JP2005332760A - 端子部材およびそれを用いる同軸リレー - Google Patents

端子部材およびそれを用いる同軸リレー Download PDF

Info

Publication number
JP2005332760A
JP2005332760A JP2004152041A JP2004152041A JP2005332760A JP 2005332760 A JP2005332760 A JP 2005332760A JP 2004152041 A JP2004152041 A JP 2004152041A JP 2004152041 A JP2004152041 A JP 2004152041A JP 2005332760 A JP2005332760 A JP 2005332760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
contact
block
terminal member
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004152041A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Araya
達生 荒谷
Atsushi Nakahata
厚 仲畑
Machiko Nishiyama
真千子 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2004152041A priority Critical patent/JP2005332760A/ja
Publication of JP2005332760A publication Critical patent/JP2005332760A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

【課題】 長手状の導体の両端部が露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材で被覆して成り、一端が基板に貫挿されて半田付け固定され、他端は他の導電部材に接続される端子部材において、基板からの浮や傾きが少なく、ストレスに強く、狭ピッチで、かつ組立て作業性を良好にする。
【解決手段】 複数の端子部材31を相互に並列に、予め定められる端子ピッチに対応した間隔となるように、被覆部材33部分を連結形成し、必要な端子数分だけ、薄肉部34で分割して、基板35に差込み、半田付けして使用する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、長手状の導体の両端部が露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材で被覆して成り、一端が基板に貫挿されて半田付け固定され、他端は他の導電部材に接続される端子部材と、それを駆動用の電源および制御信号の入力端子に用い、同軸ケーブルの接続切換えを行う同軸リレーとに関する。
前記のように長手状の導体の両端部が露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材で被覆して成り、一端が基板に貫挿されて半田付け固定され、他端はリード線が半田付けされたり、他のコネクタに嵌り込むなどして他の導電部材に接続される端子部材は、一般に図10で示すような問題がある。すなわち、各端子部材1〜3は個別に基板4に取付けられるので、端子部材2で示すように基板4から傾いたり、端子部材3で示すように基板4から浮き上った状態で半田付け固定されてしまい、接続強度が不足したり、予め定められる端子ピッチが確保できないということである。また、振動等の機械的なストレスに対して、端子折れや半田クラックなどが発生するという問題もある。そこで、現状、端子部材1〜3の基板4への実装後に、該端子部材1〜3の外周部から接着剤を流し込み、該端子部材1〜3の底面と基板4の上面との間を接着固定することも行われる。
一方、前記の端子部材1〜3では、1本ずつ個別に基板4に組み込むので、作業性が悪いという問題もある。さらにまた、この図10で示すように、導体5の基板4へ貫挿される一端6側が丸棒状である場合、基板4に組み付けた後に、該端子部材1〜3は、その軸線回りに回転可能であり、他端7側が同様に丸棒状である場合は問題はないが、この図10で示すように平板状である場合は、向きが不揃いになる可能性があり、このままコネクタに嵌着するような形態には、使用できないという問題もある。この図10の平板状の他端7には、リード線がそのまま半田付けできるように、リード線を巻付ける孔8が形成されており、平板状に限らず、リング状でも同様の問題が生じる。
そこで、そのような問題を低減できるように、たとえば特許文献1が提案されている。その従来技術による端子部材の形状を、図11に示す。この従来技術の端子部材11は、長手状の導体12の両端部12a,12bが露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材13で被覆して成り、一端部12aが基板に貫挿されて半田付け固定され、他端部12bはリード線が半田付けされたり、他のコネクタに嵌り込むなどして他の導電部材に接続される点は、上述の図10で示す端子部材1〜3と同様である。しかしながら、この端子部材11では、前記被覆部材13は、2段階の外径に形成されており、後述するカバーの端子孔よりも小径の突出部13aと、前記カバーの端子孔よりも大径の基部13bとから形成されている。
