JP2005330289A - 生薬材抽出物混合物および骨粗鬆症の予防または治療剤 - Google Patents

生薬材抽出物混合物および骨粗鬆症の予防または治療剤 Download PDF

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Abstract

【課題】 長期投与した場合にも従来のような副作用がなく、骨粗鬆症に対して優れた薬効を有する物質を提供することを目的とする。
【解決手段】 エリンギの水抽出物またはこれと均等なエリンギ抽出物、および五加皮の水抽出物またはこれと均等な五加皮抽出物を用いて、骨芽細胞増殖活性および破骨細胞増殖抑制活性を有する生薬材抽出物混合物(組成物)を構成する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、エリンギと五加皮とから得られる生薬材抽出物混合物、およびこれを含む骨粗鬆症の治療または予防剤に関する。
骨粗鬆症(osteoporosis)は、骨吸収と骨形成の均衡が崩れて発生するものであり、骨形成よりも骨吸収が過多に進行することに起因する疾患である。骨粗鬆症を患うと、骨組織の石灰が減少して骨の緻密質が薄くなり、骨髄腔が広くなる。そして、症状が進むにしたがって骨が弱くなり、小さな衝撃を受けても骨折し易い。なお、骨組織は、骨芽細胞により形成され、破骨細胞により破壊・吸収が絶え間なく繰り返される動的な組織である。
骨粗鬆症では、その症状自体よりも、骨の弱化によって容易にもたらされる各種骨折(特に大腿骨骨折や脊椎骨折)によって生活や活動が長時間制限され、健康な生活を営むことができなくなるという問題がある。加えて、高齢者の死亡原因の15%を骨粗鬆症が占めることが知られている。
ここで、骨量は、遺伝的要因、栄養摂取、ホルモンの変化、運動および生活習慣の差異など、様々な要因の影響を受ける。骨粗鬆症の原因としては、老齢、運動不足、低体重、喫煙、低カルシウム食、閉経および卵巣切除などが知られている一方で、個人差はあるが、白人よりも黒人の方が骨再吸収水準(bone resorption level)が低く、骨量が多い。また、たいてい骨量は14〜18才において最も多く、老後は1年に約1%ずつ減少する。特に女性の場合、30才以降骨減少が持続的に進行し、閉経期に入るとホルモン変化により骨減少が急激に進む。
すなわち、閉経期に入るとエストロゲンの濃度が急速に減少するが、この際、インターロイキン−7(interleukin-7;IL−7)によってB−リンパ球(B-lymphocyte)が多量に生成され、骨髄(bone marrow)にB細胞前駆体(pre-B cell)が蓄積され、これによりIL−6の量が増加して、破骨細胞の活性を増加させるため、結局骨量が減少してしまうのである。
上述のように、骨粗鬆症は、程度の差こそあれ、高齢者、特に閉経期以後の女性には避けられない症状であり、先進国では人口が高齢化するにつれ骨粗鬆症およびその治療剤に対する関心が高まってきている。また、骨疾患の治療について世界で約1,300億ドルの市場が形成されていると言われており、今後一層の拡大が予想されることから、世界的な研究機関や製薬会社では、骨疾患治療剤の開発に多額の投資を行っており、現在骨吸収抑制剤の開発が盛んに進められている。
ところが、以上のような骨粗鬆症については、過去には主に骨の無機質、すなわちカルシウムとリンの代謝異常を中心にして研究が進められてきたが、その発病機作の究明には目立った進展が見られなかった。そのようななか、現在骨粗鬆症治療剤として使用されている物質としては、ビスホスホネート製剤(アレンドロネート、エチドロネート)、ホルモン製剤(ラロキシフェン)、ビタミンD製剤、カルシトニン製剤およびカルシウム製剤などが挙げられる。
しかしながら、ビスホスホネート製剤は、吸収率が悪く服用方法が厳格な上、食道炎を誘発するおそれがある。ホルモン製剤は、一生服用しなければならず、長期投与した場合には乳癌、子宮ガン、胆石および血栓症などの副作用が起こるおそれがある。また、ビタミンD製剤は高価であり、しかも確実な効果を期待できない。カルシトニン製剤も高価であり、さらに投与方法が難解である。カルシウム製剤は、副作用は少ないが、効果が治療よりもむしろ予防に限られるという欠点がある。
