JP2005324576A - 車両用タイヤ空気圧センサ - Google Patents

車両用タイヤ空気圧センサ Download PDF

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Abstract

【課題】 タイヤ空気圧センサ80aにてタイヤ空気圧の検出精度を向上する。
【解決手段】 制御部81は、タイヤ空気圧が450キロパスカル未満であるとき、第1A/D分解能を用いて、アナログ/デジタル変換し(ステップS111)、タイヤ空気圧が450キロパスカル以上で、かつ900キロパスカル未満であるとき、第2A/D分解能を用いて、アナログ/デジタル変換し(ステップS121)、さらに、タイヤ空気圧が900キロパスカル以上であるとき、第3A/D分解能を用いて、アナログ/デジタル変換する(ステップS122)。したがって、制御部81は、アナログ/デジタル変換の際に、タイヤ空気圧が450キロパスカル未満であるときには第1A/D分解能を用いているので、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第2A/D分解能を用いる場合に比べて、小さな分解能を用いる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両のタイヤの空気圧を検出する車両用タイヤ空気圧センサに関する。
従来、車輪側に設けられ、タイヤ毎にタイヤ空気圧を検出して、そのタイヤ空気圧をアナログ/デジタル変換してそのデジタル信号を電波を媒体として送信する各タイヤ空気圧センサと、車体側に設けられ、各タイヤ空気圧センサからデジタル信号を受信してこのデジタル信号に基づいてタイヤ空気圧を求める車体側制御部とを備えるタイヤ空気圧検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2003−528378号公報
ところで、上述の特許文献1のタイヤ空気圧検出装置には、車種毎のタイヤ空気圧の検出レンジについて記載されていないが、タイヤ空気圧の検出レンジは、対象となる車両の車重が重いほど検出レンジが広くなる。
例えば、大型トラック向けタイヤ空気圧センサの検出レンジは、中小型トラック向けタイヤ空気圧センサの検出レンジに比べて広くなっており、そして中小型トラック向けタイヤ空気圧センサの検出レンジは、乗用車向けタイヤ空気圧センサの検出レンジに比べて広くなっている。
そこで、本発明者等は、タイヤ空気圧センサの検出レンジに着目してその検出精度について鋭意検討したところ、次のようなことが分かった。
例えば、大型トラック向けタイヤ空気圧センサ、中小型トラック向けタイヤ空気圧センサ、乗用車向けタイヤ空気圧センサとして、それぞれ、同一の分解能になるように各タイヤ空気圧センサを別々に構成すれば、それぞれ同一の検出精度が得られるものの、タイヤ空気圧センサを対象となる車両毎に別々に開発することが必要となり、開発コストが大幅に増加する。
一方、大型トラック向けタイヤ空気圧センサ、中小型トラック向けタイヤ空気圧センサ、乗用車向けタイヤ空気圧センサとして、それぞれ同一ビット数でアナログ/デジタル変換するように構成すると、アナログ/デジタル変換する際の分解能としては、それぞれ、異なるものになる。
例えば、大型トラック向けタイヤ空気圧センサの分解能は、中小型トラック向けタイヤ空気圧センサの分解能に比べて多くなり、中小型トラック向けタイヤ空気圧センサの分解能は、乗用車向けタイヤ空気圧センサの分解能に比べて大きくなる。
このように、大型トラック、中小型トラック、乗用車等の適用車種毎にタイヤ空気圧センサの分解能が異なるように構成すると、タイヤ空気圧センサの検出精度は、タイヤ空気圧センサの分解能に比例するため、乗用車向けタイヤ空気圧センサ、中小型トラック向けタイヤ空気圧センサ、並びに大型トラック向けタイヤ空気圧センサの順に検出精度が悪くなる。このため、大型トラック向けタイヤ空気圧センサにおいては、タイヤ圧を良好に検出することができないといった問題が生じる。
本発明は、アナログ/デジタル変換する際の分解能に着目して、適用車種に対してセンサの共通化を図りつつ、検出精度を向上するようにした車両用タイヤ空気圧センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両のタイヤ空気圧を検出するセンサエレメント(86)と、
前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧を一定ビット数でアナログ/デジタル変換する変換手段(S111、S121、S122)と、を備える車両用タイヤ空気圧センサであって、
前記変換手段は、第1分解能、および前記第1分解能よりも大きな第2分解能のうちいずれか一方を用いて、前記タイヤ空気圧をアナログ/デジタル変換するものであり、
