常運用時間帯とサービス時間帯との切換時刻に達した場合には、メダルの貸し出しを受ける利用客側にとって取引条件がよい方に取引中の取引条件を決定する(ステップ8)。すなわち、通常運用時間帯とサービス時間帯とであればサービス時間帯の払出条件に決定する。そして、貸出金額以上の現金が投入されてメダル貸ボタン19が押下されれば、サービス時間帯の払出条件に応じた払出枚数分のメダルを投出し(ステップ9)、釣銭がある場合には釣銭を投出する(ステップ10)。
また、待機中に通常運用時間帯とサービス時間帯との切換時刻に達した場合や、取引中に通常運用時間帯とサービス時間帯との切換時刻に達してメダルや釣銭を払い出した場合に、前取引から連続取引時間内に現金の投入による次取引があるか確認する(ステップ11)。
切換時刻に前後して利用客が少ない場合には、切換時刻の時点で前取引から連続取引時間が経過しているか、切換時刻の経過後に前取引から次取引がないまま連続取引時間が経過する。連続取引時間が経過したときには、切り換える時間帯の取引条件の設定を確認し(ステップ12)、その取引条件におけるメダルの払出枚数に切り換え(ステップ13)、次の取引に待機する。
切換時刻に前後して利用客が多く連続する場合に、切換時刻の経過後も連続取引時間内に現金が投入されて次取引が行われれば、切換時刻から連続取引制限時間が経過する、または連続取引時間制限回数に達するまでは(ステップ14)、切換時刻の前後の時間帯の取引条件の設定を確認し(ステップ15)、利用客側にとって取引条件がよい方の取引条件を決定する(ステップ16)。すなわち、通常運用時間帯とサービス時間帯とであればサービス時間帯の払出条件に決定する。そして、貸出金額以上の現金が投入されてメダル貸ボタン19が押下されれば(ステップ17)、サービス時間帯の払出条件に応じた払出枚数分のメダルを投出し(ステップ18)、釣銭がある場合には釣銭を投出する(ステップ19)。
さらに、この取引後にも連続取引時間内に現金が投入されて次取引が行われれば、同様に、サービス時間帯の払出条件に応じた払出枚数分のメダルを払い出す。
また、切換時刻から連続取引制限時間が経過するまでに利用客が途切れ、前取引から連続取引時間内に次取引がなければ、ステップ12に進み、切り換える時間帯の取引条件の設定を確認し、その取引条件におけるメダルの払出枚数に切り換え、次の取引に待機する。
また、利用客が途切れずに連続取引が行われ、切換時刻から連続取引制限時間が経過した場合には、切り換える時間帯の取引条件の設定を確認し(ステップ20)、その取引条件におけるメダルの払出枚数に切り換える(ステップ21)。そして、貸出金額以上の現金が投入されてメダル貸ボタン19が押下されれば(ステップ22)、切り換えた払出条件に応じた払出枚数分のメダルを投出し(ステップ23)、釣銭がある場合には釣銭を投出し(ステップ24)、次の取引に待機する。なお、切換時刻以降の連続取引回数が連続取引制限回数に達した場合も、同様の処理を行う。
このように、メダル貸機によれば、切換時刻に達したときにメダルの貸し出しの取引中であればメダルの貸し出しを受ける側にとって取引条件がよい方に取引中の取引条件を決定し、利用客にとって都合よくでき、また、切換時刻の経過後の非取引中に取引条件を切り換えるため、取引中の利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えることができる。
また、切換時刻が経過しかつ前取引から次取引がないまま連続取引時間が経過したとき、取引条件を切り換えるため、メダルの貸し出しを受けようとする複数の利用客が並んでいる状態で、切換時刻に達しても、並んでいる利用客には取引条件を切り換えないようにすることが可能となり、利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えることができる。
しかも、切換時刻が経過しかつ前取引から連続取引時間内に次取引があったとき、利用客側や遊技店側の都合を考慮して予め設定された切換条件に基づいて、取引条件の切り換えの可否を適切に決定できる。この取引条件の切り換えの可否は、メダルの貸し出しを受ける利用客側にとって取引条件がよい方に決定すれば、利用客にとって都合よくでき、また、遊技店側にとって取引条件がよい方に決定することもできる。上記取引条件を店側で選択設定できるようにしてもよい。
また、切換時刻の経過後、取引条件を切り換えずにメダルの貸し出しを連続取引しているときの経過時間が予め設定された連続取引制限時間以上となる切換条件に該当すれば、取引条件を切り換えるため、取引条件を切り換えない状態が長く続き過ぎるのを制限できる。なお、取引条件を切り換える切換条件としては、連続取引の回数が予め設定された連続取引制限回数以上になったときでもよく、あるいは、連続取引制限時間と連続取引制限回数の両方とし、いずれか一方の切換条件に該当したとき、または両方の切換条件に該当したときに、取引条件を切り換えるようにしてもよい。
