JP4904145B2 - 物品の管理システム - Google Patents

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この発明は、多様な物品を集積して管理する倉庫や物流センタなどにおいて、物品を探索する際の作業効率を向上させることができる物品の管理システムに関する。
倉庫や物流センタなどにおいて、物品を効率よく探索するために、発光素子付きの非接触形無線式のICタグが提案されている(特許文献1)。
一般に、非接触形のICタグは、リーダライタから送信される識別情報と、内部に記憶している識別情報とが一致すると、リーダライタに返信し、電波を介してリーダライタと必要な情報を交換するように動作する。しかし、倉庫や物流センタなどでは、物品の集積場所が広いため、単にICタグとリーダライタとが交信できたというだけでは、そのICタグが付された物品がリーダライタの交信範囲内に存在することがわかるだけで、物品の存在位置を特定することが容易でない場合がある。そこで、ICタグに発光素子を搭載し、リーダライタとの交信が成立することにより発光素子を発光させ、目的の物品を容易に探索することができる。
特開2000−306062号公報
かかる従来技術によるときは、ICタグは、発光素子を搭載するから、外形寸法が大きくなったり、形状を薄いシート状やフィルム状にできなくなったりして、物品に対して適切に付けることができなくなり、汎用性が損われるおそれがあるという問題があった。また、非接触形のICタグは、電源を搭載していないから、発光素子の発光光度が小さく、十分な認識性を実現することが難しいという問題もあった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、表示手段を有する受信装置を併用することによって、ICタグの汎用性を損うおそれがなく、必要十分な認識性を容易に実現して物品を探索する際の作業効率の向上を図ることができる物品の管理システムを提供することにある。
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、物品に付ける非接触形のICタグと、ICタグと交信する可搬形のリーダライタと、リーダライタから発信されるICタグとの交信用の電波を受信する表示手段付きの受信装置とを備えてなり、受信装置は、リーダライタからの交信用の電波の受信範囲をICタグ、リーダライタ間の交信範囲より広く設定し、リーダライタからの交信用の電波に含まれる物品固有の識別情報と、あらかじめ記憶している物品固有の識別情報との一致を検知して表示手段に表示することをその要旨とする。
なお、受信装置は、リーダライタからの物品固有の識別情報と、あらかじめ記憶している物品固有の識別情報との一部一致を検知してもよく、物品固有の識別情報の一部を記憶してもよく、複数の物品固有の識別情報を記憶してもよい。
かかる発明の構成によるときは、物品に付けるICタグには、物品を特定するための識別情報があらかじめ書き込まれており、ICタグは、リーダライタからの電波に同一の識別情報が含まれていることを検知すると、リーダライタに返信し、リーダライタとの間に必要な情報を交換する。一方、物流センタなどにおいて、物品は、ICタグを付けて集積されている。そこで、特定の物品を探索する作業員は、可搬形のリーダライタを作動させながら移動して行き、目的の物品がリーダライタの交信範囲内に入ると、ICタグからの返信がリーダライタに受信される。ただし、作業員は、目的の物品に付されているICタグと同一の識別情報を含む電波をリーダライタから発信させながら移動するものとする。なお、ICタグは、識別情報を照合することなく、リーダライタからの読出しコマンドに応答して、記憶しているデータの一部または全部を機械的に返信する読出し専用タイプであってもよい。
受信装置は、目的の物品に付されているICタグと同一の識別情報をあらかじめ記憶させて目的の物品の近傍に設置しておくことにより、ICタグとリーダライタとの交信が成立する前にリーダライタからの電波を受信し、表示手段を作動させて目的の物品の存在位置を作業員に認識させることができる。そこで、作業員は、受信装置の近傍を探索することにより、目的の物品を容易に見出すことが可能である。なお、リーダライタからの電波を受信する受信装置の受信範囲は、少なくともリーダライタ、ICタグ間の交信範囲より広く設定するものとする。また、受信装置は、必要十分な認識性の表示手段を作動させるために、バッテリなどの電源を搭載しているものとする。
表示手段としては、発光素子や、ブザなどの他、識別情報に対応する物品名を音声出力するスピーカなどの一種、または複数種の組合せを使用することができる。なお、ここでいうICタグは、たとえば952〜954MHz 帯のUHF波を使用する非接触形無線式のICタグであって、電源を搭載しておらず、リーダライタからの電波を受信して作動するパッシブタイプである。また、受信装置は、記憶させる識別情報を書き換え、設置場所を変更することにより、任意の物品の探索用に繰返し使用することができる。
受信装置は、リーダライタからの識別情報と、あらかじめ記憶している識別情報との一部一致を検知することにより、複数種類の物品の存在を同時に一括して表示手段に表示することができる。たとえば、n桁の数字コードによって識別情報を構成し、最初からのn1 桁、n2 桁…ni 桁を順に物品の大分類、中分類…小分類などと階層的にコード化することが少なくないが、このとき、受信装置は、たとえば最初のn1 桁、n2 桁だけの一致を検知して表示手段に表示することにより、共通の大分類、中分類に属する複数種類の物品の存在を一括して表示することができる。ただし、n、ni は、0を含まない自然数とし、Σni =nである。なお、受信装置は、識別情報の一部一致を検知する場合、識別情報の全部を記憶する必要がなく、検知対象とする一部のみを記憶すれば十分である。