前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が閾値未満であるとき、前記変換手段は、前記第1分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換し、
また、前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が閾値以上であるとき、前記変換手段は、前記第2分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換することを特徴とする車両用タイヤ空気圧センサ。
請求項1に記載の発明によれば、アナログ/デジタル変換の際に、タイヤ空気圧が閾値未満であるときには第1分解能を用いるので、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第2分解能を用いる場合に比べて、小さな分解能を用いることになる。
ここで、アナログ/デジタル変換に際してはその分解能が小さいほど検出精度が良くなるので、請求項1に記載の発明においてタイヤ空気圧が閾値未満であるときには、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第2分解能を用いる場合に比べて、検出精度を向上することができる。
また、請求項1に記載の発明の車両用タイヤ空気圧センサは、タイヤ空気圧が閾値未満である車種と、タイヤ空気圧が閾値以上である車種との双方の車種に適用することができる。
以上により、適用車種に対する車両用タイヤ空気圧センサの共通化を図りつつ、車両用タイヤ空気圧センサの検出精度を向上することができる。
請求項2に記載の発明では、車両のタイヤ空気圧を検出するセンサエレメント(86)と、
前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧を一定ビット数でアナログ/デジタル変換する変換手段(S111、S121、S122)と、を備える車両用タイヤ空気圧センサであって、
前記変換手段は、第1分解能、この第1分解能よりも大きな第2分解能、およびこの第2分解能よりも大きな第3分解能のうちいずれか一つを用いて、前記タイヤ空気圧をアナログ/デジタル変換するものであり、
前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が第1閾値未満であるとき、前記変換手段は、前記第1分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換し、
また、前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が第1閾値以上で、かつ第2閾値未満であるとき、前記変換手段は、前記第2分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換し、
さらに、前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が第2閾値以上であるとき、前記変換手段は、前記第3分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換することを特徴とする車両用タイヤ空気圧センサ。
請求項2に記載の発明によれば、アナログ/デジタル変換の際に、タイヤ空気圧が第1閾値未満であるときには変換手段は第1分解能を用いているので、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第2分解能(或いは、同一の第3分解能)を用いる場合に比べて、小さな分解能を用いることになる。
ここで、アナログ/デジタル変換に際してはその分解能が小さいほど検出精度が良くなるので、請求項2に記載の発明においてタイヤ空気圧が第1閾値未満であるときには、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第2分解能(或いは、同一の第3分解能)を用いる場合に比べて、検出精度を向上することができる。
また、タイヤ空気圧が第2閾値以上でかつ第3閾値未満であるときには変換手段は第2分解能を用いているので、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第3分解能を用いる場合に比べて、小さな分解能を用いることになる。
ここで、アナログ/デジタル変換に際してはその分解能が小さいほど検出精度が良くなるので、請求項2に記載の発明においてタイヤ空気圧が第2閾値以上でかつ第3閾値未満であるときには、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第3分解能を用いる場合に比べて、検出精度を向上することができる。
また、請求項2に記載の発明の車両用タイヤ空気圧センサは、「タイヤ空気圧が第1閾値未満である車種」と、「タイヤ空気圧が第2閾値未満である車種」と、「タイヤ空気圧が第3閾値未満である車種」とのそれぞれに適用することができる。
