JP2005333943A - 衣類用の防虫剤容器 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、洋服ダンスやクローゼット内のパイプに吊り下げて使用する衣類防虫剤容器であって、薬剤収納部本体の防虫剤容器が斜めに、所定の角度を持ってパイプに吊り下げセットされるようにした衣類用の防虫剤容器を提供する。
【解決手段】内部に防虫剤マットを挟持するように装着し、偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止した衣類用の防虫剤容器において、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以てフック（ａ）を有する吊り下げ具（１５）を設け、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域に、複数個の三角形状突起部（１１）を垂直方向に設け、該三角形状突起部の傾斜辺（２）には円形状の窓孔部（１３）と、該三角形状突起部の垂直辺（４）には短冊状の窓孔部（１３）を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器である。
【選択図】図１

Description

本発明は、衣類用の防虫剤容器に関し、特に所定サイズのプレート状の防虫剤マットを収納装着する偏平形状の衣類用の防虫剤容器に関するものである。

従来より衣類用の防虫剤容器は、防虫剤を加工して小型化にしたものを容器に装着していた関係で容器サイズが比較的大きく洋服ダンス等に設置する場合にスペースが必要であった。近年、これらの防虫剤を含浸させプレート状にした防虫剤マットが使用されるようになり、従って、防虫剤容器は小型化し、かつ偏平形状が可能となり、しかも外気と通ずる通気性の防虫剤容器内に装着固定されるようになった。

一般的に偏平状の防虫剤容器は、一例を挙げるならば図４の正面図に示すように、側板（５）と天板（６）と側壁板（２２）の適宜な箇所に部分的に窓孔部（１３）とインジケーター窓部（１８）を孔設した一方の表側偏平トレー状容器（２０）と、図示はしないが、側板（５）と天板（６）と側壁板（２２）の適宜な箇所に部分的に窓孔部（１３）を孔設した他方の裏側偏平トレー状容器（２１）とからなり、この表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に天板と平行に中央部近傍にフック（１５ａ）を先端に形成した吊り下げ具（１５）を設けたものである。この容器（２０，２１）内部に防虫剤マット（Ｍ）を挟持するように装着し、偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止したものである。

この偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止する構成は、例えば、一方の表側偏平トレー状容器（２０）の四隅に嵌合用の凹陥部（ｅ，ｅ）を設け、裏側偏平トレー状容器（２１）の四隅に嵌合用突起部（図示はしない）を設けて表裏の偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止したものである。

特許文献は以下の通り。
特願２００３−２６７４６６号公報 特願２００２−２７１０６５号公報

しかしながら、前述したように、表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に天板と平行に中央部近傍にフック（ａ）を先端に形成した吊り下げ具（１５）を設けた場合には、図５に示すように、この防虫剤容器を洋服ダンス等の吊り下げ用パイプ（４０）に掛けて使用すると、パイプに対して防虫剤容器が直角（９０°）の位置に設置されてしまう。さらに、このパイプに衣類等をハンガーに掛け沢山吊り下げることにより、防虫剤容器を両側から挟むようになるため、例え薬剤を揮散させる窓孔部を大きく形成しても薬剤の揮散性が弱くなり防虫効果が著しく低下することになる。

そこで本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、洋服ダンスやクローゼット内のパイプに吊り下げて使用する衣類防虫剤容器であって、薬剤収納部本体の防虫剤容器が斜めに、所定の角度を持ってパイフに吊り下げセットされるようにするもので、しかも角度を持たせることにより衣類との接触を少なくすると共に、風通しをよくするように窓孔部分も改良し防虫効果を向上させた衣類用の防虫剤容器を提供する。

本発明の請求項１に係る発明は、
表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板上の中央部近傍にフックを先端に形成した吊り下げ具を設け、該容器内部に防虫剤マットを挟持するように装着し、偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止した衣類用の防虫剤容器において、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器である。