以上のような骨粗鬆症は、薬物の短期投与のみでは治療することができず、薬物の長期投与が必須である。このため、薬物を長期投与した場合にも前記のような副作用がなく、優れた薬効を有する新しい物質が求められているのが実情である。
そこで、本発明は、長期投与した場合にも従来のような副作用がなく、骨粗鬆症に対して優れた薬効を有する物質を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決すべく、本発明者らは、種々の化合物や材料においてエリンギおよび五加皮に着目し、これらの多様な生理活性について鋭意研究を重ねた結果、エリンギの抽出物と五加皮の抽出物との生薬材抽出物混合物が、毒性を有さず、骨芽細胞を増殖させ、破骨細胞の増殖を抑制する活性を示し、副作用なく骨粗鬆症を予防および治療するのに有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、エリンギの水抽出物またはこれと均等なエリンギ抽出物、および五加皮の水抽出物またはこれと均等な五加皮抽出物、を含む骨芽細胞増殖活性および破骨細胞増殖抑制活性を有する生薬材抽出物混合物(組成物)を提供する。
ここで、「エリンギ(Pleurotus eryngii)」とは、ヒラタケ科ヒラタケ属に属する死物寄生菌で、亜熱帯地方の大草原に自生し、ヨーロッパではBoletus of the steppes、またはKing oyster mushroomと呼ばれている。東医宝鑑によると、エリンギは、無毒で、味が甘く、香りが強い。胃腸の機能を整え、気の循環を促すため、手足がしびれて力が入らない時や、腰や膝にしびれがある時に好適な薬材である。
エリンギの成分は未だ完全には解明されていないが、アルカリ性食品であり、コレステロール値を低下させ、抗癌作用があるという報告もある。蛋白質とビタミンが豊富で、へん桃腺、乳腺炎、脱下症および各種成人病に薬効があると言われる。特に、日本ではアルカリ性で抗癌効果が大きい自然健康食品として広く注目を集めている。
一方、「五加皮(Acanthopanacis Cortex)」とは、ウコギ科(Araliaceae)に属する潅木植物で、北半球でも極東アジアのみに分布する。韓国では、絶滅危機にある野生保護植物である。五加皮の種類には、刺五加皮、一般五加皮および香五加皮があり、漢方では毒性も副作用もない上薬に分類され、根と皮を薬材として使用する。葉にはチイサノサイド(Chiisanoside)が含まれていて薬理的機能を有し、根には五加皮配糖体のみでなく、ジリンギン(Sylrgin)、クマリン配糖体などが含まれている。五加皮には、五加皮配糖体であるアカントサイド(Acanthoside B, D)と、免疫性を高める水溶性多糖体とがある。
五加皮は、味は辛くかつ苦く、性は温、肝経や神経に作用して風湿を取り除き、益気昇精を助けると言われている。また、五労(五臓の虚弱により生じる虚労)と七傷(虚弱により生じる男性の七種類の症状)を補い、足が不自由な場合にも使われてきた。長期服用により、気の向上、胃の保護、精力増強、精神集中、意欲向上、疲労回復および老化防止の効果があると言われ、体の中の汚れた血をきれいにするとも言われている。さらに、腰や脊椎の痛み、男性の陰萎症、嚢湿および女性の陰痒症など様々な症状を治すと言われている。
上記のような本発明に係る生薬材抽出物混合物は、前記エリンギ抽出物を固形分として0.5〜2.5重量部、および前記五加皮抽出物を固形分として0.5〜5.0重量部含むのが好ましい。
また、本発明は、上記の生薬材抽出物混合物を有効成分とする骨粗鬆症の治療または予防剤、および上記の生薬材抽出物混合物を含有する健康食品をも提供する。
本発明によれば、長期投与した場合にも従来のような副作用がなく、骨粗鬆症に対して優れた薬効を有する生薬材抽出物混合物を提供することができる。
本発明は、エリンギの水抽出物またはこれと機能的に均等なエリンギ抽出物(主要活性成分が共通するエリンギ抽出物)、および五加皮の水抽出物またはこれと機能的に均等な五加皮抽出物(主要活性成分が共通する五加皮抽出物)、を含む骨芽細胞増殖活性および破骨細胞増殖抑制活性を有する生薬材抽出物混合物、ならびにこれを用いた骨粗鬆症の治療または予防剤および健康食品に関する。
