JP2005324583A - アンテナエレメント取付構造 - Google Patents

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憲雄 ▲吉▼江
Norio Yoshie
Yoshihiro Miyata
芳裕 宮田
Takanori Hirai
孝典 平井
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Abstract

【課題】平板状のアンテナエレメントが被取付物に貼り付けられてなる構造において、アンテナ性能を向上させる。
【解決手段】被取付物であるディフレクタ12の表面に、導電性パターン12aが形成される。この導電性パターン12a上に、絶縁層として機能する両面接着シート27を介して、平板状のアンテナエレメント22が貼り付けられる。
【選択図】図4

Description

本発明は、平板状のアンテナエレメントが被取付物に貼り付けられてなるアンテナエレメント取付構造に関する。
車両のウィンドウやディフレクタなどの表面に、平板状のアンテナエレメントが貼り付けられる構成が知られている。ここで、ディフレクタとは、オープンカーなどにおいて風の巻き込みを防止する目的でヘッドレストの後方位置に設けられる板状の部材である(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−276445号公報
上記の構成において、アンテナ性能の向上が望まれている。もちろん、このような要求は、ウィンドウやディフレクタに貼り付けられる場合に限定されるものではない。
そこで、本発明は、アンテナ性能の向上を図ることができるアンテナエレメント取付構造を提供する。
本発明に係るアンテナエレメント取付構造は、平板状のアンテナエレメントが絶縁性の被取付物に貼り付けられてなるアンテナエレメント取付構造であって、前記被取付物の表面に、導電性パターンが形成され、当該導電性パターン上に、絶縁層を介して、前記アンテナエレメントが貼り付けられることを特徴とする。
本発明の好適な態様では、前記導電性パターンは、前記アンテナエレメントと略同形である。また、前記導電性パターンは、前記被取付物に導電性塗料が塗布されてなる塗布膜である。ここで、前記導電性塗料は、好適には、金属成分を含有する塗料である。また、前記アンテナエレメントは、絶縁性の両面接着シートにより、前記導電性パターン上に接着される。また、前記被取付物は、車両または車両用の部品である。
本発明に係るアンテナエレメント取付方法は、平板状のアンテナエレメントを絶縁性の被取付物に貼り付けるアンテナエレメント取付方法であって、前記取付物の表面に導電性パターンを形成し、当該導電性パターン上に、絶縁層を介して、前記アンテナエレメントを貼り付けることを特徴とする。
本発明によれば、アンテナ性能の向上を図ることができるアンテナエレメント取付構造を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係るアンテナエレメント取付構造について図面を参照して説明する。このアンテナエレメント取付構造は、アンテナエレメントを車両のウィンドウやディフレクタに取り付ける場合に好適に用いられる。ただし、車両以外の物体に取り付ける場合にも利用可能であることは言うまでもない。
図1は、本実施の形態に係るアンテナエレメント取付構造が適用されたオープンカー100の外観斜視図である。図1において、オープンカー100のディフレクタ12には、アンテナ装置10が取り付けられている。アンテナ装置10は、ここでは、平板状のダイポール型アンテナである。ディフレクタ12は、先述したとおり、オープンカーなどにおいて風の巻き込みを防止する目的でヘッドレスト14,16の後方位置に設けられる立脚部材である。ディフレクタ12は、通常、運転者の後方視野確保のため、透明アクリル板などのような透明材で形成されている。
アンテナ装置10は、運転者の後方視野を確保するため、ディフレクタ12の運転席側端部(図1における左端部)に取り付けられている。アンテナ装置10の略下半分は、ディフレクタ12と運転席側ヘッドレスト14との間隙に埋め込まれた状態となっている。このアンテナ装置10は、アンテナエレメントを備える本体部20と、アンテナエレメントに接続される回路部とにより構成される。
図2は、アンテナ装置10の本体部20の概略構成を示す分解斜視図および完成斜視図である。図2に示されるとおり、本体部20は、保護シート26と両面接着シート27との間にアンテナエレメント22を挟み込み、これらを貼り合わせることにより形成される。ここで、アンテナエレメント22は、金属などの導電性材料からなる。アンテナエレメント22の基端部22a(図2における左端部)は、ハーネスを介して回路部(不図示)に接続される。保護シート26は、防水や防塵などの役割を果たすものであり、基端部22aを除いてアンテナエレメント22の全面を覆っている。保護シート26の材質は、特に限定されないが、防水性と耐熱性を備えた樹脂(例えば、耐熱性PET(登録商標)など)などが望ましい。
図3は、ディフレクタ12に本体部20を取り付ける際の状態および取り付け後の状態を示す斜視図である。図3において、ディフレクタ12の表面には、導電性パターン12aが形成されている。ここでは、導電性パターン12aは、アルミフレークを含有するメタリック塗料がディフレクタ12の表面に塗布されてなる塗布膜である。ただし、導電性パターン12aは、他の金属やカーボンブラックを含有する塗料など、他の導電性塗料により形成されてもよいし、導電性のシート材をディフレクタ12上に配置することにより形成されてもよい。
本体部20は、上記の導電性パターン12a上に貼り付けられる。このとき、アンテナエレメント22は、絶縁層として機能する両面接着シート27を介して、導電性パターン12a上に貼り付けられる。このため、アンテナエレメント22と導電性パターン12aとは、電気的に絶縁される。
図4は、図3におけるA−A断面図である。図4に示されるとおり、被取付物としてのディフレクタ12の表面には、導電性パターン12aが形成されている。そして、この導電性パターン12a上に、絶縁層としての両面接着シート27を介して、アンテナエレメント22が貼り付けられている。アンテナエレメント22は、保護テープ26により覆われている。