受信装置は、複数の識別情報を記憶することにより、各識別情報に対応する複数種類の物品の存在を一括して表示することができる。
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
物品の管理システムは、ICタグ10と、リーダライタ20と、受信装置30とを組み合わせてなる(図1)。
ICタグ10は、たとえば952〜954MHz 帯のUHF波を使用する非接触形無線式のICタグである。ICタグ10は、通信機能を有するICチップ11、ブースタアンテナ12を共通の基板13上に搭載して構成されている。ICタグ10は、物品に付けられ、物品に固有の識別情報がICチップ11内の図示しないメモリにあらかじめ書き込まれている。
リーダライタ20は、可搬形であって、ICタグ10と交信するためのアンテナ21を有する。リーダライタ20は、任意の識別情報を含む電波を発信させながら持ち歩いて移動することができ、識別情報が一致するICタグ10との交信が成立すると、そのICタグ10との間で必要な情報の交換をすることができる。なお、アンテナ21は、リーダライタ20に内蔵させることが好ましい。
受信装置30は、アンテナ31、復調部32、確認回路33、メモリ34の他、表示手段としての発光素子35、電源用のバッテリ36を備えている。受信装置30は、ICタグ10が付されている特定の物品の近傍の見易い場所に設置するものとし、メモリ34には、その物品に対応する識別情報があらかじめ記憶されている。また、受信装置30は、リーダライタ20のアンテナ21から発信される電波を受信することができ、その受信範囲は、ICタグ10、リーダライタ20の交信範囲より広く設定されている。受信装置30は、リーダライタ20からの電波を受信すると、復調部32を介して識別情報を解読し、確認回路33を介し、受信されたリーダライタ20からの識別情報と、メモリ34に記憶されている識別情報とを照合した上、両者が一致していることを検知すると、発光素子35を発光させて表示する。
たとえば大形の収納棚Aに多種多様な物品が集積されているとき(図2)、特定の物品を速やかに探索することを考える。なお、収納棚A内において、各物品は、個別にICタグ10が付けられ、種類ごとに収納箱A1 に収納されて収納棚Aに集積されている。また、各収納箱A1 には、受信装置30が外部から見易い状態に付設されており、各受信装置30には、収納箱A1 内の物品に対応する識別情報があらかじめ記憶されている。
目的の物品の識別情報を含む電波を発信させながらリーダライタ20を収納棚Aの前面に沿って移動させると、リーダライタ20からの識別情報と一致する識別情報を記憶している受信装置30の発光素子35が発光することにより、目的の物品を容易に探索することができる。受信装置30は、リーダライタ20が受信範囲内に入ると、識別情報の一致を検知して、表示手段としての発光素子35を発光させるからである。
他の実施の形態
受信装置30は、収納棚Aに対して共通に設けてもよい(図3)。
収納棚Aには、たとえば識別情報の大分類を共通にする複数種類の物品が各棚A2 ごとに分類して集積されている。また、各物品には、ICタグ10が付けられている。受信装置30は、各物品に対応する複数の識別情報のうち、共通の大分類に相当する一部のみをあらかじめ記憶しており、リーダライタ20からの識別情報を受信すると、その一部に相当する大分類の一致を検知して発光素子35を発光させる。
また、図3において、受信装置30には、収納棚Aに集積されている複数種類の物品の識別情報を全部記憶させておいてもよい。このとき、受信装置30は、リーダライタ20からの識別情報と、記憶している識別情報のいずれかとの完全一致を検知して発光素子35を発光させてもよく、共通の大分類相当部分だけの一部一致を検知して発光素子35を発光させてもよい。
以上の説明において、物品は、必ずしも収納棚Aに集積されていなくてもよく、広い集積場所に分散して集積されていてもよい。また、受信装置30は、物品の存在場所を見易く表示すればよいのであるから、物品の集積状況に応じて適宜移動設置し得るように、図示の固定設置形に替えて、たとえば吊下げ形、壁掛け形、床置き形、接着形などの任意の設置形式としてもよい。
なお、表示手段としての発光素子35は、ブザ、スピーカなどに替えてもよく、それらと併用してもよい。
全体構成ブロック系統図 使用状態説明図(1) 使用状態説明図(2)
符号の説明
10…ICタグ
20…リーダライタ
30…受信装置

特許出願人 株式会社 キャダック
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (4)

  1. 物品に付ける非接触形のICタグと、該ICタグと交信する可搬形のリーダライタと、該リーダライタから発信される前記ICタグとの交信用の電波を受信する表示手段付きの受信装置とを備えてなり、該受信装置は、前記リーダライタからの交信用の電波の受信範囲を前記ICタグ、リーダライタの交信範囲より広く設定し、前記リーダライタからの交信用の電波に含まれる物品固有の識別情報と、あらかじめ記憶している物品固有の識別情報との一致を検知して前記表示手段に表示することを特徴とする物品の管理システム。
  2. 前記受信装置は、前記リーダライタからの物品固有の識別情報と、あらかじめ記憶している物品固有の識別情報との一部一致を検知することを特徴とする請求項1記載の物品の管理システム。
  3. 前記受信装置は、物品固有の識別情報の一部を記憶することを特徴とする請求項1または請求項2記載の物品の管理システム。
  4. 前記受信装置は、複数の物品固有の識別情報を記憶することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の物品の管理システム。
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