JP2005331434A - 測定装置および測定方法、測定システム、リーダライタおよびデータ処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

測定装置および測定方法、測定システム、リーダライタおよびデータ処理方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 リーダライタとRFタグとの交信領域を容易に確認することができる。
【解決手段】 交信領域を検査するユーザは、リーダライタ12のアンテナ22の周辺で端末装置111を移動させる。端末装置111は、自身の現在位置と、その位置での磁界強度を検出し、パーソナルコンピュータ112に出力する。パーソナルコンピュータ112は、端末装置111から供給される端末装置111の位置と磁界強度とのセットのデータに基づいて、アンテナ22周辺での、リーダライタ12とRFタグ13とが交信可能な交信領域を表すグラフィック表示を行う。本発明は、例えば、リーダライタの電磁波の強度を測定するシステムに適用できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、測定装置および測定方法、測定システム、リーダライタおよびデータ処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、RFIDシステムにおいて、RFタグがリーダライタと通信可能な領域を容易に確認することができるようにする測定装置および測定方法、測定システム、リーダライタおよびデータ処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
RFID(Radio Frequency-IDentification)システムは、リーダライタとRFタグとの間で、電波または電磁波を媒体とする無線通信によりデータを送受信することができるシステムである。このRFIDシステムは、RFタグの低廉化などにより、近年、さまざまな分野で利用されるようになってきている。
図1は、RFIDシステムの構成例を示している。
パーソナルコンピュータ11は、リーダライタ12と接続され、リーダライタ12がRFタグ13との間で送受信するデータを作成し、リーダライタ12に供給する。
リーダライタ12は、パーソナルコンピュータ11から供給されるデータを、電磁波を媒体として、RFタグ13に送信したり、RFタグ13からデータを受信する。RFタグ13は、通常、ユーザが管理するべき物体(製品など)に、貼り付けられたり、埋め込まれるなどされている。
図1のRFIDシステムには、例えば、本のタイトル、著者名、出版社名等のデータ(情報)を記憶させたRFタグを、その本の所定箇所に貼り付け、図書館の蔵書の貸し出し、返却の管理を効率よく行うことができるようにした図書館システムなどがある。
図2は、図1のリーダライタ12の構成例を示すブロック図である。
リーダライタ12は、コントローラ21とアンテナ22とで構成されている。また、コントローラ21は、DPU(Data Processing Unit)41、バス42、SPU(Signal Processing Unit)43、SCC(Serial Communication Controller)44、メモリ45、復調部46、変調部47、および発振部48で構成されている。
DPU41は、バス42を介して、SPU43、SCC44、およびメモリ45と、相互に接続されている。
DPU41は、バス42と、SPU43またはSCC44とを介して、RFタグ13またはパーソナルコンピュータ11との間で各種のデータ(制御信号を含む)を通信し、そのデータに応じた処理を実行する。
SPU43は、RFタグ13と通信するデータに対して所定の処理を施す。即ち、SPU43は、アンテナ22および復調部46を介してRFタグ13から受信した受信データや、変調部47に供給する送信データに対して、例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keying)変調(マンチェスタコードへのコーディング)などの処理を施す。
SCC44は、例えば、RS-232C,RS-422、またはRS-485などにより、パーソナルコンピュータ11(図1)とのデータの通信を行う。即ち、SCC44は、パーソナルコンピュータ11から受信した受信データを、バス42を介してDPU41に供給したり、バス42を介してDPU41から供給された送信データを、パーソナルコンピュータ11に送信する。
メモリ45は、DPU41が実行する処理に必要なデータを予め記憶したり、処理途中のデータを一時的に記憶する。また、メモリ45には、DPU41やSPU43が実行する処理のプログラムも記憶されている。
復調部46は、アンテナ22を介してRFタグ13から受信した変調波(ASKAmplitude Shift Keying)変調波)を復調し、復調された各種のデータをSPU43に供給する。
変調部47は、発振部48より供給される所定の周波数の搬送波を、SPU43から供給される送信データに基づいて、ASK変調し、その結果得られるASK変調波を、アンテナ22を介して、出力する。これにより、アンテナ22では、送信データが、電磁波としてRFタグ13に送信される。なお、このとき、変調部47は、変調度を1未満にして、ASK変調を行うようになされており、これにより、データがローレベルのときにおいても、変調波の最大振幅がゼロにならないようになされている。
発振部48は、例えば、13.56MHzなどの所定の周波数の搬送波を変調部47に供給する。
図3は、図1のRFタグ13の構成例を示すブロック図である。
RFタグ13は、IC61とアンテナ62とで構成されている。また、IC61は、ASK変復調部71、BPSK変復調部72、CPU73、およびEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)74で構成されている。
ASK変復調部71は、アンテナ62を介して、リーダライタ12から送信された変調波(ASK変調波)を検波して復調し、復調後のデータを、BPSK変復調部72に供給する。BPSK変復調部72は、ASK変復調部71から供給されるデータの復調(マンチェスタコードのデコード)を行い、その結果得られるデータをCPU73に供給する。
CPU73は、BPSK変復調部72から供給されたデータに基づいた所定の処理を実行する。例えば、CPU73は、データをEEPROM74に供給して記憶させる。
EEPROM74は、不揮発性のメモリであり、RFタグ13が、リーダライタ12との通信を終了し、その電力供給が停止された後も、データを記憶し続ける。
一方、RFタグ13からリーダライタ12へデータを送信する場合には、CPU73は、EEPROM74に記憶されているデータを読み出し、BPSK変復調部72に供給する。BPSK変復調部72は、CPU73から供給されたデータをBPSK変調し、変調後のデータをASK変復調部71に供給する。ASK変復調部71は、BPSK変復調部72から供給されたデータに対応して、例えば、図示しない所定のスイッチング素子をオン/オフさせる。
スイッチング素子がオン状態である場合には、所定の負荷がアンテナ62に並列に接続されることになり、スイッチング素子をオン/オフさせることによって、アンテナ62の負荷が変動する。ASK変復調部71は、アンテナ62の負荷の変動により、アンテナ62を介して受信している変調波をASK変調し、その変調波を、(アンテナ62を介して)リーダライタ12のアンテナ22(図2)に送信する。