なかでも、上記生薬材抽出物混合物は、前記エリンギ抽出物を固形分として0.5〜2.5重量部、および前記五加皮抽出物を固形分として0.5〜5.0重量部含むのが好ましい。
本発明の生薬材抽出物混合物に含まれるエリンギ抽出物および五加皮抽出物は、それぞれエリンギおよび五加皮を、水、アルコールまたは有機溶媒(エーテル、n−ヘキサン、ジクロロメタン、クロロホルムなど)で抽出して得られるものである。まずエリンギおよび五加皮の抽出方法について以下に説明する。
エリンギ抽出物を得るためには、エリンギを抽出容器に入れ、例えば蒸留水を加えて、100℃で4時間熱水抽出する。前記過程を3回繰り返した後、得られた溶液を室温で冷やし、濾過紙で濾過する。そして、濾過により得られた抽出液を、真空回転蒸発器を用いて40℃以下で減圧濃縮し、凍結乾燥して、粉末状(固体)のエリンギ抽出物を得る。このように濃縮して得られるエリンギ抽出物は、ブタノール、エチルアセテート、エタノールなどを用いて活性追跡分画法(bioassay-directed fractionation)で分離してもよい。
また、五加皮抽出物を得るためには、エリンギ抽出物の場合と同様に、五加皮を抽出容器に入れ、例えば蒸留水を加えて、100℃で4時間熱水抽出する。前記過程を3回繰り返した後、得られた溶液を室温で冷やし、濾過紙で濾過する。そして、濾過により得られた抽出液を、真空回転蒸発器を用いて40℃以下で減圧濃縮して、粉末状(固体)の五加皮抽出物を得る。このように濃縮して得られる五加皮抽出物は、エタノールなどを用いて活性追跡分画法で分離してもよい。
本発明に係る生薬材抽出物混合物は、上記のようにして得られたエリンギ抽出物と五加皮抽出物とを上記の混合割合で混合することによって得られる。エリンギ抽出物と五加皮抽出物とを混合する方法は特に限定されず、常法により混合すればよい。
また、抽出工程に供するエリンギおよび五加皮は、例えば粉末状にあらかじめ粉砕されていてもよい。さらに、まずエリンギと五加皮とを混合して混合物を得、得られた混合物を上記抽出工程に供してエリンギ抽出物および五加皮抽出物を同時に生成してもよい。したがって、例えば粉末状のエリンギおよび五加皮を混合した後、当該混合物から抽出によって本発明に係る生薬材抽出物混合物を得ることもでできる。
このようにして得られる本発明に係る生薬材抽出物混合物は、エリンギ抽出物および五加皮抽出物をそれぞれ単独で使用する場合に比べ、約120〜130%以上の細胞増殖効果を示し、骨芽細胞の標識細胞である塩基性リン酸分解酵素の活性を110〜150%程度増加させる。また、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、エリンギ抽出物および五加皮抽出物をそれぞれ単独で使用する場合に比べ、破骨細胞の生成を顕著に抑制することができる。
すなわち、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、骨芽細胞の標識酵素である塩基性リン酸分解酵素に優れた活性を示し、骨芽細胞の増殖に効果があり、破骨細胞の生成を顕著に抑制するため、骨粗鬆症の予防および治療に有効に用いることが可能である。
なお、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、上記のエリンギ抽出物および五加皮抽出物に加えて、これらと同一または類似の機能を示す有効成分をさらに1種以上含有してもよい。
前記生薬材抽出物混合物は、臨床投与の際に経口または非経口で投与が可能であり、一般的な医薬品製剤の形態で使用し得る。すなわち、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、実際の臨床投与の際に経口および非経口のいくつかの剤型で投与し得るが、製剤化する場合には、通常用いられる充填剤、増量剤、結合剤、湿潤剤、崩解剤および界面活性剤などの希釈剤または賦形剤を使用して調製すればよい。
