JP2005321768A - 学習システム、学習管理サーバ及びプログラム - Google Patents

学習システム、学習管理サーバ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 煩雑な作業を行うことなく、ユーザの学習水準に適した学習教材情報を提供することができる学習システム、学習管理サーバ及びプログラムを提供する。
【解決手段】 学習システム(11)は、ユーザにより操作可能な端末(41A、41B、41Cなど)と、ネットワーク(NT)を介して端末(41A、41B、41Cなど)と通信可能な学習管理サーバ(21)とを備えている。学習管理サーバ(21)は、端末(41A、41B、41Cなど)から送信された操作情報に応じて、複数のタイトルからいずれかを選択し、そのタイトルに対応する一又は複数の問題情報を選択する。そして、学習管理サーバ(21)は、問題情報に対応する解答情報に基づいて評価を生成し、その評価に基づいて、複数のeラーニングコースから、一又は複数のeラーニングコースを紹介する。
【選択図】 図24

Description

本発明は、学習システム、学習管理サーバ及びプログラムに関するものであり、特に、端末と学習管理サーバとの間における通信に伴って学習に関する学習情報を送信する制御を行う学習システム、学習管理サーバ及びプログラムに関する。
従来、学習システムでは、インターネット、LAN(Local Area Network)等、ネットワークを介して端末と学習管理サーバとの間の通信を行うことによって、学習に関する情報が端末に送信する学習システムがあり、それは一般にeラーニング(e−Learning)と称されている。このeラーニングと称される学習システムによれば、離れた場所であっても学習情報が入手可能であり、ユーザに対して簡便で効率のよい学習環境を提供することができることで、好評を得ている。
また、このような学習システムの中には、指導者による学習が行われる学習システム、単に学習教材情報を得ることによって学習が行われる学習システムなど、各種の学習システムが提供されている。このため、上述した学習管理サーバを介して指導者の端末から供給される情報や、学習管理サーバに予め格納されている学習教材に関する学習教材情報など、受講者としてのユーザの端末に対して送信される各種の学習情報(eラーニングコンテンツ)が提供可能であり、これら多種多様の学習情報からユーザ自身に適した学習情報を選択することが可能となっている。
例えば、特許文献1においては、ユーザの学習水準の自己申告を行った後、予め評価された指導者の指導水準、指導者の紹介情報(例えば、顔画像、名前、自己紹介文など)が参照され、指導者の選択ができる学習システムが開示されており、指導者の指導水準を予め評価することによって、ユーザの学習水準に合った指導者を紹介することができる。
特開2002−183487号公報
しかしながら、上述した学習システムでは、近年の著しいIT(Information Technology)化に伴い、学習情報の多様化やeラーニングサイトの増加に伴って、多種多様の学習情報を提供することができるようになった反面、それら多くの学習情報のそれぞれを詳しく調査し、それらを比較することは煩雑であり、ユーザ自身に適した学習情報を適切に選択することは容易ではない。特に、このような煩雑な作業を行った場合であっても、ユーザが認識する自身の学習水準に応じて学習情報が選択されるので、ユーザ自身による主観的な判断によって学習情報の選択を誤ることがあり、実際にはユーザに適した学習情報を提供するには至らないことがある。このため、より客観的に、かつ、より的確にユーザの学習水準に適した学習情報を提供することが望まれている。
本発明は、上述したような課題に鑑みてなされたものであり、煩雑な作業を行うことなく、簡易かつ客観的にユーザの学習水準に適した学習情報を提供することができる学習システム、学習管理サーバ及びプログラムを提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) ユーザにより操作可能な端末と、ネットワークを介して当該端末と通信可能な学習管理サーバと、を備え、前記学習管理サーバは、学習に関する複数の学習情報が予め記憶された学習情報記憶手段と、前記端末と前記学習管理サーバとの間の通信に応じて、前記学習管理サーバにおける前記学習情報記憶手段に記憶された前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う学習情報送信制御手段と、を有する学習システムであって、前記学習管理サーバは、複数の学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、ユーザの学習水準に関する学習水準情報を生成するための複数の学習水準試験情報が予め記憶された学習水準試験情報記憶手段と、前記端末から送信された操作情報に応じて、前記複数の学習カテゴリからいずれかを選択する学習カテゴリ選択手段と、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択手段によって選択された学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する学習水準試験情報選択手段と、前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報を前記端末に送信する学習水準試験情報送信手段と、前記学習水準試験情報送信手段によって送信された前記一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた試験解答情報を受信する試験解答情報受信手段と、前記試験解答情報受信手段によって受信された試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成する学習水準情報生成手段と、を備え、前記学習情報送信制御手段は、前記学習水準情報生成手段によって生成された学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う機能を有することを特徴とする学習システム。
(2) ユーザにより操作可能な端末とネットワークを介して通信可能であり、学習に関する複数の学習情報が予め記憶された学習情報記憶手段と、前記端末との通信に応じて、前記学習情報記憶手段に記憶された前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う学習情報送信制御手段と、を備えた学習管理サーバであって、複数の学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、ユーザの学習水準に関する学習水準情報を生成するための複数の学習水準試験情報が予め記憶された学習水準試験情報記憶手段と、前記端末から送信された操作情報に応じて、前記複数の学習カテゴリからいずれかを選択する学習カテゴリ選択手段と、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択手段によって選択された学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する学習水準試験情報選択手段と、前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報を前記端末に送信する学習水準試験情報送信手段と、前記学習水準試験情報送信手段によって送信された前記一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた試験解答情報を受信する試験解答情報受信手段と、前記試験解答情報受信手段によって受信された試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成する学習水準情報生成手段と、を備え、前記学習情報送信制御手段は、前記学習水準情報生成手段によって生成された学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う機能を有することを特徴とする学習管理サーバ。
(3) (2)に記載の学習管理サーバにおいて、前記学習水準試験情報選択手段によって選択された複数の指定学習水準試験情報の配列をランダムに決定する問題配列決定手段を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
(4) (2)又は(3)に記載の学習管理サーバにおいて、前記学習水準試験情報記憶手段は、前記複数の学習水準試験情報を、それぞれ問題文情報と複数種類の選択肢情報とを含む情報として予め記憶する機能を有し、前記学習水準試験情報選択手段によって選択された一又は複数の指定学習水準試験情報における複数種類の選択肢情報の配列をランダムに決定する選択肢配列決定手段を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
(5) (4)に記載の学習管理サーバにおいて、前記学習水準試験情報記憶手段は、前記問題文情報のいずれかに対応させて、複数の正解選択肢情報のいずれか、又は、複数の不正解選択肢情報のいずれかとして複数の選択肢情報を記憶する機能を有し、前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報における問題文情報に対応し、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の正解選択肢情報のいずれかを選択する正解選択肢選択手段と、前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報における問題文情報に対応し、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された複数の不正解選択肢情報からいずれかを選択する不正解選択肢選択手段と、を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
(6) (2)から(5)のいずれかに記載の学習管理サーバにおいて、前記学習水準情報生成手段によって生成された学習水準情報を前記端末に送信する学習水準情報送信手段を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
(7) (2)から(5)のいずれかに記載の学習管理サーバにおいて、前記学習水準試験情報記憶手段は、前記複数の学習カテゴリのいずれかに含まれる複数の下位学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、前記複数の学習水準試験情報を予め記憶する機能を有し、前記学習水準試験情報選択手段は、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択手段によって選択された学習カテゴリに含まれる複数の下位学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する機能を有することを特徴とする学習管理サーバ。