本発明の請求項２に係る発明は、四方を側板（５）と天板（６）と底板（７）で囲まれた側壁板（２２）と、該側壁板の適宜な箇所に、部分的に窓孔部（１３）とインジケーター窓部（１８）を孔設した表側偏平トレー状容器（２０）と、四方を側板（５）と天板（６）と底板（７）で囲まれた側壁板（２２）の適宜な箇所に部分的に窓孔部（１３）を孔設した裏側偏平トレー状容器（２１）とからなり、該表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上の中央部近傍にフック（ａ）を先端に形成した吊り下げ具（１５）を設け、該容器（２０，２１）内部に防虫剤マットを挟持するように装着し、偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止した衣類用の防虫剤容器において、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設け、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域に、複数個の三角形状突起部（１１）を垂直方向に設け、該三角形状突起部の傾斜辺（２）には円形状の窓孔部（１３）と、該三角形状突起部の垂直辺（４）には短冊状の窓孔部（１３）を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器である。

本発明の請求項３に係る発明は、請求項２に記載の衣類用の防虫剤容器において、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けた衣類用の防虫剤容器であって、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域端部に突起部（１２，１２）を設け、該突起部と突起部との間を湾曲させた側壁板とし、該湾曲させた側壁板面上に複数個の短冊状の窓孔部（１３）を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器である。

本発明の請求項４に係る発明は、請求項２に記載の衣類用の防虫剤容器において、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けた衣類用の防虫剤容器であって、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域に、水滴形状で、かつ水平方向に傾斜を有する所定数の窓孔部（１３）を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器である。

本発明の衣類用の防虫剤容器は、洋服ダンスやクローゼット内のパイプに衣類等と同じように吊り下げて使用する偏平形状の衣類用の防虫剤容器であって、この容器の吊り下げ具を薬剤収納部本体の防虫剤容器の天部に斜めに、所定の角度を持って設けたもので、洋服ダンス等のパイプに吊り下げることにより容器本体が斜めに、しかも角度を持った吊り下げ位置となることにより、衣類との接触を少なくすると共に、風通しが良くなり、防虫剤の薬効効果が向上する。また、窓孔部分も各種形状にし、大きくすることにより防虫効果を向上させるものである。また、この吊り下げ具を斜めに、所定の角度を持って設けることにより、あらゆる衣類用の防虫剤容器に用いることが可能となる。

また、本発明の衣類用の防虫剤容器は、表裏の偏平形状の側壁面に各種形状の突出面を形成し、この表面に多くの窓孔部を設けたことにより、洋服ダンスやクローゼット内のパイプに吊り下げた時に、衣類が両側から挟むように接触しても容器の側壁面に設けた突出面により空間を作り風通しが良くなり、防虫剤の薬効効果を低下させない等の優れた効果
を奏する。

本発明は、四方を側板と天板と底板で囲まれた側壁板と、この側壁板の適宜な箇所に、薬剤を揮散させる窓孔部と有効期限を示すインジケーター窓部を孔設した一方の表側偏平トレー状容器と、前記同様に四方を側板と天板と底板で囲まれた側壁板の適宜な箇所に薬剤を揮散させる窓孔部を孔設した他方の裏側偏平トレー状容器とからなり、この表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板上の中央部近傍にフック（ａ）を先端に形成した吊り下げ具（１５）を設けて、この偏平トレー状容器内部に防虫剤マットを挟持するように装着し、偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止した衣類用の防虫剤容器において、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板上に、斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器である。

この偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止する方法は、例えば、一方の表側偏平トレー状容器の四隅に嵌合用の凹陥部を設け、裏側偏平トレー状容器の四隅に嵌合用突起部（図示はしない）を設けて表裏の偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止する等、限定はしないが一般的な嵌合方法により偏平トレー状容器内部に防虫剤マットを挟持するように装着し封止するものである。

この容器の吊り下げ具（１５）を薬剤収納部本体の防虫剤容器の天部に斜めに、所定の角度を持って設けることにより、洋服ダンス等のパイプ（４０）に吊り下げることで吊り下げ用のフック（ａ）はパイプに対して９０°の位置となるが、容器本体（１０）は斜めに、しかもパイプに対してある程度の角度を持った吊り下げ位置となることで、衣類との接触を少なくすると共に、風通しが良くなり、防虫剤の薬効効果が向上する。また、この吊り下げ具を斜めに、所定の角度を持って設けることにより、あらゆる防虫剤容器に用いることも可能となる。

