JP2005346345A - Icタグを用いた入場システム,方法,入場管理サーバおよびプログラム - Google Patents

Icタグを用いた入場システム,方法,入場管理サーバおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザのプライバシーに配慮したICタグによる設備利用を可能とする。
【解決手段】会場入場時に、ユーザが携帯するICタグ10に予め記録されたユーザIDにより会場入場の認証を行い入場料金の決済を行うとともに、全ての会場入場ユーザおよび全ての設備に共通に使用可能な共通認証番号をICタグ10に書き込み、会場内の各設備への入場時に、ICタグ10に記録された共通認証番号により設備入場の認証を行う。また、会場入場時または設備入場時の認証後に、会場入場ゲート装置20または設備利用認証装置40の入場用ゲートを開きユーザの入場を許可する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICタグを用いた入場システム,方法,入場管理サーバおよびプログラムに関し、特に会場入場時や会場内各設備の利用時におけるICタグを用いた入場システム,方法,入場管理サーバおよびプログラムに関する。
イベント等の会場においてICタグを用いて入場管理を行う従来の方法は、例えば、特開2003−58619号公報(特許文献1)に開示されている。
この特許文献1においては、会場入場者が携帯するICタグに格納された個人識別子を、会場内の各ブースに設置されたICタグリーダライタが読み取ることで、入場受付を自動化している。また、読み取られた個人識別子は入場したブースのブース識別子や入場日時情報とともに、会場内情報管理データベースに記録される。なお、個人識別子は個人を一意に識別可能なものであり、この個人識別子に対応付けて個人情報が予め個人情報データベースに登録されている。
特開2003−58619号公報(段落「0037」〜「0039」、図1、図5)
上述した特許文献1に記載の発明においては、入場者の個人識別子が入場したブースのブース識別子に対応して記録されるため、各ブースの運営業者に入場者の個人情報が分かってしまうことになる。このため、後日電話やダイレクトメール等による勧誘や宣伝が入場者に対して頻繁に行われることもあり、こうした行為を迷惑と感じる入場者にとっては問題であった。また、どこのブースを利用したかの記録が残るため、入場者としては個人情報を出さずに、すなわちプライバシーを守りながら各ブースに入場するということができないという問題がある。
また、特許文献1に記載の発明は招待イベントを対象にしているため入場料は無料であるが、入場料が必要なイベント等においては入場料の自動決済をICタグを用いて行えることが望ましい。
本発明は、以上の問題の少なくともいずれかを解決するICタグを用いた入場システム,方法,サーバおよびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1のICタグを用いた入場システムは、ユーザが携帯するICタグと、会場入場ゲート装置と、会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置と、前記会場入場ゲート装置,前記設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバとを備えたICタグを用いた入場システムであって、
前記ICタグは、ユーザIDが記録された第1の記憶手段と、全ての会場入場ユーザおよび全ての設備に共通に設定された共通認証番号が記録される第2の記憶手段とを有し、
前記会場入場ゲート装置は、前記ICタグとの間で情報の読み取り,書き込みを非接触で行う非接触ICリーダライタと、第1の共通認証番号記憶部と、会場入場ゲートとを備え、前記入場管理サーバから受信した共通認証番号を前記第1の共通認証番号記憶部に記憶する手段と、前記ICタグからユーザIDを読み取り前記入場管理サーバに送信する手段と、前記入場管理サーバから共通認証番号書き込み許可情報を受信し、前記第1の共通認証番号記憶部に記憶された共通認証番号を前記ICタグに書き込む手段と、前記ICタグへの共通認証番号書き込み後に前記会場入場ゲートを開く手段とを有し、
前記設備利用認証装置は、前記ICタグから非接触で情報を読み取る非接触ICリーダと、第2の共通認証番号記憶部と、設備入場ゲートとを備え、前記入場管理サーバから受信した共通認証番号を前記第2の共通認証番号記憶部に記憶する手段と、前記ICタグから共通認証番号を読み取り前記第2の共通認証番号記憶部に記憶された共通認証番号と照合する手段と、前記照合の結果、両者が一致した場合に前記設備入場ゲートを開く手段とを有し、
前記入場管理サーバは、定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する手段と、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する手段と、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する手段とを有する。
本発明の第2のICタグを用いた入場システムは、本発明の第1のICタグを用いた入場システムにおいて、インターネットを介して前記入場管理サーバに接続される金融機関サーバをさらに備え、前記入場管理サーバは前記ユーザID認証後に入場料金の決済を前記金融機関サーバに依頼する手段を、さらに有する。
本発明の第3のICタグを用いた入場システムは、本発明の第1のICタグを用いた入場システムにおいて、インターネットを介して前記入場管理サーバに接続される金融機関サーバをさらに備え、前記入場管理サーバは、来場回数に応じた入場料金が予め登録されたデータベースを備え、ユーザ毎の来場履歴情報を登録する手段と、前記ユーザID認証後に前記来場履歴情報および前記データベースを参照し来場回数に応じた入場料金を取得する手段と、取得した入場料金の決済を前記金融機関サーバに依頼する手段とを、さらに有する。
本発明の第4のICタグを用いた入場システムは、本発明の第1,第2または第3のICタグを用いた入場システムにおいて、前記設備利用認証装置は、前記ICタグから受信した共通認証番号の認証後に利用日時情報と設備IDを前記入場管理サーバに送信する手段をさらに有し、前記入場管理サーバは、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する手段をさらに有する。
本発明の第5のICタグを用いた入場システムは、本発明の第1,第2,第3または第4のICタグを用いた入場システムにおいて、前記ICタグは、携帯電話機,PHS,PDA,ノートパソコン,腕時計を含むユーザ携帯物品に取り付けられていることを特徴とする。