(8) (7)に記載の学習管理サーバにおいて、前記学習水準情報生成手段は、前記試験解答情報受信手段によって受信された試験解答情報に基づいて、前記学習カテゴリに対応する総合学習水準情報と、前記複数の下位学習カテゴリ毎に対応する個別学習水準情報と、を生成する機能を有し、前記学習情報送信制御手段は、前記学習水準情報生成手段によって生成された総合学習水準情報、個別学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う機能を有することを特徴とする学習管理サーバ。
(9) (8)に記載の学習管理サーバにおいて、前記学習水準情報生成手段によって生成された総合学習水準情報、個別学習水準情報を前記端末に送信する学習水準情報送信手段を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
(10) ユーザにより操作可能な端末とネットワークを介して通信可能であるコンピュータに、前記端末との通信に応じて、学習に関する複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う学習情報送信制御処理を実行させるプログラムであって、前記端末から送信された操作情報に応じて、前記複数の学習カテゴリからいずれかを選択する学習カテゴリ選択処理と、複数の学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、ユーザの学習水準に関する学習水準情報を生成するための複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択処理において選択された学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する学習水準試験情報選択処理と、前記学習水準試験情報選択処理において選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報を前記端末に送信する学習水準試験情報送信処理と、前記学習水準試験情報送信処理において送信された前記一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた試験解答情報を受信する試験解答情報受信処理と、前記試験解答情報受信処理において受信された試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成する学習水準情報生成処理と、前記学習情報送信制御処理において、前記学習水準情報生成処理において生成された学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(1)、(2)、(10)に記載の発明によれば、端末からの操作に応じて学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報が選択され、その試験情報に基づいた試験が端末の画面に表示されることとなる。そして、ユーザによる解答後、指定学習水準試験情報に対応する試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成し、その学習水準情報に基づいて、複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報が送信されることとなるので、多種多様の学習情報のそれぞれを詳しく調査するといった煩雑な作業を行うことなく、ユーザに適した学習情報を提供することができる。また、試験結果におじたものであることから、ユーザ自身の主観的な判断を加えることなく、客観的な学習水準情報が生成されるため、より正確な学習水準情報を得ることができ、これからの学習計画の選択を誤ることが防止され、ユーザに適した学習情報が提供されることとなる。また、迅速な学習情報の提供が可能である。
(3)に記載の発明によれば、複数の指定学習水準試験情報の配列をランダムに決定するので、同じ種類の指定学習水準試験情報が選択された場合であっても、配列が異なるため、繰り返し学習水準試験を行うようなユーザであっても、異なる指定学習水準試験情報が出題されたと認識される可能性が高まるため、より正確にユーザの学習水準を生成することができ、より一層、ユーザに適した学習情報を提供することができる。
(4)に記載の発明によれば、指定学習水準試験情報における選択肢情報の配列をランダムに決定するので、同じ指定学習水準試験情報が選択された場合であっても、問題文情報に対応する選択肢情報の配列が異なる場合があり、繰り返し学習水準試験を行うようなユーザであっても、異なる問題と認識される可能性が高まるため、より正確にユーザの学習水準を生成することができ、より一層、ユーザに適した学習情報を提供することができる。
(5)に記載の発明によれば、正解となる複数の正解選択肢情報、不正解となる複数の不正解選択肢情報として複数の選択肢情報が問題文情報に対応して記憶され、選択された指定学習水準試験情報における問題文情報に対応して、複数の正解選択肢情報、複数の不正解選択肢情報からいずれかを選択するので、同じ指定学習水準試験情報が選択された場合であっても、問題文情報に対応する正解選択肢情報の種類、不正解選択肢情報の種類が異なる場合があり、繰り返し学習水準試験を行うようなユーザであっても、異なる問題と認識される可能性が高まるため、より正確にユーザの学習水準を生成することができる。また、類似問題に対する学習水準も向上させることができ、より一層、ユーザに適した学習情報を提供することができる。
(6)、(9)に記載の発明によれば、総合学習水準情報、個別学習水準情報などの学習水準情報を端末に送信するので、客観的な情報としての学習水準情報を端末において表示させるなど、ユーザに対して認識されることができるため、より正確な学習水準情報を得られることができ、学習情報の選択を誤ることを防止し、ユーザに適した学習情報を提供することができる。また、主観的な判断との差異をユーザに認識させることができる。
(7)に記載の発明によれば、ユーザによって選択された学習カテゴリに含まれる複数の下位学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択するので、ユーザの主観的な意思によって選択された学習カテゴリよりも細分化された下位学習カテゴリに対応する指定学習水準試験情報を出題することができ、効率よく学習を進めることができる学習情報を提供することができる。もちろん、下位学習カテゴリに関する情報を認識していないユーザであっても、効率よく学習を進めることができる学習情報を提供することができる。
(8)に記載の発明によれば、学習カテゴリに対応する総合学習水準情報と、複数の下位学習カテゴリ毎に対応する個別学習水準情報とに基づいて学習情報を送信するので、ユーザの主観的な意思によって選択された学習カテゴリよりも細分化された下位学習カテゴリに対応する個別学習水準情報毎に学習情報を提供することができ、効率よく学習を進めることのできる学習情報を提供することができる。もちろん、下位学習カテゴリに関する情報を認識していないユーザであっても、効率よく学習を進めることができる学習情報を提供することができる。
この発明によれば、端末からの操作に応じて学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報が選択され、その試験情報に基づいた試験が端末の画面に表示されることとなる。そして、ユーザによる解答後、指定学習水準試験情報に対応する試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成し、その学習水準情報に基づいて、複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報が送信されることとなるので、多種多様の学習情報のそれぞれを詳しく調査するといった煩雑な作業を行うことなく、ユーザに適した学習情報を提供することができる。また、試験結果に応じたものであることから、ユーザ自身の主観的な判断を加えることなく、客観的な学習水準情報が生成されるため、より正確な学習水準情報を得ることができ、これからの学習計画の選択を誤ることが防止され、ユーザに適した学習情報が提供されることとなる。また、迅速な学習情報の提供が可能である。
以下に、本発明に好適な実施形態について図面に基づいて説明する。
[学習システムの構成]
本実施形態における学習システムを示すブロック図を図1に示す。
学習システム10は、端末41A、41B、41Cなどと、ネットワークNT上に設けられた学習管理サーバ21とから構成される。尚、本実施形態においては、理解を容易とするために、端末41A、41B、41C以外の端末については省略して説明する。
本実施形態におけるネットワークNTは、インターネット、専用回線、プロバイダ、音声通信局、及び、携帯電話機用基地局、衛星通信局などから構成されるが、これに限らず、端末41A、41B、41Cと学習管理サーバ21とが通信可能に接続される構成であればよい。
学習管理サーバ21には、ユーザにより操作可能な端末41Aなどとネットワークを介して通信可能であり、学習に関する学習情報(特に、コンピュータを用い、ネットワークを介して行われる学習に関する電子学習情報)を管理する機能を有する。また、詳しくは後述するが、学習管理サーバ21は、学習に関するeラーニングコンテンツの管理や、eラーニングコンテンツを提供する前におけるスキルチェックに関する制御など、各種の制御を行うこととなる。
端末41A、41B、41Cは、詳しくは後述するが、ユーザにより操作されるものであり、学習管理サーバ21との間の通信情報に基づいて、画像表示制御、音声発生制御など、各種の制御を実行する。
尚、本実施形態においては、パーソナルコンピュータを端末41A、41B、41Cとして用いているが、これに限らず、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)など、ネットワークNTにアクセス可能な端末であればよい。
また、アクセスの方法としては、TCP/IPプロトコル群で作成したパケットのやり取りをダイヤルアップPPP(Point-to-Point Protocol)接続などを利用して行い、ネットワークNTでは、TCP/IPプロトコルによる通信が行われる。尚、端末41Aなどと学習管理サーバ21とが通信可能に接続されておればよく、例えば、ダイヤルPPPなどを用いることなくアクセスを行うように構成してもよい。
尚、本実施形態においては、有線方式の装置を用いてネットワークNTを介して学習管理サーバ21に対して通信可能に接続されるように構成したが、これに限らず、通信可能であればよく、無線方式の装置を用いてネットワークNTを学習管理サーバ21に対して通信可能に接続されるように構成してもよい。例えば、各装置とインターネット等のネットワークNT(プロバイダのホストコンピュータ)との間は、TDMA(Time Division Multiple Access)方式や、CDMA(Code Division Multiple Access)方式等、デジタル方式の電波を用いて音声データを供給してもよく、これらの電波は、各地に点在する基地局を介して、学習管理サーバ21に接続される。
尚、図1では、ネットワークNTに接続されている学習管理サーバ21を、一つのサーバとして構成したが、これに限らず、後述する学習管理サーバ21の機能を分割させて複数のサーバにより構成してもよい。
[学習管理サーバの電気的構成]
本実施形態における学習管理サーバ21の電気的構成について図2を用いて説明する。
