JP2005320997A - リターンロックキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 被固着物を締結しているナット3に装着され、ナット3の側部3aを覆う筒状のキャップ本体を備えたリターンロックキャップにおいて、キャップ本体には外周壁11から径方向の内側に向かって延びる係止爪12が設けられ、キャップ本体をナット3に装着させた状態で、係止爪12がナット3の頭部によって変形し、ナット3の頭部から突出しているボルト2のねじ部と係止爪12が係合している。
【選択図】 図1
Description
また、前記キャップ本体には、前記外周壁の周方向に間隔をおいて複数の係止爪が設けられ、該係止爪が対向して配置されている。
さらに、前記係止爪が前記外周壁の上端部から前記ナットの中心軸に向かって斜め下側に延びている。
さらにまた、前記キャップ本体と前記係止爪とが、金属板をプレス加工することにより一体に形成されている。
また、前記キャップ本体には、前記外周壁の周方向に間隔をおいて複数の係止爪が設けられていることにより、係止爪がボルトのねじ部とより多くの箇所で係合するようになるので、確実にナットの緩みを防止することができる。また、係止爪が対向して配置されていることにより、係止爪がボルトのねじ部と係合した状態で、対向するどちらか一方の係止爪の方にリターンロックキャップがずれたときでも、もう一方の係止爪が確実に係合している状態にすることができる。
さらに、前記係止爪が前記外周壁の上端部から前記ナットの中心軸に向かって斜め下側に延びていることにより、係止爪にナットの着脱方向に対して弾性力を与えることができる。
さらにまた、前記キャップ本体と前記係止爪とが、金属板をプレス加工することにより一体に形成されていることにより、最小限度の部品の数にすることができる。
外周壁11は、略円筒形状に形成されており、該円筒形状の内側に形成された円周状の内周面11aと外側に形成された円周状の外周面11bとを備えている。
リターンロックキャップ10は、六角ボルト(ナット)の中心軸14とリターンロックキャップの中心軸5がほぼ一致するように、六角ナット3に被せられる。このとき、係止爪12は斜め下側を向いているので、係止爪12と六角ボルト3のねじ部は当接することなく、手でリターンロックキャップ10を被せることができる。
さらに、リターンロックキャップ10が簡単な構造で、かつ一体的に形成されているので、部品として安価に製作することができる。
例えば、外周壁11の内周面11aを六角ナットの側部3aが有する6個の角部4と面で接触させることにより、係止爪12とねじ部の係合をより確実にすることができる。
また、上記実施例では、ボルトおよびナットを六角ボルトと六角ナットとしたが、頭部の形状は六角形ではなく、他の形状を有していてもよい。
さらに、上記実施例では、係止爪12の数を8個としたが、ボルトおよびナットの径の大きさや、係止爪12の加工方法などに合せて適宜変更することができる。
2 六角ボルト(ボルト)
3 六角ナット(ナット)
3a ナットの側部
4 六角ナットの角部
5 中心軸
10 リターンロックキャップ
11 外周壁
11a 内周面
11b 外周面
11c 上端部
12 係止爪
12a 先端部
13 孔
13a スリット
14 中心軸
20 平座金
21 六角ナット
Claims (4)
- 被固着物を締結しているナットに装着され、前記ナットの側部を覆う筒状のキャップ本体を備えたリターンロックキャップにおいて、
前記キャップ本体には外周壁から径方向の内側に向かって延びる係止爪が設けられ、前記キャップ本体を前記ナットに装着させた状態で、前記係止爪が前記ナットの頭部によって変形し、前記ナットの頭部から突出している前記ボルトのねじ部と前記係止爪が係合していることを特徴とするリターンロックキャップ。 - 前記キャップ本体には、前記外周壁の周方向に間隔をおいて複数の係止爪が設けられ、該係止爪が対向して配置されていることを特徴とする、請求項1に記載のリターンロックキャップ。
- 前記係止爪が前記外周壁の上端部から前記ナットの中心軸に向かって斜め下側に延びていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のリターンロックキャップ。
- 前記キャップ本体と前記係止爪とが、金属板をプレス加工することにより一体に形成されていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載のリターンロックキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004137971A JP2005320997A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | リターンロックキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004137971A JP2005320997A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | リターンロックキャップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005320997A true JP2005320997A (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=35468423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004137971A Pending JP2005320997A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | リターンロックキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005320997A (ja) |
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2004
- 2004-05-07 JP JP2004137971A patent/JP2005320997A/ja active Pending
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061020 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20061124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070413 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |