JP2005340325A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合であっても、被研磨膜の表面を十分に平坦化し得る半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】表面に凹凸が存在する被研磨膜の表面を研磨パッド104を用いて研磨する工程を有する半導体装置の製造方法であって、被研磨膜の表面を研磨する工程では、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、研磨砥粒に界面活性剤より成る添加剤が添加されて成る研磨剤126と、水128とを、研磨パッド上に供給しながら、被研磨膜の表面を研磨する。研磨剤と純水とを供給しながら被研磨膜を研磨するため、被研磨膜に対する研磨が界面活性剤より成る添加剤により阻害されるのを抑制することができる。このため、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合であっても、被研磨膜の表面を平坦化することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に係り、特に被研磨膜を研磨する半導体装置の製造方法に関する。
従来より、素子領域を画定する素子分離領域を形成するための技術として、LOCOS(LOCal Oxidation of Silicon、局所酸化)法が広く知られている。
しかし、LOCOS法により素子分離領域を形成した場合には、バーズビークによって素子領域が小さくなる傾向がある。また、LOCOS法により素子分離領域を形成した場合には、基板表面に大きな段差が形成されてしまう。このため、LOCOS法を用いて素子分離領域を形成する技術では、更なる微細化・高集積化が困難であった。
LOCOS法に代わる方法として、STI(Shallow Trench Isolation)法が注目されている。STI法による素子分離領域の形成方法を図15を用いて説明する。図15は、従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
まず、図15(a)に示すように、半導体基板210上に、シリコン酸化膜212、シリコン窒化膜214を順次形成する。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、シリコン窒化膜214及びシリコン酸化膜212をパターニングする。これにより、シリコン窒化膜214及びシリコン酸化膜212に、半導体基板210に達する開口部216が形成される。
次に、開口部216が形成されたシリコン窒化膜214をマスクとして半導体基板210を異方性エッチングする。こうして、半導体基板210にトレンチ218が形成される。
次に、図15(b)に示すように、トレンチ218内及びシリコン窒化膜214上にシリコン酸化膜220を形成する。
次に、図15(c)に示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing、化学的機械的研磨)法により、シリコン窒化膜214の表面が露出するまで、シリコン酸化膜220表面を研磨する。シリコン窒化膜214は、シリコン酸化膜220を研磨する際のストッパとして機能する。研磨剤としては、例えば、シリカより成る研磨砥粒とKOHより成る添加剤とを含む研磨剤を用いる。こうして、トレンチ218内に、シリコン酸化膜220より成る素子分離領域221が埋め込まれる。素子分離領域221により素子領域222が画定される。
この後、シリコン窒化膜214及びシリコン酸化膜212をエッチング除去する。この後、素子領域222内にトランジスタ(図示せず)を形成する。こうして、半導体装置が製造される。
STI法を用いて素子分離領域221を形成すれば、LOCOS法で素子分離領域を形成する場合のようなバーズビークが発生することはなく、素子領域222が狭くなってしまうのを防止することができる。また、トレンチ218の深さを深く設定することにより、実効的な素子間距離を長くすることができるため、高い素子分離機能を得ることができる。
しかしながら、上記のような研磨剤、即ち、シリカより成る研磨砥粒とKOHより成る添加剤とを含む研磨剤を用いた従来の半導体装置の製造方法では、パターン依存性が比較的大きく、必ずしも良好な平坦性が得られなかった。
近時、良好な平坦性が得られる研磨剤として、研磨砥粒に界面活性剤より成る添加剤が添加されて成る研磨剤が提案されている。提案されている研磨剤では、研磨砥粒として、例えば酸化セリウム(セリア、CeO)が用いられている。また、添加剤として、例えばポリアクリル酸アンモニウム塩が用いられている。
提案されている研磨剤を用いれば、シリカより成る研磨砥粒にKOHより成る添加剤が添加されて成る研磨剤を用いた場合と比較して、被研磨膜220の表面の平坦性を向上することが可能となる。
特開平11−195702号公報 特開平11−312687号公報
