JP2005324593A - トップビュー画像生成装置及びトップビュー画像表示方法 - Google Patents

トップビュー画像生成装置及びトップビュー画像表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 トップビュー画像における無駄な情報の表示を削減して、運転者にとって有効な情報を多く表示することが可能な「トップビュー画像生成装置及びトップビュー表示方法」を提供する。
【解決手段】 自車両12及び自車両12の周辺を上方の仮想視点から見たトップビュー画像11を生成する際に、障害物13が自車両12の片側に近接し、且つ、所定の大きさ以上である場合に、その障害物13がトップビュー画像11の端辺となるように合成画像16からトップビュー画像11を切り出すことにより、障害物13によって遮られる遮蔽部15がトップビュー画像11中に表示されなくなり、遮蔽部15が存在しない側の画像を広く表示することができるので、トップビュー画像11の表示領域を有効に活用することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自車両の上方の仮想視点から見たトップビュー画像を生成するトップビュー画像生成装置及びトップビュー画像表示方法に関し、特に、自車両及び自車両の周辺を表示するトップビュー画像生成装置及びトップビュー画像表示方法に関する。
従来、自車両に複数台のカメラを設置し、複数台のカメラにより自車両の周囲の画像を撮影して、撮影した画像を自車両内に設置したディスプレイ等の表示装置に表示する技術が提案されている。
自車両の運転者は、表示装置に表示された画像を確認することで、自車両と障害物との距離を把握し、自車両と障害物との衝突や追突等の交通事故を防ぐように運転を行う。
また、自車両に複数台のカメラを設置し、複数台のカメラにより撮影された画像をもとに、自車両の上方の仮想視点から見たトップビュー画像を生成し、このトップビュー画像をディスプレイ等の表示装置に表示することで、自車両の周辺を監視する技術が提案されている(例えば特許文献1など)。
国際公開第00/64175号パンフレット
図14は、特許文献1に記載の画像処理装置により生成されるトップビュー画像100の例を示す図である。図14において、100はトップビュー画像であり、ディスプレイ等の表示装置に必要に応じて表示される。101は自車両であり、画像処理装置の画像記憶部に記憶された自車両画像データに基づいて、トップビュー画像100の略中央に上方の仮想視点から見た状態で表示される。102は障害物であり、自車両101に設置された複数台のカメラにより撮影された画像に基づいて障害物と認識されたものである。ここで、障害物102は、例えば塀や建物の壁、トラックなどのある程度の高さを持つ障害物であり、自車両101の進行方向(例えば前方)に対して略平行に所定の範囲に渡って存在している。103は遮蔽部であり、車の左をカメラにより撮影した場合に、障害物102により遮られる無画像の部分である。従って、トップビュー画像100では、遮蔽部103の画像を表示することができない。
104は背景部であり、自車両101に設置された複数台のカメラにより撮影された画像に基づいて生成される背景画像である。この背景画像は、自車両101が走行した場合に、トップビュー画像100の略中央に自車両101を固定した状態で下方にスクロール表示される。このとき、障害物102も下方にスクロール表示される。
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、トップビュー画像100において、自車両101の表示位置が略中央に固定されてしまう。そのため、障害物102の左側に存在する遮蔽部103は、詳しい画像が得られていないにも関わらず、トップビュー画像100のかなりの部分を占めて表示されてしまい、自車両101の運転者にとって無駄な情報になってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、トップビュー画像における無駄な情報の表示を削減して、運転者にとって有効な情報を多く表示できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、画像撮影部により撮影された画像から生成される合成画像のうち、自車両から自車両の周辺の障害物までの距離及び方向を示す障害物情報に応じて決まる所定の範囲がトップビュー画像として表示されるようにしている。
また、本発明の他の態様では、自車両から自車両のある一方向に存在する障害物までの距離が所定の長さよりも短い場合に、その障害物がトップビュー画像の端の部分に表示されるように表示範囲を可変としている。
また、本発明の他の態様では、障害物が自車両から所定の距離内に、且つ、自車両の両側に存在する場合に、自車両の両側の障害物を左右の辺とするトップビュー予備画像を切り出し、切り出したトップビュー予備画像の左右の辺がトップビュー画像の表示領域内に入り、自車両の画像がトップビュー画像に納まる範囲内で、トップビュー予備画像の左右の辺とトップビュー画像の表示領域の左右の辺との間隔が最小となるようにトップビュー予備画像の縮尺を変更することによってトップビュー画像の表示範囲を可変としている。
上記のように構成した本発明によれば、自車両の周辺に存在する障害物によって遮られる遮蔽部ができるだけ少なく表示され、遮蔽部ではない有効な画像ができるだけ多く表示されることとなる。これにより、トップビュー画像の表示領域を有効に活用することができ、運転者にとって有効な情報を多く含むトップビュー画像を生成することができる。従って、運転者は、自車両の周辺の障害物を容易に把握することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるトップビュー画像生成装置1の構成例を示すブロック図である。図1において、2は画像撮影部であり、自車両の周辺を撮影するための第1のカメラ2a、第2のカメラ2b、第3のカメラ2c、第4のカメラ2dにより構成されている。また、3はレーダー(特許請求の範囲の障害物検知部に該当する)であり、自車両の周辺の障害物を検知する。
