JP2005339023A - コンテンツ配信システム、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、サーバ装置およびコンテンツ配信方法 - Google Patents

コンテンツ配信システム、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、サーバ装置およびコンテンツ配信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 予め指定された時間帯は、特定のコンテンツ受信装置に該当コンテンツを配信できるようにする。
【解決手段】 末端送信機3は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報が、コンテンツの本体と共に登録される。配信管理情報で特定された携帯受信端末2から、配信可能時間帯にコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツの配信を行うコンテンツ配信システム、このコンテンツ配信システムを構成するコンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置およびサーバ装置と、コンテンツ配信方法に関する。詳しくは、予め指定された時間帯は、特定のコンテンツ受信装置に該当コンテンツを配信できるようにしたものである。
街頭等の公共性の高い場所でコンテンツ配信を実現するためには、不特定多数のユーザが利用するため、簡単な操作でかつ短時間でコンテンツを配信することが求められる。
コンテンツの伝送手段として電気的なケーブルを利用する方式では、大容量のコンテンツを短時間で配信することができない。そこで、光通信を利用したコンテンツ配信システムが提案されている
コンテンツの伝送手段として光通信を利用する方式では、まず、光ファイバケーブルの使用が考えられる。しかし、光ファイバケーブルのコネクタは繰り返しの着脱に対する耐久性が低く、不特定多数のユーザが利用するシステムには適さない。
このため、非接触で光通信を行えるようにしたシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−258737号公報
コンテンツの配信側と受信側の通信を光通信で行うことで、大容量のコンテンツの配信は可能となる。しかし、配信側でのコンテンツの記憶容量には限界があることから、扱うコンテンツが大容量化すると、配信するコンテンツを管理する機能が必要となってくる。
特に、不特定多数のユーザが利用するシステムでは、異なるコンテンツを配信する必要性があるので、配信するコンテンツを管理する機能が必要である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、予め指定された時間帯は、特定のコンテンツ受信装置に該当コンテンツを配信できるようにしたコンテンツ配信システム、このコンテンツ配信システムを構成するコンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置およびサーバ装置と、コンテンツ配信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係るコンテンツ配信システムは、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ送信装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報が登録され、配信管理情報で特定されたコンテンツ受信装置から、配信可能時間帯にコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信するものである。
本発明に係るコンテンツ配信システムでは、コンテンツ送信装置は配信管理情報が登録されることで、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を認識している。
コンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受けると、そのコンテンツ受信装置がコンテンツの配信が許諾されているか判断する。
また、配信が許諾されている場合は、どの時間帯であれば配信を許諾しているか判断する。
そして、コンテンツの配信を許諾したコンテンツ受信装置に対して、事前に指定した時間帯であれば、該当コンテンツの配信を行う。
また、本発明に係るコンテンツ配信システムは、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツ送信装置からコンテンツ受信装置へ通信を行う光通信手段と、コンテンツ受信装置からコンテンツ送信装置へ通信を行う無線通信手段とを備え、コンテンツ送信装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報が登録され、コンテンツ受信装置は、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する識別情報を無線通信手段でコンテンツ送信装置に通知し、コンテンツ送信装置は、コンテンツ受信装置から受信した識別情報が、配信管理情報に登録されている場合は、配信可能時間帯であれば該当コンテンツを光通信で配信するものである。
本発明に係るコンテンツ配信システムでは、コンテンツ送信装置は配信管理情報が登録されることで、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を認識している。
コンテンツ受信装置から無線通信でコンテンツのダウンロード要求として識別情報の通知を受けると、識別情報で特定されるコンテンツ受信装置がコンテンツの配信が許諾されているか判断する。
また、配信が許諾されている場合は、どの時間帯であれば配信を許諾しているか判断する。そして、コンテンツの配信が許諾されているコンテンツ受信装置に対して、事前に指定した時間帯であれば光通信で該当コンテンツの配信を行う。
更に、本発明に係るコンテンツ配信システムは、サーバ装置から少なくとも一台のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信し、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、サーバ装置は、あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体をコンテンツ送信装置に配信するものである。
本発明に係るコンテンツ配信システムでは、サーバ装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報の登録を受けると、これら情報から配信管理情報を作成する。
そして、配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体をコンテンツ送信装置に配信する。
本発明に係るコンテンツ送信装置は、コンテンツ受信装置と通信してコンテンツを配信するコンテンツ送信装置において、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報が登録され、配信管理情報で特定されたコンテンツ受信装置から、配信可能時間帯にコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信するものである。
本発明に係るコンテンツ送信装置では、配信管理情報が登録されることで、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を認識している。
コンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受けると、そのコンテンツ受信装置がコンテンツの配信が許諾されているか判断する。
また、配信が許諾されている場合は、どの時間帯であれば配信を許諾しているか判断する。
そして、コンテンツの配信を許諾したコンテンツ受信装置に対して、事前に指定した時間帯であれば、該当コンテンツの配信を行う。
本発明に係るコンテンツ受信装置は、コンテンツ送信装置と通信してコンテンツを受信するコンテンツ受信装置において、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する識別情報をコンテンツ送信装置に通知するものである。
本発明に係るコンテンツ受信装置では、特定のコンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する識別情報をコンテンツ送信装置に通知する。
本発明に係るサーバ装置は、少なくとも一台のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信するサーバ装置において、あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体をコンテンツ送信装置に配信するものである。
本発明に係るサーバ装置では、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報の登録を受けると、これら情報から配信管理情報を作成する。
そして、配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体をコンテンツ送信装置に配信する。
本発明に係るコンテンツ配信方法は、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信方法において、コンテンツ送信装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報を登録し、配信管理情報で特定されたコンテンツ受信装置から、配信可能時間帯にコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信するようにしたものである。
本発明に係るコンテンツ配信方法では、コンテンツ送信装置において配信管理情報が登録されることで、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が認識される。
コンテンツ受信装置からコンテンツのダウンロード要求を受けると、そのコンテンツ受信装置がコンテンツの配信が許諾されているか判断される。
また、配信が許諾されている場合は、どの時間帯であれば配信を許諾しているか判断される。
そして、コンテンツの配信を許諾したコンテンツ受信装置に対して、事前に指定した時間帯であれば、該当コンテンツの配信が行われる。
本発明に係るコンテンツ配信方法は、サーバ装置から少なくとも一台のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信し、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信方法において、サーバ装置は、あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体をコンテンツ送信装置に配信するようにしたものである。
本発明に係るコンテンツ配信方法では、サーバ装置において、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報の登録を受けると、これら情報から配信管理情報が作成される。
そして、配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体がコンテンツ送信装置に配信される。
本発明によれば、事前に指定された時間帯にコンテンツのダウンロードの要求があると、コンテンツ送信装置から特定のコンテンツ受信装置へ特定のコンテンツを配信できる。また、配信の管理はサーバ装置に登録された情報をコンテンツ送信装置に配信して行うことができる。
これにより、コンテンツの提供者側は、コンテンツを配信する時間帯および配信先である利用者等をコントロールできるので、サーバ装置とコンテンツ送信装置の間、およびコンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間でのコンテンツの配信を最適化できる。
また、コンテンツを受ける側は、所望の時間帯を指定してコンテンツのダウンロードを受けることができるので、利便性が向上する。
また、コンテンツ送信装置からコンテンツ受信装置への通信は光通信で行うことで、大容量のコンテンツを短時間で配信できる。これに対して、コンテンツ受信装置からコンテンツ送信装置への通信は、識別情報等の通知に利用されることから、汎用の無線通信で行うことができる。
