JP5560548B2 - 携帯型リーダライタ - Google Patents

携帯型リーダライタ

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Description

本発明は、手持ち操作可能な本体内に、無線通信用のリーダライタ側アンテナから所定の指向性をもった電波を送信すると共に、タグ側アンテナが組込まれたRFタグからの応答信号を受信する通信手段を備え、前記RFタグのデータを読取る携帯型リーダライタに関する。
例えば商品管理、物流等の分野においては、商品、荷物、通い箱等の物品に荷札状のRFタグを添付し、ハンディターミナルと称される携帯型(ハンディタイプ)のリーダライタを用いてそのRFタグとの間で電磁波(例えばUHF帯の電波)による通信を行ない、該RFタグに記録された商品等に関するデータ等の読取り(及び書込み)を行なうRFIDシステムが実用化されている。このRFIDシステムでは、リーダライタを、読取るべきRFタグに近接させた状態で、RFタグに対して電磁波により動作電力の供給が行われると共に、データの通信(書込み及び読取り)が行われるようになっている。
ところで、上記したRFIDシステムにおいては、携帯型のリーダライタを使って、例えば、ユーザがリーダライタのキー操作部においてID番号を指定することに基づき、夫々RFタグが添付された多数個の物品が収納された棚のなかから、目的とする特定のRFタグ(RFタグが付された物品)を探索する位置検出の作業の実行が可能である。しかし、従来のリーダライタでは、RFタグの位置検出の精度が十分に得られず、特に、複数の物品(RFタグ)が接近して存在するような場合には、誤検出してしまう虞があった。
そこで、そのような課題を解決するために、例えば特許文献1には、RFタグが付された物品(移動体)を検出する検出システムとして、RFタグからの信号を受信する受信器に加えて、物品の動画像を撮影するカメラを設け、そのカメラにより撮影した画像情報に基づいて物品の位置を正確に検出し、RFタグから得られる情報と併せて、何がどこに存在するかを把握するようにした技術が記載されている。
特開2006−98166号公報
しかしながら、上記特許文献1のような、カメラの撮影画像を用いて物品の位置検出を行うものでは、見えている物品(RFタグ)の位置検出しかできず、見えない(隠れた)位置に存在する物品(RFタグ)については、その位置を十分な確かさで検出することは不可能である。つまり、特許文献1の技術では、電波を利用することによって見えない範囲に配置されているRFタグをも読取りできるという、RFIDのシステムの本来の特長を生かすことができないものとなる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、無線通信によりRFタグのデータを読取るものにあって、見えない場所にあるRFタグであっても、その位置を十分な確かさで検出することを可能とした携帯型リーダライタを提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の携帯型リーダライタは、無線通信によりRFタグのデータを読取るものにあって、ユーザがRFタグが存在すると思われる範囲を掃引するように本体を手動で移動させ、その際に通信手段により掃引範囲内に存在する複数個のRFタグとの間で通信を行ってデータを読取る掃引読取動作の実行が可能とされていると共に、掃引読取動作の前に、ユーザにより既知の基準位置に配置された基準RFタグを読取る動作が実行された際の、前記本体の位置及び指向方向の情報を含んだ原点位置情報を記憶する原点位置情報記憶手段と、掃引読取動作の実行時において、前記本体に配設されたセンサの検出信号に基づいて、前記原点位置情報を基準とした本体の三次元方向の移動量及び指向方向の変動量を検出する本体位置検出手段と、掃引読取動作の実行時において、前記RFタグを読取った際に、前記本体位置検出手段の検出に基づいて、当該読取ったRFタグの、本体の原点位置或いは前記基準位置に対する相対位置を判断するタグ位置判断手段と、前記掃引読取動作の実行時において読取ったRFタグのデータを、前記タグ位置判断手段により判断された当該RFタグの相対位置と関連付けて記憶するデータ記憶手段とを具備するところに特徴を有する(請求項1の発明)。