これによって、図12で示すように、この端子部材11を用いる同軸リレー21では、前記大径の基部13bが端子部材11の基板23からの抜け止めを行い、前記小径の突出部13aが、金属製の導体12を同軸リレー21の金属製のカバー22の端子孔24内で電気的に絶縁状態で保持し、前記大径の基部13bとともに、基板24に対する揺れ止めも行われている。
特開2004−31085号公報
しかしながら、上述の従来技術では、前記大径の基部13bによって端子ピッチが拡がってしまうという問題がある。また、端子部材11を1本ずつ個別に基板24に組込む点および端子部材11が回転してしまう点は変化がない。
本発明の目的は、基板からの浮や傾きが少なく、ストレスに強く、狭ピッチで、かつ組立て作業性の良好な端子部材およびそれを用いる同軸リレーを提供することである。
本発明の端子部材は、長手状の導体の両端部が露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材で被覆して成り、一端が基板に貫挿されて半田付け固定され、他端は他の導電部材に接続される端子部材において、複数の端子部材が相互に並列に、予め定められる端子ピッチに対応した間隔となるように、前記被覆部材部分が連結形成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、平板状や丸棒状などの長手状に形成される導体の両端部が露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材で被覆して成り、一端が基板に貫挿されて半田付け固定され、他端はリード線が半田付けされたり、他のコネクタに嵌り込むなどして他の導電部材に接続される端子部材において、前記基板には複数本が立設されて使用されることの多いこの端子部材を、本発明では、1本ずつ個別に作成するのではなく、その複数本が並んで使用される場合の端子ピッチに対応した間隔で、前記被覆部材部分を連結形成する。これによって、帯状に延びる前記被覆部材に、前記導体が、その帯の幅方向に串刺された状態に形成される該端子部材は、使用時には、必要な端子数分だけ分割されて、基板に差込まれる。
したがって、複数本が連なった端子部材は、基板に垂直な状態でしか貫挿しにくく、従来のように端子部材を個別に基板に立設した場合に発生していた端子部材の基板からの浮きや傾きが発生しにくくなり、また被覆部材の径を最小限にすることによる狭いピッチで、予め定められる端子ピッチも正確に保持することができる。また、振動等の機械的なストレスに対しても、連結されている複数の端子部材全体で受け止め、分散して吸収するので、半田付け部分の強度が増し、接着などの余分な作業を行うことなく、端子折れや半田クラックなどの発生を抑えることができる。さらにまた、1本ずつ個別に基板に組み込む場合に比べて、作業性を向上することもできるとともに、端子部材の向きを揃えることができ、前記導体の他端が、平板状やリング状の場合に好適である。
また、本発明の端子部材は、前記被覆部材の連結部分には、分割用の薄肉部が形成されることを特徴とする。
上記の構成によれば、帯状に延びる前記被覆部材の幅方向に、V溝やミシン目などの薄肉部を形成しているので、その薄肉部に繰返し折り曲げのストレスを加えるなどして、必要なだけの端子部材を容易に分離することができる。
さらにまた、本発明の同軸リレーは、同軸の接点およびその接点を開閉するコンタクトを有する高周波ブロックと、前記高周波ブロックの上部に配置され、前記高周波ブロックのコンタクトを開閉駆動する接極子および電磁ブロックを有する駆動機構ブロックと、前記電磁ブロックの励磁のための回路を実装する基板およびその基板に実装される前記の端子部材から成るコネクタを有する基板ブロックとを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、切換え駆動方法および接点状態の検知方法によっても異なるけれども、たとえば3つの同軸コネクタで、1共通入力または出力、2個別出力または入力とした場合、少なくとも励磁コイルの駆動用に2つ、接点状態の検知用に5つの端子部材が必要になり、同軸リレーの狭い上面に設けるにあたって、端子ピッチを狭くすることができる上述の端子部材は、特に好適である。
本発明の端子部材は、以上のように、平板状や丸棒状などの長手状に形成される導体の両端部が露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材で被覆して成り、一端が基板に貫挿されて半田付け固定され、他端はリード線が半田付けされたり、他のコネクタに嵌り込むなどして他の導電部材に接続される端子部材において、前記基板には複数本が立設されて使用されることの多いこの端子部材を、本発明では、1本ずつ個別に作成するのではなく、その複数本が並んで使用される場合の端子ピッチに対応した間隔で、前記被覆部材部分を連結形成する。
それゆえ、複数本が連なった端子部材は、基板に垂直な状態でしか貫挿しにくく、従来のように端子部材を個別に基板に立設した場合に発生していた端子部材の基板からの浮きや傾きが発生しにくくなり、また被覆部材の径を最小限にすることによる狭いピッチで、予め定められる端子ピッチも正確に保持することができる。また、振動等の機械的なストレスに対しても、連結されている複数の端子部材全体で受け止め、分散して吸収するので、半田付け部分の強度が増し、接着などの余分な作業を行うことなく、端子折れや半田クラックなどの発生を抑えることができる。さらにまた、1本ずつ個別に基板に組み込む場合に比べて、作業性を向上することもできるとともに、端子部材の向きを揃えることができ、前記導体の他端が、平板状やリング状の場合に好適である。
