JP2005343019A - 樹脂被覆スプリング - Google Patents

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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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Abstract

【課題】気密性に対する信頼性を高めることが可能な樹脂被覆スプリング及びその製造方法を提供する。
【解決手段】コイル状に型付けした金属製のスプリング本体2の外周面2aをフッ素樹脂製のチューブ3で被覆し、そのチューブ3の両端部3a内にチューブ3と同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率がチューブ3より高い栓4を気密的に溶着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂被覆スプリング及びその製造方法に関し、更に詳しくは、気密性に対する信頼度を高めることができる樹脂被覆スプリング及びその製造方法に関する。
半導体製造設備の純水配管内に配置される継手や弁に使用されるスプリングには、純水内への金属イオンの流出を防止するため、スプリング本体を電気特性、耐熱性、耐薬品性等に優れたフッ素樹脂製のチューブで被覆した樹脂被覆スプリングが使用されている。また、腐食性流体を使用する配管内に配置される継手や弁に使用されるスプリングにも同様の樹脂被覆スプリングが使用されている。
このような樹脂被覆スプリングは、チューブの両端末を熱溶着により気密的に密閉してスプリング本体を密封するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、チューブを加熱炉などに入れてその両端末を熱溶着するため、溶着する部分を均一に加熱することが難しく、それにより溶着部の剥がれなどが発生し、気密性に対する信頼性が低いという問題があった。
特開平7−125068号公報
本発明は、気密性に対する信頼性を高めることが可能な樹脂被覆スプリング及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の樹脂被覆スプリングは、コイル状に型付けした金属製のスプリング本体の外周面をフッ素樹脂製のチューブで被覆し、前記チューブの両端部内に該チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率が前記チューブより高い栓を気密的に溶着したことを特徴とする。
本発明の樹脂被覆スプリングの製造方法は、コイル状に型付けした金属製のスプリング本体の外周面をフッ素樹脂製のチューブで被覆し、前記チューブの両端部内に該チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率が前記チューブより高い栓を気密的に溶着した樹脂被覆スプリングの製造方法であって、前記チューブ内にストレート状のスプリング本体を挿入した後、前記栓を前記チューブの両端部内に圧入し、レーザー光を前記栓に照射して該栓を加熱することにより前記栓を気密的に前記チューブの両端部に溶着した後、前記ストレート状のスプリング本体をコイル状に型付けすることを特徴とする。
本発明の他の樹脂被覆スプリングの製造方法は、コイル状に型付けした金属製のスプリング本体の外周面をフッ素樹脂製のチューブで被覆し、前記チューブの両端部内に該チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率が前記チューブより高い栓を気密的に溶着した樹脂被覆スプリングの製造方法であって、前記チューブ内にコイル状に型付けした金属製スプリング本体を挿入した後、前記栓を前記チューブの両端部内に圧入し、レーザー光を前記栓に照射して該栓を加熱することにより前記栓を気密的に前記チューブの両端部に溶着したことを特徴とする。
本発明の更に他の樹脂被覆スプリングの製造方法は、コイル状に型付けした金属製のスプリング本体の外周面をフッ素樹脂製のチューブで被覆し、前記チューブの両端部内に該チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率が前記チューブより高い栓を気密的に溶着した樹脂被覆スプリングの製造方法であって、ストレート状のスプリング本体上に前記チューブを押し出し成形した後、該チューブの両端部内にあるスプリング本体の端部を除去した後、前記栓を前記チューブの両端部内に圧入し、レーザー光を前記栓に照射して該栓を加熱することにより前記栓を気密的に前記チューブの両端部に溶着した後、前記ストレート状のスプリング本体をコイル状に型付けすることを特徴とする。