なお、前記実施の形態では、複数の利用客が連続する状態を、前取引と次取引との連続取引時間から判断していたが、メダル貸機の操作面13に臨む所定領域内の利用客の存在を検知する人感センサを用いて判断してもよい。この場合、切換時刻が経過しかつ人感センサが検知状態にあれば、利用客側や店側の都合を考慮して予め設定された切換条件に基づいて、取引条件の切り換えの可否を適切に決定でき、また、切換時刻が経過しかつ人感センサが未検知状態のときに取引条件を切り換え、メダルの貸し出しを受けようとする複数の利用客が並んでいる状態で、切換時刻に達しても、並んでいる利用客には取引条件を切り換えないようにすることが可能となり、利用客から苦情がでないように取引条件を切り換えることができる。
また、取引条件では、通常運用時間帯とサービス時間帯とでメダルの払出枚数を切り換えたが、メダルの貸出金額を切り換えても、あるいはメダルの払出枚数と貸出金額との両方を切り換えてもよい。
また、切換時刻の設定は、毎日同じとする条件のほか、月日や曜日などで変更する条件も加えてもよい。
また、通常運用時間帯とサービス時間帯との切り換えは、切換時刻の設定による自動切り換えに限らず、遊技店の係員が遠隔操作などにより手動で切り換えることも可能とし、その手動切換時点で上述の切換時刻に達したときと同様に制御してもよい。
また、メダル貸機は、現金以外に、カードなどの有価価値記憶媒体を受け入れてメダルを貸し出すようにしてもよい。
また、遊技媒体貸出装置としては、メダル貸機に限らず、遊技媒体としてのパチンコ玉を貸し出す玉貸機、併設される遊技台に対して遊技媒体投出指令を発する台間カード処理装置などにも適用できる。
本発明の一実施の形態を示す遊技媒体貸出装置のブロック図である。 同上遊技媒体貸出装置の正面図である。 同上遊技媒体貸出装置の扉体を開放した正面図である。 同上遊技媒体貸出装置の記憶手段の記憶内容を示し、(a)(b)は取引条件の説明図、(c)は連続取引時間設定の説明図、(d)は連続取引制限条件設定の説明図である。 同上遊技媒体貸出装置のフローチャートである。 同上遊技媒体貸出装置の図5に続くフローチャートである。
符号の説明
13 操作面
21 報知手段としての払出枚数変更中表示部
43 連続取引時間設定手段
44 記憶手段
45 時計手段
46 制御手段

Claims (7)

  1. 時刻を確認する時計手段と、
    遊技媒体を貸し出す複数の取引条件およびこれら取引条件を切り換える切換時刻を記憶する記憶手段と、
    前記遊技媒体の貸し出しの前取引から次取引が連続することを判断する連続取引時間を設定する連続取引時間設定手段と、
    前記切換時刻が経過しかつ前取引から次取引がないまま前記連続取引時間が経過したとき、取引条件を切り換える制御手段と
    を具備していることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  2. 制御手段は、切換時刻が経過しかつ前取引から連続取引時間内に次取引があったとき、予め設定された切換条件に基づいて取引条件の切り換えの可否を決定する
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技媒体貸出装置。
  3. 時刻を確認する時計手段と、
    遊技媒体の貸し出しを操作する操作面と、
    前記遊技媒体を貸し出す複数の取引条件およびこれら取引条件を切り換える切換時刻を記憶する記憶手段と、
    前記操作面に臨む所定領域内の人の存在を検知する人感センサと、
    前記切換時刻が経過しかつ前記人感センサが検知状態にあれば予め設定された切換条件に基づいて取引条件の切り換えの可否を決定し、切換時刻が経過しかつ人感センサが未検知状態のときに取引条件を切り換える制御手段と
    を具備していることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  4. 制御手段による取引条件の切り換えの可否は、遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよい方に決定する
    ことを特徴とする請求項2または3記載の遊技媒体貸出装置。
  5. 制御手段は、切換時刻の経過後、取引条件を切り換えずに遊技媒体の貸し出しを連続取引しているときの経過時間が予め設定された連続取引制限時間以上、および連続取引の回数が予め設定された連続取引制限回数以上の少なくともいずれか一方の切換条件に該当すれば、取引条件を切り換える
    ことを特徴とする請求項4記載の遊技媒体貸出装置。
  6. 時刻を確認する時計手段と、
    遊技媒体を貸し出す複数の取引条件およびこれら取引条件を切り換える切換時刻を記憶する記憶手段と、
    前記切換時刻に達したときに前記遊技媒体の貸し出しの取引中であれば遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよい方に取引中の取引条件を決定し、切換時刻の経過後の非取引中に取引条件を切り換える制御手段と
    を具備していることを特徴とする遊技媒体貸出装置。
  7. 遊技媒体の貸し出しを受ける側にとって取引条件がよいことを報知する報知手段を具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の遊技媒体貸出装置。
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