図に基づき最良の形態を詳細に説明する。

図１は、本発明の一実施例における衣類用の防虫剤容器を示すもので、（Ａ）は防虫剤容器の斜視図であり、（Ｂ）は洋服ダンス等のパイプに吊り下げた状態を示す説明図である。

図１（Ａ）に示すように、本発明は、四方を側板（５）と天板（６）と底板（７）で囲まれた側壁板（２２）を設けたもので、この側壁板の適宜な箇所に、部分的に窓孔部（１３）とインジケーター窓部（１８）を孔設した表側偏平トレー状容器（２０）と、四方を側板（５）と天板（６）と底板（７）で囲まれた側壁板（２２）の適宜な箇所に部分的に窓孔部（１３）を孔設した裏側偏平トレー状容器（２１）とからなり、この表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上の中央部近傍に吊り下げ用のフック（ａ）を先端に形成した吊り下げ具（１５）を設け、この容器（２０，２１）内部に防虫剤マットを挟持するように装着し、偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止した衣類用の防虫剤容器である。この吊り下げ具（１５）は前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に（図に示すように、一方の天板に設けた場合も、吊り下げ具の基台はある程度の大きさが必要なため他方の天板上を覆うようになる）斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器である。

さらに、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域に、複数個の三角形状突起部（１１）を垂直方向に設け、この突起部を有する三角形状の各々の傾斜辺（２）には円形状に連続した窓孔部（１３）を設けて、この突起部の三角形
状の各々の垂直辺（４）には、垂直方向に短冊状の窓孔部（１３）を設けた衣類用の防虫剤容器である。

次に、図１（Ｂ）に示すように、斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けた衣類用の防虫剤容器を洋服ダンス等のパイプ（４０）に引っかけるように吊り下げることで、吊り下げ具はパイプに対して直角に位置し、防虫剤容器本体（１０）はパイプに対して斜めに、所定の角度に位置することとなり、容器本体の角度と、側壁板に設けた三角形状突起部（１１）により衣類との隙間が確保できるので薬剤の揮散効果は従来に比べ著しく向上する。

図２は、本発明の他の実施例における衣類用の防虫剤容器を示すもので、（Ａ）は防虫剤容器の斜視図であり、（Ｂ）は洋服ダンス等のシャフトに吊り下げた状態を示す説明図である。

実施例１と同様の構造の防虫剤容器であり、しかもこのフック（ａ）を有する吊り下げ具（１５）は前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けたことを特徴とするするもので、図２（Ａ）に示すように、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域端部に突起部（１２，１２）を設け、この突起部と突起部との間を結ぶ湾曲させた側壁板としたもので、この湾曲させた側壁板には垂直方向に短冊状の所定数の窓孔部（１３）を設けた衣類用の防虫剤容器である。

次に、図２（Ｂ）に示すように、斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けた衣類用の防虫剤容器を洋服ダンス等のパイプ（４０）に引っかけるように吊り下げることで、吊り下げ具は（図はフックのみ）は９０°の位置に、容器本体は斜めに、しかも所定の角度を以て吊り下げられる。従って、容器本体の角度と領域端部の突起部（１２，１２）よる湾曲した両側壁壁に設けた短冊状の窓孔部により、衣類との隙間が確保できるので、薬剤の揮散効果は従来に比べ著しく向上する。

図３は、本発明の他の実施例における衣類用の防虫剤容器を示すもので、（Ａ）は防虫剤容器の斜視図であり、（Ｂ）は洋服ダンス等のシャフトに吊り下げた状態を示す説明図である。

実施例１と同様の構造の防虫剤容器であり、しかもフック（ａ）を有する吊り下げ具（１５）は前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けたことを特徴とするするもので、図２（Ａ）に示すように、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けた衣類用の防虫剤容器であって、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域に、水滴形状で、かつ水平方向に各々が傾斜を有する窓孔部（１３）を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器である。

