JP2005343861A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に渡って十分な滑らか感、しっとり感を付与でき、また乾燥後に十分な滑らかさ、櫛通りの良さを付与することで、物理的、化学的刺激から毛髪を保護して切れ毛、枝毛等の発生を効果的に抑制できる毛髪化粧料の提供。
【解決手段】 アミドアミン(1)、ジアミド化合物(2)、炭素数8〜30の脂肪族アルコール及び有機酸を含有する毛髪化粧料。
【化1】
Figure 2005343861

【化2】
Figure 2005343861

[式中、R1COは全脂肪酸残基中、C20以上の脂肪酸残基の割合が60重量%以上、C20の脂肪酸残基の割合が3重量%以上、C22の脂肪酸残基の割合が50〜95重量%である脂肪酸残基、R2はC1-12の炭化水素基等、R3はC1-5の2価炭化水素基、R4はC1-22の2価炭化水素基を示す。]
【選択図】 なし

Description

本発明は、毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に渡って、十分な滑らか感、しっとり感を付与でき、また乾燥後に十分な滑らかさ、櫛通りの良さを付与することで、物理的、化学的刺激から毛髪を保護して切れ毛、枝毛等の発生を効果的に抑制できる毛髪化粧料に関する。
陰イオン性界面活性剤を主成分とするシャンプー等の毛髪洗浄剤は、洗髪時に毛髪の汚れだけでなく、毛髪表面を保護している油分も同時に取り去ってしまうため、毛髪の柔軟性や光沢が失われ、櫛通りが悪くなることがある。これを改善する目的で、リンス、コンディショナー、トリートメント等の毛髪化粧料が使用されている。これらの毛髪化粧料には毛髪の感触を良好にするために、主成分として第4級アンモニウム塩が配合されており、更に効果感を上げるためにセタノール等の脂肪族アルコールや油剤等を配合し、ゲル状に乳化させた剤形が主に使用されている。しかしながら、これらは決して毛髪に十分な滑らか感としっとり感を付与するとは言えず、更にドライヤーの熱やブラッシング等の日常的なヘアケア行動による物理的刺激、およびパーマ、ヘアカラー、ブリーチ等による化学的刺激により発生する切れ毛や枝毛、髪の毛のぱさつき等のダメージに対する修復効果の点でも十分満足し得るものではなかった。また髪、頭皮又は皮膚に対する刺激の低減も十分でないことが知られている。
近年、特定のアミドアミン化合物又はその酸塩が、毛髪に滑らか感や柔軟性を付与出来ることが見いだされ、アミドアミン化合物又はその酸塩を配合した毛髪化粧料が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7)。また上記アミドアミン化合物又はその塩は、安全性が高く皮膚等に対して温和な作用を示す毛髪化粧料を提供できることも知られている(特許文献8、非特許文献1)。このような特定のアミドアミンとしてステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドが広く知られているが、脂肪族アルコールや油剤を配合した場合のゲル形成性に課題があり、また毛髪に付与される滑らか感やしっとり感は決して満足できるものではなかった。
また、損傷状態の毛髪の保護、修復に関しては、損傷により欠損した成分、構造体及びそれらの類縁体を補う形で行われるのが近年一般的で、保護基剤としてスフィンゴ脂質やタンパク誘導体を用いる方法が有益な技術として広く利用されている。しかしこれらの基剤の製造には極めて複雑な工程を経ることが多く、その効果は認められながらも、コスト的な問題から十分量の基剤を製品に配合できないのが実情である。
特開平5−271035号公報 特開平9−71515号公報 特開2000−53537号公報 特表2000−501430号公報 特開2001−342116号公報 特表2002−500173号公報 特開2003−183136号公報 特開平11−79947号公報 FRAGRANSE JOURNAL, 24(12), 106-111(1996)
本発明の課題は、毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に渡って、十分な滑らか感、しっとり感を付与でき、また乾燥後に十分な滑らかさ、櫛通りの良さを付与することで、物理的、化学的刺激から毛髪を保護して切れ毛、枝毛等の発生を効果的に抑制できる毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者らは、アミドアミンの中でも特定のものを選択し、更に安価かつ容易に製造可能な特定のジアミド化合物、及び有機酸と脂肪族アルコールを併用することで、上記の要求を満たす化粧料が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成分を含有する毛髪化粧料を提供する。
(a)一般式(1)で表されるアミドアミン(以下アミドアミン(1)という)
Figure 2005343861