図2に示すように、学習管理サーバ21においては、データバス27に、制御部22であるCPU23、メモリ24、通信制御部25、学習情報記憶手段、学習水準試験情報記憶手段としての記憶部26等が接続されている。尚、本実施形態においては、学習管理サーバ21において、操作部、表示部などを備えない構成としたが、これに限らず、例えば、操作部、表示部などを備えるように構成してもよい。
CPU23は、記憶部26に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。また、CPU23は、プログラムに従って、後述する各種の手段として機能することとなる。
また、記憶部26には、CPU23により学習管理サーバ21の動作を制御するためのプログラム、各種のテーブルが記憶されている。具体的なプログラム、テーブルについては後述する。
尚、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する媒体として記憶部26を用いるように構成したが、これに限らず、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ROM、CD−ROM及びDVD等の記憶媒体に記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にメモリ24等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
メモリ24は、CPU23の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
通信制御部25は、端末41Aなど、ネットワークNTに接続されている各種の装置と通信するためのものである。
上述したような電気的に構成した学習管理サーバ21において、記憶部26に記憶されたプログラム及びテーブルについて詳しく説明する。
[各種処理内容の説明]
本実施形態の学習管理サーバ21における記憶部26に記憶されているプログラムは、ユーザにより操作可能な端末とネットワークを介して通信可能であるコンピュータに、以下のような処理(ステップ)を実行させるためのものである。
(A1) 前記端末との通信に応じて、学習に関する複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う学習情報送信制御処理。
(A2) 前記端末から送信された操作情報に応じて、前記複数の学習カテゴリからいずれかを選択する学習カテゴリ選択処理。
(A3) 複数の学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、ユーザの学習水準に関する学習水準情報を生成するための複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択処理において選択された学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する学習水準試験情報選択処理。
(A4) 前記学習水準試験情報選択処理において選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報を前記端末に送信する学習水準試験情報送信処理。
(A5) 前記学習水準試験情報送信処理において送信された前記一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた試験解答情報を受信する試験解答情報受信処理。
(A6) 前記試験解答情報受信処理において受信された試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成する学習水準情報生成処理。
(A7) 前記学習情報送信制御処理において、前記学習水準情報生成処理において生成された学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う処理。
(A8) 前記学習水準情報生成処理において生成された学習水準情報を前記端末に送信する学習水準情報送信処理。
(A9) 前記学習水準試験情報選択処理において、前記複数の学習カテゴリのいずれかに含まれる複数の下位学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて予め記憶された複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択処理において選択された学習カテゴリに含まれる複数の下位学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する処理。
(A10) 前記学習水準情報生成処理において、前記試験解答情報受信処理において受信された試験解答情報に基づいて、前記学習カテゴリに対応する総合学習水準情報と、前記複数の下位学習カテゴリ毎に対応する個別学習水準情報とを生成する処理。
(A11) 前記学習情報送信制御処理において、前記学習水準情報生成処理において生成された総合学習水準情報、個別学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う処理。
(A12) 前記学習水準情報生成処理において生成された総合学習水準情報、個別学習水準情報を前記端末に送信する学習水準情報送信処理。
(A13) 前記学習水準試験情報選択処理において選択された複数の指定学習水準試験情報の配列をランダムに決定する問題出題配列決定処理。
(A14) 問題文情報と選択肢情報とを含む情報として予め記憶され、前記学習水準試験情報選択処理において選択された一又は複数の指定学習水準試験情報における選択肢情報の配列をランダムに決定する選択肢配列決定処理。
(A15) 問題文情報のいずれかに対応させて記憶され、前記学習水準試験情報選択処理において選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報における問題文情報に対応する複数の正解選択肢情報のいずれかを選択する正解選択肢選択処理。
(A16) 問題文情報のいずれかに対応させて記憶され、前記学習水準試験情報選択処理において選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報における問題文情報に対応する複数の不正解選択肢情報からいずれかを選択する不正解選択肢選択処理。
つまり、記憶部26は、(A1)から(A16)の処理を含むプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)である。
また、記憶部26には、ユーザの学習水準に関する学習水準情報としての総合評価、個別評価を算出(生成)するための複数のスキルチェック問題情報(学習水準試験情報、以降、問題情報と省略する)が予め記憶されている。この問題情報は、詳しくは後述するが、タイトルのいずれか、タイトルに含まれるカテゴリ(例えば、大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ及び対応スキルなど)のいずれかというように複数層に区別されて(階層的に)対応付けられており、スキルチェック実行時においては、それら複数種類の問題情報から、一又は複数の問題情報が抽出され、端末41Aなどに送信されることとなる。
また、記憶部26には、学習に関する複数の学習情報としての複数のeラーニングコンテンツが記憶されている。これら複数のeラーニングコンテンツは、詳しくは後述するが、複数のタイトル毎に応じたスキルチェックの総合評価、それらタイトルに含まれる大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ及び対応スキルに対応する個別評価にそれぞれ対応付けられて記憶されており、スキルチェックの結果に応じて紹介され、提供されることとなる。
[各種テーブルの説明]
また、学習管理サーバ21における記憶部26に記憶されている各種のテーブルについて図3から図8を用いて説明する。尚、図3から図8に示すテーブルは、学習管理サーバ21における記憶部26に記憶されている。
[受講者情報テーブル]
上述した記憶部26には、受講者情報テーブルが記憶されている。この受講者情報テーブルは、受講者としてのユーザの個人情報を管理するためのものである。受講者情報テーブルは、図3に示すように、受講者IDと、名前と、住所と、電話番号と、団体コード、パスワードとがユーザ毎に対応付けられている。
受講者IDは、受講者を識別可能とするIDである。パスワードは、受講者としてのユーザ毎に設定されており、端末41Aなどから送信される受講者ID、パスワードと、受講者情報テーブルに記憶されている受講者IDとパスワードとによって、学習管理サーバ21におけるユーザ認証が行われることとなる。また、団体コードは、受講者が属する会社を識別可能にするIDである。これによって、共通する会社に属する全受講者が識別可能となる。尚、会社でなくとも各種の団体であってもよい。また、受講者が会社に属さない場合においても、会社コードを識別可能に付することとなる。
[スキルチェック問題構成テーブル]
また、記憶部26には、スキルチェック問題構成テーブルが記憶されている。このスキルチェック問題構成テーブルは、ユーザのスキルチェックを行うために生成されるスキルチェック問題の種類を構成するためのものである。
このスキルチェックとは、学習に関する学習情報(学習教材に関する学習教材情報を含む)としてのeラーニングコンテンツを紹介する前に実行されるものであり、ユーザによって選択されたタイトルに応じた学習水準を検定するためのものである。
スキルチェック問題構成テーブルには、図4に示すように、タイトル(タイトル情報)、全問題数、大カテゴリコード、大カテゴリの出題数、中カテゴリコード、中カテゴリの出題数、小カテゴリコード及び対応スキル、小カテゴリ及び対応スキルの出題数などが対応付けられている。尚、タイトルは、学習カテゴリの一例に相当し、大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ及び対応スキルは、下位学習カテゴリの一例に相当する。
尚、本実施形態においては、タイトルには、例えば、ソフトウェア開発技術者試験など、ユーザによって選択が相対的に容易な、試験名称、資格名称などの事項が対応付けられている。また、大カテゴリには、例えば、コンピュータ科学基礎など、タイトルよりも小さな概念の事項、中カテゴリには、例えば、データ構造など、大カテゴリよりも小さな概念の事項、小カテゴリ及び対応スキルには、例えば、スタック・キューなど、中カテゴリよりも小さな概念の事項、事項がそれぞれ対応付けられている。もちろん、これらのカテゴリ(例えば、小カテゴリ)は、知識の分野(範囲)を示すだけでなく、それら知識を用いて行うことのできるスキルも含まれる。
スキルチェック問題構成テーブルには、具体的には、複数種類のタイトルからユーザによって選択されたタイトルには、一又は複数の大カテゴリコードと、それら大カテゴリに含まれる問題のなかから抽出される問題数(大カテゴリ出題数)とが対応付けられている。また、大カテゴリコードには、それぞれ、一又は複数の中カテゴリコードと、それら中カテゴリに含まれる問題のなかから抽出される問題数(中カテゴリ出題数)とが対応付けられている。また、中カテゴリコードには、それぞれ、一又は複数の小カテゴリコード及び対応スキルと、それら小カテゴリ及び対応スキルに含まれる問題のなかから抽出される問題数(小カテゴリ出題数)とが対応付けられている。