図2は、第1の実施形態のトップビュー画像生成装置1による第1のカメラ2a〜第4のカメラ2d及びレーダー3の配置の例を示す図である。図2において、第1のカメラ2aは自車両12の前方に配置され、前方Aの範囲の画像を撮影する。第2のカメラ2bは自車両12の左側方に配置され、左方Bの範囲の画像を撮影する。第3のカメラ2cは自車両12の後方に配置され、後方Cの範囲の画像を撮影する。第4のカメラ2dは自車両12の右側方に配置され、右方Dの範囲の画像を撮影する。
レーダー3は、自車両12の上部中央に設置されており、360°の指向性を持つ赤外線レーダーや超音波レーダーにより構成されている。ここで、赤外線レーダーや超音波レーダーを複数使用して360°の指向性を実現しても良い。また、レーダー3は、自車両12から障害物までの距離、自車両12から障害物の方向、障害物の大きさを検出し、障害物情報として出力する。
4は画像生成部であり、画像処理部5、マッピングテーブル6、画像記憶部7により構成されている。画像処理部5では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を入力し、マッピングテーブル6に記憶されている変換情報に従って、自車両12の周辺を上方から見たときの背景画像を生成する。この状態では、自車両12に設置された第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像に基づいて背景画像を生成しているので、背景画像に表示されているのは、実際の背景及び背景に含まれる障害物のみとなり、自車両12の画像は表示されない。また、障害物は、背景画像の一部として表示されているので、障害物として認識されていない。
そこで、画像処理部5は、レーダー3から入力される障害物情報に基づいて、背景画像中の障害物の画像を特定する。具体的には、背景画像中における自車両12の位置、自車両12から障害物までの距離、自車両12から障害物の方向により背景画像中の障害物を特定する。また、画像処理部5は、自車両12から所定の距離内に障害物が存在するか否かを判断する。ここで、所定の距離とは、例えば自車両12に搭載した画像撮影部2の撮影可能範囲やレーダー3により障害物を検知可能な範囲、予め定めた範囲等である。そして、画像処理部5は、自車両12から障害物までの距離が所定の長さより短いか否かを判断する。所定の長さは、例えばトップビュー画像の中央に自車両12を配置したときの自車両12からトップビュー画像の端までの長さを実際の距離に換算したものである。
また、画像処理部5は、特定された障害物が所定の大きさ以上であるか否かを判断する。障害物が所定の大きさ以上であると、障害物より先の画像を画像撮影部2にて撮影し難くなる。ここで、所定の大きさ以上の障害物とは、例えば、第2のカメラ2bにより撮影された左側方の画像における障害物の画像の占める割合が所定の値以上の障害物であり、塀や建物の壁等の障害物を指すものである。
また、画像処理部5は、自車両12を上方から見た画像を示す自車両画像データを画像記憶部7から読み出し、背景画像の所定の位置(例えば背景画像における自車両12が存在する位置)に合成する。
マッピングテーブル6は、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにより撮影される画像の画素データと自車両12の周辺を上方の仮想視点から見た背景画像の画素データとの対応関係を記載したテーブルであり、撮影された画像のある画素が背景画像のどの画素に対応するかを示す変換情報を記載している。画像記憶部7は、自車両12を上方から見た画像を示す自車両画像データを記憶しており、必要に応じて画像処理部5により読み出される。
図3は、第1の実施形態のトップビュー画像生成装置1による合成画像16の例を示す図である。合成画像16は、前述した背景画像に自車両画像を合成した画像であり、その略中央に自車両12の画像を形成し、自車両12の進行方向と略平行に存在している障害物13の画像を自車両12の画像の左側に形成している。ここで、自車両12と障害物13との距離は所定の長さより短くなっている。また、合成画像16では、障害物13により遮られた部分を遮蔽部15の画像として形成しており、自車両12の周辺に存在する道路等の背景を示す背景部14の画像を形成している。
画像処理部5では、自車両12の周辺に存在する障害物13と自車両12との距離が所定の長さより短いか否かを判断すると共に、障害物13が所定の大きさ以上であるか否かを判断する。そして、障害物13と自車両12との距離が所定の長さより短く、障害物13が所定の大きさ以上であると判断したときに、自車両12から見た障害物13の方向に応じて、その障害物13をトップビュー画像11の一辺として、前述した合成画像16からトップビュー画像11を切り出して出力する。例えば、自車両12から見た障害物13の方向が左側であるときには、障害物13が左端となるようにトップビュー画像11を切り出し、自車両12から見た障害物13の方向が右側であるときには、障害物13が右端となるようにトップビュー画像11を切り出す。
