JP2005323739A - バルーンカテーテルの製造方法及びバルーンカテーテル - Google Patents

バルーンカテーテルの製造方法及びバルーンカテーテル Download PDF

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Abstract

【課題】 バルーンカテーテルのルーメンを効率良く封止できるようにして、バルーンカテーテルの生産性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 バルーンカテーテル1のカテーテル2には、バルーン4を膨張させる膨張ルーメン5が形成されている。膨張ルーメン5の先端部5aは、封止部材6によって封止されている。封止部材6は、カテーテル2の先端部3を熱成形する際に、カテーテル2と共に加熱処理されることでくさび形になっている。同様に、造影剤の注入に用いられる送液ルーメン10の先端部10aは、封止部材12によって封止されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バルーンカテーテルの製造方法及びバルーンカテーテルに関する。
生体に処置を行う処置具としては、バルーンカテーテルがあげられる。バルーンカテーテルは、管腔に挿入されるカテーテルを有し、カテーテルの先端にはバルーンが取り付けられている。バルーンは、カテーテルの外周にチューブを被せ、その両端を固定することで形成される。カテーテルには、バルーン内に連通するルーメンが形成されており、このルーメンに空気を送り込むことでバルーンを膨らませることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、このようなルーメンは、バルーン内に連通する側孔が設けられていると共に、バルーン外への空気の漏洩を防止するために、ルーメンの先端開口が封止されている。従来、先端開口の封止には、接着剤が用いられていた。
特開2002‐143311号公報
しかしながら、接着剤を用いてルーメンの先端開口を封止すると、先端開口から接着剤があふれ出したり、必要以上に接着剤がルーメン内に進入したりすることがあるので、接着剤の注入量を正確に制御しなければならなかった。
また、ルーメンの先端開口から注入した接着剤が硬化するまでは、次の工程に移れないので、生産効率を向上させることが困難であった。
さらに、カテーテルのシースをPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)製にした場合には、ルーメンの表面を粗くしないと接着剤が付きにくいので、表面処理の工程を別途、設ける必要があり、一層生産性が悪くなっていた。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バルーンカテーテルのルーメンを効率良く封止できるようにして、バルーンカテーテルの生産性を向上させることである。
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、カテーテルに形成された複数のルーメンのうちの少なくとも1つの前記ルーメンの先端開口から封止部材を挿入するステップと、前記カテーテルの先端部を加熱し、前記封止部材が挿入された前記ルーメンと前記封止部材とを密着させるステップと、を含むことを特徴とするバルーンカテーテルの製造方法とした。
このバルーンカテーテルの製造方法では、複数のルーメンのうちから選択されたルーメンに、その先端開口側から封止部材が挿入される。その後、カテーテルの先端部に加熱処理を施すと、封止部材とルーメンの壁面とが密着し、気密構造が形成される。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のバルーンカテーテルの製造方法において、前記封止部材は、加熱により変形可能な樹脂製の棒状部材であることを特徴とする。
このバルーンカテーテルの製造方法では、加熱時に変形する封止部材が、ルーメンに対してくさびとなってルーメンと強固に密着し、気密構造が形成される。また、封止部材を棒状にすることで、カテーテルと密着する部分を大きくすることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のバルーンカテーテルの製造方法において、前記封止部材は、金属製の棒状部材であることを特徴とする。
このバルーンカテーテルの製造方法では、金属製の棒状部材を挿入した状態でカテーテルの先端部を加熱することで、カテーテルが封止部材に密着するように変形し、気密構造が形成される。また、封止部材を棒状にすることで、カテーテルと密着する部分を大きくすることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバルーンカテーテルの製造方法において、バルーンに流体を供給する前記ルーメンの先端部と、管腔内に流体を供給する前記ルーメンの先端部との少なくとも一方を前記封止部材で封止することを特徴とする。
このバルーンカテーテルの製造方法では、バルーンを膨張させる際に使用されるルーメン、又は造影剤などを注入する際に使用されるルーメンのいずれか一方、あるいは両方において、封止部材による気密構造が形成される。
