JP2005337370A - 圧縮空気供給用ソケット - Google Patents
圧縮空気供給用ソケットInfo
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Abstract
【解決手段】高圧専用プラグ60の先端部60bは小径の筒状に突出し、この筒状の部分の側面に複数の流体通路60cが形成されている。プラグ接続口29に高圧専用プラグ60を挿入すると、高圧専用プラグ60の先端部60bが強制開弁部材16に当接し、強制開弁部材16を押圧して、強制開弁部材16を隔壁3bの方向に移動させる。これにより、圧力制御弁ピストン11が隔壁3bに押し付けられて固定され、圧力制御弁ピストン11の突起部11bが弁体9を環状隆起部3fから離隔させる。こうして弁体9は開弁状態に固定される。
【選択図】図7
Description
この圧縮空気供給用ソケットの高圧用の圧力制御弁は、圧縮空気供給用ソケットに流入した高圧の圧縮空気を予め設定された圧力になるように減圧して常圧用の圧力制御弁に供給する機能を備え、圧力制御弁の下流側圧力が設定圧力に達すると閉弁して圧縮空気の供給を停止し、また、圧力制御弁の下流側圧力が設定圧力よりも高圧になるとリリーフ機能が働いて圧力制御弁の下流側圧力を設定圧力まで減圧させる。高圧用の圧力制御弁は、圧縮空気供給用ソケットに高圧専用プラグが接続されたときにも、常圧専用プラグが接続されたときにも、同様に機能する。
これに対して、同ソケットの常圧用の圧力制御弁は、圧縮空気供給用ソケットに高圧専用プラグが接続されるか、常圧専用プラグが接続されるかによって、その機能が異なる。すなわち、常圧専用プラグが接続されると、常圧用の圧力制御弁は、高圧用の圧力制御弁から流入した高圧の圧縮空気を予め設定された圧力になるように減圧して常圧用空圧機器に供給するが、圧力制御弁の下流側圧力が設定圧力に達すると閉弁して圧縮空気の供給を停止し、また、圧力制御弁の下流側圧力が設定圧力よりも高圧になるとリリーフ機能が働いて圧力制御弁の下流側圧力を設定圧力まで減圧させる。しかし、高圧専用プラグが接続されると、常圧用の圧力制御弁は強制的に開弁状態に維持され、高圧用の圧力制御弁から流入した高圧の圧縮空気を高圧用空圧機器にそのまま供給する。
図1は、本発明の圧縮空気供給用ソケット1の基本構造を示す断面図である。ソケット1の全体的な特徴は、ソケット1の構成要素が軸線Xに沿って配置されていることにある。ソケット1のハウジング2は、圧力制御弁ハウジング3と開閉弁ハウジング4とを圧力室ハウジング5によって連結することによって構成される。これらのハウジング3、4、5は、全体として、中空の円筒形状の部材によって構成される。この結果、ソケット1のハウジング2も全体として円筒状の形態を成す。
隔壁3bの上流側空間3cの側の面には、流体通路3eの開口部を囲繞するように、環状の隆起部3fが形成されている。また、流体通路3eの一部には、下流側空間3dに向かって拡径した形状の部分が形成されている。
高圧専用プラグ60は、常圧専用プラグ50とは異なり、先端部60bが小径の筒状に突出し、この筒状の部分の側面に複数の流体通路60cが形成されている。プラグ接続口29に高圧専用プラグ60を挿入すると、高圧専用プラグ60の先端部60bが強制開弁部材16に当接し、強制開弁部材16を押圧して、強制開弁部材16を図7中の右方に移動させる。これにより、圧力制御弁ピストン11が隔壁3bに押し付けられて固定され、圧力制御弁ピストン11の突起部11bが弁体9を環状隆起部3fから離隔させる。こうして弁体9は開弁状態に固定される。
これと同時に、高圧専用プラグ60の外面に形成された肩部60dが、開閉弁7のピストン19に係合して、ピストン19を軸線Xに沿って圧力室26の内部に突出させる。これにより、ピストン19の流体通路19aが圧力室26に連通し、開閉弁7が開放したことになる。
開閉弁7が開放すると、ポート部材8の中央貫通孔8aに流入した圧縮空気は、弁体9と環状隆起部3fの間隙を通過して流体通路3eに流入し、次いで、ピストン11に形成された複数の流体通路15を通って圧力室26に流入する。圧力室26に流入した圧縮空気は、開閉弁7の流体通路19aを通ってピストン19の内部に流入し、高圧専用プラグ60から高圧用空圧機器に供給される。このとき、弁体9と環状隆起部3fの間隙は一定で変化しないから、ポート部材8に供給された圧縮空気は、減圧されることなく、そのまま高圧専用空圧機器に供給される。また、高圧専用プラグ60が接続されているときには、リリーフ通路14が開放することはない。したがって、ポート部材8の中央貫通孔8aに供給された圧縮空気を連続的に利用することができる。
