JP2005340939A - アレイアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の指向性を備え、且つアンテナエレメントが効率良く配列形成されたアレイアンテナを提供する。
【解決手段】基板1の表面には、該基板1の長辺方向を配列方向としてアンテナエレメント2a〜2tがそれぞれ所定の間隔で直線状に配列形成されている。また、基板1表面のアンテナエレメント2i,2j間に対応する位置には位相反転分配器6が形成されており、この位相反転分配器6から前記配列方向に沿って延びる親給電ライン4が形成されている。各アンテナエレメント2a〜2tと親給電ライン4とは、それぞれ所望のインピーダンスを有する子給電ライン3a〜3tにより接続されており、子給電ライン3a〜3tはそれぞれアンテナエレメント2a〜2tにおける位相反転分配器6側の前記配列方向に垂直な辺の略中央にてアンテナエレメント2a〜2tと接続されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、それぞれに電波を放射する複数のアンテナエレメントを略直線状に配列形成したアレイアンテナに関するものである。
従来、複数のアンテナエレメントを基板に配列形成し、これらアンテナエレメントにそれぞれ子給電ラインを接続し、これら子給電ラインを並列的に接続する構成のアレイアンテナが種々考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような従来のアレイアンテナにおいて、アンテナエレメントを直線状に配列形成してなるものがあり、このアレイアンテナは図6に示すような構造をなしている。
図6は、アンテナエレメントを直線状に配列形成した従来のアレイアンテナの概略構成を示す平面図である。
図6に示すように、アレイアンテナは、平面視した形状が長方形状の基板1と、該基板1の表面に形成されたアンテナエレメント2a〜2iと、該アンテナエレメント2a〜2iにそれぞれ接続する子給電ライン3a〜3iと、子給電ライン3a〜3iに接続する親給電ライン4と、該親給電ライン4に接続するとともに図示しない外部回路に接続する接続用ライン5とから構成される。そして、基板1は誘電体材料により形成されており、アンテナエレメント2a〜2i、子給電ライン3a〜3i、親給電ライン4、接続用ライン5は基板1表面に形成された導体により形成されている。
アンテナエレメント2a〜2iは基板1の長辺方向を配列方向として、略直線状に所定の等間隔で配列形成されており、各アンテナエレメント2a〜2iは各子給電ライン3a〜3iに、配列方向に垂直な辺で、且つアンテナエレメント2a〜2iに対して同じ方向、図6で示せばアンテナエレメント2a〜2iの右側の辺で接続されている。これは、各アンテナエレメントに同じ方向の電界を誘導するとともに、子給電ラインに所定のインピーダンスを備えるためである。そして、アンテナエレメント2a〜2iの形成間隔は、アンテナエレメント2a〜2iから放射される電波の位相を同期させることと電波の放射パターンを最適化するため、通常、放射電波の波長の整数倍に設定されている。
これにより、全てのアンテナエレメントが等間隔で配置されて、所定方向に高強度の電波が放射される。
特開平11−312909号公報
しかしながら、このような従来のアレイアンテナでは、子給電ライン3a〜3iがアンテナエレメント2a〜2iに対して同じ方向から接続する構造をなすため、基板1の長辺方向の両端付近までアンテナエレメントを形成することができず、基板長Lpwbに対してアンテナ長Lantが短くなり、基板1の表面にアレイアンテナを効率良く形成することができなかった。
したがって、この発明の目的は、所望の指向性を備え、且つ基板に効率良くアンテナエレメントが配列形成されたアレイアンテナを提供することにある。
この発明は、基板表面に、略一直線状に配列形成された複数のアンテナエレメントと、該複数のアンテナエレメントに、配列方向に対して垂直な辺からそれぞれ接続する複数の子給電ラインと、該複数の子給電ラインを並列的に接続する親給電ラインとを備えたアレイアンテナにおいて、親給電ラインの途中点に位相反転分配器を接続するとともに、複数のアンテナエレメントのそれぞれの子給電ライン接続点を各アンテナエレメントの位相反転分配器側とし、複数のアンテナエレメントを、位相反転分配器の接続点を通り配列方向に垂直な基準線に対して線対称に配列し、且つアンテナエレメントの配列間隔を不均等としたことを特徴としている。
