JP2005329618A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】
追加可能なオプション機能の数に特に依存することなく、安価に製造することが可能なプリンタを、提供する。
【解決手段】
オプション機能を追加するためのオプション機能データが記録されたROMモジュールを装着可能な複数のROMモジュール用スロットを備えたプリンタを、複数のROMモジュール用スロットに装着するためのROMモジュールとして、複数個のオプション機能データ(OPデータ#1,#2,etc)が記録された各種のROMモジュールが用意されており、複数のROMモジュール用スロットに装着されている各ROMモジュールに記録されている各オプション機能データに応じたオプション機能が追加されたプリンタとして動作する装置として構成しておく。
【選択図】 図3
追加可能なオプション機能の数に特に依存することなく、安価に製造することが可能なプリンタを、提供する。
【解決手段】
オプション機能を追加するためのオプション機能データが記録されたROMモジュールを装着可能な複数のROMモジュール用スロットを備えたプリンタを、複数のROMモジュール用スロットに装着するためのROMモジュールとして、複数個のオプション機能データ(OPデータ#1,#2,etc)が記録された各種のROMモジュールが用意されており、複数のROMモジュール用スロットに装着されている各ROMモジュールに記録されている各オプション機能データに応じたオプション機能が追加されたプリンタとして動作する装置として構成しておく。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ROMモジュールを装着可能な複数のROMモジュール用スロットを備えたプリンタに、関する。
周知のように、現在、市販されているプリンタの中には、ROMモジュール(通常、DIMM:Dual Inline Memory Module)を追加することにより,オプション機能(特定の高級言語が用いられた印刷データに基づく印刷を行う機能,フォームオーバーレイ印刷を行う機能等)を追加することが出来るプリンタ(例えば、 特許文献1参照。)が、存在している。
そのようなプリンタは、いずれも、オプション機能毎にROMモジュールが用意されたものとなっている。そして、追加可能なオプション機能の種類が比較的に多いプリンタは、追加可能な各オプション機能用のROMモジュールを装着するためのスロットをコントローラボード上に設けると、プリンタのサイズが大きくなる,製造コストが上昇するといった問題が生じてしまうため、追加可能なオプション機能の総数よりも少ない数のROMモジュール用スロットしか実装されていないもの(全てのオプション機能を同時に追加できないもの)として構成されている。
実開平5−2959
本発明は、上記現状に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、追加可能なオプション機能の数に特に依存することなく、安価に製造することが可能なプリンタを、提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、オプション機能を追加するためのオプション機能データが記録されたROMモジュールを装着可能な複数のROMモジュール用スロットを備えたプリンタを、複数のROMモジュール用スロットのそれぞれに装着するためのROMモジュールとして、オプション機能データが複数個記録された各種のROMモジュールが用意されており、複数のROMモジュール用スロットに装着されている各ROMモジュールに記録されている各オプション機能データに応じたオプション機能が追加された装置として動作する装置として構成しておく。
すなわち、本発明のプリンタは、例えば、3個のROMモジュール用スロットしか実装されていないにも拘わらず、N(>3)種のオプション機能を同時に追加可能なプリンタとして機能するものとなっている。そして、3個のROMモジュール用スロットしか実装されていない従来タイプのプリンタは、3種のオプション機能しか同時に追加できないものであり、N(>3)種のオプション機能を同時に追加可能な従来タイプのプリンタを製造するには、N個のROMモジュール用スロットの実装が必要とされるのであるから、本発明のプリンタは、追加可能なオプション機能の数に特に依存することなく、安価に製造することが可能なプリンタとなっていると言うことが、出来る。
本発明のプリンタは、複数のROMモジュール用スロットに装着されている各ROMモジュールに記録されている各オプション機能データの種類を示す情報がROMモジュール用スロット別に印字されたステータスシートを印刷する機能を有するものとして実現しておくことが、望ましい。何故ならば、本発明のプリンタを、上記のようなステータスシートを印刷する機能を有するものとして実現しておけば、どのROMモジュールを交換すれば良いかをユーザが簡単に把握できるようになるからである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示したように、本発明の一実施形態に係るプリンタ10は、制御部11,コントロールパネル12及び印刷機構部13を備えた装置である。なお、本実施形態に係るプリンタ10は、一般的なプリンタと同様に、プリンタ10用のプリンタドライバがインストールされたコンピュータ50と直接接続或いはネットワーク接続されて使用される装置となっている。
本プリンタ10が備えるコントロールパネル12は、ユーザとの間のインターフェイス手段として、プリンタ10の筐体上面に設けられているユニットである。このコントロールパネル12は、LCD,複数の押しボタンスイッチ等から、構成されている。