逆に言えば、リーダライタ12は、RFタグ13からデータを受信するとき、すなわち、RFタグ13に所定のデータを送信させるとき、変調波の最大振幅を一定にして変調波(キャリア)を出力する。このリーダライタ12が出力する変調波(キャリア)が、RFタグ13のアンテナ62の負荷の変動により、ASK変調(負荷変調)される。
なお、RFタグ13では、コイルとなるアンテナ62および図示しないコンデンサで構成されるLC回路において、リーダライタ12のアンテナ22が放射した電磁波の一部が電気信号に変換される。そして、その電気信号(変調波)を整流平滑化することで、包絡線検波が行われ、これにより生成される信号が、図示しない電圧レギュレータに供給され、安定化されて、直流電源として、RFタグ13の各部に供給される。
図1のRFIDシステムでは、上述したように構成されるリーダライタ12とRFタグ13との間で、所定のデータが、電磁波を媒体として送受信される。
なお、電気機器の電磁波の影響による誤動作を防止するための、電気機器の耐性に応じた所定の電磁波の強度が検出されたときに警告を発する電磁波強度警告装置がある(例えば、特許文献1参照)。
ところで、リーダライタ12とRFタグ13とが、データの通信を正常に行うことができる距離や領域(範囲)である交信距離または交信領域は、リーダライタ12の発振部48が出力する搬送波の周波数や、リーダライタ12またはRFタグ13が所定の場所に取り付けられているときの姿勢、またはリーダライタ12またはRFタグ13が取り付けられている場所の周囲の環境など(以下、適宜、リーダライタ12およびRFタグ13の設置条件と称する)により異なってくる。
交信距離は、RFタグ13がリーダライタ12のアンテナ22から受ける磁界の強さ、即ち、磁界強度(電界強度)[単位:A/m]に依存する。磁界強度は、図4に示すように、リーダライタ12のアンテナ22からの距離が遠くなるに従って減衰する。
なお、図4の横軸は、リーダライタ12のアンテナ22からの距離、縦軸は、横軸で示される距離となる所定の位置において、リーダライタ12のアンテナ22から受ける磁界強度を、それぞれ表している。
図4において、磁界強度hは、RFタグ13が正常に動作するために最低限必要な電力を受け取ることが可能な最低タグ動作磁界強度を表す。この場合のリーダライタ12とRFタグ13との距離が、最大交信距離dである。
図5は、リーダライタ12とRFタグ13との交信領域の例を示している。図5において、x軸は、リーダライタ12のアンテナ22を基準(原点)としたRFタグ13までの左右方向の距離を表し、y軸は、リーダライタ12のアンテナ22を基準(原点)としたRFタグ13までの前方向の距離を表している。
また、図5は、リーダライタ12の発振部48が出力する搬送波の周波数が13.56MHzで、リーダライタ12のアンテナ22の面とRFタグ13の面が平行になっているという条件の下での、リーダライタ12とRFタグ13との交信領域を示している。
即ち、図5に示す交信領域は、いわば最良の条件下での交信領域を示しており、実際の交信領域は、例えば、リーダライタ12のアンテナ22が所定の物体に取り付けられている場合、アンテナ22が取り付けられている物体の材質や、交信領域内またはその近傍で稼動している制御機器(例えば、サーボモータなど)等の影響を受ける。
従って、所望の位置で、RFタグ13がリーダライタ12と交信可能かどうかについては、RFIDシステムを利用する(または提供する)ユーザは、従来、例えば、リーダライタ12のアンテナ22を本来の設置場所に設置し、さらに、RFIDシステムを使用するときと同一の環境条件(稼動条件)にした現場で、実際に使用するRFタグ13を使って、その都度、交信領域を確認しなければならない。
特開平10−227819号公報
しかしながら、現場で、実際に使用するRFタグ13を使って、その都度、交信領域の確認を行うことは、ユーザにとって手間と時間がかかる煩わしい作業であった。
また、交信領域を確認した結果、ユーザがRFタグ13を使用したい場所で、確実に交信できない場合には、アンテナ22の設置場所を変更し、その変更された設置場所において、再度交信領域の確認の作業をやり直す必要がある。
近年、13.56MHzの周波数の搬送波を使用したRFIDシステムよりも交信距離が長く、広範囲な交信領域が得られることから、UHF(Ultra High Frequency)帯に属する860乃至960MHzの周波数の搬送波を使用したRFIDシステムが注目されている。UHF帯の周波数の搬送波を使用したRFIDシステムでは、RFIDシステムを使用する予定の領域がさらに広範囲となるため、実際の交信領域を確認する作業は、さらに大変になる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、RFIDシステムにおいて、RFタグがリーダライタと通信可能な領域を容易に確認することができるようにするものである。
本発明の測定装置は、RFタグと通信を行うリーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段と、測定手段において電磁波の強度が測定されたときの、リーダライタに対する測定手段の位置を検出する位置検出手段と、電磁波の強度と、その電磁波の強度が測定された位置とが対応付けられたデータを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
この測定手段は、例えば、図7の磁界強度検出部135であり、ホール素子または磁気抵抗素子などからなる磁気センサ、電磁界強度計などで構成される。位置検出手段は、例えば、図7の位置検出部137または図11のDPU41であり、2軸または3軸の加速度センサ、超音波センサ、受光センサ、GPS(Global Positioning System)などからのデータに基づいて、位置を検出する。出力手段は、例えば、図7の通信部142であり、USB(Universal Serial Bus)インタフェース、LAN (Local Area Network)カード等で構成される。
この受信装置には、電磁波の強度を、その電磁波の強度が測定された位置に対応付けて表示させる表示制御手段をさらに設けることができる。この表示制御手段は、例えば、図7のCPU131であり、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなるディスプレイなどを制御するCPU(Central Processing Unit)などにより構成される。
本発明の測定方法は、測定手段が、RFタグと通信を行うリーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定ステップと、位置検出手段が、測定ステップにおいて電磁波の強度が測定されたときの、リーダライタに対する測定手段の位置を検出する位置検出ステップと、出力手段が、電磁波の強度と、その電磁波の強度が測定された位置とが対応付けられたデータを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の測定装置および測定方法においては、測定手段において、RFタグと通信を行うリーダライタが発する電磁波の強度が測定され、位置検出手段において、電磁波の強度が測定されたときの、リーダライタに対する測定手段の位置が検出され、出力手段において、電磁波の強度と、その電磁波の強度が測定された位置とが対応付けられたデータが出力される。