このように、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で双方向の通信を行う構成で、1方向のみを光通信とすることで、空間伝送であっても簡単な構成で光軸合わせ等が行え、コストを低減させることができる。
また、本発明に係るコンテンツ送信装置では、指定された時間帯を過ぎたコンテンツを削除することができるので、コンテンツを格納しておく記憶装置の容量を抑えた構成とすることができる。これにより、扱うコンテンツが容量の大きなデータファイルであっても、記憶装置の容量を抑えた構成としてコストを低減させることができる。
更に、本発明に係るコンテンツ受信装置では、ダウンロード要求を自機の識別番号により行うので、コンテンツの配信を受ける際にコンテンツを指定する情報の入力操作が不要で、操作が容易である。そして、コンテンツ配信を光通信等の大容量でかつ高速の通信が可能な通信手段で行うことと合わせて、短時間でコンテンツの配信を受けることができる。
以下、図面を参照して本発明のコンテンツ配信システム、コンテンツ送信装置、コンテンツ受信装置、サーバ装置およびコンテンツ配信方法の実施の形態について説明する。
<コンテンツ配信システムの概要>
図1は本実施の形態のコンテンツ配信システムの概要を示す構成図である。本実施の形態のコンテンツ配信システム1は、ユーザが所有する携帯受信端末2に、街頭等に設置した末端送信機3で映像や音楽等のコンテンツを配信する構成である。
特定の携帯受信端末2に対して指定のコンテンツを配信するため、携帯受信端末2のユーザによって所望のコンテンツの配信を何時受けたいかが予め指定され、末端送信機3は、指定された時間帯は該当コンテンツを特定の携帯受信端末2へ配信できるようにする。
また、末端送信機3に格納されるコンテンツは例えば所定の契機で更新されるが、末端送信機3にコンテンツを配信するデータファイル更新配信センタ4は、ユーザより指定された時間帯に合わせて該当コンテンツを末端送信機3に配信する。
携帯受信端末2と末端送信機3は、例えば光通信や無線通信によってコンテンツのデータファイルの送受信を行う。ここで、末端送信機3から携帯受信端末2への通信をダウンリンク、携帯受信端末2から末端送信機3への通信をアップリンクと称す。
<コンテンツ配信システムの具体的構成例>
図2は第1の実施の形態のコンテンツ配信システム1Aの構成例を示すブロック図で、まず、末端送信機3Aと携帯受信端末2Aの具体的な構成例について説明する。
ここで、本例ではダウンリンクチャネルを空間伝送による光通信で実現し、アップリンクチャネルは無線通信で実現する。このように、ダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルを非対称とすることで、簡単な構成の光結合手段を利用して、携帯受信端末2Aと末端送信機3Aを着脱自在な構成とし、かつ末端送信機3Aから高速通信で携帯受信端末2Aへコンテンツを配信できるようにする。
末端送信機3Aの構成から説明すると、末端送信機3Aは、発光部11、キャッシュメモリ12、ブリッジIC13、シリアライザ14を備える。発光部11はダウンリンク用送信デバイスの一例で、光通信手段を構成する。発光部11は発光手段としてレーザダイオード15を備えて、電気信号を光信号に変換して出力する。
キャッシュメモリ12は第1の記憶手段を構成するいわゆる高速ストレージデバイスの一例で、RAM等で構成され、レーザダイオード15から出力するコンテンツのデータファイルを格納する。
ブリッジIC13はキャッシュメモリ12からデータファイルを読み出す。また、キャッシュメモリ12にデータファイルを書き込む。
シリアライザ14はキャッシュメモリ12からブリッジIC13により読み出されたデータファイルを、パラレルデータからシリアルデータに変換してレーザダイオード15に送る。
また、末端送信機3Aは主記憶装置16、システムコントローラ17、メモリ18、外部I/O19を備える。主記憶装置16は第2の記憶手段を構成するいわゆる低速ストレージデバイスの一例で、例えばハードディスクドライブ装置(HDD)等で構成され、キャッシュメモリ12に格納するデータファイルを格納する。
システムコントローラ17はCPU等で構成され、キャッシュメモリ12に格納したデータファイルのレーザダイオード15からの出力、キャッシュメモリ12に格納したデータファイルの削除および主記憶装置16に格納したデータファイルのキャッシュメモリ12へのコピー等の制御を行う。
メモリ18はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ17で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O19は入出力手段の一例で、例えばディスプレイである。
更に、末端送信機3Aは、無線通信部20とネットワーク通信部21を備える。無線通信部20はアップリンク用受信デバイスの一例で、無線通信手段を構成する。無線通信部20は携帯受信端末2Aと通信を行うので、近距離通信が出来れば良く、例えばBluetoothやIEEE802.11の使用が考えられる。なお、BluetoothとIEEE802.11は干渉しないので、2つの通信機能を備えてもよい。
ネットワーク通信部21は外部通信手段の一例で、データファイル更新配信センタ4と例えばインターネットや専用回線等を介して接続され、データファイル更新配信センタ4との間で通信を行う。
また、末端送信機3Aは、検出スイッチ22、カレンダタイマ23、インジケータ24を備える。検出スイッチ22は装着検出手段の一例で、例えば一対の受発光素子を備えた光センサ等で構成される。なお、検出スイッチ22は携帯受信端末2Aの装着を検出できれば良く、携帯受信端末2Aとの通信が行えるか否かを検出する必要はない。
カレンダタイマ23は計時手段の一例で、日時等を通知する。インジケータ24は通知手段の一例で、例えば発光ダイオード等のランプで構成され、任意のユーザの携帯受信端末2Aからコンテンツの取得要求があった場合に、該当データファイルが登録されているか否か等を通知する。
ここで、インジケータ24で2つの状態を表示できれば、該当データファイルが登録されている旨と、該当データファイルが登録されていない旨をユーザに通知できる。例えば、インジケータ24が単色の1個のランプであれば、点灯と点滅等で2つの状態が表すことができる。また、インジケータ24が発光色の異なる2個のランプ、あるいは2色に発光できる1個のランプであれば、発光色の違いで2つの状態を表すことができる。
なお、外部I/O19としてディスプレイを備える場合は、該当データファイルの登録の有無をディスプレイに表示しても良い。この場合は、ディスプレイが通知手段となる。
次に、携帯受信端末2Aの構成について説明する。携帯受信端末2Aは受光部25、キャッシュメモリ26、ブリッジIC27、デシリアライザ28を備える。受光部25はダウンリンク用受信デバイスの一例で、発光部11と対になって光通信手段を構成する。受光部25は受光手段としてフォトディテクタ29を備えて、受光した光信号を電気信号に変換する。
キャッシュメモリ26は高速ストレージデバイスの一例で、RAM等で構成され、末端送信機3Aから受信したデータファイルを格納する。ブリッジIC27はキャッシュメモリ26にデータファイルを書き込む。また、キャッシュメモリ26からデータファイルを読み出す。
デシリアライザ28はフォトディテクタ29で電気信号に変換されたデータファイルを、シリアルデータからパラレルデータに変換してブリッジIC27に送る。
また、携帯受信端末2Aはシステムコントローラ30、メモリ31、外部I/O32を備える。システムコントローラ30はCPU等で構成され、フォトディテクタ29で受信したデータファイルのキャッシュメモリ26への格納、キャッシュメモリ26に格納したデータファイルの読み出し等の制御を行う。メモリ31はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ30で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O32は入出力手段の一例で、例えばディスプレイである。
更に、携帯受信端末2Aはレーザセンサ33とインジケータ34を備える。レーザセンサ33は光検出手段の一例で、フォトディテクタ29がレーザ光を受信したか否かを検出する。インジケータ34は通知手段の一例で、例えば発光ダイオード等のランプで構成され、コンテンツの取得要求を行った末端送信機3Aに該当データファイルが登録されているか否か等を通知する。
ここで、インジケータ34でも2つの状態を表示できれば、該当データファイルが登録されている旨と、該当データファイルが登録されていない旨をユーザに通知できる。例えば、インジケータ34が単色の1個のランプであれば、点灯と点滅等で2つの状態が表すことができる。また、インジケータ34が発光色の異なる2個のランプ、あるいは2色に発光できる1個のランプであれば、発光色の違いで2つの状態を表すことができる。
なお、外部I/O32としてディスプレイを備える場合は、該当データファイルの登録の有無をディスプレイに表示しても良い。この場合は、ディスプレイが通知手段となる。
また、携帯受信端末2Aは無線通信部35を備える。無線通信部35はアップリンク用送信デバイスの一例で、末端送信機3Aの無線通信部20と対になって無線通信手段を構成する。無線通信部35は無線通信部20と同じ通信機能を備えれば良く、例えばBluetoothやIEEE802.11の使用が考えられる。なお、BluetoothとIEEE802.11は干渉しないので、2つの通信機能を備えてもよい。
なお、携帯受信端末2Aは主記憶装置36を備えても良い。主記憶装置36は低速ストレージデバイスの一例で、ハードディスクドライブ装置等で構成され、キャッシュメモリ26に格納したデータファイルを格納する。
主記憶装置36はキャッシュメモリ26より容量が大きく、末端送信機3Aから配信されてキャッシュメモリ26に格納されたコンテンツのデータファイルを、主記憶装置36に移動して格納することで、携帯受信端末2Aでコンテンツを保存できるようになる。
図3は第1の実施の形態のデータファイル更新配信センタ4Aの構成例を示すブロック図で、次に、データファイル更新配信センタ4Aの具体的な構成例について説明する。
データファイル更新配信センタ4Aはサーバ装置の一例で、主記憶装置37、システムコントローラ38、メモリ39、カレンダタイマ40、外部I/O41を備える。主記憶装置37は例えばハードディスクドライブ装置(HDD)等で構成され、各末端送信機3Aに配信するデータファイルを格納する。
システムコントローラ38はCPU等で構成され、末端送信機3Aへコンテンツを配信する際に、プログラムを実行することで実現される機能である直接時間帯3つ組管理機能38aによって、特定の携帯受信端末2Aに対して指定されたコンテンツを指定された時間帯に配信できるようにするための配信管理情報を作成し、コンテンツのデータファイルと共に末端送信機3Aへ配信する等の制御を行う。
メモリ39はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ38で実行されるプログラム等を格納する。カレンダタイマ40は計時手段の一例で、日時等を通知する。外部I/O41は入出力手段の一例で、例えばディスプレイやキーボード等である。
更に、データファイル更新配信センタ4Aはネットワーク通信部42を備える。ネットワーク通信部42は外部通信手段の一例で、末端送信機3Aと例えばインターネットや専用回線等を介して接続され、各末端送信機3Aとの間で通信を行う。
図4は携帯受信端末の構成例を示す外観斜視図で、図4(a)は携帯受信端末2Aを正面側の構成を示し、図2(b)は携帯受信端末2Aを裏面側の構成を示す。
携帯受信端末2Aは筐体の正面に例えば図2に示す外部I/O32の一例としてディスプレイ43を備える。また、ディスプレイ43で再生するコンテンツの指定等を行うため操作部44を備える。更に、携帯受信端末2Aは筐体の正面に図2で説明したインジケータ34を備える。なお、本例ではインジケータ34は2個のランプで構成される。また、携帯受信端末2Aは筐体の裏面に受光部25を備える。
図5は末端送信機3Aの構成例を示す外観斜視図で、図5(a)は末端送信機単体の状態を示し、図5(b)は携帯受信端末2Aが装着された状態を示す。