[式中、R1COは全脂肪酸残基中、炭素数20以上の脂肪酸残基の割合が60重量%以上、炭素数20の脂肪酸残基の割合が3重量%以上、炭素数22の脂肪酸残基の割合が50〜95重量%である脂肪酸残基を示す。]
(b)一般式(2)で表されるジアミド化合物(以下ジアミド化合物(2)という)
Figure 2005343861
[式中、R2は水酸基及びアルコキシ基から選ばれる少なくとも1個が置換していてもよい炭素数1〜12の炭化水素基を示し、R3は炭素数1〜5の2価の炭化水素基を示し、R4は炭素数1〜22の2価の炭化水素基を示す。尚、2個のR2及びR3はそれぞれ同一でも異なっていても良い。]
(c)炭素数8〜30の脂肪族アルコール
(d)有機酸
本発明の毛髪化粧料は、毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に渡って、十分な滑らか感、しっとり感を付与でき、また乾燥後に十分な滑らかさ、櫛通りの良さを付与することで、物理的、化学的刺激から毛髪を保護して切れ毛、枝毛等の発生を効果的に抑制することができる。
本発明で使用する(a)成分のアミドアミン(1)において、R1COで示される脂肪酸残基の組成は、全脂肪酸残基中、炭素数20以上の脂肪酸残基の割合が60重量%以上、好ましくは75重量%以上、更に好ましくは90重量%以上で、炭素数20の脂肪酸残基の割合が3重量%以上、好ましくは4重量%以上、更に好ましくは5重量%以上で、炭素数22の脂肪酸残基の割合が50〜95重量%、好ましくは55〜95重量%、更に好ましくは70〜95重量%、特に好ましくは80〜95重量%である。なお、本発明において、脂肪酸残基はR1COの部位を意味する。
本発明の毛髪化粧料中の(a)成分の含有量は、毛髪に良好な感触を与え、また製品安定性の観点から、0.1〜15重量%が好ましく、0.5〜10重量%が更に好ましく、0.5〜5重量%が特に好ましい。
本発明で使用する(b)成分のジアミド化合物(2)において、R2としては、水酸基及び炭素数1〜6のアルコキシ基から選ばれる1〜3個が置換していてもよい炭素数1〜12の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。なかでも、無置換の炭素数1〜12のアルキル基、又は水酸基が1〜2個、炭素数1〜6のアルコキシ基が1個、若しくは水酸基と炭素数1〜6のアルコキシ基が1個ずつ置換した、炭素数2〜12のアルキル基がより好ましい。具体的には、メチル基、エチル基、ドデシル基、2−エチルヘキシル基、2−ヒドロキシエチル基、2−メトキシエチル基、2,3−ジヒドロキシプロピル基、2−ヒドロキシ−3−メトキシプロピル基等が挙げられ、なかでも2−ヒドロキシエチル基、メチル基、ドデシル基、2−メトキシエチル基が好ましい。
ジアミド化合物(2)において、R3としては、炭素数2〜5、特に炭素数2〜3の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基が好ましい。具体的には、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、1−メチルエチレン基、1−メチルトリメチレン基、1,1−ジメチルエチレン基等が挙げられ、なかでもエチレン基及びトリメチレン基が好ましい。
ジアミド化合物(2)において、R4としては、炭素数2〜22の直鎖又は分岐鎖の2価炭化水素基が好ましく、特に炭素数11〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基、又は炭素数11〜22で1〜4個の二重結合を有するアルケニレン基が好ましい。具体的には、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、オクタメチレン基、ウンデカメチレン基、トリデカメチレン基、オクタデカメチレン基、1−メチルヘプタメチレン基、2−メチル−5−エチルヘプタメチレン基、2,3,6−トリメチルヘプタメチレン基、8,11−ジメチルオクタデカメチレン基、7,10−ジメチル−7−エチルヘキサデカメチレン基、7,12−ジメチル−7,11−オクタデカジエニレン基、8,11−ジメチル−7,11−オクタデカジエニレン基等が挙げられる。このうち、7,12−ジメチルオクタデカメチレン基、7,12−ジメチル−7,11−オクタデカジエニレン基、オクタデカメチレン基、ウンデカメチレン基、トリデカメチレン基が特に好ましい。
(b)成分として特に好ましいジアミド化合物は、一般式(2)中のR2、R3及びR4として、それぞれ上で挙げた好ましい基を組み合わせた化合物である。特に好ましいジアミド化合物(2)の具体例としては、以下のジアミド(A)〜(O)が挙げられる。
Figure 2005343861
(b)成分であるジアミド化合物(2)は、1種以上を使用することができ、本発明の毛髪化粧料中の(b)成分の含有量は、毛髪に十分なしなやか感、柔軟性及びしっとり感を付与して、ダメージを修復する効果を向上させ、また毛髪に油ぎしみやべたつきを与えず、粘度の確保や良好な安定性を得る観点から、0.01〜20重量%が好ましく、更には0.1〜10重量%、特に0.1〜5重量%が好ましい。
