JP3626546B2 - 内視鏡用挿入補助具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、マザースコープの挿通チャンネルに挿通されるベビースコープを挿通チャンネルの入口に案内するための内視鏡用挿入補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
マザースコープの挿通チャンネルの入口には一般に、汎用性を考慮して、ルアーロック型の注射針に用いられているのと同様のルアーロック口金が用いられている。
【0003】
そのルアーロック口金に対して着脱自在に取り付けられる内視鏡用挿入補助具は、ベビースコープ使用時に、挿通チャンネルの入口付近でベビースコープが急激に曲がって折れるのを防止するためのものであり、従来は、全体が弾力性のあるゴムで形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、全体がゴムで形成された内視鏡用挿入補助具は、そこに挿通されたベビースコープに引っ張られて湾曲すると、ルアーロック口金への取り付け部が変形してシール性が低下するので、体腔内の汚液が噴き出してしまう不都合がある。
【0005】
そこで、例えば図4に示されるように、ルアーロック口金51に対して係合させる金具52を、注射筒等に取り付けられるルアー取り付け金具と同形状に形成し、ベビースコープの折れを防止するためのゴム製の案内部材をその金具にライニングすることが考えられる。
【0006】
そのように構成すると、金具52がルアーロック口金52に緩みなく係合するので、シール性の問題はなくなる。しかし、図4からも明らかなように、金具52にはルアーロック口金51内に差し込まれる差し込み管部53があるので、内径が非常に細くなってしまい、ベビースコープを通すことができない。
【0007】
そこで本発明は、マザースコープのルアーロック口金に対してシール性が損なわれることなく着脱自在に取り付けることができ、しかもベビースコープを通すための十分な内径を確保することができる内視鏡用挿入補助具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の内視鏡用挿入補助具は、マザースコープの挿通チャンネルの入口に設けられたルアーロック口金に対して着脱自在に取り付けられる内視鏡用挿入補助具において、上記ルアーロック口金に対してその外周側から螺合するルアーロック用ナットと、上記ルアーロック用ナットを上記ルアーロック口金に螺合させることによって上記ルアーロック口金の突端面に押圧されるシール部材と、上記ルアーロック用ナットと一体に形成された弾力性のある部材からなりベビースコープの挿入部を案内するための貫通孔が上記ルアーロック口金の軸線の延長方向に形成された案内部材と、上記ベビースコープの挿入部の外周面との間の隙間をシールするように上記案内部材の貫通孔内部に形成されたシール部と、を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図2は、マザースコープ10の挿通チャンネル15にベビースコープ20の挿入部21が通された状態を示しており、挿通チャンネル15の出口は、マザースコープ10の挿入部の先端(図示せず)に開口している。
【0010】
マザースコープ10の挿通チャンネル15の入口には、図3に示されるように、ルアーロック型の注射針に用いられているのと同じルアーロック口金12が、挿通チャンネル15に連通して取り付けられている。
【0011】
そして、そこに挿通されるベビースコープ20の挿入部21が急激に曲がって折れるのを防止するための挿入補助具30が、ルアーロック口金12に対して着脱自在に取り付けられるようになっている。13は、ルアーロック口金12を塞いでおくためのゴム製の蓋である。
【0012】
図1は、ルアーロック口金12に挿入補助具30が取り付けられて、ベビースコープ20の挿入部21が挿通された状態を示している。ルアーロック口金12の根元部には、蓋13の取り付け部13aが嵌め込まれている。
【0013】
挿入補助具30は、ルアーロック口金12に対してその外周側から螺合するルアーロック用ナット31と、そのルアーロック用ナット31をルアーロック口金12に締め込むことによってルアーロック口金12突端面12aに押圧されるシール部材32と、ライニング成形によってルアーロック口金12と一体に形成された弾力性のあるゴム製の案内部材33によって構成されている。
【0014】
ルアーロック用ナット31は、ルアーロック口金12に外周側から螺合する雌ねじ部31aが約半分であり、残りの部分はルアーロック口金12の突端から突出した位置にあって、その端部はルアーロック口金12の突端部の内径よりやや太い程度の内径に、細く形成されている。