また、上述した項目のうち、タイトルのみがユーザによって選択可能であり、ユーザによって選択されたタイトルに応じて、このスキルチェック問題構成テーブルが参照され、各カテゴリ(一又は複数の大カテゴリ、一又は複数の中カテゴリ、一又は複数の小カテゴリ及び対応スキル)毎に出題数が決定されることとなる。
尚、本実施形態における学習システム10では、ユーザの選択に応じて、各カテゴリと、各カテゴリ毎の出題数に基づいて、出題数する問題を選択するように構成したが、これに限らず、例えば、問題の難易度、問題の出題頻度など他のパラメータを加えて、出題数する問題を選択するように構成してもよい。具体的には、所定の中カテゴリにおいて、難易度が“1”から“2”で出題数が“2”、難易度が“3”から“4”で出題数が“3”、難易度が“5”で出題数が“1”と対応付けられており、その条件を満たす問題が抽出されるように構成してもよい。つまり、記憶部26は、難易度に対応させて複数の問題情報を予め記憶することとなる。また、本実施形態においては、以前の総合評価、個別評価に関することなく、複数の問題情報を選択する(複数の問題情報からなる問題情報群を編成する)ように構成したが、これに限らず、例えば、以前に行われた一回又は複数回(例えば、三回)のスキルチェックの総合結果、個別結果を生成し、これらの総合評価、個別評価に基づいて難易度、問題数、大カテゴリの問題数、中カテゴリの問題数、小カテゴリ及び対応スキルの問題数などを決定するように構成してもよい。また、前に解いた問題情報の難易度と、その前の問題情報の正誤に基づいて、次の問題情報を選択するように構成してもよい。
このように、記憶部26は、複数のタイトルのいずれかに含まれる複数のカテゴリ(大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ及び対応スキルなどの下位学習カテゴリ)のいずれかにそれぞれ対応させて、複数の問題情報を予め記憶することとなる。言い換えると、複数のタイトルのいずれかにそれぞれ対応させて、複数の問題情報を予め記憶することとなる。また、記憶部26は、複数の問題情報を、問題文情報と選択肢情報と画像情報とを含む情報として予め記憶することとなる。
[スキルチェック問題テーブル]
また、記憶部26には、スキルチェック問題テーブルが記憶されている。このスキルチェック問題テーブルは、スキルチェック問題を記憶するためのものである。
スキルチェック問題テーブルには、図5に示すように、分類コード、大カテゴリコード、中カテゴリコード、小カテゴリコード及び対応スキル、難易度、問題コード、問題文、画像ファイル名、選択肢毎に対応する内容、選択肢毎に対応する解説、各選択肢毎に対応する正誤、解答解説などが対応付けられている。
分類コードは、タイトルを識別可能とするコードである。問題コードは、問題を識別可能とするコードである。問題文は、問題に対応する文章であり、一つの問題に対して一つの問題文が対応付けられている。画像ファイル名は、問題コードに対応する画像ファイルを指定するためのものであり、画像ファイルがある場合には、そのファイル名称が記憶され、画像ファイルがない場合には、NULL値が記憶されている。また、選択肢の内容は、問題に対応する解答としての選択肢の内容であり、一つの問題に対して複数の選択肢が対応付けられている。また、選択肢の正誤は、問題に対応する選択肢の正誤であり、一つの選択肢に対して一つの正誤が対応付けられている。尚、選択肢の正解は、一つに限らず、問題文に応じて、一又は複数の選択肢に正解としてもよい。また、選択肢の解説は、選択肢の内容の解説、正解、不正解であることの理由などが含まれており、一つの選択肢に対して一つの選択肢が対応付けられている。また、解答解説は、問題文、選択肢の総合的な解答の解説である。
このようなスキルチェック問題テーブルが参照されることによって、カテゴリ別に問題が抽出可能である。また、問題文、選択肢などが選択され、問題が選択される。特に、詳しくは後述するが、選択肢の順序(配列)がランダムに変更されるため、同じ内容の問題であっても、選択肢の順序が変更することによって、同じ内容の問題と認識されにくい。このため、繰り返して同じ問題コードが選択された場合であっても、ユーザの学習水準をより正確に検出することができる。また、意図して正解の選択肢を覚えるなどの行為も防止することができ、ユーザの学習水準をより正確に検出することができる。
[スキルチェックテーブル]
また、記憶部26には、スキルチェックテーブルが記憶されている。このスキルチェックテーブルは、ユーザのスキルチェックの結果を記憶するためのものである。
スキルチェックテーブルには、図6に示すように、受講日時、受講者ID、会社コード、タイトル、総合評価、各種の個別評価などが対応付けられている。受講者ID、会社コードは、上述した受講者情報テーブルと関連付けられている。また、タイトルは、ユーザによって選択されたタイトルである。また、総合評価は、ユーザによって選択されたタイトルに対応する総合的な評価である。各種の個別評価は、ユーザによって選択されたタイトルに含まれる総合的ではない評価である。例えば、大カテゴリ別の評価、中カテゴリ別の評価、小カテゴリ及び対応スキル別の評価、問題別の評価などが含まれる。
このように、実行したスキルチェックの結果がスキルチェックテーブルに記憶されることによって、ユーザの学習水準や、ある会社に所属する複数のユーザの学習水準などが生成可能となるとともに、端末41Aなどにおける表示部47Aなどに表示可能となる。また、このように生成された学習水準に基づいて、推奨されるeラーニングコースが選択されることとなる。
[eラーニングコードテーブル]
また、記憶部26には、eラーニングコードテーブルが記憶されている。このeラーニングコードテーブルは、eラーニングコンテンツに関する情報(学習情報)を記憶するためのものである。
eラーニングコードテーブルには、図7に示すように、eラーニングコード、URL(Uniform Resource Locator)、中カテゴリコードが対応付けられている。eラーニングコードとは、紹介するeラーニングコンテンツを識別可能にするコードである。また、URLは、eラーニングコンテンツにアクセスするための情報である。また、中カテゴリコードは、eラーニングコンテンツの内容が含まれるカテゴリである。尚、本実施形態においては、中カテゴリに対応付けたが、これに限らず、大カテゴリ、小カテゴリ及び対応スキルに対応付けてもよい。
[eラーニング推奨コーステーブル]
また、記憶部26には、eラーニング推奨コーステーブルが記憶されている。このeラーニング推奨コーステーブルは、eラーニングコースを推奨するためのものである。
eラーニング推奨コーステーブルには、図8に示すように、評価と、一又は複数のeラーニングコンテンツから構成されるeラーニングコースとが対応付けられている。評価には、総合評価と、各種の個別評価とが含まれており、上述したスキルチェックテーブルにおける総合評価と、各種の個別評価関連付けられている。
上述したスキルチェックテーブル、eラーニングコードテーブル、eラーニング推奨コーステーブルが参照されることによって、ユーザの学習水準が検出された後、その検出された学習水準に対応するeラーニング推奨コースが決定され、そのコースに準じたURLに関する画像が端末41Aなどにおける表示部47Aなどに表示されることとなる。
[端末の電気的構成]
本実施形態における端末の電気的構成について図9を用いて説明する。尚、ここでは端末41Aについて代表して説明するが、他の端末41B、41Cなどにおいても同じような構成を有するものとする。
図9に示すように、端末41Aにおいては、データバス49Aに、制御部42AであるCPU43A、メモリ44A、通信制御部45A、記憶部46A、学習に関する画像を表示する表示部47A、学習に関する入力信号をCPU43Aなどに供給する操作部48Aが接続されている。
CPU43Aは、記憶部46Aに記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。また、CPU43Aは、プログラムに従って、後述する各種の手段として機能することとなる。
また、記憶部46Aには、CPU43Aにより端末41Aの動作を制御するためのプログラム、各種のテーブルが記憶されている。
尚、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する媒体として記憶部46Aを用いるように構成したが、これに限らず、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ROM、CD−ROM及びDVD等の記憶媒体に記録されていてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にメモリ44A等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
メモリ44Aは、CPU43Aの一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
通信制御部45Aは、学習管理サーバ21など、ネットワークNT上に設置されている各種の装置と通信するためのものである。
表示部47Aは、液晶表示パネルやCRTなどで構成されるものであり、CPU43Aの制御によって画像が表示される。
操作部48Aは、マウス、キーボードなどからなる構成されるものである。マウス、キーボードなどは、学習に関する処理を実行するためのものである。例えば、マウス、キーボードの操作に応じて、ユーザ認証、出題された問題に対する解答、スキルチェック結果の表示などが行われることとなる。尚、本実施形態においては、マウス、キーボードなどから操作部48Aを構成したが、これに限らず、ユーザによって入力可能なものであればよく、例えば、マイクなどであってもよい。この場合においては、ユーザによって発せられる音声がマイクによって収集され、CPU43Aなどによって、収集された音声が音声認識され、文字情報として変換されることも可能である。
[端末装置における表示説明]
本実施形態において、端末41Aなどの表示部47Aに表示される画像について図10から図23を用いて説明する。
最初に、図10に示すように、端末41Aにおいてユーザ認証画面が表示される。このようなユーザ認証画面においては、ユーザの会社コード、受講番号(受講者ID)、パスワードを入力するための入力ボックス60aから60cが表示されている。また、これらの入力ボックス60aから60cの下方にはスキルチェックボタン62が表示されている。このようなユーザ認証画面が表示されている状態において、入力ボックス60aから60cに入力が終了し、スキルチェックボタン62がクリックされた場合には、入力ボックス60aから60cに入力された入力会社コード、入力受講番号、入力パスワードが端末41Aから学習管理サーバ21に送信される。このような入力会社コード、入力受講番号、入力パスワードは、学習管理サーバ21で、受講者情報テーブルにおける受講者ID、会社コード、パスワードと比較され、その比較結果が一致すると判定された場合には、ユーザ認証が成功したこととなる。ユーザ認証に失敗した場合には、再度、ユーザ認証画面が表示される。
一方、ユーザ認証に成功した場合には、図11に示すように、スキルチェックメニュー画面が表示される。このようなスキルチェックメニュー画面においては、スキルチェックを実行する旨のテスト実施画像64、スキルチェックの実行結果の照会を行うための結果照会画像66、パスワードを変更するためのパスワード変更画像68がそれぞれ表示されており、それらの画像がクリックされることによって、各種の処理が実行される。