経口投与のための固形製剤としては、錠剤、丸剤、散剤、顆粒剤およびカプセル剤などが挙げられる。このような固形製剤は、生薬材抽出物混合物に、少なくとも1つ以上の賦形剤、例えば澱粉、炭酸カルシウム、スクロース、ラクトースおよびゼラチンなどを混合して調製することができる。単純な賦形剤以外に、マグネシウムスチレートタルクなどの潤滑剤なども使われる。経口投与のための液状製剤としては、懸濁剤、耐溶液剤、油剤およびシロップ剤などが該当するが、広く使われている単純希釈剤である水、リキッドパラフィン以外に、様々な賦形剤、例えば湿潤剤、甘味剤、芳香剤および保存剤なども該当し得る。
非経口投与のための製剤としては、滅菌した水溶液、非水性溶剤、懸濁剤、油剤、凍結乾燥剤および坐剤などが挙げられる。非水性溶剤と懸濁溶剤としては、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、オリーブオイルなどの植物性油、エチルオールレートなどの注射可能なエステルなどが挙げられる。坐剤の基剤としては、ウィテプソル(witepsol)、マクロゴール(macrogol)、トゥイーン(tween)61、カカオ脂、ラウリン脂、グリセロールおよびゼラチンなどを使用し得る。
投与量は、患者の体重、年齢、性別、健康状態、食餌、投与時間、投与方法、排泄率および疾患の重篤度によってその範囲がさまざまである。一日の投与量は、生薬材抽出物混合物が150〜450mg/kgであればよく、好ましくは、300〜400mg/kgであればよい。また、一日1〜6回の投与が可能である。
ここで、本発明に係る生薬材抽出物混合物をラットに経口投与して毒性実験を行った結果、経口投与毒性試験による50%致死量(LD50)は少なくとも1g/kg以上と、安全な物質であると判断される。
本発明に係る生薬材抽出物混合物は、骨粗鬆症の予防および治療のために、単独で使用することもできるが、手術、放射線治療、ホルモン治療、化学治療および生物学的反応調節剤を使用する方法と併用して使用することができる。
また、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、骨粗鬆症の予防・改善を目的として摂取する健康食品(飲料を含む。)に添加することができる。本発明に係る生薬材抽出物混合物を食品添加物として使用する場合、前記生薬材抽出物混合物をそのまま添加してもよく、また、他の食品や食品成分と共に使用することができ、通常の方法により適宜使用され得る。
本発明に係る健康食品の有効成分(すなわち本発明に係る生薬材抽出物混合物)の配合量は、使用目的(予防、健康維持または治療的処置)に応じて適宜決定され得る。一般的に、食品または飲料の製造時、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、固形分として食品または飲料の原料に対して15重量%以下、好ましくは10重量%以下の量で添加される。なお、下限値は3重量%ほどでよい。また、例えば緑茶の場合は、9杯以上を一年以上飲用するのが好ましい。しかし、健康維持および衛生を目的として、または健康調節を目的として長期間にわたり摂取する場合、前記量はさらに少なくてもよく、一方、安全性の面において何ら問題がないため、上記有効成分は前記量はさらに多くてもよい。
本発明に係る生薬材抽出物混合物を含む本発明に係る健康食品(すなわち本発明に係る生薬材抽出物混合物を有効成分とする組成物)の種類は、特に限定されない。本発明に係る健康食品の例としては、肉類、ソーセージ、パン、チョコレート、キャンディ類、スナック類、菓子類、ピザ、ラーメン、その他の麺類、ガム類、アイスクリーム類を含む酪農製品、各種スープ、飲料、茶、ドリンク剤、アルコール飲料およびビタミン複合剤などが挙げられ、通常の意味での健康食品を全て含む。
本発明に係る健康食品のうちの健康飲料は、通常の飲料と同様に、色々な香味剤または天然炭水化物などを追加成分として含有し得る。上述の天然炭水化物とは、ブドウ糖、果糖などのモノサッカライド、マルトース、シュークロスなどのジサッカライド、およびデキストリン、サイクロデキストリンなどのポリサッカライド、キシリトール、ソルビトール、エリトリトールなどの糖アルコールである。甘味剤としては、タウマチン、ステビア抽出物などの天然甘味剤や、サッカリン、アスファルタムなどの合成甘味剤などが挙げられる。前記天然炭水化物の比率は、一般的に本発明に係る健康飲料(本発明に係る生薬材抽出物混合物を有効成分とする組成物)100ml当たり約0.01〜0.04g、好ましくは約0.02〜0.03gであればよい。