しかしながら、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合には、提案されている研磨剤を用いて被研磨膜の表面を平坦化することが困難な場合がある。例えば、深さの異なるトレンチ内に素子分離領域を埋め込む場合には、深さの異なるトレンチ毎に、エッチング、成膜、研磨のプロセスを行うことが必要な場合がある。この場合には、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きくなるため、被研磨膜の表面を平坦化することが困難となる。
本発明の目的は、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合であっても、被研磨膜の表面を十分に平坦化し得る半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、表面に凹凸が存在する被研磨膜の表面を研磨パッドを用いて研磨する工程を有する半導体装置の製造方法であって、前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、前記被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、研磨砥粒に界面活性剤より成る添加剤が添加されて成る研磨剤と、水とを、前記研磨パッド上に供給しながら、前記被研磨膜の表面を研磨する半導体装置の製造方法が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、表面に凹凸が存在する被研磨膜の表面を研磨パッドを用いて研磨する工程を有する半導体装置の製造方法であって、前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、前記被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、研磨砥粒に界面活性剤より成る添加剤が添加されて成る研磨剤と、水との混合物を、前記研磨パッド上に供給しながら、前記被研磨膜の表面を研磨する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、研磨剤と純水とを供給しながら被研磨膜の表面を研磨するため、被研磨膜に対する研磨が界面活性剤より成る添加剤により阻害されるのを抑制することができる。このため、本発明によれば、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合であっても、被研磨膜の表面を平坦化することができる。
[一実施形態]
図1は、提案されている研磨剤の特性を示すグラフである。横軸は研磨圧力を示している。縦軸は研磨速度を示している。
図1から分かるように、提案されている研磨剤では、ある研磨圧力を境界として、その境界より小さい研磨圧力においては研磨速度が遅く、その境界より大きい研磨圧力においては研磨圧力にほぼ比例して研磨速度が速くなる。
図2は、提案されている研磨剤を用いた場合における研磨のメカニズムを示す概念図である。
図2(a)に示すように、被研磨膜20の表面に凹凸が存在している状態においては、被研磨膜20の凸部における角の部分に圧力が集中するため、被研磨膜20の凸部の角の部分に高い圧力が加わる。被研磨膜20の凸部の角の部分に高い圧力が加わると、図3に示すように、研磨剤中に添加剤26として含まれている界面活性剤が、被研磨膜20の凸部の角の部分から剥がされ、被研磨膜20に対する研磨が界面活性剤26により阻害されにくくなる。図3は、提案されている研磨剤を用いた場合における研磨のメカニズムを示す断面図である。図3に示すように、被研磨膜20に対する研磨が界面活性剤26により阻害されにくくなるため、被研磨膜20の凸部が研磨砥粒24により選択的に研磨され、被研磨膜20は比較的速い研磨速度で平坦化される。
なお、研磨圧力を大きく設定するほど、被研磨膜20に対する研磨速度は速くなる。研磨圧力を大きく設定するほど、被研磨膜20に対する研磨速度が速くなるのは、研磨圧力を大きく設定するほど、研磨剤中に添加剤26として含まれている界面活性剤が被研磨膜20の凸部の角部から剥がれやすくなり、被研磨膜20に対する研磨が界面活性剤26により阻害されにくくなるためである。
図2(b)に示すように、被研磨膜20の表面がほぼ平坦化された状態においては、高い圧力が一部に集中して加わることはなく、被研磨膜20に加わる圧力は全体として平均化される。このため、被研磨膜20の凸部における角の部分に加わる圧力が比較的小さくなる。このため、研磨剤中に添加剤26として含まれている界面活性剤が剥がれにくくなり、被研磨膜20に対する研磨が界面活性剤26により阻害される。このため、被研磨膜20の表面が平坦化された状態においては、被研磨膜20に対する研磨速度は極めて遅くなる。
図4は、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合を示す断面図である。