さらに、この発明のアレイアンテナは、親給電ラインおよび子給電ラインを、基準線に対して線対称に配置したことを特徴としている。または、この発明のアレイアンテナは、基準線に垂直で且つアンテナエレメントの基準線に平行な辺の中点を通る第2基準線と基準線との交点に位相反転分配器を配置し、親給電ラインおよび子給電ラインを、この交点に対して点対称に配置することを特徴としている。
この構成では、各子給電ラインがアンテナエレメントに対して、基板の長辺方向の途中点に配置された位相反転分配器側で接続するので、配列形成された両端のアンテナエレメントの子給電ラインとの接続点は、基板の端面と対向する側の辺に配置される。これにより、基板の長辺方向の端部までアンテナエレメントが形成される。この際、前記基準線に対して対称な位置のアンテナアライメント同士では、給電方向、すなわち子給電ラインとの接続点の位置が、アンテナエレメントに対して反対になるが、これら子給電ラインに供給される信号は、位相反転分配器により逆相関係に制御されているので、互いに相殺されることはない。
また、アンテナエレメントの配列間隔が不均等であることから、この配列間隔を適当に制御することで、各アンテナエレメントから放射される電波の相互干渉により、アレイアンテナから放射される電波の指向性が変化して、所定方向に強い指向性を有する電波が放射される。
また、この発明は、位相反転分配器から各アンテナエレメントまでの給電ラインをそれぞれ異なるインピーダンスで形成することを特徴としている。
この構成では、各アンテナエレメントへの給電ラインのインピーダンスをそれぞれ異ならせることにより、アンテナエレメント毎に異なる減衰量のアッテネータが挿入されることとなる。このため、アンテナエレメント毎に異なる強度で電波が放射される。そして、この強度が異なる電波同士が相互干渉することで、所定の指向性が得られる。
また、この発明は、アンテナエレメントの配列間隔を、位相反転分配器に近接するアンテナエレメント間の間隔のみ他のアンテナエレメント間の間隔と異ならせたことを特徴としている。
この構成では、アンテナエレメントの配列間隔が位相反転分配器の近傍のみ異なることでアンテナエレメントの配列パターンが単純化され、アレイアンテナが簡素な構造で形成される。
この発明によれば、アンテナエレメントを基板の両端付近まで形成することができるので、所定外形寸法の基板に対して可能な限り長いアンテナ長のアレイアンテナを形成することができる。これにより、同じアンテナ長であれば、従来よりもアレイアンテナを小型に形成することができる。さらに、アンテナエレメントの配列間隔を適当に不均等にすることで、指向性を制御することができ、所望の指向性を有するアレイアンテナを構成することができる。したがって、所望の指向性を有するアレイアンテナを予め設定された基板サイズで、より効果的に構成することができる。
また、この発明によれば、各アンテナエレメントに接続する子給電ラインがそれぞれ異なる減衰量を有するアッテネータとして機能するので、この減衰量を制御することで、アレイアンテナから放射される電波の指向性を制御でき、所望の指向性を有するアレイアンテナを構成することができる。
本発明の第1の実施形態に係るアレイアンテナについて図1〜図3および表1、表2を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るアレイアンテナの概略構成を示す平面図である。
図1に示すように、アレイアンテナは、平面視した形状が長方形状の基板1と、該基板1の表面に配列形成された、複数のアンテナエレメント2a〜2tと、基板1の表面にそれぞれ形成された子給電ライン3a〜3t、親給電ライン4、接続用ライン5、位相反転分配器6とを備える。そして、基板1は誘電体材料により形成されており、アンテナエレメント2a〜2t、子給電ライン3a〜3t、親給電ライン4、接続用ライン5は基板1表面に形成された電極により形成されている。位相反転分配器6は親給電ライン4と接続用ライン5と接続部に所定パターンで形成された導体により構成されており、例えば、信号分配回路と位相反転回路とからなる。
アンテナエレメント2a〜2tは、外形形状が基板1の短辺方向を自身の長辺方向とし基板1の長辺方向を自身の短辺方向とする平面視した形状が長方形状である。これらアンテナエレメント2a〜2tは基板1の長辺に平行な方向を配列方向として、所定の間隔で配列形成されている。そして、アンテナエレメント2iとアンテナエレメント2jとの間の基板1の長辺方向の略中心で、基板1のアンテナエレメント2a〜2tが配列形成された領域から短辺方向に所定距離離れた位置に、位相反転分配器6が形成されている。