これによれば、ユーザは、携帯型リーダライタの本体を手動で移動させながら、掃引範囲内に存在する複数個のRFタグとの間で通信を行ってデータを読取る掃引読取動作を実行させることができるのであるが、その際に、予めユーザにより既知の基準位置に配置された基準RFタグを読取る動作が実行されると、本体の位置及び指向方向の情報を含んだ原点位置情報が原点位置情報記憶手段に記憶されるようになる。そして、掃引読取動作の実行時においては、本体位置検出手段により、前記原点位置情報を基準とした本体の三次元方向の移動量及び指向方向の変動量、つまり本体が原点位置からどの方向にどれだけ動いたかが検出される。RFタグを読取った際には、タグ位置判断手段により、その時の本体の位置及び指向方向から、読取ったRFタグの、本体の原点位置或いは基準位置に対する相対位置を判断することができ、データ記憶手段により、RFタグのデータが、当該RFタグの相対位置と関連付けて記憶される。
この場合、本体の原点位置情報を基準とすることにより、読取ったRFタグの位置を十分な確かさで検出することができ、RFタグのデータ及び位置を記憶しておくことができる。また、カメラ等によって視覚的に検出するものではないので、見えない場所に配置されているRFタグの位置検出も可能となる。しかも、動画の撮影が可能なカメラなどの大掛かりな装置が不要となることは勿論である。尚、上記本体位置検出手段を構成するセンサとしては、例えば多軸(6軸)の加速度センサを採用することができ、他にもジャイロセンサ等を用いることもできる。
ところで、携帯型リーダライタ及びRFタグにあっては、本体(RFタグ)の小型化や、アンテナの簡素化を図るため、リーダライタ側のアンテナ及びRFタグのアンテナに、ダイポールアンテナのような直線(線型)偏波方式のアンテナを採用することが一般的となっている。ダイポールアンテナのような直線偏波方式のアンテナを採用した場合、リーダライタ側及びRFタグ側のアンテナ相互間の角度(偏波面の方向)によって、通信状態が変動する事情があるため、これを利用してRFタグが設置された向きを認識することが可能となる。
即ち、本発明においては、タグ側アンテナが、偏波面方向が該RFタグの向きに対して一定な直線偏波方式のアンテナである場合に、前記掃引読取動作の実行時において、通信手段により受信したRFタグからの応答信号の振幅の値と、本体内のリーダライタ側アンテナの向きとに基づいて、RFタグが設置された向きを認識する認識手段を設けることができる(請求項2の発明)。これによれば、RFタグの位置検出に加えて設置された向きをも検出することが可能となる。
さらに、本発明では、前記掃引読取動作の実行時において、通信手段による送信電波の出力を時間経過に伴って変動させることに基づいて、RFタグと本体との間の距離を判定する距離判定手段を設けることもできる(請求項3の発明)。これによれば、送信電波の出力を変動させ、RFタグからの応答信号の受信レベルを測定することに基づいて、RFタグと本体との間の距離(奥行き方向位置)をも十分な確かさで判定することができるので、位置検出の精度をより高めることができる。
本発明においては、ユーザが特定のデータを有するRFタグを指定するための指定手段と、この指定手段により指定された特定のデータを有するRFタグの存在位置をユーザに報知するための報知手段とを設ける構成とすることができる(請求項4の発明)。これによれば、多数のRFタグ(物品)のなかから、目的とする特定のRFタグ(当該RFタグが付された物品)をユーザが指定することにより、その位置を十分な確かさで探索し、ユーザに知らせることができる。
このとき、上記報知手段としては、レーザポインタを設け、該当するRFタグの存在位置に向けてレーザポインタ光を出射するように構成することができ(請求項5の発明)、RFタグの存在位置を直接的にレーザポインタ光で直接的に指し示すことによって、ユーザに判りやすく知らせることができる。
