JP2005329563A - サーマルプリンタ装置 - Google Patents

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Yoshitaka Matsumura
嘉孝 松村
Takahisa Tominaga
貴久 富永
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Abstract

【課題】感熱紙を消去するための消去ローラは高温(おおむね150℃〜200℃)になり、シート搬送路を開放してサーマルヘッドを清掃する時やジャムしたシートを取り除く際に消去ローラに触れて火傷をする恐れがある。
【0040】
上記問題点を解決するために、本発明は、消去ローラの露出を防ぐことにより、消去ローラ接触による火傷の防止可能なサーマルプリンタ装置を提供しようとするものである。
【解決手段】本発明は、消去ローラ上方に配置された支点で支持され、揺動部の揺動端側に形成されたカバーであって、前記揺動部開口時に、前記消去ローラを排紙側から覆う消去ローラカバーと、揺動部を閉じた時、消去ローラカバーが搬送路まで揺動しないように規制するストッパとを備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

従来、印刷物又はファクシミリで情報伝達する方法が多く採用されており、その際、使用済みの印刷物はそのまま廃棄されている。
上記事項を鑑み、感熱紙を加熱して画像を消去する消去ローラを給紙側の用紙ガイド上側にプラテンローラと対向させて設けることにより、一度印刷した画像の加熱消去が可能なサーマルプリンタ装置が提案されている。(例えば、特許文献1)
特開2002-331697号公報
しかしながら、感熱紙を加熱し、感熱紙上の画像を消去する際には、消去ローラは高温(おおむね120〜200°C)になる。揺動部を開放してサーマルヘッドを清掃する時やジャムしたシートを取り除く際、消去ローラは開放端側に移動するため、消去ローラに触れて火傷をする恐れがあり危険であるという問題がある。
本発明では、揺動部を開放し、サーマルヘッドの清掃やジャムした用紙の取り出しの際に、消去ローラとの接触による火傷を防止できるサーマルプリンタ装置を提供しようとするものである。
この発明は、感熱紙を搬送路に沿って搬送する搬送機構と、前記搬送路上側に、揺動部の上部給紙側を支点に、排紙側の一端が上下に開口可能な揺動部と、前記揺動部の揺動端側に前記搬送路に沿って搬送される感熱紙にドット単位の画像を印刷する印刷ヘッドと、前記揺動部支点側に設けらた前記搬送路経路に沿って搬送される感熱紙上の画像を加熱消去する消去ローラと、を備えたサーマルプリンタ装置であって、前記消去ローラ上方に配置された支点で支持され、揺動部開口時に揺動部の揺動端側から覆うように形成されたカバーであって、揺動部を閉じた時、カバーが搬送路まで揺動しないように規制するストッパと、を備えたことを特徴とする。
用紙搬送路に詰まった用紙を取り出す際、揺動部を開口させると、消去ローラは前記揺動部に従動し、開放端側に移動する。当該消去ローラカバーは揺動部の開放端側から覆い前記消去ローラの露出を防ぐ。また、消去ローラとサーマルヘッドの間にストッパを設置し、揺動部を閉じる際に当該消去ローラカバーが搬送路まで揺動しないよう規制する。
本発明によれば、消去ローラ上方に配置された支点で支持され、開口時に揺動部の揺動端側から覆うように形成されたカバーを、揺動部を閉じた状態では、消去ローラカバーが搬送路まで揺動しないよう規制することにより、消去ローラ接触による火傷の防止が可能となる。
図面を参照して本発明の実施の形態であるサーマルプリンタ装置について説明する。
図1は同サーマルプリンタ装置の外観図を示している。
このサーマルプリンタ装置1は、印字ヘッドであるサーマルヘッド16(図3参照)と、消去ローラ7(図3参照)とを備えている。このサーマルプリンタ装置1は、前記サーマルヘッド16により、図示しないホストコンピュータから受信した画像を感熱紙に印刷を行い、前記消去ローラ7により、一度印刷した感熱紙の画像を消去して感熱紙が再利用できるようになっている。
なお、消去による感熱紙の再利用は専用のシートを用いて行う。
図1において、サーマルプリンタ装置1は、用紙をセットする用紙トレイ2を上部背面(上部給紙側)に有しており、消去ローラ7、サーマルヘッド16が配置されている揺動部21及び用紙ガイド15等を収納している匡体を上面から開口するトップカバー3をサーマルプリンタ装置1上部に有している。更に、排出された用紙を積載する排紙トレイ5がサーマルプリンタ装置1下部前面(下部排紙側)に設けられている。