本発明で用いられる(c)成分の炭素数8〜30の脂肪族アルコールとしては、直鎖の脂肪族炭化水素基の割合が脂肪族炭化水素基の総量に対し80重量%以上、好ましくは85重量%以上、更に好ましくは90重量%以上の脂肪族アルコールが好ましい。直鎖の脂肪族炭化水素基としては、炭素数8〜30の直鎖アルキル基又はアルケニル基が好ましく、炭素数10〜26の直鎖アルキル基が特に好ましい。かかる脂肪族アルコールとしては、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料中の(c)成分の含有量は、0.5〜15重量%が好ましく、1〜10重量%が更に好ましい。
本発明で用いられる(d)成分の有機酸は、炭素数10以下の有機酸が好ましく、アルキルリン酸、アルキルスルホン酸、アルキル硫酸等の炭素数10以下の短鎖アルキル基を有する酸;L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;ピログルタミン酸;安息香酸、p−トルエンスルホン酸等の芳香族酸;ヒドロキシ酸;ジカルボン酸等が挙げられる。ヒドロキシ酸としては、グリコール酸、乳酸、グリセリン酸等のモノヒドロキシカルボン酸、リンゴ酸、酒石酸等のヒドロキシジカルボン酸、クエン酸等のヒドロキシトリカルボン酸が挙げられる。ジカルボン酸としては、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸、コハク酸等が挙げられる。中でも毛髪に対する保湿及び柔軟化効果をもたらすという点からヒドロキシ酸、ジカルボン酸、L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸、ピログルタミン酸が好ましく、その中でも特にグリコール酸、乳酸、リンゴ酸、L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸、ピログルタミン酸がより好ましい。
本発明の毛髪化粧料中の(d)成分の含有量は、(a)成分に対し、0.3〜10モル倍が好ましく、0.5〜5モル倍が更に好ましい。
本発明の毛髪化粧料を調製する場合、(a)成分と(d)成分を別々に配合しても良いし、アミドアミン(1)の酸塩をあらかじめ形成させてから配合しても良い。
本発明の毛髪化粧料は、配合物中でpHを調製することにより一部もしくは完全に塩の形に置換して使用されるが、pH2〜8が好ましく、pH3〜6、特にpH3〜5で使用するのが毛髪の良好な感触、また製品の安定性の観点から好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、塗布/濯ぎ時の滑らかさ、滑り感を向上させ、更には乾燥後の毛髪に柔らかさを付与する等の点から、芳香族アルコールを添加することが好ましい。芳香族アルコールとしては、ベンジルアルコール、フェネチルアルコール、フェノキシエタノール、ベンジルオキシエタノール等が挙げられる。これら芳香族アルコールは2種類以上を併用してもよく、またその含有量は、剤の吸着性や、毛髪への弾力性付与の点から、本発明の毛髪化粧料全量に対して、0.1〜20.0重量%、特に0.1〜5.0重量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、乾燥後の毛髪にしっとり感、まとまり感を付与し、毛髪本来のつやや鮮やかな色に修復するなど傷んだ毛髪を補修する目的で、毛髪補修成分を添加することが好ましい。毛髪補修成分としては、アミノ酸又はアミノ酸誘導体やビタミン類、スフィンゴシン類、セラミド類が好ましい。
アミノ酸としては、アルギニン、リジン、ヒスチジン、プロリン、システイン、メチオニン、セリン等を挙げることができる。特に好ましいのはアルギニン、リジンである。
アミノ酸誘導体としてはトリメチルグリシンの他、ジペプチド及びトリペプチドなどのペプチド、アシル化されたアミノ酸、アシルアルキルアミノ酸等があげられる。更にアミノ酸誘導体にはケラチン、エラスチン、コラーゲン、カゼイン、α(β)−ラクトアルブミン等の動物由来のタンパク質やこれらの加水分解物、小麦、大豆、シルク等の植物由来のタンパク質やこれらの加水分解物も含まれる。なかでもケラチン、エラスチン、コラーゲン、カゼイン及びこれらの加水分解物、小麦タンパク質、大豆タンパク質、シルクタンパク質及びこれらの加水分解物が好ましい。
本発明においては、これらのアミノ酸及びアミノ酸誘導体は、単独でまたは2種以上組み合わせて使用される。またその含有量は、本発明の毛髪化粧料全量に対して、0.01〜7.0重量%、特に0.05〜2.0重量%が好ましい。
ビタミン類としては、酢酸トコフェロール、アスコルビン酸、ビタミンB1、ビタミンD、ビタミンA、ニコチン酸アミド、パンテノール、パントテニルエチルエーテル等が挙げられ、中でも酢酸トコフェロール、パンテノール、パントテニルエチルエーテルが好ましい。ビタミン類を含有させる場合、その配合量は、本発明の毛髪化粧料全量に対して、0.01〜2.0重量%が好ましく、0.05〜1.0重量%が特に好ましい。