従って、ユーザは、RFタグがリーダライタと通信可能な領域を容易に確認することができる。
本発明の測定システムは、測定装置が、リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を備え、リーダライタ、または、測定装置のいずれか一方が、リーダライタに対する測定手段の位置を検出する位置検出手段を備え、測定装置が、電磁波の強度を、その電磁波の強度が測定されたときに位置検出手段で検出された測定手段の位置に対応付けて出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
測定システムは、例えば、図6の検査システム101であり、リーダライタは、例えば、図6のリーダライタ12や、図10のリーダライタ201であり、測定装置は、例えば、図6の検査用ハンディ端末装置111や、図10の検査用ハンディ端末装置221である。
この測定手段は、例えば、図7の磁界強度検出部135であり、ホール素子または磁気抵抗素子などからなる磁気センサ、電磁界強度計などで構成される。位置検出手段は、例えば、図7の位置検出部137または図11のDPU41であり、2軸または3軸の加速度センサ、超音波センサ、受光センサ、GPS(Global Positioning System)などからのデータに基づいて、位置を検出する。出力手段は、例えば、図7の通信部142であり、USB(Universal Serial Bus)インタフェース、LAN (Local Area Network)カード等で構成される。
本発明の測定システムでは、測定装置において、リーダライタが発する電磁波の強度が測定され、リーダライタ、または、測定装置のいずれか一方において、リーダライタに対する測定手段の位置が検出され、測定装置において、電磁波の強度が、その電磁波の強度が測定されたときに位置検出手段で検出された測定手段の位置に対応付けて出力される。
従って、ユーザは、RFタグがリーダライタと通信可能な領域を容易に確認することができる。
本発明のリーダライタは、リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、電磁波の強度を測定したときの、測定手段の位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段において検出された測定手段の位置のデータを、測定装置、または、他の装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
この位置検出手段は、例えば、図11のDPU41であり、超音波センサ、受光センサ、GPS(Global Positioning System)などからのデータに基づいて、位置を検出する。送信手段は、例えば、図11のSCC44であり、例えば、RS-232C,RS-422,RS-485などにより、測定手段の位置のデータを送信する。
位置検出手段には、測定装置からの超音波または光のパルスが受信されることで、測定手段の位置を検出させることができる。
本発明のデータ処理方法は、リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、電磁波の強度を測定したときの、測定手段の位置を検出する位置検出ステップと、位置検出ステップにおいて検出された測定手段の位置のデータを、測定装置、または、他の装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、電磁波の強度を測定したときの、測定手段の位置を検出する位置検出ステップと、位置検出ステップにおいて検出された測定手段の位置のデータを、測定装置、または、他の装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、電磁波の強度を測定したときの、測定手段の位置を検出する位置検出ステップと、位置検出ステップにおいて検出された測定手段の位置のデータを、測定装置、または、他の装置に送信する送信ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明のリーダライタ、データ処理方法、記録媒体、並びにプログラムにおいては、リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、電磁波の強度を測定したときの、測定手段の位置が検出され、その検出された測定手段の位置のデータが、測定装置、または、他の装置に送信される。
従って、リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置に、測定手段の位置のデータを供給することができる。
本発明によれば、RFタグがリーダライタと通信可能な領域を容易に確認することができる。
図6は、本発明を適用した、リーダライタ12とRFタグ13との交信領域を検査する検査システム101(測定システム)の一実施の形態の構成例を示している(第1実施の形態)。
なお、図6では、図1と対応する部分については、同一の符号を付してあり、その説明を適宜省略する。即ち、図6において、リーダライタ12は、図1と同一のものが使用されている。また、リーダライタ12は、RFタグ13と通信を行うときの実際の使用場所に設置されているものとする。
検査用ハンディ端末装置111(以下、端末装置111と称する)(測定装置)は、アンテナ22を基準(原点)とする端末装置111の地面と平行な水平方向の2次元の位置を検出するとともに、その位置におけるリーダライタ12のアンテナ22から発せられる電磁波の磁界強度(電界強度)を検出(測定)し、その位置と磁界強度のデータをパーソナルコンピュータ112(以下、パソコン112と称する)に出力する。
パソコン112は、端末装置111から出力される、端末装置111の位置と、その位置での磁界強度のデータを取り込み(受信し)、アンテナ22を基準とする端末装置111の位置と磁界強度との関係をグラフにして、そのグラフをCRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ(図示せず)に表示する。
以上のように構成される検査システム101を用いて、ユーザは、交信領域を検査する。即ち、ユーザ(検査者)は、リーダライタ12のアンテナ22の周辺(アンテナ22を通り地面に水平な面上)で端末装置111を移動させる。端末装置111は、所定のタイミングで、アンテナ22を基準(原点)とする自身の現在位置と、その位置での磁界強度を検出(測定)する。また、端末装置111は、検出された磁界強度と、その磁界強度が検出された位置とが対応付けられたデータ(以下、位置と磁界強度とのセットデータともいう)をパソコン112に出力(送信)する。また、パソコン112は、端末装置111から供給される、位置と磁界強度とのセットデータに基づいて、アンテナ22周辺でのRFタグ13の交信領域を表すグラフを生成し、ディスプレイに表示する。
