JP2005334622A - 靴の製作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 吊り込み作業を要としない靴製作方法を提供することである。
【解決手段】 本発明による靴製作方法は、靴型を用意し、該靴型に靴下を被せ、該靴下を樹脂材料で被覆し甲革を形成し、靴底を用意し、該靴底を甲革の底面に取り付けることを含む、ことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は靴の製作方法に関し、特に、吊り込み工程を伴わない靴の製作方法に関する。
従来から、木型を製作し、甲革を製作し、甲革を木型に馴染ませ(吊り込みし)、吊り込んだ甲革と底材とを縫い付け、底材に中敷を敷くことからなる靴製作方法が知られている。
この靴製作方法における吊り込み工程では、甲革を引っ張って木型に沿わせ、この状態で釘を用いて甲革を木型に止める。
この吊り込み工程作業は、従来の靴製作には必須の重要なものであるが手間のかかる作業である。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、吊り込み工程を要しない、簡易な靴製作方法を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明の靴製作方法は、靴型を用意し、該靴型に靴下を被せ、該靴下を樹脂材料で被覆して甲革を形成し、靴底を用意し、該靴底を甲革の底面に取り付けることを含むことを特徴とする。
本発明では、前記甲革を形成する工程が、所望する靴の形状を得るのに余分な前記甲革の部分をカットすることを含むのが好ましい。
また、前記甲革の外層を形成する前記樹脂材料は、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリルゴム、アクリルシリコン、熱可塑性エラストマーの群から選択される、のが好ましい。
上記目的を達成するため、本発明の深型注文生産靴製作方法はまた、注文者が履いている第1靴下に石膏ギプスを巻いて固まらせ、注文者の足から石膏ギプスを外して、1次陰性石膏型を得、該1次陰性石膏型に石膏を流し込み、該石膏を固まらせて、1次陽性石膏型を形成し、前記1次陰性石膏型から1次陽性石膏型を取り出し、該1次陽性石膏型の足底部に加熱軟化させた発泡樹脂材料を付けて成型して、中敷部を形成し、該中敷部を備えた前記1次陽性石膏型に石膏ギプスを巻いて固まらせ、2次陰性石膏型を形成し、該2次陰性石膏型を、前記中敷部を備えた前記1次陽性石膏型から外し、前記2次陰性石膏型に石膏を流し込んで固まらせて、2次陽性石膏型を形成し、前記2次陰性石膏型から前記2次陽性石膏型を取り出し、該2次陽性石膏型に第2靴下を被せ、該第2靴下のヒールカウンター部分及びトウボックス部分の少なくとも一方に硬化処理を施して芯を形成し、第3靴下を前記第2靴下に被せて、前記第2靴下と結合させ、前記第3靴下に硬質又は半硬質樹脂材料を塗布して、甲革の外層を形成し、該甲革から前記2次陽性石膏型を取り出し、前記甲革に靴底を取り付け、前記中敷部を前記甲革内部に敷設することを含む、ことを特徴とする。
この発明では、前記芯は繊維強化樹脂部材からなる、のが好ましい。
また、前記第2靴下は無縫製靴下からなり、前記第1靴下と前記第2靴下とが接着剤によって結合される、のが好ましい。
更に、前記甲革の外層を形成する前記硬質又は半硬質樹脂材料は、スチレンブタジエンゴムのようなセメント配合合成ゴム、ポリウレタン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリルゴム、アクリルシリコン、熱可塑性エラストマーの群から選択される、のが好ましい。
上記構成による本発明の靴製作方法では、靴型に靴下を被せ、該靴下に樹脂材料で被覆し、これを硬化させて甲革を形成することとしたので、手間のかかる吊り込み工程なしに、靴を製作することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明による靴製作方法の実施形態について説明する。
図1を参照すると、靴製作方法の第1工程である、靴型1に靴下2を被せる工程が示されている。
靴型1は、万人向けに作られた、異なる寸法形状のものの中から選択された任意の1つのものであっても良いし、靴注文者の足の寸法形状に基づいて個々的に作られたものであっても良く、また、靴型1は、木、樹脂、金属、石膏など、既存の靴型に用いられている任意の材料で作られる。靴下2は既知の任意のものを用いることができる。