上述した本発明によれば、チューブの両端部を密閉するために、チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率がチューブより高い栓を使用したので、チューブの外側からチューブを透過させてレーザー光を栓に満遍なく照射し、それにより栓を均一的に加熱することが可能になる。そのため、気密的に溶着された栓の溶着部の剥がれなどの発生を抑制することができ、樹脂被覆スプリングの気密性に対する信頼性の向上が可能になる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態において、同一構成要素は同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明の樹脂被覆スプリングの一実施形態を示し、この樹脂被覆スプリング1は、金属製のスプリング本体2、フッ素樹脂製のチューブ3、及び栓4を備えている。スプリング本体2の外周面2aにチューブ3が密着して被覆され、そのチューブ3の両端部3a内に栓4が気密的に溶着されている。
スプリング本体2は、バネ用の金属線をコイル状に型付けしてある。その金属線に使用される金属としては、ステンレス鋼、ピアノ線などに用いられる鉄鋼などを好ましく例示することができる。
チューブ3は、透明なフッ素樹脂から構成され、赤外線の吸収率を栓4より低くしている。チューブ3に使用されるフッ素樹脂としては、含フッ素エチレン性重合体、好ましくは、主鎖末端及び/または側鎖末端に反応性官能基を有する含フッ素エチレン性重合体からなる熱可塑性樹脂などを例示することができる。含フッ素エチレン性重合体としては、例えば、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、ETFE(エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体)、FEP(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)を好ましく挙げることができる。フッ素樹脂は、同一成分で構成しても、2種以上の成分で構成してもよい。
栓4は、チューブ3と同質の材料から構成され、更に染料、顔料などの着色料を添加物として混入して着色してあり、赤外線の吸収率をチューブ3より高くしている。着色する色としては、赤外線の吸収率をチューブ3より高くできる色であればよく、例えば、最も吸収率の高い黒色を好ましく挙げることができる。黒色に着色する添加物としては、カーボンブラックなどを好ましく例示することができる。
なお、ここで言うチューブ3と同質の材料とは、添加物を除いたフッ素樹脂成分が同一のものを言う。上記のフッ素樹脂であれば、栓4とチューブ3とで同一のもの、例えば、栓4にPFA、チューブ3にPFAを使用してもよく、異なるもの、例えば、栓4にPFA、チューブ3にFEPなどを使用することができる。
上記樹脂被覆スプリング1は、図2に示すように、スプリング本体2とチューブ3との間に接着剤層5を介在させるようにしてもよい。その場合、チューブ3は、接着剤を使用した際の接着強度が高い、上述した主鎖末端及び/または側鎖末端に反応性官能基を有する含フッ素エチレン性重合体からなる熱可塑性樹脂から構成するのがよく、その際に接着剤層5に使用する接着剤としては、反応性官能基との結合形成性を有する接着剤、例えば、反応性官能基がカルボニル基の場合には、エポキシ系接着剤、ポリイミド系接着剤、エポキシ変成ポリイミド系接着剤などを好ましく使用することができる。
図3に、上述した図1の樹脂被覆スプリング1の製造方法の一実施形態を示す。この製造方法では、図3(a)に示すようにチューブ3内に型付けのしていないストレート状のスプリング本体2’を挿入し、スプリング本体2’をチューブ3で被覆する。なお、図2の接着剤層5を備えた樹脂被覆スプリング1を製造する場合には、外周面2’aに接着剤を塗布したスプリング本体2’を使用する。
次いで、その成形体Aを図3(b)に示すように加熱炉(加熱手段)6に入れて適宜加熱し、チューブ3を熱収縮させてスプリング本体2’の外周面2’aに密着させる。
加熱後、成形体Aを加熱炉6から取り出し、チューブ3の内径より若干大きな径を有する円柱状の栓4を、図3(c)に示すように、チューブ3の両端部3a内に圧入する。圧入後、図3(d)に示すように、チューブ3の外側から透明なチューブ3を透過させてレーザー光xを栓4に満遍なく照射する。これにより栓4が均一的に加熱され、気密的にチューブ3の両端部3aの内面3bに溶着される。
溶着後、チューブ3で被覆し、栓4を取り付けたストレート状のスプリング本体2’を、図3(e)に示すように、コイル状に型付け加工して樹脂被覆スプリング1を得る。
上述した製造方法において、加熱炉6で加熱してチューブ3を熱収縮させる工程は、栓4を気密的にチューブ3の両端部3aに溶着した後に行ってもよい。その場合、型付け加工の前であっても後であってもよい。
図4は、図1の樹脂被覆スプリング1の製造方法の他の実施形態を示す。この製造方法では、巻取りドラム7に巻き取られた長尺のストレート状のスプリング本体2’を巻出して、スプリング本体2’上に押出機8によりチューブ3’を順次押し出し成形し、次いで冷却槽9を通過させてチューブ3’を冷却する。
それを切断装置10で所定の長さに順次切断し、スプリング本体2’を硬化したチューブ3で被覆した成形体Bを得る。次いで、その成形体Bのチューブ3の両端部3a内にあるスプリング本体2’の端部2’xを除去する(図4(b)参照)。以下、上記図3(c),(d),(e)に示した工程に従って行い、樹脂被覆スプリング1を得る。
