JP2005320254A - 催眠剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】副作用が無く、安全に優れ、「寝つきが悪い」、「眠りが浅い」といった多くの現代人の抱える一時的な不眠症状を1日1回就寝前の服用で緩和し、入眠が速やかで、より深い睡眠が出来、目覚めがさわやかな、快適な睡眠を確保することができる睡眠改善効果の優れた催眠剤組成物を提供すること。
【解決手段】抗ヒスタミン薬とメラトニン化合物とを有効成分とする催眠剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、催眠剤組成物に関し、更に詳細には、睡眠改善効果に十分な量の抗ヒスタミン薬とメラトニン化合物とを有効成分とする催眠剤組成物に関する。
現代人の8割が不眠の経験があるという調査結果があり、また、5人に1人以上の人が不眠に悩んでいるといわれている。更に、近年ではストレス社会や環境不良により、不眠に悩む人が多くなってきている。
従来から、このような不眠に対しては、ベンゾジアゼピン系、非ベンゾジアゼピン系、チエノジアゼピン系、バルビツール酸系、バルビタール酸系などの睡眠剤が用いられている。
しかしながら、バルビツール酸系の睡眠剤には副作用があり、また、現在不眠に対して広く使われているベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系の睡眠剤は、構造式や化学的な性質、脳内作用部位が違うことから、バルビツール酸系よりは、安全性が高く、また、依存性も少なくはなってきているが、皆無ではなく、一時的な軽度の不眠を改善するには、更に副作用の心配の少ない睡眠剤の使用が望まれていた。
また、ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬は、鼻炎、皮膚病、感冒薬や鎮咳去痰薬などの有効成分として用いられているが、抗ヒスタミン作用による中枢抑制作用を有し、副作用として眠気を生じる欠点がある。この副作用を利用して、抗ヒスタミン薬が睡眠改善薬の有効成分として、アメリカ・イギリス・ドイツ・カナダなどの欧米はもとより、本邦においても、一般用医薬品あるいは処方箋のいらない医薬品として一時的な不眠症状を緩和する睡眠改善薬として利用されているが、不眠といっても、その状態により、入眠障害(寝ようと思って布団に入っても寝つきが悪く、なかなか眠れない)、熟眠障害(睡眠時間をたっぷりとったつもりでも、ぐっすり眠った感じがしない)、中途覚醒(夜中に何度も目が覚めてしまい、そのあと再び寝つくのが難しい)、早期覚醒(朝早く目が覚めてしまい、まだ眠りたいのに眠れなくなってしまう)などの様々なタイプがある。このような様々なタイプの不眠患者に対しては、抗ヒスタミン薬だけでは、睡眠改善効果が充分に得られないこともあった。
一方、メラトニン(N−アセチル−5−メトキシトリプタミン)は松果体で主として合成される神経ホルモンとして知られており、人間を含む哺乳動物において、メラトニンは一般に概日(即ち24時間)リズムで分泌される。光は概日リズムおよび季節的リズムの主な同調因子であるが、メラトニンは昼夜サイクルの生物リズムの同調因子として作用していることが認められている。また、メラトニンにはいわゆる時差ぼけの回復を促進すること(非特許文献1)および眠気を誘発すること(非特許文献2)も知られている。
また、その一方で生薬エキスの催眠鎮静薬や催眠作用を有する漢方薬も医薬品として利用されている。しかしこれらは、1日2〜3回食間に服用する必要があったり、長期間服用する必要があったりして、忙しい現代人の一時的な軽度の不眠を改善するには使い難いものであった。
上記医薬品の使い難さを改善するために、抗H1ヒスタミン薬と西洋チャボトケイソウ抽出エキスとの併用(特許文献1)、塩酸ジフェンヒドラミンとカノコソウ(吉草根)および/または酸棗仁との併用(特許文献2)、メラトニンとクロニジンとの併用(特許文献3)、メラトニン単独投与(特許文献4)、5−ヒドロキシトリプトファン単独投与(特許文献5)による催眠剤が提案されているが、その効果は不十分であった。また、メラトニンとベンゾジアゼピン誘導体との併用(特許文献6)による催眠剤も提案されているが、ベンゾジアゼピン誘導体の使用はめまい、記憶障害、一過性の不眠、依存性などの副作用に対する不安が残る。
特開平4−36243号公報 特開平10−17482号公報 特開平11−171767号公報 特表平8−502259号公報 特開2003−81829号公報 特開平5−155769号公報 Arendt J, et. al., Ergonomics, (1987)30, p.1379-1393. Waldhauser F, et. al., Psychopharmacology, (1990);100(2): p.222-226.
