JP4131111B2 - 電磁石装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に電磁継電器、特に高周波信号の切替に適した電磁継電器に採用される電磁石装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電磁石装置として、例えば特開2000−306479号公報に開示される同軸リレーに採用されるものがある。この電磁石装置では、スプールの中心孔を挿通する鉄心は、その一端部をヨークに加締固定され、他端部の磁極面には回動自在に設けた可動鉄片の両端部が接離可能に対向する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記電磁石装置では、鉄心の一端部が加締により塑性歪を生じ、磁気特性が悪化するという問題がある。また、樹脂部品と共に組み立てる際に加締るので、その後に加締部分を熱処理(焼鈍)することは不可能である。このため、所望の吸引力を得ようとすると、磁気特性が悪化した分、余分な消費電力が必要となり、大型化の必要が生じる。
【0004】
また、鉄心を加締る場合、寸法にばらつきが生じることは避けられず、磁極面の位置すなわち可動鉄片のストロークが安定しないという問題がある。鉄心の寸法を高精度に得るためには、加締用に高価な設備が必要となる。
【0005】
そこで、本発明は、小型で磁気特性に優れ、鉄心の磁極面の位置を高精度に得ることができる電磁石装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
鉄心にスプールを介してコイルを巻回し、前記鉄心にヨークを接続してなる電磁石部を備えた電磁石装置において、
前記ヨークと前記鉄心とを、前記スプールの内部で互いに面接触する接触平面を備えた構成とし、
前記ヨークと前記鉄心とは、前記スプールの軸心方向に対して相対的な位置関係を調整可能に設け、
前記ヨークに吸着させた永久磁石と、前記鉄心の磁極面とを位置決めするホルダーを備え、
前記ホルダーには、前記鉄心の磁極面に吸引されることにより駆動する可動鉄片を回動自在に設け、
前記鉄心の磁極面を、非磁性の板状体を介して前記ホルダーに位置決めしたものである。
【0007】
この構成により、ヨーク及び鉄心に加締等の磁気特性を悪化させるような加工を施す必要がなくなり、面接触により所望の磁束密度を得ることが可能となる。また、両部品を高精度に加工しなくても、組立時に所望の位置関係に調整することができる。また、永久磁石及び鉄心の磁極面を同一部材であるホルダーによって位置決めすることができるので、両者の位置関係を高精度に得ることが可能となる。また、永久磁石及び鉄心の磁極面のほか、可動鉄片をもホルダーに対して位置決めすることができ、可動鉄片のストローク量を確実に所望の値とすることが可能となる。また、可動鉄片のストローク量を所望の値に維持しつつ、吸引力を所望の値に調整可能となる。
【0012】
また、本発明は、前記課題を解決するための手段として、
鉄心にスプールを介してコイルを巻回し、前記鉄心にヨークを接続してなる電磁石部を備えた電磁石装置において、
前記電磁石部を2箇所に設け、
前記ヨークを、略U字形で、両端部に接触平面を形成され、該接触平面を前記スプール内に収容されて各鉄心の接触平面と面接触する構成とし、
前記ヨークの中間部に永久磁石を吸着させ、
前記鉄心の磁極面が位置決めされる第1位置決め部と、前記永久磁石の磁極面が位置決めされ、前記ヨークの中間部に沿う方向に位置を調整可能な第2位置決め部とを有するホルダーを設けたものである。
【0015】
前記ヨークの両端部対向部分に接触平面を形成すると、鉄心を内側に配設でき、磁極面の占有面積を大きくとることが可能となる点で好ましい。
【0016】
前記ホルダーには、前記各鉄心の磁極面にそれぞれ吸引されることにより回動する可動鉄片を設けるのが好ましい。
【0017】