さらにまた、本発明の同軸リレーは、以上のように、同軸の接点およびその接点を開閉するコンタクトを有する高周波ブロックと、前記高周波ブロックの上部に配置され、前記高周波ブロックのコンタクトを開閉駆動する接極子および電磁ブロックを有する駆動機構ブロックと、前記電磁ブロックの励磁のための回路を実装する基板およびその基板に実装される前記の端子部材から成るコネクタを有する基板ブロックとを備えて構成される。
それゆえ、切換え駆動方法および接点状態の検知方法によっても異なるけれども、たとえば3つの同軸コネクタで、1共通入力または出力、2個別出力または入力とした場合、少なくとも励磁コイルの駆動用に2つ、接点状態の検知用に5つの端子部材が必要になり、同軸リレーの狭い上面に設けるにあたって、端子ピッチを狭くすることができる上述の端子部材は、特に好適である。
図1は本発明の実施の一形態に係る端子部材31の正面図であり、図2はその上面図である。本発明の端子部材31は、長手状に形成される導体32の両端部32a,32bが露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材33で被覆して成り、一端部32aが基板に貫挿されて半田付け固定され、他端部32bはリード線が半田付けされたり、他のコネクタに嵌り込むなどして他の導電部材に接続される端子部材において、注目すべきは、これらの図1および図2で示すように、複数本の端子部材31が1本ずつ個別に作成されるのではなく、その複数本が並んで使用される場合の端子ピッチに対応した間隔で、相互に並列に、前記被覆部材33の部分が連結形成されていることである。
図3は、その作製方法を説明するための図である。たとえばロール状に巻取られている帯状の金属板36を順に繰出し、打抜き形成によって前記導体32部分を形成し、予め定める数ずつ、前記両端部32a,32bを支点として金型によって挟み込み、LCP(全芳香族液晶ポリマー)などの合成樹脂を射出成型することによって、前記被覆部材33の部分が形成される。その後、前記両端部32a,32b部分で、前記金属板36の搬送用の両端部分37,38から切離されることで、前記予め定める数ずつ連結形成された端子部材31が完成する。
これによって、帯状に延びる前記被覆部材33に、前記導体32が、その帯の幅方向に串刺された状態に形成される。そして、使用時には、前記被覆部材33の連結部分において、帯状に延びる該被覆部材33の幅方向に形成された分割用の薄肉部34に繰返し折り曲げのストレスを加えるなどして、図4および図5で示すように、必要なだけの端子部材31が分離され、前記導体32の一端部32aが基板35に差込まれる。これによって、基板の端子数に合わせて、連結形成された端子部材を複数種類準備しておく必要はない。前記分割用の薄肉部34は、V溝やミシン目などから成り、前述のように繰返し折り曲げのストレスを加えるなどして、必要なだけの端子部材31を容易に分離することができる。
したがって、従来のように端子部材31を個別に基板35に立設した場合に発生していた該端子部材31の基板35からの浮きや傾きが発生しにくくなり、また予め定められる端子ピッチも正確に保持することができる。また、振動等の機械的なストレスに対しても、連結されている複数の端子部材31全体で受け止め、分散して吸収するので、半田付け部分の強度が増し、接着などの余分な作業を行うことなく、端子折れや半田クラックなどの発生を抑えることができる。さらにまた、1本ずつ個別に基板35に組み込む場合に比べて、作業性を向上することもできるとともに、端子部材31の向きを揃えることができ、前記導体32の他端部32bが、図1〜図3で示すような平板状や、リング状の場合に好適である。
本発明の端子部材31でも、抜け止めのために、前記被覆部材33は、2段階の外径に形成されており、後述するカバーの端子孔よりも小径に形成されて前記導体32の他端部32bを該端子孔の内周面から絶縁状態で保持する突出部33aと、前記カバーの端子孔よりも大径の基部33bとから形成されている。しかしながら、前述の従来技術のように基部33bが大径に形成されておらず、前記端子ピッチは、前記基板35や他の導電部材で対応可能な任意の狭いピッチに形成可能である。
本実施の形態では、前記導体32は、長手状で、その一端部32aは先鋭な丸棒状に形成され、基板35に形成された端子孔に貫挿されて半田付け固定され、他端部32bは他のコネクタに嵌り込むことが可能なように、上述のように平板状に形成され、その平板の中央部にはリード線を巻付け可能なように孔33cが形成されている。
図6は、前記基板35の作製方法を説明するための図である。自動搬送機などに対応したサイズの基板41には、予めスリット42が形成され、前記各基板35部分が長手方向に分割されている。また、予め端子孔やパターンなどが形成されている。そのような基板41に、作業者によって、必要なだけの端子部材31が分離されて半田付けされ、必要に応じて駆動リレー43なども半田付けされる。その後、図6において破線で示す部分を分離することで、前記各基板35部分は短手方向にも分割され、個別の状態となって完成する。