図4に示すように、被研磨膜20の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合には、高い圧力が被研磨膜20の一部に集中して加わることはなく、被研磨膜20に加わる圧力は全体として平均化される。このため、被研磨膜20の凸部における角の部分に加わる圧力が比較的小さくなる。このため、研磨剤中に添加剤26として含まれている界面活性剤が剥がれにくくなり、被研磨膜20に対する研磨が界面活性剤26により阻害される。このため、被研磨膜20の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合には、被研磨膜20に対する研磨速度は極めて遅く、被研磨膜20の表面を平坦化することは困難となる。
被研磨膜20の凸部に対する研磨が進行するためには、被研磨膜20の表面が平坦な場合に被研磨膜20の表面に加わる圧力に対して、約1.5倍以上の圧力が被研磨膜20の凸部に加わることが必要と考えられる。
図5は、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率と凸部に加わる圧力との関係を示すグラフである。横軸は、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率を示している。縦軸は、凸部に加わる圧力を示している。
図5から分かるように、被研磨膜20の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、被研磨膜20の凸部に加わる圧力は、被研磨膜20の表面が平坦な場合に被研磨膜20の表面に加わる圧力の1.5倍未満となる。
このことから、被研磨膜20の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、提案されている研磨剤を用いて被研磨膜20の表面を平坦化することは困難であると考えられる。
本願発明者らは、鋭意検討した結果、研磨剤のみならず純水をも研磨パッド上に供給しながら被研磨膜20の表面を研磨すれば、被研磨膜20の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合であっても、被研磨膜20の表面を確実に平坦化し得ることに想到した。
図6は、被研磨膜の表面を研磨する際に研磨剤と純水とを研磨パッド上に供給する場合を示す断面図である。
図6に示すように、研磨剤のみならず純水をも研磨パッド104上に供給すれば、界面活性剤より成る添加剤26が純水により希釈されるため、被研磨膜20に対する研磨が添加剤26により阻害されにくくなる。このため、被研磨膜20の表面に存在する凸部の面積率が比較的高い場合であっても、提案されている研磨剤を用いて被研磨膜20の表面を確実に平坦化することが可能となる。
ところで、研磨剤のみならず純水をも研磨パッド104上に供給しながら被研磨膜20の表面を研磨する場合には、被研磨膜20が平坦化された際に、被研磨膜20に対する研磨が添加剤26により阻害されなくなる。このことは、被研磨膜20が平坦化された際において被研磨膜20の膜厚の面内分布がばらついてしまう要因となり得る。被研磨膜20が平坦化された際における被研磨膜20の膜厚の面内分布を均一化するためには、研磨速度のパターン依存性を小さくすることが重要である。研磨速度のパターン依存性を小さくするためには、被研磨膜20の凸部に加わる圧力を、被研磨膜20の表面が平坦な場合に被研磨膜20の表面に加わる圧力に対して、約1.5倍未満に設定することが望ましい。被研磨膜20の凸部に加わる圧力が、被研磨膜20の表面が平坦な場合に被研磨膜20の表面に加わる圧力の約1.5倍未満となるのは、被研磨膜20の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合である。このことからも、被研磨膜の面積に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、研磨剤のみならず純水をも研磨パッド104上に供給しながら被研磨膜20を研磨することが有利であるといえる。
(研磨装置)
本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を説明するに先立って、本実施形態で用いられる研磨装置について図7乃至図9を用いて説明する。図7は、研磨装置を示す平面図である。図8は、図7に示す研磨装置の一部を示す側面図である。図9は、図7に示す研磨装置の一部を示す拡大側面図である。
図7に示すように、基台100上には、回転可能な研磨テーブル102a〜102cが3つ設けられている。
本実施形態では、例えば研磨テーブル102aを用いて被研磨膜の表面を研磨する。なお、研磨テーブル102b、102cを用いて被研磨膜の表面を研磨してもよい。
図8に示すように、研磨テーブル102a〜102c上には、それぞれ研磨パッド104が設けられている。研磨パッド104は、例えば発泡ウレタンにより形成されている。研磨パッド104としては、例えばローデルニッタ社製の研磨パッド(型番:IC1400)を用いる。
図7に示すように、基台100上には、アーム108a〜108dを有するカルーセル110が設けられている。