本発明の第1の入場管理サーバは、会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバであって、
定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する手段と、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する手段と、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する手段とを有する。
本発明の第2の入場管理サーバは、会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバであって、
定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する手段と、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する手段と、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する手段と、ユーザID認証後に入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼する手段と、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する手段とを有する。
本発明の第3の入場管理サーバは、会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバであって、
定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する手段と、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する手段と、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する手段と、来場回数に応じた入場料金を予めデータベースに登録する手段と、ユーザ毎の来場履歴情報を登録する手段と、ユーザID認証後に前記来場履歴情報および前記データベースを参照し来場回数に応じた入場料金を取得する手段と、取得した入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼する手段と、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する手段とを有する。
本発明の第1のICタグを用いた入場方法は、会場入場時に、ユーザが携帯するICタグに予め記録されたユーザIDにより会場入場の認証を行い入場料金の決済を行うとともに、全ての会場入場ユーザおよび全ての設備に共通に使用可能な共通認証番号を前記ICタグに書き込み、会場内の各設備への入場時に、前記ICタグに記録された共通認証番号により設備入場の認証を行うことを特徴とする。
本発明の第2のICタグを用いた入場方法は、ユーザが携帯するICタグと、会場入場ゲート装置と、会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置と、前記会場入場ゲート装置,前記設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバとを備えたシステムにおけるICタグを用いた入場方法であって、
前記入場管理サーバが定期的に共通認証番号を生成して前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信し両装置が共通認証番号を記憶するステップと、ユーザの会場入場時に、前記会場入場ゲート装置が前記ICタグからユーザIDを読み取り前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが受信したユーザIDを認証するステップと、前記入場管理サーバが認証後に共通認証番号書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信するステップと、共通認証番号書き込み許可情報を受信した前記会場入場ゲート装置が共通認証番号を前記ICタグに書き込むステップと、前記会場入場ゲート装置が会場入場ゲートを開くステップと、ユーザの設備入場時に、前記設備利用認証装置が前記ICタグから共通認証番号を読み取るステップと、前記設備利用認証装置が共通認証番号の認証を行うステップと、共通認証番号が認証された場合に前記設備利用認証装置が設備入場ゲートを開くステップとを有する。
本発明の第3のICタグを用いた入場方法は、ユーザが携帯するICタグと、会場入場ゲート装置と、会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置と、前記会場入場ゲート装置,前記設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバとを備えたシステムにおけるICタグを用いた入場方法であって、
前記入場管理サーバが定期的に共通認証番号を生成して前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信し両装置が共通認証番号を記憶するステップと、ユーザの会場入場時に、前記会場入場ゲート装置が前記ICタグからユーザIDを読み取り前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが受信したユーザIDを認証するステップと、前記入場管理サーバが認証後に共通認証番号書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信するステップと、共通認証番号書き込み許可情報を受信した前記会場入場ゲート装置が共通認証番号を前記ICタグに書き込むステップと、前記会場入場ゲート装置が会場入場ゲートを開くステップと、前記入場管理サーバが共通認証番号書き込み許可情報送信後に入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼するステップと、ユーザの設備入場時に、前記設備利用認証装置が前記ICタグから共通認証番号を読み取るステップと、前記設備利用認証装置が共通認証番号の認証を行うステップと、共通認証番号が認証された場合に前記設備利用認証装置が設備入場ゲートを開くステップと、前記設備利用認証装置がユーザの利用日時と設備IDを前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが前記設備利用認証装置から受信した利用日時を設備ID別に登録するステップとを有する。
本発明の第4のICタグを用いた入場方法は、ユーザが携帯するICタグと、会場入場ゲート装置と、会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置と、前記会場入場ゲート装置,前記設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバとを備えたシステムにおけるICタグを用いた入場方法であって、
前記入場管理サーバが定期的に共通認証番号を生成して前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信し両装置が共通認証番号を記憶するステップと、ユーザの会場入場時に、前記会場入場ゲート装置が前記ICタグからユーザIDを読み取り前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが受信したユーザIDを認証するステップと、前記入場管理サーバが認証後に共通認証番号書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信するステップと、共通認証番号書き込み許可情報を受信した前記会場入場ゲート装置が共通認証番号を前記ICタグに書き込むステップと、前記会場入場ゲート装置が会場入場ゲートを開くステップと、前記入場管理サーバが共通認証番号書き込み許可情報送信後にユーザID対応の来場回数を取得するステップと、前記入場管理サーバが来場回数に応じた入場料金を取得するステップと、取得した入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼するステップと、ユーザID対応に来場日時と来場回数をユーザ別来場履歴として登録するステップと、ユーザの設備入場時に、前記設備利用認証装置が前記ICタグから共通認証番号を読み取るステップと、前記設備利用認証装置が共通認証番号の認証を行うステップと、共通認証番号が認証された場合に前記設備利用認証装置が設備入場ゲートを開くステップと、前記設備利用認証装置がユーザの利用日時と設備IDを前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが前記設備利用認証装置から受信した利用日時を設備ID別に登録するステップとを有する。
本発明の第1のプログラムは、会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバに適用されるプログラムであって、定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する機能、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する機能、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する機能、をコンピュータに実現させる。
本発明の第2のプログラムは、会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバに適用されるプログラムであって、定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する機能、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する機能、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する機能、ユーザID認証後に入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼する機能、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する機能、をコンピュータに実現させる。
本発明の第3のプログラムは、会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバに適用されるプログラムであって、定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する機能、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する機能、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する機能、来場回数に応じた入場料金を予めデータベースに登録する機能、ユーザ毎の来場履歴情報を登録する機能、ユーザID認証後に前記来場履歴情報および前記データベースを参照し来場回数に応じた入場料金を取得する機能、取得した入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼する機能、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する機能、をコンピュータに実現させる。
本発明は、ICタグのユーザIDで会場への入場の認証を行うとともに、入場後の各設備利用時には全ての入場ユーザに共通な共通認証番号を使用するようにしている。このため、会場内においてユーザは各設備を利用できるが、誰がどの設備を利用したかということはわからないようになっている。すなわち、ユーザのプライバシーが守られた状態でユーザの設備利用が可能になるという効果がある。
また、本発明は、ICタグ10を利用した非接触の自動開閉ゲートを利用するように構成しているため、会場や各設備入場時にユーザが待たされることなくスムーズに入場できるという効果がある。
本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず、詳細な説明に入る前に、本実施の形態で用いられる会場,設備の用語の定義について説明する。会場とはイベント等が行われる場所のことであり、設備とは会場内に設けられた施設,ブース,装置,遊具等を意味している。会場には複数の設備が備えられている。なお、本発明の対象となる会場は、会場入場時に入場料を支払えば会場内の全ての設備への入場が無料で許可されるタイプのものである。なお、会場と設備の例としては以下のようなものを想定しているが、これらに限定されず、上記の定義や対象に合うものであれば他の会場,設備であってもよい。
・進学相談会場(会場)と、学校別ブース(設備)
・コンサルタント会場(会場)と、分野別(法律、税金、不動産等)のブース(設備)
・会員制リゾートクラブ(会場)と、プール,スポーツジム,図書館等(設備)
・遊園地やテーマパーク(会場)と、遊具,装置,イベント施設等(設備)
・博物館,美術館,水族館,展示会場(会場)と、会場内の各エリア(設備)
なお、本発明においては、会場入場時の認証を受けず不正に会場に侵入した人に各設備が利用されないようにするため、会場入場時だけでなく各設備入場時にも認証を行うようにしている。