図7は、図6の端末装置111の構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)131、ROM(Read Only Memory)132、RAM(Random Access Memory)133、センサインタフェース136、およびセンサインタフェース138は、バス134を介して相互に接続されている。このバス134にはまた、入出力インタフェース139も接続されている。
CPU131は、ROM132に記憶されているプログラム、または記憶部143からRAM133にロードされたプログラムに従って、端末装置111の動作を制御する。例えば、CPU131は、各部を制御することにより、リーダライタ12のアンテナ22に対する端末装置111自身の現在位置、および、その位置における磁界強度を検出する処理などを実行する。ROM132は、端末装置111の起動直後に実行されるシステムプログラムを記憶している。RAM133には、CPU131が各種の動作を制御する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
磁界強度検出部135(測定手段)は、例えば、ホール素子または磁気抵抗素子などからなる磁気センサ、電磁界強度計などで構成され、リーダライタ12のアンテナ22から発せられる電磁波(変調波)の磁界強度を検出(測定)する。
磁界強度検出部135により検出された磁界強度のデータは、CPU131の制御の下、センサインタフェース136を介して、表示部140、通信部142、記憶部143等の各部に供給される。
位置検出部137(位置検出手段)は、例えば、2軸の加速度センサなどで構成され、アンテナ22の位置を基準として端末装置111を移動させたときの端末装置111の加速度を検出する。例えば、位置検出部137は、アンテナ22の前後方向を1軸、左右方向を1軸とする2軸方向の端末装置111の加速度を検出する。
また、位置検出部137は、検出された2軸方向の加速度それぞれを時間積分演算することにより、速度成分、および変位成分に変換し、アンテナ22が設置されている地面と水平な面上の端末装置111の位置を検出(算出)する。
位置検出部137により検出された端末装置111の位置のデータは、CPU131の制御の下、センサインタフェース138を介して、表示部140、通信部142、記憶部143等の各部に供給される。
入出力インタフェース139には、表示部140、操作部141、通信部142、および記憶部143が接続されている。例えば、LCDなどのディスプレイで構成される表示部140は、CPU131(表示制御手段)の制御の下、磁界強度検出部135が検出した磁界強度のデータ(数値)をリアルタイムで表示する。これにより、ユーザは、その場の磁界強度をすぐに確認できる。操作部141は、例えば、操作キーや操作ボタン等で構成される。ユーザは、検査の開始、終了などの指示を、操作部141を操作することにより行う。
通信部142(出力手段)は、例えば、USB(Universal Serial Bus)インタフェース、LAN (Local Area Network)カード等で構成され、端末装置111が検出した端末装置111の位置と磁界強度とのセットデータをパソコン112(図6)に出力(送信)する。
記憶部143は、例えば、フラッシュメモリやハードディスクなどで構成され、端末装置111の動作を制御するプログラムを記憶する。また、端末装置111がパソコン112に接続されていない場合には、CPU131は、検出された位置と磁界強度とのセットデータを記憶部143に記憶(保存)する。そして、記憶部143に記憶されている位置と磁界強度とのセットデータは、端末装置111がパソコン112に接続されたときに、端末装置111からパソコン112に出力(転送)される。
図8は、パーソナルコンピュータ112の構成例を示している。
図8において、CPU171は、ROM172に記憶されているプログラム、または記憶部178からRAM173にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。例えば、CPU171は、通信部179を介して端末装置111から供給される、端末装置111の位置と磁界強度とのセットデータを用いて、端末装置111の位置を、X軸およびY軸とする2次平面上に磁界強度をプロットした等高線グラフを作成し、その等高線グラフを出力部177のディスプレイに表示させる処理を行う。RAM173にはまた、CPU171が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU171、ROM172、およびRAM173は、バス174を介して相互に接続されている。このバス174にはまた、入出力インタフェース175も接続されている。
入出力インタフェース175には、キーボード、マウスなどよりなる入力部176、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部177、ハードディスクなどより構成される記憶部178、USBインタフェース、LANカードなどより構成される通信部179が接続されている。通信部179は、インターネットなどのネットワークを介しての通信処理も行うことができる。
入出力インタフェース175にはまた、必要に応じてドライブ180が接続され、磁気ディスク191、光ディスク192、光磁気ディスク193、或いは半導体メモリ194などが適宜装着され、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部178にインストールされる。
次に、図9のフローチャートを参照して、検査システム101の交信領域検査処理について説明する。この処理は、例えば、ユーザが端末装置111の操作部141の操作ボタン等を操作することなどによって、交信領域検査が指示されたときに開始される。なお、2軸の加速度センサなどで構成される位置検出部137は、交信領域検査の開始が指示されたときの位置を基準(原点)とする変位によって端末装置111の現在位置を検出するため、ユーザは、基準となるリーダライタ12のアンテナ22が設置されている位置から、交信領域検査処理を開始することとする。
初めに、ステップS1において、位置検出部137は、端末装置111の現在位置を検出し、ステップS2に進む。ステップS1では、例えば、2軸の加速度センサで構成される位置検出部137が、アンテナ22の前後方向を1軸、左右方向を1軸とする2軸方向の加速度を検出し、その検出された2軸方向の加速度を、それぞれ時間積分演算することにより、端末装置111の現在位置(リーダライタ12のアンテナ22からの変位)を検出する。
ステップS2において、磁界強度検出部135は、リーダライタ12のアンテナ22から発せられる電磁波の磁界強度を検出し、ステップS3に進む。
ステップS3において、CPU131は、ステップS2で検出された磁界強度を表示部140に供給し、ディスプレイに表示させて、ステップS4に進む。
ステップS4において、CPU131は、ステップS2およびS3で検出された、位置と磁界強度とのセットデータをRAM133に記憶させて、ステップS5に進む。
ステップS5において、CPU131は、ユーザから交信領域検査処理終了の指示があったか否か、即ち、操作部141において、交信領域検査処理の終了を指示するユーザの操作が検出されたか否かを判定する。ステップS5で、ユーザから交信領域検査処理終了の指示がないと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS1乃至S5の処理を繰り返す。これにより、端末装置111が移動した各位置における、端末装置111の位置と磁界強度とのセットデータが継続して検出され、RAM133に記憶される。
