JP2005329366A - 水処理装置および水処理方法 - Google Patents

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Takeshi Takamori
毅 高森
Susumu Inoue
進 井上
Tadahiro Honda
忠博 本田
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Abstract

【課題】 光触媒を用いた小型の水処理装置を提供する。また、エネルギー効率の高い水処理装置および水処理方法を提供する。
【解決手段】 光触媒を固定した光触媒反応板と、前記光触媒反応板に光を照射するLEDと、を備えることを特徴とする、水処理装置を用いる。また、光触媒を固定した光触媒反応板に、有機物を含む水を接触させた後、LEDから放出される光を前記光触媒反応板に照射して前記有機物を分解することを特徴とする、水処理方法を用いる。本発明によれば、光源としてLEDを用いているため、装置全体を小型化することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、水処理装置および水処理方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、LEDを光源として用いる光触媒を利用した、水処理装置および水処理方法に関する。
光触媒を用いて、廃液中や排気中に含まれる有機物を、光を照射することにより分解する方法が知られている(特許文献1参照)。
ここで、光触媒は、光が照射された表面のみで反応が進行するため、高圧または低圧水銀灯など光の照射量の大きい光源を使用する必要があった。
しかし、これらの光源は、通常大きなものであり、装置全体が大型となるという問題があった。
さらに、光触媒に効率的に光を照射するために複数の光源を用いようとすると、装置がさらに大きくなるという問題があった。
また、光源としては、上述のように高圧水銀灯などの紫外線ランプが用いられるが、これらのランプは消費電力が大きく、また、寿命が短いため、ランニングコストが高くなるという問題があった。
特開平6−328068号公報
本発明の課題は、光触媒を用いた小型の水処理装置および水処理方法を提供することにある。また、本発明の課題は、エネルギー効率の高い水処理装置および水処理方法を提供することにある。
本発明は、光触媒を固定した光触媒反応板と、前記光触媒反応板に光を照射するLEDと、を備えることを特徴とする、水処理装置である。
本発明により、小型の水処理装置を提供できることとなる。
また、本発明は、複数のLEDを備えることを特徴とする、上記の水処理装置である。
また、本発明は、複数のLEDが基板に固定されており、前記基板と前記光触媒反応板とが対向するように配置されていることを特徴とする、上記の水処理装置である。
また、本発明は、複数の前記光触媒反応板を備えることを特徴とする、上記の水処理装置である。
また、本発明は、基板の両面に複数のLEDが固定されていることを特徴とする、上記の水処理装置である。
また、本発明は、LEDが、紫外線および/または可視光線を放出することを特徴とする、上記の水処理装置である。
また、本発明は、光触媒が、可視光応答型光触媒であることを特徴とする、上記の水処理装置である。
これらの発明により、さらに小型の水処理装置を提供できることとなる。
また、本発明は、光触媒を固定した光触媒反応板に、有機物を含む水を接触させた後、LEDから放出される光を前記光触媒反応板に照射して前記有機物を分解することを特徴とする、水処理方法である。
本発明により、効率的に水処理を行うことができることとなる。
また、本発明は、複数のLEDを用いることを特徴とする、上記の水処理方法である。
また、本発明は、複数のLEDが固定された基板を用い、前記基板と前記光触媒反応板を対向するように配置することを特徴とする、上記の水処理方法である。
また、本発明は、複数の前記光触媒反応板を用いることを特徴とする、上記の水処理方法である。
また、本発明は、両面に複数のLEDが固定された基板を用いることを特徴とする、上記の水処理方法である。
また、本発明は、紫外線および/または可視光線を放出するLEDを用いることを特徴とする、上記の水処理方法である。
また、本発明は、光触媒が、可視光応答型光触媒であることを特徴とする、上記の水処理方法である。
これらの本発明により、効率的に水処理を行うことができることとなる。
本発明により、光触媒を用いた小型の水処理装置および水処理方法を提供することができる。また、本発明により、エネルギー効率の高い水処理装置および水処理方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の水処理装置および水処理方法をさらに詳しく説明する。
図1は、本発明の水処理装置を示す図である。
図1において、本発明の水処理装置10は、処理層8と、処理層8の一方の上方に設置された廃水導入口12と、処理層8の他方の上方に設置された処理水取出口14を備えている。また、処理層8には、光触媒を固定した光触媒反応板2が複数枚平行して配置されており、光触媒反応板2に対向して、複数のLED4を両面に固定した基板6が複数枚配置されている。基板6は、導線18により制御装置16に接続されている。
本発明の水処理装置10は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。
基板6に固定されたLED4は、制御装置16により光量が制御されて光を放出し、放出された光は、光触媒反応板2の表面に照射される。処理を行う有機物を含んだ廃水22は、廃水導入口12を通じて処理層8に導入され、導入された廃水22は、光触媒反応板2と接触する。光触媒反応板2と接触した廃水22に含まれる有機物は、光触媒反応板2に固定された光触媒とこれに照射された光による触媒作用により、分解されることとなる。有機物が分解された処理水24は、処理水取出口14から取り出され、一連の水処理工程が終了する。
なお、制御装置16により、各々のLEDの光量を調節することができ、例えば、点灯させるLEDの数を制御することにより、必要となる光量を調整することも可能となる。
本発明に用いられる光触媒としては、光を照射することにより廃水に含まれる有機物を分解できるものであれば特に制限はないが、たとえば、TiO2、WO3、ZnO、SiC、SdS等を挙げることができる。また、本発明に用いられる光触媒としては、可視光反応型光触媒を挙げることができる。
本発明において、光触媒を固定する方法としては、特に制限はないが、基材となる板に粉末状の光触媒を樹脂を用いて固定する方法等を挙げることができる。
本発明に用いるLEDとしては、光触媒に触媒作用を付与する光を放出できるものであれば特に制限はないが、紫外線および/または可視光線を放出できるものが好ましい。このようなLEDの具体例としては、たとえば、NDHU110APAEZ(日亜化学工業社製)、NS365MD(ナイトライド、セミコンダクター(株)社製)等を挙げることができる。
本発明に用いるLEDは、図2に示すように、基板に複数個固定することが好ましい。図2において、(a)は、基板6の側面図、(b)は、正面図を示す。ここで、用いられるLED4の数は、光触媒の性質、廃水の濁度、有機物の含有量等により適宜決定される。
本発明に用いる光の照射量は、光触媒の性質、廃水の濁度、有機物の含有量等により適宜決定される。
本発明の水処理装置10は、複数の光触媒反応板2を備えているため、廃水に含まれる有機物と光触媒との接触面積が大きくなり、さらに光触媒反応板2に効率的に光を照射することができるので、廃水22が処理層8に滞留する時間を短くすることができ、効率的な水処理が可能となる。
さらに、光源としてLEDを用いているため、消費電力を低く抑えることができ、エネルギー効率を高めることができる。さらに、光源としてLEDを用いているため、装置全体を小型化することが可能となる。
図1は、本発明の水処理装置の一例を示す図である。 図2は、複数のLEDを固定した基板を示す図である。
符号の説明
2 光触媒反応板
4 LED
6 基板
8 反応層
10 水処理装置
12 排水導入口
14 処理水取出口
16 制御装置
18 導線
22 廃水
24 処理水