8は表示装置であり、画像処理部5により生成されたトップビュー画像11を表示する。図4は、第1の実施形態のトップビュー画像生成装置1によるトップビュー画像11の例を示す図であり、このトップビュー画像11では、自車両12に近接して存在する障害物13が左端に表示されているので、自車両12が左側に偏って、自車両12の右側のスペースが広く表示されている。ここで、合成画像16からトップビュー画像11を切り出す範囲については、トップビュー画像11を表示する表示装置8のアスペクト比と解像度とに応じて決められるが、合成画像16からトップビュー画像11を切り出す範囲を所定の解像度に固定して、表示装置8の解像度に合わせて画像を拡大又は縮小するようにしても良い。
次に、第1の実施形態によるトップビュー画像生成装置1の動作及びトップビュー画像表示方法について説明する。図5は、第1の実施形態によるトップビュー画像生成装置1の動作及びトップビュー画像表示方法を示すフローチャートである。図5において、自車両12に設置された第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dは、常に自車両12の周辺を撮影している。同様に、自車両12に設置されたレーダー3は、常に自車両12の周辺の障害物13を検知している。
ここで、画像処理部5では、レーダー3からの障害物情報に基づいて、自車両12から所定の距離内に障害物13が存在するか否かを調べる(ステップS1)。画像処理部5にて、自車両12から所定の距離内に障害物13がないと判断された場合には(ステップS1にてNO)、画像処理部5では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を入力し、マッピングテーブル6に記憶されている変換情報に従って、背景画像を生成する。そして、画像記憶部7から自車両画像データを読み出して背景画像に合成することによって合成画像16を生成し、その合成画像16から自車両12を中央に配置したトップビュー画像11を切り出す(ステップS2)。
一方、画像処理部5にて、自車両12から所定の距離内に障害物13があると判断された場合には(ステップS1にてYES)、画像処理部5では、自車両12と自車両12の周辺に存在する障害物13との距離が所定の長さよりも短く、且つ、障害物13が所定の大きさ以上であるか否かを調べる(ステップS3)。
自車両12と障害物13との距離が所定の長さ以上であると画像処理部5にて判断された場合、又は、障害物13が所定の大きさ以上ではないと画像処理部5にて判断された場合には(ステップS3にてNO)、画像処理部5では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を入力し、マッピングテーブル6に記憶されている変換情報に従って、背景画像を生成する。そして、画像記憶部7から自車両画像データを読み出して自車両12を背景画像に合成した合成画像16を生成し、自車両12を中央に配置したトップビュー画像11を合成画像16から切り出す(ステップS2)。
一方、自車両12と障害物13との距離が所定の長さより短く、且つ、障害物13が所定の大きさ以上であると画像処理部5にて判断された場合には(ステップS3にてYES)、画像処理部5では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を入力し、マッピングテーブル6に記憶されている変換情報に従って、背景画像を生成する。そして、画像記憶部7から自車両画像データを読み出して自車両12を背景画像に合成した合成画像16を生成する。更に、画像処理部5では、自車両12との距離が所定の長さよりも短い障害物13を背景画像中で特定すると共に、自車両12から見た障害物13の方向に応じて、特定された障害物13を一辺とするトップビュー画像11を合成画像16から切り出す(ステップS4)。
ここで、特定された障害物13が自車両12の左側にあるときには、特定された障害物13がトップビュー画像11の左端になるようにトップビュー画像11を切り出し、特定された障害物13が自車両12の右側にあるときには、特定された障害物13がトップビュー画像11の右端になるようにトップビュー画像11を切り出す。例えば、図3に示すような合成画像16では、特定された障害物13が自車両12の左側にあるため、特定された障害物13が左端になるようにトップビュー画像11が切り出される。
ステップS2又はステップS4の処理によりトップビュー画像11が生成されると、画像処理部5では、切り出されたトップビュー画像11を表示装置8に表示する(ステップS6)。そして、画像処理部5では、運転者等が図示しない操作部によりトップビュー画像11の表示を解除したか否かを調べる(ステップS6)。トップビュー画像11の表示が解除されなかった場合には(ステップS6にてNO)、ステップS1の処理に戻る。一方、トップビュー画像11の表示が解除された場合には(ステップS6にてYES)、処理を終了する。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、自車両12及び自車両12の周辺を上方の仮想視点から見たトップビュー画像11を生成する際に、自車両12と自車両12の片側に存在する障害物13との距離が所定の長さより短く、且つ、障害物13が所定の大きさ以上である場合には、その障害物13がトップビュー画像11の一辺となるように合成画像16からトップビュー画像11を切り出している。これにより、障害物13によって遮られる遮蔽部15がトップビュー画像11中に表示されなくなり、遮蔽部15が存在しない側の画像を広く表示することができるので、トップビュー画像11の表示領域を有効に活用することができ、運転者にとって有効な情報を多く含むトップビュー画像11を表示することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、第2の実施形態によるトップビュー画像生成装置1の構成については、図1と同様であるから説明を省略する。ただし、表示装置8に表示されるトップビュー画像11は図7、図9、及び図11に示すような画像であり、画像処理部5は後述する処理を行う点で第1の実施形態と相違する。