前記鉄心の少なくともいずれか一方の磁極面を、非磁性の板状体を介して前記ホルダーに位置決めするのが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0019】
図1は、本実施形態に係る同軸リレーの斜視図である。この同軸リレーは、図2に示すように、大略、電磁石ブロック1(本発明の電磁石装置に相当する。)及び接点ブロック2からなる。
【0020】
電磁石ブロック1は、図3に示すように、ホルダー3に、電磁石部4及び可動鉄片5を組み付けたものである。
【0021】
ホルダー3は、矩形枠状で、両側面中央部から下方に向かって取付片6が延設されている。各取付片6の下端部にはネジ止め用の貫通孔6aが2箇所に穿設され、その上方中央部には軸受孔7が穿設されている。ホルダー3の4隅には内側に迫り出した第1位置決め部である厚肉部8が形成され、そこにはネジ孔8aが穿設されている。また、ホルダー3の両端部には、前記厚肉部8によって幅狭となったガイド部9が形成されている。さらに、ホルダー3の両側中央部上面には第2位置決め部であるガイド溝10が形成されている。
【0022】
電磁石部4は、鉄心11にスプール12を介してコイル13を巻回してなる一対の電磁石と、前記両鉄心11間を接続するヨーク14とで構成されている。鉄心11は、磁性板状体を略L字形に折り曲げたもので、折り曲げ加工後に焼鈍されて歪を除去されることにより所望の磁気特性が確保されている。鉄心11では、垂直部15に対して水平部16が幅広に形成され、水平部16の下面が磁極面17となっている。また、水平部16の両側には貫通孔16aが穿設され、その間には貫通孔16bが形成されている。垂直部15の外面すなわち水平部16が延在する方の面が接触平面15aである。鉄心11は、スペーサ18を介してネジSを前記ホルダー3のネジ孔8aに螺合することにより取り付けられる。スペーサ18は、非磁性の板状体で、鉄心11の磁極面17から可動鉄片5に作用する力を調整するために設けられている。スペーサ18の厚みを大きくすれば吸引力を抑えることが可能である。スプール12は、矩形筒部19の両端に矩形状の鍔部20a,20bをそれぞれ形成したものである。矩形筒部19には鉄心11の垂直部15が挿入される。上方鍔部20aの両端は厚肉の端子保持部21が形成されている。端子保持部21は、両端部に保持溝22を備え、コイル端子23の取付位置を自由に選択可能となっている。コイル13は、スプール12の矩形筒部19に巻回され、両端部がコイル端子23にそれぞれ巻き付けられる。ヨーク14は、磁性板状体を略U字形に折り曲げたもので、前記鉄心11と同様に、折り曲げ加工後に焼鈍されて歪を除去されている。ヨーク14の両端部14aは前記スプール12の矩形筒部19にそれぞれ挿入される。両端部14aの対向面が接触平面14bで、矩形筒部19に挿入された状態で、前記鉄心11の垂直部15の接触平面15aと面接触する。ヨーク14の中間部14cは、両端部よりも幅広で、その中央部にはさらに幅広のガイド部14dが突出し、永久磁石24が配設される。永久磁石24は略直方体形状で、上下で極性が相違する。
【0023】
可動鉄片5は、純鉄からなる板状体で、図4に示すように、両端部には、前記ホルダー3のガイド部9に位置し、後述する基板46に設けられるインジケータスイッチのロッドを押圧するための突部25がそれぞれ形成されている。また、可動鉄片5の底面中央部(図4では上面中央部)には、幅方向に一対の突条26が突出し、その間には回転軸27が配設される溝部28が形成されている。前記突条26には、溝部28を覆うようにして板バネ29がネジ止めされる。可動鉄片5は、ホルダー3内に配設され、溝部28と板バネ29とによって形成される空間に挿通した回転軸27を軸受孔7に嵌合することにより、ホルダー3に対して回転軸27を中心として回動自在に支持される。
【0024】
接点ブロック2は、図5に示すように、ベースブロック30上に可動ブロック31を配設したものである。
【0025】