従って、本発明の課題は、副作用が無く、安全に優れ、「寝つきが悪い」、「眠りが浅い」といった多くの現代人の抱える一時的な不眠症状を1日1回就寝前の服用で緩和し、入眠が速やかで、より深い睡眠が出来、目覚めがさわやかな、快適な睡眠を確保することができる睡眠改善効果の優れた催眠剤組成物を提供することである。
本発明者らは、これらの状況に鑑みて鋭意検討した結果、抗ヒスタミン薬にメラトニン化合物を配合することによって、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、抗ヒスタミン薬とメラトニン化合物とを有効成分とすることを特徴とする催眠剤組成物を提供するものである。
抗ヒスタミン薬とメラトニン化合物とを有効成分とする本発明の催眠剤組成物は、安全性が高く、一時的な不眠症状の睡眠改善効果に優れたものである。
本発明の催眠剤組成物は、睡眠効果を得るのに必要な量の抗ヒスタミン薬とメラトニン化合物を配合し、これを製剤化することにより製造される。
本発明の催眠剤組成物において用いられる抗ヒスタミン薬としては、抗H1ヒスタミン作用を有するものであれば特に限定されないが、好ましいものとして、エタノールアミン系、フェノチアジン系、ピペラジン系、ピペリジン系、プロピルアミン系などの抗H1ヒスタミン薬を挙げることができる。
このような抗H1ヒスタミン薬の好ましい具体例としては、エタノールアミン系では、ジフェンヒドラミン、ドキシラミン、クレマスチン、ジフェニルピラリン、カルビノキサミンなどを、フェノチアジン系では、プロメタジン、メキタジン、アリメマジン、イソチペンジルなどを、ピペラジン系では、ヒドロキシジン、ホモクロルシクリジンなどを、ピペリジン系では、ヒドロキシジン、シプロヘプタジンなどを、プロピルアミン系では、クロルフェニラミン、トリプロリジン、ブロムフェニラミンなどを挙げることができる。これらの抗H1ヒスタミン薬は、1種または2種以上を混合して用いてもよい。更に好ましい具体例としては、ジフェンヒドラミン、ドキシラミン、クレマスチン、ジフェニルピラリン、カルビノキサミンなどのエタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬を挙げることができる。これらのエタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬の中でも、ジフェンヒドラミン、ドキシラミンを用いることが特に好ましい。
これら抗ヒスタミン薬は、遊離塩基がそのままでも良いが、塩酸、クエン酸、コハク酸、サリチル酸、ジフェニルジスルホン酸、酒石酸、タンニン酸、テオクル酸、ラウリル硫酸、硫酸、パモ酸、ヒベンズ酸、マレイン酸などの酸付加塩として用いても良い。
例えば、抗ヒスタミン薬としてジフェンヒドラミンを用いた場合の好ましい酸付加塩としては、塩酸ジフェンヒドラミン、クエン酸ジフェンヒドラミン、タンニン酸ジフェンヒドラミンが挙げられ、特に好ましい酸付加塩としては塩酸ジフェンヒドラミンが挙げられる。ドキシラミンの好ましい酸付加塩としてはコハク酸ドキシラミンを、クレマスチンの好ましい酸付加塩としてはフマル酸クレマスチンを、ジフェニルピラリンの好ましい酸付加塩としては、テオクル酸ジフェニルピラリン、塩酸ジフェニルピラリンを、カルビノキサミンの好ましい酸付加塩としてはマレイン酸カルビノキサミンを挙げることができる。
本発明において、睡眠効果を得るのに必要な量の抗ヒスタミン薬の投与量は、それぞれの抗ヒスタミン薬によって異なり、また、遊離塩基あるいは、その酸付加塩の種類によっても異なり、一概には言えないが、成人1回当たりおよそ1〜200mgとすることが好ましい。
例えば、抗ヒスタミン薬として塩酸ジフェンヒドラミンまたはクエン酸ジフェンヒドラミンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は25〜75mgとすることが好ましく、特に50mgとすることが好ましい。コハク酸ドキシラミンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は12.5〜50mgとすることが好ましく、特に25mgとすることが好ましい。クレマスチンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は1〜2mgとすることが好ましく、ジフェニルピラリンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は1〜12mgとすることが好ましく、マレイン酸カルビノキサミンを用いた場合には、成人1回当たりの投与量は4〜12mgとすることが好ましい。
