JP2005320808A - 壁構造 - Google Patents

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JP2005320808A
JP2005320808A JP2004140948A JP2004140948A JP2005320808A JP 2005320808 A JP2005320808 A JP 2005320808A JP 2004140948 A JP2004140948 A JP 2004140948A JP 2004140948 A JP2004140948 A JP 2004140948A JP 2005320808 A JP2005320808 A JP 2005320808A
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Tomoyuki Ito
知行 伊藤
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Abstract

【課題】 対象物を取り付けるための溝を有する壁構造において、簡易に壁面の意匠に与える影響を少なくし、かつ、埃がたまることを減少させることを課題とする。
【解決手段】 開口が表出されるように壁内部に形成される、所定の留め具が係止できる断面形状を有する溝と、この溝内に設けられる、少なくとも壁の表面側の開口を埋める弾性変形可能な充填部材とを有する壁構造でる。このような構成により、所定の留め具を弾性変形可能な充填部材を弾性変形させながら溝内部に係止させることで、留め具が係止していない溝の壁の表面側の開口は充填部材によって埋められたままの状態となるので、溝の使用されていない部分には穴が表出することがなく壁面の意匠に与える影響は少なくて済み、また、充填部材により、この部分に埃がたまることを防ぐことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は棚や家具を取り付けるための壁の構造に関する。
従来から、家具などの対象物を壁面に取り付ける方法として、壁面に留め具が係止できるような溝を設けて、溝内の任意の位置に留め具を係止させ、この留め具を介して家具や棚などを固定する方法がある。
特開2003−184264号公報 特開平3−43557号公報
このような従来の方法では、溝の家具などが取り付けられない部分はそのまま表出することになり、壁面の意匠に影響を与えてしまう。また、溝の内部に埃がたまるという問題も生じる。これに対して溝の使用されていない部分に蓋をすることも考えられるが、異なる家具等が設置されることが通常あるために、それぞれの場合におうじて蓋の長さもそれぞれ異なるものを用意しなければならず、実施は困難である。
本発明はこのような問題に鑑み、対象物を取り付けるための溝を有する壁構造において、簡易に壁面の意匠に与える影響を少なくし、かつ、埃がたまることを減少させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、開口が表出されるように壁内部に形成される、所定の留め具が係止できる断面形状を有する溝と、この溝内に設けられる、少なくとも壁の表面側の開口を埋める弾性変形可能な充填部材と
を有する壁構造である。
請求項2に記載の発明は、前期壁構造において前記充填部材は溝内をすべて埋めるものである。
請求項3に記載の発明は、前記壁構造において充填部材の表面側は、壁面の表面と同系色若しくは壁面と同じ模様を有するものである。
請求項1に記載の発明は、所定の留め具を弾性変形可能な充填部材を弾性変形させながら溝内部に係止させることで、留め具が係止していない溝の壁の表面側の開口は充填部材によって埋められたままの状態となるので、溝の使用されていない部分には穴が表出することがなく壁面の意匠に与える影響は少なくて済み、また、充填部材により、この部分に埃がたまることを防ぐことができる。また、留め具を全く使用しない状態においても、溝の穴は充填部材により塞がれるので、壁面に対する意匠的な影響を少なくし、溝内部にたまる埃を防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、充填部材が溝内をすべて埋めるものであるので、充填部材が確実に溝内に固定され、充填部材のずれなどにより溝の開口部分が目立ってしまうような事態を防ぐことができる。