次に、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態の構成を示す図であり、ICタグ10と、会場入場ゲート装置20と、入場管理サーバ30と、設備利用認証装置40と、金融機関サーバ50とを備えている。会場入場ゲート装置20,設備利用認証装置40と入場管理サーバ30とはLAN(Local Area Network)等のネットワーク100を介して接続され、入場管理サーバ30と金融機関サーバ50はインターネット等のネットワーク200を介して接続されている。
ICタグ10は、RFID(Radio Frequency Identification)等の非接触型無線ICタグであり、ユーザに携帯される。このICタグ10は、読み取り,書き込み可能な図示しない二つのメモリ(第1のメモリ、第2のメモリ)を内蔵している。第1のメモリには、ユーザ情報登録時に付与されたユーザID(ユーザを一意に識別可能な番号等)が予め書き込まれている。第2のメモリには、会場入場時に会場入場ゲート装置20から共通認証番号が書き込まれる。なお、このICタグ10はユーザ情報登録を行ったユーザに対して配布されるものであり、イベント業者によりユーザIDがICタグ10の第1のメモリに書き込まれた後にユーザに配布される。
会場入場ゲート装置20は、会場の入口部分に備えられ、制御部21と、非接触ICリーダライタ22と、共通認証番号記憶部23と、会場ゲート部24とを含んでいる。制御部21は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の制御装置であり、プログラムにより動作を制御される。非接触ICリーダライタ22は、ICタグ10に記録されたユーザIDを非接触で読み取る機能と、ICタグ10に共通認証番号を非接触で書き込む機能とを備えている。共通認証番号記憶部23は、入場管理サーバ30から受信した共通認証番号を記憶する記憶装置であり、共通認証番号を受信する度に、前回受信時に記憶した共通認証番号を消去し今回受信した共通認証番号を登録する。なお、この共通認証番号とは、会場内の各設備に入場するときに認証情報として用いられるものであり、会場に入場した全てのユーザおよび全ての設備に共通に設定される。会場ゲート部24は、制御部21から指示されて入場用のゲートを開閉する会場ゲートと、図示しない表示部とを備えている。この会場ゲート自体の構造等については本発明の主旨とするところではないため詳細な説明は省略するが、例えば、駅の改札装置のゲートや入退室用フラッパーゲートのようなものである。
入場管理サーバ30は、制御部31と、記憶装置32とを備えている。
制御部31は、例えばCPU等の制御装置であり、プログラムにより動作を制御される。この制御部31の有する機能の概要を以下に示す。
・定期的に共通認証番号を生成し、会場入場ゲート装置20および設備利用認証装置40に配信する機能。
・ICタグ10に記録されたユーザIDを基にユーザ認証を行う機能。
・ユーザ認証後、ICタグ10への共通認証番号の書き込みを会場入場ゲート装置20に指示する機能。
・ユーザ毎の来場履歴情報を登録する機能。
・ユーザ来場時にユーザの過去の来場回数を検索し、来場回数に応じた入場料金を設定する機能。
・入場料金の決済を金融機関サーバ50に依頼する機能。
・各設備利用認証装置40から受信した設備入場情報を設備別に登録する機能。
記憶装置32は読み出し,書き込み可能な記憶装置である。この記憶装置32は、ユーザ情報データベース321と、ユーザ別来場履歴データベース322と、来場回数別入場料金データベース323と、金融機関情報データベース324と、設備別利用情報データベース325とを含んでいる。
ユーザ情報データベース321には、ユーザID,ユーザ名,住所,電話番号,メールアドレス,決済情報(銀行口座番号等)等が対応付けられて登録されている。このユーザ情報は、会場の利用に先立ってユーザが事前に登録しておくものである。登録方法としては、例えば、ユーザ端末からイベント運営業者のウェブサイトにアクセスし必要事項を入力して会員登録してもよいし、会場受付で受付担当者を介して登録するようにしてもよい。なお、ユーザIDはユーザを一意に識別可能なもの(例えば、数字やアルファベットの組合せ等により)であり、会員登録時に会員毎に付与される。ユーザ別来場履歴データベース322には、各ユーザの来場履歴(来場回数と来場日時)が登録される。来場回数別入場料金データベース323には、過去の来場回数に対応する今回の入場料金が予め登録されている。この入場料金は、来場回数が多いほど割り引きされるようになっている。金融機関情報データベース324には、各金融機関において決済処理を行う金融機関サーバ50のアドレスが予め登録されている。設備別利用情報データベース325には、設備ID,設備名が予め登録されており、設備利用認証装置40から利用日時情報,設備IDを受信したときに、設備ID対応に利用日時情報が入場管理サーバ30により登録される。
設備利用認証装置40は、各設備の入口部分に備えられ、制御部41と、非接触ICリーダ42と、共通認証番号記憶部43と、設備ゲート部44とを含んでいる。制御部41は、例えばCPU等の制御装置であり、プログラムにより動作を制御される。非接触ICリーダ42は、ICタグ10に記録された共通認証番号を非接触で読み取る機能を備えている。共通認証番号記憶部43は、入場管理サーバ30から受信した共通認証番号を記憶する記憶装置であり、共通認証番号を受信する度に、前回受信時に記憶した共通認証番号を消去し今回受信した共通認証番号を登録する。設備ゲート部44は、制御部21から指示されて入場用のゲートを開閉する設備ゲートと、図示しない表示部とを備えている。この設備ゲート自体の構造等については本発明の主旨とするところではないため詳細な説明は省略するが、例えば、駅の改札装置のゲートのようなものである。
金融機関サーバ50は、銀行等の各金融機関において決済処理を行うサーバであり、入場管理サーバ30からの依頼により各ユーザの入場料金の決済を行う機能を備えている。
次に、本発明の一実施の形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。
最初に、共通認証番号の生成,配信時の動作について図1および図2を参照して説明する。図2は、本発明の一実施の形態における共通認証番号の生成,配信時の動作を示すフローチャートである。なお、この共通認証番号とは、会場内の各設備に入場するときに認証情報として用いられるものであり、会場に入場した全てのユーザおよび全ての設備に共通に設定されるものである。