親給電ライン4は、位相反転分配器6からアンテナエレメント2a〜2tの配列方向、すなわち基板1の長辺方向に延びる形状に形成されており、アンテナエレメント2a〜2i側に延びる第1親給電ライン部4aとアンテナエレメント2j〜2t側に延びる第2親給電ライン部4bとからなる。
第1親給電ライン部4aとアンテナエレメント2a〜2iとは、それぞれ子給電ライン3a〜3iにより接続されており、これら子給電ライン3a〜3iはそれぞれアンテナエレメント2a〜2iの位相反転分配器6側で配列方向に垂直な辺に一方端が接続し、アンテナエレメント2a〜2tの配列方向(基板1の長辺方向)に所定距離延びる形状で形成された部分と、この部分の他方端に接続するとともに第1親給電ライン4aの延びる方向と垂直な方向(基板1の短辺方向)に延びて第1親給電ライン4aに接続する部分とからなる。
同様に、第2親給電ライン部4bとアンテナエレメント2j〜2tとは、それぞれ子給電ライン3j〜3tにより接続されており、これら子給電ライン3j〜3tはそれぞれアンテナエレメント2j〜2tの位相反転分配器6側で配列方向に垂直な辺に一方端が接続し、アンテナエレメント2a〜2tの配列方向(基板1の長辺方向)に所定距離延びる形状で形成された部分と、この部分の他方端に接続するとともに第2親給電ライン4bの延びる方向と垂直な方向(基板1の短辺方向)に延びて第2親給電ライン4bに接続する部分とからなる。このような構成とすることで、アンテナエレメント2a〜2i、子給電ライン3a〜3i、第1親給電ライン4aからなる電極パターン群と、アンテナエレメント2j〜2t、子給電ライン3j〜3t、第2親給電ライン4bからなる電極パターン群とが、位相反転分配器6を通りアンテナエレメント2a〜2tの配列方向に垂直な基準線に対して線対称の形状となる。
位相反転分配器6は、接続用ライン5を介して入力された信号を第1親給電ライン4aと第2親給電ライン4bとに低損失で分配し、一方の信号の位相を反転させる。例えば、第1親給電ライン4aに伝送する信号に対して、第2親給電ライン4bに伝送する信号の位相をπ[rad.]進ませるかπ[rad.]遅らせる。
これにより、各アンテナエレメント2a〜2tに誘導される電界Ea〜Etの方向が図2に示すように一致する。図2、は本実施形態のアンテナエレメントに誘導される電界の向きを示す概念図である。
この結果、位相反転分配器6を通りアンテナエレメント2a〜2tの配列方向に垂直な基準線(図1中の1点鎖線)に対して対称な位置に配置されたアンテナエレメント同士から放射される電波の相殺が防止されて、アレイアンテナから所定の指向性を有する電波が放射される。
ここで、アンテナエレメント2a〜2tの形成間隔は、アンテナエレメント2a,2b間を長さLabとし、アンテナエレメント2b,2c間を長さLbcとし、アンテナエレメント2c,2d間を長さLcdとし、アンテナエレメント2d,2e間を長さLdeとし、アンテナエレメント2e,2f間を長さLefとし、アンテナエレメント2f,2g間を長さLfgとし、アンテナエレメント2g,2h間を長さLghとし、アンテナエレメント2h,2i間を長さLhiとし、アンテナエレメント2i,2j間を長さLijとし、アンテナエレメント2j,2k間を長さLjkとし、アンテナエレメント2k,2m間を長さLkmとし、アンテナエレメント2m,2n間を長さLmnとし、アンテナエレメント2n,2p間を長さLnpとし、アンテナエレメント2p,2q間を長さLpqとし、アンテナエレメント2q,2r間を長さLqrとし、アンテナエレメント2r,2s間を長さLrsとし、アンテナエレメント2s,2t間を長さLstとしている。そして、本実施形態では、表1に示すように、アンテナエレメント2i,2j間の長さLijのみが他の長さLab〜Lhi,Ljk〜Lstと異なっており、これらの間隔は各アンテナエレメント2a〜2tから放射される電波が所定の放射パターンとなるように設定されている。
また、子給電ライン3a〜3tは、表2に示すように、それぞれ所定の減衰量が得られるように、子給電ライン3a〜3t毎に異なるインピーダンスを有する。これを実現するため、子給電ライン3a〜3tはそれぞれ所定の厚みや幅で電極が形成されていたり、子給電ラインの途中に抵抗器等のインピーダンス素子を直列接続している。
表1は、各アンテナエレメント間の長さLab〜Lhiの設定値を示しており、表2は位相反転分配器6から各アンテナエレメント2a〜2tまでの親給電ライン4および各子給電ライン3a〜3tによる減衰量を示している。
Figure 2005340939
Figure 2005340939