さらに、本発明に係る健康食品(本発明に係る生薬材抽出物混合物を有効成分とする組成物)は、添加剤として、種々の栄養剤、ビタミン、電解質、風味剤、着色剤、ペクチン酸およびその塩、アルギン酸およびその塩、有機酸、保護性コロイド増粘剤、pH調節剤、安定化剤、防腐剤、グリセリン、アルコール、炭酸飲料に使われる炭酸化剤などを含有し得る。
また、本発明に係る健康食品は、天然果物ジュース、果物ジュース飲料および野菜飲料の製造のための果肉を含有し得る。また、上記の添加剤は、それぞれ単独で、または混合して使用することができる。かかる添加剤の比率は、きわめて重要なことではないが、本発明に係る健康食品100重量部当たり0.01〜0.1重量部の範囲で選択されることが一般的である。
以下、実施例を用いて本発明をより具体的に説明するが、これらは本発明の技術内容を明らかにするためのものに過ぎず、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
《実施例:生薬材抽出物混合物の製造》
1.エリンギ抽出物の製造
エリンギ100gを3L抽出容器に入れ、蒸留水1Lを加えて、100℃で4時間熱水抽出した。前記過程(蒸留水1Lを加えて100℃で4時間熱水抽出する過程)を3回繰り返した後、得られた溶液(抽出液)を室温で冷やし、濾過紙で濾過した。濾過によって得られた抽出液(濾液)は、真空回転蒸発器を用いて40℃以下で減圧濃縮し、凍結乾燥して、粉末状のエリンギ抽出物を得た(収率:42%、凍結乾燥後固形分を測定して得られる固形分収率)。
2.五加皮抽出物の製造
五加皮100gを3L抽出容器に入れ、蒸留水1Lを加えて、100℃で4時間熱水抽出した。前記過程を3回繰り返した後、得られた溶液を室温で冷やし、濾過紙で濾過した。濾過によって得られた抽出液を、真空回転蒸発器を用いて40℃以下で減圧濃縮し、凍結乾燥して、粉末状の五加皮抽出物を得た(固形分収率:5.8%)。
3.生薬材抽出物混合物の調合例
上記1で得られたエリンギ抽出物0.5〜2.5重量部と上記2で得られた五加皮抽出物0.5〜5.0重量部とを混合して、生薬材抽出物混合物を製造した。
前記生薬材抽出物混合物は、培養液に希釈して、下記実験に使用した。すなわち、以下の実験においては、各生薬抽出物を培養液で表に示した濃度に希釈して実験を行った。
《実験例1:本発明の生薬材抽出物混合物による骨芽細胞の増殖効能分析》
本発明に係る生薬材抽出物混合物が骨芽細胞の増殖および細胞活性度に及ぼす影響を調べるために、下記のような実験を行った。
1.骨芽細胞の増殖および細胞活性度分析
本発明に係る生薬材抽出物混合物が骨芽細胞の増殖に及ぼす影響を評価するために、人間骨肉腫から由来した細胞株であるMG−63およびHOS細胞株をATCC(American Type Culture Collection, Rockville, USA)で購入して使用し、10%FBS(fetal bovine serum)を含有するDMEM(Dulbecco’s modified Eagle’s medium)培地で培養して使用した。
本発明に係る生薬材抽出物混合物が毒性を示すかを間接的に評価し、かつ骨芽細胞の増殖に対する生薬材抽出物混合物の影響を調べるために、上記で培養したMG−63骨芽細胞を用いて細胞増殖時に細胞のDNA内に流入した3H−サイミジン(thymidine)の量を測定した。具体的には、骨芽細胞を24−ウェルプレートにウェル当たり2×104個の細胞となるように分株し、翌日1%FBSが含有されたDMEMに交替した。交替した培養液内に、前記実施例の生薬材抽出物混合物を1×10-4〜1mg/mlの濃度で希釈して、濃度別に添加し、48時間培養した。