ここで、導電性パターン12aのパターン形状について説明する。図5に、図3の部分拡大図を示す。図5に示されるとおり、ここでは、導電性パターン12aのパターン形状は、アンテナエレメント22の貼り付け易さを考慮し、本体部20よりも若干大きい形状となっている。ただし、塗料の使用量削減の観点より、導電性パターン12aのパターン形状は、アンテナエレメント22と略同形であることが好ましい。このとき、導電性パターン12aの平面形状がアンテナエレメント22の平面形状と同じ大きさであると、張り合わせる際に、導電性パターン12aの位置にアンテナエレメント22を貼り付けるのが非常に困難となる。そこで、導電性パターン12aのパターン形状は、図6に示されるように、ある程度の貼り合わせのズレを見込み、アンテナエレメント22の平面形状より若干大きい形状であることが好ましい。
図7は、本体部20の詳細な構成を示す分解斜視図である。以下、図7に従って、本体部20の構成について、より詳細に説明する。ここでは、本体部20の構成を、その製造工程に沿って説明する。
本体部20を形成する場合は、まず、2つの金属部材24a,24bを絶縁シート34を介して重ね合わせる。2つの金属部材24a,24bは、金属板をプレスなどで打ち抜いたもので、略L字形状となっている。この2つの金属部材24a,24bは、略T字状になるように重ね合わされる。絶縁シート34の両面には、接着剤が塗布されており、2つの金属部材24a,24bは、絶縁シート34を介して互いに接着される。また、2つの金属部材24a,24bの基端部は、抵抗体36を介して接続される。
2つの金属部材24a,24bから構成されるアンテナエレメント22は、一対の接着シート38で挟まれる。接着シート38は、保護シート26とほぼ同じ形状、すなわち、アンテナエレメント22を外側にオフセットした形状のシート状部材である。つまり、この接着シート38は、アンテナエレメント22のほぼ全面を覆うことができる形状となっている。
次に、このような一対の接着シート38でアンテナエレメント22を挟み込んだものを、保護シート26および両面接着シート27で挟み込む。保護シート26は、上述したように、接着シート38とほぼ同じ形状となっている。また、両面接着シート27は、表面および裏面に接着剤が塗布されたシート状部材で、これも接着シート38とほぼ同じ形状である。
そして、アンテナエレメント22を一対の接着シート38で挟み込み、さらに保護シート26および両面接着シート27で挟み込んだ状態で、これらを熱プレスする。これにより、保護シート26と両面接着シート27とは、アンテナエレメント22を挟んで、確実に密着する。
このように形成された本体部20は、両面接着シート27の接着性により、ディフレクタ12の導電性パターン12a上に貼り付けられる。また、アンテナエレメント22の基端部22aは、コネクタ30を介してハーネス32に接続される。このハーネス32の他端は、アンテナ装置10の回路部(図示せず)に接続される。
上記のとおりディフレクタ12に取り付けられたアンテナ装置10のアンテナ性能の評価を行った。具体的には、周波数800MHz〜900MHzの範囲で、電圧定在波比(VSWR: Voltage Standing Wave Ratio)の測定を行った。また、比較例として、本体部20をディフレクタ12に直接貼り付けた場合、すなわち導電性パターン12aがない場合についても、同様の測定を行った。この測定結果を図8に示す。図8において、実線は、導電性パターン12aがある場合の結果、すなわち本実施の形態の結果を示す。一方、破線は、導電性パターン12aがない場合の結果、すなわち比較例の結果を示す。この図8より、導電性パターン12aを設けることにより、VSWRが低減することが分かる。すなわち、導電性パターン12aを設けることにより、アンテナ性能を向上させることができる。
上記説明した本実施の形態によれば、ディフレクタ12の表面に導電性パターン12aを形成し、この上に絶縁層を介してアンテナエレメント22を貼り付けることにより、アンテナ性能を向上させることができる。
また、従来、ディフレクタ12として透明の部材を用いた場合、アンテナエレメントの取付面の反対側(背面側)からの見栄えが悪いといった問題があったが、本実施の形態によれば、このような問題を解消することができる。すなわち、ディフレクタ12の表面に導電性パターン12aを形成し、この上にアンテナエレメント22を貼り付けるので、背面側からアンテナエレメント22が見えなくなり、意匠性が向上する。このとき、背面側からは導電性パターン12aが見えるので、導電性パターン12aは、メタリック塗料の塗布膜など、意匠性が考慮されたものであることが好ましい。ここで、導電性パターン12aの下に希望の色の塗料を塗布することなどにより、導電性パターン12aが背面側から見えない構造にすることも可能である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明が上記の実施の形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、上記の実施の形態では、ディフレクタ12にアンテナエレメント22を取り付けることとしたが、アンテナエレメント22が取り付けられる被取付物は、絶縁性のものであれば、ディフレクタ12以外のものであってもよい。
また、アンテナエレメント22は、ダイポールアンテナのエレメントに限られず、他の形態のアンテナのエレメントであってもよい。
また、アンテナエレメント22のディフレクタ12への貼り付けは、両面接着シート27による接着に限られず、ビスなどを用いて行われてもよい。
また、アンテナエレメント22と導電性パターン12aとの間の絶縁層は、両面接着シート27に限られず、他の絶縁シートにより形成されてもよい。また、導電性パターン12a上に絶縁性の塗料を塗布することにより、絶縁層を形成することとしてもよい。
また、導電性パターン12aの形状を、アンテナエレメント22に沿った形状以外の形状とすることも可能である。例えば、ディフレクタ12の表面全体に導電性パターン12aを形成することも可能である。この場合、意匠性を考慮し、導電性パターン12aをグラデーションのような模様にしてもよい。
実施の形態に係るアンテナエレメント取付構造が適用されたオープンカーの外観斜視図である。 アンテナ装置の本体部の概略構成を示す分解斜視図および完成斜視図である。 ディフレクタに本体部を取り付ける際の状態および取り付け後の状態を示す斜視図である。 図3におけるA−A断面図である。 図3の部分拡大図を示す。 導電性パターンのパターン形状の一例を示す図である。 アンテナ装置の本体部の詳細な構成を示す分解斜視図である。 電圧定在波比の測定結果を示す図である。
符号の説明
10 アンテナ装置、12 ディフレクタ、12a 導電性パターン、14,16 ヘッドレスト、20 本体部、22 アンテナエレメント、26 保護シート、27 両面接着シート、30 コネクタ、32 ハーネス、34 絶縁シート、36 抵抗体、38 接着シート、100 オープンカー。

