JP2005319218A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】機構板裏面の組付スペースの拡大を図ると共に上球皿をできるだけ下方へ下げられるようにしてできる限りの遊技盤の拡大を可能としたパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】前面枠2の一側に球払出装置23から払い出されるパチンコ球を該前面枠2の前側へ排出する球排出口26が開設され、前面枠2の下部前面に球排出口26と連通する上球皿13を装着した前板14が軸着されるパチンコ遊技機Pであって、前板14と向い合う前面枠2の下部前面に窪み部25を成形し、前記球排出口26と隣接する位置に上球皿13から溢れるパチンコ球を前面枠2の前側に排出させる溢出口36を設け、また、前記窪み部25内に前板14と該窪み部25の後側壁25aとの間に位置して溢れる前記パチンコ球を貯留する球貯留ボックス28を配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技盤が設置される前面枠内に球貯留ボックスを配置し、該球貯留ボックスに上球皿から溢れるパチンコ球を貯留するようにしたパチンコ遊技機に関するものである。
従来のパチンコ遊技機は、例えば、遊技盤が設置される前面枠の上部前面に遊技盤の前面を覆う透明板保持枠が軸着され、その下部前面には前板が軸着されており、該前板の前面に打球発射部へ供給されるパチンコ球を貯留する上球皿と該上球皿から溢れるパチンコ球を貯留する下球皿とが装着されている(特許文献1参照。)。一方、前面枠の裏面には、遊技盤の裏面を覆うようにして機構板が装着されている。この機構板には、球タンクからのパチンコ球を供給する球払出装置が装着され、この球払出装置の下方に該球払出装置から払い出されたパチンコ球を上球皿に導く球払出樋が設けられている。また、この球払出樋と連なるようにして上球皿から溢れるパチンコ球を下方の下球皿に導く溢れ球排出樋が配設されている(特許文献2参照。)。
特開2002−191817号公報(第2−3頁、図1) 特開平8−252368号公報(第3−4頁、図1)
しかしながら、機構板の裏側特にその下部は、球払出装置から延設される球払出樋、更には溢れ球排出樋、アウト球を排出するアウト球樋、入賞球を排出する入賞球樋など多くの樋が複雑に入り組んでいる。中でも、前面枠の下部前面の略中央に下球皿が装着されている関係上、前記溢れ球排出樋は上部から下部に亘って伸び大きな面積を占めている。このため、他の樋の組み付けに苦慮しているのが現状である。
ところで、近年、第二種すなわちフィーバータイプのパチンコ遊技機にあっては、遊技盤の中央に装着され数字、図柄等の情報を変動表示する可変表示装置が、遊技の興趣を増大させる狙いから大型化する傾向にあり、これに伴い、遊技盤も大型化しつつある。このように可変表示装置や遊技盤が大型化すると、遊技盤裏側に装着され遊技内容を制御する中央制御基板も大型化することになる。しかしながら、遊技盤が大型化するということは、遊技盤を下方へ伸ばす必要があるが、その下方には前面枠の前面に上球皿と下球皿がそれぞれ上下に装着されていることから、遊技盤の下方への拡大も限界がある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、前面枠の前面下部に窪み部を成形すると共にその窪み部に上球皿から溢れるパチンコ球を貯留するようにして、機構板裏面の各樋の組付スペースの拡大を図り、また、上球皿をできるだけ下方へ下げられるようにしてできる限りの遊技盤の拡大を可能としたパチンコ遊技機を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技盤が設置される前面枠の一側に球払出装置から払い出されるパチンコ球を該前面枠の前側へ排出する球排出口が開設され、前記前面枠の下部前面に前板が軸着され、該前板の前面に球排出口と連通し該球排出口から排出されかつ打球発射レールの打球発射部へ供給されるパチンコ球を貯留する上球皿が装着されたパチンコ遊技機であって、前記前板と向い合う前面枠の下部前面に後方へ窪む窪み部を成形し、該窪み部の上寄りであって前記球排出口と隣接する位置に上球皿から溢れるパチンコ球を前面枠の前側に排出させる溢出口を設け、また、前記窪み部に前板と該窪み部の後側壁との間に位置して溢出口から排出されるパチンコ球を受け入れて貯留する球貯留ボックスを配置した構成からなる。