請求項5に係る発明は、流体の供給によって膨張自在なバルーンがカテーテルに取り付けられたバルーンカテーテルにおいて、前記カテーテルには複数のルーメンが形成されており、前記複数のルーメンの少なくとも1つの先端部に、加熱により変形可能な樹脂製又は金属製の封止部材が配設されていることを特徴とするバルーンカテーテルとした。
このバルーンカテーテルでは、封止部材が加熱によって変形しつつルーメンと強固に密着し、ルーメンの先端部の気密が保たれる。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載のバルーンカテーテルにおいて、バルーンに流体を供給する前記ルーメンの先端部と、管腔内に流体を供給する前記ルーメンの先端部との少なくとも一方が、前記封止部材で封止されていることを特徴とする。
このバルーンカテーテルでは、封止部材によってルーメンの先端部の気密が保たれるようになっており、バルーンに供給される流体や、管腔に注入される造影剤などがルーメンの先端側から漏れないようになる。
本発明に係る製造方法では、封止部材を挿入したカテーテルに熱処理を行うことで、ルーメンの先端部に気密構造を形成したので、従来のように接着剤の硬化を待つ時間が不要になり、製造時間を短縮化できる。したがって、バルーンカテーテルの生産性を向上できる。
また、本発明に係るバルーンカテーテルでは、封止部材によってルーメンの先端部が封止されているので、ルーメンの先端部からの流体の漏洩を確実に防止し、バルーンの膨張や、流体の管腔への注入などを効果的に行うことが可能になる。
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に第1の実施の形態におけるバルーンカテーテルを示す。
バルーンカテーテル1は、管腔内に挿入される可撓性のカテーテル(シース)2を有し、カテーテル2の先端部3は乳頭等への挿入性を向上させるためにテーパ状に縮径されている。さらに、縮径された部分よりも基端側には、バルーン4が取り付けられている。バルーン4は、例えば、天然ゴムラテックスから製造されたチューブで、チューブ内にカテーテル2の先端部3を貫通させた後に、その両端部4aが糸で縛り付けられると共に、接着剤を塗布するなどして固定されている。バルーン4に空気を供給すると、図2に示すように、固定されていない中間部4bを膨らませることができる。カテーテル2は、バルーン4との接着性かつ加工性を考慮してポリエチレン樹脂等を用いることが多いが、他のカテーテルと操作感を統一させるためには、他のカテーテルで一般的に使用されているPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等が用いることが好ましい。
カテーテル2内には、膨張ルーメン5が形成されている。膨張ルーメン5は、カテーテル2の基端部から先端部3まで貫通するように形成されており、その先端部5aが封止部材6で封止されている。封止部材6は、先端側がくさび状になっており、その外周面は膨張ルーメン5に密着している。図2に示すように、膨張ルーメン5において、封止部材6で封止された部分よりも基端側には、側孔8がカテーテル2を貫通するように形成されており、膨張ルーメン5とバルーン4の中間部4bとを連通させるようになっている。
ここで、封止部材6は、生体適合性を有する材料で、かつカテーテル2の材料よりも低い温度で変形する熱可塑性の樹脂から製造されている。カテーテル2がPTFE製の場合には、例えば、ポリアミド系樹脂や、FEP(パーフルオロエチレン‐プロペンコポリマー)、PFA(パーフルオロアルコキシアルカン)などのフッ素樹脂、ウレタン、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、シクロオレフィンなどが用いられる。封止部材6の径は、膨張ルーメン5の径に略等しい。封止部材6の長さは、例えば、カテーテル2の縮径された先端部3の長さが3mmである場合には、3mmから5mm程度であることが望ましい。
さらに、カテーテル2内には、ガイドルーメン9と送液ルーメン10とが略平行に形成されている。ガイドルーメン9の径は、膨張ルーメン5よりも大きく、カテーテル2の先端面に先端開口11が設けられている。このガイドルーメン9には、カテーテル2の先端部3を管腔内に案内する際にガイドワイヤや、スタイレットが挿通される。送液ルーメン10は、管腔に造影剤を注入するために用いられる。送液ルーメン10の先端は、カテーテル2の先端部3において封止部材12で封止されている。封止部材12は、前記した封止部材6と同じ材質及び形状のものが用いられる。封止部材12は、先端側がくさび状になっており、その外周面には送液ルーメン10が密着させられている。さらに、送液ルーメン10において、封止部材12で封止された部分よりも基端側には、側孔13がカテーテル2を貫通して外部に連通するように形成されている。側孔13は、バルーン4に覆われない位置に形成されている。
カテーテル2の基端部には、操作部15が設けられている。操作部15は、カテーテル2に接続される分岐部16を有し、分岐部16からは、膨張シャフト17とガイドシャフト18とが延設されている。膨張シャフト17内には、膨張ルーメン5に連通するルーメンが設けられており、膨張シャフト17の基端部にはルアー形状の口金19が取り付けられている。この口金19には、弁20を介してシリンジ30が接続されるようになっている。また、ガイドシャフト18の基端部には、口金21が取り付けられている。この口金21には、2つの入口22,23が設けられている。入口22は、ガイドルーメン9に連通しており、ここからガイドワイヤを挿入して、カテーテル2の剛性を高めて押し込み性能を向上させられるようになっている。また、入口23は、送液ルーメン10に連通しており、ここには造影剤が収容された造影剤用シリンジを接続できるようになっている。