アーム108a〜108dには、回転可能な研磨ヘッド112a〜112dがそれぞれ設けられている。カルーセル110を適宜回転させることにより、研磨ヘッド112a〜112dを移動させることが可能である。
図8に示すように、研磨ヘッド112a〜112dは、半導体基板(半導体ウェハ)10を支持する。研磨ヘッド112a〜112dは、半導体基板10を回転させながら、半導体基板10を研磨パッド104に押し付ける。
研磨テーブル102a〜102cの上方には、それぞれ複数のノズル124a、124bが設けられている。ノズル124aは、研磨剤126を研磨パッド104上に供給するためのものである。ノズル124bは、純水128を研磨パッド104上に供給するためのものである。
図7に示すように、研磨テーブル102a〜102cの側部には、研磨パッド104の目立てを行うための目立て装置114a〜114cがそれぞれ設けられている。
図9に示すように、目立て装置114は、ダイヤモンドディスク116を有している。ダイヤモンドディスク116は、例えばステンレスより成る台金118に、例えば150μm程度の粒状のダイヤモンド120を固定することにより構成されている。ダイヤモンド120は、1mm当たり数個〜数十個程度配置されている。ダイヤモンド120は、例えばニッケルめっき層122により台金118に固定されている。
こうして、本実施形態で用いられる研磨装置が構成されている。
なお、このような研磨装置としては、例えば、アプライドマテリアルズ社製の研磨装置(型番:MIRRA3400)等を挙げることができる。
(半導体装置の製造方法)
本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を図10乃至図11を用いて説明する。図10及び図11は、本実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
まず、例えばシリコンより成る半導体基板10上の全面に、例えば熱酸化法により、膜厚10nmのシリコン酸化膜12を形成する。
次に、全面に、例えばCVD法により、膜厚20nmのシリコン窒化膜13を形成する。
次に、全面に、例えばCVD法により、膜厚20nmのシリコン酸化膜14を形成する。
シリコン酸化膜12、シリコン窒化膜13及びシリコン酸化膜14により、積層膜15が構成される。
次に、フォトリソグラフィ技術を用い、積層膜15に半導体基板10に達する開口部16を形成する。
次に、開口部16が形成された積層膜15をマスクとして、半導体基板10を異方性エッチングする。これにより、半導体基板10にトレンチ18が形成される。トレンチ18の深さは、積層膜15の表面から例えば90nm程度とする(図10(a)参照)。
次に、図10(b)に示すように、全面に、例えば高密度プラズマCVD法により、シリコン酸化膜20を形成する。シリコン酸化膜20の膜厚は、例えば130nmとする。こうして、トレンチ18内にシリコン酸化膜20が埋め込まれ、表面に凹凸が存在するシリコン酸化膜20が形成される。シリコン酸化膜20は、被研磨膜となるものである。被研磨膜20の表面に存在する凸部の面積率は65%以上となっている。
次に、半導体基板10を、研磨ヘッド112a(図7参照)により支持する。この際、被研磨膜20が半導体基板10の下面側に位置するようにする。
次に、研磨パッド104の目立て(コンディショニング)を行う。
研磨パッド104の目立ては、以下のようにして行う。即ち、図9に示すように、ダイヤモンドディスク116を回転させながら、ダイヤモンドディスク116を降下させ、ダイヤモンドディスク116の下面側を研磨パッド104の表面に押し付ける。この際、研磨テーブル102aを回転させるとともに、ノズル124bを介して研磨パッド104上に純水128を供給する。
研磨パッド104の目立てを行う際の条件は、例えば以下の通りとする。
目立てを行う際に研磨パッド104上に供給する純水128の供給量は、例えば0.1〜0.3リットル/分の範囲とする。ここでは、純水128の供給量を0.2リットル/分とする。
ダイヤモンドディスク116が研磨パッド104に加える荷重は、例えば1.3〜4.6kg重の範囲とする。ここでは、ダイヤモンドディスク116が研磨パッド104に加える荷重を4.1kg重とする。
ダイヤモンドディスク116の回転数は、例えば70〜120回転/分の範囲とする。ここでは、ダイヤモンドディスク116の回転数を98回転/分とする。
研磨テーブル102aの回転数は、例えば70〜120回転/分の範囲とする。ここでは、研磨テーブル102aの回転数を105回転/分とする。
研磨パッド104の目立てを行う時間は、例えば5〜120秒の範囲とする。ここでは、研磨パッド104の目立てを行う時間を48秒とする。
なお、研磨パッド104の目立てを行う際の条件は、上記に限定されるものではなく、適宜設定すればよい。
こうして、研磨パッド104の表面の目立てが終了する。
次に、カルーセル110を反時計回りに90度程度回転させる。これにより、半導体基板10を支持する研磨ヘッド112aが、上面に研磨パッド104が設けられた研磨テーブル102a上に位置することとなる。