図7は上述のように構成される端子部材31を使用する同軸リレー51の分解斜視図であり、図8および図9はその同軸リレー51の断面図である。この同軸リレー51は、大略的に、同軸コネクタC1,C2,C3およびその接点C1a,C2a,C3aを開閉するコンタクトSW1,SW2を有する高周波ブロック52と、前記高周波ブロック52の上部に配置され、前記高周波ブロック52のコンタクトSW1,SW2を開閉駆動する接極子53および電磁ブロック54を有する駆動機構ブロック55と、前記電磁ブロック54の励磁のための回路やインディケート回路を実装する基板35およびその基板35に実装される前記の端子部材31から成るコネクタ56を有する基板ブロック57とを含んで構成される。前記駆動機構ブロック55および基板ブロック57は、下面開口の箱状に形成され、前記高周波ブロック52上に嵌着されるカバー58内に収納され、その状態で前記カバー58の上面に形成された端子孔59から前記各端子部材31の突出部33aおよび他端部32bが突出し、前記コネクタ56を構成する。
前記高周波ブロック52は、金属製ベース61の底面からSMA型の前記同軸コネクタC1,C2,C3が螺着され、その内部には前記コンタクトSW1,SW2が図7〜図9の上下方向に変位自在に収容され、その上部には蓋体としてのサブベース62が取付けられ、そのサブベース62の上部から前記コンタクトSW1,SW2を昇降変位する駆動体D1,D2が突出するとともに、その駆動体D1,D2を上昇方向へバイアスするコンタクトバネB1,B2が取付けられて構成されている。
前記金属製ベース61は切削加工によって形成され、底面から上面へ貫通する3つの取付け孔H1,H2,H3が長手方向に一定間隔で穿設されるとともに上面側では横方向に連通する収納孔H4が形成されており、各取付け孔に前記同軸コネクタC1,C2,C3が螺着されることで、前記接点C1a,C2a,C3aが収納孔H4内に、その先端面の高さが同一になるように突出される。そしてこの収納孔H4内に、中央の接点C3aと、両側の各接点C1a,C2aとをそれぞれ接続することができる前記コンタクトSW1,SW2が収納される。
前記コンタクトSW1,SW2は、平板状の導電体から成る。これらのコンタクトSW1,SW2は、LPC樹脂製の駆動体D1,D2の成形時に、インサート(同時)成形によって、その中央部で該駆動体D1,D2と一体化される。棒状の該駆動体D1,D2は、サブベース62に形成された孔E1,E2内を遊挿可能であり、その上端がサブベース62の上面に配置されたコンタクトバネB1,B2に熱着結合して、常時上方へ付勢される。
前記駆動体D1,D2の一方の上端部が、前記サブベース62の上面にシーソー式に揺動自在に設置される接極子53の対応する端部で押込まれることで、それに一体化したコンタクトSW1,SW2の一方が下降し、接点C3aと、接点C1a,C2aとの何れか一方とを電気的に接続する。したがって、この同軸リレー51では、中央の同軸コネクタC3の接点C3aが共通接点となり、両側のコネクタC1,C2の接点C1a,C2aが個別接点となり、後述するラッチング動作によって上述のように何れか一方が導通している。
前記サブベース62は、金属板を打抜き加工することによって形成され、その外径寸法は、金属製ベース61の対応する方向の寸法よりやや小さく形成されている。これによって、該サブベース62を金属製ベース61の上面の定位置に取付けたときに、その周囲にカバー58の下端面を載置するための段差が確保されている。
前記コンタクトバネB1,B2は、金型による打抜きによって、上面から見て日の字型に形成されており、かつ曲げ加工によって、正面から見てパンタグラフ状(菱形)に形成されている。すなわち、前記日の字の相互に平行な3つの部位の内、中央の部位を2つの平行な側部よりも高い位置となるように、両端の部位を前記側部よりも低い位置となるように折り曲げて形成されている。そして、前記日の字の相互に平行な3つの部位の中央部は幅広に形成されており、前記中央の部位の幅広部に設けた挿通孔に下方から駆動体D1,D2の上端部を貫挿して熱着固定し、両端の部位の幅広部に設けた挿通孔に固定ねじ63を上方から挿通させて前記サブベース62の上面に螺着させるようになっている。
前記駆動機構ブロック55は、前記電磁ブロック54と、前記接極子53と、これらの電磁ブロック54および接極子53を保持するフレーム71とを備えて構成されている。この同軸リレー51は、ラッチングリレーであり、前記駆動機構ブロック55の主要な構成部材である電磁ブロック54は、継鉄72、2組の励磁コイル部73,74および永久磁石79等で構成される。
前記継鉄72は、磁性軟鉄などの磁性体を打抜きと曲げ加工とによって形成されたもので、平板部72aと、この平板部72aの長手方向の中央部から下方に折曲げて垂下させた垂下片部72b,72cとから成り、平板部72aの長手方向の中心から対称となる両端部位置に設けた孔に、それぞれ励磁コイル部73,74の鉄心73a,74aの上端を挿入してかしめ固定することで、該励磁コイル部73,74が垂下配設される。
前記垂下片部72b,72cの下端間には、前記永久磁石79が橋絡配設されている。この配設は、垂下片部72b,72cの板幅とともに、該垂下片部72b,72cの下端に形成された段部に板状の永久磁石79の両側上端縁を係合させることによって、永久磁石79を位置決めすることで行われる。ここで、前記垂下片部72b,72cは、その中心と平板部72aの中心とが一致し、中心から見て両側縁までの距離が相互に等しく形成され、ラッチングリレーを構成する本実施形態では、前記永久磁石79としては、垂下片部72b,72cの両側縁に亘る幅を有し、かつ上下面に磁極を有するものを用いている。