画像処理部5では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を入力し、マッピングテーブル6に記憶されている変換情報に従って、自車両12の周辺を上方の仮想視点から見たときの背景画像を生成する。また、画像処理部5では、レーダー3から入力される障害物情報に基づいて、背景画像中の障害物13の画像を特定する。具体的には、背景画像中における自車両12の位置、自車両12から障害物13までの距離、自車両12から障害物13の方向により背景画像中の障害物13を特定する。
そして、画像処理部5は、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に所定の大きさ以上の障害物13が存在するか否かを判断する。ここで、所定の距離とは、例えば自車両12に搭載した画像撮影部2の撮影可能範囲やレーダー3により障害物13を検知可能な範囲、予め定めた範囲等である。
また、画像処理部5は、特定された障害物13が所定の大きさ以上であるか否かを判断する。障害物13が所定の大きさ以上であると、障害物13より先の画像を画像撮影部2にて撮影し難くなる。また、画像処理部5は、自車両12を上方から見た画像を示す自車両画像データを画像記憶部7から読み出し、背景画像の所定の位置(例えば背景画像における自車両12が存在する位置)に合成する。
また、画像処理部5では、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短いか否かを判断する。所定の長さは、例えば縮尺を変更していないトップビュー画像11の中央に自車両12を配置したときの自車両12からトップビュー画像11の端までの長さを実際の距離に換算したものである。ここで、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短い場合(例えば図6及び図8)と、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも長い場合(図10)とがある。
図6は、第2の実施形態のトップビュー画像生成装置1による合成画像16の例を示す図であり、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短い場合の合成画像16の例を示す図である。また、図6に示す合成画像16は、自車両12から自車両12の両側に存在する障害物13までの距離が何れも所定の長さより短い場合の画像である。また、図7は、第2の実施形態のトップビュー画像生成装置1によって図6に示す合成画像16より生成されるトップビュー画像11の例を示す図である。
図6において、合成画像16は、背景画像に自車両画像を合成した画像であり、その略中央に自車両12の画像を形成し、自車両12の進行方向と略平行に存在している障害物13の画像を自車両12の画像の両側に形成している。また、合成画像16では、障害物13により遮られた部分を遮蔽部15の画像として形成しており、自車両12の周辺に存在する道路等の背景を示す背景部14の画像を形成している。
画像処理部5では、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に障害物13が存在するか否かを判断すると共に、その障害物13が所定の大きさ以上であるか否かを調べる。そして、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に所定の大きさ以上の障害物13が存在すると判断したときには、画像処理部5では、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短いか否かを判断する。
ここで、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短い場合には、画像処理部5は、自車両12の左側に存在している障害物13の画像を左辺とし、自車両12の右側に存在している障害物13の画像を右辺として、前述した合成画像16からトップビュー予備画像11aを切り出して出力する。このとき、自車両12の左側に存在している障害物13と自車両12の右側に存在している障害物13との距離をトップビュー予備画像11aの横方向の長さとすると、表示装置8のアスペクト比に合わせてトップビュー予備画像11aの縦方向の長さが決まる。しかしながら、図6のように、自車両12の両側に存在する障害物13の距離が近付きすぎると、自車両12の画像がトップビュー予備画像11aに納まらなくなってしまうので、自車両12がトップビュー予備画像11aに納まるように縦方向の長さを伸ばしてトップビュー予備画像11aを切り出す。
そして、画像処理部5は、トップビュー予備画像11aをトップビュー画像11の表示領域に貼り付けてトップビュー画像11を生成する。このとき、画像処理部5は、図7に示すように、トップビュー予備画像11aの左辺とトップビュー画像11の表示領域の左辺との間、及び、トップビュー予備画像11aの右辺とトップビュー画像11の表示領域の右辺との間に存在する余白部17が最も少なくなり、且つ、自車両12の画像がトップビュー画像11に納まるように、トップビュー予備画像11aを拡大している。ここで、余白部17が最も少なくなることとは、換言すると、トップビュー予備画像11aの左右の辺とトップビュー画像11の表示領域の左右の辺との間隔が最も小さくなることを指す。ここで、図7の例では、トップビュー画像11の表示領域の左辺からトップビュー予備画像11aの左辺までの距離とトップビュー画像11の表示領域の右辺からトップビュー予備画像11aの右辺までの距離とが等距離となるようにトップビュー予備画像11aを貼り付けているが、必ずしも等距離とする必要はない。
