JP2005348764A - ルアーテーパーを有する医療用具用キャップ及び医療用具 - Google Patents

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【課題】気密性ないし液密性を向上させることができ、またルアーテーパーに対するストレスを小さくすることができる、ルアーテーパーを有する医療用具用キャップ及び医療用具を提供すること。
【解決手段】本体(2)の内部に装着部(4)を突設したキャップ(1)において、前記本体(2)は、筒状に形成され、被装着部に近い側の第一端部と被装着部から遠い側の第二端部を有し、前記装着部(4)は、本体(2)の第二端部側壁面から突設され、当該装着部(4)の先端は本体(2)の第一端部側より露出し、当該装着部(4)の外表面は、本体(2)の第二端部側に平坦部(5)を形成し、当該平坦部(5)に段部(6)を介して、本体(2)の第一端部側に向けて先細りのテーパー部(4)を形成したルアーテーパーを有する医療用具用キャップ(1)。
【選択図】図1

Description

本発明は、ルアーコネクターないしルアーテーパーを有する医療用具(例えば人工肺、血液フィルター等、これらの構成部品も含む)用のキャップに関する。特に硬質材料により形成されたルアーテーパーを有する医療用具用キャップ(以下、キャップと略記する)と当該キャップを装着した医療用具に関する。
例えば、特許文献1には、一端が閉塞したキャップ本体内に、可撓性を有する可撓性チューブの端部が装着される装着部が、キャップ本体の閉塞部から開口部方向に延設され、上記キャップ本体の内部側壁及び装着部に、キャップ本体の開口部とチューブの中空部とを連通する連通部がそれぞれ形成されており、上記装着部の外径が、キャップ本体の閉塞部側から開口部側に向って小さく形成されていると共に、上記開口部側の装着部に、平坦部、凸部又は突条で構成された抜け止め部が形成されている可撓性チューブのキャップの発明が記載されている。
当該キャップは、装着部が本体の内部空間内に収納され、装着部の略60%程度は、連続した壁面を有する筒体で形成されているが、残りの略40%程度は、不連続の突片で形成されている。
このため可撓性チューブの内径の変動を、弾性を有する突片により吸収できるので、可撓性チューブを装着部に容易に装着できる。しかも、弾性突片に基づく復元力に対応する押圧力が、可撓性チューブの内方から外方へ作用するので、弾性突片の平坦部が可撓性チューブと緊密に面接触し、キャップの脱落が防止することができる。
以上のように当該発明のキャップは、可撓性チューブのキャップとしては、優れているが、例えば、ルアーコネクター等のルアーテーパーを有する硬質部材(プラスチック)からなる医療用具の場合は、気密性、液密性が要求されるため、必ずしも好適とはいえない。
また特許文献2には、本体の内部に装着部を突設した栓体(キャップ)が記載されているが、当該栓体(キャップ)の装着部は、本体の内部空間内に収納され、外表面は、平坦に形成されているので、前記ルアーコネクター等のルアーテーパーを有する医療用具のキャップとしては必ずしも好適とはいえない。
特許2771291(特許請求の範囲、図1) 実公昭55−55735(実用新案登録請求の範囲、第3図)
解決しようとする問題点は、装着部に不連続の突片を形成したキャップや装着部の外表面を平坦に形成したキャップは、ルアーコネクター等のルアーテーパーを有する医療用具に装着する場合、気密性、液密性が十分でない点である。
[1]本発明は、本体(2)の内部に装着部(4)を突設したキャップ(1)において、
前記本体(2)は、筒状に形成され、被装着部に近い側の第一端部と被装着部から遠い側の第二端部を有し、
前記装着部(4)は、本体(2)の第二端部側壁面から突設され、当該装着部(4)の先端は本体(2)の第一端部側より露出し、
当該装着部(4)の外表面は、本体(2)の第二端部側に平坦部(5)を形成し、当該平坦部(5)に段部(6)を介して、本体(2)の第一端部側に向けて先細りのテーパー部(4)を形成したルアーテーパーを有する医療用具用キャップ(1)を提供する。
[2]本発明は、本体(12)の内部に装着部(14)を突設したキャップ(11)において、
前記本体(12)は、筒状に形成され、被装着部に近い側の第一端部と被装着部から遠い側の第二端部を有し、
前記装着部(14)は、本体(12)の第二端部側壁面から突設され、当該装着部(14)の先端は本体(12)の第一端部側より露出し、
前記装着部(14)の外表面は、本体(12)の第二端部側に先細りのテーパー部(15)を形成し、当該テーパー部(15)に、境界部(16)を介して、本体(12)の第一端部側に向けて、前記テーパー部(15)よりも勾配の緩やかな先細りのテーパー部(16)を形成したルアーテーパーを有する医療用具用キャップ(11)を提供する。
[3]本発明は、被装着部(31)の本体(32)の内壁面に、[1]ないし[2]に記載の医療用具用キャップ(1、11)の装着部(4、14)を装着した医療用具を提供する。
本発明は、気密性ないし液密性を向上させることができ、またルアーテーパーに対するストレスを小さくすることができる。
図1、2は本発明のキャップ1、11の一例を示す一部切欠き断面図、図3は本発明のキャップ1、11を装着する被装着部(コネクター)の一例を示す概略図、図4は図3の断面図、図5、6は本発明のキャップ1、11を被装着部(コネクター)に装着したところの断面図である。
本発明のキャップ1、11は、図1、2に例示するように、筒状の本体2、12の内部に、筒状の装着部4、24を突設している。本体2、12は被装着部(コネクター)に近い側の第一端部と被装着部(コネクター)から遠い側の第二端部を有する。第一端部側は開放端に形成され、第二端部側は開放端に形成されている。
図1、2の例示では、本体2、12の内壁面には、突部と溝部からなる螺合部3、13が形成されているが、当該内壁面はテーパーまたはストレートな壁面に形成しても良い。
図1、2の例示では、装着部4、14は、本体2、12の第一端部側は閉塞端に形成し、本体2、12の第二端部側は開放端に形成されているが、第一端部側を開放端に形成し、第二端部側を閉塞端に形成しても良い。また図1、2の例示では、装着部4、14は、内部空間(空洞)を有しているが、当該内部空間(空洞)のない無垢に形成することもできる。
装着部4、14は、本体2、12の第二端部壁面から突設され、装着部4、14の先端は本体2、12の第一端部より露出している。
キャップ1において、装着部4の外表面は、本体2の第二端部側に平坦部5を形成し、当該平坦部5に段部6を介して、本体2の第一端部側に向けて先細りのテーパー部4を形成している。
キャップ11において、前記装着部14の外表面は、第二端部側に先細りのテーパー部15を形成し、当該テーパー部15に、境界部16を介して、第一端部側に向けて、前記テーパー部15よりも勾配の緩やかな先細りのテーパー部16を形成している。
本発明のキャップ1、11は、図3、4に例示する被装着部(コネクター)に装着される。図3、4は被装着部の代表的な一例としてルアーコネクター31を記載している。
図3、4の例示では、ルアーコネクター31は、本体32は、筒状に形成され、キャップ1、11に近い側の第一端部とキャップ1、11に遠い側の第二端部を有する。第一端部側の外周面に、突部と溝部からなる螺合部33(前記キャップ1、11の螺合部3、13と螺合される)が形成されている。当該外周面は、前記キャップ1、11の形状に合わせて、テーパーまたはストレートな壁面に形成しても良い。第二端部側の外周面にチューブ等の装着溝35が形成されている。
本体32内壁面には、第一端部側から略中央部に亘って、勾配の揺るやかなテーパー部36と急なテーパー部37が境界部38を介して形成されている。本体32略中央部の外壁面には、必要に応じて翼部34が形成されている。
図5と図6は、それぞれ本発明のキャップ1、11を、ルアーコネクター31に装着したところの概略図で、キャップ1では、図5のように装着部4の外表面(平坦部5)が、ルアーコネクター31本体32の内壁面の一部(第一端部側のテーパー部36)を半径方向に押し広げるように装着されるので、気密性ないし液密性を向上させることができ、またルアーテーパーに対するストレスを小さくすることができる。
またキャップ11では、図6のように装着部14の外表面(テーパー部15)及び(本体12)第二端部壁面が、ルアーコネクター31本体32の内壁面(テーパー部36から第一端部の間)と(本体32)第一端部壁面を半径方向に押し広げるように、装着されるので、気密性ないし液密性を向上させることができ、またルアーテーパーに対するストレスを小さくすることができる。
本発明のキャップ1の一部切欠き断面図 本発明のキャップ11の一部切欠き断面図 コネクターの概略図 コネクターの断面図 キャップ1を、ルアーコネクター31に装着したところの概略図 キャップ11を、ルアーコネクター31に装着したところの概略図
符号の説明
1、11 キャップ
2、12 本体
3、13 螺合部
4、14 装着部
5 平坦部
6 段部
7 テーパー部
15 テーパー部
16 境界部
17 テーパー部
31 被装着部(コネクター)
32 本体
33 螺合部
34 翼部
35 溝
36 テーパー部
37 テーパー部
38 境界部