以上により、適用車種に対する車両用タイヤ空気圧センサの共通化を図りつつ、車両用タイヤ空気圧センサの検出精度を向上することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
図1〜図3に本発明のタイヤ空気圧検出装置の一実施形態を示す。図1は、本実施形態におけるタイヤ空気圧検出装置を車両60に取り付けたときの様子を示した模式図である。図1の紙面左方向が車両60の前方、紙面右方向が車両60の後方に一致する。図2は、タイヤ空気圧検出装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態では、車両60として大型トラックが適用されている。
先ず、図1、図2に示すように、タイヤ空気圧検出装置は、大型トラック60に取り付けられるもので、タイヤ空気圧センサ80a〜80d、およびタイヤ空気圧検出ECU70を有して構成されている。
タイヤ空気圧センサ80a〜80dは、図1に示すように、大型トラック60における各車輪1〜4にそれぞれ取り付けられており、タイヤ空気圧センサ80a〜80dは、例えば、0キロパスカル〜1350キロパスカルの間の検出範囲でタイヤ空気圧を可能になっている。
ここで、タイヤ空気圧センサ80a〜80dは、それぞれ同様の構成を有しており、以下、タイヤ空気圧センサ80aの具体的な構成について説明する。すなわち、タイヤ空気圧センサ80aは、図2(図中では、タイヤ空気圧センサ80aだけを示し、タイヤ空気圧センサ80b〜80dが省略されている)に示すように、制御部81、送信アンテナ82、電池83、受信アンテナ84、メモリ85、および、センサエレメント86をそれぞれ有して構成されている。
制御部81は、後述するように、タイヤ空気圧検出ECU70からリクエスト信号を受信する毎に、センサエレメント86で検出されるタイヤ空気圧をアナログ/デジタル変換してそのデジタル信号をタイヤ空気圧検出ECU70に向けて送信する処理を実行する。
送信アンテナ82は、制御部81から出力されるデジタル信号を電波を媒体として送信するものであり、受信アンテナ84は、タイヤ空気圧検出ECU70から送信されるリクエスト信号を受信して制御部81に出力する。
電池83は、制御部81に電力を供給するものであり、メモリ85は、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ等から構成され、制御部81で実行されるコンピュータプログラム以外に、各種データを記憶する。センサエレメント86は、タイヤホイールにおけるエア注入バルブにてタイヤの内側に露出するように配置されており、センサエレメント86は、タイヤ空気圧を検出するようになっている。
なお、センサエレメント86としては、例えばダイアフラム式のタイヤ空気圧センサが用いられている。
一方、タイヤ空気圧検出ECU70は、車体側に設けられるものであって、送信アンテナ71a〜71d、受信アンテナ72、送信部73、受信部74、マイクロコンピュータ75、およびメモリ76を有して構成されている。
送信部73は、マイクロコンピュータ75からのリクエスト信号を送信アンテナ71a〜71dから送信させる。送信アンテナ71a〜71dは、各車輪1〜4にそれぞれの近傍に配置されている。受信部74は、受信アンテナ72を介してタイヤ空気圧センサ80a〜80dからのデジタルを受信してマイクロコンピュータ75に出力する。
なお、リクエスト信号を送信する際に用いられる無線周波数とデジタル信号を送信する際に用いられる無線周波数とは異なっている。
マイクロコンピュータ75は、イグニッションスイッチIGを介して車載バッテリBaから電源供給されて、タイヤ空気圧センサ80a〜80dに対してセンサ1つずつ時分割でリクエスト信号を送信し、かつ、タイヤ空気圧センサ毎にそのデジタル信号を受信するための送受信処理、および、この送受信処理により受信される検出信号に基づいて警告を行うための警告処理等を実行する。
また、マイクロコンピュータ75には、表示パネル90および操作部91が接続されており、表示パネル90は、タイヤの空気圧等の内容を表示する。操作部91は、タイヤの空気圧の表示を指示するために操作されるスイッチである。
さらに、メモリ76は、RAM、フラッシュメモリなどから構成されて、コンピュータプログラム以外に、マイクロコンピュータ75の処理に伴うデータ等を記憶する。
次に、本実施形態の作動について図3を用いて説明する。先ず、タイヤ空気圧センサ80a〜80dは、それぞれ、タイヤ空気圧検出ECU70からリクエスト信号を受信する毎に空気圧検出処理を実行する。そして、タイヤ空気圧センサ80a〜80dで実行される空気圧検出処理はそれぞれ同様であるため、以下、タイヤ空気圧センサ80aがそれぞれ空気圧検出処理を実行する具体例について説明する。
先ず、タイヤ空気圧センサ80aが、リクエスト信号を受信すると、図3に示すフローチャートにしたがって、コンピュータプログラムの実行を開始する。
先ず、センサエレメント86によりタイヤの空気圧力を検出し、その検出されたタイヤの空気圧が450キロパスカル未満であるか否かを判定する(ステップS110)。
