JP2005340082A - 漏電遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 三相交流電路のどの電路を単相電路として使用してもテスト回路が動作するようにする。
【解決手段】 多相交流電路の漏電を検知する零相変流器4に設けられたテスト巻線4cに前記多相交流電路の2つの相を電源とした擬似漏電電流を流して漏電遮断作動テストを行うテスト回路7を有する漏電遮断器において、前記テスト回路7による前記漏電遮断作動テストを他の相を電源として行えるように当該他の相と前記テスト回路7との間に所定のインピ−ダンス要素8,9を接続したものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、交流電路に漏電や地絡が発生したときに、その電路を遮断する漏電遮断器に係り、特に、漏電をテストするテスト回路を有する漏電遮断器に関するものである。
従来の漏電遮断器は、例えば特開2002−170477号公報(特許文献1)に示されているように、三相交流電路の漏電電流を検知するようになされた零相変流器と、三相交流電路の何れか2相の1次導体間に接続されると共にテストスイッチおよびテスト抵抗とからなり零相変流器の三次巻線の回路に擬似漏電を生じさせて漏電テストをするように構成されたテスト回路とを備え、テストスイッチを操作すると零相変流器が擬似漏電を検知し漏電検出部が漏電電流のレベル判定をして交流電路を遮断するように構成されている。
特開2002−170477号公報(図1、図4及びその説明)
従来の漏電遮断器は、そのテスト回路が三相交流電路の何れか2相の1次導体間に接続されているので、三相交流電路を単相電路として使用する場合に適用すると、一般的に単相電路は三相交流電路のどの相を使用するか特定されていないので、結果的に、使用されている単相電路にテスト回路が接続される場合においては漏電テストができるが、使用されている単相電路にテスト回路が接続されてない場合においては、テスト回路が動作しないという問題が生じる。従って、三相交流電路のどの電路を単相電路として使用してもテスト回路が動作するようにすることが好ましい。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、三相交流電路のどの電路を単相電路として使用してもテスト回路が動作するようにすることを目的としている。
この発明に係る漏電遮断器は、多相交流電路の漏電を検知する零相変流器に設けられたテスト巻線に前記多相交流電路の2つの相を電源とした擬似漏電電流を流して漏電遮断作動テストを行うテスト回路を有する漏電遮断器において、前記テスト回路による前記漏電遮断作動テストを他の相を電源として行えるように当該他の相と前記テスト回路との間に所定のインピ−ダンス要素を接続したものである。
この発明は、多相交流電路の漏電を検知する零相変流器に設けられたテスト巻線に前記多相交流電路の2つの相を電源とした擬似漏電電流を流して漏電遮断作動テストを行うテスト回路を有する漏電遮断器において、前記テスト回路による前記漏電遮断作動テストを他の相を電源として行えるように当該他の相と前記テスト回路との間に所定のインピ−ダンス要素を接続したので、三相交流電路のどの電路を単相電路として使用してもテスト回路が動作するという効果がある。
実施の形態1.