一方、本発明において用いられるメラトニン化合物としては、生体内に吸収されて、あるいは吸収後代謝されて、メラトニンアゴニスト作用を奏する化合物を用いることができる。具体的には、天然あるいは合成のメラトニン、2−ヨードメラトニン、2−クロロメラトニン、2−ブロモメラトニン、6−クロロメラトニン、6−ヒドロキシメラトニンなどのメラトニン誘導体、トリプトファン、5−ヒドロキシトリプトファン、グリフォニア、ケールなどを挙げることができる。また、これらメラトニン化合物の中でも、特に、メラトニン、5−ヒドロキシトリプトファン、トリプトファンを用いることが好ましい。
本発明の催眠剤組成物における、メラトニン化合物の配合量は、成人1日当たりの投与量として、通常、0.01〜1500mgの範囲となるようにすれば良い。更に詳細には、メラトニン化合物としてメラトニンを用いたときの配合量は、成人1日当たりの投与量として、通常、0.01〜20mgの範囲、好ましくは0.05〜10mg、更に好ましくは0.1〜3mgとなるようにすれば良い。また、5−ヒドロキシトリプトファンの場合は、成人1日当たりの投与量として、通常、0.1〜200mgの範囲、好ましくは1〜150mg、更に好ましくは10〜100mgとなるようにすれば良く、トリプトファンの場合は、成人1日当たりの投与量として、通常、0.1〜1500mgの範囲、好ましくは1〜1000mg、更に好ましくは10〜500mgとなるようにすれば良い。
また、本発明の催眠組成物におけるメラトニン化合物と抗ヒスタミン薬の配合量は、使用するメラトニン化合物や抗ヒスタミン薬の種類によっても相異するが、一般的には、抗ヒスタミン薬100質量部に対し、メラトニン化合物を0.02〜3000質量部、好ましくは0.1〜1000質量部、更に好ましくは0.2〜200質量部である。
更に、本発明の催眠剤組成物は、抗ヒスタミン薬とメラトニン化合物とを上記配合量を含むようにする以外は、通常行われている製剤化方法で製造することができる。また、これらの製剤化においては、必要に応じて公知の製剤添加剤などを使用することができる。
本発明の催眠剤組成物の製造において用いられる製剤添加剤の例としては、賦形剤、基剤、結合剤、崩壊剤、崩壊補助剤、滑沢剤、流動化剤、コーティング剤、可塑剤、消泡剤、糖衣剤、剤皮、光沢化剤、発泡剤、防湿剤、界面活性剤、可溶化剤、緩衝剤、溶解剤、溶解補助剤、溶剤、安定化剤、乳化剤、懸濁剤、分散剤、抗酸化剤、充填剤、粘稠剤、粘稠化剤、pH調整剤、防腐剤、保存剤、甘味剤、矯味剤、清涼化剤、着香剤・香料、芳香剤、着色剤などが挙げられる。
また、本発明の催眠剤組成物の剤形としては、内服製剤であれば特に制限されないが、例えば、錠剤、カプレット、硬カプセル剤、ソフトカプセル剤、口腔内崩壊錠、チュアブル錠、顆粒剤、細粒剤、ドライシロップ剤、シロップ剤、内服液剤などとすることができ、特に内服固形製剤とすることが好ましい。また、本発明組成物において、メラトニン化合物は、その全部を速放部として添加しても良く、あるいは、その一部または全部を徐放化して長時間に渡り吸収されるようにしてもよい。
かくして得られる本発明の催眠剤組成物は、1日1回就寝前に服用することにより、入眠障害、熟眠障害、中途覚醒、早期覚醒などの睡眠障害を改善することができる。
以下に、実施例を示して本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。
実 施 例 1
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 200g、メラトニン 6g、乳糖 332g、とうもろこしでんぷん 100g、結晶セルロース 328g、クロスカメロースナトリウム 20g、ヒドロキシプロピルセルロース 24gおよび軽質無水ケイ酸 10gを用い、これらを十分に混合した後、常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この打錠用顆粒 918gに、タルク 9gおよびステアリン酸マグネシウム 9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの錠剤3300錠を得た。