次に、図３（Ｂ）に示すように、斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設けた衣類用の防虫剤容器を洋服ダンス等のパイプ（４０）に引っかけるように吊り下げることで、吊り下げ具（図はフックのみ）は９０°の位置に、容器本体は斜めに、しかも所定の角度を以て吊り下げられる。従って、容器本体の角度と窓孔部（１３）により、衣類との隙間が確保できるので、薬剤の揮散効果は従来に比べ著しく向上する。

容器本体に所定の角度を以て吊り下げ具を取り付けることにより、吊り下げて使用する偏平トレー状の防虫剤容器ばかりでなく、厚みを有するもの、あらゆる形状の容器に使用することが可能である。

本発明の一実施例における衣類用の防虫剤容器を示すもので、（Ａ）は防虫剤容器の斜視図であり、（Ｂ）は洋服ダンス等のパイプに吊り下げた状態を示す説明図である。 本発明の他の実施例における衣類用の防虫剤容器を示すもので、（Ａ）は防虫剤容器の斜視図であり、（Ｂ）は洋服ダンス等のパイプに吊り下げた状態を示す説明図である。 本発明の他の実施例における衣類用の防虫剤容器を示すもので、（Ａ）は防虫剤容器の斜視図であり、（Ｂ）は洋服ダンス等のパイプに吊り下げた状態を示す説明図である。 従来における衣類用の防虫剤容器の一例を示す正面図である。 従来における衣類用の防虫剤容器を洋服ダンス等のパイプに吊り下げた状態を示す説明図である。

符号の説明

５……側板
６……天板
７……底板
１０，３０……衣類用の防虫剤容器
１１……三角形状突起部
１２……突起部
１３……窓孔部
１５……吊り下げ具
ａ……吊り下げ具のフック
１８……インジケーター窓部
２０……表側偏平トレー状容器
２１……裏側偏平トレー状容器
４０……洋服ダンス等のパイプ
ｅ……凹陥部
Ｍ……防虫剤マット

Claims (4)

1. 表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板上の中央部近傍にフックを先端に形成した吊り下げ具を設け、該容器内部に防虫剤マットを挟持するように装着し、偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止した衣類用の防虫剤容器において、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器。
2. 四方を側板（５）と天板（６）と底板（７）で囲まれた側壁板（２２）と、該側壁板の適宜な箇所に、部分的に窓孔部（１３）とインジケーター窓部（１８）を孔設した表側偏平トレー状容器（２０）と、四方を側板（５）と天板（６）と底板（７）で囲まれた側壁板（２２）の適宜な箇所に部分的に窓孔部（１３）を孔設した裏側偏平トレー状容器（２１）とからなり、該表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上の中央部近傍にフック（ａ）を先端に形成した吊り下げ具（１５）を設け、該容器（２０，２１）内部に防虫剤マット（Ｍ）を挟持するように装着し、偏平トレー状容器の開口部同士を重ね合わせて封止した衣類用の防虫剤容器において、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以て吊り下げ具（１５）を設け、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域に、複数個の三角形状突起部（１１）を垂直方向に設け、該三角形状突起部の傾斜辺（２）には円形状の窓孔部（１３）と、該三角形状突起部の垂直辺（４）には短冊状の窓孔部（１３）を設けたことを特徴とする衣類用の防虫剤容器。
3. 前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以てフック（ａ）を有する吊り下げ具（１５）を設けた衣類用の防虫剤容器であって、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域端部に突起部（１２，１２）を設け、該突起部と突起部との間を湾曲させた側壁板とし、該湾曲させた側壁板面上に複数個の短冊状の窓孔部（１３）を設けたことを特徴とする請求項２に記載の衣類用の防虫剤容器。
4. 前記表側或いは裏側偏平トレー状容器のいずれかの天板（６）上に斜めに、適宜な角度を以てフック（ａ）を有する吊り下げ具（１５）を設けた衣類用の防虫剤容器であって、前記表側或いは裏側偏平トレー状容器（２０，２１）の側壁板（２２）の領域に、水滴形状で、かつ水平方向に傾斜を有する所定数の窓孔部（１３）を設けたことを特徴とする請求項２に記載の衣類用の防虫剤容器。

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