以下この発明の実施の形態1を、回路構成の一例を示す図1により説明する。
図1において、漏電遮断器1は、遮断部2と、引外し部3と、零相変流器4と、漏電検出部5と、電源回路部6と、ダイオードブリッジ6aと:、テスト回路7と、第1のインピーダンス素子8と、第2のテストインピーダンス素子9と、実装基板10と、電源側端子Rと、電源側端子Sと、電源側端子Tと、負荷側端子Uと、負荷側端子Vと、負荷側端子Wと、1次導体RUと、1次導体SVと、1次導体TWとを備えている。
前記零相変流器4は、環状鉄心4aと、2次巻線4bと、テスト巻線4cとを備えている。
前記テスト回路7は、テストスイッチ7a、抵抗7bと、接続端子7cと、接続端子7dとを備えている。
前記電源側端子Rは、前記負荷側端子Uに対応しており、前記負荷側端子Uと同一相である。これら電源側端子Rと負荷側端子Uとは、前記零相変流器4の一次導体RUで接続されている。前記電源側端子Sは、前記負荷側端子Vに対応しており、前記負荷側端子Vと同一相である。これら電源側端子Sと負荷側端子Vとは、前記零相変流器4の一次導体SVで接続されている。前記電源側端子Tは、前記負荷側端子Wに対応しており、前記負荷側端子Wと同一相である。これら電源側端子Tと負荷側端子Wとは、前記零相変流器4の一次導体TWで接続されている。
前記遮断部2は、前記漏電遮断器1内に設けられており、前記電源側端子R,S,Tと前記負荷側端子U,V,Wとを結ぶ前記1次導体RU,SV,TWの開閉を行う接点2RU,2SV,2TWからなる。これら接点2RU,2SV,2TWは、前記各1次導体RU,SV,TW毎の過電流を検出する過電流検出部(図示省略してある)により、その過電流検出時に前記引外し部3を介して開放される。また、これら接点2RU,2SV,2TWの開放後の投入は、ハンドル(図示省略してある)を手動操作することによって行われる。
前記零相変流器4、自身の前記環状鉄心4aを貫通鎖交する前記1次導体RU,SV,TWを流れる電流(本例では3相分の電流)に含まれる零相分の電流(零相電流ともいい、負荷側の漏電や地絡によって流れる)を検出するためのものである。また、前記零相変流器4の前記鉄心4aには前記零相電流を取出すための前記2次巻線4b、漏電遮断機能テスト用の前記テスト巻線4cが巻回されている。
前記漏電検出部5は、前記1次導体RU,SV,TW間の三相交流電圧を全波整流するダイオードブリッジ6aからなる前記電源回路部6の直流出力を電源として、前記1次導体RU,SV,TWの零相電流に対応する前記2次巻線4bの電流が所定のしきい値を超えたとき、三相交流電路を遮断すべき漏電が発生したとして、前記引外し部3を動作させる。
前記テスト回路7は、前記漏電遮断器1の外部から、テスト釦(図示省略してある)を押圧操作することにより、その前記テストスイッチ7aを閉じて前記漏電遮断器1が動作可能の状態にあるか否かをテストするものであり、前記テスト釦の押圧により、前記テスト抵抗7bと前記テストスイッチ7aとを介し、前記テスト巻線4cにしきい値レベル以上の零相電流に対応する励磁電流を流し、前記環状鉄心4aに発生した磁束によって前記2次巻線4bに発生した電流を前記漏電検出部5が検出し、前記引外し部4によって前記遮断部2の遮断動作が行われるか否かを確認することができるものである。
前記テスト回路7の前記接続端子7c,7dは、3相の内の2つの相の前記1次導体RU,TWに接続されており、当該2相の1次導体のRU,TWと前記テスト回路7が接続されてない相の1次導体SVとの夫々の間には、それぞれコンデンサで形成された前記第1のインピーダンス素子8および前記第2のインピーダンス素子9が、図示のように接続されている。
即ち、前記第1のインピーダンス素子8は、前記テスト回路7が接続された前記1次導体TWと前記ダイオードブリッジ6aの対応ア−ムとを接続する接続線TWDBと、前記テスト回路7が接続されていない前記1次導体SVと前記ダイオードブリッジ6aの対応ア−ムとを接続する接続線SVDBととの間に接続されている。前記第2のインピーダンス素子9は、前記テスト回路7が接続された前記1次導体RUと前記ダイオードブリッジ6aの対応ア−ムとを接続する接続線RUDBと、前記テスト回路7が接続されていない前記1次導体SVと前記ダイオードブリッジ6aの対応ア−ムとを接続する接続線SVDBととの間に接続されている。
なお、前記引外し部3、前記漏電検出部5、前記電源回路部6、前記第1のインピーダンス素子8、及び前記第2のインピーダンス素子9は、前記漏電遮断器1に内蔵されている実装基板10に実装されている。換言すれば、前記実装基板10は、前記引外し部3、前記漏電検出部5、前記電源回路部6、前記第1のインピーダンス素子8、及び前記第2のインピーダンス素子9に対する共通の実装基板としてある。また、前記実装基板10は、プリント基板であり、前記引外し部3、前記漏電検出部5、前記電源回路部6、前記第1のインピーダンス素子8、及び前記第2のインピーダンス素子9の図示の相互間接続は、前記実装基板10自体の印刷配線を介して行ってある。