本発明の靴製作方法は、その第2工程として、図2に示すように、靴型1に被せられた靴下2を樹脂材料3で被覆する工程を有する。樹脂材料3で被覆する靴下2の領域は、靴型1に対応する部分で十分である。
樹脂材料3は、靴下2を被覆することにより、(硬化し、または、硬化させることによって)甲革を形成することができる材料であれば良く、軟質樹脂、硬質樹脂、或いは、半硬質樹脂のいずれをも用いることができ、例えば、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン、塩化ビニル、酢酸ビニル、シリコン、熱可塑性エラストマー、又は、これらの組み合わせを用いることができる。
樹脂材料3による靴下2の被覆は、この実施形態では、浸漬法により行われた。すなわち、樹脂材料3を溶解し、溶解した樹脂材料3に靴下2を被せた靴型1を浸け、靴型1に対応した靴下2の部分に樹脂材料3を被覆させた。
しかし、樹脂材料3による靴下2の被覆の仕方は、浸漬法に特に限定されず、これと同様な効果をもたらす任意の方法を用いることができる。例えば、溶解させた樹脂材料3を、刷毛などを用いて、靴型1型に被せた靴下2の適当部分に塗るという塗布法を用いても良いし、溶解させた樹脂材料3をスプレー手段を用いて靴型1型に被せた靴下2の適当部分に吹き付けるという吹き付け法を用いても良い。
かくして、本発明では、手間のかかる吊り込み作業なしに甲革を形成することができる。
本発明の靴製作方法は、その第3工程として、図3に示すように、別個に用意しておいた靴底5を甲革4の底面に取り付ける工程を有する。甲革4の底面への靴底5の取り付けは、例えば、甲革4の底面及び/又は靴底5の上面に接着剤を塗布し、これらを接着することによって行っても良いし、靴底5を甲革4の底部に糸で縫いつけても良い。靴底5は、既知の任意のものでよい。
本発明の靴製作方法は、その第4工程として、所望する靴の形状を得るのに余分な甲革の部分をカットする工程を有する。勿論、この工程は、所望する靴の形状を得るのには不要となる靴下2の領域又は部分に樹脂材料3をつけないことによって、省略することができる。図4Aは、短靴タイプの靴に適するように余分な部分をカットした甲革4の例を示し、図4Bは、所謂パンプスタイプの靴に適するようにカットした甲革4の例を示す。図4A、図4Bにおいて、カットされた甲革4の部分、すなわち、縁部を破線で示す。
本発明の靴製作方法は、その第5工程として、靴下2と、軟性質樹脂材料3による被覆層とからなる甲革から靴型1を引き抜く工程を有する(図示せず)。
尚、上記第3乃至第5工程の順序は、上記例の順序に限定されず、例えば、甲革4への靴底5の取り付けに先立って、甲革4の不要部分をカットしても良い。
かくして得られた靴底5付き甲革4は、吊り込み工程を含む従来の靴製作方法を用いて得られるものに相当する。従って、靴底5付き甲革4に対して以降必要になる所謂仕上げ工程は、従来の靴製作方法における既知の仕上げ工程を用いることができる。すなわち、以降の工程は、本発明の特徴を構成しない。
念のため、仕上げ工程を、図4Aに示した靴底5付き甲革4を用いて短靴タイプの靴を製作する場合を例にとって説明する。
先ず、図5に示すように、甲革4の上方開口部、すなわち、履き口4Aの前縁中央部から前方に向けて甲革4を切開し、切開部6の左右各側方部に羽根部6A、6Bを形成する。羽根部6A、6Bは、切開された甲革4の部分を折り返し、これを縫製して形成しても良い。
次いで、図6に示すように、切開部6の前端部に隣接した甲革4の部分に舌革等の舌部材7を縫い付け、各羽根部6A、6Bに鳩目8を形成し、中敷(図示せず)を履き口4Aから挿入し、鳩目8に靴紐9を通す。
既に知られているように、羽根部6A、6Bに、鳩目8を形成する代わりに、留め部材(図示せず)を取り付けても良い。この留め部材は、例えば、その左側端部を羽根部6Aに固定し、右側端部の下面に雄形ベルクロバンドを取り付け、羽根部6Bに雌形ベルクロバンドを固定することによって構成しても良い。
かくして得られた靴に、その他の既知の追加の作業を施すことは自由である。例えば、甲革4の適所に飾り穴を設けても良い。
次に、本発明による靴製作方法の別の実施形態を説明する。
この実施形態は、本発明を、深型注文生産靴の製作方法に適用したものである。
この靴製作方法では、先ず、靴注文者の足から石膏型を得る。
すなわち、図7に示すように注文者の足10に既知の任意の靴下11を履かせ、その上につま先の先端から足関節の内踝より上約3cmまで石膏ギプス12を巻き、足関節及び距骨下関節の配列を整えた状態で5〜10分間保持し、石膏ギプス12が固まるのを待つ。固まったら、石膏ギプス12の足背面に縦切開を入れて足10から石膏ギプス12を外す。切開部を石膏ギプスで塞いで、1次陰性石膏型14を得る。