このようにスプリング本体2’上にチューブ3’を直接押し出し成形する場合、チューブ3’に使用するフッ素樹脂材料としては、接着性の点から、上述した主鎖末端及び/または側鎖末端に反応性官能基を有する含フッ素エチレン性重合体からなる熱可塑性樹脂組成物を好ましく用いることができる。
この含フッ素エチレン性重合体からなる熱可塑性樹脂組成物によりチューブ3’をスプリング本体2’上に押し出し形成することで、製造された樹脂被覆スプリング1のスプリング本体2とチューブ3との間を接着させることができるため、樹脂被覆スプリング1が撓んだ際にスプリング本体2とチューブ3が一体となって可動し、その結果、スプリング本体2とチューブ3との擦れが無くなり、上述した熱収縮させた場合よりも寿命を長くすることができる。
また、図2の接着剤層5を備えた樹脂被覆スプリング1を製造する場合には、図4(a)に1点鎖線で示すように、巻取りドラム7と押出機8との間に接着剤塗布装置11を設置し、スプリング本体2’の外周面に接着剤を塗布した後、チューブ3’を押し出し成形する。
図5は、図1の樹脂被覆スプリング1の製造方法の更に他の実施形態を示す。上述した製造方法は、チューブ3の径の大小に係わらず用いることができるが、この実施形態は、チューブ3の径が2mm以下の細い場合に好ましく用いることができる。
この製造方法では、先ず、図5(a)に示すように、チューブ3内に予めコイル状に型付けしたスプリング本体2を挿入し、スプリング本体2をチューブ3で被覆する。次いで、その成形体Cを図5(b)に示すように加熱炉(加熱手段)6に入れて適宜加熱し、チューブ3を熱収縮させてスプリング本体2の外周面2aに密着させる。
加熱後、成形体Cを加熱炉6から取り出し、チューブ3の内径より若干大きな径を有する円柱状の栓4を、図5(c)に示すように、チューブ3の両端部3a内に圧入する。圧入後、図5(d)に示すように、チューブ3の外側から透明なチューブ3を透過させてレーザー光xを栓4に一方向から照射する。これにより栓4が加熱溶融し、気密的にチューブ3の両端部3aの内面3bに溶着された図1の樹脂被覆スプリング1を得る。
このように径が小さい場合には、周囲から満遍なく照射せずに一方向からの照射で栓4が加熱溶融できるので、気密的にチューブ3の両端部3aの内面3bに栓4を溶着することができる。レーザー光xは、チューブ3を透過させずに矢印yで示す方向から照射するようにしてもよい。
この図5の製造方法においても、加熱炉6で加熱してチューブ3を熱収縮させる工程は、栓4を気密的にチューブ3の両端部3aに溶着した後に行ってもよい。
また、図2の接着剤層5を備えた樹脂被覆スプリング1を製造する場合は、外周面2aに接着剤を塗布したスプリング本体2を使用する。
上述した本発明では、チューブ3の両端部3aを密閉するために、チューブ3と同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率がチューブ3より高い栓4を使用したので、チューブ3の外側からチューブ3を透過させてレーザー光xを栓4に満遍なく照射し、それにより栓4を均一的に加熱することができる。そのため、気密的に溶着された栓4の溶着部の剥がれなどの発生を抑制し、気密性に対する信頼性を高めることができる。
また、レーザー光xにより少ない熱量で栓4を溶着することが可能になるため、金属製のスプリング本体2が軟化する危険がなく、それにより従来使用されている耐熱性のあるステンレス鋼などを必ずしも使用する必要がない。そのため、軟化温度が低い硬鋼線やピアノ線などの鉄鋼材料を使用することもできるようになるので、スプリング本体2に使用する金属材料の選択の自由度が増し、樹脂被覆スプリング1においてスプリング特性を幅広く設計することができる。
また、スプリング本体2とチューブ3を密着させることにより、樹脂被覆スプリング1が撓んだ際にスプリング本体2とチューブ3とが局部的に強く接触するのを防止することができる。その結果、チューブ3の内面の部分的な摩耗やひびの発生が防止できるため、寿命を長くすることができる。
また、上述したようにスプリング本体2とチューブ3との間に接着剤層5を介在させることで、樹脂被覆スプリング1が撓んだ際にスプリング本体2とチューブ3が接着により一体となって可動するため、スプリング本体2とチューブ3との擦れが無くなり、寿命を一層長くすることができる。
本発明の樹脂被覆スプリングは、半導体製造設備の純水配管内や腐食性流体を使用する配管内などに配置される簡易着脱継手、逆止弁、閉止弁、流量調整弁、電磁弁などの流体用機器に組み込んで使用される樹脂被覆スプリングとして、好適に使用することができる。
