JP2005334039A - 舞台機構の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 オペレータを介さずに指示者が音声によって舞台機構を運転できる制御装置を提供する。
【解決手段】 舞台機構2の作動を制御する舞台機構2の制御装置において、マイク5を介して入力される音声信号をコマンド信号に変換する音声認識コントロールユニット4と、このコマンド信号で舞台機構2の作動を制御する運転コントロールユニット3とを備え、指示者が音声によって舞台機構2を作動させる構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 舞台機構2の作動を制御する舞台機構2の制御装置において、マイク5を介して入力される音声信号をコマンド信号に変換する音声認識コントロールユニット4と、このコマンド信号で舞台機構2の作動を制御する運転コントロールユニット3とを備え、指示者が音声によって舞台機構2を作動させる構成とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば劇場等の舞台に配設された可動式の床又は吊りもの等を駆動する舞台機構の制御装置の改良に関するものである。
従来、舞台機構の制御装置は、有線或いは無線、または、赤外線等の光信号を媒体とした信号伝達方式によって行われたきた。
通常の使用形態においては、舞台機構の動作タイミングを含めて、舞台機構をどのように作動させるかは舞台演出の進行を指示する舞台監督等の指示者によってトランシーバ(無線機)等の装置を使ってオペレータへ伝えられ、オペレータが操作盤を操作することによって実際に舞台機構が作動していた。
特開平06−296769号公報
しかしながら、このような従来の舞台機構の制御装置にあっては、指示者からの指示がオペレータを介して入力されるため、この間の伝達遅れが大きく、適切な動作タイミングを得ることが難しいという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、オペレータを介さずに指示者が音声によって舞台機構を運転できる制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、舞台機構の作動を制御する舞台機構の制御装置に適用する。
そして、マイクを介して入力される音声信号をコマンド信号に変換する音声認識コントロールユニットと、このコマンド信号で舞台機構の作動を制御する運転コントロールユニットとを備え、指示者が音声によって舞台機構を作動させる構成としたことを特徴とするものとした。
本発明によると、通常の使用形態においては、舞台機構の動作タイミングを含めて、舞台機構をどのように作動させるかは舞台演出の進行を指示する舞台監督等の指示者が音声によって音声認識コントロールユニットを介して運転コントロールユニットへ伝えられ、運転コントロールユニットが舞台機構の作動を制御する。
これにより、オペレータがいなくても指示者が舞台機構を運転することが可能になる。そして、指示者が音声を発してから舞台機構が作動するまでの伝達遅れを小さくし、適切な舞台機構の動作タイミングを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、劇場等に配設される舞台機構2は、例えば背景を吊り下げるバトン等を駆動するウィンチや他の装置を駆動するアクチュエータ等で構成される。
舞台機構2の制御装置は、マイク5を介して入力される音声信号をコマンド信号に変換する音声認識コントロールユニット4と、このコマンド信号で舞台機構2の作動を制御する運転コントロールユニット3とを備え、指示者が音声によって舞台機構2を作動させる構成とし、オペレータを介さずに指示者が音声によって舞台機構2を運転できるようになっている。
音声認識コントロールユニット4は、マイク5とスピーカ6等が接続されており、舞台監督等の指示者が携帯するものである。
音声認識コントロールユニット4は、マイク5を介して入力される音声信号を予め登録された単語、あるいは単語の組み合わせによるテキストのコマンド信号に変換し、このコマンド信号を運転コントロールユニット3に無線で送信するとともに、運転コントロールユニット3から送信されるアンサーバック信号を音声に変換し、スピーカ6から音声を発生させる。
運転コントロールユニット3は無線で受信したコマンド信号に応じてコマンドの内容または実行指令の有無を判定するコマンド判定手段11と、このコマンド判定手段11に判定されたコマンドの内容に従って舞台機構2に作動の準備を指令するコマンド準備指令手段12と、同じくコマンド判定手段11に判定されたコマンドの内容を確認するアンサーバック信号を音声認識コントロールユニット4に送信するアンサーバック信号出力手段13と、コマンド判定手段11が実行指令を受けたことを判定した場合に舞台機構2に作動を指令するコマンド作動指令手段14とを備え、音声認識コントロールユニット4から順に送られるコマンドの内容と実行指令を共に受け取るのに伴って舞台機構2を作動させる構成とする。
コマンド準備指令手段12は舞台機構2に作動の準備を指令するものであるが、舞台機構2が例えば背景を吊り下げるバトンを駆動するウィンチの場合、油圧ウィンチを例にとればウィンチを駆動する油圧回路の作動圧を高める制御を行う。
コマンド作動指令手段14は舞台機構2に作動を指令するものであるが、舞台機構2が例えば背景を吊り下げるバトンを駆動するウィンチの場合、ウィンチを駆動する油圧モータに作動圧を導く油圧切換弁を作動させ、バトンを動作させる制御を行う。
なお、この例のように事前に圧力を高めるというような装置自体で行う準備動作が不要な場合は、後述するようにコマンド内容確認のためのアンサ−バックだけ行う構成としても良い。
舞台機構2の制御装置は、以上のように構成される。通常の使用形態においては、舞台機構の動作タイミングを含めて、舞台機構2をどのように作動させるかは舞台演出の進行を指示する舞台監督等の指示者が音声によって音声認識コントロールユニット4を介して運転コントロールユニット3へ伝えられ、運転コントロールユニット3が舞台機構2の作動を制御する。