Claims (7)

  1. 平板状のアンテナエレメントが絶縁性の被取付物に貼り付けられてなるアンテナエレメント取付構造であって、
    前記被取付物の表面に、導電性パターンが形成され、
    当該導電性パターン上に、絶縁層を介して、前記アンテナエレメントが貼り付けられることを特徴とするアンテナエレメント取付構造。
  2. 請求項1に記載のアンテナエレメント取付構造であって、
    前記導電性パターンは、前記アンテナエレメントと略同形であることを特徴とするアンテナエレメント取付構造。
  3. 請求項1または2に記載のアンテナエレメント取付構造であって、
    前記導電性パターンは、前記被取付物に導電性塗料が塗布されてなる塗布膜であることを特徴とするアンテナエレメント取付構造。
  4. 請求項3に記載のアンテナエレメント取付構造であって、
    前記導電性塗料は、金属成分を含有する塗料であることを特徴とするアンテナエレメント取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のアンテナエレメント取付構造であって、
    前記アンテナエレメントは、絶縁性の両面接着シートにより、前記導電性パターン上に接着されることを特徴とするアンテナエレメント取付構造。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のアンテナエレメント取付構造であって、
    前記被取付物は、車両または車両用の部品であることを特徴とするアンテナエレメント取付構造。
  7. 平板状のアンテナエレメントを絶縁性の被取付物に貼り付けるアンテナエレメント取付方法であって、
    前記取付物の表面に導電性パターンを形成し、当該導電性パターン上に、絶縁層を介して、前記アンテナエレメントを貼り付けることを特徴とするアンテナエレメント取付方法。
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