なお、シリンジ30は、弁20に接続されるシリンダ(外筒部)31を有し、このシリンダ31内には、プランジャ(押し子)32が摺動自在に挿入されている。シリンダ31には、貫通孔33が形成されており、貫通孔33の形成位置からシリンダ31の先端までの容積に相当する空気を、膨張ルーメン5を介してバルーン4に供給できるようになっている。
次に、このバルーンカテーテル1の製造工程について、カテーテル2の先端部3側に対して行われる工程を中心に説明する。
まず、3つのルーメンが略平行に形成されたカテーテル2の外周面から、膨張ルーメン5となるルーメンと、送液ルーメン10となるルーメンとに向かって側孔8,13を形成する。
側孔8,13を形成したら、各ルーメン5,10に封止部材6,12を1つずつ挿入する。すなわち、図4に示すように、膨張ルーメン5と送液ルーメン10とのそれぞれの先端開口41,42から、封止部材6,12を挿入する。各封止部材6,12の挿入量は、先端開口41,42から側孔8,13に至るまでの距離よりは小さく、かつ後の工程でカテーテル2の先端が熱成形される領域内に封止部材6,12の少なくとも一部が配置されるように予め設定されている。各封止部材6,12の挿入量は、封止部材6,12を押し込む治具(不図示)の押し込み量によって制御することができる。また、ガイドルーメン9には、先端開口11から芯金43が挿入される。芯金43の外径は、ガイドルーメン9の径に略等しく、後の工程でカテーテル2が熱成形される範囲よりも長く挿入される。
カテーテル2に封止部材6,12を挿入したら、熱成形工程を実施する。熱成形工程には、例えば、図5に示すようなダイス45を用いる。ダイス45は、貫通孔46が形成されている。貫通孔46は、カテーテル2が挿入される基端側が、テーパ状に拡径されている。このテーパ部分46aの長さは、ダイス45の長さよりも短く、例えば、3mmである。テーパ部分46aの最も縮径された部分は、カテーテル2の最大外径よりも小さくなっており、ここから先の部分46bは、先端側に向かって円筒形状になっている。また、このダイス45は、不図示のヒータなどによって加熱することができるようになっている。
カテーテル2の先端部3がダイス45内に挿入されると、先端部3がテーパ部分46aによって加熱される。この状態でさらにカテーテル2をダイス45に送り込むと、カテーテル2の先端部3がテーパ部分46aに沿って縮径するように熱成形される。このとき、ガイドルーメン9には、芯金43が挿入されているので、開口径は変化しない。これに対して、芯金43が挿入されていない膨張ルーメン5及び送液ルーメン10は、先端側の開口径が減少させられる。
封止部材6,12は、カテーテル2よりも融点が低いので、ダイス45による加熱によって、一部が溶けつつ、カテーテル2の先端部3と共に縮径させられる。その結果、各封止部材6,12の先端部がくさび状に変形し、周囲を取り巻く各ルーメン5,10にそれぞれが密着し、気密構造が形成される。
そして、カテーテル2の先端がダイス45の貫通孔46の先端から突出したら、カテーテル2の熱成形工程を終了し、カテーテル2をダイス45から引き戻す。ガイドルーメン9に挿入されていた芯金43を抜き抜いてから、ダイス45によって円筒形状に縮径されたカテーテル2の先端を切り取ると、図1に示すようなカテーテル2の先端部3が形成される。なお、先端部3の長さは、ダイス45のテーパ部分46aの長さに略等しくなる。
カテーテル2の先端部3の熱成形が終了したら、バルーン4を取り付ける。最初に、バルーン4となるチューブ状部材を、膨張ルーメン5の側孔8を覆うようにカテーテル2に被せる。さらに、チューブ部材の先端側と基端側とを、側孔8を塞がないように糸でカテーテル2に縛り付けた後に、接着剤などで補強する。さらに、カテーテル2の基端部に操作部15を取り付ける。
この実施の形態によれば、バルーンカテーテル1を製造するにあたり、膨張ルーメン5と送液ルーメン10とに封止部材6,12を挿入してからカテーテル2を熱成形するようにしたので、封止部材6,12によって各ルーメン5,10のそれぞれの先端部5a,10aを封止することが可能になる。このようにしてバルーンカテーテル1を製造すると、従来のように接着剤の硬化を待つ必要がなくなるので、製造時間を短縮化することができ、生産性が向上する。ここにおいて、封止部材6,12は、予め成形済みのものを挿入すれば足りるので、接着剤のように製造時にその注入量を精度良く管理する必要がなくなり、生産性をさらに向上させることができる。
ここにおいて、封止部材6,12は、棒状の部材であるので、取り扱いが容易である。さらに、各ルーメン5,10との間の接触面積を大きくすることができるので、密着性や、強度にも優れる。