実 施 例 2
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 200g、メラトニン 1.2g、乳糖 326.8g、とうもろこしでんぷん 100g、結晶セルロース 328g、クロスポピドン 30g、ポリビニルピロリドン 24gおよび軽質無水ケイ酸 10gを用い、これらを十分に混合した後、常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この打錠用顆粒 918gに、タルク 9gおよびステアリン酸マグネシウム 9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの錠剤3300錠を得た。
実 施 例 3
錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 100g、5−ヒドロキシトリプトファン 200g、乳糖 320g、結晶セルロース 298g、クロスカルメロースナトリウム 30g、軽質無水ケイ酸 48gおよびヒドロキシプロピルセルロース 24gを用い、これらを十分に混合した後、常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒 918gに、ステアリン酸マグネシウム 9gおよびタルク 9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの錠剤3300錠を得た。
実 施 例 4
被覆錠剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 100g、5−ヒドロキシトリプトファン 200g、塩酸ピリドキシン 30g、ニコチン酸アミド 40g、炭酸マグネシウム 60g、乳糖 120g、結晶セルロース 106g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 260g、クロスカルメロースナトリウム 60g、軽質無水ケイ酸 20gおよびヒドロキシプロピルロース 24gを用い、これらを十分に混合した後、常法により造粒し、打錠用顆粒を得た。この顆粒 918gに、ステアリン酸マグネシウム 9gおよびタルク 9gを混合した後、打錠し、直径9mm、厚さ4.2mm、1錠重量260mgの素錠3300錠を得た。この素錠3000錠に、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910を150g、マクロゴール6000を10g、酸化チタン16gおよびタルク24gを含有する10%水系コーティング液をハイコーター(フロイント産業)を用いて、素錠に対し乾燥状態で10mg/錠でスプレーコーティングし、被覆錠剤を得た。
実 施 例 5
二層錠:
塩酸ジフェンヒドラミン 200g、乳糖 118g、とうもろこしでんぷん 80g、結晶セルロース 168g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 176g、クロスカメロースナトリウム 20g、ヒドロキシプロピルセルロース 20gおよび軽質無水ケイ酸 10gを用い、これらを十分に混合した後、常法により造粒して顆粒を得た。この顆粒 712.8gに、タルク 3.6gおよびステアリン酸マグネシウム 3.6gを混合し、打錠用顆粒1を得た。つぎに、メラトニン 12g、乳糖 420g、ヒドロキシプロピルメチルセルロース 120g、硬化油 80g、ステアリン酸 80gおよびグリセリン脂肪酸エステル 80gを用い、これらを十分に混合した後、常法により造粒し、顆粒を得た。この顆粒 712.8gに、ステアリン酸マグネシウム 7.2gを混合し、打錠用顆粒2を得た。更に、この打錠用顆粒1および2をそれぞれの層が100mgになるように打錠し、直径8mm、厚さ4.1mm、1錠重量200mgの二層錠6500錠を得た。
実 施 例 6