ベースブロック30は、略直方体で、上面中心に逃がし溝32が形成され、下面3箇所から前記逃がし溝32に連通する同軸コネクタ穴33が穿設されている。各同軸コネクタ穴33には同軸コネクタ34が固定され、同軸コネクタ34の中心から延びる固定接点35が逃がし溝32内に露出する。また、ベースブロック30の上面には,4箇所のネジ孔30aと、2箇所の逃がし孔30bと、2箇所の位置決め孔30c,30dとが形成されている。一方の位置決め穴30dは回転方向のみを規制する長穴となっている。また、ベースブロック30の側面には、ベースブロック30自身を他の場所に取り付けるための取付穴30eが形成されている。
【0026】
可動ブロック31は、図6に示すように、ベースプレート36に設けた一対のプランジャ37により可動接点38を上下動自在としたものである。ベースプレート36は略I字形で、4箇所に穿設した貫通孔36aを介してベースブロック30にネジ止め可能となっている。また、ベースプレート36には、他にも4箇所にガイド孔36b、2箇所に挿通孔36cがそれぞれ穿設され、両端部各1箇所と、中央幅狭部側面各2箇所とにはネジ孔36d,36eがそれぞれ形成されている。ネジ孔36dを利用して前記電磁石ブロック1を覆うケース(図示せず)を固定でき、ネジ孔36eを利用して前記ホルダー3を固定できるようになっている。プランジャ37は略T字形で、腕部37aと、その下面中央部から延びる軸部37bとで構成されている。軸部37bは、コイルスプリング43を外装された状態で、ベースプレート36の挿通孔36cに挿通される。これにより、プランジャ37は上方に付勢される。腕部37aの両端部にはピン44がそれぞれ嵌合し、ベースプレート36のガイド孔36bにガイドされる。これにより、プランジャ37は、ベースプレート36に対して常に平行な状態を維持しつつ上下動可能である。可動接点38は棒状で、中央部を前記プランジャ37の軸部37bに固定され、プランジャ37と共にベースプレート36に対して上下動し、ベースブロック30の各固定接点35と接離する。
【0027】
前記電磁石ブロック1の上方には、図7に示すように、絶縁シート45を介して基板46が配設され、筒状の支柱47を挿通するネジSによって前記ホルダー3のネジ孔8aにネジ止めされる。基板46には、コイル端子23が貫通すると共に、入力端子48が取り付けられている。
【0028】
次に、前記同軸リレーの組立方法について説明する。
【0029】
スプール12にコイル13を巻回し、鍔部20aに設けたコイル端子23にコイル13の両端部をそれぞれ巻き付ける。そして、スプール12の矩形筒部19に、下方から鉄心11の垂直部15を、上方からヨーク14の両端部をそれぞれ挿入する。これにより、鉄心11の接触平面15aとヨーク14の接触平面14aとが、相対的に上下動可能な状態で互いに面接触し、電磁石部4が完成する。なお、ヨーク14の中間部には永久磁石24を吸着させておく。一方、ホルダー3には、板バネ29を取り付けた可動鉄片5を、軸受孔7に嵌合させる回転軸27によって回動自在に支持する。そして、各鉄心11をホルダー3にネジ止めすることにより、ホルダー3に電磁石部4を組み付ける。このとき、一方の鉄心11は磁極面17にスペーサ18を介在させた状態でネジ止めする。永久磁石24は、この永久磁石24の厚みよりも大きく形成されたホルダー3のガイド溝10に位置するので、ヨーク14の中間部に沿う方向に位置を調整することができる。電磁石ブロック1を自己復帰型(シングルステーブルタイプ)とする場合には、永久磁石24をガイド溝10のいずれか一方に位置をずらせて配置すればよい。また、自己保持型(ラッチングタイプ)とする場合には、永久磁石24をガイド溝10の中央部に配置すればよい。ホルダー3のガイド溝10に対する永久磁石24の位置決めが完了すれば、接着剤等によってホルダー3に永久磁石24を固定する。図7では、永久磁石24を左側にずらせると共に、右側の鉄心11の磁極面17にスペーサ18を配設することにより自己復帰型としている。