テスト実施画像64がクリックされた場合には、図12に示すように、受講者としてのユーザによって登録されたスキルチェックのタイトルが表示されている。例えば、図12においては、ビジネス基礎、IT基礎(eビジネス編)、IT基礎(一般)、IT基礎(インターネットインフラ編)、IT基礎(システム開発編)などが登録されている。これらのタイトルには、テスト番号、実施時間、テスト実施時間などが対応付けられて表示される。これら登録されたスキルチェックのタイトルがクリックされた場合には、図13に示すように、スキルチェック内容の確認、注意点などが表示される。この図13において、テスト開始ボタン70がクリックされることによって、スキルチェックが実行される。
スキルチェックが開始されると、図14に示すように、問題画像72が表示される。問題画像は、問題文72aと、指定画像72bと、選択肢72cとで構成されている。ユーザは、これらの問題72a文、選択肢72cを読み、指定画像72bを参照することによって、解答の選択肢を選択することとなる。問題画像72の下方には、解答の選択肢を選択するための解答チェックボックス74が表示されており、ユーザによって解答チェックボックス74のいずれかがクリックされることによって、解答が行われる。尚、スキルチェック時においては、図14に示すように、複数の問題のうちいずれか一問が表示されることとなるため、各種の問題切替ボタン76aから76f、問題ジャンプ画像78が表示され、これらの操作に応じて、いずれかの問題が表示されることとなる。また、解答状況の表示切替を行うための解答状況切替ボタン画像80a、80bが表示されており、それらいずれかの操作に応じて、解答状況の表示切替が行われる。更には、スキルチェックの残り時間画像82が逐次表示されることとなる。更には、テスト終了ボタン84が表示されている。このように、残り時間が0になるか、テスト終了ボタン84がクリックされるかによって、スキルチェックが終了することとなる。
このようにスキルチェックが終了した場合には、図15に示すように、採点結果画面が表示される。この採点結果画面においては、各問題に対応する正誤結果と、総合点数が表示される。
このように、総合学習水準情報、個別学習水準情報などの学習水準情報を端末に送信するので、客観的な情報としての学習水準情報を端末において表示させるなど、ユーザに対して認識されることができるため、より正確な学習水準情報を得られることができ、学習情報の選択を誤ることを防止し、ユーザに適した学習情報を提供することができる。また、主観的な判断との差異をユーザに認識させることができる。
一方、スキルチェックメニュー画面で、結果照会画像66がクリックされた場合において、個人別結果照会が選択されるなど行われたときには、図16に示すように、ユーザのスキルチェック結果一覧画面が表示される。このスキルチェック結果一覧画面には、タイトル毎におけるスキルチェック結果が表示される。また、タイトル毎に詳細表示選択ボタン86aから86eが表示されており、その詳細表示選択ボタン86aから86eのいずれかがクリックされることによって、図17に示すように、そのタイトルにおけるスキルチェック結果詳細画面が、表示されることとなる。
スキルチェック結果詳細画面においては、図17に示すように、選択されたタイトルのスキルチェック結果が表示される。例えば、そのタイトルのスキルチェック結果の総合評価88が表示されるとともに、タイトルに含まれる大カテゴリ毎のスキルチェック結果など、個別評価90が表示される。この場合においては、大カテゴリ毎の個別評価を軸としてスキルレーダー92が表示されている。具体的には、図17に示すように、IT基礎(一般)というタイトルに含まれる情報基礎、ネットワーク、システム開発、データベース、セキュリティ、インターネットといった各大カテゴリを軸として、それら大カテゴリ毎の正答率がグラフ化されることとなる。これによって、ユーザなどによってスキルの習得(学習水準)を容易に視認することができ、客観的な習得状況を把握することができるとともに、アナログ的なグラフ表示を行うことによって、学習に対する意欲を高揚させることができる。もちろん、大カテゴリ毎に対応する詳細なスキルチェック結果画像94も表示される。
また、大カテゴリ毎に対応するeラーニングコースの紹介画像96が表示される。このeラーニングコースの紹介画像96には、大カテゴリ毎の正答率に応じて、コメントが付されている。また、大カテゴリ毎に紹介ボタン98aから98eが表示されており、それらをクリックすることによって、図18に示すように、eラーニングコース詳細画面が表示される。また、スキルチェック結果詳細画面においては、これらの情報以外にも、図17に示すように、各問題の正誤結果などが表示される。
eラーニングコース詳細画面においては、図18に示すように、コース内容など、eラーニングコースの詳細情報が表示される。この画面において、eラーニングコースがクリックされることによって、そのeラーニングコンテンツにアクセス可能となる。このように、端末から送信された操作情報に応じて複数の学習カテゴリからいずれかが選択された場合には、その学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択し、指定学習水準試験情報に対応する試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成し、その学習水準情報に基づいて、複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信するので、多種多様の学習情報のそれぞれを詳しく調査するといった煩雑な作業を行うことなく、ユーザに適した学習情報を提供することができる。また、ユーザ自身の主観的な判断を加えることなく、客観的な学習水準情報に基づいて学習情報を提供することができ、学習情報の選択を誤ることを防止し、ユーザに適した学習情報を提供することができる。
尚、本実施形態においては、学習情報としてのeラーニングコンテンツと、総合評価、個別評価などを算出するための問題情報とを同じ学習管理サーバ21で管理しているが、これに限らず、例えば、学習情報としてのeラーニングコンテンツと、総合評価、個別評価などを算出するための問題情報とを異なるサーバで管理するように構成してもよい。つまり、学習管理サーバ21において、総合評価、個別評価などを算出するための問題情報を管理し、その総合評価、個別評価に基づいて、異なるサーバに構築されたeラーニングコンテンツを紹介することによって、事実上、eラーニングコンテンツを提供するように構成してもよい。
更に、スキルチェックメニュー画面で、結果照会画像66がクリックされた場合において、会社別結果照会が選択されるなど行われたときには、上述したようなデータの他に、図19から図23に示すように、会社(団体)全体のスキルチェック結果が表示されることとなる。尚、このような会社全体のスキルチェック結果は、ユーザ個人によっては閲覧不可能であり、特別に、会社、団体などの管理者によって閲覧可能である。会社全体のスキルチェック結果には、例えば、図19に示すように、大カテゴリ別に、会社全体の正答率と、会社などには関係ない全ユーザの正答率とが表示され、図20に示すように、これらの正答率とがグラフ化される。また、図21に示すように、それら会社全体の正答率がスキルレーダーとして表示可能である。更には、図22に示すように、正答率に応じたレベル判断が表示され、図23に示すように、グラフ化される。
このように、会社(団体)に所属する複数のユーザに関する評価情報が表示されるため、会社全体の正当率がどのような状況であるかが把握しやすく、スキルチェック結果に応じた経営判断など、各種の有益な情報が得られ、スキルの向上を効率的に行うことができる。
[学習システムにおける処理]
以下に、学習システム10で実行される処理を図24及び図25に示す。尚、対象となる端末を端末41Aとした学習システム10について以下に説明する。また、対象となる端末は、以下に説明する端末41Aと同じような処理を実行することとなるため説明を省略する。また、発明の理解を容易とするために、学習サーバ21、端末41Aにおいて実行される詳細な処理を省略して以下に説明する。更には、以下の処理について、学習管理サーバ21と端末41Aとの間でユーザ認証が行われたことを前提に実行される。
最初に、図24に示すように、端末41Aにおいて、CPU43Aは、操作部48Aからの入力信号を受信した場合には、タイトル選択情報送信処理を実行する(ステップS201)。この処理において、CPU43Aは、操作部48Aの入力信号に応じて、学習管理サーバ21から送信された複数種類のタイトルからいずれかを選択し、そのタイトルを選択した旨のタイトル選択情報をメモリ44Aに一時的に記憶する。そして、CPU43Aは、メモリ44Aに記憶されたタイトル選択情報を、通信制御部45Aを介して学習管理サーバ21に送信する。この処理が終了した場合には、ステップS202に処理を移す。
そして、学習管理サーバ21において、CPU23は、ステップS101のように、端末41Aからタイトル選択情報を受信した場合(ステップS101)には、メモリ24に一時的に記憶する。つまり、CPU23は、端末41Aから送信された操作情報に応じて、複数のタイトル(学習カテゴリ)からいずれかを選択することとなる。尚、本実施形態におけるステップS101を実行するCPU23は、学習カテゴリ選択手段の一例に相当する。この場合には、CPU23は、上述したスキルチェック問題構成テーブル、スキルチェック問題テーブルを参照する(ステップS102)。
そして、CPU23は、複数種類のタイトルのうち、ユーザによって選択され、メモリ24に記憶されたタイトル情報に対応する大カテゴリコード、大カテゴリにおける出題数、中カテゴリコード、中カテゴリにおける出題数、小カテゴリコード及び対応スキル、小カテゴリ及び対応スキルにおける出題数を読み出し、それらのデータに基づいて、カテゴリ毎に所定数の問題コードを、スキルチェック問題テーブルからランダムに抽出し、メモリ24に一時的に記憶する(ステップS103)。つまり、CPU23は、記憶部26に記憶された複数の問題情報(複数の学習水準試験情報)から、ステップS101によって選択されたタイトルに含まれる大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ及び対応スキル(複数の下位学習カテゴリ)に対応する一又は複数の問題情報(指定学習水準試験情報)を選択することとなる。言い換えると、CPU23は、記憶部26に記憶された複数の問題情報から、ステップS101によって選択されたタイトルに対応する一又は複数の問題情報を選択することとなる。尚、本実施形態におけるステップS103を実行するCPU23は、学習水準試験情報選択手段の一例に相当する。
また、本実施形態においては、複数の下位学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択するように構成したが、これに限らず、例えば、難易度に対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択するように構成してもよい。つまり、CPU23は、複数の学習水準試験情報から、問題情報の難易度に応じて、一又は複数の指定学習水準試験情報を選択するように構成してもよい。