なお、図6の例において、自車両12の左側に存在している障害物13の画像を左辺とし、自車両12の右側に存在している障害物13の画像を右辺として、合成画像16からトップビュー予備画像11aを切り出しているが、これに限定されない。例えば、自車両12の画像がトップビュー画像11に納まり、余白部17が最小となるように、表示装置8と同じアスペクト比でトップビュー画像11を直接切り出すようにしても良い。
また、トップビュー画像11の表示領域に自車両12の画像が納まれば、トップビュー画像11の表示領域の左辺からトップビュー予備画像11aの左辺までの距離及びトップビュー画像11の表示領域の右辺からトップビュー予備画像11aの右辺までの距離が0となるようにトップビュー画像11を生成しても良く、その場合、余白部17は存在しない。また、トップビュー画像11に自車両12の画像が納まるという条件については、例えば自車両12の画像の前方や後方にある程度のスペースを確保するようにしても良いし、自車両12の前方や後方に全くスペースを設けないようにしても良い。
図8は、第2の実施形態のトップビュー画像生成装置1による合成画像16の他の例を示す図であり、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短い場合の合成画像16の例を示す図である。また、図8に示す合成画像16は、自車両12から自車両12の右側に存在する障害物13までの距離が所定の長さよりも長い場合の画像である。また、図9は、第2の実施形態のトップビュー画像生成装置1によって図8に示す合成画像16より生成されるトップビュー画像11の例を示す図である。
画像処理部5では、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に障害物13が存在するか否かを判断すると共に、その障害物13が所定の大きさ以上であるか否かを調べる。そして、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に所定の大きさ以上の障害物13が存在すると判断したときには、画像処理部5では、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短いか否かを判断する。
ここで、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短い場合には、画像処理部5は、自車両12の左側に存在している障害物13の画像を左辺とし、自車両12の右側に存在している障害物13の画像を右辺として、前述した合成画像16からトップビュー予備画像11aを切り出して出力する。このとき、自車両12の左側に存在している障害物13と自車両12の右側に存在している障害物13との距離をトップビュー予備画像11aの横方向の長さとすると、表示装置8のアスペクト比に合わせてトップビュー予備画像11aの縦方向の長さが決まる。図8の例では、自車両12の画像がトップビュー予備画像11aに納まるので、トップビュー予備画像11aを表示装置8のアスペクト比に合わせて切り出す。
そして、画像処理部5は、トップビュー予備画像11aを拡大してトップビュー画像11の表示領域に貼り付けてトップビュー画像11を生成する。このように、表示装置8のアスペクト比に合わせてトップビュー画像11よりも小さいトップビュー予備画像11aを切り出しているので、トップビュー画像11の表示領域の左辺からトップビュー予備画像11aの左辺までの距離及びトップビュー画像11の表示領域の右辺からトップビュー予備画像11aの右辺までの距離が0となるようにトップビュー予備画像11aを拡大することができる。
また、図10は、第2の実施形態のトップビュー画像生成装置1による合成画像16の更に他の例を示す図であり、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも長い場合の合成画像16の例である。図11は、第2の実施形態のトップビュー画像生成装置1によって図10に示す合成画像16より生成されるトップビュー画像11の例を示す図である。
図10において、合成画像16は、背景画像に自車両画像を合成した画像であり、その略中央に自車両12の画像を形成し、自車両12の進行方向と略平行に存在している障害物13の画像を自車両12の画像の両側に形成している。また、合成画像16では、障害物13により遮られた部分を遮蔽部15の画像として形成しており、自車両12の周辺に存在する道路等の背景を示す背景部14の画像を形成している。
画像処理部5では、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に障害物13が存在するか否かを判断すると共に、その障害物13が所定の大きさ以上であるか否かを調べる。そして、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に所定の大きさ以上の障害物13が存在すると判断したときには、画像処理部5では、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短いか否かを判断する。
ここで、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも長い場合には、画像処理部5は、自車両12の左側に存在している障害物13の画像を左辺とし、自車両12の右側に存在している障害物13の画像を右辺として、前述した合成画像16からトップビュー予備画像11aを切り出して出力する。このとき、自車両12の左側に存在している障害物13と自車両12の右側に存在している障害物13との距離をトップビュー予備画像11aの横方向の長さとすると、表示装置8のアスペクト比に合わせてトップビュー予備画像11aの縦方向の長さが決まる。図10の例では、自車両12の画像がトップビュー予備画像11aに納まるので、トップビュー予備画像11aを表示装置8のアスペクト比に合わせて切り出す。