Claims (3)

  1. 本体(2)の内部に装着部(4)を突設したキャップ(1)において、
    前記本体(2)は、筒状に形成され、被装着部に近い側の第一端部と被装着部から遠い側の第二端部を有し、
    前記装着部(4)は、本体(2)の第二端部側壁面から突設され、当該装着部(4)の先端は本体(2)の第一端部側より露出し、
    当該装着部(4)の外表面は、本体(2)の第二端部側に平坦部(5)を形成し、当該平坦部(5)に段部(6)を介して、本体(2)の第一端部側に向けて先細りのテーパー部(4)を形成したことを特徴とするルアーテーパーを有する医療用具用キャップ(1)。
  2. 本体(12)の内部に装着部(14)を突設したキャップ(11)において、
    前記本体(12)は、筒状に形成され、被装着部に近い側の第一端部と被装着部から遠い側の第二端部を有し、
    前記装着部(14)は、本体(12)の第二端部側壁面から突設され、当該装着部(14)の先端は本体(12)の第一端部側より露出し、
    前記装着部(14)の外表面は、本体(12)の第二端部側に先細りのテーパー部(15)を形成し、当該テーパー部(15)に、境界部(16)を介して、本体(12)の第一端部側に向けて、前記テーパー部(15)よりも勾配の緩やかな先細りのテーパー部(16)を形成した、ことを特徴とするルアーテーパーを有する医療用具用キャップ(11)。
  3. 被装着部(31)の本体(32)の内壁面に、請求項1ないし請求項2に記載の医療用具用キャップ(1、11)の装着部(4、14)を装着したことを特徴とする医療用具。
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