JP2005331747A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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哲子 黒須
Hidetoshi Katayanagi
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Abstract

【課題】 簡単な構成で異なる定着条件に応じて所望される画像を定着可能な定着装置を備えた画像形成装置を実現することである。
【解決手段】 加熱源を有する加熱ローラ10と、記録媒体Pを搬送させつつ加熱ローラ10とともにニップ部Nを形成し、記録媒体Pを加熱ローラ10に圧接させる可撓性のある圧接ベルト20と、圧接ベルト20を介して記録媒体Pに加圧力Fを加えて加熱ローラ10と圧接ベルト20との間にニップ部Nを形成させ、記録媒体Pの搬送方向Xに並設された第1、2、3加圧装置51、52、55と、第1、2、3加圧装置51、52、55が発生する加圧力を個別的に制御する圧接条件制御部200aと、を備えることを特徴とする定着装置。
【選択図】図3

Description

本発明は、定着装置及び該定着装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、詳しくは、ニップ部の調整制御に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体として例えば感光ドラムの表面を所定の電位に帯電し、これに画像露光を施して静電潜像を形成し、この感光ドラム表面の潜像を現像手段により現像剤(トナー)を用いて現像してトナー画像として可視化し、得られたトナー画像を感光ドラムに搬送された紙等の記録媒体に転写し、このようにしてトナー画像を担持した記録媒体を定着装置に搬送し、定着装置により記録媒体上の未定着トナー画像を定着させて、記録媒体上にプリント画像を得る装置である。
上記画像形成装置の定着装置は、内側に加熱源を備える加熱部材と、この加熱部材に圧接してニップ部を形成する圧接部材とを備えている。加熱部材と圧接部材とは、記録媒体をニップ部で挟持して搬送する間に記録媒体上の未定着トナー画像を加熱及び加圧して、記録媒体状にトナー画像を溶融定着させる。
従来の定着装置は、カラー画像や黒単色画像のように異なる画質を定着する場合や、普通紙やOHP用シートのように異なる種類の記録媒体を定着する場合には、定着温度や加圧力等の定着条件が異なるため、画質や記録媒体の種類に応じて定着温度を変えたり、記録媒体の搬送速度を変えてニップ時間を変更(加圧力を変更)したりすることによって対応している。しかし、定着温度を変更する場合は、定着温度の昇温に要する時間が必要とされる。また、搬送速度を変えてニップ時間を変更する場合、記録媒体の搬送速度の変更に伴い画像形成装置内のプロセス線速度も変更しなくてならず、任意の速度に変更することが難しいばかりか、変更に要する時間が必要とされる。従って、ユーザの待ち時間の増加や、画像形成能率が低下するという問題がある。
そこで、このような問題を解決する方策として、定着条件の異なる複数の定着手段と、定着を行うシートのシート情報又は当該シート上に形成される未定着画像の画像情報を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に基づき、複数の定着手段から使用する定着手段を決定する決定手段とを備える画像形成装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2002−123108号公報
しかしながら、特許文献1のように複数の定着手段を備える場合、画像形成装置の大型化や、画像形成装置全体の消費電力の増加などの問題がある。
本発明の課題は、簡単な構成で異なる定着条件に応じて所望される画像を定着可能な定着装置を備えた画像形成装置を実現することである。
請求項1に記載の発明は、加熱源を有する加熱部材と、記録媒体を搬送させつつ前記加熱部材とともにニップ部を形成し、当該記録媒体を前記加熱部材に圧接させる可撓性のある圧接部材と、前記圧接部材を介して前記記録媒体に加圧力を加えて前記加熱部材と前記圧接部材との間にニップ部を形成させ、前記記録媒体の搬送方向に並設された複数の加圧装置と、前記複数の加圧装置が発生する加圧力を個別的に制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、前記制御手段は、前記記録媒体上に定着されるトナー像の画像の種類又は前記記録媒体の種類に基づいて前記複数の加圧装置が発生する加圧力を個別的に制御すること、を特徴としている。