一方、ステップS5において、ユーザから交信領域検査処理終了の指示があると判定された場合、ステップS6に進み、CPU131は、端末装置111がパソコン112に接続されているか否かを判定する。ステップS6で、端末装置111がパソコン112に接続されていないと判定された場合、ステップS7に進み、CPU131は、RAM133に記憶されている、位置と磁界強度とのセットデータを記憶部143に供給し、記憶させて、処理を終了する。なお、記憶部143に記憶された位置と磁界強度とのセットデータは、端末装置111が、後でパソコン112と接続されたときに、パソコン112に送信(転送)される。
一方、ステップS6において、端末装置111がパソコン112に接続されていると判定された場合、ステップS8に進み、CPU131は、RAM133に記憶されている位置と磁界強度とのセットデータを、通信部142を介して、パソコン112に送信(転送)する。
ステップS8の後、ステップS9に進み、パソコン112のCPU171は、端末装置111から通信部179を介して供給された、位置と磁界強度とのセットデータを、アンテナ22に対する端末装置111の、左右方向の位置をX軸、および前後方向の位置をY軸とする2次平面上に、磁界強度をプロットした磁界強度の等高線グラフを生成する。さらに、CPU171は、生成された等高線グラフを出力部177に供給し、例えば、出力部177のディスプレイにグラフィック表示させて、処理を終了する。
以上のように、図9の検査システム101の交信領域検査処理によれば、リーダライタ12のアンテナ22周辺の磁界強度が位置のデータとともに検出され、グラフィック表示されるので、ユーザは、リーダライタ12による、アンテナ22周辺の磁界強度を容易に確認することができる。
そして、アンテナ22周辺の磁界強度を容易に確認することができることにより、リーダライタ12のアンテナ22とRFタグ13との交信領域がどこまでであるかを確認することができ、アンテナ22の設置場所の良否を容易に判定できるので、アンテナ22の設置を迅速に行うことができる。
図10は、本発明を適用した検査システム101のその他の実施の形態の構成例を示している(第2実施の形態)。なお、図6と対応する部分については、同一の符号を付してあり、説明を適宜省略する。
リーダライタ201は、コントローラ211とアンテナ212とで構成されている。また、リーダライタ201は、検査用ハンディ端末装置221(以下、端末装置221という)に対して、超音波パルスAを発する。また、リーダライタ201は、自身が発した超音波パルスAに応じて、端末装置221が発してくる超音波パルスBを受信し、さらに、端末装置221から送信されてくるタイミング信号も受信する。
また、リーダライタ201は、受信したタイミング信号と超音波パルスBとから、端末装置221の位置を検出(算出)する。そして、リーダライタ201は、検出した端末装置221の位置のデータを、端末装置221に送信する。
端末装置221は、リーダライタ201から送信されてくる超音波パルスAを受信し、その超音波パルスAに応じて、新たな超音波パルスBをリーダライタ201に対して送信する。端末装置221が送信する超音波パルスBは、例えば、超音波の周波数が、リーダライタ201からの超音波パルスAとは異なるものである。また、端末装置221は、超音波パルスBを送信した時刻を表すタイミング信号をリーダライタ201に送信する。
一般的に、超音波パルスが送信されてから所定の物体に反射して返ってくるまでの時間(受信時間)によって、超音波パルスを発した物体から超音波パルスを反射させた物体までの距離を求めることができる。しかしながら、ある物体までの距離を求めるときに、距離を求めるべき物体の周辺に、障害物(その他の物体)が存在していた場合、その障害物からも超音波パルスの反射波が返ってくることになり、距離を求めるべき物体の反射波との区別がつかない。
そこで、本実施の形態では、端末装置221は、リーダライタ201が発する超音波パルスAを受信したとき、超音波パルスAと周波数の異なる超音波パルスBを発する。リーダライタ201は、周辺の物体に反射されて返ってきた自身の超音波パルスAと区別して、端末装置221が送信した超音波パルスBを受信することにより、所望の端末装置221までの距離を求めることができる。なお、周辺の物体と区別して、所望の端末装置221までの距離を求めることができれば、上述したような、端末装置221に異なる周波数のパルスを発生させる以外のその他の方法でもよい。
また、端末装置221は、リーダライタ201のアンテナ212から発せられる電磁波の磁界強度を検出する。そして、端末装置221は、リーダライタ201から受信した端末装置221自身の位置のデータと、自分が検出した磁界強度のデータとで構成される、位置と磁界強度とのセットデータをパソコン112に出力する。
以上のように構成される検査システム101を用いて、ユーザは、第1実施の形態と同様に、交信領域を検査する。即ち、ユーザ(検査者)は、リーダライタ201のアンテナ212の周辺で端末装置221を移動させる。端末装置221は、所定のタイミングで、リーダライタ201のアンテナ212から発せられる電磁波の磁界強度を検出する。また、端末装置221は、磁界強度を検出したときの自身の現在位置のデータをリーダライタ201から受信する。そして、端末装置221は、位置と磁界強度とのセットデータをパソコン112に出力する。
パソコン112では、第1実施の形態と同様に、端末装置221から供給される端末装置221の位置と磁界強度とのセットデータに基づいて、アンテナ22周辺でのRFタグ13の交信領域を表すグラフ(等高線グラフ)が表示される。
図11は、図10のリーダライタ201の構成例を示している。なお、図2と対応する部分については、同一の符号を付してあり、その説明を適宜省略する。
即ち、図12では、コントローラ211にセンサインタフェース261と、アンテナ212に超音波センサ262および263が新たに設けられている他は、図2のリーダライタ12と同様に構成されている。
DPU41は、図示せぬ操作部において、ユーザにより交信領域を検査する処理が開始された場合に、センサインタフェース261を介して超音波センサ262または263に、超音波パルスAを発する指令を供給する。
また、DPU41は、SCC44から供給されるタイミング信号と、センサインタフェース261を介して超音波センサ262および263から供給される、超音波パルスBを受信した旨を表す受信信号とに基づいて、端末装置221の位置を検出(算出)し、その位置のデータを、SCC44を介して端末装置221に送信する。なお、超音波パルスBの受信に基づく端末装置221の位置の検出(算出)方法については、図14を参照して後述する。
SCC44(送信手段)は、端末装置221と接続され、端末装置221から送信されてくるタイミング信号を受信し、DPU41に供給する。また、SCC44は、DPU41から供給される端末装置221の位置のデータを、端末装置221に送信する。