次に、以上のように構成されたこの発明の実施の形態1における漏電遮断器の漏電テストについて説明する。
三相交流電路のうち、単相交流電圧が、前記テスト回路7の前記接続端子7c,7dが接続された前記2相の1次導体RU,TWに印加されている場合は、前記テストスイッチ7aを閉じれば、前記テスト巻線4cに所定の擬似漏電電流が通電されるので、当該擬似漏電電流により前記環状鉄心4aに発生した磁束によって前記2次巻線4bに電流が発生し、その電流を前記漏電検出部5が検出することにより前記遮断部2の遮断動作が行われ、漏電テストをすることができる。
次に、三相交流電路のうち、単相交流電圧が、前記テスト回路7の前記接続端子7c,7dが接続された前記2相の1次導体のRU,TWに印加されていないで、前記1次導体RUと前記1次導体SVとで形成される単相電路に単相交流電圧が印加している場合の動作について、動作順に説明する。
(1)前記漏電遮断器1の外部からテスト釦(図示省略)を押圧操作することにより、
テストスイッチ7aを閉路させる。
(2)前記1次導体RUから、前記接続端子7d、前記テストスイッチ7a、前記テス
ト抵抗7b、前記テスト巻線4c、前記接続端子7c、及び前記第1のインピー
ダンス素子8を介して、前記1次導体SVへ擬似漏電電流が通電される。
(3)前記テスト巻線4cに流れる前記擬似漏電電流によって前記環状鉄心4aに発生
した磁束によって前記2次巻線4bに電流が発生し、その電流を前記漏電検出部
5が検出する。
ここで、前記漏電検出部5に流れる電流は、漏電検出部5に設定された漏電検出
部5が引外し部4を動作させるしきい値以上になるように設定されている。
なお、前記漏電検出部5を確実に動作させるためには、前記テスト回路7に十分
な大きさの擬似漏電電流を流す必要があるが、交流電路の電圧が80〜600V
の場合、前記テスト巻線4cの巻数は1〜100巻、前記テスト抵抗7bの抵抗
値は1〜10kΩ、前記第1のインピーダンス素子8、及び前記第2のインピー
ダンス素子9の静電容量は0.01〜1μFに設定されている。
(4)前記漏電検出部5が前記検出動作をすると、前記引外し部4によって前記遮断部
2の遮断動作が行われ、漏電テストをすることができる。
なお、前記1次導体TWと前記1次導体SVとで形成される単相電路に単相交流電圧が印加している場合についても、前記擬似漏電電流は前記第2のインピーダンス素子9を介して通電されるので、上記の動作と同様に漏電テストをすることができる。
また、前記第1のインピーダンス素子8、及び前記第2のインピーダンス素子9を、コンデンサで形成すれば、当該インピーダンス素子8,9を他の抵抗器などで形成する場合と比較すると、通電によるジュール熱発生による損失がない。
更にまた、前記第1のインピーダンス素子8、及び前記第2のインピーダンス素子9は、前記引外し部3、前記漏電検出部5、および前記電源回路部6等の漏電遮断機能構成要素が実装されている前記実装基板10に一体的に装着されているので、低コストでかつ、振動に対して信頼性が高い。
前述のように、この発明の実施の形態1は、三相交流電路の漏電電流を検知するようになされた前記零相変流器4と、テストスイッチ7aおよびテスト抵抗7bからなり三相交流電路の何れかの2相間に接続されて前記テストスイッチ7aを閉路させ前記零相変流器の前記テスト巻線4cに前記擬似漏電電流を流して漏電テストをするように構成された前記テスト回路7とを備え、前記零相変流器4の二次巻線4bが検知した漏電電流のレベル判定を漏電検出部5で行なって三相交流電路を遮断する漏電遮断器1において、直列接続された前記第1のインピーダンス素子8及び第2のインピーダンス素子9の両端を前記テスト回路7が接続された2相の前記1次導体RU,TWに接続すると共に前記第1のインピーダンス素子8と前記第2のインピーダンス素子9とのの接続点89SVDBを、前記テスト回路7が接続されてない1相の前記1次導体SVに接続し、前記第1のインピーダンス素子8及び前記第2のインピーダンス素子9のインピーダンスを、前記テストスイッチ7aを閉路させたときに所定の擬似漏電電流が流れる値に設定したものである。
上位概念で換言すれば、多相交流電路の漏電を検知する前記零相変流器4に設けられた前記テスト巻線4cに前記多相交流電路の2つの相を電源とした擬似漏電電流を流して漏電遮断作動テストを行うテスト回路7を有する漏電遮断器1において、前記テスト回路7による前記漏電遮断作動テストを他の相を電源として行えるように当該他の相と前記テスト回路7との間に所定のインピ−ダンス要素を接続したものである。
従って、前述のように、三相交流電路のどの電路を単相電路として使用してもテスト回路7が正しく動作する。
実施の形態2.