そして、CPU23は、ステップS103において抽出された問題コードに対応する複数の選択肢を決定し、メモリ24に一時的に記憶する(ステップS104)。具体的には、CPU23は、問題に対応する複数の選択肢の順序(表示順序)をランダムに決定することとなる。つまり、CPU23は、ステップS103によって選択された一又は複数の問題情報における選択肢(選択肢情報)の順序(配列)をランダムに決定することとなる。尚、本実施形態におけるステップS104を実行するCPU23は、選択肢配列(順序)決定手段の一例に相当する。これによって、指定学習水準試験情報における選択肢情報の配列をランダムに決定するので、同じ指定学習水準試験情報が選択された場合であっても、問題文情報に対応する選択肢情報の配列が異なる場合があり、繰り返し学習水準試験を行うようなユーザであっても、異なる問題と認識される可能性が高まるため、より正確にユーザの学習水準を生成することができ、より一層、ユーザに適した学習情報を提供することができる。
尚、本実施形態においては、指定学習水準試験情報における選択肢情報の順序をランダムに決定するように構成したが、これに限らず、例えば、指定学習水準試験情報における選択肢情報の順序を変更することなく、予め決定されていてもよい。
また、記憶部26は、問題文情報のいずれかに対応させて、複数の正解の選択肢(正解選択肢情報)のいずれか、又は、複数の不正解の選択肢(不正解選択肢情報)のいずれかとして複数の選択肢情報を記憶するようにし、CPU23は、正解の選択肢として記憶されている複数の選択肢からいずれかを選択し、不正解の選択肢として記憶されている複数の選択肢からいずれかを選択するように制御してもよい。具体的には、正解の選択肢が1つ、不正解の選択肢が4つあり、正解の選択肢を選択するような問題文情報である場合において、正解の選択肢が3つあり、不正解の選択肢が9つ記憶されており、3つの正解の選択肢から1つ選択し、9つの不正解の選択肢から4つ選択することとなる。つまり、CPU23(正解選択肢選択手段、不正解選択肢選択手段)は、ステップS103選択された一又は複数の指定学習水準試験情報における問題文情報に対応し、複数の正解選択肢情報のいずれか一部を選択するとともに、複数の不正解選択肢情報からいずれか一部を選択するように構成してもよい。これによって、正解となる複数の正解選択肢情報、不正解となる複数の不正解選択肢情報として複数の選択肢情報が問題文情報に対応して記憶され、選択された指定学習水準試験情報における問題文情報に対応して、複数の正解選択肢情報、複数の不正解選択肢情報からいずれかを選択するので、同じ指定学習水準試験情報が選択された場合であっても、問題文情報に対応する正解選択肢情報の種類、不正解選択肢情報の種類が異なる場合があり、繰り返し学習水準試験を行うようなユーザであっても、異なる問題と認識される可能性が高まるため、より正確にユーザの学習水準を生成することができる。また、類似問題に対する学習水準も向上させることができ、より一層、ユーザに適した学習情報を提供することができる。また、例えば、「Aに属するものを選択せよ。」という問題文と、「Aに属さないものを選択せよ。」という複数種類の問題文情報が記憶され、それら複数種類の問題文情報からいずれかを選択し、複数種類の選択肢から正解選択肢と不正解選択肢とを選択するように構成してもよい。また、上述した実施形態においては、一つの選択肢を選択するような問題情報であったが、これに限らず、例えば、「以下の選択肢からAに属するものを2つ選択せよ。」という問題文情報(問題情報)のように、複数の選択肢を選択するような問題情報であってもよい。また、正解なしという選択肢を含むように構成してもよい。
そして、CPU23は、ステップS103において選択され、ステップS104において決定された選択肢に対応する問題コードの出題順序(配列)をランダムに決定し、メモリ24に一時的に記憶する(ステップS105)。つまり、CPU23は、ステップS103によって選択された複数の問題情報の配列をランダムに決定することとなる。尚、本実施形態におけるステップS105を実行するCPU23は、問題出題配列決定手段の一例に相当する。これによって、指定学習水準試験情報の配列をランダムに決定するので、同じ種類の指定学習水準試験情報が選択された場合であっても、配列が異なるため、繰り返し学習水準試験を行うようなユーザであっても、異なる指定学習水準試験情報が出題されたと認識される可能性が高まるため、より正確にユーザの学習水準を生成することができ、より一層、ユーザに適した学習情報を提供することができる。
つまり、単に問題情報を提供し、その問題情報に応ずる解答情報(答案情報)を取得し、ユーザの学習水準を検出するように構成した場合には、ユーザ自身の学習水準が客観的に判断されることとなるが、繰り返しスキルチェック行う学習システムである場合には、同じような問題情報、問題情報の順序、問題文情報、選択肢情報、選択肢情報の順序など、問題情報の出題態様の変更が少ないと、例えば、これらの情報を同じ内容と認識してしまう、これらの情報自体を意図的に覚えてしまうなどの各種の弊害が生じ、正確にユーザの学習水準を生成できないおそれがある。このようなことに鑑みて、上述したように制御することによって、意図して正解の選択肢を覚えるなどの行為も防止するなど、ユーザ自身の学習水準を正確に検出することによって、より一層、ユーザの学習水準に適した学習情報を提供することができる学習システム、学習管理サーバ及びプログラムを提供することができる。
そして、CPU23は、ステップS103において決定され、ステップS104において選択肢の順序が決定され、ステップS105において決定された出題順序の問題情報を、通信制御部25Aを介し、端末41Aに対して送信する(ステップS106)。尚、本実施形態におけるステップS106を実行するCPU23は、学習水準試験情報送信手段の一例に相当する。この処理が終了した場合には、ステップS107に処理を移す。尚、本実施形態においては、選択された全問の問題情報を送信するように構成したが、これに限らず、例えば、全問の問題情報でなくとも、一又は複数問ずつ問題情報を送信するように構成してもよい。また、所定時間が経過する度に一問ずつ問題情報を端末41Aに送信するように構成してもよい。
ステップS107において、CPU23は、終了条件が成立したか否かを判断する。この処理において、CPU23は、所定時間が経過したか否か、端末41Aからの終了信号を受信したか否かなどによって、終了条件が成立したか否かを判断する。CPU23は、終了条件が成立したと判別した場合には、ステップS108に処理を移す。一方、CPU23は、終了条件が成立しなかったと判別した場合には、再度ステップ107に処理を移す、つまり、終了条件が成立するまで待ち受け状態となる。
一方、端末41Aにおいて、CPU43Aは、ステップS106のように、学習管理サーバ21から問題情報を受信した場合(ステップS202)には、記憶部46Aに記憶する。この場合には、CPU43Aは、図14に示すように、問題情報に基づく問題画像の表示を行う(ステップS203)。また、CPU23は、操作部48Aから供給される解答入力信号を受信した場合には、その解答入力信号に応じて、入力信号に応じて、問題情報に対応する解答情報を生成し、一時的にメモリ44Aに記憶する。
そして、端末41AにおけるステップS204では、CPU43Aは、終了条件が成立したか否かを判断する。この処理において、CPU23は、終了入力信号の入力があったか否か、所定時間が経過したか否かなどによって、終了条件が成立したか否かを判断する。CPU23は、終了条件が成立したと判別した場合には、ステップS205に処理を移す。そして、ステップS205において、CPU43Aは、上述したようにメモリ44Aに記憶された問題情報に対応する解答情報を学習管理サーバ21に送信する(ステップS205)。この処理が終了した場合には、図25のステップS206に処理を移す。一方、CPU23は、終了条件が成立しなかった場合には、再度ステップS204に処理を移す。この場合において、CPU43Aは、入力信号に応じて、問題情報に基づく問題画像を変更させるように表示させることがある。
一方、学習管理サーバ21のステップS107において、CPU23は、図24に示すように、ステップS204のように、端末41Aから解答情報を受信した場合(ステップS108)には、記憶部26のスキルチェックテーブルに追加記憶する(ステップS109)。つまり、CPU23は、端末41Aから送信された一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた解答情報を受信した場合には、解答情報を記憶することとなる。尚、本実施形態におけるステップS108を実行するCPU23は、試験解答情報受信手段の一例に相当する。この処理が終了した場合には、図25のステップS110に処理を移す。
ステップS110において、CPU23は、図25に示すように、ステップS107においてメモリ24に記憶された解答情報を読み出す。そして、CPU23は、解答情報と、解答情報に対応する選択肢の正誤をスキルチェック問題テーブルから読み出し、解答情報の正誤の判定を行い、判定結果をメモリ24に一時的に記憶する。そして、CPU23は、問題情報、解答情報、解答情報の正誤判定結果に基づいて、総合評価、個別評価を生成し、記憶部26のスキルチェックテーブルに記憶する。総合評価は、例えば、全ての問題情報に関する、正誤判定結果に基づいて生成される。また、個別評価は、例えば、問題情報の大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリ及び対応スキルなど毎の正誤判定結果に基づいて生成される。つまり、CPU23は、受信された試験情報(試験解答情報)に基づいて、タイトルに対応する総合評価(総合学習水準情報)と、タイトルに含まれる複数の下位学習カテゴリ毎に対応する個別評価(個別学習水準情報)とを生成することとなる。言い換えると、CPU23は、受信された解答情報に基づいて、学習水準情報を生成することとなる。尚、本実施形態におけるステップS110を実行するCPU23は、学習水準情報生成手段の一例に相当する。
そして、CPU23は、eラーニング推奨コーステーブル、eラーニングコードテーブルを参照し、生成された総合評価、個別評価に基づくeラーニングコード、URLなど、eラーニング紹介情報を選択する(ステップS111)。そして、CPU23は、総合評価、個別評価、ステップS110において選択されたeラーニング紹介情報を端末41Aに対して送信する(ステップS112)。つまり、CPU23は、ステップS110によって生成された総合評価、個別評価(総合学習水準情報、個別学習水準情報を含む学習水準情報)を端末41Aに送信することとなる。これによって、総合学習水準情報、個別学習水準情報などの学習水準情報を端末に送信するので、客観的な情報としての学習水準情報を端末において表示させるなど、ユーザに対して認識されることができるため、より正確な学習水準情報を得られることができ、学習情報の選択を誤ることを防止し、ユーザに適した学習情報を提供することができる。また、主観的な判断との差異をユーザに認識させることができる。尚、本実施形態におけるステップS112を実行するCPU23は、学習水準情報送信手段の一例に相当する。また、本実施形態におけるステップS112を実行するCPU23は、端末41Aとの通信に応じて、ステップS110によって生成された総合評価、個別評価に基づいて、複数のeラーニングコース(eラーニングコンテンツ)のうち、一又は複数のeラーニングコース(eラーニングコンテンツ)を紹介(送信)する制御を行う学習情報提供制御手段、学習情報送信制御手段の一例に相当する。この処理が終了した場合には、ステップS113に処理を移す。