石膏ギブス12を巻くのに先立って靴下2を履くのは、靴下11の厚みを靴に反映させるためであり、従って、1次陰性石膏型14の内部は靴下の厚さ分だけ実際の足よりも大きくなっている。
次の工程は、図8に示すように、1次陰性石膏型14に石膏15を流し込むことである。石膏15を流し込み、石膏を硬化させる。石膏が固まったら外側の1次陰性石膏型14を外し、むき出しになった石膏15の表面をヤスリで整え、これにより1次陽性石膏型16を得る。
次ぎに、1次陽性石膏型16の足底部に加熱軟化した発泡樹脂材料、例えば熱可塑性ポリエチレンフォーム17を付けて成型し、それにより足底部に適合した中敷部(insole)18が製作される(図9)。
次の工程として、図10に示すように、先の1次陽性石膏型16の足底部に熱可塑性ポリエチレンフォームの中敷18を合わせたまま、その上から石膏ギプス19を巻いて、固まるまで、5〜10間そのままに保持する。固まったら、石膏ギブス19の背面に縦切開を入れて1次陽性石膏型16と中敷18から石膏ギブス19を外す。次いで、石膏ギブス19の切開部を石膏ギプスで塞ぎ、かくして2次陰性石膏型20を得る。
次ぎに、図11に示すように、2次陰性石膏型20に石膏21を流し込み、図8に示す工程と同様に石膏が固まるのを待つ。石膏21が固まったら2次陰性石膏型20を外し、むき出しになった石膏21の表面をヤスリで整え、これにより中敷18を入れる余裕をもった深型の2次陽性石膏型22を得る。
次の工程は、図12に示すように、無縫製(シームレス)靴下23を2次陽性石膏型22の上に被せることである。被せた靴下23は後工程での甲革の裏張りとなる。
次ぎの工程は靴のための芯24を製作することである。芯24は、ヒールカウンター(heel counter)部分とトウボックス(toe box)部分に相当する部分の靴下23の上に硬化処理を施すことによって形成される。具体的には、例えば、グラスファイバーの様な強化繊維の布片を当該部分に貼り付け、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などの樹脂を塗布し硬化させて芯24A、24Bを形成する(図13及び14)。
次いで、図15に示すように、1枚目の靴下23及び芯24に、接着剤、例えば水性ボンドを薄く塗り、その上に2枚目の無縫製(シームレス)靴下25を被せ、1枚目の靴下23と接着させる。そして、図16に示すように、その靴下25の上からこれにディップモールディングで、スチレンブタジエンゴムのようなセメント配合合成ゴム、ポリウレタン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリルゴム、アクリルシリコン、熱可塑性エラストマーなどの硬質又は半硬質樹脂材料26を満遍なく付ける。図16から分かるように、デッィップモールディングは、靴の履き口までとして靴下の履き口部分27には硬質又は半硬質樹脂材料を付着させないようにするのが望ましい。硬質又は半硬質樹脂材料26は少なくとも最初の裏張りとなる靴下の表面までしみ込んで芯24をサンドイッチにした甲革28が形成される。
次ぎの工程は、2次陽性石膏型22の型抜きである。先ず、甲側に、ニ層をなしている靴下の履き口から、のど部を経て爪革に相当する部分まで縦切開29を入れ、この縦切開切開29により甲革28がその部分で開くことにより2次陽性石膏型22を甲革28から引き抜くことができる(図17)。甲革28を、そのニ層の靴下の硬質又は半硬質樹脂材料26の塗られていない部分でカットする。
最後の工程は底付けである。この底付けは、図18に示すように、先に得られた甲革28に別途用意された靴底30を接着剤で接着し、または糸で縫いつけて固定することによって達成される。
靴製作の仕上げとして、甲革28は外羽根(blucher)型とし、周径の調節機能を高めるために外科開き(surgical opening)とするのが望ましい。甲革28のカットされた端を内側に折り込んで、縫製固定して靴の履き口を形成する。甲革28と同じ素材の舌(tongue)31を先飾り(toe cap)部分に縫い付ける。図19に示すように、靴紐用の鳩目32を縦切開29に沿って設けてもよいし、或いは、ベルクロ(図示せず)を縫い付けてもよい。靴底30を削って靴全体の体裁を整え、最後に中敷18を靴内に挿入し、図示した例では、靴紐33を鳩目32に通すことによって、靴が完成する。