【0015】
そして、その部分31bとルアーロック口金12の突端面12aとの間に、シール部材32が挟まれるように配置されている。シール部材32は、例えばNBRのような弾力性のあるゴム材等によって、ルアーロック口金12の突端部の内径よりやや太い内径を有する環状に形成されている。
【0016】
そして、ルアーロック用ナット31をルアーロック口金12にきつく螺合させると、シール部材32がルアーロック口金12の突端面12aに押圧されて、シール部材32とルアーロック口金12との当接部及びシール部材32とルアーロック用ナット31との当接部が完全にシールされ、ルアーロック口金12に対するルアーロック用ナット31の螺合を緩めない限りシール状態が維持される。
【0017】
案内部材33の外形形状は、ルアーロック口金12への取り付け部から遠ざかるにしたがって次第に細くなるテーパ状に形成されている。そして、案内部材33の中心軸線はルアーロック口金12の軸線の延長線上に位置していて、ベビースコープ20の挿入部21を案内するための貫通孔34がその軸線位置に形成されている。
【0018】
その案内孔34は、ベビースコープ20の挿入部21を軽く挿脱することができるように、ルアーロック口金12の突端部の内径よりやや太い内径に形成されている。
【0019】
そして貫通孔34の途中には、ベビースコープ20の挿入部21の外周面に密着する薄いシール部35が形成されていて、挿入部21の外周面と貫通孔34との間の隙間がシールされている。
【0020】
このように構成された挿入補助具30は、マザースコープ10の挿通チャンネル15の入口に設けられたルアーロック口金12に対して着脱自在であり、シール部35部分以外の部分は全てルアーロック口金12の突端部の内径よりやや太い程度の内径に形成されているので、ベビースコープ20の挿入部21を楽に通すことができる。
【0021】
そして、テーパ状に形成された弾力性のある案内部材33によって、その中に挿通された挿入部21の急激な湾曲が防止され、案内部材33が曲げられても、ルアーロック口金12に対する装着部のシールは安定して維持される。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、マザースコープの挿通チャンネルの入口に設けられたルアーロック口金に対してその外周側からルアーロック用ナットを螺合させることによって、ルアーロック口金の突端面にシール部材が押圧されるので、ルアーロック口金に対して着脱自在であってその係合部のシール性が損なわれず、しかもルアーロック口金に差し込まれる部材がないので、ベビースコープを通すための十分な内径を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の内視鏡用挿入補助具の部分拡大断面図である。
【図2】本発明の実施の形態のマザースコープの挿通チャンネル15にベビースコープの挿入部が挿通された状態の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態のマザースコープの挿通チャンネル15の入口部分の側面図である。
【図4】ルアー取り付け金具と同形状の金具がルアーロック口金に接続された状態の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
10 マザースコープ
12 ルアーロック口金
15 挿通チャンネル
20 ベビースコープ
21 挿入部
30 挿入補助具
31 ルアーロック用ナット
32 シール部材
33 案内部材
34 貫通孔
35 シール部

Claims (1)

  1. ベビースコープが通されるマザースコープの挿通チャンネルの入口に設けられたルアーロック口金に対して着脱自在に取り付けられる内視鏡用挿入補助具において、
    上記ルアーロック口金に対してその外周側から螺合するルアーロック用ナットと、
    上記ルアーロック口金の突端部の内径より大きな内径を有する環状に形成され、上記ルアーロック用ナットを上記ルアーロック口金に螺合させることによ上記ルアーロック口金の突端面に押圧されてその状態において上記ベビースコープの挿入部の外径より大きな内径を有するシール部材と、
    上記ルアーロック用ナットと一体に形成された弾力性のある部材からなり上記ベビースコープの挿入部を案内するための貫通孔が上記ルアーロック口金の軸線の延長方向に形成された案内部材と、
    上記ベビースコープの挿入部の外周面との間の隙間をシールするように上記案内部材の貫通孔内部に形成されたシール部と、
    を有することを特徴とする内視鏡用挿入補助具。
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