図2を参照すると、入場管理サーバ30の制御部31は、予め設定された時刻(例えば、会場の利用開始時刻の一時間前等)になったかを図示しない時計部を参照して判断する(ステップA1)。設定された時刻になった場合は、制御部31は共通認証番号を生成する。この共通認証番号の生成に当たっては、乱数表等による数字やアルファベットの組合せで生成してもよいし、年月日情報を基に生成する等、種々の方法が考えられるが、毎日異なる番号が生成されるのであれば方法は問わない。このように、共通認証番号を毎日変更するのは、例えば、共通認証番号を記録したICタグ10を拾得した人が、別の日に何らかの方法で入場管理サーバ30を通らずに不正に会場に侵入し、各設備を利用するのを防止するためである(ステップA2)。
次に、制御部31は、生成した共通認証番号を会場入場ゲート装置20と会場内各設備の設備利用認証装置40とに配信する(ステップA3)。会場入場ゲート装置20の制御部21は受信した共通認証番号を共通認証番号記憶部23に、また、設備利用認証装置40の制御部41は受信した共通認証番号を共通認証番号記憶部43に格納する。このとき、今回受信した共通認証番号が前回格納された共通認証番号に上書き更新されるため、共通認証番号記憶部23,43には常に最新の共通認証番号が格納されることになる(ステップA4,A5)。
次に、ユーザ来場時の動作について図1および図3を参照して説明する。図3は、本発明の一実施の形態におけるユーザ来場時の動作を示すフローチャートである。
まず、ユーザが会場入場口に設置された会場入場ゲート装置20の非接触ICリーダライタ22にICタグ10を近づけると、非接触ICリーダライタ22がICタグ10に無線でユーザIDの要求を行う(図3のステップB1)。要求を受けたICタグ10は、図示しない第1のメモリに予め記録されたユーザIDを非接触ICリーダライタ22に送信する(ステップB2)。会場入場ゲート装置20の制御部21は、非接触ICリーダライタ22が受信したユーザIDを入場管理サーバ30に送信する(ステップB3)。
入場管理サーバ30の制御部31は、受信したユーザIDがユーザ情報データベース321に登録されているかを照合する(ステップB4)。ステップB4において、受信したユーザIDが登録されていなかった場合は、制御部31は会場入場ゲート装置20に認証エラーを通知する(ステップB5)。認証エラーを受信した会場入場ゲート装置20の制御部21は、会場ゲート部24に備えられた図示しない表示部に認証エラーを表示し、ユーザは表示内容を確認する。なお、表示部は認証エラーであることを文字等で表示する液晶ディスプレーや、認証エラー表示用ランプ等、ユーザに対して認証エラーを伝えられるものであればよい(ステップB6)。
ステップB4において、受信したユーザIDが登録されていた場合は、制御部31は共通認証番号書き込み許可情報を会場入場ゲート装置20に送信する(ステップB7)。会場入場ゲート装置20の制御部21は、共通認証番号記憶部23から共通認証番号を取得し、非接触ICリーダライタ22に書き込み情報として渡す。非接触ICリーダライタ22は、受け取った共通認証番号をICタグ10の図示しない第2のメモリに書き込むようICタグ10に要求し(ステップB8)、ICタグ10は第2のメモリに共通認証番号を記録する。このとき、第2のメモリに前回入場時の共通認証番号が記録されていた場合は、今回の共通認証番号が上書き更新される(ステップB9)。次に、ICタグ10は書き込み完了情報を非接触ICリーダライタ22に送信する(ステップB10)。書き込み完了情報を非接触ICリーダライタ22を介して受信した会場入場ゲート装置20の制御部21は、会場ゲート部24にゲートを開くよう指示する。会場ゲート部24はゲートを一定時間開き、ICタグ10を携帯したユーザはその間に会場に入場する(ステップB11)。
次に、入場管理サーバ30の制御部31は、ステップB7に続き、受信したユーザIDによりユーザ別来場履歴データベース322を検索し、ユーザID対応の来場回数を取得する(ステップB12)。続いて、制御部31は来場回数別入場料金データベース323を参照し、ステップB12で取得した来場回数に対応する入場料金を取得する(ステップB13)。そして、制御部31は、ユーザ情報データベース321からユーザID対応の決済情報を取得するとともに、決済情報に含まれる金融機関名を基に金融機関情報データベース324から該当金融機関サーバ50のアドレスを取得する。その後、制御部31は金融機関サーバ50にアクセスし、ユーザの決済情報と、ステップB13で取得した入場料金情報と、図示しないメモリに予め保持されたイベント業者の振り込み先情報(銀行口座番号等)とを送信し、入場料金の決済を依頼する(ステップB14)。金融機関サーバ50は、依頼された入場料金の決済処理(例えば、ユーザの銀行口座からイベント業者の銀行口座への入場料金分の振り込み等)を行う(ステップB15)。
最後に、入場管理サーバ30の制御部31は、現在日時情報を図示しない時計部から取得し、ユーザ別来場履歴データベース322の該当ユーザID対応に来場日時として登録する。また、制御部31は、ユーザ別来場履歴データベース322のユーザID別来場回数記録エリアに登録されていた数字に新たに1を加算し、来場回数記録エリアに登録されていた数字を加算後の数字に置き換えて登録する。これにより、ユーザ別来場履歴データベース322には、来場毎の来場日時情報と、これまでの来場回数とがユーザID別に登録されることになる(ステップB16)。
以上、本発明の一実施の形態におけるユーザ来場時の動作について説明したが、ステップB12〜ステップB15の入場料金の決済処理に関する部分を含まないようにしてもよい。また、ステップB12とステップB13の処理のみを省き、ユーザの来場回数に関係なく全ユーザに一律の入場料金で決済するようにしてもよい。この場合は、来場回数別入場料金データベース323の代わりに、一律入場料金を予め記憶した一律入場料金記憶部を入場管理サーバ30に備える。
次に、ユーザが会場に入場した後、会場内の各設備を利用するときの動作について図1および図4を参照して説明する。図4は、本発明の一実施の形態における設備利用時の動作を示すフローチャートである。
図4を参照すると、まず、ユーザが各設備入口に設けられた設備利用認証装置40の非接触ICリーダ42にICタグ10を近づけると、非接触ICリーダ42がICタグ10に共通認証番号の要求情報を無線で送信する(ステップC1)。要求を受けたICタグ10は、図示しない第2のメモリに記録された共通認証番号を非接触ICリーダ42に送信する(ステップC2)。
設備利用認証装置40の制御部41は、非接触ICリーダ42がICタグ10から読み取った共通認証番号の有効性を確認する。詳細には、ICタグ10から読み取った共通認証番号と、共通認証番号記憶部43に記憶されている共通認証番号が同じであるかを制御部41が照合することにより、有効性を判定する(ステップC3)。ステップC3における照合の結果、共通認証番号が同じでなかった場合には、制御部41は受信した共通認証番号を無効と判断し、認証エラーであることを設備ゲート部44の図示しない表示部に表示する。ユーザは表示内容を確認する。なお、表示部は認証エラーであることを文字等で表示する液晶ディスプレーや、認証エラー表示用ランプ等、ユーザに対して認証エラーを伝えられるものであればよい(ステップC4)。