顆粒剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 50g、トリプトファン 800g、マンニトール 800g、バレイショデンプン 105g、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 200g、ヒドロキシプロピルセルロース 5g、軽質無水ケイ酸 20gおよび香料 20gを用い、これらを十分に混合した後、常法により顆粒とし、1包あたり2gとなるように分包して分包顆粒剤950包を得た。
実 施 例 7
カプセル剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 100g、メラトニン 2g、結晶セルロース 200g、乳糖 278g、とうもろこしでんぷん 200g、軽質無水ケイ酸 10gおよびステアリン酸マグネシウム 10gを均一に混合して混合粉末を製し、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、カプセル剤3800個を得た。
実 施 例 8
カプセル剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 100g、5−ヒドロキシトリプトファン 200g、結晶セルロース 200g、乳糖 180g、とうもろこしでんぷん 100g、軽質無水ケイ酸 10gおよびステアリン酸マグネシウム 10gを均一に混合して混合粉末を製造した。これを、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、カプセル剤3800個を得た。
実 施 例 9
カプセル剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 100g、トリプトファン 600g、結晶セルロース 28g、乳糖 26g、とうもろこしでんぷん 26g、軽質無水ケイ酸 10gおよびステアリン酸マグネシウム 10gを均一に混合して混合粉末を製造した。これを、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、カプセル剤3800個を得た。
比 較 例 1
カプセル剤:
塩酸ジフェンヒドラミン 100g、結晶セルロース 200g、乳糖 280g、トウモロコシデンプン 200g、軽質無水ケイ酸 10gおよびステアリン酸マグネシウム 10gを均一に混合して混合粉末を製造した。これを、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、比較カプセル剤3800個を得た。
比 較 例 2
カプセル剤:
メラトニン 2g、結晶セルロース 200g、乳糖 378g、トウモロコシデンプン 200g、軽質無水ケイ酸 10gおよびステアリン酸マグネシウム 10gを均一に混合して混合粉末を製造した。これを、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、比較カプセル剤3800個を得た。
比 較 例 3
カプセル剤:
5−ヒドロキシトリプトファン 300g、結晶セルロース 200g、乳糖 80g、トウモロコシデンプン 200g、軽質無水ケイ酸 10gおよびステアリン酸マグネシウム 10gを均一に混合して混合粉末を製造した。これを、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、比較カプセル剤3800個を得た。
比 較 例 4
カプセル剤:
トリプトファン 700g、結晶セルロース 30g、乳糖 20g、トウモロコシデンプン 30g、軽質無水ケイ酸 10gおよびステアリン酸マグネシウム 10gを均一に混合して混合粉末を製造した。これを、1カプセルあたり200mgとなるように硬カプセル(サイズ2号)に充填し、比較カプセル剤3800個を得た。
試 験 例 1
催眠試験:
実施例9、比較例1および比較例4で得られたカプセル剤を、軽度の不眠傾向にある成人17名を対象に7日間、就寝前約30分に2カプセル服用させ、入眠障害(寝つき:寝つきが悪く、なかなか眠れない)、熟眠障害(睡眠時間をたっぷりとったつもりでも、ぐっすり眠った感じがしない)、中途覚醒(夜中に何度も目が覚めてしまい、そのあと再び寝つくのが難しい)、早期覚醒(朝早く目が覚めてしまい、まだ眠りたいのに眠れなくなってしまう)に対する薬剤の効果について試験を行った。評価は、良い、やや良い、変わらない、やや悪い、悪い、の5段階で行なった。入眠障害、熟眠障害、中途覚醒および早期覚醒のやや良い以上の改善率(%)の結果を表1に改善率で示した。