請求項3に記載の発明は、加熱源を有する加熱部材と、記録媒体を搬送させつつ前記加熱部材とともにニップ部を形成し、当該記録媒体を前記加熱部材に圧接させる可撓性のある圧接部材と、前記圧接部材を介して前記記録媒体に加圧力を加えて前記加熱部材と前記圧接部材との間にニップ部を形成させ、前記記録媒体の搬送方向に並設された複数の加圧装置と、前記複数の加圧装置を選択的に駆動させる制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の定着装置において、前記制御手段は、前記記録媒体上に定着されるトナー像の画像の種類又は前記記録媒体の種類に基づいて前記複数の加圧装置を選択的に駆動させること、を特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の定着装置を備えた画像形成装置であることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、加圧装置が発生する加圧力を個別的に変更することができ、記録媒体の搬送方向においての加圧力の分布を調整することができるため、簡単な構成で異なる定着条件に応じて所望される画像を定着可能な定着装置を実現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得られるのは勿論のこと、圧接部材に加えられる加圧力を画像の種類又は記録媒体の種類に応じて変更することができるため、画像の種類及び記録媒体の種類に適した加圧力を加えることができ、ユーザの待ち時間の増加、画像形成能率の低下、定着装置の大型化を招かず、簡単な構成で異なる定着条件(画質モード及び記録媒体の種類)に応じた画像を定着可能な定着装置を実現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、圧接部材に加圧する複数の加圧装置を選択的に駆動させることにより、圧接部材に加圧する複数の加圧装置の個数を調整することができるため、ニップ幅(ニップ時間)を調整することができ、簡単な構成で異なる定着条件に応じた画像を定着可能な定着装置を実現することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3と同様の効果を得られるのは勿論のこと、画像の種類又は記録媒体の種類に応じて圧接部材に加圧する複数の加圧装置を選択的に駆動させることにより、画像の種類及び記録媒体の種類に適したニップ幅(ニップ時間)とすることができ、ユーザの待ち時間の増加、画像形成能率の低下、定着装置の大型化を招かず、簡単な構成で異なる定着条件(画質モード及び記録媒体の種類)に応じた画像を定着可能な定着装置を実現することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から4のいずれか一項と同様の効果を得られるのは勿論のこと、ユーザの待ち時間の増加、画像形成能率の低下、画像形成装置の大型化を招かず、簡単な構成で異なる定着条件に応じた画像を定着可能な画像形成装置を実現することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
[実施の形態1]
まず、構成を説明する。
図1に、本発明の実施の形態1における画像形成装置1の概略構成を示す。
本発明における画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と前記像担持体に担持されているトナー像を記録媒体に転写する転写手段とトナー像を担持した記録媒体を加熱により定着する定着装置を有する。前記像担持体としては、感光体、中間間転写体が使用される。
詳細には図1に示すように、本実施の形態1の画像形成装置1は、像担持体としての感光ドラム30を備え、この感光ドラム30の表面を帯電器31により所定の電位に帯電し、露光手段32により画像を露光して感光ドラム30の表面に静電潜像を形成し、この潜像を現像器33によりトナーとキャリアからなる現像剤を用いて現像してトナー像として可視化し、得られたトナー像を感光ドラム30に搬送された紙などの記録媒体Pに転写手段34により転写する。トナー像の転写が終了した感光ドラム30は、その表面に残留した転写の残りのトナーをクリーナ35により除去した後、つぎの画像形成に供される。
一方、トナー像を担持した記録媒体Pは、感光ドラム30から定着装置40aに送られ、定着装置40aにより記録媒体P上の未定着トナー像が定着され、記録媒体P上に画像が形成される。
本発明の定着装置40aは、記録媒体Pにトナー像を加熱により定着するための加熱部材、該加熱部材に圧接してニップ部Nを形成する圧接部材、該加熱部材内に設けられた加熱源から構成される。加熱部材としては加熱ベルト、加熱ローラ等が使用できるが加熱ローラであることが熱効率に優れていることから好ましい。また、圧接部材としては圧接ベルト、パッド等の可撓性のある部材が使用できるが圧接ベルトであることが好ましい。加熱源としては、誘導加熱を行うための誘導加熱コイル、ハロゲンランプ、発熱抵抗体を使用できるが誘導コイルであることが発熱効率に優れていることから好ましい。
図1の定着装置40aは、加熱部材としての加熱ローラ10と、この加熱ローラ10に圧接してニップ部Nを形成する圧接部材としての圧接ベルト20と、加熱ローラ10内に設けられた誘導加熱を行うための誘導加熱コイル等から構成される。記録媒体P上のトナー像は、加熱ローラ10と圧接ベルト20との圧接されたニップ部Nを通過することで加熱加圧されることにより定着される。
図2に、本実施の形態1の定着装置40aの概略構成を示す。
図2に示すように、定着装置40aは、加熱ローラ10と、可撓性がある環状のベルトからなる圧接ベルト20と、圧接ベルト20の内側に配置され圧接ベルト20に回転動力を供給する駆動ローラ21と、圧接ベルト20の内側に配置され圧接ベルト20と従動して回転し圧接ベルト20を張設する張設ローラ22a、22bと、圧接ベルト20の内側に配置され、圧接ベルト20を介して記録媒体Pに加圧力を加えて加熱ローラ10と圧接ベルト20との間にニップ部Nを形成させ記録媒体Pの搬送方向に並設された複数の加圧装置としての第1〜3加圧装置51、52、53とを備えている。
第1〜3加圧装置51、52、53は、それぞれ個別的に駆動可能な構成であり、圧接ベルト20に加える加圧力Fを調整できる構成となっている。
