JP2005335825A - エレベータ用巻上機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータのステータ部分を全周の一部に部分的に配置し、全周のうちの余った残りの部分にブレーキ部分を配置することにより薄型化を実現したエレベータ用巻上機を得る。
【解決手段】 主索が巻き掛けられる駆動綱車1と、この駆動綱車の内周面の全周に亘って設けられ、多数の永久磁石2aが配置されたロータ2と、ロータの内側の半周部分を占めるように配置され、ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに重合するように設けられたステータ3と、ロータの内側の残り半周部分を占めるように配置され、ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに重合するように設けられたブレーキ4とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、駆動綱車部分、モータ部分及びブレーキ部分の配置を工夫することにより薄型化を実現したエレベータ用巻上機に関するものである。
従来のエレベータ用巻上機においては、構成上必要とされる駆動綱車部分、モータ部分及びブレーキ部分を配置する際、通常は各部位が全周に亘り存在するため、例えばモータ部分の内側にブレーキ部分を配置する等の工夫により薄型化を図っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−265172号公報
従来のエレベータ用巻上機では、駆動綱車部分とモータ部分の厚みは必要であるため、それ以上薄型化することはその構造上では不可能であった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、モータのステータ部分を全周の一部に部分的に配置し、全周のうちの余った残りの部分にブレーキ部分を配置することにより薄型化を実現したエレベータ用巻上機を提供するものである。
この発明に係るエレベータ用巻上機においては、主索が巻き掛けられる駆動綱車と、この駆動綱車の内周面の全周に亘って設けられ、多数の永久磁石が配置されたロータと、ロータの内側の半周部分を占めるように配置され、ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに重合するように設けられたステータと、ロータの内側の残り半周部分を占めるように配置され、ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに重合するように設けられたブレーキとを備えたものである。
また、ステータは、半周形状部分のみがロータの内側の半周部分に配置されており、一方、ブレーキは、半周形状部分のみがロータの内側の残りの半周部分に配置されているものである。
また、ステータは、1/4周形状部分をロータの内側の半周部分を占めるように互いに対称的に配置されており、一方、ブレーキは、ステータ間にあって1/4周形状部分をロータの内側の残りの半周部分を占めるように互いに対称的に配置されているものである。
この発明によれば、主索が巻き掛けられる駆動綱車と、この駆動綱車の内周面の全周に亘って設けられ、多数の永久磁石が配置されたロータと、ロータの内側の半周部分を占めるように配置され、ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに重合するように設けられたステータと、ロータの内側の残り半周部分を占めるように配置され、ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに重合するように設けられたブレーキとを備えたので、駆動綱車の厚さのみ構成することができ、より一層の薄型化ができる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明を実施するための実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の概略構造を示す縦断面図、図2は同じく正面図である。
図1において、この発明のエレベータ用巻上機は、最外周の全体に亘って設けられ、外周面に主索(図示せず)が巻き掛けられる綱溝1aが設けられた断面コ字状の駆動綱車1と、この駆動綱車1の内周面の全周に亘って設けられ、多数の永久磁石2aを充填樹脂2bにより被覆してなるロータ2と、このロータ2の内側の半周部分に亘って所定の間隙を置いて互いに縦方向に重合するように設けられ、半周部分を占めるように複数個に分割して配置されたステータ3と、ロータ2の内側の残り半周部分に亘って所定の間隙を置いて互いに縦方向に重合するように設けられ、残り約半周部分を占めるように2個に分割して配置されたブレーキ4とから構成されている。このブレーキ4は、ブレーキマグネット4a及びブレーキライニング4bとから構成されている。また、ロータ2の内周面は、充填樹脂2の表面により曲面仕上げとなっているので、ロータ面を構成するとともに、これと対向するブレーキライニング4bのブレーキ制動面を構成するものである。なお、図中、5は駆動綱車1及びロータ2の軸受ベアリングである。
従って、この発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機は、駆動綱車1の厚さのみで巻上機を構成するために、駆動綱車1の内側に配置するステータ3を従来の半分の大きさに分割して半周部分に配置するとともに、このステータを分割して空いた残りの半周部分の空間にブレーキ4を配置したものである。これにより、ロータ面とブレーキの制動面を同一面とすることができ、巻上機を薄型化することができる。ここでステータは半分と述べたが、必ずしもその値に限るものではなく、それを上回るまたは下回っても良いものであり、その場合も同様の効果が得られるのは自明である。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ用巻上機の概略構造を示す正面図である。
図3において、この発明のエレベータ用巻上機は、最外周の全体に亘って設けられ、外周面に主索(図示せず)が巻き掛けられる綱溝1aが設けられた断面コ字状の駆動綱車1と、この駆動綱車1の内周面の全周に亘って設けられ、多数の永久磁石2aを充填樹脂2bにより被覆してなるロータ2と、このロータ2の内側に1/4周(90度)の範囲内で互いに対称的に設けられ、ロータ2の内側面と所定の間隙を置いて互いに縦方向に重合するように設けられた複数個に分割された一対のステータ3と、ロータ2の内側に1/4周(90度)の範囲内で互いに対称的に設けられ、ロータ2の内側面と所定の間隙を置いて互いに縦方向に重合するように設けられた一対のブレーキ4とから構成されている。このブレーキ4は、ブレーキマグネット4a及びブレーキライニング4bとから構成されている。また、ロータ2の内周面は、充填樹脂2bの表面により曲面仕上げとなっているので、ロータ面を構成するとともに、これと対向するブレーキライニング4bのブレーキ制動面を構成するものである。また、一対のステータ3及び一対のブレーキ4は、互いに1/2周(180度)間隔で対称的に配置されているものである。なお、図中、5は駆動綱車1及びロータ2の軸受ベアリングである。
従って、この発明の実施の形態2におけるエレベータ用巻上機は、駆動綱車1の厚さのみで巻上機を構成するために、駆動綱車1の内側に配置するステータ3を従来の半分の大きさのものを更に2分割し、この2分割されたステータ3を互いに1/2周(180度)間隔で対称的に配置するとともに、同じく駆動綱車1の内側に配置するブレーキ4を従来の半分の大きさのものを更に2分割し、この2分割されたブレーキ4を互いに1/2周(180度)間隔で対称的に配置したものである。これにより、巻上機全体のバランスを考慮した配置とすることができる。ここでステータは1/4周と述べたが、必ずしもその値に限るものではなく、それを上回るまたは下回っても良いものであり、その場合にも同様の効果が得られるのは自明である。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ用巻上機の概略構造を示す縦断面図、図5は同じく正面図、図6は要部構造を示す拡大斜視図である。
この発明の実施の形態3におけるエレベータ用巻上機は、断面コ字状の駆動綱車1の内周面の全周に亘って設けられるロータ2の内側面をそのままブレーキ4の制動面として利用できるようにするために、図6に示すように、駆動綱車1のコ字状開放面側に多数の永久磁石挿入穴1bを形成し、この永久磁石挿入穴1b内に永久磁石2aを埋め込み接着剤にて接着したものである。上記以外の構成は、実施の形態1と略同様である。
従って、この発明の実施の形態3におけるエレベータ用巻上機は、駆動綱車1の厚さのみで巻上機を構成するために、駆動綱車1の内側に配置するステータ3を従来の半分の大きさに分割して半周部分に配置するとともに、このステータを分割して空いた残りの半周部分の空間にブレーキ4を配置したものであって、更にロータ2の内側面をそのままブレーキ4の制動面として利用できるようにするために、駆動綱車1のコ字状開放面側に多数の永久磁石挿入穴1bを形成し、この永久磁石挿入穴1b内に永久磁石2aを埋め込み接着剤にて接着したものである。これにより、永久磁石相互間の隙間に樹脂等を充填することなく、ロータ面をブレーキの制動面にそのまま利用することができる。
実施の形態4.
上記実施の形態1、2では、多数の永久磁石2aの間に樹脂2bを充填することにより、ロータ面とブレーキ制動面を同一としているが、図示しないが、多数の永久磁石2aの間に非磁性材を配置することにより、ロータ面とブレーキ制動面を同一としてもよいものである。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の概略構造を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ用巻上機の概略構造を示す正面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ用巻上機の概略構造を示す正面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用巻上機の概略構造を示す縦断面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用巻上機の概略構造を示す正面図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ用巻上機の要部構造を示す拡大斜視図である。
符号の説明
1 駆動綱車
1a 綱溝
1b 永久磁石挿入穴
2 ロータ
2a 永久磁石
2b 充填樹脂
3 ステータ
4 ブレーキ
4a ブレーキマグネット
4b ブレーキライニング
5 軸受ベアリング