なお、封止部材を連続した長尺の部材とし、カテーテル2の先端面から各ルーメン5,10に挿入し、カテーテル2の先端部3の熱成形が終了した後に切除しても良い。この場合には、封止部材6,12の挿入量で封止部材6,12の長さや位置を制御することができるので、作業時間を短縮でき、生産性を向上できる。さらに、カテーテル2内に挿入される封止部材6,12の挿入長さが長くなるので、各ルーメン5,10をさらに確実に封止できるようになる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構成要素には同一の符号を付してある。また、第1の実施の形態と重複する説明は省略する。
図6に示すように、カテーテル2は、膨張ルーメン5の先端部5aが封止部材51で封止され、送液ルーメン10の先端部10aが封止部材52で封止されている。
ここで、封止部材51,52は、金属製の棒状部材である。封止部材51,52としては、カテーテル2よりも融点の高い金属を使用することができるが、例えば、プラチナや金など造影能を有し、X線用のマーカーとなるような金属を使用すると、カテーテル2の先端位置の確認が容易になる。封止部材51,52の径は、各ルーメン5,10の径に略等しく、長さは3mmから5mm程度であることが望ましい。
このバルーンカテーテル50の製造工程において、封止部材51,52で各ルーメン5,10の先端部5a,10aを封止する場合には、最初に各ルーメン5,10に封止部材51,52を所定量だけ挿入する。挿入量は、不図示の治具などで制御される。次に、カテーテル2の先端部3を熱成形して、縮径させる。このときの処理温度は、カテーテル2を熱変形させることはできるが、金属製の封止部材51,52は変形しない温度とする。このような温度に設定することで、封止部材51,52は変形しないが、その周囲の各ルーメン5,10が封止部材51,52の外周面を覆うように変形して封止部材51,52に密着し、各カテーテル5,10の先端部5a,10aが封止される。
この実施の形態では、金属製の封止部材51,52を用いて膨張ルーメン5や送液ルーメン10の先端部5a,10aを閉塞するようにしたので、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。また、封止部材51,52をプラチナなどで製造すると、X線のマーカーとして使用することが可能になり、管腔内でのバルーンカテーテル50の先端位置を確認しやすくなり、手技時間の短縮化が図れる。
なお、本発明は、前記の各実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
封止部材6,12,51,52の形状は、棒状に限定されず、球でも良い。また、各封止部材6,12,51,52の一部、例えば、各ルーメン5,10の基端部に向かって挿入される端部を拡径させても良い。元々くさび状になっている封止部材を用いても良い。
バルーンカテーテル1,50は、膨張ルーメン5と、ガイドルーメン9との2つのルーメンを有し、ガイドルーメン9から造影剤などの注入を行うようにしても良い。この場合には、膨張ルーメン5のみに封止部材6,51が挿入され、その先端部5aが封止される。また、バルーンカテーテル1,50は、ルーメンを4つ以上有しても良い。
本発明の実施形態におけるバルーンカテーテルの構成を示す図である。 バルーンが膨張した状態を示す断面図である。 先端部を熱成形する前のカテーテルを示す図である。 膨張ルーメン及び送液ルーメンのそれぞれに封止部材を挿入する工程を説明する図である。 カテーテルの先端部を熱成形する工程を説明する図である。 バルーンカテーテルの先端部を示す図である。
符号の説明
1,50 バルーンカテーテル
2 カテーテル
3 先端部
4 バルーン
5 膨張ルーメン
6,12,51,52 封止部材
9 ガイドルーメン
10 送液ルーメン
41,42 先端開口

Claims (6)

  1. カテーテルに形成された複数のルーメンのうちの少なくとも1つの前記ルーメンの先端開口から封止部材を挿入するステップと、
    前記カテーテルの先端部を加熱し、前記封止部材が挿入された前記ルーメンと前記封止部材とを密着させるステップと、
    を含むことを特徴とするバルーンカテーテルの製造方法。
  2. 前記封止部材は、加熱により変形可能な樹脂製の棒状部材であることを特徴とする請求項1に記載のバルーンカテーテルの製造方法。
  3. 前記封止部材は、金属製の棒状部材であることを特徴とする請求項1に記載のバルーンカテーテルの製造方法。
  4. バルーンに流体を供給する前記ルーメンの先端部と、管腔内に流体を供給する前記ルーメンの先端部との少なくとも一方を前記封止部材で封止することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のバルーンカテーテルの製造方法。
  5. 流体の供給によって膨張自在なバルーンがカテーテルに取り付けられたバルーンカテーテルにおいて、
    前記カテーテルには複数のルーメンが形成されており、前記複数のルーメンの少なくとも1つの先端部に、加熱により変形可能な樹脂製又は金属製の封止部材が配設されていることを特徴とするバルーンカテーテル。
  6. バルーンに流体を供給する前記ルーメンの先端部と、管腔内に流体を供給する前記ルーメンの先端部との少なくとも一方が、前記封止部材で封止されていることを特徴とする請求項5に記載のバルーンカテーテル。

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