なお、ステップS110の判定処理で用いられる閾値(第1閾値)としての「450キロパスカル」は、乗用車向けタイヤ空気圧センサの検出範囲の最大値である。
ここで、タイヤの空気圧が450キロパスカル未満であるときYESと判定すると、タイヤの空気圧を8ビットにて第1A/D分解能(例.2.5kpa/bit)でアナログ/デジタル変換する(ステップS111)。
また、ステップS110において、タイヤの空気圧が450キロパスカル以上である場合には、NOと判定する。これに伴い、タイヤの空気圧が900キロパスカル未満であるか否かを判定する(ステップS120)。
なお、ステップS120の判定処理で用いられる閾値(第2閾値)としての「900キロパスカル」は、中小型トラック向けタイヤ空気圧センサの検出範囲の最大値である。
そして、タイヤの空気圧が900キロパスカル未満であるときにはステップ120でYESと判定する。これに伴い、タイヤの空気圧を8ビットにて第2A/D分解能(例.5kpa/bit)でアナログ/デジタル変換する(ステップS111)。
ここで、第2A/D分解能(例.5kpa/bit)は、第1A/D分解能(例.2.5kpa/bit)に比べて大きくなっている。
また、ステップS120において、タイヤの空気圧が900キロパスカル以上であるときにはNOと判定して、ステップS122に移行して、タイヤの空気圧を8ビットにて第3A/D分解能(例.7.5kpa/bit)でアナログ/デジタル変換する。
ここで、第3A/D分解能(例.7.5kpa/bit)は、第2A/D分解能(例.5kpa/bit)、第1A/D分解能(例.2.5kpa/bit)に比べて大きくなっている(第3A/D分解能>第2A/D分解能>第1A/D分解能)。
以上のように、タイヤの空気圧をアナログ/デジタル変換すると、そのデジタル信号は、送信アンテナ82からタイヤ空気圧検出ECU70に向けて送信される。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。すなわち、本実施形態のタイヤ空気圧センサ80a(80b〜80d)は、車両のタイヤ空気圧を検出するセンサエレメント86と、センサエレメント86で検出されたタイヤ空気圧を一定ビット数でアナログ/デジタル変換する制御部81を備えており、制御部81は、第1A/D分解能、第2A/D分解能、第3A/D分解能のうちいずれか一つを用いて、タイヤ空気圧をアナログ/デジタル変換するものである。
具体的には、制御部81は、センサエレメント86で検出されたタイヤ空気圧が450キロパスカル(第1閾値)未満であるとき、第1A/D分解能を用いて、アナログ/デジタル変換する。また、制御部81は、タイヤ空気圧が450キロパスカル(第1閾値)以上で、かつ900キロパスカル(第2閾値)未満であるとき、第2A/D分解能を用いて、アナログ/デジタル変換する。さらに、制御部81は、タイヤ空気圧が900キロパスカル(第2閾値)以上であるとき、第3A/D分解能を用いて、アナログ/デジタル変換する。
したがって、制御部81は、アナログ/デジタル変換の際に、タイヤ空気圧が450キロパスカル未満であるときには第1A/D分解能を用いているので、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第2A/D分解能(或いは、同一の第3分A/D解能)を用いる場合に比べて、小さな分解能を用いることになる。
ここで、アナログ/デジタル変換に際してはその分解能が小さいほど検出精度が良くなるので、タイヤ空気圧が450キロパスカル未満であるときには、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第2A/D分解能(或いは、同一の第3A/D分解能)を用いる場合に比べて、検出精度を向上することができる。
また、タイヤ空気圧が450キロパスカル以上でかつ900キロパスカル未満であるときには、第2A/D分解能を用いているので、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第3A/D分解能を用いる場合に比べて、小さな分解能を用いることになる。
ここで、アナログ/デジタル変換に際してはその分解能が小さいほど検出精度が良くなるので、タイヤ空気圧が450キロパスカル以上でかつ900キロパスカル未満であるときには、タイヤ空気圧の値に関わらず、同一の第3A/D分解能を用いる場合に比べて、検出精度を向上することができる。
また、本実施形態のタイヤ空気圧センサ80a〜80dは、「検出レンジが例えば0キロパスカル〜1350キロパスカルである大型トラック」以外に、「検出レンジが0キロパスカル〜900キロパスカルである中小型トラック」、「検出レンジが0キロパスカル〜450キロパスカルである乗用車」にも適用することができる。