ステップC3における照合の結果、共通認証番号が同じであった場合には、制御部41は受信した共通認証番号を有効と判断し、設備ゲート部44にゲートを開くよう指示する。設備ゲート部44はゲートを一定時間開き、ICタグ10を携帯したユーザはその間に設備に入場する(ステップC5)。次に、制御部41は、利用日時情報(現在日時)を図示しない時計部から取得し、図示しないメモリに予め保持された設備IDとともに入場管理サーバ30に送信する。ここで、設備IDとは、設備利用認証装置40が設置されている設備を一意に識別可能な、例えば設備番号等である(ステップC6)。入場管理サーバ30の制御部31は、受信した利用日時情報を受信した設備ID対応に設備別利用情報データベース325に登録する(ステップC7)。
以上、本発明の一実施の形態における設備利用時の動作について説明したが、ステップC6〜ステップC7の設備利用状況の登録に関する部分を含まないようにしてもよい。
以上説明した本発明の一実施の形態においては、下記に示す効果がある。
・ICタグ10のユーザIDで会場への入場の認証を行うとともに、入場後の各設備利用時には全ての入場ユーザに共通な共通認証番号を使用するようにしている。このため、会場内においてユーザは各設備を利用できるが、誰がどの設備を利用したかということはわからないようになっている。すなわち、ユーザのプライバシーが守られた状態でユーザの設備利用が可能になるという効果がある。
・ICタグ10を利用した非接触の自動開閉ゲートを利用するように構成しているため、会場や各設備入場時にユーザが待たされることなくスムーズに入場できるという効果がある。
・ユーザの携帯するICタグ10には個人情報が記録されていないため、ICタグ10を落としたりしても個人情報の漏洩を防止できるという効果がある。
・図3のステップB12〜ステップB15を含むシステムにおいては、会場入場時におけるICタグ10のユーザID読み取りにより、自動的に入場料金の決済が可能になるという更なる効果がある。また、ユーザの過去の来場回数に応じて入場料金を割り引くようにしているため、リピーターの獲得向上につながるという効果もある。
・図4のステップC6,C7を含むシステムにおいては、設備利用認証装置40から各設備の利用状況を入場管理サーバ30に登録しているため、ユーザのプライバシーが守られた状態で各設備の利用状況の把握が可能になるという更なる効果がある。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。
・一実施の形態においては、ICタグ10内のメモリは二つ(ユーザIDを記録する第1のメモリ、共通認証番号を記録する第2のメモリ)あったが、一つのメモリにしてもよい。この場合は、一つのメモリ内でユーザIDを記録するアドレス空間と共通認証番号を記録するアドレス空間とを分けて制御する。こうすることにより、ICタグ10内のメモリが一つにまとめられ、一実施の形態に比べてコストを抑えることができるという効果がある。
・一実施の形態においては、ICタグ10そのものをユーザが携帯するとして説明したが、ユーザがいつも携帯するようなものに取り付けた状態でICタグ10を携帯するようにしてもよい。例えば、携帯電話機,PHS(Personal Handyphone System),PDA(Personal Digital Assistance),ノートパソコン,腕時計等に取り付けることが考えられる。こうすることにより、ICタグ10を携帯しやすくなりユーザの利便性を高めることができるという効果がある。
本発明の一実施の形態の構成を示す図である。 本発明の一実施の形態における共通認証番号の生成,配信時の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるユーザ来場時の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態における設備利用時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ICタグ
20 会場入場ゲート装置
21 制御部
22 非接触ICリーダライタ
23 共通認証番号記憶部
24 会場ゲート部
30 入場管理サーバ
31 制御部
32 記憶装置
321 ユーザ情報データベース
322 ユーザ別来場履歴データベース
323 来場回数別入場料金データベース
324 金融機関情報データベース
325 設備別利用情報データベース
40 設備利用認証装置
41 制御部
42 非接触ICリーダ
43 共通認証番号記憶部
44 設備ゲート部
50 金融機関サーバ
100,200 ネットワーク

Claims (15)

  1. ユーザが携帯するICタグと、会場入場ゲート装置と、会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置と、前記会場入場ゲート装置,前記設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバとを備えたICタグを用いた入場システムであって、
    前記ICタグは、ユーザIDが記録された第1の記憶手段と、全ての会場入場ユーザおよび全ての設備に共通に設定された共通認証番号が記録される第2の記憶手段とを有し、
    前記会場入場ゲート装置は、前記ICタグとの間で情報の読み取り,書き込みを非接触で行う非接触ICリーダライタと、第1の共通認証番号記憶部と、会場入場ゲートとを備え、前記入場管理サーバから受信した共通認証番号を前記第1の共通認証番号記憶部に記憶する手段と、前記ICタグからユーザIDを読み取り前記入場管理サーバに送信する手段と、前記入場管理サーバから共通認証番号書き込み許可情報を受信し、前記第1の共通認証番号記憶部に記憶された共通認証番号を前記ICタグに書き込む手段と、前記ICタグへの共通認証番号書き込み後に前記会場入場ゲートを開く手段とを有し、
    前記設備利用認証装置は、前記ICタグから非接触で情報を読み取る非接触ICリーダと、第2の共通認証番号記憶部と、設備入場ゲートとを備え、前記入場管理サーバから受信した共通認証番号を前記第2の共通認証番号記憶部に記憶する手段と、前記ICタグから共通認証番号を読み取り前記第2の共通認証番号記憶部に記憶された共通認証番号と照合する手段と、前記照合の結果、両者が一致した場合に前記設備入場ゲートを開く手段とを有し、
    前記入場管理サーバは、定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する手段と、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する手段と、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する手段とを有することを特徴とするICタグを用いた入場システム。