次に、CMP法により、半導体基板10に形成された被研磨膜20に対してメイン研磨を行う(図10(c)参照)。
メイン研磨は、以下のようにして行う。即ち、研磨ヘッド112aにより半導体基板10を回転させながら、被研磨膜20の表面を研磨パッド104の表面に押し付ける。この際、ノズル124aを介して研磨パッド104上に研磨剤126を供給するとともに、ノズル124bを介して研磨パッド104上に純水128を供給する。また、この際、研磨テーブル102aについても回転させる。
研磨剤126としては、例えば、研磨砥粒24に界面活性剤より成る添加剤26が添加されて成る研磨剤を用いる。このような研磨剤では、研磨砥粒24として、例えば酸化セリウム(セリア)が用いられている。また、このような研磨剤では、添加剤26として、例えばポリアクリル酸アンモニウム塩等が用いられている。このような研磨剤としては、例えば、EKCテクノロジー株式会社製の研磨剤(型番:Micro Planer STI2100)を挙げることができる。
メイン研磨の際における研磨条件は、以下の通りとする。
研磨剤126の供給量は、例えば0.05〜0.5リットル/分の範囲とする。ここでは、研磨剤126の供給量を0.07リットル/分とする。
純水128の供給量は、例えば0.05〜0.5リットル/分の範囲とする。ここでは、純水128の供給量を0.28リットル/分とする。
研磨剤126の供給量に対する純水128の供給量は、2倍以上に設定することが望ましい。研磨剤126の供給量に対する純水128の供給量を2倍以上に設定することが望ましい理由については、後述することとする。
研磨ヘッド112aを研磨パッド104に押し付ける圧力、即ち、研磨圧力は、例えば70〜700g重/cmの範囲とする。ここでは、研磨圧力を210g重/cmとする。
研磨ヘッド112aの回転数は、例えば50〜150回転/分の範囲とする。ここでは、研磨ヘッド112aの回転数を122回転/分とする。
研磨テーブル102aの回転数は、例えば50〜150回転/分の範囲とする。ここでは、研磨テーブル102aの回転数を120回転/分とする。
なお、メイン研磨を行う際の条件は、上記に限定されるものではなく、適宜設定すればよい。
メイン研磨の終点検出は、研磨テーブル102aの駆動電圧又は駆動電流に基づいて行う。
メイン研磨の際における研磨テーブル102aの駆動電圧又は駆動電流は、例えば図12に示すように変化する。図12は、研磨テーブルの駆動電圧・駆動電流の変化を概念的に示すグラフである。
被研磨膜20に対する研磨の初期の段階においては、図12に示すように研磨テーブル102aの駆動電圧・駆動電流は、急激に上昇していく。一定時間の経過の後、研磨テーブル102aの駆動電圧・駆動電流の単位時間当たりの変化量は徐々に小さくなり、最終的には研磨テーブル102aの駆動電圧・駆動電流は殆ど変化しなくなる。研磨テーブル102aの駆動電圧・駆動電流のこのような変化は、ウェハ表面に露出する膜の種類の変化やウェハ表面に存在する段差の変化に起因して生ずる。本実施形態の場合には、研磨の進行により被研磨膜であるシリコン酸化膜20が除去され、シリコン酸化膜20の下に存在するシリコン酸化膜14やシリコン窒化膜13がウェハ表面に露出し始めることにより、研磨テーブル102aの駆動電圧・駆動電流の変化が生じると考えられる。シリコン酸化膜20及びシリコン酸化膜14はいずれもシリコン酸化膜であるが、成膜方法が異なるため、研磨の際における摩擦が異なり、研磨テーブル102aの駆動電圧・駆動電流の変化が生じると考えられる。
このように、研磨テーブル102aの駆動電圧・駆動電流の単位時間当たりの変化量を観測することにより、終点検出を行うことができる。具体的には、単位時間当たりの駆動電圧又は駆動電流の変化量が一定値より小さくなった時点を、メイン研磨の終点とすることができる。
なお、ここでは、メイン研磨の終点検出を研磨テーブル102aの駆動電圧又は駆動電流に基づいて行う場合を例に説明したが、メイン研磨の終点を検出する方法はこれに限定されるものではなく、他の方法を用いてメイン研磨の終点を検出してもよい。例えば、研磨テーブル102aのトルクを観測することにより、終点検出を行ってもよい。研磨テーブル102aのトルクも、研磨テーブル102aの駆動電流や駆動電圧と同様に変化する。また、研磨ヘッド112aの駆動電圧、駆動電流又はトルク等を観測することによっても、メイン研磨の終点を検出することが可能である。
また、ウェハ表面における光の反射率の変化を観測することにより、メイン研磨の終点を検出してもよい。
こうして、被研磨膜20の下に存在するシリコン酸化膜14又はシリコン窒化膜13がウェハ表面に露出し始めたことが、上記のような方法により検出される。
上記のようにしてメイン研磨の終点を検出した段階では、シリコン酸化膜14又はシリコン窒化膜13が露出している領域はウェハ表面全体のうちのごく一部であり、ウェハ表面全体のうちの殆どの領域には、シリコン窒化膜13上にシリコン酸化膜14や被研磨膜20が残っている(図10(c)参照)。シリコン窒化膜13上にシリコン酸化膜14や被研磨膜20が残っていると、シリコン窒化膜13及びシリコン酸化膜12をエッチング除去することができないため、シリコン窒化膜13上のシリコン酸化膜14及び被研磨膜20を除去する必要がある。