印刷機構部13は、用紙上に実際に印刷を行うためのユニットである。この印刷機構部13は、印刷エンジン,給紙装置,排紙装置等から、構成されている。
制御部11は、プリント基板上にCPU,RAM(RAMモジュール用スロット)等を設けることによって製造された、コントロールパネル12及び印刷機構部13を制御するためのユニットである。
この制御部11は、図2に模式的に示したように、プリンタ10の,側面に設けられているカバーをはずすと見える部分に取り付けられたユニットであると共に、ROMモジュール(本実施形態では、フラッシュROMのDIMM(Dual Inline Memory Module))を装着可能な3個のROMモジュール用スロット21を備えたユニットとなっている。
また、制御部11は、各ROMモジュール用スロット21に、図3に示したような形で各種のデータが記録されているROMモジュールが装着されるユニットとなっている。
すなわち、本プリンタ10用のROMモジュールは、オプション機能データタイプ(図では、OPタイプ)と、実データへのオフセットと、属性情報と、実データとからなるオプション機能データ(図では、OPデータ)が複数個(最大、8個;詳細は後述)記録されたものとなっている。ここで、OPデータタイプとは、自データを含むオプション機能データが、プリンタ10に特定の高級言語が用いられた印刷データに基づく印刷を行う機能を付与するためのもの,プリンタ10に特定のフォントでの印刷を行う機能を付与するためのもの,フォームオーバーレイ印刷を行う機能を付与するためのもののいずれであるかを示す情報のことである。また、実データへのオフセットとは、オプション機能データの先頭位置から、オプション機能データの本質部分をなす情報である実データの先頭位置までのバイト数を表す情報のことであり、属性情報とは、オプション機能データのデータ名やバージョン情報等からなる情報のことである。
さらに、本プリンタ10用のROMモジュールは、その先頭部分に、自ROMモジュールが複数のオプション機能データが記録されたROMモジュールであることを示すROMタイプ識別子(以下、“複数OP”と表記する)や、各オプション機能データの自モジュール内での記憶開始位置を示すオフセット情報(図では、オフセット#1〜#8)が記録されたものとなっている。なお、オフセット情報は、N(<8)個のオプション機能データが記録されたROMモジュールでは、(N+1)名番目のオフセット情報から8番目のオフセット情報まで(N=7の場合は、8番目のオフセット情報のみ)が“Null”とされる情報となっている。また、本プリンタ10用のROMモジュールは、或るオプション機能データのサイズがバージョンアップ等により若干大きくなった場合にも、ROMモジュール上の当該オプション機能データのみの書き換えで対応できるようにするために、ROMモジュール上で連続する2つのオプション機能データ間に,空き領域(有意なデータが記憶されていない記憶領域)が存在するように、作成されたものとなっている。
そして、本プリンタ10の起動時には、制御部11により、各ROMモジュール用スロット21に装着されている,ROMタイプ識別子が“複数OP”となっている各ROMモジュールについて、図4に示した手順の処理が行われる。なお、詳細説明は省略するが、ROMタイプ識別子が“複数OP”となっていないROMモジュール(従来タイプのROMモジュール等)については、制御部11によって、そのROMタイプ識別子に応じた内容の処理が行われる。
すなわち、或る各ROMモジュール用スロット21に、ROMタイプ識別子が“複数OP”となっているROMモジュールが装着されていることを認識した制御部11は、まず、変数iに“1”をセットする(ステップS101)。次いで、制御部11は、処理対象となっているROMモジュールに記憶されているオフセット#i(図3参照。)が“Null”であるか否かを判断(ステップS102)し、オフセット#iが“Null”でなかった場合(ステップS102;NO)には、そのオフセット#iにて特定される,ROMモジュールの記憶位置から,オプション機能データ#iに関するオプション機能データタイプや属性情報等を読み出し、読み出した情報を、処理対象となっているROMモジュールが装着されているROMモジュール用スロット21の識別情報に対応づけた形でRAM上に記憶する処理(ステップS103)を、行う。また、制御部11は、必要である場合には、このステップS103において、オプション機能データ#iに関する実データをRAM上に読み込む処理も行う。
その後、制御部11は、変数iの値がimax(本実施形態では、imax=8)と一致しているか否かを判断する(ステップS104)。そして、制御部11は、変数iの値がimaxと一致していなかった場合(ステップS104;NO)には、変数iの値を“1”インクリメント(ステップS105)した後に、ステップS102からの処理を再び開始する。
上記のような処理を繰り返している間に、オフセット#iが“Null”となった場合(ステップS102;YES)、制御部11は、この図の処理を終了する。また、変数iの値がimaxと一致した場合(ステップS104;NO)にも、制御部11は、この図の処理を終了する。
そして、制御部11は、ROMタイプ識別子が“複数OP”となっている全てのROMモジュールに対して、この図の処理が終了した場合には、通常の制御処理(受信した印刷データに応じた内容の印刷物を印刷機構部13に生成させるための処理等)を、開始する。
また、制御部11は、コントロールパネル12に対して、ステータスシートの印刷を指示する操作がなされた場合や、コンピュータ50からステータスシートの印刷を指示するコマンドが送信されてきた場合には、起動時に把握した各オプション機能データに関する情報(ステップS103の処理でRAM上に記憶した各種情報)に基づき、図5に示したような情報が印字されたステータスシートを印刷機構部13に印刷させるようにも、構成されている。