Claims (14)

  1. 光触媒を固定した光触媒反応板と、前記光触媒反応板に光を照射するLEDと、を備えることを特徴とする、水処理装置。
  2. 複数のLEDを備えることを特徴とする、請求項1に記載の水処理装置。
  3. 複数のLEDが基板に固定されており、前記基板と前記光触媒反応板とが対向するように配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の水処理装置。
  4. 複数の前記光触媒反応板を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の水処理装置。
  5. 基板の両面に複数のLEDが固定されていることを特徴とする、請求項3に記載の水処理装置。
  6. LEDが、紫外線および/または可視光線を放出することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の水処理装置。
  7. 光触媒が、可視光応答型光触媒であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の水処理装置。
  8. 光触媒を固定した光触媒反応板に、有機物を含む水を接触させた後、LEDから放出される光を前記光触媒反応板に照射して前記有機物を分解することを特徴とする、水処理方法。
  9. 複数のLEDを用いることを特徴とする、請求項8に記載の水処理方法。
  10. 複数のLEDが固定された基板を用い、前記基板と前記光触媒反応板を対向するように配置することを特徴とする、請求項8または9に記載の水処理方法。
  11. 複数の前記光触媒反応板を用いることを特徴とする、請求項8〜10のいずれかに記載の水処理方法。
  12. 両面に複数のLEDが固定された基板を用いることを特徴とする、請求項10に記載の水処理方法。
  13. 紫外線および/または可視光線を放出するLEDを用いることを特徴とする、請求項8〜12のいずれかに記載の水処理方法。
  14. 光触媒が、可視光応答型光触媒であることを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載の水処理方法。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2012115715A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Maezawa Ind Inc 紫外線照射水処理装置
US10676375B2 (en) 2012-03-21 2020-06-09 Seoul Viosys Co., Ltd. Water purification system using ultraviolet LEDs

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