このようにして製作された靴に中敷18を入れたときには、靴の内部は足底から甲に至るまで注文者の足に完全に適合する形状を有することになる。本発明によれば、この様な足に適合する靴を、経験を必要とする吊り込み作業を伴わない、極めて単純且つ容易な手順で製作することができ、足の整形外科の分野において大変有用である。
本発明の第1実施形態における靴製作方法における、靴下を履かせた靴型の概略断面図である。 樹脂材料をつけた靴下の概略側面図である。 靴底が取り付けられた甲革の概略側面図である。 不要部分がカットされた甲革の概略側面図である。 一部切開された甲革の概略平面図である。 完成された靴の側面図である。 本発明の第2実施形態における靴製作方法における、注文者の足の靴下の上から石膏ギブスを巻いて1次陰性石膏型を製作している様子を示す断面図である。 1次陰性石膏型に石膏を流し込んで1次陽性石膏型を製作している様子を示す断面図である。 1次陽性石膏型の足底部に中敷を成型により形成した様子を示す断面図である。 図9に示す1次陽性石膏型及び中敷の上に石膏ギプスを巻いて2次陰性石膏型を製作している様子を示す断面図である。 2次陰性石膏型に石膏を流し込んで2次陽性石膏型を製作している様子を示す断面図である。 2次陽性石膏型に、甲革の内張りとなる靴下を履かせている様子を示す断面図である。 図12に示す2次陽性石膏型に履かせた靴下に強化樹脂による芯を形成している様子を示す断面図である。 図13の側面図である。 芯及び靴下の上にもう一枚の靴下を履かせた様子を示す断面図である。 図15の靴下の上にディップモールディングにより硬質又は半硬質樹脂材料を付着させて甲革を形成した様子を示す側面図である。 2次陽性石膏型から脱型させた甲革の側面図である。 甲革に靴底を付けた側面図である。 完成された靴の側面図である。
符号の説明
1 靴型
2 靴下
3 樹脂材料
4 甲革
5 靴底

Claims (7)

  1. 靴製作方法であって、
    靴型を用意し、
    該靴型に靴下を被せ、
    該靴下を樹脂材料で被覆して甲革を形成し、
    靴底を用意し、該靴底を甲革の底面に取り付けることを含む、
    靴製作方法。
  2. 前記甲革を形成する工程が、所望する靴の形状を得るのに余分な前記甲革の部分をカットすることを含む、請求項1記載の製作作方法。
  3. 前記甲革の外層を形成する前記樹脂材料は、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリルゴム、アクリルシリコン、熱可塑性エラストマーの群から選択される、請求項1に記載の靴の製作方法。
  4. 深型注文生産靴の製作方法であって、
    注文者が履いている第1靴下に石膏ギプスを巻いて固まらせ、
    注文者の足から石膏ギプスを外して、1次陰性石膏型を得、
    該1次陰性石膏型に石膏を流し込み、該石膏を固まらせて、1次陽性石膏型を形成し、
    前記1次陰性石膏型から1次陽性石膏型を取り出し、
    該1次陽性石膏型の足底部に加熱軟化させた発泡樹脂材料を付けて成型して、中敷部を形成し、
    該中敷部を備えた前記1次陽性石膏型に石膏ギプスを巻いて固まらせ、2次陰性石膏型を形成し、
    該2次陰性石膏型を、前記中敷部を備えた前記1次陽性石膏型から外し、
    前記2次陰性石膏型に石膏を流し込んで固まらせて、2次陽性石膏型を形成し、
    前記2次陰性石膏型から前記2次陽性石膏型を取り出し、
    該2次陽性石膏型に第2靴下を被せ、
    該第2靴下のヒールカウンター部分及びトウボックス部分の少なくとも一方に硬化処理を施して芯を形成し、
    第3靴下を前記第2靴下に被せて、前記第2靴下と結合させ、
    前記第3靴下に硬質又は半硬質樹脂材料を塗布して、甲革の外層を形成し、
    該甲革から前記2次陽性石膏型を取り出し、
    前記甲革に靴底を取り付け、
    前記中敷部を前記甲革内部に敷設することを含む、
    深型注文生産靴の製作方法。
  5. 前記芯は繊維強化樹脂部材からなる、請求項4に記載の深型注文生産靴の製作方法。
  6. 前記第2靴下は無縫製靴下からなり、前記第1靴下と前記第2靴下とが接着剤によって結合される、請求項4に記載の深型注文生産靴の製作方法。
  7. 前記甲革の外層を形成する前記樹脂材料は、スチレンブタジエンゴムのようなセメント配合合成ゴム、ポリウレタン、塩化ビニル、酢酸ビニル、アクリルゴム、アクリルシリコン、熱可塑性エラストマーの群から選択される、請求項4に記載の深型注文生産靴の製作方法。
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