図3に、第1加圧装置51の概略構成図を示す。
図3(a)は、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fが「弱」の場合の状態を示し、図3(b)は、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fが「強」の場合の状態を示し、それぞれ加圧力Fの大きさを白抜きの矢印の大きさで示している。
図3に示すように、第1加圧装置51は、保護シート51a、弾性部材51b、支持部材51c、バネ51d、従動部51e、カム機構部51fなどから構成され、カム機構部51fが第1駆動モータM1の駆動に応じて回転し、バネ51dの弾性力が変化されることにより、圧接ベルト20に加える加圧力Fが調整される。
保護シート51aは、弾性部材51bを加熱ローラ10の熱から保護すると共に弾性部材51bと圧接ベルト10とが摺接することによって生じる摩擦等による劣化から保護するための部材であり、低摩擦性かつ耐熱性に優れた材料から構成されることが好ましい。例えば、保護シート51aとしては、フッ素系樹脂からなるPFAシートを使用することができる。
弾性部材51bは、バネ51dの弾性力を加圧力Fとして圧接ベルト20に伝達するための部材であり、耐熱性に優れた材料から構成されることが好ましい。例えば、弾性部材51bとしては、シリコンゴムを使用することができる。
支持部材51cは、弾性部材51bを支持するための部材であり、バネ51dの弾性力を受けても破損しない程度の強度が保持できる剛性のある材料から構成されることが好ましい。例えば、支持部材51cとしては、SUS(Special Use Stainless steel)、Fe(鉄)、Al(アルミ)や合金等の材料を使用することができる。
バネ51dは、一端が支持部材51cに接続され他端が従動部51eに接続されており、記録媒体Pの搬送方向Xと略直交する方向に伸縮可能な構成となっている。バネ51dは、従動部51eの移動に応じて伸縮され、バネ41dの伸縮時の弾性力は、支持部材51c及び弾性部材51を介して加圧力Fとして圧接ベルト20に付与される。
なお、本実施の形態1では、バネを用いた例を示すが、他の弾性のある部材を用いてもよい。
従動部51eは、バネ51dとカム機構部51fとに接続されており、カム機構部51fの移動により従動部51eが記録媒体Pの搬送方向Xと略直交する方向に移動され、バネ51eを伸縮させる。
カム機構部51fは、回転軸からの距離が一定でない周辺を有し、カム機構部51fの周辺と接続されている従動部51eに任意の運動を与える機械的部材である。カム機構部51fの回転軸としてのカム軸51f1がギア等を介して第1駆動モータM1に接続されている。カム機構部51fは、第1駆動モータM1の回転駆動に応じて駆動される。
第1駆動モータM1は、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fを調整するための駆動源であり、後述する圧接条件制御部から入力される駆動信号に基づいて駆動される。例えば、第1駆動モータM1としては、DCモータやステッピングモータ等を用いることができる。
なお、本実施の形態1の第1加圧装置51は、バネの伸縮による弾性力の変化に基づいて加圧力Fを調整する構成としたが、圧接ベルト20へ加える加圧力Fを調整可能な機構であればこの限りではない。
第2加圧装置52及び第3加圧装置53は、第1加圧装置51と同様の構成であるため、図示及び説明は省略する。
図4に、本実施の形態1の画像形成装置1の制御ブロック図を示す。
図4に示すように、画像形成装置1の制御系は、本体制御部100を中心に構成されており、操作表示部110、画像読取制御部120、画像処理制御部130、画像形成制御部140、後処理制御部150、通信制御部160、制御手段としての圧接条件制御部200a、圧接条件記憶部300aなどを備えている。
本体制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、不揮発RAM等から構成され、ROMや不揮発RAMに格納されているプログラムやデータをRAM等の一時記憶領域(図示略)に展開し、当該プログラムに基づいて画像形成装置1各部の動作を集中制御する。また、本体制御部100は、画像形成装置1内の各部と相互に各種情報を送受信可能に接続されており、各部からの情報を受信し、受信した情報を判断して、判断結果である動作指示等の情報を各部に出力し、各部を統括的に制御している。
本体制御部100は、本実施の形態1を実現させるために、操作表示部110又は通信制御部160から入力される信号に基づいて画質モード及び記録媒体Pの種類を設定し、圧接条件記憶部300aに記憶させる。
画質モードとは、記録媒体Pに記録される画像の種類である。例えば、文字や記号等のテキストデータの画像データを記録する場合の非光沢モード、図形や写真等のイメージデータ等の発色性や質感が要求される場合の光沢モードなどである。
記録媒体Pの種類とは、記録媒体Pの斤量、材質、製造工程に対するインクの吸収性及び浸透性、インク滴の拡散性、乾燥性等によって分類される。例えば、普通紙、コート紙、光沢紙、OHP用シート等である。
操作表示部110は、LCD(Liquid Crystal Display)、操作キー群から構成される。LCD上には、LCDを覆うようにタッチパネルが設けられており、本体制御部100から入力される表示信号に従って、プリント条件を入力するための基本画面や、各種処理結果等をLCDに表示させる。また、操作キー群又はタッチパネルから入力される操作信号や、画質モード及び記録媒体Pの種類を示す信号を本体制御部100に出力する。