1 圧縮空気供給用ソケット
2 ハウジング
3 圧力制御弁ハウジング
4 開閉弁ハウジング
5 圧力室ハウジング
6 環状弁座部材
7 開閉弁
8 ポート部材
9 弁体
10 圧縮コイルバネ
11 ピストン
11b 突起部
12 シールリング
13 シールリング
14 リリーフ通路
15 流体通路
16 強制開弁部材
17 バネ室
18 圧力調整バネ
19 開閉弁ピストン
19a 流体通路
20 シールリング
21 圧縮コイルバネ
27 圧縮コイルバネ
28 プラグ係止装置
50 常圧専用プラグ
60 高圧専用プラグ
100 強制開弁部材を有さない圧縮空気供給用ソケット
200 圧力計
Claims (4)
- ハウジングと、前記ハウジングの内部に形成された流体通路と、前記流体通路の上流側端部に開口した圧縮空気流入口と、前記流体通路の下流側端部に開口したプラグ接続口と、前記流体通路に介装された圧力制御弁とを有し、前記圧力制御弁は、前記流体通路を1次側通路と2次側通路とに画成する、弁装置と、前記弁装置と前記プラグ接続口との間に形成されたシリンダ部と、前記シリンダ部に摺動自在に嵌合し、かつ、前記弁装置の方向に往復動することによって前記弁装置の弁開度を変化させる、ピストンと、前記弁装置を開弁させる方向に前記ピストンを常時付勢する圧力調整バネと、前記2次側通路と前記ハウジングの外部との間に延在し、かつ、前記ピストンが前記弁装置に係合すると閉鎖し、前記ピストンが前記弁装置から離隔すると開放する、リリーフ通路と、前記プラグ接続口に高圧専用プラグが接続されると、前記ピストンを前記弁装置に係合させると共に前記弁装置を開弁させる、強制開弁部材とを有することを特徴とする、圧縮空気供給用ソケット。
- 請求項1に記載の圧縮空気供給用ソケットにおいて、前記ピストンと前記プラグ接続口の間の前記2次側通路に、前記プラグ接続口にプラグが接続されたときに開放し、かつ、前記プラグ接続口にプラグが接続されていないときに閉鎖する、開閉弁を介装し、前記ピストンと前記開閉弁の間の前記2次側通路に圧力室を画成し、前記ピストンの前記圧力室側の端面に前記強制開弁部材の一端を連結し、前記強制開弁部材は、前記圧力室を横切り、更に、前記開閉弁の弁体を貫通して延在し、前記強制開弁部材の他端は前記開閉弁の下流側に位置し、前記強制開弁部材は、前記開閉弁の弁体によって、気密状態を維持しつつ摺動可能に支持された、前記圧縮空気供給用ソケット。
- 請求項2に記載の圧縮空気供給用ソケットにおいて、前記圧力室の圧力を表示する圧力計を有する、前記圧縮空気供給用ソケット。
- 請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の圧縮空気供給用ソケットにおいて、前記圧縮空気供給用ソケットは、更に、前記1次側通路に介装された第2の圧力制御弁を有し、前記第2の圧力制御弁は、前記1次側通路を、前記圧縮空気流入口に連通する1次側上流通路と、前記弁装置の上流側に連通する1次側下流通路とに画成する、第2の弁装置と、前記1次側下流通路に沿って形成されたシリンダ部と、前記シリンダ部に摺動可能に嵌合し、かつ、前記第2の弁装置に係合して前記第2の弁装置の弁開度を変化させる、第2のピストンと、前記第2の弁装置を開弁させる方向に前記第2のピストンを付勢する第2の圧力調整バネと、前記1次側下流通路と前記ハウジングの外部との間に延在し、かつ、前記第2のピストンが前記第2の弁装置に係合すると閉鎖し、前記第2のピストンが前記第2の弁装置から離隔すると開放する、第2のリリーフ通路とを有する、前記圧縮空気供給用ソケット。
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Family Applications (1)
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2004
- 2004-05-26 JP JP2004156880A patent/JP2005337370A/ja active Pending
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