そして、画像処理部5は、トップビュー予備画像11aを縮小してトップビュー画像11の表示領域に貼り付けてトップビュー画像11を生成する。このとき、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも長いので、トップビュー予備画像11aは、自車両12の両側に存在する障害物13がトップビュー画像11の両端となるまで縮小されてトップビュー画像11の表示領域に貼り付けられる。この場合は、トップビュー画像11の表示領域の左辺からトップビュー予備画像11aの左辺までの距離及びトップビュー画像11の表示領域の右辺からトップビュー予備画像11aの右辺までの距離は0となり、余白部17は存在しなくなる。
このように、表示装置8のアスペクト比に合わせてトップビュー画像11よりも大きいトップビュー予備画像11aを切り出しているので、トップビュー画像11の表示領域の左辺からトップビュー予備画像11aの左辺までの距離及びトップビュー画像11の表示領域の右辺からトップビュー予備画像11aの右辺までの距離が0となるようにトップビュー予備画像11aを縮小することができる。
次に、第2の実施形態によるトップビュー画像生成装置1の動作及びトップビュー画像表示方法について説明する。図12は、第2の実施形態によるトップビュー画像生成装置1の動作及びトップビュー画像表示方法を示すフローチャートである。図12において、自車両12に設置された第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dは、常に自車両12の周辺を撮影している。同様に、自車両12に設置されたレーダー3は、常に自車両12の周辺の障害物13を検知している。
ここで、画像処理部5では、レーダー3からの障害物情報に基づいて、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に所定の大きさ以上の障害物13が存在するか否かを調べる(ステップS11)。自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に所定の大きさ以上の障害物13が存在しないと画像処理部5にて判断された場合には(ステップS11にてNO)、画像処理部5では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を入力し、マッピングテーブル6に記憶されている変換情報に従って、背景画像を生成する。そして、画像記憶部7から自車両画像データを読み出して背景画像に合成することによって合成画像16を生成し、その合成画像16から自車両12を中央に配置したトップビュー画像11を切り出す(ステップS12)。
一方、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に所定の大きさ以上の障害物13が存在すると画像処理部5にて判断された場合には(ステップS11にてYES)、画像処理部5では、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短いが否かを調べる(ステップS13)。
自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも短い場合には(ステップS13にてYES)、画像処理部5では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を入力し、マッピングテーブル6に記憶されている変換情報に従って、背景画像を生成する。そして、画像記憶部7から自車両画像データを読み出して自車両12の画像を背景画像に合成した合成画像16を生成する。更に、画像処理部5では、自車両12の両側に存在する障害物13を背景画像中で特定する。そして、自車両12の両側にある障害物13を左右の辺として合成画像16からトップビュー予備画像11aを切り出し、トップビュー画像11の表示領域で余白部17が最も少なくなり、自車両12がトップビュー画像11に納まるように、トップビュー予備画像11aを拡大してトップビュー画像11を生成する(ステップS14)。
一方、自車両12から自車両12の片側の障害物13までの距離と自車両12から自車両12のもう一方の片側の障害物13までの距離との合計が所定の長さの二倍よりも長い場合には(ステップS13にてNO)、画像処理部5では、第1のカメラ2a〜第4のカメラ2dにて撮影された画像を入力し、マッピングテーブル6に記憶されている変換情報に従って、背景画像を生成する。そして、画像記憶部7から自車両画像データを読み出して自車両12の画像を背景画像に合成した合成画像16を生成する。更に、画像処理部5では、自車両12の両側に存在する障害物13を背景画像中で特定する。そして、自車両12の両側にある障害物13を左右の辺として合成画像16からトップビュー予備画像11aを切り出し、トップビュー予備画像11aがトップビュー画像11の表示領域にちょうど納まるように、トップビュー予備画像11aを縮小してトップビュー画像11を生成する(ステップS15)。
ステップS12、ステップS14、ステップS15の処理によりトップビュー画像11が生成されると、画像処理部5では、切り出されたトップビュー画像11を表示装置8に表示する(ステップS16)。そして、画像処理部5では、運転者等が図示しない操作部によりトップビュー画像11の表示を解除したか否かを調べる(ステップS17)。トップビュー画像11の表示が解除されなかった場合には(ステップS17にてNO)、ステップS1の処理に戻る。一方、トップビュー画像11の表示が解除された場合には(ステップS17にてYES)、処理を終了する。
