JP2005334342A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Hideki Iwakura
秀樹 岩倉
Yoshiya Fukushima
由也 福島
Mitsuhiro Okazaki
光宏 岡崎
Masayuki Moro
政行 茂呂
Takashi Sato
隆志 佐藤
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】 環境条件によらず、洗浄槽において所定の温度の水が得られ、そのための加熱状況が外部からも視認できるような食器洗浄機を提供する。
【解決手段】
洗浄槽2内の温度に基づいた信号を出力する温度検出手段30と、温度検出手段30からの信号に基づいて、洗浄槽2に移送された洗浄水の温度を判定してデータとし、その水温のデータに基づいて洗浄槽2に移送する水を貯める貯湯タンク3内のすすぎ水の設定温度を決定し、貯湯タンク3内の水を加熱する加熱手段7の加熱を制御する制御手段200とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、食器洗浄機の制御に関するものである。特に洗浄槽の外に貯湯タンクを具備した食器洗浄機において、すすぎ、洗浄に適した温度の湯水を洗浄槽に提供しようとするものである。
従来の食器洗浄機では、洗浄槽内に加熱手段を設け、洗浄槽内に供給された湯水を加熱しながら洗浄等を行うタイプがあるが、食べかす、箸等が加熱手段上に落ちて加熱されて危険なこともある。そこで、貯湯タンクを備え、湯水(以下、水という)の加熱を洗浄槽とは別の貯湯タンクで行うようにした食器洗浄機がある。このような構成の食器洗浄機では、所定の温度に加熱して貯湯タンクに貯留しておき、洗浄、すすぎ等の工程を行う場合に、貯留した水を洗浄槽に送る。このとき、貯湯タンク内の水の温度を所定の温度に制御するため、水の温度を検出するための温度検出手段を貯湯タンク側に備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−303592号公報(図1)
しかしながら、上記のような構成の食器洗浄機では、貯湯タンク側だけに温度検出手段を備えて水温の制御を行っている。そのため、たとえ貯湯タンクの水の温度が、所定の温度に制御されていたとしても、気温、洗浄槽内の食器の量、材質(材質に基づく比熱)により洗浄槽での水の温度は異なったとしてもわからない。洗浄槽内の水温が異なると洗浄性能も変化し、水温が低ければ十分な性能が得られない。特に、1又は複数回行われるすすぎ工程の中で最終に行うすすぎ工程の場合、除菌を行うために、他のすすぎ工程等よりも所定の水温に制御できるようにする要求が高い。また、その後に乾燥工程が行われるが、乾燥工程に移行する際に、洗浄槽内、食器等の温度が高ければ、その分、乾燥工程における乾燥が円滑に行える。
また、これらの水温制御を行うために貯湯タンクに貯留された水を加熱するが、加熱状態が外部から見えないため、特に最初に洗浄槽に水が移送されるまでは食器洗浄機が洗浄等の動作を行っていないように見える。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、環境条件によらず、洗浄槽において所定の温度の水が得られ、また加熱状況が外部からも視認できるような食器洗浄機を提供することを目的とする。
本発明に係る食器洗浄機は、洗浄槽内の温度に基づいた信号を出力する温度検出手段と、温度検出手段からの信号に基づいて、洗浄槽に移送された洗浄水の温度を判定してデータとし、その水温のデータに基づいて洗浄槽に移送する水を貯める貯湯タンク内のすすぎ水の設定温度を決定し、貯湯タンク内の水を加熱する加熱手段の加熱を制御する制御手段とを備えたものである。