超音波センサ262および263は、アンテナ212上の同じ高さの位置に所定の距離deltaDの間隔を置いて設けられている。超音波センサ262または263のいずれか一方は、DPU41からの超音波パルスAを発する指令に基づいて、超音波パルスAを発振する。
また、超音波センサ262および263のそれぞれは、端末装置221が、超音波パルスAに応じて送信してくる超音波パルスBを受信し、センサインタフェース261を介して、DPU41に超音波パルスBを受信した旨を表す受信信号を供給する。
図12は、図10の端末装置221の構成例を示している。なお、図7の端末装置111と対応する部分については、同一の符号を付してあり、その説明を適宜省略する。
即ち、図12では、図7の位置検出部137に代えて、超音波トランスポンダ281が設けられている他は、図7の端末装置111と同様に構成されている。
超音波トランスポンダ281は、超音波パルスAを受信すると、超音波パルスBを送信する。ここで、超音波パルスBは、上述したように、例えば、超音波パルスAと周波数の異なる超音波パルスである。超音波トランスポンダ281は、超音波パルスBを送信した場合、その旨を表す信号をセンサインタフェース128を介して、CPU131に供給する。
CPU131は、超音波トランスポンダ281から、超音波パルスBを送信した旨の信号を受信すると、超音波パルスBの送信開始時刻を表すタイミング信号を、通信部142を制御することにより、リーダライタ201に送信する。
通信部142は、リーダライタ201と接続され、CPU131の制御の下、超音波パルスBの送信開始時刻を表すタイミング信号を、リーダライタ201に送信する。また、通信部142は、リーダライタ201から送信されてくる、端末装置221の位置のデータを受信する。
なお、通信部142は、第1実施の形態と同様に、パソコン112とも接続されている。通信部142は、CPU131の制御の下、リーダライタ201から受信した端末装置221自身の位置のデータと、磁界強度検出部135で検出された磁界強度のデータとで構成される、位置と磁界強度とのセットデータをパソコン112に出力する。
次に、図13のフローチャートを参照して、図10の検査システム101の交信領域検査処理について説明する。なお、この処理では、リーダライタ201は、端末装置221の絶対的な位置を検出するため、ユーザは、必ずしもリーダライタ201のアンテナ212が設置されている位置から交信領域検査を開始する必要はない。
初めに、ステップS21において、端末装置221は、リーダライタ201からの超音波パルスAを受信したか否かを判定する。そして、リーダライタ201からの超音波パルスAを受信したと判定されるまで、ステップS21の処理が繰り返される。
一方、ステップS21で、リーダライタ201からの超音波パルスAを受信したと判定された場合、ステップS22に進み、端末装置221は、超音波パルスAと周波数の異なる超音波パルスBをリーダライタ201に送信し、その送信したタイミングで、磁界強度検出部135において、リーダライタ201のアンテナ212から発せられている電磁波の磁界強度を検出する。また、端末装置221は、超音波パルスBの送信開始時刻を表すタイミング信号をリーダライタ201に送信する。
ステップS22の後、ステップS23に進み、CPU131は、ステップS22で検出された磁界強度を表示部140に供給し、ディスプレイに表示させて、ステップS24に進む。
ステップS24において、リーダライタ201は、受信したタイミング信号と超音波パルスBとから、端末装置221の位置を検出し、ステップS25に進む。
ステップS25において、リーダライタ201は、ステップS24で検出した端末装置221の位置のデータを、端末装置221に送信して、ステップS26に進む。
ステップS26において、端末装置221は、リーダライタ201から送信されてくる、端末装置221の位置のデータを受信して、ステップS27に進む。
ステップS27において、端末装置221は、ステップS26で、リーダライタ201から受信した端末装置221自身の位置のデータと、ステップS24で検出した磁界強度のデータとで構成される、位置と磁界強度とのセットデータをRAM133に記憶させて、ステップS28に進む。
ステップS28において、端末装置221は、ユーザから交信領域検査処理終了の指示があったか否か、即ち、端末装置221の操作部141において、交信領域検査処理の終了を指示するユーザの操作が検出されたか否かを判定する。ステップS28で、ユーザから交信領域検査処理終了の指示がないと判定された場合、ステップS21に戻り、ステップS21乃至S28の処理を繰り返す。これにより、端末装置221の移動に応じて、端末装置221の位置と磁界強度とのセットデータが継続して検出され、端末装置221のRAM133に記憶される。
一方、ステップS28において、ユーザから交信領域検査処理終了の指示があると判定された場合、ステップS29に進む。
ステップS29乃至S32の処理は、それぞれ、図9のステップS6乃至S9の処理と同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、図10の検査システム101の交信領域検査処理によれば、リーダライタ201のアンテナ212周辺の磁界強度が位置のデータとともに検出され、グラフィック表示されるので、ユーザは、リーダライタ12による、アンテナ212周辺の磁界強度を容易に確認することができる。
そして、アンテナ212周辺の磁界強度を容易に確認することができることにより、リーダライタ201のアンテナ212とRFタグ13との交信領域がどこまでであるかを確認することができ、アンテナ212の設置場所の良否を容易に判定できるので、アンテナ212の設置を迅速に行うことができる。
なお、図10の検査システム101では、リーダライタ201が、超音波パルスAを送信し、端末装置221が、その超音波パルスAに呼応して、超音波パルスBを送信することにより、リーダライタ201が、端末装置221の位置を検出するようにしたが、端末装置221が、超音波パルスAを送信し、リーダライタ201が、その超音波パルスAに呼応して、超音波パルスBを送信することにより、端末装置221自身が、自分の位置を検出するようにしてもよい。この場合、端末装置221には、横方向に距離deltaDの間隔をあけて2つの超音波センサが設置される。
また、図10の検査システム101において、リーダライタ201と端末装置221との間の、タイミング信号、および、端末装置221の位置のデータの送受信は、有線に限らず、無線LANや赤外線通信などの無線による通信で行っても良い。
次に、図14を参照して、図10のリーダライタ201が、端末装置221の位置を検出(算出)する原理を説明する。図14は、リーダライタ201のアンテナ212と端末装置221とを上方から見たときの配置を示している。
図14に示すように、図中、(リーダライタ201の)アンテナ212の中央部と上側に、超音波センサ262および263が設置されている。また、このときの、超音波センサ262と263との距離は、deltaDであり、リーダライタ201には、この距離deltaDが予め入力され、記憶されている。
リーダライタ201には、上述したように、端末装置221が超音波パルスBを送信したときの送信開始時刻を表すタイミング信号が端末装置221から供給される。リーダライタ201は、その超音波パルスBの送信開始時刻と、超音波センサ262および263が超音波パルスBを受信したときの受信時刻との伝播時間から、リーダライタ201の超音波センサ262および263のそれぞれと、端末装置221との距離L1およびL2を計算することができる。