画像読取制御部120は、図示しないADF(Auto Document Feeder)部、読取部等を制御して、コンタクトガラスに載置された原稿面の露光走査を実行させ、光の反射光をCCDにより光電変換を行い画像を読み取り、読み取った画像を画像処理制御部130に出力する。
画像処理制御部130は、画像読取制御部120から入力された画像、及び通信制御部160により受信された画像データに対して、本体制御部100からの指示、操作表示部110からの入力指示、あるいは通信制御部160から受信したデータに含まれる指示データに従って拡大縮小、回転、及び位置変更等の画像処理を施し、その画像処理した画像を画像形成制御部140に出力する。
画像形成制御部140は、本体制御部100からの指示に従って、操作表示部110から入力指示された、あるいは通信制御部160から受信したデータに含まれる指示データにより指示されたサイズと向きの記録媒体Pを図示しない給紙部又は手差しトレイから搬送させ、搬送される記録媒体Pにトナー画像を転写して定着させ画像を形成するよう制御する。
後処理部150は、画像形成された記録媒体Pに対してソーティング、ステープリング、パンチング等の後処理動作の制御を行う。
通信制御部160は、モデム、TAやルータ等によって構成され、ネットワークに接続された外部機器との通信の制御を行う。通信制御部160は、ネットサークに接続された外部機器から画像データと共に入力される画質モード及び記録媒体Pの種類を示すデータを本体制御部100へ出力する。
圧接条件制御部200aは、第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3夫々に駆動信号を出力し、第1〜3加圧装置51、52、53各部の動作を個別的に制御する。
圧接条件記憶部300aは、本体制御部100が設定した画質モード及び記録媒体Pの種類が記憶されている。また、圧接条件記憶部300aは、圧接条件制御部200aが算出した第1〜3加圧装置51、52、53毎が圧接ベルト20に加える加圧力Fの強弱を記憶している。
図5に、圧接条件制御部200aのブロック構成図を示す。
図5に示すように、圧接条件制御部200aは、CPU210a、ROM220、RAM230、記憶部240a、I/F250などにより構成され、I/F250を介して本体制御部100と接続され、各部は通信手段としてのシステムバス260に接続されている。
CPU210aは、本実施の形態1を実現するために、圧接条件記憶部300aに記憶されている画質モード及び記録媒体Pの種類と、記憶部240a内に記憶されている加圧力設定データテーブル241a、加圧力設定プログラム242a、駆動信号算出プログラム243a、各種データを読み出し、RAM230内に展開し、展開されたプログラム及び各種データテーブル等に従って、各第1〜3駆動モータM1、M2、M3の駆動信号を算出する。そして、CPU210aは、算出された駆動信号を各第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3に出力する。
ROM220は、第1〜3駆動モータM1、M2、M3を駆動させる第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3に対応するプログラムやデータなどがあらかじめ記憶されており、システムプログラム、当該システムに対応する各種処理プログラム、各種処理プログラムで処理するのに必要なデータを記憶している。
RAM230は、CPU210aにより制御実行される各種処理において、ROM220や記憶部240aから読み出されたプログラム、入力、若しくは出力データ及びパラメータなどの一時的な格納領域となる。
記憶部240aは、本実施の形態1を実現するために、加圧力設定データテーブル241aと、加圧力設定プログラム242aと、駆動信号算出プログラム243aとを有している。なお、記憶部240aは、ROM220の一部の記憶領域を使用して構成することも可能である。
加圧力設定データテーブル241aは、画質モードと記録媒体Pの種類とに応じて予め設定されている加圧力Fのデータテーブルである。
加圧力設定プログラム242aは、画質モードと記録媒体Pの種類と加圧力設定データテーブル241aに基づいて各第1〜3加圧装置51、52、53が圧接ベルト20に加える加圧力Fを設定するプログラムである。
駆動信号算出プログラム243aは、設定された加圧力Fに基づいて第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3毎に出力される駆動信号を算出するためのプログラムである。
図6に、第1加圧装置51に対する加圧力設定データテーブル241aの一例を示す。
図6に示す加圧力設定データテーブル241aにおいて、記録媒体Pの種類としては、記録媒体Pの斤量gに応じて分類される種類とする。
図6に示すように、例えば、画質モードが光沢モード、記録媒体Pの種類としての斤量gが120[g/m2]以上である場合、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fが「強」に設定される。一方、画質モードが光沢モード、記録媒体Pの種類としての斤量gが64[g/m2]以上120[g/m2]未満である場合、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fが「中」に設定される。