Figure 2005320254
本発明の実施例9で得られたカプセル剤は、比較例で得られたものに比べ寝付き、熟眠障害、中途覚醒および早期覚醒の改善効果が優れていた。
試 験 例 2
睡眠導入試験:
動物はddy系雄性マウスを1群5匹として用いた。試験薬剤は0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液250mLに実施例7、実施例8、実施例9、比較例1、比較例2、比較例3および比較例4で得られたカプセル剤の1カプセル分を懸濁したものをそれぞれ調製し、マウス10g体重あたり0.1mLの割合で経口投与した。対照群(コントロール)には0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液を同様に経口投与した。各試験薬剤経口投与60分後に、ヘキソバルビタール注射液80mg/kgを腹腔内投与し、正向反射消失までの時間を測定した。これを睡眠導入時間とした。睡眠導入試験の結果を図1に示す。
睡眠導入試験の結果より、実施例7で得られた薬剤は、対照群および比較例1および2で得られた薬剤と比較し、睡眠導入時間の短縮が見られた。実施例8で得られた薬剤も対照群および比較例1および3で得られた薬剤に比較し、睡眠導入時間の短縮が見られた。また、実施例9で得られた薬剤も対照群および比較例1および4で得られた薬剤に比較し、睡眠導入時間の短縮が見られた。なお、実施例7で得られた薬剤は比較例1の薬剤の約2.0倍、比較例2の薬剤の約2.4倍、比較例4の薬剤の約7.9倍も入眠時間を短縮した。また、実施例8で得られた薬剤は比較例1で得られた薬剤の約1.5倍、比較例2で得られた薬剤の約1.8倍、比較例4で得られた薬剤の約5.9倍も入眠時間を短縮した。更に、実施例9で得られた薬剤は比較例1で得られた薬剤の約1.3倍、比較例2で得られた薬剤の約1.6倍、比較例4で得られた薬剤の約5.1倍も入眠時間を短縮した。
本発明の睡眠改善薬は、睡眠改善効果が高く、かつ睡眠改善剤に含まれる成分による副作用の生じない優れたものである。
従って、本発明の睡眠改善剤は、快適な睡眠を確保するのに利用することができる。
図1は、睡眠導入試験の結果を示す図面である。 以 上

Claims (11)

  1. 抗ヒスタミン薬とメラトニン化合物とを有効成分とすることを特徴とする催眠剤組成物。
  2. 抗ヒスタミン薬が、エタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬である請求項1記載の催眠剤組成物。
  3. エタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬が、ジフェンヒドラミンまたはその酸付加塩である請求項2記載の催眠剤組成物。
  4. ジフェンヒドラミンまたはその酸付加塩の成人1回当たりの投与量が、25〜75mgである請求項3記載の催眠剤組成物。
  5. エタノールアミン系抗H1ヒスタミン薬が、ドキシラミンまたはその酸付加塩である請求項2記載の催眠剤組成物。
  6. ドキシラミンまたはその酸付加塩の成人1回当たりの投与量が、12.5〜50mgである請求項5記載の催眠剤組成物。
  7. メラトニン化合物の成人1日当たりの投与量が、0.01〜1500mgである請求項1記載の催眠剤組成物。
  8. メラトニン化合物がメラトニンであり、成人1日当たりの投与量が0.01〜20mgである請求項1または請求項7に記載の催眠剤組成物。
  9. メラトニン化合物が5−ヒドロキシトリプトファンであり、成人1日当たりの投与量が0.1〜200mgである請求項1または請求項7に記載の催眠剤組成物。
  10. メラトニン化合物がトリプトファンであり、成人1日当たりの投与量が0.1〜1500mgである請求項1または請求項7に記載の催眠剤組成物。
  11. メラトニン化合物の配合量が、抗ヒスタミン薬100質量部に対し、0.02〜3000質量部である請求項1〜10の何れかの項に記載の催眠剤組成物。
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