以下この発明の実施の形態2を、回路構成の一例を示す図2により説明する。なお、図2において、図1と同一または相当部分には同一符号を付してある。
図2において、直列接続された前記第1のインピーダンス素子8および前記第2のインピーダンス素子9の両端と前記2相の1次導体のRU,TWとの間に、第3のインピーダンス素子11、第4のインピーダンス素子12を夫々配設すると共に、前記第1のインピーダンス素子8と前記第2のインピーダンス素子9との前記接続点89SVDBと前記1次導体SVとの間に第5のインピーダンス素子13を設けている以外は、前述の実施の形態1における漏電遮断器の回路構成図と同様であり説明を省略する。
前記第3のインピーダンス素子11は、具体的には、例えばコンデンサからなり、前記接続線RUDBと前記1次導体RUとの接続点RUDBRUと前記第2のインピーダンス素子9の一方の接続点9RUDBとの間に接続されている。
前記第4のインピーダンス素子12は、具体的には、例えばコンデンサからなり、前記テスト回路7が接続されていない前記1次導体SVと前記接続線SVDBとの接続点SVDBSVと、前記第1のインピーダンス素子8と前記第2のインピーダンス素子9との接続点89SVDBとの間に接続されている。
前記第5のインピーダンス素子13は、具体的には、例えばコンデンサからなり、前記接続線TWDBと前記1次導体TWとの接続点TWDBTWと前記第1のインピーダンス素子1の他方の接続点8TWDBとの間に接続されている。
なお、前記第3のインピーダンス素子11、前記第4のインピーダンス素子12、及び前記第5のインピーダンス素子13の静電容量は、0.1から1μFに設定されている。
次に、以上のように構成されたこの発明の実施の形態2における漏電遮断器の漏電テストについて説明する。
三相交流電路のうち、単相交流電圧が、前記テスト回路7の前記接続端子7c,7dが接続された前記2相の1次導体RU,TWに印加されている場合は、前記テストスイッチ7aを閉じれば、前記テスト巻線4cに所定の擬似漏電電流が通電されるので、当該擬似漏電電流により前記環状鉄心4aに発生した磁束によって前記2次巻線4bに電流が発生し、その電流を前記漏電検出部5が検出することにより前記遮断部2の遮断動作が行われ、漏電テストをすることができる。
次に、三相交流電路のうち、単相交流電圧が、前記テスト回路7の前記接続端子7c,7dが接続された前記2相の1次導体のRU,TWに印加されていないで、前記1次導体RUと前記1次導体SVとで形成される単相電路に単相交流電圧が印加している場合の動作について、動作順に説明する。
(1)前記漏電遮断器1の外部からテスト釦(図示省略)を押圧操作することにより、
テストスイッチ7aを閉路させる。
(2)前記1次導体RUから、前記接続端子7d、前記テストスイッチ7a、前記テス
ト抵抗7b、前記テスト巻線4c、前記接続端子7c、前記第3のインピーダン
ス素子11、前記第1のインピーダンス素子8、及び前記第5のインピーダンス
素子13を介して、前記1次導体SVへ擬似漏電電流が通電される。
(3)前記テスト巻線4cに流れる前記擬似漏電電流によって前記環状鉄心4aに発生
した磁束によって前記2次巻線4bに電流が発生し、その電流を前記漏電検出部
5が検出する。
ここで、前記漏電検出部5に流れる電流は、漏電検出部5に設定された漏電検出
部5が引外し部4を動作させるしきい値以上になるように設定されている。
(4)前記漏電検出部5が前記検出動作をすると、前記引外し部4によって前記遮断部
2の遮断動作が行われ、漏電テストをすることができる。
なお、前記1次導体TWと前記1次導体SVとで形成される単相電路に単相交流電圧が印加している場合についても、前記擬似漏電電流は、前記第5のインピーダンス素子13、前記第2のインピーダンス素子9、前記第4のインピーダンス素子12を介して通電されるので、上記の動作と同様に漏電テストをすることができる。