末端送信機3Aは上面に携帯受信端末2Aの装着部45を備え、装着部45に発光部11を備える。また、装着部45と並べて、例えば図2に示す外部I/O19の一例としてディスプレイ46を備えても良い。携帯受信端末2Aへ配信するコンテンツが映像を含むものである場合は、ディスプレイ46は例えば携帯受信端末2Aへ配信するコンテンツの概要等を表示する。
なお、図5(b)に示すように、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aの装着部45に装着された状態で、ディスプレイ46が隠れないように各部の配置が設定される。
また、末端送信機3Aは装着部45に図2で説明した検出スイッチ22を備える。図5(b)に示すように、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aの装着部45に装着されると、検出スイッチ22は携帯受信端末2Aの存在を検出することができる。
更に、末端送信機3Aは例えばディスプレイ46に並べて図2で説明したインジケータ24を備える。なお、本例ではインジケータ24は2個のランプで構成される。
携帯受信端末2Aのユーザは、図5(b)に示すように携帯受信端末2Aを末端送信機3Aの装着部45に装着して、後述するようにコンテンツの配信を受けようとする際に、該当コンテンツの有無を末端送信機3Aのインジケータ24あるいは図4に示す携帯受信端末2Aのインジケータ34の状態、あるいは末端送信機3Aのディスプレイ46あるいは携帯受信端末のディスプレイ43の表示で確認することができる。
なお、図4に示す携帯受信端末2Aの受光部25と図5に示す末端送信機3Aの発光部11は着脱自在に結合し、末端送信機3Aから出射されたレーザ光を携帯受信端末2Aで受光する。そして、ユーザが携帯受信端末2Aを末端送信機3Aの装着部45にセットする際に、大まかな位置合わせをしてセットすれば、発光側と受光側の光軸が一致するような構成を備える。
例えば、光結合手段として、凸状のホルダと凹状のホルダを備える。凸ホルダは例えば半球状の凸球面で構成され、凹ホルダに嵌めると、光軸が一致する方向に位置合わせが行われる構成である。また、凸ホルダと凹ホルダに突き当てにより光軸を傾斜させずに互いを保持する突き当て面を備える。
これにより、携帯受信端末2Aを末端送信機3Aの装着部45に置くだけで、携帯受信端末2Aへコンテンツが配信できるようなシステムが構成される。
<コンテンツ配信システムの動作例>
図1〜図5で説明したコンテンツ配信システム1の動作の概要を説明すると、コンテンツのダウンロードを可能とする携帯受信端末2Aを特定するため、データファイル更新配信センタ4Aに対して事前にコンテンツの配信対象となる携帯受信端末2Aを特定する情報が登録される。また、コンテンツのダウンロードを可能とする時間帯に関する情報が登録される。
データファイル更新配信センタ4Aでは、事前に登録された情報から配信を管理する配信管理情報を作成し、コンテンツのデータファイルと共に末端送信機3Aへ配信する。そして、末端送信機3Aでは、携帯受信端末2Aからのダウンロード要求に対して、配信管理情報に従ってコンテンツの配信を行う。
図6はデータファイル更新配信センタでの処理例を示すフローチャートで、まず、データファイル更新配信センタ4Aから末端送信機3Aへコンテンツを配信する処理について説明する。
ステップA1:サービスの利用者である携帯受信端末2Aのユーザは、データファイル更新配信センタ4Aに対して、電話、インターネット等の通信手段を利用して、(a)自身の携帯受信端末2Aの端末番号と、(b)コンテンツを受け取りたい時間帯と、(c)受け取りたいコンテンツ名を通知する。
また、サービスの提供者側のシステムから、データファイル更新配信センタ4Aに対して、インターネット等の通信手段を利用して、(a)コンテンツを配信したい携帯受信端末2Aの端末番号と、(b)コンテンツを配信したい時間帯と、(c)配信したいコンテンツ名が通知されても良い。更に、コンテンツを配信したい携帯受信端末2Aの特定は、個々の端末番号でなく、例えば端末番号何番から何番まで等のクラスタ単位での指定でも良い。
ここで、ユーザから通知される情報と、サービス提供者側から通知される情報は等価であるので、以下の説明では、ユーザからの情報として説明する。
データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、ユーザ等から通知された端末番号、指定時間帯情報およびコンテンツのデータファイル名を対応付けて、主記憶部37あるいはメモリ39等に登録する。
ステップA2:データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となったかチェックする。コンテンツの更新契機としては、例えば1時間ごと、毎月1日など、定期的なタイミングで、カレンダタイマ40から通知される日時情報で判断できるものとする。
ステップA3:末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となっていない場合は、ステップA1の処理に戻り、データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、ユーザからの事前登録を継続する。更新契機となった場合はステップA4の処理を行う。
ステップA4:ステップA3の判断で末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となった場合は、データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接時間帯3つ組管理機能38aにより、図7に示す直接時間帯3つ組リストを作成する。
図7は配信管理情報の一例を示し、図7(a)は直接時間帯3つ組リスト、図7(b)はデータファイル毎の保管時間帯テーブル、図7(c)は配信されるべきデータファイル一覧である。
データファイル更新配信センタ4Aでは、どのデータファイルを配信して、その後どの携帯受信端末2Aからのダウンロード要求にどの時間帯だけ応答するかを、直接時間帯3つ組管理機能38aで制御、管理する。
このため、ユーザからの通知等を受けると、配信管理情報としてまず図7(a)に示す直接時間帯3つ組リスト101を作成する。直接時間帯3つ組リスト101は、ユーザ等から通知された携帯受信端末の端末番号(識別情報)、指定時間帯情報(配信可能時間帯情報)およびコンテンツのデータファイル名(コンテンツ特定情報)が対応付けられている。
図7(a)では、各行がそれぞれ異なる携帯受信端末2Aのユーザから通知されたダウンロード要求の内容である。例えば、第1行は、「端末番号MD101の携帯受信端末2Aのユーザが、1日の8時から12時の間に、データファイル名DF−00845のデータファイルをダウンロードしたい。」という要求の登録内容である。
この直接時間帯3つ組リスト101から、図6のフローチャートのステップA5の処理で、配信管理情報として図7(b)および(c)のテーブルを作成する。
ここで、直接時間帯3つ組リスト101では、端末番号とデータファイル名が対応付けられることで、どの携帯受信端末2Aにどのコンテンツを配信して良いかを許諾するテーブルとなる。このため、直接時間帯3つ組リスト101を配信許諾端末番号テーブルとも称す。
ステップA5:データファイル配信更新センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接時間帯3つ組管理機能38aにより、図7(a)に示す直接時間帯3つ組リスト101から、図7(b)に示すデータファイル毎の保管時間帯テーブル102と、図7(c)に示す配信されるべきデータファイル一覧テーブル13を作成し、該当データファイルと共に末端送信機3Aに配信する。
なお、データファイル更新配信センタ4Aと末端送信機3Aは、インターネット等のネットワーク5以外に、衛星回線、物流で運ばれるハードディスク配布を含めた広い意味でのネットワークで接続され、データファイル更新配信センタ4Aから複数の末端送信機3Aにコンテンツのデータファイル等が配信される。
さて、図7(a)の直接時間帯3つ組リスト101では、データファイル名「DF−00845」のデータファイルについて、端末番号「MD−101」の携帯受信端末2Aのユーザと、端末番号「MD211」の携帯受信端末2Aのユーザからダウンロード要求を受けている。
このように、異なるユーザから同一のデータファイルに対してダウンロード要求がある場合に、ステップA5の処理で、ユーザ毎の指定時間から該当データファイルの保管時間帯を求めて、同一データファイルの配信回数を減らす。
図8は保管時間帯テーブルを求める処理例を示すフローチャートで、次に、直接時間帯3つ組リスト101に登録された各ユーザ等からの指定時間帯情報から、各データファイルを何時から何時まで保管すればよいかを示す保管時間帯テーブル102を求める処理について説明する。
ステップB1:図7(b)に示すデータファイル毎の保管時間帯テーブル102で、全データファイルの保管時間帯最小値と最大値を全てクリアする。
ステップB2:直接時間帯3つ組リスト101で、保管時間帯を抽出していない処理すべきデータファイルがまだあるかチェックする。
ステップB3:保管時間帯の抽出処理をすべきデータファイルが無い場合は、後述するステップB10の処理を行い、保管時間帯の抽出処理をすべきデータファイルがある場合はステップB4の処理を行う。
ステップB4:保管時間帯の抽出処理をするべく注目するデータファイルの指定時間帯の最小値が、そのデータファイル用の保管時間帯最小値より小さいかチェックする。
ステップB5:注目するデータファイルの指定時間帯の最小値が、そのデータファイル用の保管時間帯最小値より小さい場合はステップB6の処理を行い、注目するデータファイルの指定時間帯の最小値が、そのデータファイル用の保管時間帯最小値より大きい場合はステップB7の処理を行う。
ステップB6:ステップB5の判断で、注目するデータファイルの指定時間帯の最小値が、そのデータファイル用の保管時間帯最小値より小さい場合は、注目するデータファイルの指定時間帯の最小値をそのデータファイル用の保管時間帯最小値に設定する。
ステップB7:ステップB5の判断で、注目するデータファイルの指定時間帯の最小値が、そのデータファイル用の保管時間帯最小値より大きい場合は、保管時間帯最小値は現行値で維持し、注目するデータファイルの指定時間帯の最大値が、そのデータファイル用の保管時間帯最大値より大きいかチェックする。
ステップB8:注目するデータファイルの指定時間帯の最大値が、そのデータファイル用の保管時間帯最大値より大きい場合はステップB9の処理を行い、注目するデータファイルの指定時間帯の最大値が、そのデータファイル用の保管時間帯最大値より小さい場合は、保管時間帯最大値は現行値で維持し、ステップB2の処理へ戻る。
ステップB9:ステップB8の判断で、注目するデータファイルの指定時間帯の最大値が、そのデータファイル用の保管時間帯最大値より大きい場合は、注目するデータファイルの指定時間帯の最大値をそのデータファイル用の保管時間最大値に設定する。
以上の処理で、直接時間帯3つ組リスト101に同一名のデータファイルが存在する場合に、該当データファイルを保管すべき時間帯の最小値と最大値が求められる。
例えば、図7の直接時間帯3つ組リスト101では、端末番号「MD−101」の携帯受信端末2Aと、端末番号「MD211」の携帯受信端末2Aに対して共通のリソースとすべきデータファイル名「DF−00845」のデータファイルについて、削除せずに保管すべき保管時間帯が、端末番号「MD−101」の携帯受信端末2Aのユーザから指定された指定時間帯と、端末番号「MD211」の携帯受信端末2Aのユーザから指定された指定時間帯の両方を含む1日の8時から16時とされる。
ステップB10:保管時間帯の抽出処理をすべきデータファイルが無い場合は、抽出された全データファイルの保管時間帯最小値と最大値から、図7(b)に示す保管時間帯テーブル102を作成する。
以上のように、図6のフローチャートのステップA5では、データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接時間帯3つ組管理機能38aにより、図7(a)に示す直接時間帯3つ組リスト101から、図8のフローチャートの処理で、図7(b)に示すデータファイル毎の保管時間帯テーブル102を作成する。データファイル毎の保管時間帯テーブル102は、配信されるべきデータファイル名と、保管時間帯を対応付けたテーブルである。
また、直接時間帯3つ組リスト101のデータファイル名欄から重複を除いて、実際に配信されるべきコンテンツを特定したデータファイル一覧テーブル103を作成する。