以上詳しく説明したように、第2の実施形態では、自車両12及び自車両12の周辺を上方の仮想視点から見たトップビュー画像11を生成する際に、自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に所定の大きさ以上の障害物13が存在する場合には、自車両12の両側にある障害物13を左右の辺としてトップビュー予備画像11aを合成画像16から切り出す。そして、切り出したトップビュー予備画像11aの左右の辺からトップビュー画像11の表示領域の左右の辺までの余白部17が最小となり、自車両12の画像がトップビュー画像11に納まるように、トップビュー予備画像11aの縮尺を変更してトップビュー画像11を生成している。これにより、障害物13によって遮られる遮蔽部15がトップビュー画像11中にほとんど表示されなくなり、自車両12の背景部14の画像を詳細に表示することができるので、トップビュー画像11の表示領域を有効に活用することができ、運転者にとって有効な情報を多く含むトップビュー画像11を表示することができる。
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態では、レーダー3を用いて、自車両12から障害物13までの距離、自車両12から障害物13の方向、障害物13の大きさを検出し、障害物情報を生成しているが、これに限定されない。例えば、図13に示すように、画像撮影部2を第1のステレオカメラ22a、第2のステレオカメラ22b、第3のステレオカメラ22c、第4のステレオカメラ22dにより構成することで、自車両12から障害物13までの距離、自車両12から障害物13の方向、障害物13の大きさを検出し、障害物情報を生成しても良い。これにより、レーダー3が不要となる。
また、トップビュー画像表示装置1をカーナビゲーション装置に搭載した場合に、画像処理部5は、自車両12の正確な位置情報及び地図データに含まれる障害物13の位置情報をカーナビゲーション装置から取得して、合成画像16を生成するようにしても良い。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態では、画像撮影部2を4台のカメラにより構成しているが、これに限定されない。自車両12の左右を撮影する2台のカメラを使用しても良いし、それ以上の台数のカメラを使用しても良い。
また、第1の実施形態では、自車両12の左側に存在する障害物13又は右側に存在する障害物13を対象としてトップビュー画像11を合成画像16から切り出しているが、これに限定されない。例えば、自車両12の前方の障害物13又は自車両12の後方の障害物13を対象としてトップビュー画像11を合成画像16から切り出しても良い。
また、第2の実施形態では、自車両12の左右に存在する障害物13を対象としてトップビュー予備画像11aを合成画像16から切り出しているが、これに限定されない。例えば、自車両12の前後又は前後左右の障害物13を対象としてトップビュー予備画像11aを合成画像16から切り出しても良い。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態では、自車両12の左右に存在する障害物13が所定の大きさ以上であるか否かを判断して、トップビュー画像11又はトップビュー予備画像11aを切り出すようにしているが、これに限定されない。例えば、自車両12の左右に存在する障害物13が所定の幅以上(トップビュー画像11における縦方向の長さが所定の長さ以上)であるか否かを判断してトップビュー画像11又はトップビュー予備画像11aを切り出すようにしても良い。このような障害物13としては、例えばガードレールや低い塀、自動車等がある。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態では、トップビュー画像11において、障害物13の画像を表示するようにしているが、これに限定されない。例えば、障害物13の画像がトップビュー画像11の端に配置される場合、障害物13の画像の内側(自車両12側)を合成画像16から切り出すようにすることで障害物13の画像を非表示としても良い。
また、第2の実施形態では、障害物13が自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の両側に存在しないと画像処理部5にて判断された場合に、自車両12を中央に配置したトップビュー画像11を切り出しているが、これに限定されない。例えば、障害物13が自車両12から所定の距離内に、且つ、自車両12の片側に存在する場合に、第1の実施形態を利用してトップビュー画像11を生成するようにしても良い。
その他、上記第1の実施形態及び第2の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、自車両の上方の仮想視点から見たトップビュー画像を生成するトップビュー画像生成装置に有用である。