このような永久磁石79の取付け構造を採用することによって、板状の継鉄72に永久磁石79の上端を接着固定して永久磁石を垂下させる場合に比べて、永久磁石79の体積を小さくでき、低コスト化が可能になる。また、永久磁石79を直接継鉄72の中心部に接着する場合には、中心の位置決めが難しく、しかも永久磁石79が傾いた場合、永久磁石79の先端の磁極での変位が大きく、動作特性に影響があるのに対して、本実施形態のように継鉄72の垂下片部72b,72c間に永久磁石79を取付けることで、該永久磁石79の傾きを継鉄72の加工精度、すなわち金型の精度で決定することができ、その傾きは小さく、かつ寸法精度が安定しているので、後述する接極子53のストロークが安定し、消費電力の低減を図ることができる。さらにまた、磁気回路として磁気抵抗の小さい継鉄72を中心として構成するので、磁気抵抗の大きな永久磁石79が小さくても、同等以上の磁力を確保できる磁気回路を構成することができる。
前記励磁コイル部73,74は、鉄心73a,74aがコイルボビン73b,74bに貫挿され、そのコイルボビン73b,74bに励磁コイル73c,74cが巻回されることで構成されている。前記LPC樹脂製のコイルボビン73b,74bにおいて、その鍔部73d,74d内には、励磁コイル73c,74cの両端に接続される一対のコイル端子73e,73f;74e,74fが埋込まれている。これらのコイル端子73e,73f;74e,74fは、突出基端より先部が上方へ延長されて、上端が継鉄72の平板部72aより上方に突出している。
また、下側の鍔部73g,74gの外側端部には、一対のインディケート端子73h,73i;74h,74iの下部を固定する固定台73j,74jが設けられ、これらインディケート端子73h,73i;74h,74iを支持している。これらインディケート端子73h,73i;74h,74iは、相互に並行する形で、電磁ブロック55の空きスペースを利用して上方に延設されており、上部が上側鍔部73d,74dの前記コイル端子73e,73f;74e,74fの突出部間にて保持される形で、上端が継鉄72の平板部72aより上方へ突出されている。
一対のインディケート端子73h,73i;74h,74iは、その下端部が各対で相互に離反方向に折曲げて突出され、固定接触片73k,74kを形成している。この一対の固定接触片73k,74kと、接極子53の両端上面にそれぞれ取付けられたインディケートバネ75,76の両側の可動接触片75a,76aとが、接極子53の揺動による接触/開離によってON/OFFし、対応する側のコンタクトSW1,SW2のON/OFF状態を示す信号を取出すことができるようなっている。前記各インディケートバネ75,76は、励磁コイル部73,74の鉄心73a,74aの下端の磁極面に対向して吸着される接極子53の端部上面に板面を溶接接合して固定され、レシュジュアルプレートを兼ねている。
前記接触子53は、磁性体から成る作動片77と、前記作動片77の両端上面に溶接接合によって固定され、レシュジュアルプレート兼用の前述のインディケートバネ75,76と、前記作動片77の下面に取付けられる駆動片78とを備えて構成される。前記駆動片78は、接極子53の長手方向に並行する板状のバネ片78aと、前記バネ片78aの中央部から接極子53の短手方向に形成された支持片78bと、前記バネ片78aの両端部から側方へ突出したバネ調整用突片78cとを備えて構成される。このバネ片78aの中央部に形成した孔(図示せず)に、前記作動片77の中央部の下面側に突出形成しただぼ78dを上方から挿入してかしめることによって、この駆動片78は作動片77に一体化される。前記支持片78bが後述するようにフレーム71に支持されることで、該接触子53はシーソー式に揺動変位自在となる。そして、前記作動片77が、励磁コイル部73,74の鉄心73a,74aのいずれか一方によって吸着されることで該接触子53は揺動し、バネ片78aが前記駆動体D1,D2のいずれか一方を押下げ、前述のようにコンタクトSW1,SW2の一方が下降し、接点C3aと、接点C1a,C2aの何れか一方とを電気的に接続する。
前記フレーム71は、非磁性体の金属板を打抜き、曲げ加工して形成されたもので、天井片71aと、該天井片71aの短手方向の両側端より下方に向けて折曲げ形成した側片71b,71cとを備えて構成される。そして、前記天井片71aと両側片71b,71cとによって形成された空間内に、上記のようにように構成された駆動機構ブロック55を収納し、さらにこの駆動機構ブロック55の下方に、上記のように構成された接極子53を収容する。
一対の前記側片71b,71cの中央部において、前記電磁ブロック54の永久磁石79の下面よりやや下方に位置する下端部からは、相互に近接する方向に台座71dが延設され、その幅方向中央部の先端からは、下方に延びる係合突起71eが形成されている。そして、この台座71dの下面に前記駆動片78の支持片78bが当接し、その支持片78bに形成された係合孔78eに前記係合突起71eが遊挿することで、フレーム71に対する駆動片78の位置決めが行われる。さらに、その駆動片78が前記コンタクトバネB1,B2の弾発力による駆動体D1,D2の押上げおよび励磁コイル部73,74の磁気吸着によって上方に付勢されることで、前述のようにシーソー式に揺動変位自在となる。