  2. インターネットを介して前記入場管理サーバに接続される金融機関サーバをさらに備え、前記入場管理サーバは前記ユーザID認証後に入場料金の決済を前記金融機関サーバに依頼する手段を、さらに有することを特徴とする請求項1記載のICタグを用いた入場システム。
  3. インターネットを介して前記入場管理サーバに接続される金融機関サーバをさらに備え、前記入場管理サーバは、来場回数に応じた入場料金が予め登録されたデータベースを備え、ユーザ毎の来場履歴情報を登録する手段と、前記ユーザID認証後に前記来場履歴情報および前記データベースを参照し来場回数に応じた入場料金を取得する手段と、取得した入場料金の決済を前記金融機関サーバに依頼する手段とを、さらに有することを特徴とする請求項1記載のICタグを用いた入場システム。
  4. 前記設備利用認証装置は、前記ICタグから受信した共通認証番号の認証後に利用日時情報と設備IDを前記入場管理サーバに送信する手段をさらに有し、前記入場管理サーバは、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する手段をさらに有することを特徴とする請求項1,2または3記載のICタグを用いた入場システム。
  5. 前記ICタグは、携帯電話機,PHS,PDA,ノートパソコン,腕時計を含むユーザ携帯物品に取り付けられていることを特徴とする請求項1,2,3または4記載のICタグを用いた入場システム。
  6. 会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバであって、
    定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する手段と、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する手段と、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する手段とを有することを特徴とする入場管理サーバ。
  7. 会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバであって、
    定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する手段と、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する手段と、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する手段と、ユーザID認証後に入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼する手段と、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する手段とを有することを特徴とする入場管理サーバ。
  8. 会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバであって、
    定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する手段と、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する手段と、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する手段と、来場回数に応じた入場料金を予めデータベースに登録する手段と、ユーザ毎の来場履歴情報を登録する手段と、ユーザID認証後に前記来場履歴情報および前記データベースを参照し来場回数に応じた入場料金を取得する手段と、取得した入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼する手段と、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する手段とを有することを特徴とする入場管理サーバ。
  9. 会場入場時に、ユーザが携帯するICタグに予め記録されたユーザIDにより会場入場の認証を行うとともに、全ての会場入場ユーザおよび全ての設備に共通に使用可能な共通認証番号を前記ICタグに書き込み、会場内の各設備への入場時に、前記ICタグに記録された共通認証番号により設備入場の認証を行うことを特徴とするICタグを用いた入場方法。
  10. ユーザが携帯するICタグと、会場入場ゲート装置と、会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置と、前記会場入場ゲート装置,前記設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバとを備えたシステムにおけるICタグを用いた入場方法であって、
    前記入場管理サーバが定期的に共通認証番号を生成して前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信し両装置が共通認証番号を記憶するステップと、ユーザの会場入場時に、前記会場入場ゲート装置が前記ICタグからユーザIDを読み取り前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが受信したユーザIDを認証するステップと、前記入場管理サーバが認証後に共通認証番号書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信するステップと、共通認証番号書き込み許可情報を受信した前記会場入場ゲート装置が共通認証番号を前記ICタグに書き込むステップと、前記会場入場ゲート装置が会場入場ゲートを開くステップと、ユーザの設備入場時に、前記設備利用認証装置が前記ICタグから共通認証番号を読み取るステップと、前記設備利用認証装置が共通認証番号の認証を行うステップと、共通認証番号が認証された場合に前記設備利用認証装置が設備入場ゲートを開くステップとを有することを特徴とするICタグを用いた入場方法。
  11. ユーザが携帯するICタグと、会場入場ゲート装置と、会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置と、前記会場入場ゲート装置,前記設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバとを備えたシステムにおけるICタグを用いた入場方法であって、