本発明によれば、食器洗浄機の洗浄槽内の温度(水温)に基づいた信号を送信する温度検出手段を設け、制御手段が、温度検出手段によって得られる洗浄水の温度データに基づいて、貯湯タンク内のすすぎ水の温度を決定して、貯湯タンク内に設けた加熱手段の加熱を制御するようにしたので、洗浄槽での水温を適温にすることができ、すすぎ水として必要な温度の水を効率よく、無駄に高温にすることなく提供することができる。特に乾燥工程直前の最終のすすぎ工程で用いるすすぎ水は、食器類の除菌効果、乾燥工程前の予熱効果を有しているため、本発明は、この水野温度を制御できる点で最も都合がよい。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態の食器洗浄機が収められるキッチンシステム例を表す図である。このキッチンシステム100は、流し台101と、カウンター102と、シンク部103とを備えておいる。この例では、カウンター102においてシンク部103の右側に食器洗浄機が設けられており、上面の蓋体26を開閉できるようになっている。また、食器洗浄機の前面には、食器洗浄機を操作し、各種動作設定を行うための操作部27が設けられている。
図2は第1の実施の形態の食器洗浄機を横から見た断面図である。また、図3は本実施の形態の食器洗浄機の概念図である。図2及び3において、食器洗浄機の機体1内には洗浄槽2が設けられている。ここで、本実施の形態における食器洗浄機は、洗浄槽2内に加熱手段7を設けず、後述の貯湯タンク3内に加熱手段7を設けた構成としている。そのため、洗浄槽2内の清掃がしやすくなっている。
機体1内には貯湯タンク3が配置されており、外部からの水が給水管4及び貯湯タンク3に接続された給水弁5を介して貯湯タンク3に給水されるようになっている。この貯湯タンク3は、洗浄槽2内に洗浄水又はすすぎ水を移送する前に貯留するタンクである。貯湯タンク3内には、前述したように貯湯タンク3内に溜められた洗浄水又はすすぎ水を加熱するための加熱手段7を設けており、洗浄やすすぎに適した温度まで加熱するようになっている。この加熱手段7の駆動制御は、後述するように、加熱手段駆動手段210を介して制御部201が行う。また、加熱手段7は、水だけでなく空気を加熱し、後述の乾燥工程において温風として利用する。この貯湯タンク3内の水又は空気の温度は、温度検出手段29で検出され、信号に変換されて、後述する温度判定手段204に出力される。
貯湯タンク3は、給湯管10及び給湯管11を介して洗浄槽2と接続されている。給湯管10と給湯管11との間には給湯ポンプ6が接続されている。給湯ポンプ6が駆動することで、給湯管10及び給湯管11を介して貯湯タンク3内の水を洗浄槽2に移送する。ここで、本実施の形態では、貯湯タンク3内に、2段階の水位を検出するための水位検出手段8及び水位検出手段9を設けている。ここで、図では特に示していないが、貯湯タンク3を機体1の前面に配置すれば簡単に交換や修理が行え、都合がよい。
また、洗浄槽2の底部に凹状の湯溜め部21を設けている。この湯溜め部21の上部開口には残滓物を捕集するためのフィルタ22が設けられている。また、本実施の形態では、洗浄槽2内の水温又は気温に基づいた信号を送信するための温度検出手段30を設けている。ここで、温度検出手段30を設ける位置について、本実施の形態では湯溜め部21とするが、例えば、配置スペースの関係等で設けられない場合もあるので、洗浄槽2内の水温等が精度よく検出できる位置であれば、その位置は限定しない。また、洗浄槽2の内壁又は外壁のどちらに設けてもよい。本実施の形態では、温度検出手段30が送信した信号も、温度検出手段29と同様に温度判定手段204に出力されるが、これに限定するものではなく、別の温度判定手段を設け、その手段に出力がなされるようにしてもよい。