サーマルプリンタ装置1上面右側には操作パネル4が設けられている。この操作パネル4の操作(印刷、消去操作等の選択)により、給紙トレイ2にセットされた感熱紙が自動給紙され、画像の消去と印刷、印刷又は画像の消去が行われる。画像の消去と印刷、印刷又は画像の消去が行われた用紙は、排紙トレイ5に積載される。
次に、図2を用いて、トップカバー3を開口させ、揺動部21を跳ね上げた状態について説明する。
図2は、サーマルプリンタ装置の開口状態図を示している。
図2において、トップカバー3の内部には、揺動部21が設けられている。
前記揺動部21の下側には用紙ガイド15(図3参照)が配置され、該揺動部21下面と用紙ガイド15上面で用紙搬送路22が形成されている。
上記トップカバー3および上記揺動部21は、給紙側の端部を支点として、排紙側の端部が上側に揺動して開口する。揺動部21を開口させることにより、用紙搬送路22に用紙が詰まった際、容易にこの用紙を取り出すことができ、またサーマルヘッド16のクリーニングをすることができる。
該揺動部21の下面には、給紙側に消去ローラ7が配置され、排紙側にサーマルヘッド16が配置されている。
印刷処理は、以下の手順で行われる。
トップカバー3及び揺動部21が閉じられた状態で、図示していない給紙ローラが、用紙トレイ2から用紙搬送路22に用紙を給紙する。この用紙が、用紙搬送路22を給紙側から排紙側へ、すなわち用紙トレイ2から排紙トレイ5方向に向けて搬送されていく。このときサーマルヘッド16により、画像の印刷が行われる。また、この用紙が使用済みのシートの場合には、サーマルヘッド16により給紙側に配置されている消去ローラ7によってこの画像が消去される。
用紙が用紙搬送路22で詰まった場合には、トップカバー3を開口させて揺動部21を跳ね上げると、用紙搬送路22が開放され、詰まった用紙を容易に取り出すことができる。
次に、図3を用いて、本実施形態に係る揺動部21の開閉機構について説明する。
図3は、サーマルプリンタ装置の内部側面を示す図である。
同図(A)は、揺動部21を閉じた状態のサーマルプリンタ装置の内部側面図であり、同図(B)は、揺動部21を跳ね上げた状態のサーマルプリンタ装置の内部側面図である。同図において右方向が給紙側、左方向が排紙側である。
図3において、揺動部21は、右側上部に形成されている開閉軸12を支点に上側に開閉できる構造となっている。
揺動部21が閉じた状態では、用紙ガイド側面に取り付けられているフック14に係止用ピン13が引っ掛かり、揺動部21下側が用紙搬送路22の距離を規定の幅(おおむね2〜3ミリ)を維持した状態にて固定される。前記フック14はサーマルヘッド16の前面(排紙側)に用紙ガイド15の側面に垂直に設けられている。
前記フック14は上部排紙側が傾斜しており、排紙側の側辺に凹部が形成している。前記凹部は給紙側に開口している。
揺動部側面に前記フック14の凹部と同じ位置に長穴が形成されている。この長穴を前記係止用ピン13が給紙側から排紙側へ移動可能となっている。
前記係止用ピン13は、図示しないネジリバネにて給紙側へ押されてれている。そのため、フック14に常に引っ掛かり、簡単に外れない構造となっている。前記係止用ピン13は揺動部21の横方向、すなわち消去ローラ7に平行に貫通している。
揺動部21を閉じる際、前記係止用ピン13が前記フック14の傾斜に沿って移動し、凹部に到達すると、前記凹部に引っかかる。この凹部に引っ掛かったピン13を排紙側へ引っ張ると揺動部21は開口できるようになっている。
前記揺動部21には、下面(用紙搬送路側)の給紙側に消去ローラ7、排紙側にサーマルヘッド16、揺動部21の下面に対向する位置には用紙ガイド15が設けられている。前記消去ローラ7の前面(排紙側)、背面(給紙側)及び上面(用紙ガイド15反対側)を覆うように消去ローラホルダ18が形成されている。サーマルヘッドホルダ17は支持ピン19によって支持され、サーマルヘッド16が取り付けられている。前記支持ピン19はサーマルヘッドホルダ17の給紙側に形成されている。
用紙ガイド15を挟んで前記サーマルヘッド16と対向しているプラテンローラ23は、用紙の幅より大きく形成されている。前記プラテンローラ23は消去ローラの軸と平行に設置されている。消去ローラ7と対向しているプラテンローラ20も前記プラテンローラ23と同様に用紙の幅より大きく形成されている。このことにより、用紙全面に印刷可能となる。