最後に4時間3μCi/ウェルの3H−サイミジンを添加して培養した後、細胞をPBS(phosphate buffered saline)緩衝液で洗浄し、4℃の5%TCA(trichloroacetic acid)で処理して、TCA−不溶性である分画を分離し、0.1M NaOHで溶解した。これらのうち一定の分画を用いて、液体シンチレーションカウンタ(liquid scintillation counter)で放射活性(radioactivity)を測定することによって、3H−サイミジンの流入度を測定した。
結果を表1および図1に示す。
Figure 2005330289
表1および図1から明らかなように、本発明に係る生薬材抽出物混合物を添加した細胞は、エリンギ抽出物および五加皮抽出物を単独で添加した細胞に比べて、約120〜130%以上の細胞増殖効果を示した。
2.骨芽細胞の標識酵素である塩基性リン酸分解酵素(alkaline phosphatase)の活性測定
本発明に係る生薬材抽出物混合物が骨芽細胞の活性に及ぼす影響を評価するために、上記1で培養したHOS骨芽細胞を96−ウェルプレートに各ウェル当たり5×103細胞となるように分株し、単層で増殖した後、生薬材抽出物混合物を0.08、0.4、1.0、5.0、10.0mg/mlの濃度で培養液に添加し、10%FBSが含有されたDMEMで96−ウェルプレートにおいて48時間培養した後、細胞を0.1%トリトンX−100/生理食塩水(saline)で37℃で30分間処理した。
ついで、細胞処理液の一定量を、基質である100mMのPNPP(p-nitrophenylphosphate)の存在下に0.1Nグリシン−NaOH緩衝液(pH10.4)と共に37℃で30分間反応させて、基質であるPNPPから遊離して出たPNP(p-nitrophenyl)の量を405nmで比色定量した。
結果を表2および図2に示す。
Figure 2005330289
表2および図2から明らかなように、本発明に係る生薬材抽出物混合物を添加した細胞は、エリンギ抽出物および五加皮抽出物を単独で添加した細胞に比べて、塩基性リン酸分解酵素の活性が110〜150%程度増加した。
したがって、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、骨芽細胞の標識酵素である塩基性リン酸分解酵素に優秀な活性を示すので、骨芽細胞の増殖に有効であることが分かる。
《実験例2:本発明の生薬材抽出物混合物による破骨細胞(osteoclast)の増殖抑制作用》
本発明に係る生薬材抽出物混合物が破骨細胞の成長および活性にいかなる影響を及ぼすかを調べるために、カルシウム−ホスフェートで被膜されたプレート(OAAS, OCT Inc.)に破骨細胞前駆細胞を培養し、破骨細胞の標識酵素であるTRAP(Tartrate-resistant acid phosphatase;以下、TRAPと略称する)の活性を分析した。
1.破骨細胞の前駆細胞の純粋分離および成熟した破骨細胞への分化誘導
マウスの骨髄細胞を分離するために、7〜9週の雄性マウスを頸部捻転で犠牲させた後、大腿骨と脛骨を無菌的に摘出し、軟組織を除去し、腸骨の両端を切断した。ついで、26G注射針を用いて一端の骨髄腔に0.1%コラゲナーゼ(Gibco)、0.05%トリプシンおよび0.5mM EDTA(Gibco)が含有された酵素溶液1mlを注射して、骨髄を取り出した。その後、30分間攪拌し、骨髄細胞を集めて、10%FBSが含有されたα−MEM(α−minimum essential medium)に24時間前培養し、未付着細胞を集めた。
そして、破骨細胞の前駆細胞となる未付着細胞をウェル当たり2×105個の細胞となるように分株し、培養した。8日間培養するあいだ(ただし、3日目、6日目に培養液を取り替え、抽出物を添加した培養液に取り替えた。)、20ng/ml大食細胞集落刺激因子(macrophage-colony stimulating factor;M-CSF, Peprotech, USA)と30ng/ml RANKL(Peprotech, USA)が含有されたα−MEMに、前記実施例の生薬材抽出物混合物を処理し、培養した(すべての実施例において、3日目、6日目に表に示した濃度に培養液を交換する過程で抽出物を同時に処理した。)。培養が終わった後、破骨細胞の生成を検査するために、細胞を固定し、TRAP染色を実施した。