    前記入場管理サーバが定期的に共通認証番号を生成して前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信し両装置が共通認証番号を記憶するステップと、ユーザの会場入場時に、前記会場入場ゲート装置が前記ICタグからユーザIDを読み取り前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが受信したユーザIDを認証するステップと、前記入場管理サーバが認証後に共通認証番号書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信するステップと、共通認証番号書き込み許可情報を受信した前記会場入場ゲート装置が共通認証番号を前記ICタグに書き込むステップと、前記会場入場ゲート装置が会場入場ゲートを開くステップと、前記入場管理サーバが共通認証番号書き込み許可情報送信後に入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼するステップと、ユーザの設備入場時に、前記設備利用認証装置が前記ICタグから共通認証番号を読み取るステップと、前記設備利用認証装置が共通認証番号の認証を行うステップと、共通認証番号が認証された場合に前記設備利用認証装置が設備入場ゲートを開くステップと、前記設備利用認証装置がユーザの利用日時と設備IDを前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが前記設備利用認証装置から受信した利用日時を設備ID別に登録するステップとを有することを特徴とするICタグを用いた入場方法。
  12. ユーザが携帯するICタグと、会場入場ゲート装置と、会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置と、前記会場入場ゲート装置,前記設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバとを備えたシステムにおけるICタグを用いた入場方法であって、
    前記入場管理サーバが定期的に共通認証番号を生成して前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信し両装置が共通認証番号を記憶するステップと、ユーザの会場入場時に、前記会場入場ゲート装置が前記ICタグからユーザIDを読み取り前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが受信したユーザIDを認証するステップと、前記入場管理サーバが認証後に共通認証番号書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信するステップと、共通認証番号書き込み許可情報を受信した前記会場入場ゲート装置が共通認証番号を前記ICタグに書き込むステップと、前記会場入場ゲート装置が会場入場ゲートを開くステップと、前記入場管理サーバが共通認証番号書き込み許可情報送信後にユーザID対応の来場回数を取得するステップと、前記入場管理サーバが来場回数に応じた入場料金を取得するステップと、取得した入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼するステップと、ユーザID対応に来場日時と来場回数をユーザ別来場履歴として登録するステップと、ユーザの設備入場時に、前記設備利用認証装置が前記ICタグから共通認証番号を読み取るステップと、前記設備利用認証装置が共通認証番号の認証を行うステップと、共通認証番号が認証された場合に前記設備利用認証装置が設備入場ゲートを開くステップと、前記設備利用認証装置がユーザの利用日時と設備IDを前記入場管理サーバに送信するステップと、前記入場管理サーバが前記設備利用認証装置から受信した利用日時を設備ID別に登録するステップとを有することを特徴とするICタグを用いた入場方法。
  13. 会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバに適用されるプログラムであって、定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する機能、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する機能、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する機能、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  14. 会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバに適用されるプログラムであって、定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する機能、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する機能、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する機能、ユーザID認証後に入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼する機能、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する機能、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  15. 会場入場ゲート装置および会場内の各設備に設けられた設備利用認証装置とネットワークを介して接続される入場管理サーバに適用されるプログラムであって、定期的に共通認証番号を生成し前記会場入場ゲート装置および前記設備利用認証装置に配信する機能、前記会場入場ゲート装置から受信したユーザIDを認証する機能、ユーザIDが認証された場合に共通認証番号の書き込み許可情報を前記会場入場ゲート装置に送信する機能、来場回数に応じた入場料金を予めデータベースに登録する機能、ユーザ毎の来場履歴情報を登録する機能、ユーザID認証後に前記来場履歴情報および前記データベースを参照し来場回数に応じた入場料金を取得する機能、取得した入場料金の決済を外部金融機関サーバに依頼する機能、前記設備利用認証装置から受信した利用日時情報を設備ID別に登録する機能、をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014038475A (ja) * 2012-08-15 2014-02-27 Gh9 Co Ltd 電子チケット管理システム

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