すなわち、本プリンタ10の制御部11は、各ROMモジュール用スロット21にどのようなオプション機能データが記録されたROMモジュールが装着されているかが示されたステータスシートを、印刷機構部13に印刷させることが出来るユニットともなっている。
以上、説明したように、本実施形態に係るプリンタ10は、3個のROMモジュール用スロット21しか実装されていない装置であるにも拘わらず、N(>3)種のオプション機能を同時に追加可能なプリンタとして機能する装置となっている。そして、3個のROMモジュール用スロットしか実装されていない従来タイプのプリンタは、3種のオプション機能しか同時に追加できないものであり、N(>3)種のオプション機能を同時に追加可能な従来タイプのプリンタを製造するには、N個のROMモジュール用スロットの実装が必要とされるのであるから、このプリンタ10は、追加可能なオプション機能の数に特に依存することなく、安価に製造することが可能なプリンタとなっていると言うことが、出来る。
また、プリンタ10は、装着されている各ROMモジュールの種類/内容を示す情報が、ROMモジュール用スロット21毎に印字されたステータスシート(図5)を印刷する機能を有している。従って、このプリンタ10は、交換するROMモジュールをユーザが簡単に特定できるプリンタ(ROMモジュールをユーザが誤って交換してしまうといったことがないプリンタ)として機能することにもなる。
<変形形態>
上記したプリンタ10は、各種の変形を行うことができる。例えば、具体的なデータ構成(各種データの並び順等)が図3に示したものとは異なるROMモジュールが装着されるものに、プリンタ10を変形しておくことが出来る。また、プリンタ10は、ROMモジュールとして、フラッシュROMのDIMMが装着されるものであったが、他の種類のROMモジュールが装着されるものに、プリンタ10を変形しておいても良い。さらに、コントロールパネル12のLCD上に各ROMモジュール用スロットに装着されているROMモジュールの名称等を表示する機能を付加した形で、プリンタ10を構成しておいても良い。
上記したプリンタ10は、各種の変形を行うことができる。例えば、具体的なデータ構成(各種データの並び順等)が図3に示したものとは異なるROMモジュールが装着されるものに、プリンタ10を変形しておくことが出来る。また、プリンタ10は、ROMモジュールとして、フラッシュROMのDIMMが装着されるものであったが、他の種類のROMモジュールが装着されるものに、プリンタ10を変形しておいても良い。さらに、コントロールパネル12のLCD上に各ROMモジュール用スロットに装着されているROMモジュールの名称等を表示する機能を付加した形で、プリンタ10を構成しておいても良い。
また、プリンタ10(制御部11)が、起動時のみに各ROMモジュールの内容をチェックしているのは、本プリンタ10が電源を落とした後にROMモジュールの交換/装着を行う装置として構成されているためである。換言すれば、プリンタ10を、通電中にROMモジュールの交換/装着を行う装置として構成する際には、ROMモジュールの交換/装着が行われた際に、図5に示したような内容の処理が行われるようにしておくべきである。
10 プリンタ、 11 制御部、 12 コントロールパネル
13 印刷機構部、 21 ROMモジュール用スロット、50 コンピュータ
13 印刷機構部、 21 ROMモジュール用スロット、50 コンピュータ
Claims (2)
- オプション機能を追加するためのオプション機能データが記録されたROMモジュールを装着可能な複数のROMモジュール用スロットを備えたプリンタであって、
前記複数のROMモジュール用スロットのそれぞれに装着するためのROMモジュールとして、オプション機能データが複数個記録された各種のROMモジュールが用意されており、
前記複数のROMモジュール用スロットに装着されている各ROMモジュールに記録されている各オプション機能データに応じたオプション機能が追加された装置として動作する
ことを特徴とするプリンタ。 - 前記複数のROMモジュール用スロットに装着されている各ROMモジュールに記録されている各オプション機能データの種類を示す情報がROMモジュール用スロット別に印字されたステータスシートを印刷する機能を、有する
ことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004150049A JP2005329618A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004150049A JP2005329618A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005329618A true JP2005329618A (ja) | 2005-12-02 |
Family
ID=35484584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004150049A Pending JP2005329618A (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005329618A (ja) |
-
2004
- 2004-05-20 JP JP2004150049A patent/JP2005329618A/ja active Pending
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