このため、本実施形態では、メイン研磨の終点を検出した段階では被研磨膜20に対する研磨を直ちに終了することはせず、シリコン窒化膜13上のシリコン酸化膜14及び被研磨膜20を除去するための研磨を引き続き行う。なお、このような研磨は、オーバー研磨と称される。
オーバー研磨の条件は、例えばメイン研磨の条件と同様とする。オーバー研磨の時間は、例えば所定時間とする。ここでは、オーバー研磨の時間を、30秒とする。
なお、オーバー研磨を行う際における研磨条件や研磨時間は、上記に限定されるものではなく、適宜設定すればよい。
こうして、オーバー研磨が終了し、シリコン窒化膜13上のシリコン酸化膜14及び被研磨膜20が除去される(図11(a)参照)。
次に、半導体基板10に対して洗浄を行う。半導体基板10の洗浄は、例えば以下のようにして行う。即ち、まず、例えば0.3wt%のアンモニア水溶液を用い、半導体基板10の表面をブラシにより洗浄する。この後、例えば0.5wt%のフッ酸を用い、半導体基板10の表面を更にブラシにより洗浄する。この後、半導体基板10に対して純水リンスを行う。この後、半導体基板10を乾燥させる。このようにして、半導体基板10が洗浄される。
次に、図11(b)に示すように、シリコン窒化膜13及びシリコン酸化膜12をエッチング除去する。トレンチ18内に埋め込まれたシリコン酸化膜20より成る素子分離領域21により、素子領域22が画定される。
この後、素子領域22内に、トランジスタ等(図示せず)を形成する。
こうして、本実施形態による半導体装置が製造される。
(評価結果)
次に、本実施形態による半導体装置の製造方法の評価結果を図13及び図14を用いて説明する。
図13は、被研磨膜の研磨速度の面内分布を示すグラフである。横軸は、半導体ウェハの中心からの距離を示しており、縦軸は、研磨速度を示している。
比較例1は、研磨剤のみを供給しながらメイン研磨を行った場合を示している。比較例2は、研磨剤の供給量と純水の供給量との比を1:1に設定した場合を示している。実施例1は、研磨剤の供給量と純水の供給量との比を1:2に設定した場合を示している。実施例2は、研磨剤の供給量と純水の供給量との比を1:2.5に設定した場合を示している。実施例3は、研磨剤の供給量と純水の供給量との比を1:3に設定した場合を示している。実施例4は、研磨剤の供給量と純水の供給量との比を1:4に設定した場合を示している。実施例5は、研磨剤の供給量と純水の供給量との比を1:5に設定した場合を示している。なお、ここでは、表面に凹凸が形成されていない平坦なウェハを用いて、研磨速度の評価を行った。
図13から分かるように、比較例1の場合、即ち、メイン研磨の際に研磨剤のみを供給しながら被研磨膜20の表面を研磨した場合には、研磨速度が極めて遅い。比較例1において研磨速度が極めて遅くなるのは、被研磨膜20に対する研磨が界面活性剤より成る添加剤により阻害されるためと考えられる。
比較例2の場合、即ち、研磨剤の供給量と純水の供給量との比を1:1に設定した場合には、研磨速度の面内分布が著しくばらついてしまう。比較例2において研磨速度の面内分布が著しくばらついてしまうのは、以下のような理由によるものと考えられる。即ち、研磨剤が純水により十分に希釈された箇所においては、添加剤が研磨を阻害しないため、比較的速い研磨速度で被研磨膜20の表面が研磨される。一方、研磨剤が純水により殆ど希釈されていない箇所においては、添加剤により研磨が阻害されるため、被研磨膜20に対する研磨速度が著しく遅くなる。このため、比較例2においては、研磨速度の面内分布が著しくばらついているものと考えられる。
実施例1乃至5の場合には、いずれにおいても、研磨速度の面内分布がほぼ均一となっている。実施例1乃至5において研磨速度の面内分布がほぼ均一になっているのは、研磨剤が純水により十分に希釈され、被研磨膜20に対する研磨が添加剤により殆ど阻害されていないためと考えられる。
これらのことから、研磨剤の供給量に対する純水の供給量は、2倍以上に設定することが望ましいということが分かる。
図14は、オーバー研磨を行った後にシリコン窒化膜上に残存しているシリコン酸化膜の膜厚を示すグラフである。実施例6は、オーバー研磨の時間を30秒に設定した場合を示している。比較例3は、オーバー研磨の時間を20秒に設定した場合を示している。比較例4は、オーバー研磨の時間を10秒に設定した場合を示している。なお、ここでは、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が99.98%の場合について評価を行った。
また、シリコン酸化膜の膜厚を測定する際には、KLA−Tencor社製の膜厚測定装置(型番:ASET−F5x)を用いた。
図14に示すように、比較例3の場合には、100nm程度のシリコン酸化膜がシリコン窒化膜13上に残存していた。
比較例4の場合には、シリコン窒化膜13上に残存しているシリコン酸化膜の膜厚は、0nmであった。但し、光学顕微鏡を用いてシリコン窒化膜13の表面を観察した結果、シリコン窒化膜13上にシリコン酸化膜がわずかに残存していることが確認された。