Claims (8)

  1. 主索が巻き掛けられる駆動綱車と、
    この駆動綱車の内周面の全周に亘って設けられ、多数の永久磁石が配置されたロータと、
    前記ロータの内側の半周部分を占めるように配置され、前記ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに重合するように設けられたステータと、
    前記ロータの内側の残り半周部分を占めるように配置され、前記ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに重合するように設けられたブレーキと、
    を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  2. 主索が巻き掛けられる断面コ字状の駆動綱車と、
    この駆動綱車の内周面の全周に亘って設けられ、多数の永久磁石が配置されたロータと、
    前記ロータの内側の半周部分を占めるように配置され、前記ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに縦方向に重合するように設けられたステータと、
    前記ロータの内側の残り半周部分を占めるように配置され、前記ロータの内周面と所定の間隙を置いて互いに縦方向に重合するように設けられたブレーキと、
    を備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  3. ステータは、半周形状部分のみがロータの内側の半周部分に配置されており、一方、ブレーキは、半周形状部分のみがロータの内側の残りの半周部分に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ用巻上機。
  4. ステータは、1/4周形状部分をロータの内側の半周部分を占めるように互いに対称的に配置されており、一方、ブレーキは、上記ステータ間にあって1/4周形状部分をロータの内側の残りの半周部分を占めるように互いに対称的に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ用巻上機。
  5. ロータの内周面は、ロータ面及びブレーキ制動面として同一面で構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータ用巻上機。
  6. ロータの内周面は、多数の永久磁石の間に樹脂を充填することにより、ロータ面とブレーキ制動面を同一としたことを特徴とする請求項5記載のエレベータ用巻上機。
  7. ロータの内周面は、多数の永久磁石の間に非磁性材を配置することにより、ロータ面とブレーキ制動面を同一としたことを特徴とする請求項5記載のエレベータ用巻上機。
  8. 駆動綱車の開放面側に多数の永久磁石挿入穴を形成し、この永久磁石挿入穴に永久磁石を埋め込み固定することにより、ロータの内側面をそのままブレーキ制動面としたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータ用巻上機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009007138A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Mitsubishi Electric Corp エレベータの綱車装置

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