第1の実施形態によるトップビュー画像生成装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態のトップビュー画像生成装置によるカメラ及びレーダーの配置の例を示す図である。 第1の実施形態のトップビュー画像生成装置により生成される合成画像の例を示す図である。 第1の実施形態のトップビュー画像生成装置により生成されるトップビュー画像の例を示す図である。 第1の実施形態によるトップビュー画像生成装置の動作及びトップビュー画像表示方法を示すフローチャートである。 第2の実施形態のトップビュー画像生成装置により生成される合成画像の例を示す図である。 第2の実施形態のトップビュー画像生成装置により生成されるトップビュー画像の例を示す図である。 第2の実施形態のトップビュー画像生成装置により生成される合成画像の他の例を示す図である。 第2の実施形態のトップビュー画像生成装置により生成されるトップビュー画像の他の例を示す図である。 第2の実施形態のトップビュー画像生成装置により生成される合成画像の更に他の例を示す図である。 第2の実施形態のトップビュー画像生成装置により生成されるトップビュー画像の更に他の例を示す図である。 第2の実施形態によるトップビュー画像生成装置の動作及びトップビュー画像表示方法を示すフローチャートである。 第1の実施形態のトップビュー画像生成装置の変形例を示すブロック図である。 従来の画像処理装置により生成されるトップビュー画像の例を示す図である。
符号の説明
1 トップビュー画像生成装置
2 画像撮影部
2a〜2d カメラ
3 レーダー
4 画像生成部
5 画像処理部
6 マッピングテーブル
7 画像記憶部
8 表示装置
11 トップビュー画像
11a トップビュー予備画像
12 自車両
13 障害物
14 背景部
15 遮蔽部
16 合成画像
17 余白部

Claims (9)

  1. 自車両の周辺の画像を撮影する画像撮影部と、
    前記自車両からその周辺の障害物までの距離及び方向を検知して障害物情報を生成する障害物検知部と、
    前記画像撮影部により撮影された画像を入力し、この画像に基づいて前記自車両を上方の仮想視点から見た合成画像を生成すると共に、前記障害物情報に応じて決まる所定の範囲の画像を前記合成画像から切り出すことでトップビュー画像を生成する画像処理部とを備えたことを特徴とするトップビュー画像生成装置。
  2. 前記障害物は所定の大きさ以上であることを特徴とする請求項1に記載のトップビュー画像生成装置。
  3. 前記画像処理部は、前記自車両から前記自車両のある一方向に存在する前記障害物までの距離が所定の長さより短い場合に、前記障害物情報により特定される前記障害物の画像を前記トップビュー画像の端に配置するように前記所定の範囲の画像を切り出すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトップビュー画像生成装置。
  4. 前記画像処理部は、前記障害物が前記自車両の両側の所定の距離内に存在する場合に、前記自車両の両側に存在する障害物を左右の辺として前記所定の範囲の画像を切り出すことでトップビュー予備画像を生成し、
    前記トップビュー予備画像の左右の辺が前記トップビュー画像の表示領域内に入り、前記自車両の画像が前記トップビュー画像に納まる範囲内で、前記トップビュー予備画像の左右の辺と前記トップビュー画像の表示領域の左右の辺との間隔が最小となるように前記トップビュー予備画像の縮尺を変更することによって前記トップビュー画像を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトップビュー画像生成装置。
  5. 前記画像処理部は、前記自車両から前記自車両の両側に存在する前記障害物までの距離合計が所定の長さより短い場合には、前記トップビュー予備画像を拡大し、前記自車両から前記自車両の両側に存在する前記障害物までの距離合計が所定の長さより長い場合には、前記トップビュー予備画像を縮小することを特徴とする請求項5に記載のトップビュー画像生成装置。
  6. 前記画像処理部は、前記障害物の画像を非表示とすることを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れか一項に記載のトップビュー画像生成装置。
  7. 画像撮影部により撮影された自車両の周辺の画像を入力すると共に、この画像に基づいて前記自車両を上方の仮想視点から見た合成画像を生成する第1のステップと、
    障害物検知部により前記自車両の周辺の障害物を検知することによって、前記自車両から前記障害物までの距離及び方向を示す障害物情報を生成する第2のステップと、
    前記第2のステップにて生成された障害物情報に応じて決まる所定の範囲の画像を前記第1のステップにて生成された合成画像から切り出してトップビュー画像を生成する第3のステップと、
    前記第3のステップにて生成されたトップビュー画像を表示する第4のステップとを備えたトップビュー画像表示方法。
  8. 前記第2のステップにて生成された障害物情報により、前記自車両から前記自車両のある一方向に存在する前記障害物までの距離が所定の長さより短いと判断された場合に、前記障害物情報により特定される前記障害物の画像を前記トップビュー画像の端に配置するように前記所定の範囲を決める第5のステップを備えた請求項7に記載のトップビュー画像表示方法。
  9. 前記第3のステップは、前記第2のステップにて生成された障害物情報により、前記障害物が前記自車両の両側の所定の距離内に存在すると判断された場合に、前記自車両の両側に存在する障害物を左右の辺として前記所定の範囲の画像を切り出すことでトップビュー予備画像を生成する第6のステップと、
    前記第6のステップにて生成した前記トップビュー予備画像の左右の辺が前記トップビュー画像の表示領域内に入り、前記自車両の画像が前記トップビュー画像に納まる範囲内で、前記トップビュー予備画像の左右の辺と前記トップビュー画像の表示領域の左右の辺との間隔が最小となるように前記トップビュー予備画像の縮尺を変更することによって前記トップビュー画像を生成する第7のステップとを備えた請求項7に記載のトップビュー画像表示方法。
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