一方、実施例6の場合には、シリコン窒化膜13上に残存しているシリコン酸化膜の膜厚は、0nmであった。しかも、実施例6の場合には、光学顕微鏡を用いてシリコン窒化膜13の表面を観察した場合においても、シリコン窒化膜13上にシリコン酸化膜が残存していることは確認されなかった。
これらのことから、オーバー研磨を30秒程度行うことにより、シリコン窒化膜13上のシリコン酸化膜14及び被研磨膜20を確実に除去しうることが分かる。
このように、本実施形態によれば、研磨剤と純水とを供給しながらメイン研磨を行うため、被研磨膜に対する研磨が界面活性剤より成る添加剤により阻害されるのを抑制することができる。このため、本実施形態によれば、被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合であっても、被研磨膜の表面を平坦化することができる。
[変形実施形態]
本発明は上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、研磨パッド104上に研磨剤と純水とを供給しながら被研磨膜の表面を研磨する場合を例に説明したが、純水により希釈された研磨剤を研磨パッド104上に供給しながら、被研磨膜の表面を研磨してもよい。即ち、研磨剤と純水との混合物を研磨パッド104上に供給しながら、被研磨膜の表面を研磨してもよい。
また、上記実施形態では、研磨砥粒24として酸化セリウム(セリア)が用いられた研磨剤126を用いる場合を例に説明したが、研磨剤126に含まれる研磨砥粒24は酸化セリウムに限定されるものではない。例えば、研磨砥粒として酸化シリコン(シリカ)が用いられた研磨剤を用いてもよい。かかる研磨剤としては、例えば、花王株式会社製のKS−S−210を挙げることができる。
また、上記実施形態では、STI法により素子分離領域を形成する場合等を例に説明したが、本発明は、素子分離領域を形成する場合に限定されるものではなく、被研磨膜の表面を研磨する際に広く用いることができる。
以上詳述したように、本発明の特徴をまとめると以下のようになる。
(付記1)
表面に凹凸が存在する被研磨膜の表面を研磨パッドを用いて研磨する工程を有する半導体装置の製造方法であって、
前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、前記被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、研磨砥粒に界面活性剤より成る添加剤が添加されて成る研磨剤と、水とを、前記研磨パッド上に供給しながら、前記被研磨膜の表面を研磨する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2)
表面に凹凸が存在する被研磨膜の表面を研磨パッドを用いて研磨する工程を有する半導体装置の製造方法であって、
前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、前記被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、研磨砥粒に界面活性剤より成る添加剤が添加されて成る研磨剤と、水との混合物を、前記研磨パッド上に供給しながら、前記被研磨膜の表面を研磨する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記3)
付記1又は2記載の半導体装置の製造方法において、
前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、前記研磨剤の量に対する前記水の量の比を2以上に設定する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記4)
付記1乃至3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、研磨テーブル又は研磨ヘッドの駆動電圧、駆動電流又はトルクの変化に基づいて、研磨の終点を検出する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記5)
付記1乃至4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記被研磨膜の表面を研磨する工程の後に、少なくとも前記被研磨膜の表面を更に所定時間研磨する工程を更に有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記6)
付記1乃至5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記被研磨膜は、溝が形成された半導体基板上に形成されている
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記7)
付記1乃至6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記研磨砥粒は、酸化セリウム又は酸化シリコンより成る