そして、データファイル毎の保管時間帯テーブル102と、直接時間帯3つ組リストによる配信許諾端末番号テーブル101と、データファイル一覧テーブル103で指定されるデータファイル本体が、各末端送信機3Aへ配信される。
ここで、図8のフローチャートの処理で保管時間帯テーブル102を作成することで、ある更新契機で異なるユーザから同一のコンテンツのダウンロード要求がある場合に、データファイル更新配信センタ4Aから末端送信機3Aに同一のデータファイルを複数回配信する必要はない。例えば、図7の例では、データファイル名「DF−00845」のデータファイルについて、端末番号「MD−101」の携帯受信端末2Aのユーザと、端末番号「MD211」の携帯受信端末2Aのユーザからダウンロード要求を受けているが、末端送信機3Aへ1つのデータファイルを配信するだけで良い。
末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの配信処理は後述するが、例えば図7に示す端末番号「MD−101」の携帯受信端末2Aと、端末番号「MD211」の携帯受信端末2Aへデータファイル名「DF−00845」のデータファイルを配信する際には、末端送信機3Aにおいて「DF−00845」のデータファイルの複製をそれぞれの携帯受信端末2Aに対して行い、各携帯受信端末2Aにダウンロードすることができる。
なお、データファイル更新配信センタ4Aでは、直接時間帯3つ組リスト101、データファイル毎の保管時間帯テーブル102および配信されるべきデータファイルの一覧テーブル103は、主記憶装置37あるいはメモリ39等に格納される。
また、各末端送信機3Aでは、データファイル更新配信センタ4Aからコンテンツのデータファイル本体と、上述した更新管理情報の配信を受けると、主記憶装置16あるいはメモリ18等に格納する。そして、配信すべきコンテンツのデータファイルを所定の契機でキャッシュメモリ12に格納し、発光部11から出力可能な状態とする。
例えば、データファイル毎の保管時間帯テーブル102で、保管時間帯の最小値が現在時刻に近づいたデータファイルは、主記憶装置16からキャッシュメモリ12にコピーして格納する。また、保管時間帯の最大値が現在時刻を過ぎた場合は、後述するように該当データファイルをキャッシュメモリ12等から消去する。
図9および図10は末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの配信処理例を示すフローチャートで、次に、上述したようにデータファイル更新配信センタ4Aから末端送信機3Aへ配信されたコンテンツを、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへ配信する動作について説明する。
ステップC1:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、検出スイッチ22が携帯受信端末2Aを検出するまでは、レーザダイオード15の駆動を停止し、データファイルの転送を行わない待機状態とする。
ステップC2:ユーザは、端末受信端末2を図5に示す末端送信機3Aの装着部45にセットすべく、携帯受信端末2Aを端末送信機3に近づける。
ステップC3:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aからのアップリンクを無線通信部20で受信し、接続が確立したかチェックする。
ステップC4:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aからのアップリンクによる接続が確立できない場合は、携帯受信端末2Aが近くに存在しないと判断して処理を終了する。
ステップC5:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、検出スイッチ22が携帯受信端末2Aの装着を検出したかチェックする。
ステップC6:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aの装着を検出できない場合は、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aに装着されていないと判断して処理を終了する。
ステップC7:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aの装着を検出できた場合は、ダウンリンクキャリアとしてレーザダイオード15を所定の強度で発光させる。なお、ここでの出力はデータとしての意味を持つ必要はない。
ステップC8:携帯受信端末2Aは末端送信機3Aからのダウンリンクキャリアを検出したかチェックする。すなわち、末端送信機3Aのレーザダイオード15が発光しているので、携帯受信端末2Aを末端送信機3Aに正しく装着すると、フォトディテクタ29にレーザ光が入射する。
携帯受信端末2Aでは、フォトディテクタ29へレーザ光が入射したか否かをレーザセンサ33で検出することで、携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30はダウンキャリアの有無を検出する。
ステップC9:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、フォトディテクタ29にレーザ光が入射しておらずダウンリンクキャリアを検出できない場合は、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aに正しくセットされていないと判断して処理を終了する。
ステップC10:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、ステップC9でダウンリンクキャリアを検出した場合は、携帯受信端末2Aが末端送信機3Aに正しくセットされたと判断して、インジケータ34を例えば所定時間点灯させてユーザに通知する。
また、ステップC10の処理では、外部I/O32を構成するディスプレイ43に正しく装着された旨の文言を表示してもよい。
ステップC11:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、無線通信部35で末端送信機3Aの無線通信部20からの接続確認信号を受信したかチェックする。
ステップC12:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、無線通信部35で末端送信機3Aからの接続確認信号を受信していない場合は、アップリンクが確立していないと判断して処理を終了する。
ステップC13:無線通信部35による接続が確立していると、携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、メモリ31等に予め登録してある自機の端末番号を無線通信部35を介して末端送信機3Aに送信する。端末番号は識別情報の一例で、個々の携帯受信端末2Aで固有の番号であり、末端送信機3Aは携帯受信端末2Aを識別することができる。
ステップC14:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、メモリ18等に格納した図7(a)に示す配信許諾端末番号テーブル(直接時間帯3つ組リスト)101に登録されているかチェックする。
ステップC15:携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、配信許諾端末番号テーブル101に登録されていない場合はステップC16の処理を行い、登録されている場合はステップC17の処理を行う。
ステップC16:携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、配信許諾端末番号テーブル101に登録されていない場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、例えば外部I/O19を構成するディスプレイ46に、配信可否情報として端末番号が登録されていない旨を表示し、処理を終了する。
また、末端送信機3Aの無線通信部20から携帯受信端末2Aの無線通信部35への通信機能、あるいは、発光部11から受光部25への通信機能を利用して、端末番号が登録されていない旨の情報を携帯受信端末2Aへ通知することで、端末番号が登録されていない旨を携帯受信端末2Aのディスプレイ43で表示することもできる。
ステップC17:ステップC15の判断で、携帯受信端末2Aから通知された端末番号が、配信許諾端末番号テーブル101に登録されている場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、配信可否情報としてディスプレイ46に端末番号が登録されている旨を表示する。
この場合も、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの通信機能を利用して、端末番号が登録されている旨の情報を携帯受信端末2Aへ通知することで、端末番号が登録されている旨を携帯受信端末2Aのディスプレイ43で表示することもできる。
ステップC18:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、カレンダタイマ23から通知される現在時刻が、配信許諾端末番号テーブル101に登録されている該当端末番号に対応した指定時間帯に含まれるかチェックする。
ステップC19:現在時刻がコンテンツ配信の指定時間帯に含まれている場合はステップC20の処理を行い、含まれていない場合はステップC26の処理を行う。
ステップC20:現在時刻がコンテンツ配信の指定時間帯に含まれている場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、ディスプレイ46に配信可否時間情報としてコンテンツ配信に有効な時間内である旨を表示する。
この場合も、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの通信機能を利用して、コンテンツ配信に有効な時間内である旨の情報を携帯受信端末2Aへ通知することで、コンテンツ配信に有効な時間内である旨を携帯受信端末2Aのディスプレイ43で表示することもできる。
ステップC21:現在時刻がコンテンツ配信の指定時間帯に含まれている場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、配信許諾端末番号テーブル101に登録されている該当端末番号に対応したデータファイル名で特定されるデータファイルを送信する。
すなわち、キャッシュメモリ12に格納された該当データファイルをブリッジIC13で読み出し、シリアライザ14でパラレルデータからシリアルデータに変換し、レーザダイオード15で電気信号を光信号に変換して送信する。
ステップC22:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、末端送信機3Aより受信したデータファイルをキャッシュメモリ26に格納する。すなわち、受信した光信号をフォトディテクタ29で電気信号に変換し、デシリアライザ28でシリアルデータからパラレルデータに変換して、ブリッジIC27によりキャッシュメモリ26に格納する。
ステップC23:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、受信したデータファイルが正常かチェックする。
ステップC24:受信したデータファイルが正常でない場合は、例えばステップC21に戻り、正常に受信されるまで、あるいは検出スイッチ22が携帯受信端末2Aの装着を検出しなくなるまで、該当データファイルの送信が繰り返される。
ステップC25:携帯受信端末2Aのシステムコントローラ30は、受信したデータファイルが正常な場合は、受信処理を終了する。
ステップC26:ステップC19の判断で、現在時刻がコンテンツ配信の指定時間帯に含まれていない場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、ディスプレイ46に時間外でコンテンツ配信ができない旨を表示する。更に、ダウンロード可能時間帯を確認したいかユーザに対して確認してもよい。
この場合も、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの通信機能を利用して、時間外でコンテンツ配信ができない旨の情報を携帯受信端末2Aへ通知することで、時間外でコンテンツ配信ができない旨を携帯受信端末2Aのディスプレイ43で表示することもできる。