そして、超音波センサ262と263との超音波パルスBの受信時間の差は、図中のdeltaLで示される距離による差であるとみなすことができる。即ち、距離L1とL2との差を距離deltaLと考えることができる。従って、リーダライタ201は、超音波センサ262と263が受信する超音波パルスBの受信時間の差から、距離deltaLを計算することができる。
以上の距離deltaDとdeltaLとを用いて、アンテナ212の中心を通り、垂直な線Pに対して、端末装置221がなす角度θ1には、図14に示すように、次式の関係が成り立つ。
sinθ1=sinθ2=deltaL/deltaD
上述の式により、アンテナ212の中心を通る垂線Pに対する端末装置221の角度θ1を求めることができる。
以上から求められる、アンテナ212の中心を基準とする端末装置221までの距離L2と角度θ1とにより、端末装置221の位置を検出(算出)することができる。
なお、アンテナ212に設置される超音波センサ262および263の場所は、図14に示す位置に限定されるものではない。
図15は、図6のパソコン112がディスプレイに表示させる等高線グラフのグラフィック表示例を示している。
パソコン112は、端末装置221から供給された、位置と磁界強度とのセットデータに基づいて、アンテナ212に対する端末装置221の、左右方向の位置をX軸、前後方向の位置をY軸とする2次平面上に磁界強度をプロットして、図15に示すような磁界強度の等高線グラフを、パソコン112の出力部177(のディスプレイ)に表示させる。ここで、図15のグラフの原点の位置は、アンテナ212の設置位置である。
図15では、−25乃至25cmのx位置および0乃至27.5cmのy位置の領域が、4段階の磁界強度のレベルR1乃至R4に分類されて表示されている。
ここで、レベルR1乃至R4は、レベルR4,R3,R2、およびR1の順に磁界強度が強いことを表している(R1<R2<R3<R4)。また、レベルR2とR1の境界の磁界強度が、最低タグ動作磁界強度hとなる。
即ち、レベルR1は、レベルR1乃至R4の中で最も磁界強度が弱く、レベルR1の領域(位置)では、RFタグ13がリーダライタ201と正確なデータの通信を行うことが不可能となっている。
一方、レベルR2乃至R4の領域それぞれでは、RFタグ13がリーダライタ201と正確なデータの通信を行うことが可能(交信可能な領域)となっており、その交信可能な領域のなかでも、磁界強度のレベルが、レベルR2,R3、またはR4に分類されている。
従って、図15の等高線グラフによれば、リーダライタ201のアンテナ212(原点)からの距離が遠くなるにしたがい、磁界強度は、レベルR4,R3,R2と徐々に弱くなり、最終的には、交信不可能なレベルR1となる。
なお、交信可能なレベルR2乃至R4の領域のなかにも、図15に示すように、交信不可能なレベルR1の領域が存在することがある(例えば、x=10,y=16付近)。この領域は、デットスポットと呼ばれる領域である。
ユーザは、図15に示したようなグラフィック表示を確認することにより、例えば、リーダライタ201の交信領域がどこまでであるか、または、どの位置(領域)が磁界強度が強いかなどを、視覚的に容易に把握することができる。例えば、最低タグ動作磁界強度hに近いレベル(磁界強度)で通信が可能である位置や、磁界強度が強い(磁界強度に余裕がある)位置などを判別することができる。
また、交信可能な領域のなかに、デットスポットが存在している場合にも、ユーザは、図15のグラフィック表示を確認することにより、デットスポットを視覚的に容易に把握することができる。
なお、図15のグラフィック表示とともに、グラフィック表示の元データである、位置と磁界強度とのセットデータそのものも、ディスプレイに表示するようにしてもよい。
また、図15のグラフィック表示は、一例であり、例えば、磁界強度のレベルの分類数など、表示条件を任意に設定することができる。
さらに、図15のようなグラフィック表示を、図6のパソコン112のディスプレイではなく、端末装置111または221そのものの表示部140に表示させてもよい。
上述した実施の形態では、位置を検出する手段として、加速度センサまたは超音波センサを採用したが、その他、例えば、レーザ発振器と受光センサなどを用いて、発振された光(レーザ光)を受信することによって位置を検出するようにすることもできる。この場合、発せられた光を反射させる側の装置には、例えば、光を反射または偏光させる反射板または偏光板などを取り付けるようにしてもよい。また、その他、位置を検出する手段としては、GPS(Global Positioning System)などのその他のものを採用してもよい。
また、上述した実施の形態では、アンテナ212を通り地面に水平な2次平面上の各位置における磁界強度を検出し、等高線グラフとしてディスプレイに表示させるようにしたが、例えば、アンテナ212周辺の3次元の各位置における磁界強度を検出しておき、アンテナ212周辺の3次元空間中の所定の2次平面上についての磁界強度を、等高線グラフとしてディスプレイに表示させるようにしてもよい。この場合、例えば、第1実施の形態では、位置検出部137として3軸の加速度センサを採用したり、第2実施の形態では、リーダライタ201のアンテナ212上に3つの超音波センサを設置し、その3つの超音波センサを、例えば、正三角形となるように配置すればよい。
さらに、上述した実施の形態では、アンテナ212周辺の2次平面上の各位置についての磁界強度が、等高線グラフで表されるグラフィック表示としたが、棒グラフや鳥瞰図などのその他のグラフィック表示としてもよい。
また、端末装置221にジャイロセンサなどを設け、自身の姿勢を検出できるようにして、アンテナ212からの距離(位置)だけのみならず、端末装置221の姿勢の条件も加えた磁界強度を検出するようにすることもできる。この場合、パソコン112では、端末装置111の様々な姿勢ごとの磁界強度を、グラフィック表示させるようにすることができる。
図7の磁界強度検出部135、センサインタフェース136、位置検出部137、およびセンサインタフェース138を除く、CPU131、ROM132、RAM133、バス134、入出力インタフェース139、表示部140、操作部141、通信部142、および記憶部143は、それぞれ、パソコン112のCPU171、ROM172、RAM173、バス174、入出力インタフェース175、出力部177、入力部176、通信部179、および記憶部178と共用することができる。
即ち、図6の端末装置111には、磁界強度および位置を検出する手段だけを設け、端末装置111は、パソコン112のCPU171の制御により、磁界強度と位置を検出し、その磁界強度と位置の検出結果、即ち、位置と磁界強度とのセットデータを直接パソコン112に供給するようにしてもよい。
上述した実施の形態は、リーダライタ12または201が、電磁結合方式、電磁誘導方式、マイクロ波方式、または光方式の、いずれの方式であるかについては限定されない。
本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