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記8)
付記1乃至7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法において、
前記添加剤は、ポリアクリル酸アンモニウム塩より成る
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記9)
付記8記載の半導体装置の製造方法において、
前記研磨剤に含まれている前記添加剤の濃度は、3重量%以下である
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
提案されている研磨剤の特性を示すグラフである。 提案されている研磨剤を用いた場合における研磨のメカニズムを示す概念図である。 提案されている研磨剤を用いた場合における研磨のメカニズムを示す断面図である。 被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が比較的大きい場合を示す断面図である。 被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率と凸部に加わる圧力との関係を示すグラフである。 被研磨膜の表面を研磨する際に研磨剤と純水とを研磨パッド上に供給する場合を示す断面図である。 研磨装置を示す平面図である。 図7に示す研磨装置の一部を示す側面図である。 図7に示す研磨装置の一部を示す拡大側面図である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その1)である。 本発明の一実施形態による半導体装置の製造方法を示す工程断面図(その2)である。 研磨テーブルの駆動電圧・駆動電流の変化を概念的に示すグラフである。 被研磨膜の研磨速度の面内分布を示すグラフである。 オーバー研磨を行った後にシリコン窒化膜上に残存しているシリコン酸化膜の膜厚を示すグラフである。 従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図である。
符号の説明
10…半導体基板
12…シリコン酸化膜
13…シリコン窒化膜
14…シリコン酸化膜
15…積層膜
16…開口部
18…トレンチ
20…シリコン酸化膜、被研磨膜
21…素子分離領域
22…素子領域
24…研磨砥粒
26…添加剤
100…基台
102a〜102c…研磨テーブル
104…研磨パッド
108a〜108d…アーム
110…カルーセル
112a〜112d…研磨ヘッド
114a〜114c…目立て装置
116…ダイヤモンドディスク
118…台金
120…ダイヤモンド
122…ニッケルめっき層
124a、124b…ノズル
126…研磨剤
128…純水
210…半導体基板
212…シリコン酸化膜
214…シリコン窒化膜
216…開口部
218…トレンチ
220…シリコン酸化膜、被研磨膜
221…素子分離領域
222…素子領域

Claims (5)

  1. 表面に凹凸が存在する被研磨膜の表面を研磨パッドを用いて研磨する工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、前記被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、研磨砥粒に界面活性剤より成る添加剤が添加されて成る研磨剤と、水とを、前記研磨パッド上に供給しながら、前記被研磨膜の表面を研磨する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 表面に凹凸が存在する被研磨膜の表面を研磨パッドを用いて研磨する工程を有する半導体装置の製造方法であって、
    前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、前記被研磨膜の表面に存在する凸部の面積率が65%以上の場合には、研磨砥粒に界面活性剤より成る添加剤が添加されて成る研磨剤と、水との混合物を、前記研磨パッド上に供給しながら、前記被研磨膜の表面を研磨する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法において、
    前記被研磨膜の表面を研磨する工程では、研磨テーブル又は研磨ヘッドの駆動電圧、駆動電流又はトルクの変化に基づいて、研磨の終点を検出する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記研磨砥粒は、酸化セリウム又は酸化シリコンより成る
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記添加剤は、ポリアクリル酸アンモニウム塩より成る
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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