JP2005343960A5 - - Google Patents
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- 粒子の表面処理を提供するために高温かつ顔料分散用溶媒の存在下でエポキシ化合物と反応した顔料粒子を含む顔料であって、
該表面処理された顔料粒子の個々の粉末は、溶媒の乾燥により得られ、
該エポキシ化合物は、一般式:
R6は、水素、−OOCR7、−OR8、−OOC−CR9=CR10R11;ジフェニル、フェニル、または置換もしくは非置換のアルキルもしくはシクロアルキルを含有するモノエポキシまたはポリエポキシ基;あるいはポリエーテル基を含有するモノエポキシまたはポリエポキシ基であり、
R7、R8、R10およびR11は、それぞれ、独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換のアルケニルであり、
R9は、水素、またはアルキルであり、
但し、該エポキシ化合物はケイ素含有基を有さない]
を有する顔料。 - 前記エポキシ化合物が1000未満のエポキシ当量重量(epoxy equivalent weight)を有する、請求項1に記載の顔料。
- 前記エポキシ化合物が、グリシジルエーテル類、グリシジルエステル類、脂環式エポキシ化合物、および脂環式ジエポキシ化合物からなる群から選択される、請求項1または2に記載の顔料。
- 前記エポキシ化合物が、グリシジルメタクリレートおよびグリシジルアクリレートからなる群から選択される、請求項1〜3のいずれかに記載の顔料。
- 分散剤、および該分散剤中に分散された顔料(ここで、該顔料の粒子は、該粒子の表面処理を提供するために高温かつ該顔料分散用溶媒の存在下でエポキシ化合物と反応され、その後、該溶媒が除去され、それによって、表面処理された顔料粒子を乾燥することにより得られる)を含む顔料ディスパージョンであって、該エポキシ化合物が、一般式:
R6は、水素、−OOCR7、−OR8、−OOC−CR9=CR10R11;ジフェニル、フェニル、または置換もしくは非置換のアルキルもしくはシクロアルキルを含有するモノエポキシまたはポリエポキシ基;あるいはポリエーテル基を含有するモノエポキシまたはポリエポキシ基であり、
R7、R8、R10およびR11は、それぞれ、独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換のアルケニルであり、
R9は、水素またはアルキルであり、
但し、該エポキシ化合物はケイ素含有基を有さない]
を有する顔料ディスパージョン。 - 前記エポキシ化合物が1000未満のエポキシ当量重量を有する、請求項5に記載の顔料ディスパージョン。
- 前記エポキシ化合物が、グリシジルエーテル類、グリシジルエステル類、脂環式エポキシ化合物、および脂環式ジエポキシ化合物からなる群から選択される、請求項5または6に記載の顔料ディスパージョン。
- 前記エポキシ化合物が、グリシジルメタクリレートおよびグリシジルアクリレートからなる群から選択される、請求項5〜7のいずれかに記載の顔料ディスパージョン。
- 顔料粒子を表面処理する方法であって、
溶媒の存在下で該顔料粒子とエポキシ化合物とを混合して、スラリーを形成すること;
該スラリーを加熱して該顔料粒子を該エポキシ化合物と反応させること;および
該スラリーから該溶媒を除去し、それによって、表面処理された顔料粒子を乾燥すること、
を包含し、
ここで、該エポキシ化合物が、一般式:
R6は、水素、−OOCR7、−OR8、−OOC−CR9=CR10R11;ジフェニル、フェニル、または置換もしくは非置換のアルキルもしくはシクロアルキルを含有するモノエポキシまたはポリエポキシ基;あるいはポリエーテル基を含有するモノエポキシまたはポリエポキシ基であり、
R7、R8、R10およびR11は、それぞれ、独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換のアルケニルであり、
R9は、水素、またはアルキルであり、
但し、該エポキシ化合物はケイ素含有基を有さない]
を有する、方法。 - 前記エポキシ化合物が1000未満のエポキシ当量重量を有する、請求項9に記載の方法。
- 前記エポキシ化合物が、グリシジルエーテル類、グリシジルエステル類、脂環式エポキシ化合物、および脂環式ジエポキシ化合物からなる群から選択される、請求項9又は10に記載の方法。
- 前記エポキシ化合物が、グリシジルメタクリレートおよびグリシジルアクリレートからなる群から選択される、請求項9〜11のいずれかに記載の方法。
- 前記溶媒を除去して、そして前記エポキシ化合物で処理された前記顔料粒子を乾燥する工程を更に包含する、請求項9〜12のいずれかに記載の方法。
- 顔料粒子とエポキシ化合物との反応により、顔料粒子上に薄層が形成される、請求項1〜4のいずれかに記載の顔料。
- 顔料粒子とエポキシ化合物との反応により、顔料粒子上に薄層が形成される、請求項9〜13のいずれかに記載の顔料粒子を表面処理する方法。
- 粒子の表面処理を提供するために顔料分散用溶媒の存在下でエポキシ化合物と反応した顔料粒子を含む顔料であって、
該エポキシ化合物が、顔料粒子の表面上に層を形成し、
該エポキシ化合物は、一般式:
R 6 は、水素、−OOCR 7 、−OR 8 、−OOC−CR 9 =CR 10 R 11 ;ジフェニル、フェニル、または置換もしくは非置換のアルキルもしくはシクロアルキルを含有するモノエポキシまたはポリエポキシ基;あるいはポリエーテル基を含有するモノエポキシまたはポリエポキシ基であり、
R 7 、R 8 、R 10 およびR 11 は、それぞれ、独立して、水素、置換もしくは非置換のアルキル、置換もしくは非置換のシクロアルキル、置換もしくは非置換のアリール、または置換もしくは非置換のアルケニルであり、
R 9 は、水素、またはアルキルであり、
但し、該エポキシ化合物はケイ素含有基を有さない]
を有する顔料。 - 前記エポキシ化合物が1000未満のエポキシ当量重量(epoxy equivalent weight)を有する、請求項16に記載の顔料。
- 前記エポキシ化合物が、グリシジルエーテル類、グリシジルエステル類、脂環式エポキシ化合物、および脂環式ジエポキシ化合物からなる群から選択される、請求項16または17に記載の顔料。
- 前記エポキシ化合物が、グリシジルメタクリレートおよびグリシジルアクリレートからなる群から選択される、請求項16〜18のいずれかに記載の顔料。
- 顔料粒子とエポキシ化合物との反応により、顔料粒子上に薄層が形成される、請求項16〜19のいずれかに記載の顔料。
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JPH10306233A (ja) * | 1997-05-08 | 1998-11-17 | Mitsubishi Materials Corp | 表面にエポキシ基を有する無機粉末とその製法及び用途 |
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