この湯溜め部21と噴射排水兼用ポンプ15の給水口とを送水管16を介して接続している。さらに、噴射排水兼用ポンプ15の吐出口と洗浄槽2とを送水管17を介して接続している。ここで、洗浄槽2と接続した方の送水管17の端部に、複数の噴出口(図示せず)を有する噴射ノズル18を洗浄槽2の下部に位置するように設け、送水管17から送られた水を噴射する。これにより、貯湯タンク3から洗浄槽2内に送られた水は、湯溜め部21を介して噴射排水兼用ポンプ15に取り入れられ、さらに送水管17を介して洗浄槽2に送られ、噴射ノズル18によって洗浄槽2に収容された食器類19に噴射し、さらに湯溜め部21に溜まることで循環する。
また、湯溜め部21と噴射排水兼用ポンプ15とを排水管23を介して接続する。また、噴射排水兼用ポンプ15と外部排水管25とを排水管24を介して接続する。これにより、排水時においては、洗浄槽2の水は、湯溜め部21及び排水管23を介して噴射排水兼用ポンプ15によって取り入れられ、排水管24を通して外部排水管25(食器洗浄機外)に排水される。
ここで、洗浄槽2内には、食器類19を載置する食器かご20が収納されており、食器類19及び食器かご20は、上面の蓋体26を開けることにより、洗浄槽2への出し入れが自在となっている。また、機体1には、後述の制御装置200が収納される制御装置収納部(図示せず)が設置されている。
図4は第1の実施の形態における食器洗浄機の電気的系統を示すブロック図である。本実施の形態の食器洗浄機は、例えばマイクロコンピュータで構成された、制御手段となる制御装置200を備えている。制御装置200は、少なくとも制御部201、記憶部202、タイマー部203及び温度判定手段204を備えている。
制御部201には、少なくとも操作部27、水位検出手段8及び9、タイマー部203、温度判定手段204から、各種データを含む入力信号が送信される。そして、各種データに基づいて、利用者に加熱手段7の加熱状況を示すための表示ランプ32を点灯、点滅、消灯等をさせる表示ランプ駆動手段206、給水弁5の開閉をさせる給水弁駆動手段207、噴射排水兼用ポンプ15の送水、排水、停止をさせるポンプ駆動手段208、送風手段12の駆動、停止をさせる送風手段駆動手段209、加熱手段7の加熱、停止をさせる加熱手段駆動手段210、給湯ポンプ6の駆動、停止をさせる給湯ポンプ駆動手段211に、それぞれ対応する食器洗浄機内の各手段に対して動作指示のデータを含む駆動制御信号を送信し、駆動制御を行わせる。例えば加熱手段駆動手段210は、駆動制御信号に基づいて加熱手段7への電源供給を制御して駆動制御を行う。ここで、加熱手段駆動手段210による加熱手段7の駆動制御は、実質的には制御部201から送信される駆動制御信号に従って行っているだけであるので、以後は制御部201が加熱手段7の駆動制御を行うものとして説明する。
記憶部202は、洗浄水準備工程から乾燥工程に至るまでの食器洗浄機の動作を制御部201に実行させるためのプログラム、各工程を実行するために必要なデータ等を一時的又は長期的に記憶する。特に、本実施の形態では気温のデータ及び洗浄槽2内の水温のデータに基づいて加熱手段7の加熱温度設定を行うため、例えばマトリクスのテーブル(表)形式のデータとして作成した設定温度のデータも記憶している。また、タイマー部203は、時間計測を行い、工程時間等を管理する。そして、温度判定手段204は、温度検出手段29が検出した貯湯タンク3内の水の温度又は温度検出手段30が検出した洗浄槽2内の水の温度を判定し、そのデータを含む信号を制御部201に送信する。
本実施の形態は、洗浄槽2で適温となるすすぎ水を移送するため、制御装置200による、貯湯タンク3内で加熱し、貯湯しておくすすぎ水の設定温度を決定する。そのため、貯湯タンク3だけでなく、洗浄槽2内の温度(特に水温)を検出するための温度検出手段30を設ける。