ステップC27:ユーザがダウンロード可能時間帯の確認を要求しない場合は処理を終了する。
ステップC28:ユーザがダウンロード可能時間帯の確認を要求した場合は、配信許諾端末番号テーブル101を参照してダウンロードが可能な時間帯を通知する。
このステップC28の処理について説明すると、各末端送信機3Aは、上述したように、どの携帯受信端末2Aがどの時間帯にどのデータファイルのダウンロードが可能であるかを示す配信許諾端末番号テーブル(直接時間帯3つ組リスト)101の配信を受けている。
これにより、ユーザ等によりデータファイル更新配信センタ4A経由で登録を済ませた携帯受信端末2Aに関するコンテンツ配信の指定時間帯情報は、全ての末端送信機3Aに配信されている。
従って、登録済みの携帯受信端末2Aが装着されると、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、メモリ18等に格納した配信許諾端末番号テーブル(直接時間帯3つ組リスト)101を参照することで、どのデータファイルをどの時間帯にダウンロード可能であるかの配信可否時間情報を、ディスプレイ46等を利用してユーザに通知可能となっている。
また、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへの通信機能を利用して、コンテンツ配信可能時間帯情報を携帯受信端末2Aへ通知することで、どのデータファイルをどの時間帯にダウンロード可能であるかを、携帯受信端末2Aのディスプレイ43を利用してユーザに通知可能となっている。
図11は配信可能時間帯通知画面の一例を示す説明図である。例えば、配信許諾端末番号テーブル(直接時間帯3つ組リスト)において、端末番号「MD101」の携帯受信端末2Aが、8時から12時まではデータファイル名「DF−00845」のデータファイルのダウンロードができると登録され、加えて同一端末で12時から16時まではデータファイル名「DF−00021」のデータファイルのダウンロードができると登録されているとする。
この場合、端末番号「MD101」の携帯受信端末2Aを、例えば8時より前に末端送信機3Aに装着すると、図9および図10のフローチャートの処理により、図11に示すような配信可否時間情報が、末端送信機3Aのディスプレイ46および携帯受信端末2Aのディスプレイ43に表示される。
なお、図11では指定時間帯を時刻で直接的に表示することとしたが、現在時刻からの時間差などの間接的な表示とすることも可能である。すなわち、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、カレンダタイマ23からの現在時刻取得機能を用いて、現在時刻と指定時間帯の最小値であるダウンロード可能開始時刻との差を表示しても良い。例えば、「あと2時間30分後からダウンロード可能です。」との文言等を表示できる。
あるいは、現在時刻と指定時間帯の最大値であるダウンロード終了時刻との差を求めて、「ダウンロード可能時間を1時間以上経過しているのでダウンロードできません。」等の警告文を表示することもできる。
以上の処理で、あらかじめ指定された時間内であれば、携帯受信端末2Aの端末番号によって指定されたデータファイルが、末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへ送信され、携帯受信端末2Aで受信される。そして、携帯受信端末2Aのキャッシュメモリ26に格納されたデータファイルは、例えばディスプレイ43で表示される。
なお、コンテンツの配信可能時間帯の確認は、携帯受信端末2Aを末端送信機3Aへ装着すれば行えるので、登録内容の確認を末端送信機3Aが設置されている街頭等で容易に行える。
さて、末端送信機3Aでは、配信許諾端末番号テーブル(直接時間帯3つ組リスト)101を利用して、指定時間帯を過ぎたデータファイルは削除する処理を行う。図12はデータファイル削除処理例を示すフローチャートで、次にデータファイルの削除処理について説明する。
ステップD1:末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、データファイル削除イベントが起動されたかチェックする。データファイル削除イベントは、例えば、カレンダタイマ23から通知される時間情報を用いて例えば30分毎に発生させる。あるいは、データファイル更新配信センタ4Aからの命令で発生させても良い。
ステップD2:データファイル削除イベントが起動されていない場合は、ステップD1に戻る。
ステップD3:ステップD2の判断で、データファイル削除イベントが起動される契機となった場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、配信許諾端末番号テーブル(直接時間帯3つ組リスト)101で、保管時間帯超過の確認をしていない処理すべきデータファイルがあるかチェックする。
ステップD4:保管時間帯超過の確認をしていない処理すべきデータファイルが無い場合は、削除すべきデータファイルがないので処理を終了する。
ステップD5:ステップD4の判断で、保管時間帯超過の確認をしていない処理すべきデータファイルがある場合は、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、配信許諾端末番号テーブル(直接時間帯3つ組リスト)101で注目するデータファイルの保管時間帯の最大値が、カレンダタイマ23から通知される現在時刻より小さいかチェックする。
ステップD6:注目するデータファイルの保管時間帯の最大値が現在時刻より大きい場合は、指定された保管時間帯を過ぎていないので該当データファイルは削除せず、ステップD3に戻る。
ステップD7:ステップD6の判断で、注目するデータファイルの保管時間帯の最大値が現在時刻より小さい場合は、指定された保管時間帯を過ぎているので、末端送信機3Aのシステムコントローラ17は、該当データファイルをキャッシュメモリ12および主記憶装置16から削除する。
以上の処理で、ユーザ等に指示された保管時間帯を過ぎたデータファイルは、末端送信機3Aから削除される。これにより、キャッシュメモリ12や主記憶装置16に不要なデータファイルを残すことなく有効に活用できる。
さて、データファイル更新配信センタ4Aから末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機で、上述したように配信管理情報とコンテンツのデータファイル本体が配信された後、末端送信機3Aでは、指定された保管時間帯が過ぎると、該当データファイルを削除する。
ここで、前回の更新契機の後で、現時点で末端送信機3Aに格納されているデータファイルに対するダウンロード要求の登録がデータファイル更新配信センタ4Aであった場合に、前回の更新契機で指定された保管時間帯によらず、該当データファイルを削除できないようにすることで、データファイルの配信を減らすことができる。
図13は保管時間帯変更処理例を示すフローチャートで、次に、データファイル更新配信センタ4Aへのダウンロード要求の登録を受けて保管時間帯を変更する処理について説明する。
ステップE1:データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、ユーザから通知された端末番号、指定時間帯情報およびコンテンツのデータファイル名を対応付けて主記憶部37あるいはメモリ39等に順次登録し、新規の直接時間帯3つ組リストを作成する。
図14は保管時間帯の変更処理で作成される配信管理情報の一例を示し、図14(a)は配信済みの直接時間帯3つ組リスト101を示し、図14(b)は新規に追加された直接時間帯3つ組リスト104を示す。
ステップE2:データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、前回の配信済みの直接時間帯3つ組リスト101と、新規直接時間帯3つ組リスト104におけるデータファイル名を比較する。そして、同一のデータファイル名があるかチェックする。同一のデータファイル名が存在する場合は、カレンダタイマ40で通知される現在時刻が、配信済み直接時間帯3つ組リスト101の該当データファイルの保管時間帯に含まれているかチェックする。
図14の例では、新規直接時間帯3つ組リスト104に登録されたデータファイル名「DF−00845」のデータファイルが、配信済み直接時間帯3つ組リスト101で既に登録されている。
ステップE3:新規に登録されたデータファイル名と同一のデータファイルが前回の更新契機で配信されたが、保管時間帯を過ぎている場合は、ステップE6の処理を行う。
例えば、現在時刻が、配信済み直接時間帯3つ組リスト101に登録された「DF−00845」のデータファイルの指定時間帯の最大値である1日の16時より後である場合は、図12で説明したフローチャートの処理で該当データファイルが削除されている可能性があるので、ステップE6からの処理で再度デーファイルが送信される。このため、新規に登録されたデータファイル名と同一のデータファイルが前回の更新契機で配信されたが、保管時間帯を過ぎている場合の処理は、図6で説明した処理と同じである。
ステップE4:ステップE3の判断で、新規に登録されたデータファイル名と同一のデータファイルが前回の更新契機で配信され、保管時間帯を過ぎていない場合は、データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、末端送信機3Aに対して削除否情報として該当データファイルの保管時間帯の最大値を無限大とするように指示を配信する。なお、この処理は新規に直接時間帯3つ組リストを作成する過程で即時に行われる。
図14の例で、例えば現在時刻が配信済み直接時間帯3つ組リスト101に登録された「DF−00845」のデータファイルの指定時間帯の最大値である1日の16時より前とする。
この場合、データファイル更新配信センタ4Aは、末端送信機3Aに対して「DF−00845」のデータファイルの保管時間帯の最大値を無限大とするように指示を配信する。
この指示を受けて、末端送信機3Aでは、図7で説明したデータファイル毎の保管時間帯テーブル102の該当データファイルの保管時間帯の最大値を無限大に変更する。これにより、末端送信機3A側での更新契機で、該当データファイルは削除されない。
図14(c)は末端送信機3Aのデータファイル毎の保管時間帯テーブル102の経過状態を示す。本例では、「DF−00845」のデータファイルの指定時間帯の最大値が、1日の16時から無限大に変更される。
ステップE5:データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、末端送信機3A側で保管時間帯の最大値を無限大としたデータファイルを認識するため、図14(d)に示す保管時間帯を無限大としたデータファイル名リスト105に該当データファイル名を記録する。
ステップE6:データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となったかチェックする。ここでの更新契機とは、図6のフローチャートのステップA2と同じ定期的なタイミングである。
ステップE7:末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となっていない場合は、ステップE1の処理に戻り、データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、ユーザからの事前登録を継続する。更新契機となった場合はステップE8の処理を行う。
ステップE8:ステップE7の判断で末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となった場合は、データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接時間帯3つ組管理機能38aにより、新規直接時間帯3つ組リストを作成する。新規直接時間帯3つ組リストでは、ここでは図14(b)のテーブルが含まれる。
ステップE9:データファイル配信更新センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接時間帯3つ組管理機能38aにより、新規直接時間帯3つ組リストから、図7(b)で説明したデータファイル毎の保管時間帯テーブル102と配信されるべきデータファイル一覧テーブルを作成する。
ここで、新たに作成されるデータファイル毎の保管時間帯テーブル102では、図14における「DF−00845」のデータファイルに対して重複の要求が他に無い場合は、指定時間帯の最大値は3日の12時となる。