あるいは、前記報知手段を、音、光、振動のいずれかを用い、本体と該当するRFタグの存在位置との位置関係に応じてそれらの強度を変動させることによって当該RFタグの存在位置をユーザに報知するように構成しても良く(請求項6の発明)、簡単で安価な構成で、RFタグの存在位置をユーザに判りやすく知らせることができる。
以下、本発明を、例えば商品管理に用いられるRFIDシステムのリーダライタに適用した一実施例について、図面を参照して説明する。この場合、RFIDシステムは、図3に示すように、物品例えば箱入りの商品1に添付されるRFタグ2と、そのRFタグ2との間で、ある程度大きい指向性をもった電磁波(例えばUHF帯やマイクロ波帯の周波数の電波)による通信を行って電力の供給及びデータの読取り,書込みを行う本実施例に係る携帯型リーダライタ3とを備えて構成される。
ここで、詳しく図示はしないが、まず、前記RFタグ2について簡単に述べておく。このRFタグ2は、例えばプラスチック製の荷札状(矩形板状)をなしている。そして、その内部には、携帯型リーダライタ3との間での通信を行うためのタグ側アンテナを備えると共に、データの保持及び応答信号を発生するICチップを備えて構成される。ICチップは、前記リーダライタ3から送信された電波(給電用信号)から動作電源を得るための整流・平滑回路、通信等の制御を行うCPU、送受信信号の変調,復調を行う変復調回路、動作プログラム等を記憶するROM、データを記憶する読書き可能なEEPROM等をワンチップIC化して構成されている。このRFタグ2に記憶されるデータ(情報)には、固有のID番号や、貼付される商品1のデータ等が含まれる。
前記タグ側アンテナは、直線偏波方式のダイポールアンテナからなり、RFタグ2を構成するシート材(プラスチック製の基材)に対する、導電塗料の印刷により形成されている。この場合、タグ側アンテナの延びる方向(ダイポール軸の延びる方向)は、例えばRFタグ2の長手方向(長辺方向)に一致している。つまり、タグ側アンテナの偏波面方向は、RFタグ2の向きに対して一定とされている。尚、RFタグ2には、荷札状以外にも、コイン状、キー(キーホルダ)状など様々な形状のものがあり、更に、カード状のもの(非接触ICカード)もRFタグに含まれる。また、光学情報が記載されたラベルに、更にRFタグを固着して構成された情報ラベル(スマートラベル等と称される)を物品に貼付して使用するようなシステムも存在する。
一方、本実施例に係る携帯型リーダライタ3は、ユーザが手に持って操作することが可能なハンディターミナル(IHT)と称されるものである。図1は、本実施例に係る携帯型リーダライタ3の電気的構成を概略的に示しており、また、図2、図3には、携帯型リーダライタ3の外観が概略的に示されている。図2、図3に示すように、この携帯型リーダライタ3の本体(本体ケース)4は、前後方向にやや長い薄型矩形箱状をなし、その基端側部分は、ユーザが片手で把持して操作可能な大きさ(形状)とされている。
この本体4の上面部には、先端側に位置して、図4にも示すように、小型の液晶表示器からなる表示部5が設けられていると共に、基端側に位置して数字キーや機能キー等の複数個の操作キーを有し指定手段として機能するキー操作部6(図1にのみ図示)が設けられている。また、詳しく図示はしないが、本体4には、読取指示用のトリガキーや、報知用のLEDやブザー等も設けられている。さらに、本実施例では、後述のように、本体4の先端部に位置して、報知手段を構成するレーザポインタ8及びそのレーザポインタ8を駆動する駆動機構9(図1参照)が設けられている。
図1に示すように、本体4内には、マイコンを主体として構成され全体を制御する制御部7が設けられている。この制御部7には、前記トリガスイッチやキー操作部6等からの操作信号が入力されるようになっている。また、制御部7が、表示部5、レーザポインタ8及びその駆動機構9等を制御するようになっている。この制御部7には、後述するように、データ記憶手段等として機能するメモリ10が接続されている。更に、図示はしないが、本体4内には、後述する加速度センサ11、電源となるバッテリ、外部(ホスト装置)との間でのデータ通信を行うための外部インターフェース等も設けられている。