スフィンゴシン類としては、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシン等が挙げられる。また、セラミド類としては、合成により又は天然物からの抽出により得られるN−アシル化スフィンゴシン類、N−アシル化フィトスフィンゴシン類、N−アシル化ジヒドロスフィンゴシン類が挙げられる。スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシンにアシル置換されている置換基は、炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、当該基の水素原子の1〜5個が水酸基により置換されていてもよい。例えば、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド1A等のほか、スフィンゴリピッドEX(特開平11−209248号公報)、スフィンゴリピッドE(特公平01−042934号公報)等の合成擬似セラミドも使用できる。スフィンゴシン類及びセラミド類は、1種以上を使用することができ、その含有量は毛髪化粧料全量に対して、0.01〜5重量%、更に0.05〜2重量%、特に0.1〜1重量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、更に乾燥後のさらさらした滑り感や柔軟性、或いは光沢性を付与するなど毛髪保護効果を高める目的でシリコーン成分を添加するのが好ましい。シリコーン成分とは、シリコーンゴム、シリコーン油、官能基変性シリコーンなどを含み、例えば以下の(A)〜(H)等のシリコーンが挙げられる。
(A)一般式(3)で表されるジメチルポリシロキサンオイル
Figure 2005343861
(式中、aは0〜650の整数を示す。)
(B)高重合ジメチルポリシロキサン
高重合ジメチルポリシロキサンを本発明の毛髪化粧料中に配合する場合、液状油に溶解して配合するか、予めアミドアミン(1)の酸塩等の陽イオン性界面活性剤やポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの非イオン性界面活性剤水溶液中で調製した分散液を配合することが好ましい。液状油としては先に記載した(A)のジメチルポリシロキサンオイルや、下記(E)の環状シリコーン又はイソパラフィン系炭化水素等を挙げることができる。
(C)一般式(4)で表されるアミノ変性シリコーン
Figure 2005343861
[式中、R5はメチル基、R6はR7と同一の基又はメチル基又は水酸基を示し、R7は−R8−Z(ここでR8は炭素数3〜6の2価炭化水素基を示し、Zは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す。)で表される反応性官能基を示し、b及びcは正の整数で、b+cは分子量に依存する数で、好ましい平均分子量は3000〜100000である。]
アミノ変性シリコーンを水性乳濁液として用いる場合、該水性乳濁液中に含まれるアミノ変性シリコーンの量は20〜60重量%が好ましく、30〜50重量%が更に好ましい。
(D)ポリエーテル変性シリコーン
(E)環状シリコーン
(F)フッ素変性シリコーン
(G)アルキル変性シリコーン
(H)一般式(5)で表されるアミノ変性シロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体
Figure 2005343861
[式中、R9は水素原子又は炭素数1〜6の1価の炭化水素基を示し、R10はR9又はEのいずれかを示し、Eは−R11−Z(ここでR11は直接結合手又は炭素数1〜20の2価の炭化水素基を示し、Zは1〜3級アミノ基含有基又はアンモニウム基含有基を示す。)で表される反応性官能基を示し、dは2以上の数を示し、eは1以上の数を示し、sは2〜10の数を示し、f個のsは同一でも異なっていてもよく、fは4以上の数を示し、gは2以上の数を示し、Yは炭素−珪素原子によって隣接珪素原子に、酸素原子によってポリオキシアルキレンブロック鎖に結合している2価の有機基を示す。なお、複数個のR9、R10及びEは同一でも異なっていても良い。]