サーマルヘッド16と消去ローラ7の間の用紙ガイド側面に当て板10が設けられている。前記当て板10は、用紙ガイド15と垂直に形成されている。この当て板10は揺動部21を閉じる際に、消去ローラカバー8が用紙搬送路まで揺動しないように設けられている。揺動部21を閉じている状態では、消去ローラカバー8上部排紙側に形成されている支持ピン9が当て板上部に当接する。これにより、消去ローラカバー8が用紙搬送路まで揺動しないようになっている。
前記揺動部21を上側に開放する時、消去ローラ7およびサーマルヘッド16が揺動部21に従動する。これにより、消去ローラ7は開放端側へ露出する。消去ローラ7はおおむね120〜200°Cと高温になっているため、用紙搬送路22に詰まった用紙を取り出す際、前記消去ローラ7と接触し、火傷をする恐れがある。
これを回避するために消去ローラカバー8を設け、前記揺動部21開放時には、消去ローラ7を排紙側から覆い、前記消去ローラ7の開放端側への露出を防ぐ。(図3(B)参照)。当該消去ローラカバー8は、コ字型形状で、上部の開放端側に傾斜を有する。支点11はネジリスプリングが取り付けられており、消去ローラ7上方に設置されている。
揺動部21を跳ね上げると、消去ローラカバー8は支点11を支点として揺動部21に従動し、排紙側から消去ローラ7を覆う。
一方、揺動部21を閉じようとする時、図3(A)の様に消去ローラカバー8上部開放端側に配置したピン9が用紙ガイド側面に配置した当て板10の上部にあたり、用紙搬送路まで揺動しないようになっている。
用紙へサーマルヘッド16で印字するには、用紙をサーマルヘッド16とプラテンローラ23により圧接する必要がある。この際、用紙に付着しているゴミ、埃等がサーマルヘッド16に付着していると、印字時に前記ゴミ、埃等によりサーマルヘッド16の熱が用紙へ伝わらず安定した印字が得られない。
揺動部21は開閉構造となっているため、サーマルヘッド16に付着しているゴミ、埃等も容易に取り除くことができる。
サーマルヘッドホルダ17を支持している支持ピン19は圧接方向に自由度をもたせたナガマル形状に形成されている。
用紙へサーマルヘッド16を圧接して印字させる場合、構成部品の誤差や組立ての誤差によりサマーマルヘッド16とプラテンローラ23の平行度誤差が生じ、用紙進行方向に対して左右の圧接荷重(おおむね5〜10kg)が均等にかからなくなるなり印字濃度の差が現れる。すなわち、印字品質が悪くなるという問題がある。
前記支持ピン19をナガマル形状で設置することにより、誤差によりプラテンローラ23が傾いて配置されていても、その傾きにならって、サーマルヘッド16はプラテンローラ23と平行に保たれる。
本発明サーマルプリンタ装置を示す外観図 本発明サーマルプリンタ装置を示す開口状態図 本発明の実施例に係るサーマルプリンタ装置を示す内部の側面図
符号の説明
1−サーマルプリンタ装置
2−給紙トレイ
3−トップカバー
4−操作パネル
5−排紙トレイ
7−消去ローラ
8−消去ローラカバー
9−支持ピン
10−当て板
11−支点
12−開閉軸
13−係止用ピン
14−フック
15−用紙ガイド
16−サーマルヘッド
17−サーマルヘッドホルダ
18−消去ローラホルダ
19−支持ピン
20−プラテンローラ
21−揺動部
22−用紙搬送路
23−プラテンローラ

Claims (1)

  1. 感熱紙を搬送路に沿って搬送する搬送機構と、
    前記搬送路の上側に、揺動部上部給紙側を支点に、排紙側の一端が上下に開口可能な揺動部と、
    前記揺動部の揺動端側に前記搬送路に沿って搬送される感熱紙にドット単位の画像を印刷する印刷ヘッドと、
    前記揺動部の支点側に設けられた前記搬送路に沿って搬送される感熱紙上の画像を加熱消去する消去手段と、を備えたサーマルプリンタ装置であって、
    前記消去手段上方に配置された支点で支持され、揺動部開口時に揺動部の揺動端側から消去手段を覆うように形成された消去手段カバーと、揺動部を閉じた時、前記消去手段カバーが搬送路まで揺動しないように規制するストッパと、を備えたサーマルプリンタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102145594A (zh) * 2010-02-10 2011-08-10 西铁城控股株式会社 感热式打印机
US20110236109A1 (en) * 2010-03-24 2011-09-29 Seiko Epson Corporation Printer

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