そして、本体4内には、前記制御部7に接続され該制御部7により制御されるRF部12、及び、そのRF部12に接続されたリーダライタ側アンテナ13が設けられている。前記RF部12は、送信回路、受信回路、信号処理回路等を備えて構成され、リーダライタ側アンテナ13を介して、前記RFタグ2に対して電磁波により電力供給を行うと共に、データの通信(読取り及び書込み)を行うようになっており、もって、これらRF部12及びリーダライタ側アンテナ13から通信手段が構成される。
詳しく図示はしないが、前記リーダライタ側アンテナ13は、直線偏波方式のダイポールアンテナが採用されており、本体4内の先端側部分に、横方向(水平方向)に延びるように配設され、水平な偏波面を持つ(水平に偏波する電波を出力する)ようになっている。このとき、図3に示すように、前記リーダライタ側アンテナ13からは、本体4の前方に向けて指向性を有した電波が送信され、通信エリア(図3に破線で示す楕円形の範囲)内に存在する全てのRFタグ2に対して通信が可能とされる。尚、本実施例では、RFタグ2との通信には、マイクロ波帯(例えば2.45GHz)、或いはUHF帯(例えば953MHz)の通信周波数が用いられるようになっている。
さて、上記構成の携帯型リーダライタ3にあっては、ユーザが本体4を手で持って、その先端側をRFタグ2(商品1)の存在する方向に向け、例えばトリガキーをオン操作することにより、RFタグ2との間で無線通信を行ってデータの読取り及び書込みを行うことが可能となっている。ここで、本実施例の携帯型リーダライタ3においては、RFタグ2が付された多数個の商品1が収納された棚などに対し、ユーザが、例えばトリガキーをオン操作したままで、RFタグ2が存在すると思われる範囲を掃引するように本体4を手動で移動させ、その際に、その掃引範囲の中に存在する複数個のRFタグ2と通信を行ってデータを読取る掃引読取動作の機能の実行が可能とされている。
この機能を実現するために、図1に示すように、本体4内には、例えば多軸(6軸)の加速度センサ11が設けられており、その信号が制御部7に入力されるようになっている。この掃引読取動作は、ユーザが例えばキー操作部6を操作して掃引読取動作のモードを指示することに基づいて開始され、後の作用説明(フローチャート説明)でも述べるように、この掃引読取動作の機能は、本体4内に設けられた加速度センサ11等のハードウエア構成と共に、前記制御部7のソフトウエア構成により実現される。
このとき、本実施例では、掃引読取動作を行うにあたって、まず、ユーザは、図2に示すように、既知の基準位置に配置された基準RFタグ14を、所定方向(図で手前側)に適切な距離(x0)だけ離れた位置(これが原点位置となる)から読取る動作を実行し、その際の本体4の位置及び指向方向を含んだ原点位置情報をメモリ10に記憶させるための予備動作を実行する。尚、ここでは、図2に示すように、例えば基準位置を原点O(0,0,0)とした、三次元座標系、つまり、例えば図で前後方向をX軸、左右方向をY軸、上下方向をZ軸とした座標系が仮想され、RFタグ2の位置(更には本体4の位置及び向き)をその三次元座標系によって表すことができる。
これにより、本体4の原点位置が確定されるので、その後は、ユーザが本体4を動かすと、加速度センサ11の検出信号が本体4の位置や角度の変動に換算され、制御部7は、上記原点位置を基準として、常に本体4の三次元方向の位置及び指向方向を把握(検出)できるようになっている。つまり、制御部7は、RFタグ2との通信(データの読取り)が行われた時点における、本体4の位置及び指向方向を常に検出できるようになっているのである。