ここで、単に、貯湯タンク3内で所定の温度に加熱された洗浄水が、移送された洗浄槽2内でどれだけ温度が下がっているかを温度検出手段30が検出し、制御装置200内の温度判定手段204が判定して得られた水温のデータのみに基づいて制御部201が設定温度を決定してもよい。ただ、本実施の形態では、洗浄槽2内に移送された洗浄水の温度を検出するだけでなく、さらに、動作開始時における温度検出手段30の検出に基づいて温度判定手段204が判定した温度の値を制御部201は気温のデータとして扱う。制御部201は、洗浄槽2内での洗浄水の水温のデータに、気温のデータを加味した上で、すすぎ水の設定温度を決定し、加熱手段7の駆動制御を行う。これにより、加熱による温度制御の精度をより高くし、すすぎ水(特に乾燥工程前の最終のすすぎ工程のすすぎ水)として必要な温度の水を効率よく、無駄に高温にすることなく提供することができる。なお、ここでは洗浄水とすすぎ水とを区別しているが、水としては同じものである。
図5は食器洗浄機の工程を表す図である。本実施の形態の食器洗浄機は、貯湯タンク3に水(洗浄水)を給水して洗浄に適した温度に加熱する洗浄水準備工程、貯湯タンク3内の洗浄水を洗浄槽2に移送する洗浄水移送工程、食器類19を洗浄する洗浄工程、貯湯タンク3に水(すすぎ水)を給水してすすぎに適当な温度に加熱するすすぎ水準備工程、貯湯タンク3内のすすぎ水を洗浄槽2に移送するすすぎ水移送工程、すすぎを行うすすぎ工程、濡れた食器類19を乾燥させる乾燥工程及び洗浄槽2内の水を最終的に排水する排水工程の8つの工程に分類される。ここで、すすぎ工程は3回繰り返すため、すすぎ水準備工程及びすすぎ水移送工程もそれぞれ3回繰り返すことになる。また、各すすぎ水準備工程は、洗浄工程、すすぎ工程と並行して行う。
図6は操作部27及び表示ランプ32の構成を表す図である。操作部27は、スタート/一時停止ボタン34及び電源切/入ボタン35で構成されている。また、加熱中教示手段である表示ランプ32は、例えば、加熱手段7が駆動し、加熱を行っていれば点灯状態となり、行っていなければ消灯状態となる。例えば、洗浄水準備工程の工程の場合、給湯ポンプ6、噴射排水兼用ポンプ15等が駆動していないため、食器洗浄機の動作を音で確認することは困難である。したがって、使用者が食器洗浄機が動作していないと誤認をしやすい。そのため、貯湯タンク3内で加熱手段7が駆動していることを表示ランプ32が点灯して示すことにより、食器洗浄機が動作していることを示すことができる。また、加熱手段7が駆動していなければならないときに、例えば表示ランプ32が消灯していれば異常状態であることも示すことができる。
次に、制御部201による洗浄水の洗浄槽2内での水温に基づいて、すすぎ工程で用いるすすぎ水を加熱制御するための温度設定について説明する。まず、食器洗浄機の動作開始時において、温度検出手段30の検出に基づいて、温度判定手段204が温度を判定し、制御部201に温度のデータを含む信号を送信する。制御部201はこのデータを、気温(室温)のデータとして扱い、例えば記憶部202に記憶させておく。そして、洗浄水準備工程、洗浄水給水工程の後、洗浄工程が行われる。
洗浄工程が開始されると、噴射ノズル18から噴射され、食器類19がかかった水の熱を吸収する。吸収後の洗浄水の水温のデータを得るため、制御部201は、タイマー部203の時間測定により、洗浄工程が開始されて所定時間後(例えば1分後)における温度検出手段30の検出に基づいて得られた温度の値を洗浄槽2内の水温のデータとして扱う。
そして、制御部201は、記憶部202に記憶された設定温度のデータから、気温のデータと水温のデータとに基づいて該当するデータを検索(選択)し、設定温度を決定する。
図7はマトリクスのテーブルの概念を表す図である。設定温度のデータについては、例えば気温を行方向、水温を列方向とするマトリクスのテーブル(表)形式のデータをあらかじめ作成しておく。このようなテーブルによるデータは、その条件に応じた作成、変更を簡単に行うことができる。図5では、気温、水温とも低、中、高の3区分に分け、3×3の行列としている。つまり、この場合、9通りの決定がなされる(ただし、同じ温度設定がなされる場合もあるため、9つの設定温度の値に分かれるとは限らない)。低、中、高に該当する温度の範囲については、任意に定めることができるが、例えば、気温については、低(10℃以下)、中(10℃より大きく20℃以下)、高(20℃より大きい)のように分けることができる。