このように、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fは、同一画質モードであっても記録媒体Pの斤量(即ち、記録媒体Pの種類)が異なる場合は加圧力Fを異ならせることができるため、記録媒体Pの種類に適した加圧力Fを加えることができる。
また、図6に示すように、例えば、画質モードが光沢モード、記録媒体Pの種類としての斤量gが120[g/m2]以上である場合、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fが「強」に設定される。一方、画質モードが非光沢モード、記録媒体Pの種類としての斤量gが120[g/m2]以上である場合、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fが「中」に設定される。
このように、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fは、同一の記録媒体Pの斤量g(即ち、同一種類の記録媒体P)であっても画質モードが異なる場合は圧接力を異ならせることができるため、画質モードに適した加圧力Fを加えることができる。
また、加圧力設定データテーブル241aは、第1〜3加圧装置51、52、53毎に設定されていることが好ましい。
例えば、各加圧装置の加圧力Fを個別に設定することで、搬送方向Xにおいての加圧力Fの分布を変更させることができる。搬送方向Xにおける加圧力Fの分布を記録媒体Pが排出される方向に大きくすると、記録媒体Pが定着装置40aから剥離されやすくなるという効果が期待できる。
第1ドライバDV1は、圧接条件制御部200aから入力される駆動信号が入力されると、入力された駆動信号に基づいて第1駆動モータM1を駆動させる。
なお、第2ドライバDV2、第3ドライバDV3は、第1ドライバDV1と同様の構成及び動作であるため、説明は省略する。また、第1、2、3駆動モータM1、M2、M3を各駆動信号に基づいて個別的に制御可能あれば、第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3は、同一ドライバであっても良い。
次に、本実施の形態1の動作を説明する。
図7に、本実施の形態1における第1加圧装置51の制御フロー図を示す。
まず、本体制御部100は、ユーザが操作表示部110を操作してコピー動作を選択指示したり、ネットワークに接続された外部機器から通信制御部160を介してプリント動作を指示したりすることにより、画像形成装置1に画像形成指示が入力されたか否かを判断する(ステップS1)。
本体制御部100は、画像形成指示が入力されていないと判断した場合(ステップS1;No)、画像形成指示が入力されるまで待機状態を保つ。
本体制御部100は、画像形成指示が入力されたと判断した場合(ステップS1;Yes)、操作表示部110又は通信制御部160から入力される信号に基づいて画質モードを設定し、設定された画質モードを圧接条件記憶部300aに記憶させる(ステップS2)。
本体制御部100は、操作表示部110又は通信制御部160から入力される信号に基づいて記録媒体Pの種類を設定し、設定された画質モードを圧接条件記憶部300aに記憶させる(ステップS3)。
圧接条件記憶部300aに画質モードと記録媒体Pの種類とが記憶された後(ステップS3後)、圧接条件制御部200aは、加圧力設定データテーブル241aを参照して圧接条件記憶部300aに記憶された画質モードと記録媒体Pの種類とに応じて加圧力Fを設定する。設定された加圧力Fは、圧接条件記憶部300aに記憶される(ステップS4)。
圧接条件制御部200aは、圧接条件記憶部300aに記憶されている加圧力Fを読み出して、第1駆動モータM1の駆動信号を算出し(ステップS5)、算出された駆動信号を第1ドライバDV1に出力する。
第1ドライバDV1は、入力された駆動信号に応じて、第1駆動モータM1を駆動させ所定位置に停止させる(ステップS6)。第1駆動モータM1の回転駆動に応じてカム機構部51fが駆動され従動部51eが移動されることにより、圧接ベルト20に設定された加圧力Fが加えられる。
本体制御部100は、第1駆動モータM1が駆動された後、画像形成動作を実施する。本体制御部100は、画像形成動作の実施後、画像形成動作が終了したか否かを判断する(ステップS7)。
本体制御部100が画像形成動作が終了していないと判断した場合(ステップS7;No)、圧接条件制御部200aは、圧接ベルト20に設定された加圧力Fが一定に加えられるよう第1ドライバDV1を制御する。
本体制御部100が画像形成動作が終了したと判断した場合(ステップS7;Yes)、圧接条件制御部200aは、圧接ベルト20に加えられる加圧力Fが初期値となる駆動信号を第1ドライバDV1に出力する。第1ドライバDV1は、入力された駆動信号に応じて、第1駆動モータM1を駆動させる(ステップS8)。
加圧力Fが初期値となる駆動信号に応じて第1駆動モータM1が駆動されることにより、カム51fが初期位置に戻り従動部51eが初期位置に戻るため、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加える加圧力Fが初期値に戻る。
加圧力Fの初期値としては、例えば、第1加圧装置51が圧接ベルト20に加圧力Fを加えない場合の値とすることが好ましい。