また、この発明の実施の形態2における漏電遮断器は、前記第1のインピーダンス素子8及び前記第2のインピーダンス素子9に対して、前記第3のインピーダンス素子11、前記第4のインピーダンス素子12、及び前記第5のインピーダンス素子13が直列に接続されているので、前記第3のインピーダンス素子11、前記第4のインピーダンス素子12、及び前記第5のインピーダンス素子13の静電容量の値の選択により、前記テスト巻線4cに流す擬似漏電電流を最適な値に調整することができる。
更にまた、前記電源回路部6に対して、前記第3のインピーダンス素子11、前記第4のインピーダンス素子12、及び前記第5のインピーダンス素子13が直列に接続されているので、前記第3のインピーダンス素子11、前記第4のインピーダンス素子12、及び前記第5のインピーダンス素子13の静電容量の値の選択をすることにより、これらのインピーダンス素子11,12,13で所望の電圧降下を発生させることができるので、前記電源回路部6に供給する電圧を最適な値に調整できるという効果もある。
更にまた、前記第1のインピーダンス素子8、前記第2のインピーダンス素子9、前記第3のインピーダンス素子11、前記第4のインピーダンス素子12、及び前記第5のインピーダンス素子13は、前記引外し部3、前記漏電検出部5、および前記電源回路部6等の漏電遮断機能構成要素が実装されている前記実装基板10に一体的に装着されているので、低コストでかつ、振動に対して信頼性が高い。
この発明の実施の形態1を示す図で、漏電遮断器の回路構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2を示す図で、漏電遮断器の回路構成の一例を示す図である。
符号の説明
1 漏電遮断器、
2 遮断部、
2RU 接点、
2SV 接点、
2TW 接点、
3 引外し部、
4 零相変流器、
4a 環状鉄心、
4b 2次巻線、
4c テスト巻線、
6 電源回路部、
6a ダイオードブリッジ、
7 テスト回路、
7a テストスイッチ、
7b テスト抵抗、
7c 接続端子、
7d 接続端子、
8 第1のインピーダンス素子、
9 第2のインピーダンス素子、
10 実装基板、
11 第3のインピーダンス素子、
12 第4のインピーダンス素子、
13 第5のインピーダンス素子、
R 電源側端子、
S 電源側端子、
T 電源側端子、
U 負荷側端子、
V 負荷側端子、
W 負荷側端子、
RU 1次導体、
SV 1次導体、
TW 1次導体、
RUDB 接続線、
SVDB 接続線、
TWDB 接続線、
8TWDB 接続点、
89SVDB 接続点、
9RUDB 接続点、
RUDBRU 接続点、
SVDBSV 接続点、
TWDBTW 接続点。

Claims (5)

  1. 多相交流電路の漏電を検知する零相変流器に設けられたテスト巻線に前記多相交流電路の2つの相を電源とした擬似漏電電流を流して漏電遮断作動テストを行うテスト回路を有する漏電遮断器において、前記テスト回路による前記漏電遮断作動テストを他の相を電源として行えるように当該他の相と前記テスト回路との間に所定のインピ−ダンス要素を接続したことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 請求項1に記載の漏電遮断器において、前記インピ−ダンス要素が複数個設けられていることを特徴とする漏電遮断器。
  3. 請求項1および請求項2の何れか一に記載の漏電遮断器において、前記インピ−ダンス要素のインピ−ダンスの値の選択により、前記擬似漏電電流を調整することを特徴とする漏電遮断器。
  4. 請求項1〜3の何れか一に記載の漏電遮断器において、前記インピ−ダンス要素がコンデンサであることを特徴とする漏電遮断器。
  5. 請求項1〜4の何れか一に記載の漏電遮断器において、前記インピ−ダンス要素を、漏電遮断機能構成要素と共通の実装基板に装着したことを特徴とする漏電遮断器。
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