従って、この予備動作に引続き、掃引読取動作を実行することによって、掃引範囲内の全てのRFタグ2に関し、通信(データの読取り)が行われた際の本体4の位置及び指向方向から、そのRFタグ2の配置位置(本体4の原点位置或いは基準RFタグ14の配置された基準位置に対する相対位置)が検出(判断)され、各RFタグ2のデータ(ID番号等のデータ)と共にメモリ10に記憶されるようになっている。この場合、加速度センサ11や制御部7から本体位置検出手段が構成され、制御部7がタグ位置判断手段として機能し、メモリ10がデータ記憶手段として機能するのである。
さらに、掃引読取動作の機能においては、読取ったデータから、ユーザが目的とする特定の情報(例えばID番号)を有するRFタグ2(ひいてはそのRFタグ2が付された商品1)を探索(棚調べ)することができるようになっている。この探索の機能は、ユーザが指定手段としてのキー操作部6を操作して、既にメモリ10に記憶されているID番号の一覧を表示部5に表示し(図4参照)そのなかからユーザがID番号を選択する、或いは、目的とするRFタグ2のID番号を入力指定することに基づき、指定されたID番号を有するRFタグ2の位置をメモリ10から読出してユーザに報知するものである。
このとき、本実施例では、ユーザにより指定された特定のRFタグ2の存在位置を知らせるために、レーザポインタ8から出射されるレーザポインタ光L(図3参照)が用いられ、報知手段として機能するようになっている。尚、上記した報知において、ブザー音の鳴動や、表示部5における方向等の表示、報知用LEDの点灯(点滅)などを併せて行うようにしても良い。
次に、上記構成の作用について、図5、図6も参照しながら述べる。尚、ここでは、説明の簡単化のため、図3に示すように、例えば棚に、RFタグ2が付された複数個(3個)の商品1が図で左右方向(Y軸に平行な直線に沿って)に並んで収納され、ユーザが、棚全体に関して掃引読取動作を行った後、そのなかから目的の商品1(RFタグ2)を探索する(いわゆる棚調べを行う)場合を具体例としてあげながら説明する。
またこの場合、基準RFタグ14の基準位置も、その直線に沿う(図3で左方の)位置にあるものとし、掃引読取動作を、本体4を基準RFタグ14からX軸方向手前側に距離x0だけ離れた原点位置から、指向方向をそのまま(X軸方向前方としたまま)で、Y軸方向(図3で右方)に平行移動させながら行うものとする。尚、3個の商品1(RFタグ2)を区別する場合には、図3で左のものから順に、符号1(符号2)の後に、(A)、(B)、(C)を付すこととする。
図5のフローチャートは、上記した掃引読取動作を実行する際に、制御部7が実行する処理手順を示している。上記したように、ユーザが、携帯型リーダライタ3のキー操作部6を操作して、掃引読取動作のモードを指示することに基づいて、掃引読取動作の処理が開始される。
即ち、図5に示すように、まず、ステップS1では、基準RFタグ14が基準位置に配置された状態で、ユーザが、携帯型リーダライタ3の本体4を原点位置(基準RFタグ14から手前側に距離x0だけ離れて、X軸方向前方を向いた状態)に位置させ、前記基準RFタグ14を読取る動作(予備動作)を実行させる。すると、ステップS2では、その時点の加速度センサ11から得られた位置情報が、原点位置情報として、読取った基準RFタグ14のIDデータと共にメモリ10に記憶される。
引続き、ユーザは、掃引読取動作を行うのであるが、この掃引読取動作中は、ステップS3にて、加速度センサ11の検出に基づいて、本体4の三次元位置及び指向方向(原点位置からの変動量)が常に検出される。そして、ステップS4にて、新たなRFタグ2の読取り(応答)があったかどうか(RFタグ2が通信範囲に入ったか)が常に監視されると共に、ステップS7にて、今まで読取っていたRFタグ2で応答がなくなったものがあるかどうか(RFタグ2が通信範囲を外れたか)が常に監視される。
新たなRFタグ2の読取り(応答)があった場合には(ステップS4にてYes)、ステップS5にて、読取ったRFタグ2のID番号等のデータと、その時の本体4の位置(及び向き)のデータが、メモリ10の一時記憶領域に記憶される。ステップS6では、読取ったRFタグ2のIDのデータが、表示部5に表示され、その後、ステップS7に進む。新たなRFタグ2の読取り(応答)がない場合にも(ステップS4にてNo)、ステップS7に進む。