圧接制御部200aは、従動部51eが初期位置に戻った後(加圧力Fが初期値となった後)、第1駆動モータM1を停止させる駆動信号を第1ドライバDV1へ出力する。第1ドライバDV1は、入力された駆動信号に応じて、第1駆動モータM1を停止させる(ステップS9)。
圧接ベルト20を介して記録媒体Pに加圧力を加えて加熱ローラ10と圧接ベルト20との間にニップ部Nを形成させ、記録媒体Pの搬送方向Xに並設された第1〜3加圧装置51、52、53を備え、圧接条件制御部200aが画質モード又は記録媒体Pの種類に基づいて第1〜3加圧装置51、52、53が発生する加圧力Fを個別的に制御することにより、圧接ベルト20に加えられる加圧力Fを画質モード又は記録媒体の種類に応じて変更することができるため、画質モード又は記録媒体Pの種類に適した加圧力Fを加えることができ、ユーザの待ち時間の増加、画像形成能率の低下、定着装置の大型化を招かず、簡単な構成で異なる定着条件(画質モード及び記録媒体の種類)に応じた画像を定着可能な定着装置40aを備える画像形成装置1を実現することができる。
[実施の形態2]
本実施の形態2における画像形成装置1の構成は、定着装置40aが定着装置40bとなる以外は、実施の形態1と同様な構成であるので、図示及び説明は省略する。
また、本実施の形態2の定着装置40bは、実施の形態1の第1〜3加圧装置51、52、53が第4〜6加圧装置54、55、56を備え、第4〜6加圧装置54、55、56は、圧接ベルト20を介して記録媒体Pに個別的に加圧力Fを加えて加熱ローラ10と圧接ベルト20との間にニップ部Nを形成させ、記録媒体Pの搬送方向に並設された構成となっていること以外は、同様であるため、図示及びその他の説明は省略する。
図8に、第4加圧装置54の概略構成図を示す。
図8(a)は、第4加圧装置54が圧接ベルト20に圧接されていない状態(初期状態)を示し、図3(b)は、第4加圧装置54が圧接ベルト20に摺接しつつ加圧している状態を示し、それぞれ搬送方向Xと直交する方向Yに移動可能である。
図8に示すように、第4加圧装置54は、保護シート54a、弾性部材54b、支持部材54c、従動部54d、カム機構部54eなどから構成され、カム機構部54eが第4駆動モータM4の駆動に応じて回転されることにより、搬送方向Xと直交する方向Yに移動される。
保護シート54a、弾性部材51b、カム機構部54e、第4駆動モータM4は、実施の形態1の保護シート51a、弾性部材51b、カム機構部1e、第1駆動モータM1と同様の構成であるため、説明は省略する。
支持部材54cは、弾性部材54bを支持するための部材であり、破損しない程度の強度が保持できる剛性のある材料から構成されることが好ましい。例えば、支持部材51cとしては、SUS(Special Use Stainless steel)、Fe(鉄)、Al(アルミ)や合金等の材料を使用することができる。
従動部54dは、支持部54cとカム機構部54eとに接続されており、カム機構部54eの移動により従動部54eが記録媒体Pの搬送方向Xと略直交する方向Yに移動されることにより第4加圧装置54が移動される。
なお、従動部54dは、支持部材54cに含まれる構成であってもよい。
なお、本実施の形態2の第4加圧装置54は、カム機構を用いて搬送方向Xと直交する方向Yに移動される構成としたが、搬送方向Xと直交する方向Yに移動可能であり、圧接ベルト20との接触状態及び非接触状態(即ち、加圧状態及び非加圧状態)を保つことができる機構であればこの限りではない。
第5加圧装置55及び第6加圧装置56は、第4加圧装置54と同様の構成であるため、図示及び説明は省略する。
次に、本実施の形態2の画像形成装置1の制御構成を説明する。
本実施の形態2の制御構成は、実施の形態1の圧接条件制御部200a、圧接条件記憶部300aが、制御手段としての圧接条件制御部200b、圧接条件記憶部300bとなる以外は、同様の構成であるため、図示及びその他の説明は省略する。
圧接条件制御部200bは、第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3夫々に駆動信号を出力し、第4〜6加圧装置54、55、56各部の動作を制御する。
圧接条件記憶部300bは、本体制御部100が設定した画質モード及び記録媒体Pの種類が記憶されている。また、圧接条件記憶部300bは、圧接条件制御部200bが算出した圧接ベルト20に加圧力を加えるために駆動させる加圧装置の個数(以下、加圧個数nと言う。)を記憶している。
図9に、圧接条件制御部200bのブロック構成図を示す。
図9に示すように、圧接条件制御部200bは、CPU210b、ROM220、RAM230、記憶部240b、I/F250などにより構成され、I/F250を介して本体制御部100と接続され、各部は通信手段としてのシステムバス260に接続されている。
本実施の形態2の圧接条件制御部200bのブロック構成図は、実施の形態1のCPU210a、記憶部240aがCPU210b、記憶部240bとなり、加圧力設定データテーブル241a、加圧力設定プログラム242a、駆動信号算出プログラム243aが個数設定データテーブル241b、圧接個数プログラム242b、駆動信号算出プログラム243bとなる以外は同様であるため、その他の説明は省略する。