表1に示すように、本実施形態のアレイアンテナは、位相反転分配器6に近接するアンテナエレメント2i、2j間の間隔Lijのみを、他のアンテナエレメントの間隔Lab〜Lhi,Ljk〜Lstと異ならせている。
また、表2に示すように、本実施形態のアレイアンテナは、前記基準線に対して対称な位置に配置された対向するアンテナエレメントまで給電ラインの減衰量を同じにし、位相反転分配器6からの距離に応じてそれぞれの対のアンテナエレメント毎に給電ラインの減衰量を変化させている。
このような構成でアレイアンテナを形成することにより図3に示す放射特性が得られる。
図3は本実施形態のアレイアンテナにおける、アレイアンテナの長辺方向の放射特性を示す図である。
図3に示すように、本実施形態の構造、すなわち、位相反転分配器6に近接するアンテナエレメント2i、2j間の間隔Lijのみを他のアンテナエレメントの間隔Lab〜Lhi,Ljk〜Lstと異ならせて、且つ位相反転分配器6から各アンテナエレメント2a〜2tまでの給電ラインの減衰量を所定値に設定することで、長辺方向の中心付近でのみ強く電波が放射するアレイアンテナを単純な構造で形成することができる。
以上のような構成とすることで、アンテナエレメントが基板の長辺方向の両端付近まで形成されるので、アンテナエレメントが基板に効率良く配置され、基板長Lpwbに対して可能な限りアンテナ長Lantが長いアレイアンテナを形成することができ、さらに、各子給電ライン3a〜3tによる減衰量を適当に設定することで、所望の放射特性を得ることができる。すなわち、所望の放射特性(指向性)を備えるアレイアンテナを所定形状の基板を用いて効率良く形成することができる。また、アンテナエレメントの配列方向の中心のアンテナエレメント間の間隔、すなわち、位相反転分配器に近接するアンテナエレメント間の間隔のみが異なることで、アンテナエレメントの配列パターンが単純化されて、アレイアンテナを容易に形成することができる。
次に、第2の実施形態に係るアレイアンテナについて図4、および表3、表4を参照して説明する。
本実施形態に示すアレイアンテナは、アンテナエレメント2a〜2tの配列間隔を異ならせるとともに、各子給電ライン3a〜3tによる減衰量を異ならせた点を除き、第1の実施形態に示したアレイアンテナ(図1参照)と同じである。
表3は本実施形態のアレイアンテナのアンテナエレメントの配列間隔を示し、表4は本実施形態のアレイアンテナの位相反転分配器6から各アンテナエレメント2a〜2tまでの親給電ライン4および各子給電ライン3a〜3iによる減衰量を示している。
Figure 2005340939
Figure 2005340939
表3に示すように、本実施形態のアレイアンテナはアンテナエレメント2a,2b間の間隔Labとアンテナエレメント2s,2t間の間隔Lstとが等しく(Lab=Lst)、アンテナエレメント2b,2c間の間隔Lbcとアンテナエレメント2r,2s間の間隔Lrsとが等しく(Lbc=Lrs)、アンテナエレメント2c,2d間の間隔Lcdとアンテナエレメント2q,2r間の間隔Lqrとが等しく(Lcd=Lqr)、アンテナエレメント2d,2e間の間隔Ldeとアンテナエレメント2p,2q間の間隔Lpqとが等しく(Lde=Lpq)、アンテナエレメント2e,2f間の間隔Lefとアンテナエレメント2n,2p間の間隔Lnpとが等しい(Lef=Lnp)。さらに、アンテナエレメント2f,2g間の間隔Lfgとアンテナエレメント2m,2n間の間隔Lmnとが等しく(Lfg=Lmn)、アンテナエレメント2g,2h間の間隔Lghとアンテナエレメント2k,2m間の間隔Lkmとが等しく(Lgh=Lkm)、アンテナエレメント2h,2i間の間隔Lhiとアンテナエレメント2j,2k間の間隔Ljkとが等しい(Lhi=Ljk)。そして、アンテナエレメント2i,2j間の間隔Lijとともに、これら対になる間隔および単独の間隔を必ずしも同じにするのではなく、不均等に設定している。
また、表4に示すように、本実施形態のアレイアンテナは、前記基準線に対して対称な位置に配置された対向するアンテナエレメントまでの給電ラインの減衰量を同じにし、位相反転分配器6からの距離に応じてそれぞれの対のアンテナエレメント毎に給電ラインの減衰量を変化させている。
このような構成でアレイアンテナを形成することで図4に示す放射特性を得られる。
図4は本実施形態のアレイアンテナにおける、アレイアンテナの長辺方向の放射特性を示す図である。
図4に示すように、本実施形態の構造を用いることで、第1の実施形態に示したアレイアンテナよりもさらに顕著に長辺方向の中心付近でのみ強く電波が放射するアレイアンテナを形成することができる。