以上により、適用車種に対する車両用タイヤ空気圧センサの共通化を図りつつ、車両用タイヤ空気圧センサの検出精度を向上することができる。また、適用車種に対する車両用タイヤ空気圧センサの共通化を図ることができるので、適用車種毎に別々のセンサを開発する必要がなくなるので、開発コストを低減することができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、タイヤ空気圧センサ80a〜80dが大型トラックに適用された例について説明したが、これに限らず、乗用車、中小型トラックに適用してもよい。
上述の実施形態では、タイヤの空気圧を8ビットにてアナログ/デジタル変換するようにする例について説明したが、これに限らず、8ビット以外のNビットにてタイヤの空気圧をアナログ/デジタル変換するようにしてもよい。
上述の実施形態では、第1閾値、第2閾値として「450キロパスカル」、「900キロパスカル」を用いる例について説明したが、第1閾値、第2閾値として他の値を用いて良い。
以下、上記実施形態と特許請求項の範囲の構成との対応関係について説明すると、変換手段は、ステップS111、ステップS121およびステップS122から構成され、第1A/D分解能が第1分解能に相当し、第2A/D分解能が第2分解能に相当し、第3A/D分解能が第3分解能に相当する。
本発明に係るタイヤ空気圧検出装置の一実施形態に概略構成を示すブロック図である。 図1のタイヤ空気圧センサおよびタイヤ空気圧検出ECUの構成を示すブロック図である。 図2のタイヤ空気圧センサにより実行される制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
80a〜80d…タイヤ空気圧センサ、81…制御部、
86…センサエレメント

Claims (2)

  1. 車両のタイヤ空気圧を検出するセンサエレメント(86)と、
    前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧を一定ビット数でアナログ/デジタル変換する変換手段(S111、S121、S122)と、を備える車両用タイヤ空気圧センサであって、
    前記変換手段は、第1分解能、および前記第1分解能よりも大きな第2分解能のうちいずれか一方を用いて、前記タイヤ空気圧をアナログ/デジタル変換するものであり、
    前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が閾値未満であるとき、前記変換手段は、前記第1分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換し、
    また、前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が閾値以上であるとき、前記変換手段は、前記第2分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換することを特徴とする車両用タイヤ空気圧センサ。
  2. 車両のタイヤ空気圧を検出するセンサエレメント(86)と、
    前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧を一定ビット数でアナログ/デジタル変換する変換手段(S111、S121、S122)と、を備える車両用タイヤ空気圧センサであって、
    前記変換手段は、第1分解能、この第1分解能よりも大きな第2分解能、およびこの第2分解能よりも大きな第3分解能のうちいずれか一つを用いて、前記タイヤ空気圧をアナログ/デジタル変換するものであり、
    前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が第1閾値未満であるとき、前記変換手段は、前記第1分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換し、
    また、前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が第1閾値以上で、かつ第2閾値未満であるとき、前記変換手段は、前記第2分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換し、
    さらに、前記センサエレメントで検出されたタイヤ空気圧が第2閾値以上であるとき、前記変換手段は、前記第3分解能を用いて、前記アナログ/デジタル変換することを特徴とする車両用タイヤ空気圧センサ。
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JP2018505391A (ja) * 2014-12-08 2018-02-22 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG 圧力測定装置、および液圧区間を備えるクラッチアクチュエータ装置

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