また、前記電磁ブロック54のフレーム71に対する取付けは、継鉄72の上面の4隅において、下面から押圧して上方に突出形成させただぼ72dを天井片71a側に対応して形成した挿通孔71fに下方から挿入して継鉄72の上面を天井片71aの下面に当接し、この状態で挿通孔71fから突出しただぼ72dをかしめ固定することで行われる。このとき、電磁ブロック54の両端から上方へ突出したコイル端子73e,73f;74e,74fおよびインディケート端子73h,73i;74h,74iがそれぞれ天井片71aの両端に形成した切欠71gより上方に突出することになる。また、各励磁コイル部73,74の鉄心73a,74aの上端部は、天井片71aに対向するように設けられた逃げ用孔71h内に嵌り込む。
このような接極子53の保持構造を採用することにて、溶接やかしめ治具が不要で、手組みが可能となり、生産性を向上させることができる。また、台座71dおよび係合突起71eが接極子53の中央部付近に設置されるので、該接極子53の揺動に伴う摺動がほとんどなく、つまり摩擦が無く、動作が安定する。以上のように電磁ブロック54および接極子53をフレーム71に組込むことで、駆動機構ブロック55が完成する。
前記の駆動機構ブロック55の高周波ブロック52上への配設固定は、以下のように行われる。すなわち、フレーム71の両側片71b,71cの両端下部から下方に延設されている脚片71iの段部71jを、サブベース62の4隅に形成されている凹欠部62aに嵌め込み、前記段部71jの下向き面71kをサブベース62の上面に乗せて高さ方向の位置決めを行い、この状態で脚片71iの下端側面71lをサブベース62の側面に溶接固定するものである。
この配設固定によって、各コンタクトSW1,SW2の駆動体D1,D2の上端は対向する接触子53のバネ片78aの下面に対向し、たとえば図8に示すように、永久磁石79、継鉄72および励磁コイル部73の鉄心73aによって閉磁路を形成し、バネ片78aの鉄心73aに吸着されている側に対向する駆動体D1の上端はバネ片78aより離れ、吸着されていない側の駆動体D2の上端はコンタクトバネB2の上向き付勢に抗し、バネ片78aを介して接極子53によって下方に押し動かされた状態となる。つまり、コンタクトSW1および駆動体D1は、コンタクトバネB1によって上方向に移動され、該コンタクトSW1の両端は同軸コネクタC1,C3の中心導体C1a,C3aの上端面から開離した状態にあり、他方のコンタクトSW2は駆動体D2が下方向に移動され、該コンタクトSW2の両端は同軸コネクタC2,C3の中心導体C2a,C3aの上端面に接触した状態にあり、同軸コネクタC1,C3間がOFF、同軸コネクタC2,C3間がONとなっている。
ここで、本実施形態の電磁ブロック54および接極子53は、フレーム71の一部品で全て位置決めされるので、寸法精度を安定させ、生産性を向上することができる。また、フレーム71への固定は、全てねじ無しで、かしめや溶接によって行うので、高さ方向の寸法精度が安定し、精度のばらつきによる組直しが不要となる上に、ねじを用いた場合に必要となる緩み止めの接着剤塗布も不要になり、組立作業性を向上することができる。
さらにまた、同軸コネクタC1〜C3および高周波の開閉を行うためのコンタクトSW1,SW2を取付けたベース61およびサブベース62から成る高周波ブロック52と、駆動機構ブロック55とは分離された形でブロック化されて組込まれる構造であるので、高周波特性を高周波ブロック52のみで調整でき、駆動機構ブロック55側の動作特性も高周波ブロック52側とは別に調整でき、そのため調整作業が容易で生産性を向上させることができる。また、接極子53のストロークは、フレーム71と鉄心73a,74aとの位置で決まるので、鉄心かしめの治具で寸法を合わせつつ、かしめを行うことで調整することができる。さらにまた、コンタクトSW1,SW2の押込み量、つまりコンタクトSW1,SW2が同軸コネクタC1,C3またはC2,C3の中心導体C1a,C3aまたはC2a,C3aの上面に当接してからのオーバートラベル量は、組立後、接極子53のバネ片78aの曲げを、バネ調整用突片78cを用いて調整することができる。
さらにまた、所定の励磁電圧を励磁コイル部73,74に印加したときの動作特性の調整は、最終的にインディケートバネ75,76の可動接触片75a,76aに接触するインディケート端子73h,73i;74h,74iの固定接触片73k,74kの曲げによって行うことができる。しかしながら、基本的には、各部品およびその位置決めの寸法精度が向上しているので、略無調整化できている。この固定接触片73k,74kおよび前記バネ調整用突片78cは、調整時にフレーム71などの他の部品が邪魔にならないように配置されている。
こうして高周波ブロック52上に駆動機構ブロック55を配設固定した後に、基板ブロック57がフレーム71の上方に配設される。このとき、フレーム71の天井片71aの上方に突出したコイル端子73e,73f;74e,74fおよびインディケート端子73h,73i;74h,74iの先端を、基板ブロック57のプリント基板35にそれぞれ対応するように穿設した取付け孔35aに下方から挿入して半田付けすることで、該プリント基板35を天井片71aの上方に配設固定するとともに、各端子73e,73f;74e,74f;73h,73i;74h,74iをプリント基板35に実装されている回路に電気的に接続することができる。
前記基板ブロック57は、プリント基板35と、該プリント基板35の一端側に実装された前記コネクタ56と、他端側に実装された前記駆動リレー43とを備えて構成される。前記駆動リレー43は、コネクタ56を介して入力される各励磁コイル部73,74への駆動信号(励磁電流を含む)に応答して、コイル端子73e,73f;74e,74fを駆動する。