また、保管時間帯を無限大としたデータファイル名リスト105に記録されているデータファイル名は、図7(c)で説明した配信されるべきデータファイル一覧テーブル103から削除する。
図14の例では、「DF−00845」のデータファイルに関して、直接時間帯3つ組リストおよび保管時間帯テーブルには登録されるが、データファイル一覧テーブル103からは削除される。
ステップE10:データファイル配信更新センタ4Aのシステムコントローラ38は、配信されるべきデータファイル一覧テーブルで指定されるデータファイル本体を末端送信機3Aへ配信する。
ここで、配信されるべきデータファイル一覧テーブルでは、上述したように、保管時間帯を無限大としたデータファイル名リスト105に記録されているデータファイル名は削除されている。これにより、新規直接時間帯3つ組リストによるコンテンツの配信時に、末端送信機3A側で保管時間帯を最大値として保存されているデータファイルは配信しないようにする。
したがって、データ伝送量が削減され、伝送コストを下げることができる。
ステップE11:末端送信機3Aは、配信済み直接時間帯3つ組リストによる前回の各テーブルを、新規直接時間帯3つ組リストによる各テーブルに更新する。
これにより、保管時間帯が無限大とされたデータファイルにおいても、保管時間帯が新規直接時間帯3つ組リストで特定される保管時間帯に更新される。
<データファイル更新配信センタの他の構成例>
図15は第2の実施の形態のデータファイル更新配信センタの構成例を示すブロック図で、次に、データファイル更新配信センタ4の他の構成例について説明する。図15に示すデータファイル更新配信センタ4Bでは、データファイルの保管時間帯の設定を、何時から何時までという直接的な表現での登録に加えて、第1日曜日などの間接的な表現での登録を受け付けるようにしたものである。
ここで、図15において図3と同じ構成については同じ番号を付してここでは説明を省略する。
システムコントローラ38は、プログラムを実行することで実現される機能である時間帯3つ組管理機能38bおよび換算カレンダ機能38cによって、特定の携帯受信端末2Aに対して指定されたコンテンツを指定された時間帯に配信できるようにするための配信管理情報を作成し、コンテンツのデータファイルと共に末端送信機3Aへ配信する等の制御を行う。
時間帯3つ組管理機能38bの機能は、図3に示す直接時間帯3つ組管理機能とほぼ同等である。換算カレンダ機能38cは、間接的な時間表現を直接的な時間帯表現に変換する。換算カレンダ機能38cの機能により直接的な時間帯表現に変換できる間接的な時間表現としては、以下のような例がある。
(1)第1日曜日、第3木曜日等の曜日
(2)月末日
(3)第32週
(4)毎月25日。但しその日が休日の場合はそれ以前の稼動日
(5)月初めの丑の日
(6)第2週以降の大安で一番早い日
(7)○×デパートの稼動日
(8)○○線の始発から終電まで
これらの時間表現は、演算によって例えば何日、あるいは何時から何時との直接的時間帯に変換可能である。
図16は第2の実施の形態のデータファイル更新配信センタでの処理例を示すフローチャートで、間接的時間表現を変換して、データファイル更新配信センタ4Bから末端送信機3Aへコンテンツを配信する処理について説明する。
ステップF1:携帯受信端末2Aのユーザ等は、データファイル更新配信センタ4Bに対して、電話、インターネット等の通信手段を利用して、(a)自身の携帯受信端末2Aの端末番号と、(b)コンテンツを受け取りたい時間帯と、(c)受け取りたいコンテンツ名を通知する。
ここで、コンテンツを受け取りたい時間帯としては、何時から何時といった直接的表現以外に、毎第1日曜日等の間接的表現での登録も可能である。
ステップF2:データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となったかチェックする。コンテンツの更新契機としては、図6のフローチャートと同じ定期的なタイミングである。
ステップF3:末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となっていない場合は、ステップF1の処理に戻り、データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、ユーザからの事前登録を継続する。更新契機となった場合はステップF4の処理を行う。
ステップF4:ステップF3の判断で末端送信機3Aへのコンテンツの更新契機となった場合は、データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、換算カレンダ機能38cにより、間接的表現で指定された時間情報を直接時間帯情報に変換する。
ステップF5:データファイル更新配信センタ4Bのシステムコントローラ38は、時間帯3つ組管理機能38bにより、図7に示す直接時間帯3つ組リストを作成する。
ステップF6:データファイル配信更新センタ4Bのシステムコントローラ38は、時間帯3つ組管理機能38bにより、図7(a)に示す直接時間帯3つ組リスト101から、図7(b)に示すデータファイル毎の保管時間帯テーブル102と、図7(c)に示す配信されるべきデータファイル一覧テーブル13を作成し、該当データファイルと共に末端送信機3Aに配信する。
なお、携帯受信端末2Aからのダウンロード要求に対する末端送信機3Aからのコンテンツ配信処理、データファイルの削除処理等は上述した通りである。
以上のように、間接的な表現でコンテンツの配信を受ける時間帯を指定できることで、曜日単位で定期的にコンテンツの配信を受けようとする場合等、時間帯の指定が容易に行える。
<データファイル更新配信センタの他の構成例>
上述したデータファイル更新配信センタでは、各末端送信機3Aに対して同一の配信管理情報とコンテンツのデータ本体を配信することとしたが、ユーザ等からの指定により、所定の末端送信機3Aにコンテンツを配信しても良い。
図17は配信管理情報の他の例を示す。例えば図3に示すデータファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、ユーザからの通知等を受けると、配信管理情報としてまず図17(a)に示す直接時間帯4つ組リスト106を作成する。
直接時間帯4つ組リスト106は、ユーザ等から通知された携帯受信端末の端末番号、指定時間帯情報、コンテンツの配信を受けたい末端送信機3Aを特定する送信機情報である送信機名(番号)、およびコンテンツのデータファイル名が対応付けられている。
データファイル更新配信センタ4Aのシステムコントローラ38は、直接時間帯4つ組リストから106から、図17(b)に示すように、各末端送信機3A毎の直接時間帯3つ組リスト101A,101Bを作成する。
そして、直接時間帯3つ組リスト101A,101B毎に、図8のフローチャートの処理で、図7(b)に示すようなデータファイル毎の保管時間帯テーブルを、各末端送信機3A毎に作成する。
また、各末端送信機3A毎の直接時間帯3つ組リスト101A,101Bのデータファイル名欄から重複を除いて、図7(c)に示すような各末端送信機3A毎に実際に配信されるべきコンテンツを特定したデータファイル一覧テーブルを作成する。
そして、データファイル毎の保管時間帯テーブルと、直接時間帯3つ組リストによる配信許諾端末番号テーブル101と、データファイル一覧テーブルで指定されるデータファイル本体が、直接時間帯4つ組リスト106で指定された末端送信機3A毎に配信される。
なお、各末端送信機3Aから携帯受信端末2Aへコンテンツを配信する動作は上述した通りである。
これにより、末端送信機単位で配信するコンテンツを変更できるので、ユーザの指定等に応じて所望のコンテンツを所望の末端送信機3Aへ配信でき、ユーザの利便性が向上する。
また、各末端送信機3Aはユーザから指定された必要なコンテンツを保存しておけば良いので、データファイル更新配信センタ4Aから全ての末端送信機3Aに同一のコンテンツを配信する必要がなく、伝送コストを抑えることができる。
更に、各末端送信機3Aでは保存するデータファイル量を抑えることができるので、記憶手段を容量を抑えた構成で実現でき、コストを抑えることができる。
<末端送信機と携帯受信端末の他の構成例>
以上の例では、ダウンリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による光通信で実現し、アップリンクチャネルは無線通信で実現したが、ダウンリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による光通信で実現し、アップリンクチャネルを赤外線を利用した別の光通信で実現しても良い。更に、ダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルをレーザを使用した空間伝送による双方向の光通信で実現しても良い。
また、ダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルの双方を無線通信で実現しても良いし、更には電気ケーブル等を利用した有線通信で実現して良い。
次にダウンリンクチャネルとアップリンクチャネルの双方を無線通信で実現した末端送信機と携帯受信端末の例について説明する。
図18は第2の実施の形態のコンテンツ配信システムの概要を示す構成図である。第2の実施の形態のコンテンツ配信システム1Bを構成する末端送信機3Bは、60GHz等のミリ波帯電波を送信する送信部を備える。また、携帯受信端末2Bは、ミリ波帯電波を受信する受信部と、端末の向きが末端送信機3Bを向いているか否かをユーザに認識させるインデックスレーザ用のレーザ光の発光手段を備える。
ミリ波帯電波は直進性がありかつ多くの情報を伝送できるが、指向性が高いので、送信側と受信側の位置合わせが重要となる。本例では、携帯受信端末2Bをインデックスレーザが末端送信機3Bを照射する向きとすると、末端送信機3Bからの電波を受信できる位置関係となるようにして、簡単な構成でコンテンツ等の配信を可能とする。
図19は第2の実施の形態のコンテンツ配信システムの構成例を示すブロック図、図20は末端送信機の構成例を示す一部破断斜視図で、次に末端送信機3Bおよび携帯受信端末2Bの具体的構成例について説明する。
末端送信機3Bは、天井、壁面あるいは床面等に設置され、送信部51、キャッシュメモリ52、ブリッジIC53、シリアライザ54を備える。なお、図18では天井に設置した例を示す。
送信部51はダウンリンク用送信デバイスの一例で、第1の無線通信手段を構成する。送信部51は60GHz帯等のミリ波帯電波を出力するアンテナ等を備える。
キャッシュメモリ52は第1の記憶手段を構成するいわゆる高速ストレージデバイスの一例で、RAM等で構成され、送信部51から出力するコンテンツのデータファイルを格納する。
ブリッジIC53はキャッシュメモリ52からデータファイルを読み出す。また、キャッシュメモリ52にデータファイルを書き込む。
シリアライザ54はキャッシュメモリ52からブリッジIC53により読み出されたデータファイルを、パラレルデータからシリアルデータに変換して送信部51に送る。
また、末端送信機3Bは主記憶装置56、システムコントローラ57、メモリ58、外部I/O59を備える。主記憶装置56は第2の記憶手段を構成するいわゆる低速ストレージデバイスの一例で、例えばハードディスクドライブ装置(HDD)等で構成され、キャッシュメモリ52に格納するデータファイルを格納する。
システムコントローラ57はCPU等で構成され、キャッシュメモリ52に格納したデータファイルの送信部51からの出力、キャッシュメモリ52に格納したデータファイルの削除および主記憶装置56に格納したデータファイルのキャッシュメモリ52へのコピー等の制御を行う。
メモリ58はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ57で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O59は入出力手段の一例で、例えばディスプレイである。
更に、末端送信機3Bは、無線通信部60とネットワーク通信部61を備える。無線通信部60はアップリンク用受信デバイスの一例で、第2の無線通信手段を構成する。無線通信部60は携帯受信端末2Bと通信を行うので、近距離通信が出来れば良く、例えばBluetoothやIEEE802.11の使用が考えられる。