これらシリコーン成分の中では、(A)ジメチルポリシロキサンオイル、(B)高重合ジメチルポリシロキサン、(E)環状シリコーン、或いはそれらの混合物、(C)アミノ変性シリコーン、(H)アミノ変性シロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体が好ましく、その中でも(C)アミノ変性シリコーン、(H)アミノ変性シロキサン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体が特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料中のシリコーン成分の含有量は、毛髪に良好な感触を与え、且つ他の配合成分との兼ね合いに応じて適宜選択することができるが、本発明の効果を十分に発揮し、良好な使用感を得、濯ぎ時のきしみの発現を防止する観点から、一般的には0.05〜15.0重量%が好ましく、0.1〜10.0重量%が更に好ましく、0.1〜5.0重量%が特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、更に毛髪化粧料に一般的に使用されるその他の成分を、目的に応じて配合することができる。例えば、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム等の陽イオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤;カチオン化セルロース、ヒドロキシ化セルロース等の高分子化合物;グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等の保湿剤;ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ミリスチン酸イソプロピル等のエステル油;流動イソパラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ剤;その他パール化剤、溶剤、液晶形成剤、キレート剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、香料等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料は、常法に従って、水溶液、エタノール溶液、エマルション、サスペンション、ゲル、液晶、エアゾール等の所望の剤型にすることができる。
本発明の毛髪化粧料は、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアクリーム、ヘアカラー、コンディショニングムース、ヘアムース、ヘアスプレー、リーブオントリートメント、ワックス等に用いることができる。
以下、%で示すものは、特記しない限り重量%である。
実施例1〜7及び比較例1〜4
表1に示す組成の毛髪化粧料(ヘアコンディショナー)を以下の方法で調製し、以下の方法で使用感及び枝毛・切れ毛の発生状態を評価した。結果を表1に示す。
<調製方法>
1)100mlのビーカーにイオン交換水、酸以外の成分を最終製造量が300gとなる所要量を入れ、65℃に加熱して、均一に溶解させた。
2)500mlのビーカーにイオン交換水、酸を最終製造量が300gとなる所要量を入れ、65℃に加熱し、1)で得た混合物を添加し乳化して、ヘアコンディショナーを調製した。
<使用感の評価法>
パネラー10名が、陰イオン性界面活性剤を主体とする市販のシャンプーを用いて洗髪後、各ヘアコンディショナーを使用した。これを1日1回2週間繰り返した。各ヘアコンディショナーの塗布時の滑らかさ、柔らかさ、濯ぎ時の滑らかさ、柔らかさ、及び乾燥後の櫛通りの良さ、仕上がり感について、下記基準で官能評価した。
A:8人以上が効果あると回答
B:6〜7人が効果あると回答
C:4〜5人が効果あると回答
D:3人以下が効果あると回答
<枝毛・切れ毛の発生状態の評価法>
長さ15cm、およそ100本のトレスを各ヘアコンディショナー中に室温で10分間浸漬した後、流水下で30秒間余分な剤をすすぎ流し、自然乾燥した。処理を終えたトレスを、モーターに連動した回転ブラシにより、回転数100rpmの条件で約60分ブラッシング刺激を与えた。その後目視によりトレス先端の状態を観察し、発生した枝毛・切れ毛の本数を確認した。基準トレス(比較例1)の枝毛・切れ毛の本数に対する比率を枝毛・切れ毛発生率とし、下記基準で評価した。
A:枝毛・切れ毛発生率50%未満
B:枝毛・切れ毛発生率50%以上70%未満
C:枝毛・切れ毛発生率70%以上90%未満
D:枝毛・切れ毛発生率90%以上
Figure 2005343861
実施例8
アミドアミン(1)として、花王(株)製ルナックBAとジメチルアミノプロピルアミンから合成した、下記式(A)で表されるアミドアミン[純度99.6%(その他、未反応脂肪酸、未反応アミン、水分等を含有)、以下アミドアミンAという]を用い、下記組成のヘアコンディショナーを調製した。このヘアコンディショナーは、塗布時、濯ぎ時のリッチ感とその持続性、柔軟性、平滑性、及び乾燥後の柔らか感、櫛通り感が良好で、枝毛・切れ毛の抑制効果も良好であった。
Figure 2005343861
(式中、RCOの組成は、C1735CO/C1939CO/C2143CO/C2347CO=1%/9%/88%/2%である。)
<ヘアコンディショナー組成>
アミドアミンA 1.5%
ステアリルアルコール*1 4.0%
グリセリン 1.0%
ベンジルオキシエタノール 0.3%
ジアミド(N) 0.3%
シリコーン*2 2.0%