今まで読取っていたRFタグ2で応答がなくなったものがあった場合には(ステップS7にてYes)、ステップS8にて、応答がなくなった時点の本体4の位置(及び向き)と、メモリ10に一時記憶されている、当該RFタグ2を新たに読取った時点の本体4の位置(及び向き)とから、当該RFタグ2の位置を判断(推定)する処理が行われる。次のステップS9では、判断されたRFタグ2の位置が、当該RFタグ2から読取ったデータと共に、メモリ10に記憶される。その後、停止指令があるまで(ステップS10にてNo)、ステップS3からの処理が繰返され、停止指令があると(ステップS10にてYes)、処理が終了する。
図3の例で説明すると、本体4を原点位置からY軸方向(図3で右方向)に移動させていくと、まず、本体4の位置aにおいて、RFタグ2(A)が本体4の通信範囲に入るようになり、本体4の位置aのデータとRFタグ2(A)のIDデータとがメモリ10に一時記憶される。本体4が位置bまで移動すると、RFタグ2(A)に加えてRFタグ2(B)の読取りが可能となり、本体4の位置bのデータとRFタグ2(B)のIDデータとがメモリ10に一時記憶される。本体4が位置bを少し過ぎたところで、RFタグ2(A)の応答がなくなるようになり、このときの位置のデータと上記一時記憶されている位置aのデータとからRFタグ2(A)の位置が判断され、メモリ10にそのIDデータと共に記憶されるのである。
本体4が位置cに至った状態では、RFタグ2(B)のみと通信が可能である。本体4が位置dまで移動すると、RFタグ2(B)に加えてRFタグ2(C)の読取りが可能となり、本体4の位置dのデータとRFタグ2(C)のIDデータとがメモリ10に一時記憶される。本体4が位置dを少し過ぎたところで、RFタグ2(B)の応答がなくなり、RFタグ2(B)の位置が判断されてメモリ10にそのIDデータと共に記憶される。同様に、本体4が位置eから更に位置fに至ったところで、RFタグ2(C)の応答がなくなり、RFタグ2(C)の位置が判断されてメモリ10にそのIDデータと共に記憶されるのである。
次に、図6のフローチャートは、上記の掃引読取動作の処理の後に、ユーザの目的とする特定の情報(ID番号)を有するRFタグ2(ひいてはそのRFタグ2が付された商品1)を探索(棚調べ)する場合の処理手順を示している。即ち、ステップS11では、掃引読取動作において読取った(メモリ10に記憶されている)各RFタグ2のデータのうち、ID番号の一覧を示すリストが表示部5に表示される。表示部5におけるリストの表示例を、図4に示す。
ステップS12では、ユーザが、キー操作部6を操作して、目的とする商品1(RFタグ2)のID番号を画面上で指定(選択)することが行われる。すると、ステップS13では、まず、加速度センサ11の信号から本体4の現在位置を検出する処理が行われ、ステップS14にて、その現在位置と、メモリ10に記憶されている該当するRFタグ2の位置から、そのRFタグ2の方向が計算により求められる。そして、ステップS15では、レーザポインタ8及び駆動機構9を制御して、計算された方向にレーザポインタ光Lを出射することが行われる。
図3の例では、ユーザが、商品1(B)の位置を知るべく、RFタグ2(B)のIDデータを選択した場合には、例えば位置eにある本体4から、レーザポインタ光Lが商品1(B)を指し示すように斜め左方向に出射される。従って、ユーザは、多数のRFタグ2(商品1)のなかから、目的とする特定のRFタグ2(商品1)がどこにあるかを知ることができるのである。
このように本実施例によれば、ユーザは、携帯型リーダライタ3の本体4を手動で移動させながら、掃引範囲内に存在する複数個のRFタグ2との間で通信を行ってデータを読取る掃引読取動作を実行させることができるのであるが、その際に、予め既知の基準位置に配置された基準RFタグ14を読取る予備動作を実行することにより、本体4の原点位置情報が記憶され、その後の掃引読取動作の実行時においては、加速度センサ11の検出に基づいて本体4の位置(及び指向方向)を常に検出することができる。