これにより、オペレータがいなくても舞台機構2の運転が可能になる。そして、指示者が音声を発してから舞台機構が作動するまでの伝達遅れを小さくし、適切な舞台機構の動作タイミングを得ることができる。
音声認識コントロールユニット4が指示者が発声する例えば「1番バトンのアップ」、「2番バトンのダウン」といった音声を舞台機構2へのコマンドとして認識し、認識したコマンドの内容を例えば「1番バトンをアップする準備完了」、「2番バトンをダウンする準備完了」といった音声にてスピーカ6を介してアンサーバックすることにより、指示者がコマンドの内容を確認した後に例えば「ゴー」といった音声を出すのに伴って運転コントロールユニット3が舞台機構2の作動を開始する。こうして、指揮者が運転コントロールユニット3が認識したコマンドの内容を確認することにより、安全な運用が可能となる。
音声認識コントロールユニット4が指示者の音声を舞台機構2へのコマンドとして認識し、認識したコマンドの内容を音声にてアンサーバックすると略同時に、運転コントロールユニット3がコマンドの内容にしたがって舞台機構2へ作動の準備を指令するため、指示者が実行指令を出すのに伴って運転コントロールユニット3が舞台機構2へ動作指示を速やかに出すことができ、適切な舞台機構2の動作タイミングを得ることができる。
上記した舞台機構2の制御は、演出本番で行われる運転に対しては、複雑な運転が予測されることから、必然として限界はあるが、仕込み作業やばらし作業において、特定のバトンを上げ下げする程度の目的であれば、指示内容は比較的限定されたものとなり、オペレータがいなくても舞台機構2の運転が十分に行える。
音声認識コントロールユニット4と運転コントロールユニット3が無線で送受信する構成としたことにより、舞台監督等の指示者が音声認識コントロールユニット4を携帯することが可能となり、操作性が高まる。
これに限らず、操作卓に運転コントロールユニット3と共に音声認識コントロールユニット4を設置し、音声認識コントロールユニット4にて出力されるコマンド信号が有線によって運転コントロールユニット3に伝達される構成としてもよい。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明は、劇場等に設けられる舞台機構の制御装置に利用できる。
2 舞台機構
3 運転コントロールユニット
4 音声認識コントロールユニット
5 マイク
6 スピーカ
11 コマンド判定手段
12 コマンド準備指令手段
13 アンサーバック信号出力手段
14 コマンド作動指令手段
3 運転コントロールユニット
4 音声認識コントロールユニット
5 マイク
6 スピーカ
11 コマンド判定手段
12 コマンド準備指令手段
13 アンサーバック信号出力手段
14 コマンド作動指令手段
Claims (4)
- 舞台機構の作動を制御する舞台機構の制御装置において、
マイクを介して入力される音声信号をコマンド信号に変換する音声認識コントロールユニットと、
このコマンド信号で舞台機構の作動を制御する運転コントロールユニットとを備え、
指示者が音声によって舞台機構を作動させる構成としたことを特徴とする舞台機構の制御装置。 - 前記運転コントロールユニットは前記音声認識コントロールユニットから送られるコマンド信号に応じてコマンドの内容または実行指令の有無を判定するコマンド判定手段と、
このコマンド判定手段に判定されたコマンドの内容を確認するアンサーバック信号を前記音声認識コントロールユニットに送信するアンサーバック信号出力手段と、
前記コマンド判定手段が実行指令を受けたことを判定した場合に前記舞台機構に作動を指令するコマンド作動指令手段とを備え、
前記音声認識コントロールユニットから順に送られるコマンドの内容と実行指令を共に受け取るのに伴って舞台機構を作動させる構成としたことを特徴とする請求項1に記載の舞台機構の制御装置。 - 前記アンサーバック信号出力手段がアンサーバック信号を前記音声認識コントロールユニットに送信するのに並行してコマンド判定手段に判定されたコマンドの内容に従って前記舞台機構に作動の準備を指令するコマンド準備指令手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の舞台機構の制御装置。
- 前記音声認識コントロールユニットと前記運転コントロールユニットが無線で送受信する構成としたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の舞台機構の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004153294A JP2005334039A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 舞台機構の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004153294A JP2005334039A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 舞台機構の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005334039A true JP2005334039A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35488255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004153294A Pending JP2005334039A (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | 舞台機構の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005334039A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2004
- 2004-05-24 JP JP2004153294A patent/JP2005334039A/ja active Pending
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