前記基板ブロック57のフレーム71の上方への配設固定が終了した後、ベースブロック52上にカバー58を被着することで、本実施形態の同軸リレー51が完成する。カバー58は、前記ベース61とともにシールド効果を得るために、たとえば金属板の深絞りによって形成される。そのカバー58の被着にあたっては、カバー58の天井面に形成されている端子孔59にコネクタ56の各端子部材31を内部から挿入して、カバー58内に、前記基板ブロック57および駆動機構ブロック55を収納しながらカバー58をベースブロック52方向に移動させてゆく。そして、カバー58の下端を、サブベース62の外周面に溶接または接着する。
このように本実施形態によれば、駆動機構ブロック55の高周波ブロック52上への配設とともに、基板ブロック57の積上げ配設と、カバー58の上方からの被着とによって、全体の組立工程が単純化されており、組立性を向上することができる。
次に、上記のように組立完成した本実施形態の同軸リレー51の動作を簡単に説明する。接極子53の端部が鉄心73a,74aの対向する磁極面から離れている側、すなわち図8において向かって右側の励磁コイル部74の励磁コイル74cに接極子53の右端部の上面を吸引する方向の磁束を発生させる向きの励磁電流を流すと、接極子53の右端部が鉄心74aの対向する磁極面に吸引され、コンタクトSW2側のコンタクトバネB2による駆動体D2の押上げ力とで、接極子53が反時計方向に回動する。この回動によって、コンタクトSW2側の接極子53のインディケートバネ76が右側の励磁コイル部74の鉄心74aの対向磁極面に吸着して、該鉄心74a−継鉄72−永久磁石79−接極子53−鉄心74aの閉磁路が形成されされ、接触子53の右端部が右側の励磁コイル部74の鉄心74aの磁極面に吸着される。この状態は、励磁電流が無くなっても、永久磁石79の磁束が閉磁路を流れることで、保持されることになる。以上の動作によって、コンタクトSW2は同軸コネクタC2,C3の中心導体C2a,C3aの上端面から開離し、両同軸コネクタC2,C3間をOFFする。
一方、コンタクトSW1側では、接極子53の反時計方向の回転によって、該接極子53の左端部がコンタクトバネB1の押上げ力に抗して駆動体D1を下方に押込み、当該駆動体D1の下端のコンタクトSW1は同軸コネクタC1,C3の中心導体C1a,C3aの上端面に接触し、両同軸コネクタC1,C3間をONする。また、インディケート端子73h,73iを短絡していたインディケートバネ75の両側の可動接触片75aが開離するとともに、開離していたインディケート端子74h,74i間がインディートバネ76の両側の可動接触片76aによって短絡され、前記コネクタ56を通じて、外部にその動作状態の信号が出力される。
この反転状態からコンタクトSW1側、つまり図8において左側の励磁コイル部73の励磁コイル73aに接極子53の左端部を吸引する方向の励磁電流を流せば、上記と同様に反転動作して、この図8の状態に戻ることになる。
上述した構成は、双安定型のラッチングリレーの構成であったが、永久磁石79の幅寸法を変えるだけで、フェイルセーフの単安定型のリレーを構成することもできる。そして、そのような切換え駆動方法および接点状態の検知方法によっても異なるけれども、たとえば上述のように3つの同軸コネクタで、1共通入力または出力、2個別出力または入力とした場合、端子部材31の必要数は、以下の通りである。
先ず、以下のいずれの条件でも共通に、2個別出力または入力のための2つのコンタクトSW1,SW2の接点状態を検知するために、3つの端子部材が必要になる。具体的には、コモンと接点1,2である。次に、励磁コイルが1つで、励磁を止めると、予め定められた接点状態に復帰するフェイルセーフの単安定型リレーの場合、励磁用に2つの端子部材が必要になる。これに対して、上述のように励磁を止めても、励磁をした状態の接点状態を維持する双安定型のラッチングリレーの場合には、励磁用に3つの端子部材が必要になる。具体的には、コモンと端子1,2である。前記単安定型リレーおよびラッチングリレーにおいて、励磁用には、パワー素子で作成された、たとえば12Vや24Vが与えられる。さらにまた、図8において仮想線で示すTTLによる駆動回路80を用いたTTLラッチングリレーの場合には、図8において仮想線で示す端子部材31aを追加して、励磁用に4つの端子部材が必要になる。具体的には、ハイレベルの電源用(前記12Vや24V)と、パソコンなどで作成された制御1,2用(たとえば5V)と、GNDである。
このように同軸リレー51では、多くの端子部材を、任意の数だけ実装する必要があり、狭い上面に端子部材を設けるにあたって、端子ピッチを狭くし、必要数を調整することができる本発明の端子部材31は、特に好適である。
本発明の実施の一形態に係る端子部材の正面図である。 図1の端子部材の上面図である。 図1の端子部材の作製方法を説明するための図である。 前記の端子部材を基板に組付けた状態の正面図である。 前記の端子部材を基板に組付けた状態の上面図である。 前記端子部材が組付けられる基板の作製方法を説明するための図である。 前記の端子部材を使用する同軸リレーの分解斜視図である。 図7の同軸リレーの断面図である。 図7の同軸リレーの断面図である。 従来の端子部材の問題点を示す図である。 他の従来技術による端子部材の形状を示す図である。 図11で示す端子部材を用いる同軸リレーの断面図である。
符号の説明
31 端子部材
32 導体
32a 一端部
32b 他端部
33 被覆部材
33a 突出部
33b 基部
34 薄肉部
35 基板
36 金属板
41 基板