そして、掃引読取動作の実行時においては、RFタグ2を読取った際の、本体4の位置などから、読取ったRFタグ2の、本体4の原点位置或いは基準位置に対する相対位置を十分な確かさで判断することができ、メモリ10にRFタグ2のデータと共に記憶させることができる。また、カメラ等によって視覚的に検出するものではないので、見えない場所に配置されているRFタグ2の位置検出も可能となる。さらには、動画の撮影が可能なカメラなどの大掛かりな装置が不要となり、比較的簡単な構成で済ませることができるものである。
この結果、本実施例によれば、無線通信によりRFタグ2のデータを読取るものにあって、見えない場所にあるRFタグ2であっても、その位置を十分な確かさで検出することができるという優れた効果を奏する。また、本実施例では、多数のRFタグ2(商品1)のなかから、目的とする特定のRFタグ2のID番号をユーザが指定することにより、その位置を十分な確かさで探索し、ユーザに知らせることができる。このとき、レーザポインタ8により、RFタグ2の存在位置を直接的にレーザポインタ光Lで直接的に指し示すことによって、ユーザに判りやすく知らせることができるものである。
尚、上記実施例では説明しなかったが、本発明においては、タグ側アンテナ及びリーダライタ側アンテナ13をダイポールアンテナから構成したので、前記掃引読取動作の実行時において、受信したRFタグ2からの応答信号の振幅の値と、本体4内のリーダライタ側アンテナ13の向きとに基づいて、RFタグ2が設置された向き、ひいては商品1の配置の向きを認識するように構成することも可能である。
さらに、本発明においては、掃引読取動作の実行時において、RF部12による送信電波の出力を時間経過に伴って変動させ、RFタグ2からの応答信号の受信レベルを測定することに基づいて、RFタグ2と本体4との間の距離を判定するように構成しても良く、RFタグ2と本体4との間の距離(奥行き方向位置)をも十分な確かさで判定することができるので、位置検出の精度をより高めることができる。
また、上記実施例では、レーザポインタ8から報知手段を構成したが、報知手段を、音、光、振動のいずれかを用い、本体4と該当するRFタグ2の存在位置との位置関係に応じてそれらの強度を変動させる、例えば目的とするRFタグ2に近付いたときに、ランプを点滅させたり、ブザー音や本体の振動を大きくしたりするなどの方法によって、当該RFタグ2の存在位置をユーザに報知するように構成しても良く、簡単で安価な構成で、RFタグ2の存在位置をユーザに判りやすく知らせることができる。表示部5に、複数個のRFタグ2(商品1)がどのように並んでいるかを、模式図により表示するようにしても良い。
上記実施例では、荷札状のRFタグ2を具体例としてあげたが、RFタグには、コイン状、キー(キーホルダ)状、カード状(非接触ICカード)など様々な形状のものがあり、更にRFタグを固着して構成された情報ラベル(スマートラベル等と称される)を物品に貼付して使用するようなシステムも存在し、これらのものもRFタグに含まれることは勿論である。また、上記実施例では、棚内におけるRFタグ2付きの商品1の探索を行う場合を例としてあげたが、それ以外にも、例えばトラックの荷台や、台車,パレット等に積まれた多数の荷物から、特定の荷物を探索する場合等、様々な対象物や形態、用途が考えられる。基準RFタグ14が配置される基準位置(本体4の原点位置)についても、様々に設定することができる。
その他、携帯型リーダライタ3の構成としても、様々な変更が可能であることは勿論であり、例えば光学コードの読取機能を併せて備えたハンディターミナルであっても良い。さらには、通信に利用される電波の波長(周波数)としても、ある程度の指向性をもった通信エリアを形成するものであれば良く、UHF帯以外にも、短波帯やマイクロ波帯を採用することもできる等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