アミノ変性シリコーン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体*3 0.5%
乳酸 0.5%
ジペンタエリスルトール脂肪酸エステル*4 0.2%
ヒドロキシエチルセルロース*5 0.2%
高重合ポリエチレングリコール*6 0.05%
酢酸トコフェロール 0.1%
香料、メチルパラベン 適量
精製水 残量
(pH4.5)
*1 花王(株)製 カルコール8098
*2 東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 BY00−003
*3 日本ユニカー(株)製 FZ−3789
*4 日清製油(株)製 コスモール168AR
*5 ダイセル化学工業(株)製 SE−850
*6 ユニオンカーバイド(株)製 ポリオックスWSRN−60K。
実施例9
下記組成のヘアトリートメントを調製した。このヘアトリートメントは、塗布時、濯ぎ時のリッチ感とその持続性、柔軟性、平滑性、及び乾燥後の柔らか感、櫛通り感が良好で、枝毛・切れ毛の抑制効果も良好であった。
<ヘアトリートメント組成>
アミドアミンA 2.0%
塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 0.3%
ステアリルアルコール 4.5%
ベヘニルアルコール*1 1.5%
ジアミド(F) 0.5%
シリコーン*2 1.0%
アミノ変性シリコーン*3 0.5%
グリコール酸 0.5%
リンゴ酸 0.1%
ジプロピレングリコール 3.0%
ベンジルアルコール 0.3%
アルギニン 0.2%
パントテニルエチルエーテル 0.1%
香料、メチルパラベン 適量
精製水 残量
(pH4.0)
*1 花王(株)製 カルコール22080
*2 東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 SH200C-5000cs
*3 東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 SM8704C。
実施例10
下記組成のヘアコンディショナーを調製した。このヘアコンディショナーは、塗布時、濯ぎ時のリッチ感とその持続性、柔軟性、平滑性、及び乾燥後の柔らか感、櫛通り感が良好で、枝毛・切れ毛の抑制効果も良好であった。
<ヘアコンディショナー組成>
アミドアミンA 1.5%
ステアリルアルコール*1 4.0%
プロピレングリコール 0.5%
ベンジルオキシエタノール 0.3%
ジアミド(A) 0.5%
シリコーン*2 2.0%
アミノ変性シリコーン−ポリオキシアルキレンブロック共重合体*3 0.5%
乳酸 0.5%
オレイン酸グリセリド 0.2%
セラミド1*4 0.1%
小麦タンパク加水分解物*5 0.3%
香料、メチルパラベン 適量
精製水 残量
(pH4.5)
*1 花王(株)製 カルコール8098
*2 東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製 BY00−003
*3 日本ユニカー製 FZ−3789
*4 Gist-brocades/Cosmoferm社,Phytoceramide 1
*5 セイワ化成社製 プロモイストWG

Claims (4)

  1. 下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び(d)成分を含有する毛髪化粧料。
    (a)一般式(1)で表されるアミドアミン
    Figure 2005343861
    [式中、R1COは全脂肪酸残基中、炭素数20以上の脂肪酸残基の割合が60重量%以上、炭素数20の脂肪酸残基の割合が3重量%以上、炭素数22の脂肪酸残基の割合が50〜95重量%である脂肪酸残基を示す。]
    (b)一般式(2)で表されるジアミド化合物
    Figure 2005343861
    [式中、R2は水酸基及びアルコキシ基から選ばれる少なくとも1個が置換していてもよい炭素数1〜12の炭化水素基を示し、R3は炭素数1〜5の2価の炭化水素基を示し、R4は炭素数1〜22の2価の炭化水素基を示す。尚、2個のR2及びR3はそれぞれ同一でも異なっていても良い。]
    (c)炭素数8〜30の脂肪族アルコール
    (d)有機酸
  2. 一般式(2)で表されるジアミド化合物において、R4が炭素数11〜22の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 一般式(2)で表されるジアミド化合物において、R4が1〜4個の二重結合を有する、炭素数11〜22の直鎖若しくは分岐鎖のアルケニレン基である請求項1記載の毛髪化粧料。
  4. 更に、芳香族アルコールを含有する請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
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