JP2005345066A - 熱交換器のディストリビュータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロウ材による流路の閉塞を防止し、熱交換器の信頼性の向上を図る。
【解決手段】 本発明は、複数の配管20、24,25がロウ付けにより接続される熱交換器11のディストリビュータ26であって、配管20,24,25内を流通する流体を集合又は分配可能な流体混合部27と、ロウ材が滞留可能なロウ材滞留部28とを備えており、配管20,24,25はロウ材滞留部28を通って流体混合部27に接続されるように構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、冷媒等の複数の流体を集合又は分配させるための熱交換器のディストリビュータに関する。
従来、ヒートポンプ式給湯機、空調機、床暖房等において、二酸化炭素、フロン等の冷媒や水が流通する複数の流路を有する熱交換器が使用されている。
この種の熱交換器には、図6に示すように、各配管1,2,3内を流通する流体を集合又は分配させるためにディストリビュータ4が設けられており、これらの配管1,2,3はそれぞれディストリビュータ4にロウ付けにより接続されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭52−6851号公報
しかしながら、上記した従来の熱交換器のディストリビュータでは、各配管を接続する際にロウ材がディストリビュータ内に流れ込み、配管内の流路を閉塞し、熱交換器が十分に性能を発揮できないといった問題があった。
さらに、二酸化炭素を冷媒として使用する熱交換器においては、冷媒の圧力が高く、単位体積当りの熱容量が多いため、コンプレッサからの二酸化炭素の吐出量を削減でき、また、耐圧性を確保する必要もある。したがって、この種の熱交換器における冷媒管の流路は、フロンを冷媒とする熱交換器に比べて細径に形成されており、この問題は一層深刻であった。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、ロウ材による流路の閉塞を防止し、熱交換器の信頼性の向上を図ることのできる熱交換器のディストリビュータを提供しようとするものである。
本発明は、複数の配管20、24,25がロウ付けにより接続される熱交換器11のディストリビュータ26であって、配管20,24,25内を流通する流体を集合又は分配可能な流体混合部27と、ロウ材が滞留可能なロウ材滞留部28とを備えており、配管20,24,25はロウ材滞留部28を通って流体混合部27に接続されるように構成されていることを特徴とする。
そして、好ましくは、流体混合部27に集合する流体用の配管20と流体混合部27から分配される流体用の配管24,25とがいずれも流体混合部27に対して同一方向から接続されるように構成されているのがよい。
また、流体混合部27に集合する流体用の配管20と流体混合部27から分配される流体用の配管24,25とがそれぞれ流体混合部27に対して反対方向から接続されるように構成されていてもよい。
本発明によれば、配管がロウ材滞留部を通って流体混合部に接続されるように構成されているため、配管をディストリビュータに接続する際に、ロウ材がディストリビュータ側に流れ込んだとしても、そのロウ材はロウ材滞留部に滞留し、配管内に流れ込むおそれがない。したがって、配管やディストリビュータの内部がロウ材により閉塞されることがなく、熱交換器の信頼性を向上させることができる。
また、ロウ材滞留部を設けたことにより、配管をディストリビュータに接続する際のロウ材の使用許容量を増やすことができるため、ロウ材不足によるロウ付け不良の発生を防止することができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本実施の形態における熱交換器を示す正面図、図2は熱交換器を示す断面図、図3は熱交換器のディストリビュータを示す平面図、図4は熱交換器のディストリビュータを示す断面図、図5は熱交換器のディストリビュータの別の例を示す平面図である。なお、以下の説明では、ヒートポンプ給湯機等において二酸化炭素やフロン等の冷媒と水との間で熱交換を行う2重管式熱交換器を例に挙げて説明する。
この熱交換器11は、図1に示されているように、3個の熱交換ユニット12,13,14を段状に積層した構成を有しており、それぞれの熱交換ユニット12,13,14は、2重管15を備えている。
この2重管15には、図2に示されているように、並設された2本の銅製の内管16と、内管16の外側に設けられた銅製の外管17とが設けられており、内管16内には冷媒用流路18が形成され、内管16と外管17の間には水用流路19が形成されている。内管16は、銅製の冷媒管20と、冷媒管20の外周に設けられた銅製の漏洩検知管21とから構成されており、漏洩検知管21の内面には、配管方向に沿って多数の漏洩検知溝22が形成されている。そして、内管16又は外管17から漏洩した冷媒又は水は混入することなく漏洩検知溝22を介して外部に漏出し、漏洩検知センサー(図示せず)により検知されるようになっている。