本発明の樹脂被覆スプリングの一実施形態を一部断面で示す正面図である。 本発明の樹脂被覆スプリングの他の実施形態を示す要部断面図である。 図1の樹脂被覆スプリングの製造方法の一実施形態を示し、(a)は挿入工程を一部断面で示す説明図、(b)は加熱工程を示す説明図、(c)は栓の圧入工程を一部断面で示す説明図、(d)は栓の溶着工程を一部断面で示す説明図、(e)は型付け工程を一部断面で示す説明図である。 図1の樹脂被覆スプリングの製造方法の他の実施形態を示し、(a)はチューブでスプリング本体を被覆する工程を示す説明図、(b)はスプリング本体の端部を除去する工程を一部断面で示す説明図である。 図1の樹脂被覆スプリングの製造方法の更に他の実施形態を示し、(a)は挿入工程を一部断面で示す説明図、(b)は加熱工程を示す説明図、(c)は栓の圧入工程を一部断面で示す説明図、(d)は栓の溶着工程を一部断面で示す説明図である。
符号の説明
1 樹脂被覆スプリング
2,2’スプリング本体
2a,2’a 外周面
2’x 端部
3,3’チューブ
3a 端部
3b 内面
4 栓
5 接着剤層
6 加熱炉
7 巻取りドラム
8 押出機
9 冷却槽
10 切断装置
11 接着剤塗布装置
A,B,C 成形体
x レーザー光

Claims (12)

  1. コイル状に型付けした金属製のスプリング本体の外周面をフッ素樹脂製のチューブで被覆し、前記チューブの両端部内に該チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率が前記チューブより高い栓を気密的に溶着した樹脂被覆スプリング。
  2. 前記チューブが密着して前記スプリング本体の外周面を被覆する請求項1に記載の樹脂被覆スプリング。
  3. 前記チューブが透明であり、前記栓が黒色である請求項1または2に記載の樹脂被覆スプリング。
  4. 前記フッ素樹脂を主鎖末端及び/または側鎖末端に反応性官能基を有する含フッ素エチレン性重合体からなる熱可塑性樹脂から構成した請求項1,2または3に記載の樹脂被覆スプリング。
  5. 前記チューブと前記スプリング本体との間に接着剤層を介在させ、該接着剤層を前記反応性官能基との結合形成性を有する接着剤から構成した請求項4に記載の樹脂被覆スプリング。
  6. コイル状に型付けした金属製のスプリング本体の外周面をフッ素樹脂製のチューブで被覆し、前記チューブの両端部内に該チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率が前記チューブより高い栓を気密的に溶着した樹脂被覆スプリングの製造方法であって、
    前記チューブ内にストレート状のスプリング本体を挿入した後、前記栓を前記チューブの両端部内に圧入し、レーザー光を前記栓に照射して該栓を加熱することにより前記栓を気密的に前記チューブの両端部に溶着した後、前記ストレート状のスプリング本体をコイル状に型付けする樹脂被覆スプリングの製造方法。
  7. コイル状に型付けした金属製のスプリング本体の外周面をフッ素樹脂製のチューブで被覆し、前記チューブの両端部内に該チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率が前記チューブより高い栓を気密的に溶着した樹脂被覆スプリングの製造方法であって、
    前記チューブ内にコイル状に型付けした金属製スプリング本体を挿入した後、前記栓を前記チューブの両端部内に圧入し、レーザー光を前記栓に照射して該栓を加熱することにより前記栓を気密的に前記チューブの両端部に溶着した樹脂被覆スプリングの製造方法。
  8. 前記チューブ内に前記スプリング本体を挿入した後、または前記栓を気密的に前記チューブの両端部に溶着した後、前記チューブを加熱して該チューブを前記スプリング本体の外周面に密着させる請求項6または7に記載の樹脂被覆スプリングの製造方法。
  9. コイル状に型付けした金属製のスプリング本体の外周面をフッ素樹脂製のチューブで被覆し、前記チューブの両端部内に該チューブと同質の材料からなり、かつ赤外線の吸収率が前記チューブより高い栓を気密的に溶着した樹脂被覆スプリングの製造方法であって、
    ストレート状のスプリング本体上に前記チューブを押し出し成形した後、該チューブの両端部内にあるスプリング本体の端部を除去した後、前記栓を前記チューブの両端部内に圧入し、レーザー光を前記栓に照射して該栓を加熱することにより前記栓を気密的に前記チューブの両端部に溶着した後、前記ストレート状のスプリング本体をコイル状に型付けする樹脂被覆スプリングの製造方法。
  10. 前記チューブが透明であり、前記栓が黒色である請求項6,7,8または9に記載の樹脂被覆スプリングの製造方法。
  11. 前記フッ素樹脂を主鎖末端及び/または側鎖末端に反応性官能基を有する含フッ素エチレン性重合体からなる熱可塑性樹脂から構成した請求項6,7,8,9または10に記載の樹脂被覆スプリングの製造方法。
  12. 前記スプリング本体が外周面に前記反応性官能基との結合形成性を有する接着剤を塗布してなる請求項11に記載の樹脂被覆スプリングの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007247823A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Rinnai Corp パイロット式水電磁弁

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