CPU210bは、本実施の形態2を実現するために、圧接条件記憶部300bに記憶されている画質モードと記録媒体Pの種類と、記憶部240b内に記憶されている個数設定データテーブル241b、加圧個数設定プログラム242b、駆動信号算出プログラム243b、各種データを読み出し、RAM230内に展開し、展開されたプログラム及び各種データテーブル等に従って、各第1〜3駆動モータM1、M2、M3の駆動信号を算出する。そして、CPU210bは、算出された駆動信号を各第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3に出力する。
記憶部240bは、本実施の形態2を実現するために、個数設定データテーブル241bと、加圧個数設定プログラム242bと、駆動信号算出プログラム243bとを有している。なお、記憶部240bは、ROM220の一部の記憶領域を使用して構成することも可能である。
個数設定データテーブル241bは、画質モードと記録媒体Pの種類とに応じて加圧ローラ20に摺接しつつ加圧するために駆動される加圧装置の個数(加圧個数n)が設定されているデータテーブルである。
加圧個数設定プログラム242bは、画質モードと記録媒体Pの種類と個数設定データテーブル241bに基づいて圧接ベルト20に摺接しつつ加圧する加圧装置を選択し、駆動させる個数(加圧個数n)を設定するプログラムである。
駆動信号算出プログラム243bは、設定された加圧個数nに基づいて第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3毎に出力される駆動信号を算出するためのプログラムである。
図10に、個数設定データテーブル241bの一例を示す。
図10に示す個数設定データテーブル241bにおいて、記録媒体Pの種類としては記録媒体Pの斤量gに応じて分類される種類とする。
図10に示すように、例えば、画質モードが光沢モード、記録媒体Pの種類としての斤量gが120[g/m2]以上である場合、加圧個数nは「3個」に設定される。加圧個数nが3個に設定されると、第4〜6加圧装置54、55、56全てが圧接ベルト20に加圧する。一方、画質モードが光沢モード、記録媒体Pの種類としての斤量gが64[g/m2]未満である場合、加圧個数nは「2個」に設定される。加圧個数nが2個に設定されると、搬送方向Xに配置された複数の加圧装置のうち互いに隣接する2個の加圧装置が選択され、選択された加圧装置が圧接ベルト20に加圧する。
このように、同一画質モードであっても記録媒体Pの斤量(即ち、記録媒体Pの種類)が異なる場合は、加圧個数nを変更させてニップ幅を調整することができるため、記録媒体Pの種類に適したニップ幅(ニップ時間)とすることができる。
また、図10に示すように、例えば、画質モードが光沢モード、記録媒体Pの種類としての斤量gが120[g/m2]以上である場合、加圧個数nは「3個」に設定される。加圧個数nが3個に設定されると、第4〜6加圧装置54、55、56全てが圧接ベルト20に加圧する。一方、画質モードが非光沢モード、記録媒体Pの種類としての斤量gが120[g/m2]以上である場合、加圧個数nは「2個」に設定される。加圧個数nが2個に設定されると、搬送方向Xに配置された複数の圧接部材のうち互いに隣接する2個の加圧装置選択され、選択された加圧装置が圧接ベルト20に加圧する。
このように、同一の記録媒体Pの斤量g(即ち、記録媒体Pの種類)であっても画質モードが異なる場合は、加圧個数nを変更させてニップ幅を調整することができるため、画質モードに適したニップ幅(ニップ時間)とすることができる。
次に、本実施の形態2の動作を説明する。
図11に、本実施の形態2における制御フロー図を示す。
本実施の形態2の制御フローのステップS11〜ステップS13は、実施の形態1の制御フローのステップS1〜ステップS3と同様の動作であるため、説明は省略する。
圧接条件記憶部300bに画質モードと記録媒体Pの種類とが記憶された後(ステップS13後)、圧接条件制御部200bは、個数設定データテーブル241bを参照して圧接条件記憶部300bに記憶された画質モードと記録媒体Pの種類とに応じて加圧個数nFを設定する。設定された加圧個数nは、圧接条件記憶部300bに記憶される(ステップS14)。
圧接条件制御部200bは、圧接条件記憶部300bに記憶されている加圧個数nを読み出して、第1、2、3駆動モータM1、M2、M3の各駆動信号を算出し(ステップS15)、算出された駆動信号を各第1、2、3ドライバDV1、DV2、DV3に出力する。
各第1〜3ドライバDV1、DV2、DV3は、入力された駆動信号に応じて、各第1〜3駆動モータM1、M2、M3を夫々駆動させ所定位置に停止させる(ステップS16)。各第1〜3駆動モータM1、M2、M3の回転駆動に応じて各カム機構部が駆動されることにより、圧接ベルト20に対して設定された加圧個数nの圧接装置が搬送方向Xと直交する方向Yに移動され、圧接ベルト20に摺接しつつ加圧力を加える。
本体制御部100は、各駆動モータが駆動された後、画像形成動作を実施する。本体制御部100は、画像形成動作の実施後、画像形成動作が終了したか否かを判断する(ステップS17)。
本体制御部100が画像形成動作が終了していないと判断した場合(ステップS17;No)、圧接条件制御部200bは、設定された加圧個数nが圧接ベルト20に加圧するよう各ドライバを制御する。
本体制御部100が画像形成動作が終了したと判断した場合(ステップS17;Yes)、圧接条件制御部200bは、全ての圧接装置が圧接ベルト20に加圧しない状態(加圧装置を初期状態に戻す)駆動信号を各ドライバに出力する。各ドライバは、入力された駆動信号に応じて、各駆動モータを駆動させる(ステップS18)。