また、最下段の熱交換ユニット12と中間の段の熱交換ユニット13との間、及び中間の段の熱交換ユニット13と最上段の熱交換ユニット14との間において、外管19同士はヘッダ23を介して接続され、さらに、各段間の冷媒管20同士、及び冷媒管20と冷媒入口管24又は冷媒出口管25とは、それぞれブロック状のディストリビュータ26を介して接続されている。
このディストリビュータヘッダ26には、図3及び図4に示されているように、流体混合部27及びロウ材滞留部28として、2個の深溝が平行に形成されており、流体混合部27及びロウ材滞留部28の開口端は着脱自在の蓋部材29により閉塞可能となっている。また、流体混合部27とロウ材滞留部28とは、連通孔30により連通されており、連通孔30は冷媒管20及び冷媒入口管24又は冷媒出口管25に対応して複数本(図示では6本)穿設されている。そして、冷媒管20、冷媒入口管24及び冷媒出口管25は、ディストリビュータヘッダ26にロウ付け接合され、ロウ材滞留部28を通って流体混合部27に接続されるようになっている。
このため、冷媒管20、冷媒入口管24及び冷媒出口管25をディストリビュータ26に接合する際に、ロウ材がディストリビュータ26側に流れ込んだとしても、そのロウ材はロウ材滞留部28に滞留するため、冷媒管20、冷媒入口管24、冷媒出口管25、流体混合部27、連通管29内に流れ込むおそれがない。したがって、冷媒管20等の配管の内径が、例えば、5mm以下と細い場合であっても、その配管やディストリビュータ26の内部がロウ材の流れ込みにより閉塞されることがなく、熱交換器11の信頼性を向上させることができる。
また、ロウ材滞留部28を設けたことにより、冷媒管20、冷媒入口管24及び冷媒出口管25をディストリビュータ26に接続する際のロウ材の使用許容量を増やすことができるため、ロウ材不足によるロウ付け不良の発生を防止することができる。
なお、上記した実施の形態においては、流体混合部27に集合する冷媒が流通する冷媒管20と流体混合部27から分配される冷媒が流通する冷媒入口管24又は冷媒出口管25とが流体混合部27に対して同一方向に接続されるようになっているが、例えば、図5に示すように、冷媒管20と冷媒入口管24又は冷媒出口管25とが流体混合部27に対して反対方向に接続されるように構成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、冷媒と水との間で熱交換する2重管式熱交換器の場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、例えば、冷媒同士で熱交換する場合等、他の流体間で熱交換する熱交換器にも、適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態における熱交換器を示す正面図である。 本発明の実施の形態における熱交換器を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器のディストリビュータを示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器のディストリビュータを示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器のディストリビュータの別の例を示す平面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
11 熱交換器
20 冷媒管
24 冷媒入口管
25 冷媒出口管
26 ディストリビュータ
27 流体混合部
28 ロウ材滞留部

Claims (3)

  1. 複数の配管がロウ付けにより接続される熱交換器のディストリビュータであって、
    前記配管内を流通する流体を集合又は分配可能な流体混合部と、
    ロウ材が滞留可能なロウ材滞留部と、
    を備えており、前記配管は前記ロウ材滞留部を通って前記流体混合部に接続されるように構成されていることを特徴とする熱交換器のディストリビュータ。
  2. 前記流体混合部に集合する流体用の配管と前記流体混合部から分配される流体用の配管とがいずれも前記流体混合部に対して同一方向から接続されるように構成されている請求項1に記載の熱交換器のディストリビュータ。
  3. 前記流体混合部に集合する流体用の配管と前記流体混合部から分配される流体用の配管とがそれぞれ前記流体混合部に対して反対方向から接続されるように構成されている請求項1に記載の熱交換器のディストリビュータ。
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