本発明の一実施例を示すもので、携帯型リーダライタの電気的構成を概略的に示すブロック図 基準位置の基準RFタグを読取る予備動作を説明するための平面図 掃引読取動作の具体例を説明するための平面図 読取ったRFタグのリストを表示部に表示した様子を示す図 制御部が実行する掃引読取動作の処理手順を示すフローチャート 特定のRFタグを探索する場合の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は商品、2はRFタグ、3は携帯型リーダライタ、4は本体、5は表示部、6はキー操作部(指定手段)、7は制御部(本体位置検出手段、タグ位置判断手段)、8はレーザポインタ(報知手段)、10はメモリ(原点位置情報記憶手段、データ記憶手段)、11は加速度センサ(本体位置検出手段),12はRF部(通信手段)、13はリーダライタ側アンテナ、14は基準RFタグを示す。

Claims (6)

  1. 手持ち操作可能な本体内に、無線通信用のリーダライタ側アンテナから所定の指向性をもった電波を送信すると共に、タグ側アンテナが組込まれたRFタグからの応答信号を受信する通信手段を備え、前記RFタグのデータを読取る携帯型リーダライタであって、
    ユーザがRFタグが存在すると思われる範囲を掃引するように前記本体を手動で移動させ、その際に前記通信手段により掃引範囲内に存在する複数個のRFタグとの間で通信を行ってデータを読取る掃引読取動作の実行が可能とされていると共に、
    前記掃引読取動作の前に、ユーザにより既知の基準位置に配置された基準RFタグを読取る動作が実行された際の、前記本体の位置及び指向方向の情報を含んだ原点位置情報を記憶する原点位置情報記憶手段と、
    前記掃引読取動作の実行時において、前記本体に配設されたセンサの検出信号に基づいて、前記原点位置情報を基準とした前記本体の三次元方向の移動量及び指向方向の変動量を検出する本体位置検出手段と、
    前記掃引読取動作の実行時において、前記RFタグを読取った際に、前記本体位置検出手段の検出に基づいて、当該読取ったRFタグの、前記本体の原点位置或いは前記基準位置に対する相対位置を判断するタグ位置判断手段と、
    前記掃引読取動作の実行時において読取ったRFタグのデータを、前記タグ位置判断手段により判断された当該RFタグの相対位置と関連付けて記憶するデータ記憶手段とを具備することを特徴とする携帯型リーダライタ。
  2. 前記タグ側アンテナは、偏波面方向が該RFタグの向きに対して一定な直線偏波方式のアンテナであり、
    前記掃引読取動作の実行時において、前記通信手段により受信したRFタグからの応答信号の振幅の値と、前記本体内のリーダライタ側アンテナの向きとに基づいて、前記RFタグが設置された向きを認識する認識手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯型リーダライタ。
  3. 前記掃引読取動作の実行時において、前記通信手段による送信電波の出力を時間経過に伴って変動させることに基づいて、前記RFタグと前記本体との間の距離を判定する距離判定手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯型リーダライタ。
  4. ユーザが特定のデータを有するRFタグを指定するための指定手段と、
    この指定手段により指定された特定のデータを有するRFタグの存在位置をユーザに報知するための報知手段とを備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯型リーダライタ。
  5. 前記報知手段は、レーザポインタを備え、該当するRFタグの存在位置に向けてレーザポインタ光を出射するように構成されていることを特徴とする請求項4記載の携帯型リーダライタ。
  6. 前記報知手段は、音、光、振動のいずれかを用い、前記本体と該当するRFタグの存在位置との位置関係に応じてそれらの強度を変動させることによって当該RFタグの存在位置をユーザに報知することを特徴とする請求項4記載の携帯型リーダライタ。
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