初期状態に戻す駆動信号に応じて各駆動モータが駆動されることにより、各カム機構部が初期位置に戻り従動部が初期位置に戻るため、各圧接装置が初期状態の位置に移動される。
圧接条件制御部200bは、全ての圧接装置が初期状態に戻った後、各駆動モータを停止させる駆動信号を各ドライバへ出力する。各ドライバは、入力された駆動信号に応じて各モータを停止させる(ステップS19)
このように、圧接ベルト20を介して記録媒体Pに加圧力を加えて加熱ローラ10と圧接ベルト20との間にニップ部Nを形成させ、記録媒体Pの搬送方向Xに並設された第4〜6加圧装置54、55、56を備え、圧接条件制御部200bにより、画質モード及び記録媒体Pの種類に基づいて、第4〜6加圧装置54、55、56を選択的に駆動させることにより、圧接ベルト20に対して加圧力を加える第4〜6加圧装置54、55、56の個数(加圧個数n)を変更させることができるため、ニップ幅(ニップ時間)を調整することができ、ユーザの待ち時間の増加、画像形成能率の低下、画像形成装置の大型化を招かずに簡単な構成で異なる定着条件(画質モード及び記録媒体の種類)に応じて所望される画像を定着可能な定着装置を備えた画像形成装置を実現することができる。
なお、実施の形態1と実施の形態2との機構及び動作を組み合わせることにより、簡単な構成で異なる定着条件(画質モード及び記録媒体の種類)に応じて所望される画像を定着可能な定着装置を備えた画像形成装置を実現することができる。
また、本発明は、上記実施の形態の内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施の形態1における画像形成装置1の概略構成である。 実施の形態1の定着装置40aの概略構成である。 第1加圧装置51の概略構成図である。 実施の形態1の画像形成装置1の制御ブロック図である。 圧接条件制御部200aのブロック構成図である。 第1加圧装置51に対する加圧力設定データテーブル241aの一例である。 実施の形態1における第1加圧装置51の制御フロー図である。 第4加圧装置54の概略構成図である。 圧接条件制御部200bのブロック構成図である。 個数設定データテーブル241bの一例である。 実施の形態2における制御フロー図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 加熱ローラ
20 圧接ベルト
21 駆動ローラ
22 張設ローラ
30 感光ドラム
31 帯電器
32 露光手段
33 現像器
34 転写手段
35 クリーナ
40a 定着装置
51、52、53、54、55、56 第1、2、3、4、5、6加圧装置
51a 保護シート
51b 弾性部材
51c 支持部材
51d バネ
51e 従動部
51f カム機構部
51f1 カム軸
100 本体制御部
110 操作表示部
120 画像読取制御部
130 画像処理制御部
140 画像形成制御部
150 後処理制御部
160 通信制御部
200a、200b 圧接条件制御部
210a、210b CPU
220 ROM
230 RAM
240a、240b 記憶部
241a 加圧力設定データテーブル
241b 個数設定データテーブル
242a 加圧力設定プログラム
242b 加圧個数設定プログラム
243a、243b 駆動信号算出プログラム
250 I/F
260 システムバス
300a 圧接条件記憶部
DV1、DV2、DV3 第1、2、3ドライバ
F 加圧力
g 斤量
M1、M2、M3 第1、2、3駆動モータ
n 加圧個数
N ニップ部
P 記録媒体
X 搬送方向

Claims (5)

  1. 加熱源を有する加熱部材と、
    記録媒体を搬送させつつ前記加熱部材とともにニップ部を形成し、当該記録媒体を前記加熱部材に圧接させる可撓性のある圧接部材と、
    前記圧接部材を介して前記記録媒体に加圧力を加えて前記加熱部材と前記圧接部材との間にニップ部を形成させ、前記記録媒体の搬送方向に並設された複数の加圧装置と、
    前記複数の加圧装置が発生する加圧力を個別的に制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置において、
    前記制御手段は、
    前記記録媒体上に定着されるトナー像の画像の種類又は前記記録媒体の種類に基づいて前記複数の加圧装置が発生する加圧力を個別的に制御すること、
    を特徴とする定着装置。
  3. 加熱源を有する加熱部材と、
    記録媒体を搬送させつつ前記加熱部材とともにニップ部を形成し、当該記録媒体を前記加熱部材に圧接させる可撓性のある圧接部材と、
    前記圧接部材を介して前記記録媒体に加圧力を加えて前記加熱部材と前記圧接部材との間にニップ部を形成させ、前記記録媒体の搬送方向に並設された複数の加圧装置と、
    前記複数の加圧装置を選択的に駆動させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項3に記載の定着装置において、
    前記制御手段は、
    前記記録媒体上に定着されるトナー像の画像の種類又は前記記録媒体の種類に基づいて前記複数の加圧装置を選択的に駆動させること、
    を特徴とする定着装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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