RFIDシステムの構成例を示すブロック図である。 リーダライタ12の構成例を示すブロック図である。 RFタグ13の構成例を示すブロック図である。 アンテナからの距離と磁界強度との関係を表す図である。 リーダライタのアンテナからのRFタグの交信領域の例を示す図である。 本発明を適用した検査システム101の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 検査用ハンディ端末111の構成例を示すブロック図である。 パーソナルコンピュータ112の構成例を示すブロック図である。 交信領域検査処理を説明するフローチャートである。 本発明を適用した検査システム101のその他の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 リーダライタ201の構成例を示すブロック図である。 検査用ハンディ端末221の構成例を示すブロック図である。 交信領域検査処理を説明するフローチャートである。 端末装置221の位置を検出する原理を説明する図である。 グラフィック表示の表示例を示す図である。
符号の説明
12 リーダライタ
21 コントローラ
22 アンテナ
41 DPU
44 SCC(送信手段)
101 検査システム(測定システム)
111 検査用ハンディ端末装置(測定装置)
112 パーソナルコンピュータ
131 CPU(表示制御手段)
135 磁界強度検出部(測定手段)
137 位置検出部(位置検出手段)
142 通信部(出力手段)
171 CPU
177 出力部
201 リーダライタ
211 コントローラ
212 アンテナ
221 検査用ハンディ端末装置
262,263 超音波センサ
281 超音波トランスポンダ

Claims (9)

  1. RFタグと通信を行うリーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段と、
    前記測定手段において電磁波の強度が測定されたときの、前記リーダライタに対する前記測定手段の位置を検出する位置検出手段と、
    前記電磁波の強度と、その電磁波の強度が測定された前記位置とが対応付けられたデータを出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする測定装置。
  2. 前記電磁波の強度を、その電磁波の強度が測定された前記位置に対応付けて表示させる表示制御手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. RFタグと通信を行うリーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段と、前記測定手段において電磁波の強度が測定されたときの、前記リーダライタに対する測定手段の位置を検出する位置検出手段と、前記電磁波の強度と、その電磁波の強度が測定された前記位置とが対応付けられたデータを出力する出力手段とを備える測定装置の測定方法において、
    前記測定手段が、RFタグと通信を行うリーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定ステップと、
    前記位置検出手段が、前記測定ステップにおいて電磁波の強度が測定されたときの、前記リーダライタに対する前記測定手段の位置を検出する位置検出ステップと、
    前記出力手段が、前記電磁波の強度と、その電磁波の強度が測定された前記位置とが対応付けられたデータを出力する出力ステップと
    を含むことを特徴とする測定方法。
  4. RFタグと通信を行うリーダライタと、データを測定する測定装置とを含む測定システムにおいて、
    前記測定装置が、前記リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を備え、
    前記リーダライタ、または、前記測定装置のいずれか一方が、前記リーダライタに対する前記測定手段の位置を検出する位置検出手段を備え、
    前記測定装置が、前記電磁波の強度を、その電磁波の強度が測定されたときに前記位置検出手段で検出された前記測定手段の位置に対応付けて出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする測定システム。
  5. RFタグと通信を行うリーダライタにおいて、
    前記リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、前記電磁波の強度を測定したときの、前記測定手段の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段において検出された前記測定手段の位置のデータを、前記測定装置、または、他の装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするリーダライタ。
  6. 前記位置検出手段は、前記測定装置からの超音波または光のパルスが受信されることで、前記測定手段の位置を検出する
    ことを特徴とする請求項5に記載のリーダライタ。
  7. RFタグと通信を行うリーダライタが、データを処理するデータ処理方法において、
    前記リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、前記電磁波の強度を測定したときの、前記測定手段の位置を検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップにおいて検出された前記測定手段の位置のデータを、前記測定装置、または、他の装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とするデータ処理方法。
  8. RFタグと通信を行うリーダライタを制御するコンピュータに行わせるプログラムであって、
    前記リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、前記電磁波の強度を測定したときの、前記測定手段の位置を検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップにおいて検出された前記測定手段の位置のデータを、前記測定装置、または、他の装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  9. RFタグと通信を行うリーダライタを制御するコンピュータに行わせるプログラムにおいて、
    前記リーダライタが発する電磁波の強度を測定する測定手段を有する測定装置が、前記電磁波の強度を測定したときの、前記測定手段の位置を検出する位置検出ステップと、
    前記位置検出ステップにおいて検出された前記測定手段の位置のデータを、前記測定装置、または、他の装置に送信する送信ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2004151322A 2004-05-21 2004-05-21 測定装置および測定方法、測定システム、リーダライタおよびデータ処理方法、記録媒体、並びにプログラム Withdrawn JP2005331434A (ja)

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