【0030】
このようにして組み立てられた電磁石ブロック1では、同一部材であるホルダー3に対して、永久磁石24、鉄心11の磁極面17、スペーサ18の下面、並びに可動鉄片5がそれぞれ位置決めされるので、永久磁石24、鉄心11の磁極面17、スペーサ18の下面及び可動鉄片5の位置関係をホルダー3の加工精度のみに依存させることができ、高精度に得ることが可能となる。したがって、永久磁石24、鉄心11、及びヨーク14の加工精度に多少の誤差が生じていても、前記各部材の位置精度に影響を与えることはなく、可動鉄片5のストローク量を所望の値とすることができる。また、一方の鉄心11の磁極面17に配設したスペーサ18の厚みに拘わらず、その下面は必ずホルダー3の上面に位置決めすることができる。したがって、可動鉄片5のストローク量を適切な値としつつ、鉄心11の磁極面17に於ける吸引力を所望の値に設定することができる。また、ヨーク14は永久磁石24を介してホルダー3に支持されているので、上下方向に多少のばらつきが生じるが、ヨーク14と鉄心11とは上下方向にスライド自在な状態で面接触しているため、組立上の問題もなく、磁気特性に与える影響は軽微である。
【0031】
ベースブロック30の下面から同軸コネクタ穴33に同軸コネクタ34を嵌合一体化し、固定接点35を逃がし溝32内に露出させる。一方、プランジャ37にピン44を嵌合一体化し、プランジャ37の軸部37bにコイルスプリング43を外装し、ベースプレート36の挿通孔36cに挿通すると共に、一体化したピン44をガイド孔36bに挿通する。そして、前記軸部37bに可動接点38を一体化することにより可動ブロック31を完成する。その後、ベースブロック30に可動ブロック31を載置し、ネジSを貫通孔36aを介してベースブロック30のネジ孔30aに螺合して両部材を一体化することにより接点ブロック2を完成する。
【0032】
その後、接点ブロック2の上方に電磁石ブロック1を載置し、ホルダー3の取付片6に形成した貫通孔6aを介して、ネジSをベースプレート36に形成したネジ孔36eに螺合することにより、両部材を一体化する。また、電磁石ブロック1に図示しないケースを被せて、ネジSをベースプレート36のネジ孔36dに螺合することにより同軸リレーが完成する。
【0033】
続いて、前記同軸リレーの動作について説明する。
【0034】
コイル13に通電していない電磁石部4が非励磁の状態では、図7に示すように、永久磁石24を左側にずらし、右側の鉄心11の磁極面17にのみスペーサ18を介在させているので、左側の鉄心11による吸引力が右側の鉄心11による吸引力に勝り、可動鉄片5は回転軸27を中心として時計回り方向に回動する。このため、板バネ29を介して右側のプランジャ37がコイルスプリング43の付勢力に抗して押し下げられ、右側の可動接点38aが固定接点35a,35bに閉成し、同軸コネクタ34a,34b間が導通された状態に維持される。
【0035】
ここで、コイル13に通電して右側の鉄心11の磁極面17に於ける吸引力を増大させると共に、左側の鉄心11の磁極面17に於ける極性を逆転させると、可動鉄片5は回転軸27を中心として反時計回り方向に回動し、可動鉄片5の右端部は鉄心11の磁極面17にスペーサ18を介して吸引される。これにより、右側のプランジャ37はコイルスプリング43の付勢力によって上動し、可動接点38aが固定接点35a,35から離間することにより、同軸コネクタ34a,34b間の導通が遮断される。一方、左側のプランジャ37は、可動鉄片5の板バネ29によってコイルスプリング43の付勢力に抗して押し下げられ、左側の可動接点38bが固定接点35b,35cに閉成し、同軸コネクタ34b,34c間が導通される。
【0036】