制御部201は、すすぎ水準備工程において、決定した設定温度になるように加熱手段7の駆動制御を行い、貯湯タンク3内の水をすすぎ水として適当な温度に加熱する。このとき、温度検出手段29が検出し、温度判定手段204が判定した貯湯タンク3内の水温のデータに基づいて、制御部201は加熱手段7の駆動制御を行う。
以上のように本実施の形態によれば、温度検出手段29だけでなく、洗浄槽2内の温度(特に水温)を検出するための温度検出手段30を設け、温度検出手段30によって得られる洗浄水の水温のデータに基づいて、制御部201が設定温度データを検索して設定温度を決定し、加熱手段7の加熱制御を行ったすすぎ水をすすぎ工程に用いるようにしたので、加熱による温度制御の精度をより高くし、すすぎ水として必要な温度の水を効率よく、無駄に高温にすることなく洗浄槽2に移送することができる。さらに、制御部201は、食器洗浄機の動作開始時において、温度検出手段30の検出に基づいて判定した気温を加味した上で設定温度を決定するようにしたので、よりきめ細かな温度設定に基づいて加熱手段7の制御を行うことができ、洗浄槽2においてすすぎに適したすすぎ水ですすぎ工程を行うことができる。特に乾燥工程直前のすすぎ工程で用いるすすぎ水を、洗浄槽2に移送した際に、所定の温度(高温)にできるので、食器類19の除菌をし、乾燥工程を円滑に行うことができ、都合がよい。なお、ここでは特に限定しないが、場合によっては、複数回のすすぎ工程のうち、最も効果の高い、乾燥工程直前の最後のすすぎ工程で用いるすすぎ水のみについて、上記のような温度設定に基づく制御を行うようにしてもよい。
実施の形態2.
上述の第1の実施の形態では、貯湯タンク3の水をすすぎ水として用いる場合の設定温度の決定について説明した。ただ、すすぎ水に限定するものではない。例えば、所定の温度の洗浄水で洗浄を行うため、洗浄工程中に一部追加又は一部若しくは全部入れ替えを行う洗浄水の設定温度を決定することもできる。
温度判定手段204の判定により洗浄水の水温が判定された後、制御部201は、上述の実施の形態と同様に、気温のデータ、水温のデータに基づいて設定温度データを検索して、追加又は入れ替えを行う洗浄水の設定温度を決定する。ここで、すすぎ水の設定温度を決定するテーブルとは異なるテーブルによる設定温度データを記憶部202に記憶させておくことが望ましい。そして、貯湯タンク3の水(場合によっては、必要な量を給水弁5を介して給水する)を加熱手段7によって加熱させる。設定温度への加熱が終了した後、噴射排水兼用ポンプ15により、洗浄水の一部又は全部を排水させ、給湯ポンプ6により、貯湯タンク3から洗浄槽2に洗浄水を移送する。
このようにすれば、第1の実施の形態のように、すすぎ水の温度設定だけでなく、洗浄水についても温度設定をすることができ、洗浄工程中に洗浄水を追加又は入れ替えることにより、適温で効率のよい洗浄を行うことができる。
実施の形態3.
上述の実施の形態では、設定温度のデータをあらかじめ定めておき、記憶させておくようにしたが、これに限定するものではない。例えば、気温及び洗浄槽2内の水温のデータに基づく値を例えばプログラム化した計算式に当てはめて設定温度を算出することで決定するようにしてもよい。また、設定温度の決定に際して、気温及び洗浄槽2内の水温を条件として用いたが、他の条件も考慮し、よりきめ細かな温度設定を行うようにしてもよい。さらに、気温、洗浄槽2内の水温についても、上述の実施の形態のように、3区分だけずつでなく、さらに細かく区分してもよい。
実施の形態4.