43 駆動リレー
51 同軸リレー
52 高周波ブロック
53 接極子
54 電磁ブロック
55 駆動機構ブロック
56 コネクタ
57 基板ブロック
58 カバー
59 端子孔
61 金属製ベース
62 サブベース
71 フレーム
72 継鉄
73,74 励磁コイル部
73a,74a 鉄心
73b,74b コイルボビン
73c,74c 励磁コイル
73h,73i;74h,74i インディケート端子
73e,73f;74e,74f コイル端子
73k,74k 固定接触片
75,76 インディケートバネ
75a,76a 可動接触片
77 作動片
78 駆動片
78a バネ片
78b 支持片
78c バネ調整用突片
79 永久磁石
B1,B2 コンタクトバネ
C1,C2,C3 同軸コネクタ
C1a,C2a,C3a 接点
D1,D2 駆動体
SW1,SW2 コンタクト

Claims (3)

  1. 長手状の導体の両端部が露出するように、中央部を電気絶縁性の被覆部材で被覆して成り、一端が基板に貫挿されて半田付け固定され、他端は他の導電部材に接続される端子部材において、
    複数の端子部材が相互に並列に、予め定められる端子ピッチに対応した間隔となるように、前記被覆部材部分が連結形成されることを特徴とする端子部材。
  2. 前記被覆部材の連結部分には、分割用の薄肉部が形成されることを特徴とする請求項1記載の端子部材。
  3. 同軸の接点およびその接点を開閉するコンタクトを有する高周波ブロックと、前記高周波ブロックの上部に配置され、前記高周波ブロックのコンタクトを開閉駆動する接極子および電磁ブロックを有する駆動機構ブロックと、前記電磁ブロックの励磁のための回路を実装する基板およびその基板に実装される前記請求項1または2記載の端子部材から成るコネクタを有する基板ブロックとを含むことを特徴とする同軸リレー。
JP2004152041A 2004-05-21 2004-05-21 端子部材およびそれを用いる同軸リレー Withdrawn JP2005332760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004152041A JP2005332760A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 端子部材およびそれを用いる同軸リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004152041A JP2005332760A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 端子部材およびそれを用いる同軸リレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005332760A true JP2005332760A (ja) 2005-12-02

Family

ID=35487240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004152041A Withdrawn JP2005332760A (ja) 2004-05-21 2004-05-21 端子部材およびそれを用いる同軸リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005332760A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3870049B2 (ja) 電磁継電装置
US6204740B1 (en) Coaxial relay
JP2007048705A (ja) リレー
WO2007020838A1 (ja) リレー
JP2002334643A (ja) 電気切換え要素
JP5368937B2 (ja) コイル端子
WO2007020839A1 (ja) リレー
JP2005332760A (ja) 端子部材およびそれを用いる同軸リレー
JP2005332759A (ja) コネクタおよびそれを用いる同軸リレー
JP4131111B2 (ja) 電磁石装置
JP4000715B2 (ja) 同軸リレー
JP4265542B2 (ja) マイクロリレー
JP2005339959A (ja) リレー用コイルボビンおよびそれを用いる同軸リレーならびにリレー用コイルボビンの金型
JP2005332758A (ja) 磁石の保持構造およびそれを用いる同軸リレー
JP4059201B2 (ja) マイクロリレー
JP3972514B2 (ja) 同軸リレー
JP4020081B2 (ja) マイクロリレー
US11749942B2 (en) Magnetic connector and method of manufacturing magnetic connector
JP3952633B2 (ja) 同軸リレー
JP2003272500A (ja) リレー
JP4855273B2 (ja) 電磁石装置及び電磁継電器
JP4000714B2 (ja) 同軸リレー
WO2010074221A1 (ja) マイクロリレー
JP2669853B2 (ja) リレー
JP2004095364A (ja) 同軸スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051102

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070608