2.TRAP(+)である多核細胞の形成測定
破骨細胞の形成測定は、破骨細胞の前駆細胞を、カルシウム−ホスフェートでコートしたプレート上で培養した後、TRAP(+)を示す多核細胞の数により観察した。具体的には、細胞培養後、付着細胞をPBSで洗浄した後、シートレート−アセテート−ホルムアルデヒド(citrate-acetate-formaldehyde)で5分間固定させ、ナフトール(naphthol)AS−BIホスフェート(phosphate)、ファストガーネット(fast Garnet)GBC溶液、および7mMタルトレート緩衝液(tartrate buffer、pH5)を含有する37℃アセテート緩衝液(pH5.0)に1時間培養し、TRAP染色を実施した。3つ以上の核を有するTRAP(+)多核細胞を破骨細胞とみなした。
結果を表3および図3に示す。
Figure 2005330289
表3および図3から明らかなように、エリンギ抽出物を単独で処理した時、コントロール(濃度0)の増殖抑制率を0とし、コントロールに対するTRAP陽性多核細胞の数の増殖抑制率が各々0.5、1.0、2.5mg/mlの濃度で16.57、31.54、87.03%と破骨細胞の生成を抑制した。また、五加皮抽出物を単独で処理した場合、各々0.5、1.0、2.5、5.0mg/mlの濃度で14.77、61.08、92.22、99.20%と破骨細胞の形成を抑制した。
また、エリンギ抽出物および五加皮抽出物の濃度を各々0.5mg/ml以上で混合した場合、生薬材抽出物混合物としての増殖抑制率を、エリンギ抽出物の増殖抑制率および五加皮抽出物の増殖抑制率を除いた残りのものとして示した。表1から、各々単独で処理した場合に比べて、破骨細胞の生成が顕著に抑制された。
以上の実験結果から、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、エリンギ抽出物および五加皮抽出物を各々単独で処理した場合に比べて、破骨細胞の形成を顕著に抑制することが分かる。
《実験例3:ラットに対する経口投与急性毒性実験》
本発明の生薬材抽出物混合物の急性毒性を調べるために、下記のような方法で急性毒性実験を実施した。すなわち、実験動物として6週齢の特定病原体不在(specific pathogen-free, SPF)SD系ラットを使用して急性毒性実験を実施した。群当たり2匹ずつの動物に、本発明における生薬材抽出物を各々0.5%メチルセルロース溶液に懸濁して1g/kg/mlの容量で1回経口投与した。試験物質の投与後、動物の廃死可否、臨床症状、体重変化を観察し、血液学的検査と血液生化学的検査を実施し、剖検して目視で腹腔臓器と胸腔臓器の異常有無を観察した。
その結果、試験物質を投与したあらゆる動物において特記すべき臨床症状がなく、廃死した動物もなく、体重変化、血液検査、血液生化学検査、剖検所見などでも毒性変化は観察されなかった。したがって、本発明に係る生薬材抽出物混合物は、いずれもラットにおいて1g/kgまでも毒性変化が認められず、経口投与最小致死量(LD50)は、抽出物1g/kg以上と安全な物質であると判断された。
ここで、以下に本発明に係る生薬材抽出物混合物のための製剤例を例示する。
《製剤例1:薬学的製剤の製造》
1.散剤の製造
生薬材抽出物混合物 2g
乳糖 1g
前記の成分を混合し、気密袋に充填して、散剤を製造した。
2.錠剤の製造
生薬材抽出物混合物 100mg
とうもろこし澱粉 100mg
乳糖 100mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
前記の成分を混合した後、通常の錠剤の製造方法により打錠して、錠剤を製造した。
3.カプセル剤の製造
生薬材抽出物混合物 100mg
とうもろこし澱粉 100mg
乳糖 100mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
前記の成分を混合した後、通常のカプセル剤の製造方法によりゼラチンカプセルに充填して、カプセル剤を製造した。
《製剤例2:食品の製造》
本発明の生薬材抽出物混合物を含む食品を次のように製造した。
1.調理用薬味の製造