一方、端末41Aにおいて、CPU43Aは、図25に示すように、総合評価、個別評価、eラーニング紹介情報を受信した場合(ステップS206)には、それらの情報に基づくチェック結果画像を表示部47Aに表示させる制御を行う(ステップS207)。そして、CPU43Aは、操作部48Aからの要求入力信号があった場合には、ステップS208のように、eラーニング要求情報を学習管理サーバ21に送信することとなる。
一方、学習管理サーバ21において、CPU23は、ステップS113のように、eラーニング要求情報を受信した場合には、そのeラーニング要求情報に対応するeラーニングコース(eラーニングコンテンツ)を端末41Aに送信する(ステップS114)。つまり、CPU23は、端末41Aとの通信に応じて、総合評価、個別評価(総合学習水準情報、個別学習水準情報を含む学習水準情報)を生成し、総合評価、個別評価に基づいて、複数のeラーニングコース(学習情報)のうち、一又は複数のeラーニングコース(指定学習情報)を提供する制御を行うこととなる。尚、本実施形態におけるステップS112、114を実行するCPU23は、学習情報提供制御手段の一例に相当する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
このように制御することによって、端末から送信された操作情報に応じて複数の学習カテゴリからいずれかが選択された場合には、その学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択し、指定学習水準試験情報に対応する試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成し、その学習水準情報に基づいて、複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信するので、多種多様の学習情報のそれぞれを詳しく調査するといった煩雑な作業を行うことなく、ユーザに適した学習情報を提供することができる。また、ユーザ自身の主観的な判断を加えることなく、客観的な学習水準情報に基づいて学習情報を提供することができ、学習情報の選択を誤ることを防止し、ユーザに適した学習情報を提供することができる。
また、ユーザによって選択された学習カテゴリに含まれる複数の下位学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択するので、ユーザの主観的な意思によって選択された学習カテゴリよりも細分化された下位学習カテゴリに対応する指定学習水準試験情報を出題することができ、効率よく学習を進めることができる学習情報を提供することができる。もちろん、下位学習カテゴリに関する情報を認識していないユーザであっても、効率よく学習を進めることができる学習情報を提供することができる。
更には、学習カテゴリに対応する総合学習水準情報と、複数の下位学習カテゴリ毎に対応する個別学習水準情報とに基づいて学習情報を送信するので、ユーザの主観的な意思によって選択された学習カテゴリよりも細分化された下位学習カテゴリに対応する個別学習水準情報毎に学習情報を提供することができ、効率よく学習を進めることができる学習情報を提供することができる。もちろん、下位学習カテゴリに関する情報を認識していないユーザであっても、効率よく学習を進めることができる学習情報を提供することができる。
[その他の実施形態]
尚、本実施形態においては、複数種類の選択肢からいずれかを選択するような問題情報であったが、これに限らず、例えば、選択肢を用いることのない問題情報であってもよい。具体的には、「上記の文字をタイピングしなさい。」といった問題文情報に対応して、タイピング操作結果を送信する問題情報や、「以下の表を作成しなさい。」という問題文情報に対応して、各種のツールを用いた表作成結果を送信する問題情報、「3行目のフォントを12ポイント、MS明朝にしなさい。」という問題文情報に対応して、各種のツールを用いた文書作成結果を送信する問題情報など、各種の態様が挙げられる。この場合において、上述した各種結果の他に、スキルチェックの実行時間を計数し、計数したスキルチェックの実行時間を学習管理サーバ21に送信するように構成してもよい。また、学習情報としては、資格試験などに関する学習情報のみならず、例えば、小学校、中学校、高校などに導入することによって、小学生、中学生、高校生などの学生が、職業を考える場合に、ある職業に必要なスキルをチェックし、そのチェック結果に基づいて、ある職業になるために必要な学習情報を提供することができ、ユーザの学習水準(スキル)を効率よく向上させることができる。これによって、一般の社会において、自分の進みたい職業などの知識、目標意識がないまま、厳しい社会に放り出される今までとは異なり、ユーザ自身の目標意識を高め、必要な知識を容易に得ることができるため、例えば、フリーター問題、社会不適合者問題など、各種の問題を解決することができる。
また、本実施形態においては、学習情報として、学習教材に関する学習教材情報を採用していたが、学習に関する学習情報であればこれに限らず、例えば、指導者との間で通信を行うことによって、学習を進めるようなものであってもよい。
更には、本実施形態においては、総合評価、個別評価を学習水準情報として採用しているが、これに限らず、例えば、個別評価を行わないようにしてもよい。また、タイトルに対応する各種のカテゴリ毎に問題情報を選択するように構成したが、これに限らず、例えば、各種のカテゴリをタイトルに対応しないように構成してもよい。
更には、本実施形態においては、スキルチェックの実行によって生成された各種の個別評価に基づいてeラーニングコースを紹介するように構成したが、これに限らず、例えば、スキルチェックの実行によって生成された総合評価に基づいてeラーニングコースを紹介するように構成してもよい。また、例えば、スキルチェックの実行によって生成された総合評価、各種の個別評価の他に、ユーザ自身のスキルの到達目標に基づいて、eラーニングコースを紹介するように構成してもよい。例えば、図26に示すように、eラーニング推奨コーステーブルには、スキルチェックの実行に伴い生成された現在の総合評価、各種の個別評価と、eラーニング実行後の総合評価目標、各種の個別評価目標と、eラーニング推奨コースとが対応付けられている。尚、eラーニング実行後の総合評価目標、個別評価目標は、ユーザや団体の管理者などによって設定可能であるが、これらの目標が設定されない場合には、現在の総合評価、各種の個別評価に基づいて標準的に到達できそうな総合評価目標、個別評価目標が自動的に設定される。このようなeラーニング推奨コーステーブルを参照することによって、生成された総合評価、個別評価と、ユーザの操作に応ずる総合評価目標、個別評価目標(学習目標水準情報、総合学習目標水準情報、個別学習目標水準情報)に基づいて、複数の学習情報のうち、一又は複数のeラーニングコース(eラーニングコンテンツ)を紹介する制御を行うこととなる。もちろん、上述した他にも、eラーニングコースの学習時間(学習情報に基づく学習を行うための学習時間情報)、学習費用(学習情報に基づく学習を行うための学習費用情報)などに基づいて、eラーニングコースを紹介するように構成してもよい。また、本実施形態においては、上述したように、学習情報としてeラーニングコースを端末に送信(紹介)するように構成したが、これに限らず、学習に関する学習情報であればよく、例えば、研修コース、学習教材に関する情報を学習情報として送信するように構成してもよい。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、主に、ユーザにより操作可能な端末と、ネットワークを介して当該端末と通信可能な学習管理サーバと、を備え、前記学習管理サーバは、学習に関する複数の学習情報が予め記憶された学習情報記憶手段と、前記端末と前記学習管理サーバとの間の通信に応じて、前記学習管理サーバにおける前記学習情報記憶手段に記憶された前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う学習情報送信制御手段と、を有する学習システムであって、前記学習管理サーバは、複数の学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、ユーザの学習水準に関する学習水準情報を生成するための複数の学習水準試験情報が予め記憶された学習水準試験情報記憶手段と、前記端末から送信された操作情報に応じて、前記複数の学習カテゴリからいずれかを選択する学習カテゴリ選択手段と、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択手段によって選択された学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する学習水準試験情報選択手段と、前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報を前記端末に送信する学習水準試験情報送信手段と、前記学習水準試験情報送信手段によって送信された前記一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた試験解答情報を受信する試験解答情報受信手段と、前記試験解答情報受信手段によって受信された試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成する学習水準情報生成手段と、を備え、前記学習情報送信制御手段は、前記学習水準情報生成手段によって生成された学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う機能を有することを特徴とするものであるが、学習管理サーバ、端末、学習情報記憶手段、学習水準試験情報記憶手段、学習情報送信制御手段、学習カテゴリ選択手段、学習水準試験情報選択手段、学習水準試験情報送信手段、試験解答情報受信手段、学習水準情報生成手段、学習水準情報送信手段、問題出題配列決定手段、選択肢配列決定手段、正解選択肢選択手段、不正解選択肢選択手段などの具体的構成は、適宜設計変更可能である。