なお、前記実施形態では、本発明に係る電磁石装置を同軸リレーに採用したが、他のリレーであっても採用可能である。また、自己復帰型のリレーに限らず、自己保持型のリレーであっても採用することができ、前述のシーソータイプのほか、片持ちタイプに採用することも可能である。さらに、電磁石部4は2箇所に設けるようにしたが、1箇所であってもよく、要は鉄心11とヨーク14とを面接触させて相対的に位置を調整可能とすることにより、磁気特性を維持しつつ、鉄心11の磁極面17の位置を安定させることが可能となっていればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ヨークと鉄心とを、スプールの内部で互いに面接触する接触平面を備えた構成としたので、加締等の磁気特定を悪化させるような加工が不要となり、小型であっても、鉄心の磁極面に所望の磁束密度の磁力を発生させることが可能となる。また、ヨークと鉄心とは互いに面接触するだけであるので、鉄心の磁極面を確実に所望の位置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る同軸リレーのケースを外した状態を示す斜視図である。
【図2】 図1の電磁石ブロックと接点ブロックとを分解した状態を示す斜視図である。
【図3】 図1に示す電磁石ブロックの分解斜視図である。
【図4】 図3の可動鉄片を底面側から見た状態を示す分解斜視図である。
【図5】 図1に示す接点ブロックの分解斜視図である。
【図6】 図5に示す可動ブロックの分解斜視図である。
【図7】 図1に示す同軸リレーの断面図である。
【符号の説明】
1…電磁石ブロック
2…接点ブロック
3…ホルダー
4…電磁石部
5…可動鉄片
8…厚肉部
10…ガイド溝
11…鉄心
12…スプール
13…コイル
14…ヨーク
15…垂直部
16…水平部
17…磁極面
18…スペーサ
24…永久磁石
29…板バネ
30…ベースブロック
31…可動ブロック
34(34a,34b)…同軸コネクタ
35(35a,35b,35c)…固定接点
36…ベースプレート
37…プランジャ
38(38a,38b)…可動接点
Claims (5)
- 鉄心にスプールを介してコイルを巻回し、前記鉄心にヨークを接続してなる電磁石部を備えた電磁石装置において、
前記ヨークと前記鉄心とを、前記スプールの内部で互いに面接触する接触平面を備えた構成とし、
前記ヨークと前記鉄心とは、前記スプールの軸心方向に対して相対的な位置関係を調整可能に設け、
前記ヨークに吸着させた永久磁石と、前記鉄心の磁極面とを位置決めするホルダーを備え、
前記ホルダーには、前記鉄心の磁極面に吸引されることにより駆動する可動鉄片を回動自在に設け、
前記鉄心の磁極面を、非磁性の板状体を介して前記ホルダーに位置決めしたことを特徴とする電磁石装置。 - 鉄心にスプールを介してコイルを巻回し、前記鉄心にヨークを接続してなる電磁石部を備えた電磁石装置において、
前記電磁石部を2箇所に設け、
前記ヨークを、略U字形で、両端部に接触平面を形成され、該接触平面を前記スプール内に収容されて各鉄心の接触平面と面接触する構成とし、
前記ヨークの中間部に永久磁石を吸着させ、
前記鉄心の磁極面が位置決めされる第1位置決め部と、前記永久磁石の磁極面が位置決めされ、前記ヨークの中間部に沿う方向に位置を調整可能な第2位置決め部とを有するホルダーを設けたことを特徴とする電磁石装置。 - 前記ヨークの両端部対向部分に接触平面を形成したことを特徴とする請求項2に記載の電磁石装置。
- 前記ホルダーには、前記各鉄心の磁極面にそれぞれ吸引されることにより回動する可動鉄片を設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の電磁石装置。
- 前記鉄心の少なくともいずれか一方の磁極面を、非磁性の板状体を介して前記ホルダーに位置決めしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の電磁石装置。
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