上述の実施の形態では、加熱手段7が加熱中であることを教示するため、表示ランプ32を点灯、消灯等を行わせた。本発明はこれに限定されるものではない。例えば、数字等を表示できる表示手段を設け、洗浄開始までの時間を表示させるようにしてもよい。また、食器洗浄機の全工程終了までの時間を表示させてもよい。これらによっても、洗浄水準備工程においては、食器洗浄機が動作していることを示すことができる。また、表示でなく、スピーカ等、音による教示を行わせるようにしてもよい。
実施の形態5.
本発明は、例えば上述した実施の形態の図1〜3の記載された構造の食器洗浄機だけでなく、洗浄槽2と給湯タンク3とが別体で設けられた構造の食器洗浄機について適用することができる。
本発明の実施の形態に係る食器洗浄機が収められるキッチンシステムの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る食器洗浄機を横から見た断面図である。 本発明の一実施の形態の食器洗浄機の概念図である。 実施の形態1の食器洗浄機の電気的系統を示すブロック図である。 水移送工程の内容を表す図である。 操作部27及び表示ランプ32の構成を表す図である。 マトリクスのテーブルの概念を表す図である。
符号の説明
1 機体、2 洗浄槽、3 貯湯タンク、4 給水管、5 給水弁、6 給湯ポンプ、7 加熱手段、8,9 水位検出手段、10,11 給湯管、12 送風手段、15 噴射排水兼用ポンプ、16,17 送水管、18 噴射ノズル、19 食器類、20 食器かご、21 湯溜め部、22 フィルタ、23,24 排水管、25 外部配水管、26 蓋体、27 操作部、29 温度検出手段、32 表示ランプ、34 スタート/一時停止ボタン、35 電源切/入ボタン、100 キッチンシステム、101 流し台、102 カウンター、103 シンク部、200 制御装置(制御手段)、201 制御部、202 記憶部、203 タイマー部、204 温度判定手段、206 表示ランプ駆動手段、207 給水弁駆動手段、208 ポンプ駆動手段、209 送風手段駆動手段、210 加熱手段駆動手段、211 給湯ポンプ駆動手段。

Claims (7)

  1. 洗浄槽内の温度に基づいた信号を出力する温度検出手段と、
    該温度検出手段からの信号に基づいて、前記洗浄槽に移送された洗浄水の温度を判定してデータとし、その水温のデータに基づいて前記洗浄槽に移送する水を貯める貯湯タンク内のすすぎ水の設定温度を決定し、貯湯タンク内の水を加熱する加熱手段の加熱を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記制御手段は、乾燥工程の直前に行う最終のすすぎ工程に用いる前記すすぎ水の設定温度を少なくとも決定することを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 洗浄槽内の温度に基づいた信号を出力する温度検出手段と、
    該温度検出手段からの信号に基づいて、前記洗浄槽に移送された洗浄水の温度を判定してデータとし、その水温のデータに基づいて、前記洗浄槽に移送する水を貯める貯湯タンク内の水の設定温度を決定し、貯湯タンク内の水を加熱する加熱手段の加熱を制御させ、洗浄工程中に、前記決定した温度の水を貯湯タンクから前記洗浄槽に移送させる制御手段と
    を備えたことを特徴とする食器洗浄機。
  4. 前記制御手段は、前記温度検出手段からの信号に基づいて、さらに、前記洗浄槽内に前記洗浄水が移送される前の温度を判定して気温のデータとし、該気温のデータ及び前記水温のデータに基づいて前記貯湯タンク内の水の設定温度を決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄機。
  5. 前記制御手段は、洗浄工程開始から所定時間経過後の洗浄水の温度を判定してデータとすることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  6. 前記制御手段は、
    前記温度検出手段からの信号に基づいて、前記洗浄槽に移送された水の温度を判定してデータとする温度判定手段と、
    前記温度判定手段が判定した水温のデータに基づいて、前記洗浄槽に移送する水を貯める貯湯タンク内の水の設定温度を決定し、前記加熱手段の加熱を制御する制御部と
    で少なくとも構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の食器洗浄機。
  7. 前記加熱手段による加熱を教示する教示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の食器洗浄機。
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