尚、本発明の実施例に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態の学習システムにおける構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の学習管理サーバにおける電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の学習管理サーバにおけるテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態の学習管理サーバにおけるテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態の学習管理サーバにおけるテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態の学習管理サーバにおけるテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態の学習管理サーバにおけるテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態の学習管理サーバにおけるテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末における電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の端末において表示される表示画面を示す説明図である。 本発明の一実施形態の学習システムにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の学習システムにおいて実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の学習管理サーバにおけるテーブルを示す説明図である。
符号の説明
10 学習システム
21 学習管理サーバ
22、42 制御部
25、45 通信制御部
26、46 記憶部
41 端末
47 表示部
48 操作部

Claims (10)

  1. ユーザにより操作可能な端末と、ネットワークを介して当該端末と通信可能な学習管理サーバと、を備え、
    前記学習管理サーバは、
    学習に関する複数の学習情報が予め記憶された学習情報記憶手段と、
    前記端末と前記学習管理サーバとの間の通信に応じて、前記学習管理サーバにおける前記学習情報記憶手段に記憶された前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う学習情報送信制御手段と、を有する学習システムであって、
    前記学習管理サーバは、
    複数の学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、ユーザの学習水準に関する学習水準情報を生成するための複数の学習水準試験情報が予め記憶された学習水準試験情報記憶手段と、
    前記端末から送信された操作情報に応じて、前記複数の学習カテゴリからいずれかを選択する学習カテゴリ選択手段と、
    前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択手段によって選択された学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する学習水準試験情報選択手段と、
    前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報を前記端末に送信する学習水準試験情報送信手段と、
    前記学習水準試験情報送信手段によって送信された前記一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた試験解答情報を受信する試験解答情報受信手段と、
    前記試験解答情報受信手段によって受信された試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成する学習水準情報生成手段と、を備え、
    前記学習情報送信制御手段は、前記学習水準情報生成手段によって生成された学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う機能を有することを特徴とする学習システム。
  2. ユーザにより操作可能な端末とネットワークを介して通信可能であり、
    学習に関する複数の学習情報が予め記憶された学習情報記憶手段と、
    前記端末との通信に応じて、前記学習情報記憶手段に記憶された前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う学習情報送信制御手段と、を備えた学習管理サーバであって、
    複数の学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、ユーザの学習水準に関する学習水準情報を生成するための複数の学習水準試験情報が予め記憶された学習水準試験情報記憶手段と、
    前記端末から送信された操作情報に応じて、前記複数の学習カテゴリからいずれかを選択する学習カテゴリ選択手段と、
    前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択手段によって選択された学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する学習水準試験情報選択手段と、
    前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報を前記端末に送信する学習水準試験情報送信手段と、
    前記学習水準試験情報送信手段によって送信された前記一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた試験解答情報を受信する試験解答情報受信手段と、
    前記試験解答情報受信手段によって受信された試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成する学習水準情報生成手段と、を備え、
    前記学習情報送信制御手段は、前記学習水準情報生成手段によって生成された学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う機能を有することを特徴とする学習管理サーバ。
  3. 請求項2に記載の学習管理サーバにおいて、
    前記学習水準試験情報選択手段によって選択された複数の指定学習水準試験情報の配列をランダムに決定する問題配列決定手段を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
  4. 請求項2又は3に記載の学習管理サーバにおいて、
    前記学習水準試験情報記憶手段は、前記複数の学習水準試験情報を、それぞれ問題文情報と複数種類の選択肢情報とを含む情報として予め記憶する機能を有し、
    前記学習水準試験情報選択手段によって選択された一又は複数の指定学習水準試験情報における複数種類の選択肢情報の配列をランダムに決定する選択肢配列決定手段を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
  5. 請求項4に記載の学習管理サーバにおいて、
    前記学習水準試験情報記憶手段は、前記問題文情報のいずれかに対応させて、複数の正解選択肢情報のいずれか、又は、複数の不正解選択肢情報のいずれかとして複数の選択肢情報を記憶する機能を有し、
    前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報における問題文情報に対応し、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の正解選択肢情報のいずれかを選択する正解選択肢選択手段と、
    前記学習水準試験情報選択手段によって選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報における問題文情報に対応し、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された複数の不正解選択肢情報からいずれかを選択する不正解選択肢選択手段と、を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
  6. 請求項2から5のいずれかに記載の学習管理サーバにおいて、
    前記学習水準情報生成手段によって生成された学習水準情報を前記端末に送信する学習水準情報送信手段を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
  7. 請求項2から5のいずれかに記載の学習管理サーバにおいて、
    前記学習水準試験情報記憶手段は、前記複数の学習カテゴリのいずれかに含まれる複数の下位学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、前記複数の学習水準試験情報を予め記憶する機能を有し、
    前記学習水準試験情報選択手段は、前記学習水準試験情報記憶手段に記憶された前記複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択手段によって選択された学習カテゴリに含まれる複数の下位学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する機能を有することを特徴とする学習管理サーバ。
  8. 請求項7に記載の学習管理サーバにおいて、
    前記学習水準情報生成手段は、前記試験解答情報受信手段によって受信された試験解答情報に基づいて、前記学習カテゴリに対応する総合学習水準情報と、前記複数の下位学習カテゴリ毎に対応する個別学習水準情報と、を生成する機能を有し、
    前記学習情報送信制御手段は、前記学習水準情報生成手段によって生成された総合学習水準情報、個別学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う機能を有することを特徴とする学習管理サーバ。
  9. 請求項8に記載の学習管理サーバにおいて、
    前記学習水準情報生成手段によって生成された総合学習水準情報、個別学習水準情報を前記端末に送信する学習水準情報送信手段を備えたことを特徴とする学習管理サーバ。
  10. ユーザにより操作可能な端末とネットワークを介して通信可能であるコンピュータに、
    前記端末との通信に応じて、学習に関する複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う学習情報送信制御処理を実行させるプログラムであって、
    前記端末から送信された操作情報に応じて、前記複数の学習カテゴリからいずれかを選択する学習カテゴリ選択処理と、
    複数の学習カテゴリのいずれかにそれぞれ対応させて、ユーザの学習水準に関する学習水準情報を生成するための複数の学習水準試験情報から、前記学習カテゴリ選択処理において選択された学習カテゴリに対応する一又は複数の指定学習水準試験情報を選択する学習水準試験情報選択処理と、
    前記学習水準試験情報選択処理において選択された前記一又は複数の指定学習水準試験情報を前記端末に送信する学習水準試験情報送信処理と、
    前記学習水準試験情報送信処理において送信された前記一又は複数の指定学習水準試験情報に応じた試験解答情報を受信する試験解答情報受信処理と、
    前記試験解答情報受信処理において受信された試験解答情報に基づいて、学習水準情報を生成する学習水準情報生成処理と、
    前記学習情報送信制御処理において、前記学習水準情報生成処理において生成された学習水準情報に基づいて、前記複数の学習情報のうち、一又は複数の指定学習情報を送信する制御を行う処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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