ネットワーク通信部61は外部通信手段の一例で、図3等で説明したデータファイル更新配信センタ4Aと例えばインターネットや専用回線等を介して接続され、データファイル更新配信センタ4Aとの間で通信を行う。
また、末端送信機3Bは、インデックスセンサ62、視認用ライト63、インジケータ64を備える。インデックスセンサ62は装着検出手段の一例で、図20に示すように送信部51の図示しないアンテナに隣接して配置される。インデックスセンサ62は例えば受光素子を備えた光センサ等で構成される。
視認用ライト63は位置確認手段の一例で、図20に示すように送信部51の図示しないアンテナに隣接して配置される。ここで、末端送信機3Bは、視認 用ライト63を目視できる位置を、電波受信可能範囲内で規制するため、図20に示すようにライトガイド55を備える。
ライトガイド55は円錐型あるいは円筒型のカバーであり、図18に示すように末端送信機3Bが天井に設置されている場合は、末端送信部3Bの下に位置すると、ユーザは視認用ライト63を目視できるようになる。
ユーザが視認用ライト63を目視できる位置では、所定の位置に携帯受信端末2Bを配置することで、送信部51からの指向性の高い電波が受信可能な状態となる。これに対して、ライトガイド55により視認用ライト63を目視できない位置では、送信部51からの電波が受信不可能であることを認識できる。
インジケータ64は通知手段の一例で、例えば発光ダイオード等のランプで構成され、通信状態等をユーザに通知する。
ここで、インデックスセンサ62で後述する携帯受信端末2Bからのインデックスレーザ光を検出すると、視認用ライト63の点灯状態を変化させても良い。この場合は、視認用ライト63が通知手段となる。このため本例では、視認用ライト63は2色の異なる色で発光できる構成とする。
次に、携帯受信端末2Bの構成について説明する。携帯受信端末2Bは受信部65、キャッシュメモリ66、ブリッジIC67、デシリアライザ68を備える。受信部65はダウンリンク用受信デバイスの一例で、送信部51と対になって第1の無線通信手段を構成する。受信部65は60GHz帯等のミリ波帯電波を受信するアンテナ等を備える。
キャッシュメモリ66は高速ストレージデバイスの一例で、RAM等で構成され、末端送信機3Bから受信したデータファイルを格納する。ブリッジIC67はキャッシュメモリ66にデータファイルを書き込む。また、キャッシュメモリ66からデータファイルを読み出す。
デシリアライザ68は受信部65で受信したデータファイルを、シリアルデータからパラレルデータに変換してブリッジIC67に送る。
また、携帯受信端末2Bはシステムコントローラ70、メモリ71、外部I/O72を備える。システムコントローラ70はCPU等で構成され、受信部65で受信したデータファイルのキャッシュメモリ66への格納、キャッシュメモリ66に格納したデータファイルの読み出し等の制御を行う。メモリ71はRAMおよびROM等で構成され、システムコントローラ70で実行されるプログラム等を格納する。外部I/O72は入出力手段の一例で、例えばディスプレイである。
更に、携帯受信端末2Bはインデックスレーザ69と電波センサ73とインジケータ74を備える。インデックスレーザ69は位置確認手段の一例で、可視光レーザあるいは指向性のある可視光を照射する。
ここで、インデックスレーザ光が末端送信機3Bのインデックスセンサ62を照射したときに、受信部65が送信部51からの電波を正しく受信できる位置関係となるように各部の配置が決定される。このため、例えば受信部65の図示しないアンテナと、インデックスレーザ65から出射されるレーザ光の向きが鉛直となるように配置される。
電波センサ73は検出手段の一例で、受信部65で電波を受信したか否かを検出する。インジケータ74は通知手段の一例で、例えば発光ダイオード等のランプで構成され、通信状態等をユーザに通知する。
また、携帯受信端末2Bは無線通信部75を備える。無線通信部75はアップリンク用送信デバイスの一例で、末端送信機3Bの無線通信部60と対になって第2の無線通信手段を構成する。無線通信部75は無線通信部60と同じ通信機能を備えれば良く、例えばBluetoothやIEEE802.11の使用が考えられる。
なお、携帯受信端末2Bは主記憶装置76を備えても良い。主記憶装置76は低速ストレージデバイスの一例で、ハードディスクドライブ装置等で構成され、キャッシュメモリ66に格納したデータファイルを格納する。
主記憶装置76はキャッシュメモリ66より容量が大きく、末端送信機3Bから配信されてキャッシュメモリ66に格納されたコンテンツのデータファイルを、主記憶装置76に移動して格納することで、携帯受信端末2Bでコンテンツを保存できるようになる。
末端送信機3Bと携帯受信端末2Bの動作の概要を説明する。なお、末端送信機3Bへのコンテンツの配信処理は、図6〜図8で説明した処理と同じである。
まず、末端送信機3Bのシステムコントローラ57は、視認用ライト63を例えば赤色で点灯させておく。
携帯受信端末2Bのユーザは、視認用ライト63が目視できる位置に移動する。上述したように、末端送信機3Bに備えたライトガイド55によって、ユーザは末端送信機3Bに対して所定の位置に来ないと、視認用ライト63を目視できない。これにより、自身が携帯受信端末2Bを利用してコンテンツ配信を受けられる位置にいるか否かを認識できる。
携帯受信端末2Bのユーザは、視認用ライト63が目視できる位置で、インデックスレーザ69のレーザ光で末端送信部3Bを照射できるように、携帯受信端末2Bの向きを調整する。
インデックスレーザ69のレーザ光は可視光であるので、ユーザは容易に携帯受信端末2Bを所定の向きに調整できる。
末端端末装置3Bのシステムコントローラ57は、インデックスセンサ62が光を検出すると、携帯受信端末2Bが電波の受信可能範囲に位置したと判断して、視認用ライト63の点灯色を例えば緑に切り替える。
これにより、ユーザは携帯受信端末2Bが電波の受信ができる状態になったと認識できる。
また、末端送信機3Bに携帯受信端末2Bが接近したことで、末端送信部3Bの無線通信部60と携帯受信端末2Bの無線通信部75の通信が行われ、携帯受信端末2Bからのアップリンクで自機の端末番号を末端送信部3Bに通知する。
ここで、末端送信機3Bには、図3のデータファイル更新配信センタ4Aから図7で説明した配信管理情報とコンテンツのデータ本体が配信されてキャッシュメモリ52等に保存されている。
システムコントローラ57は、携帯受信端末2Bから通知された端末番号が図7で説明した配信許諾端末番号テーブルに登録されているか否か、登録されている場合は、現在時刻が該当端末番号に対応した指定時間帯に含まれているかチェックする。
そして、携帯受信端末2Bから通知された端末番号が配信許諾端末番号テーブルに登録されており、現在時刻が該当端末番号に対応した指定時間帯に含まれている場合は、配信許諾端末番号テーブルで特定される該当コンテンツのデータファイルを送信部51から出力する。
末端送信機3Bの送信部51から出力されたデータファイルは、携帯受信端末2Bの受信部65で受信され、キャッシュメモリ66等に格納される。
これにより、末端送信機3Bと携帯受信端末2Bの間で、無線通信によってコンテンツの配信が行われる。なお、無線通信部に代えて、インデックスレーザ69とインデックスセンサ62をアップリンク用の通信手段としても良い。
本発明は、不特定多数のユーザがコンテンツ受信装置を所有し、街頭等にコンテンツ配信装置を設置して、短時間で大容量のコンテンツを配信できるシステムの実現に好適である。
本実施の形態のコンテンツ配信システムの概要を示す構成図である。 第1の実施の形態のコンテンツ配信システムの構成例を示すブロック図である。 第1の実施の形態のデータファイル更新配信センタの構成例を示すブロック図である。 携帯受信端末の構成例を示す外観斜視図である。 末端送信機の構成例を示す外観斜視図である。 データファイル更新配信センタでの処理例を示すフローチャートである。 配信管理情報の一例を示し、図7(a)は直接時間帯3つ組リスト、図7(b)はデータファイル毎の保管時間帯テーブル、図7(c)は配信されるべきデータファイル一覧である。 保管時間帯テーブルを求める処理例を示すフローチャートある。 末端送信機から携帯受信端末への配信処理例を示すフローチャートである。 末端送信機から携帯受信端末への配信処理例を示すフローチャートである。 配信可能時間帯通知画面の一例を示す説明図である。 データファイル削除処理例を示すフローチャートである。 保管時間帯変更処理例を示すフローチャートである。 保管時間帯の変更処理で作成される配信管理情報の一例を示し、図14(a)は配信済みの直接時間帯3つ組リストを示し、図14(b)は新規に追加された直接時間帯3つ組リストを示し、図14(c)は末端送信機のデータファイル毎の保管時間帯テーブルの経過状態を示し、図14(d)は保管時間帯を無限大としたデータファイル名リストを示す。 第2の実施の形態のデータファイル更新配信センタの構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態のデータファイル更新配信センタでの処理例を示すフローチャートである。 配信管理情報の一例を示し、図17(a)は直接時間帯4つ組リスト、図17(b)は各末端送信機毎の直接時間帯3つ組リストである。 第2の実施の形態のコンテンツ配信システムの概要を示す構成図である。 第2の実施の形態のコンテンツ配信システムの構成例を示すブロック図である。 末端送信機の構成例を示す一部破断斜視図である。
符号の説明
1・・・コンテンツ配信システム、2・・・携帯受信端末、3・・・末端送信機、4・・・データファイル更新配信センタ、11・・・発光部、12・・・キャッシュメモリ、13・・・ブリッジIC、14・・・シリアライザ、15・・・レーザダイオード、16・・・主記憶装置、17・・・システムコントローラ、18・・・メモリ、19・・・外部I/O、20・・・無線通信部、21・・・ネットワーク通信部、22・・・検出スイッチ、23・・・カレンダタイマ、24・・・インジケータ、25・・・受光部、26・・・キャッシュメモリ、27・・・ブリッジIC、28・・・デシリアライザ、29・・・フォトディテクタ、30・・・システムコントローラ、31・・・メモリ、32・・・外部I/O、33・・・レーザセンサ、34・・・インジケータ、35・・・無線通信部、36・・・主記憶装置、37・・・主記憶装置、38・・・システムコントローラ、39・・・メモリ、40・・・カレンダタイマ、41・・・外部I/O、42・・・ネットワーク通信部、43・・・ディスプレイ、44・・・操作部、45・・・装着部、46・・・ディスプレイ、

Claims (36)

  1. コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツ送信装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報が登録され、
    前記配信管理情報で特定されたコンテンツ受信装置から、配信可能時間帯にコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 前記コンテンツ受信装置は、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する前記識別情報を前記コンテンツ送信装置に通知し、
    前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置から受信した前記識別情報が、前記配信管理情報に登録されている場合は、配信可能時間帯であれば該当コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  3. 前記コンテンツ送信装置は、配信するコンテンツを格納する記憶手段を備え、
    前記配信管理情報で特定される配信可能時間帯が過ぎたコンテンツを前記記憶手段から削除する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  4. 前記コンテンツ送信装置と前記コンテンツ受信装置の少なくとも一方に、配信可否情報を利用者に通知する通知手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記配信可否情報として、前記配信管理情報に登録される前記識別情報の有無から、前記コンテンツ受信端末が配信許諾されているか否かが通知される
    ことを特徴とする請求項4記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記配信可否情報として、前記配信管理情報に登録されている前記配信可能時間帯情報から、該当コンテンツの配信可否時間情報が通知される