請求項3に記載の発明は、充填部材の表面側が、壁面の表面と同系色若しくは壁面と同じ模様を有するものであるので、充填部材は溝によりできる穴を塞ぐことで壁面の意匠における形状的な影響を低減させるのみならず、色彩や模様といった平面的な視覚に与える影響をも低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本実施の形態に係る壁構造Aを表す断面図を示す。本壁構造Aは壁本体1の表面部分に、断面コの字状の溝1が形成がされている。溝1は図の紙面に垂直な方向に伸びている。また、溝1の開口部上縁に沿って後述する留め具3が係止できるように内側に向かって弧を描く丸みをもった係止凸部1aが形成されている。そして、この溝1の内部には、低反発ウレタンスポンジで形成された弾性変形可能な充填部材2が溝1内部をすべて埋めるように設けられている。なお、充填部材2は弾性変形をするような素材であれば種々のものが利用可能であり、ゴムスポンジや、合成樹脂性の繊維を束ねたもの等種々のものが採用できる。また、この充填部材2の壁の表面側に表出する部分は、壁面と同じ色に塗られている。
このような構成を有する壁に対して留め具3を係止し、留め具3を介して家具や絵画などを壁面に固定することができる。図に示す留め具3は、溝1の係止凸部1aに係合する係止凸部1aの丸みに丁度一致するように湾曲する係止片3aと係止片3aが溝1に係止した状態でほぼ水平になる板状部分3cと、板状部分の下方へ回動しようとする力を壁面に当接することで支持する支持部分3bとにより構成される。
図2に留め具3を壁Aに固定した状態を表す断面図を示す。留め具3を壁Aに固定するには、留め具3の係止片3aの先端部分を充填部材2に押し付けて充填部材2を変形させ、図2に示す位置にまで係止片3aを押し入れて係止片3aと溝1の係止凸部1aとを係合させる。この状態で留め具3の支持部分3bは壁面に当接し、板状部分3は水平に保たれる。この状態において、板状部分3に対する上方からの荷重は支持でき、板状部分3cに棚などの家具を固定することができる。図3に板状部分3cに棚板Xを固定した状態を表す一部破断斜視図を示す。ここでは棚板Xは板状部分3cに木ねじにより固定されており、棚板の図示しない逆の端部も同じ留め具3により支持固定される。留め具3は板状部分3cの突出量を変えることで絵画を固定するものに利用したり、家具の背面に留め具3の構造を設けることで、家具そのものを溝1に直接固定することができる。図4に本壁構造Aに複数の家具を固定した例を表す斜視図を示す。図に示す壁構造は溝1が3つ水平に設けられ、絵画、洋服掛け、棚、机などが固定されている。
そして、壁面に家具が固定された状態において、溝1内部に設けられる充填部材2は留め具3の係止片3aに押されて変形した部分とその両側近傍においてのみへこみ、その他の部分は溝の開口部分を塞ぐことになる。充填部材2の表出している部分は壁面と同じ色に塗られているので溝1の家具の固定に利用されているない部分は、壁面と同じ平面上でかつ同じ色を有することになり、壁面の意匠に与える影響を少なく済ませることができる。
なお、本実施の形態では、溝1は水平なものを使用しているが、これは水平である必要はなく、垂直なものや斜めになったものでも使用することができる。
また、留め具と溝1の係止の仕方も種々のものが採用でき、ネジやバネなどを利用して係止するものなどでも採用することができる。
さらに、本実施の形態では、壁面自体に溝1を形成したが、図5の斜視図に示すように溝1を有する長尺の部材を予め製造しておき、この内部に充填部材2を埋め込むとともに、この長尺の部材を壁の表面に固定したり、内部に埋め込んだりするようにしてもよい。
実施の形態に係る壁構造を示す断面図である。 留め具を壁に固定した状態を示す断面図である。 留め具に棚板を固定した状態を表す一部破断斜視図である。 壁に複数の家具を固定した例を示す斜視図をである。 溝を有する長尺部材の例を示す斜視図である。
符号の説明
A 壁構造
1 溝
1a 係止凸部
2 充填部材
3 係止部材

Claims (3)

  1. 開口が表出されるように壁内部に形成される、所定の留め具が係止できる断面形状を有する溝と、
    この溝内に設けられる、少なくとも壁の表面側の開口を埋める弾性変形可能な充填部材と
    を有する
    壁構造。
  2. 前記充填部材は前記溝内をすべて埋める請求項1又は2に記載の壁構造。
  3. 充填部材の表面側は、壁面の表面と同系色若しくは壁面と同じ模様を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の壁構造。
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