本発明の生薬材抽出物混合物を20〜95重量%となるような量使用して健康増進用調理用薬味を製造した。
2.トマトケチャップおよびソースの製造
本発明の生薬材抽出物混合物が0.2〜1.0重量%となるようにトマトケチャップ又はソースに添加して、健康増進用トマトケチャップ又はソースを製造した。
3.小麦粉食品の製造
本発明の生薬材抽出物混合物0.5〜5.0重量%を小麦粉に添加し、この混合物を用いてパン、ケーキ、クッキー、クラッカーおよび麺類を製造して、健康増進用食品を製造した。
4.スープおよび肉汁(gravies)の製造
本発明の生薬材抽出物混合物0.1〜5.0重量%をスープおよび肉汁に添加して、健康増進用肉加工製品、麺類のスープおよび肉汁を製造した。
5.グラウンドビーフ(ground beef)の製造
本発明の生薬材抽出物混合物10重量%をグラウンドビーフに添加して、健康増進用グラウンドビーフを製造した。
6.乳製品(dairy products)の製造
本発明の生薬材抽出物混合物5〜10重量%を牛乳に添加し、前記牛乳を用いてバターおよびアイスクリームのような多様な乳製品を製造した。
7.禅食の製造
玄米、大麦、餅米、鳩麦を公知の方法でアルファ化させて乾燥させたものを焙煎した後、粉砕器を用いて粒度60メッシュの粉末に製造した。
黒豆、黒胡麻、荏胡麻を公知の方法で蒸して乾燥させたものを焙煎した後、粉砕器を用いて粒度60メッシュの粉末に製造した。
本発明の生薬材抽出物混合物を真空濃縮器で減圧・濃縮し、噴霧、熱風乾燥器で乾燥して得た乾燥物を、粉砕器を用いて粒度60メッシュに粉砕し、乾燥粉末を得た。
前記で製造した穀物類、種実類および生薬材抽出物混合物の乾燥粉末を次の割合で配合して製造した。
穀物類(玄米30重量%、鳩麦15重量%、大麦20重量%)、
種実類(荏胡麻7重量%、黒豆8重量%、黒胡麻7重量%)、
生薬材抽出物混合物の乾燥粉末(3重量%)、
霊芝(0.5重量%)、
地黄(0.5重量%)
《製剤例3:飲料の製造》
1.炭酸飲料の製造
砂糖5〜10%、クエン酸0.05〜0.3%、カラメル0.005〜0.02%、ビタミンC0.1〜1%の添加物を混合し、これに、79〜94%の精製水を混合してシロップを作り、前記シロップを85〜98℃で20〜180秒間殺菌して、冷却水と1:4の割合で混合した後、炭酸ガスを0.5〜0.82%注入して、本発明の生薬材抽出物混合物を含有する炭酸飲料を製造した。
2.健康飲料の製造
液状果糖0.5%、オリゴ糖2%、砂糖2%、食塩0.5%、水75%のような副材料と、生薬材抽出物混合物とを均質に配合して、瞬間殺菌を実施した後、これをガラス瓶、PET瓶など小包装容器に包装して、健康飲料を製造した。
3.野菜ジュースの製造
本発明の生薬材抽出物混合物5gをトマト又はニンジンジュース1,000mlに加えて、健康増進用野菜ジュースを製造した。
4.果物ジュースの製造
本発明の生薬材抽出物混合物1gをリンゴ又はブドウジュース1,000mlに加えて、健康増進用果物ジュースを製造した。
本発明に係る生薬材抽出物混合物は、骨芽細胞を増殖させ、かつ破骨細胞の形成および活性を効果的に抑制するため、骨粗鬆症の予防および治療に有用な医薬品および健康食品として広く利用することが可能である。
本発明の生薬材抽出物混合物が骨芽細胞の増殖に及ぼす影響を示す図である。 本発明の生薬材抽出物混合物が骨芽細胞の塩基性リン酸分解酵素の活性に及ぼす影響を示す図である。 本発明の生薬材抽出物混合物による破骨細胞の増殖抑制率を示す図である。

Claims (4)

  1. エリンギの水抽出物またはこれと均等なエリンギ抽出物、および五加皮の水抽出物またはこれと均等な五加皮抽出物、を含む骨芽細胞増殖活性および破骨細胞増殖抑制活性を有する生薬材抽出物混合物。
  2. 前記エリンギ抽出物を固形分として0.5〜2.5重量部、および前記五加皮抽出物を固形分として0.5〜5.0重量部含む請求項1に記載の生薬材抽出物混合物。
  3. 請求項1または2記載の生薬材抽出物混合物を有効成分とする骨粗鬆症の治療または予防剤。
  4. 請求項1または2記載の生薬材抽出物混合物を含有する健康食品。

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