JP2005320727A - 浸透管及び浸透施設 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、表面に多数の小孔を有する半円形の成形体を互に対向させて接合させた浸透管の安定性と強度を与えるとともに施工の作業性を改善する手段を提供するものである。
【解決手段】表面に透孔を有し、円断面を有する浸透管において、当該透水管の周囲に設けることで上部にかかる荷重を支える支持部と前記透水管の上方及び側方とを覆う覆い部を設け、浸透管の強度の向上と同時に土砂の浸透管内部への流入を防いだ浸透管である。この浸透管を、溝の底部に砕石を敷いた上部に設置し、上方から覆土して得られた施工の手間を軽減した浸透施設である。
【選択図】図1
【解決手段】表面に透孔を有し、円断面を有する浸透管において、当該透水管の周囲に設けることで上部にかかる荷重を支える支持部と前記透水管の上方及び側方とを覆う覆い部を設け、浸透管の強度の向上と同時に土砂の浸透管内部への流入を防いだ浸透管である。この浸透管を、溝の底部に砕石を敷いた上部に設置し、上方から覆土して得られた施工の手間を軽減した浸透施設である。
【選択図】図1
Description
本発明は、補強された円若しくは楕円断面を有する浸透管とそれを用いた浸透施設の技術に属する。
雨水を地下に浸透させる技術の一つとして浸透管がある。浸透管は、浸透管内に流された雨水を、その表面に設けた小孔から地中に浸透させる機能と、通水機能を有する。浸透管は、通常その周囲を砕石で包み、透水シートを被せて土砂が内部に入らないようにしている。浸透管はコンクリート製、樹脂製等があり、形状は円形、卵形、矩形などがある。その表面には雨水を地下に浸透させるための孔、スリットなどが設けられあるいは多孔質な材質で作られている。
本発明の対象となる浸透管は、略円形状の表面に小孔を有する浸透管に適用可能であるが、特に特開平11-200428、特開平11-200427、特開2002-266413などに記載されているような半割円柱状の成形体を組み合わせて連接した浸透管に特に有効である。これらに記載された浸透管はその形状のため互に積み重ねられるため、梱包搬送に有利である。
しかしながら、出来上がりの形状が円筒状、楕円筒状となり、そのまま設置すると転倒したりして、互に接続する作業に支障をきたす場合がある。
本願発明は、表面に多数の小孔を有する半円形の成形体を互に対向させて接合させた浸透管の安定性と強度を与えるとともに施工の作業性を改善する手段を提供するものである。
本第1の発明は、表面に透孔を有し、円断面を有する浸透管において、当該透水管の周囲に設けることで上部にかかる荷重を支える支持部と前記透水管の上方及び側方とを覆う覆い部を設けた浸透管である。浸透管の設置場所の上部が駐車場などとして利用される場合に、車による荷重を支えるための支持部を設けている。
本第2の発明は、上記載の浸透施設を、溝の底部に砕石を敷いた上部に設置し上方から覆土する浸透施設である。砕石を用意する手間を省き、埋め戻しを可能とするため、浸透管の側方、上方を覆い部で覆っている。
本第2の発明は、上記載の浸透施設を、溝の底部に砕石を敷いた上部に設置し上方から覆土する浸透施設である。砕石を用意する手間を省き、埋め戻しを可能とするため、浸透管の側方、上方を覆い部で覆っている。
浸透管の周囲に設けた支持部で浸透管にかかる車輌などによる上載荷重を受け止めることができる。
浸透管の上方及び側方を覆い部材で覆ったため、土砂が内部に入らないため砕石を用意することなく埋め戻しができ施工の手間が軽減される。
浸透管の上方及び側方を覆い部材で覆ったため、土砂が内部に入らないため砕石を用意することなく埋め戻しができ施工の手間が軽減される。
以下本発明を図によって、より詳細に説明する。
図1は本発明の浸透施設の概念図である。図に示すように略円筒状の浸透管の周囲に上からの荷重を支える支持枠としての支持部が設けられ、支持部の周囲側面と上面を覆う土砂侵入防止用の覆い部が設けられている。
図1は本発明の浸透施設の概念図である。図に示すように略円筒状の浸透管の周囲に上からの荷重を支える支持枠としての支持部が設けられ、支持部の周囲側面と上面を覆う土砂侵入防止用の覆い部が設けられている。
図2は、上記浸透施設を溝内の砕石上に設置した状態を示している。周囲を埋め戻すことで浸透管としての機能をはたすものである。
図3は、支持部の例を示す図である。図3aは、浸透管に対して支持部を配置した状態をその側面図で示している。図では3箇所設けてあるが、その数、間隔などは必要とされる浸透施設としての強度を考慮し、支持部の強度から適宜変更することができる。
図3bは支持部の例をその断面で示したものである。矩形、門形、あるいはコ形のものを上下に用いてもよい。浸透管にかかる上載荷重を支えられる形状であればよい。支持部は必要な強度が得られ、土中で安定に存在し得るものなら樹脂製、金属製、コンクリート製等、特にその材質には制限がない。
図3bは支持部の例をその断面で示したものである。矩形、門形、あるいはコ形のものを上下に用いてもよい。浸透管にかかる上載荷重を支えられる形状であればよい。支持部は必要な強度が得られ、土中で安定に存在し得るものなら樹脂製、金属製、コンクリート製等、特にその材質には制限がない。
浸透管の側面及び上面を覆う覆い部は、埋め戻し土の浸透管内部への進入を防ぐ目的に使用される。そのため、薄いプラスチック製の板、ゴム製の板あるいはこれらのシート類などが使用可能である。
覆い部は薄板であるならば支持部に適当な溝あるいは掛け具を設け固定可能としておくことが好ましい。
1 浸透施設
2 浸透管
3 支持部
4 覆い部
5 砕石
6 埋め戻し土
2 浸透管
3 支持部
4 覆い部
5 砕石
6 埋め戻し土
Claims (2)
- 表面に透孔を有し、円断面を有する浸透管において、当該透水管の周囲に設けることで上部にかかる荷重を支える支持部と前記透水管の上方及び側方とを覆う覆い部を設けたことを特徴とする浸透管。
- 請求項1記載の浸透施設を、溝の底部に砕石を敷いた上部に設置し上方から覆土することを特徴とする浸透施設。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004138265A JP2005320727A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 浸透管及び浸透施設 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004138265A JP2005320727A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 浸透管及び浸透施設 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005320727A true JP2005320727A (ja) | 2005-11-17 |
Family
ID=35468188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004138265A Pending JP2005320727A (ja) | 2004-05-07 | 2004-05-07 | 浸透管及び浸透施設 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005320727A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105191761A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-30 | 太仓市孙桥三苏草莓生产专业合作社 | 一种农业用渗透管 |
CN108503871A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-09-07 | 江苏冰溶管业有限公司 | 一种渗透管 |
-
2004
- 2004-05-07 JP JP2004138265A patent/JP2005320727A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105191761A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-30 | 太仓市孙桥三苏草莓生产专业合作社 | 一种农业用渗透管 |
CN108503871A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-09-07 | 江苏冰溶管业有限公司 | 一种渗透管 |
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A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20070426 |
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A977 | Report on retrieval |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100112 |