    ことを特徴とする請求項4記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置へ通信を行う光通信手段と、
    前記コンテンツ受信装置から前記コンテンツ送信装置へ通信を行う無線通信手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  8. 前記光通信手段は、一対の発光手段および受光手段を備え、前記発光手段と前記受光手段が対向する位置へガイドして前記コンテンツ送信装置と前記コンテンツ受信装置を着脱自在に結合する光結合手段を備えた
    ことを特徴とする請求項7記載のコンテンツ配信システム。
  9. 前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置の装着の有無を検出する装着検出手段を備え、
    前記コンテンツ送信装置は、前記装着検出手段で前記コンテンツ受信装置の装着を検出すると、前記発光手段の出力処理を開始する
    ことを特徴とする請求項8記載のコンテンツ配信システム。
  10. 前記コンテンツ受信装置は、前記受光手段による光の受光の有無を検出する光検出手段を備え、
    前記コンテンツ受信装置は、前記光検出手段で光を検出すると、受信処理を開始する
    ことを特徴とする請求項8記載のコンテンツ配信システム。
  11. 前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置へ通信を行う第1の無線通信手段と、
    前記コンテンツ受信装置から前記コンテンツ送信装置へ通信を行う第2の無線通信手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  12. 前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置へ通信を行う無線通信手段と、
    前記コンテンツ受信装置から前記コンテンツ送信装置へ通信を行う光通信手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  13. コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツ送信装置から前記コンテンツ受信装置へ通信を行う光通信手段と、
    前記コンテンツ受信装置から前記コンテンツ送信装置へ通信を行う無線通信手段とを備え、
    前記コンテンツ送信装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報が登録され、
    前記コンテンツ受信装置は、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する前記識別情報を前記無線通信手段で前記コンテンツ送信装置に通知し、
    前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置から受信した前記識別情報が、前記配信管理情報に登録されている場合は、配信可能時間帯であれば該当コンテンツを前記光通信手段で配信する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  14. 前記コンテンツ送信装置は、配信するコンテンツを格納する記憶手段を備え、
    前記配信管理情報で特定される配信可能時間帯が過ぎたコンテンツを前記記憶手段から削除する
    ことを特徴とする請求項13記載のコンテンツ配信システム。
  15. 前記光通信手段は、一対の発光手段および受光手段を備え、前記発光手段と前記受光手段が対向する位置へガイドして前記コンテンツ送信装置と前記コンテンツ受信装置を着脱自在に結合する光結合手段を備えた
    ことを特徴とする請求項13記載のコンテンツ配信システム。
  16. サーバ装置から少なくとも一台のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信し、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    前記サーバ装置は、あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、
    前記配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体を前記コンテンツ送信装置に配信する
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  17. 前記サーバ装置は、予め設定された更新契機毎に前記配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体を前記コンテンツ送信装置に配信する
    ことを特徴とする請求項16記載のコンテンツ配信システム。
  18. 前記サーバ装置は、前記配信管理情報として更に該当コンテンツを配信すべきコンテンツ送信装置を特定する送信機情報を登録し、
    前記配信管理情報で特定されるコンテンツ送信装置に該当コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項16記載のコンテンツ配信システム。
  19. 前記コンテンツ送信装置は、前記サーバ装置から配信された前記配信管理情報と配信すべきコンテンツを保存し、
    前記配信管理情報で特定されたコンテンツ受信装置から、配信可能時間帯にコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項16記載のコンテンツ配信システム。
  20. 前記コンテンツ送信装置は、配信するコンテンツを格納する記憶手段を備え、
    前記配信管理情報で特定される配信可能時間帯が過ぎたコンテンツを前記記憶手段から削除する
    ことを特徴とする請求項16記載のコンテンツ配信システム。
  21. 前記サーバ装置は、ある更新契機からその次回の更新契機の間に逐次前記配信管理情報を作成し、ある更新契機で前記コンテンツ送信装置に配信したコンテンツに対して、次回の更新契機の前に前記配信管理情報の登録を受けると、該当コンテンツの配信可能時間帯内までに前記コンテンツ送信装置に該当コンテンツの削除否情報を送信する
    ことを特徴とする請求項20記載のコンテンツ配信システム。
  22. コンテンツ受信装置と通信してコンテンツを配信するコンテンツ送信装置において、
    配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報が登録され、
    前記配信管理情報で特定されたコンテンツ受信装置から、配信可能時間帯にコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する
    ことを特徴とするコンテンツ送信装置。
  23. 配信するコンテンツを格納する記憶手段を備え、
    前記配信管理情報で特定される配信可能時間帯が過ぎたコンテンツを前記記憶手段から削除する
    ことを特徴とする請求項22記載のコンテンツ送信装置。
  24. 前記記憶手段は、配信するコンテンツを格納する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に格納するコンテンツを格納する第2の記憶手段を備え、
    前記配信管理情報で特定される配信可能時間帯に合わせて該当コンテンツを前記第2の記憶手段から前記第1の記憶手段に格納し、
    配信可能時間帯が過ぎたコンテンツを少なくとも前記第1の記憶手段から削除する
    ことを特徴とする請求項23記載のコンテンツ送信装置。
  25. 配信可否情報を利用者に通知する通知手段を備えた
    ことを特徴とする請求項22記載のコンテンツ送信装置。
  26. コンテンツ送信装置と通信してコンテンツを受信するコンテンツ受信装置において、
    コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する識別情報を前記コンテンツ送信装置に通知する
    ことを特徴とするコンテンツ受信装置。
  27. 前記コンテンツ送信装置から通知される配信可否情報を利用者に通知する通知手段を備えた
    ことを特徴とする請求項26記載のコンテンツ受信装置。
  28. 少なくとも一台のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信するサーバ装置において、
    あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、
    前記配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体を前記コンテンツ送信装置に配信する
    ことを特徴とするサーバ装置。
  29. 予め設定された更新契機毎に前記配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体を前記コンテンツ送信装置に配信する
    ことを特徴とする請求項28記載のサーバ装置。
  30. ある更新契機からその次回の更新契機の間に逐次前記配信管理情報を作成し、ある更新契機で前記コンテンツ送信装置に配信したコンテンツに対して、次回の更新契機の前に前記配信管理情報の登録を受けると、該当コンテンツの配信可能時間帯内までに前記コンテンツ送信装置に該当コンテンツの削除否情報を送信する
    ことを特徴とする請求項29記載のサーバ装置。
  31. コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信方法において、
    前記コンテンツ送信装置は、配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報が少なくとも指定された配信管理情報を登録し、
    前記配信管理情報で特定されたコンテンツ受信装置から、配信可能時間帯にコンテンツのダウンロード要求を受信すると、該当コンテンツを配信する
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  32. 前記コンテンツ受信装置は、コンテンツのダウンロード要求として、自機を特定する前記識別情報を前記コンテンツ送信装置に通知し、
    前記コンテンツ送信装置は、前記コンテンツ受信装置から受信した前記識別情報が、前記配信管理情報に登録されている場合は、配信可能時間帯であれば該当コンテンツを配信する
    ことを特徴とする請求項31記載のコンテンツ配信方法。
  33. 前記コンテンツ送信装置は、前記配信管理情報で特定される配信可能時間帯が過ぎたコンテンツを削除する
    ことを特徴とする請求項31記載のコンテンツ配信方法。
  34. サーバ装置から少なくとも一台のコンテンツ送信装置にコンテンツを配信し、コンテンツ送信装置とコンテンツ受信装置の間で通信を行いコンテンツを配信するコンテンツ配信方法において、
    前記サーバ装置は、あらかじめ指定された配信すべきコンテンツを特定するコンテンツ特定情報と、該当コンテンツの配信可能時間帯情報と、該当コンテンツの配信を許諾するコンテンツ受信装置を特定する識別情報を少なくとも登録して配信管理情報を作成し、
    前記配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体を前記コンテンツ送信装置に配信する
    ことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  35. 前記サーバ装置は、予め設定された更新契機毎に前記配信管理情報および該配信管理情報で特定される配信すべきコンテンツ本体を前記コンテンツ送信装置に配信する
    ことを特徴とする請求項34記載のコンテンツ配信方法。
  36. 前記サーバ装置は、ある更新契機からその次回の更新契機の間に逐次前記配信管理情報を作成し、ある更新契機で前記コンテンツ送信装置に配信したコンテンツに対して、次回の更新契機の前に前記配信管理情報の登録を受けると、該当コンテンツの配信可能時間帯内までに前記コンテンツ送信装置に該当コンテンツの削除否情報を送信する
    ことを特徴とする請求項34記載のコンテンツ配信方法。
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