以上のような構成とすることで、各アンテナエレメント間の間隔を適当に設定するともに、各子給電ライン3a〜3tによる減衰量を適当に設定することで、所望の放射特性を得ることができ、且つより放射特性の設定範囲を大きくすることができる。すなわち、より広い放射特性の設定範囲から所望の放射特性(指向性)を備えるアレイアンテナを所定形状の基板を用いて効率良く形成することができる。また、第1の実施形態に示したアレイアンテナと比較して、アンテナエレメントの自由度が向上するので、より最適な放射特性を備えるアレイアンテナを実現することができる。
なお、前述の各実施形態では、アンテナエレメント、親給電ライン、および子給電ラインを、位相分配器を通りアンテナエレメントの配列方向に垂直な基準線に対して線対称に配置した。しかしながら、図5に示すように、アンテナエレメント2a〜2tの配列方向に伸び、アンテナエレメン2a〜2tの前記基準線に平行な辺の中点を通る第2基準線と前記基準線との交点に位相反転分配器6を配置し、且つ、子給電ライン3a〜3tと親給電ライン4a,4bとをこの交点に対して点対称に配置してもよい。図5はアレイアンテナの他の概略構成を示す平面図である。このような構成を用いても、前述の効果を奏することができる。
また、前述の各実施形態では、アンテナエレメント数を18個にしたが、アンテナエレメント数は所望とする放射特性やこのアレイアンテナが装着される装置の仕様に応じて任意に設定することができる。
また、前述の各実施形態では、位相反転分配器をアンテナエレメントの配列方向の中心に対応する位置に形成したが、位相反転分配器の形成位置は所望とする放射特性に応じて前記配列方向に沿って任意に設定することができる。
また、前述の実施形態では、アンテナエレメントと位相反転分配器との間のインピーダンスを各子給電ラインのインピーダンスを変化させることにより個別に設定したが、親給電ラインにおける子給電ラインの接続点間のインピーダンスを設定することで、アンテナエレメントと位相反転分配器との間のインピーダンスを所望値に設定してもよい。
第1の実施形態に係るアレイアンテナの概略構成を示す平面図 第1の実施形態に係るアレイアンテナのアンテナエレメントに誘導される電界の向きを示す概念図 第1の実施形態のアレイアンテナにおける、アレイアンテナの長辺方向の放射特性を示す図 第2の実施形態のアレイアンテナにおける、アレイアンテナの長辺方向の放射特性を示す図 アレイアンテナの他の概略構成を示す平面図 従来のアレイアンテナの概略構成を示す平面図
符号の説明
1−基板
2a〜2t−アンテナエレメント
3a〜3t−子給電ライン
4−親給電ライン
4a−第1親給電ライン部
4b−第2親給電ライン部
5−接続用ライン
6−位相反転分配器

Claims (5)

  1. 基板表面に、略一直線状に配列形成された複数のアンテナエレメントと、
    該複数のアンテナエレメントに、配列方向に対して垂直な辺からそれぞれ接続する複数の子給電ラインと、該複数の子給電ラインを並列的に接続する親給電ラインとを備えたアレイアンテナにおいて、
    前記親給電ラインの途中点に位相反転分配器を接続するとともに、
    前記複数のアンテナエレメントのそれぞれの子給電ライン接続点が各アンテナエレメントの前記位相反転分配器側であり、
    前記複数のアンテナエレメントは、前記位相反転分配器の接続点を通り前記配列方向に垂直な基準線に対して線対称に配列され、且つアンテナエレメントの配列間隔が不均等であることを特徴とするアレイアンテナ。
  2. 前記親給電ラインおよび前記子給電ラインは、前記基準線に対して線対称に配置されている請求項1に記載のアレイアンテナ。
  3. 前記位相反転分配器は、前記基準線に垂直で且つ前記アンテナエレメントの前記基準線に平行な辺の中点を通る第2基準線と前記基準線との交点に配置され、
    前記親給電ラインおよび前記子給電ラインは、前記交点に対して点対称に配置されている請求項1に記載のアレイアンテナ。
  4. 前記位相反転分配器と各アンテナエレメントとの間の給電ラインはそれぞれ異なるインピーダンスで形成されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載のアレイアンテナ。
  5. 前記アンテナエレメントの配列間隔は、前記位相反転分配器に近接するアンテナエレメント間の間隔のみ他のアンテナエレメント間の間隔と異なる請求項1〜請求項4のいずれかに記載のアレイアンテナ。
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