この場合、前記球貯留ボックスに、打球発射部から遊技盤面に発射されるも打球発射部側へ逆戻りしたパチンコ球を排出するファール球排出通路と前記上球皿に貯留されるパチンコ球を球抜きのため排出する球通路とを接続することが好ましい。
また、いずれの場合も、前記球貯留ボックスの前面に該球貯留ボックス内のパチンコ球をパチンコ遊技機の外に球抜きするための球抜樋が設けられ、前記前板の下方であって前面枠の前面下部に下部前板を軸着すると共にその前面に前記球抜樋を覆うようにしてスピーカを内蔵したスピーカボックスを装着することが好ましい。
本発明に係る請求項1記載のパチンコ遊技機は、前面枠の下部前面に成形される窪み部の上寄りに球排出口と隣接して溢出口を設け、また、窪み部に前板と該窪み部の後側壁との間に位置して溢出口から排出されるパチンコ球を受け入れて貯留する球貯留ボックスを配置するようにしたので、従来のように機構板裏側の溢れ球排出樋がなくなり、その分前面枠の裏面に組付スペースの空きができ、各種樋ばかりでなく例えば配線基板を装着できるなど、組付の自由度が増すという効果がある。また、前面枠の下部前面には、従来の下球皿が不要になり、上球皿を下方へ下げられる余裕ができることから、遊技盤の拡大が余裕を持って行なえ、これによりスケールの大きい盤面ゲージが可能となって、遊技の興趣が一段と高められるという効果がある。
また、請求項2記載のパチンコ遊技機は、球貯留ボックスにファールとなったパチンコ球を排出するファール球排出通路と上球皿に貯留されるパチンコ球を球抜きのため排出する球通路とを接続するようにしたので、これらパチンコ球が一箇所に集められ、処理し易いという効果がある。
更に、請求項3記載のパチンコ遊技機では、貯留ボックスの前面に該球貯留ボックス内のパチンコ球をパチンコ遊技機の外に球抜きするための球抜樋を設け、前板の下方であって前面枠の前面下部に、下部前板を軸着すると共にその前面に球抜樋を覆うようにしてスピーカを内蔵したスピーカボックスを装着したので、遊技者のすぐ前にスピーカボックスが位置してゲームの効果音を直に聞けて迫力が有り、しかも、デザイン的にも斬新であって商品価値が高められるという効果がある。
以下、本発明に係るパチンコ遊技機の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係るパチンコ遊技機の前面斜視図、図2は同透明板保持枠と前板と下部前板を開き球貯留ボックスを外した状態の斜視図、図3は同裏面図である。パチンコ遊技機Pは木製からなる縦長方形状の外枠1を有し、該外枠1の前面に額縁状の前面枠2がその一側上下部を前記外枠1の一側上下部に設けた軸支部3,3に軸支して回動自在に装着される。この前面枠2は合成樹脂製であってその上部中央に略円形の窓開口4が開設される。前面枠2の裏側に設置される遊技盤5前面の遊技部5aが、外側・内側ガイドレール6a,6bに囲われるようにして前記窓開口4に臨むようになっている。遊技盤5の遊技部5aには、数字、図柄等の情報が変動表示される可変表示装置7、パチンコ球の入賞によって該可変表示装置7を作動させる始動入賞口8、前記可変表示装置7が特定の表示に揃ったとき一定の条件で一度に多くの入賞球としてのパチンコ球が得られる入賞装置9、一般入賞口10といった盤面部品が装着されている。
前面枠2の上部前面に、遊技盤5前面の遊技部5aを覆い2枚の透明板としてのガラス板11を平行に配置した透明板保持枠12が開閉自在に軸着される。また、前面枠2の下部前面に前記透明板保持枠12の下方に位置して上球皿13が装着される前板14と、その下方に位置してスピーカーボックス15が装着される下部前板16とが、いずれもその一側上下部を前面枠2の一側に所定の間隔離して設けた複数の軸支部に軸支して回動自在に装着される。
前面枠2の裏側には、遊技盤5の裏面を覆うようにして合成樹脂製の機構板17が回動自在に装着される。機構板17の中央に、遊技盤5の裏面に取り付けられ遊技盤5の裏側へ入賞球として排出されるパチンコ球を集め下方へ導く入賞球集合カバー18が臨む開口19が開設される。機構板17の裏面には、前記開口19を囲うようにその上部に球タンク20が配置され、その下方にタンクレール21が配置されると共にその流下端にカーブレール22を介して球払出装置23が配設されている。球払出装置23の下方に、その球払出装置23から排出されるパチンコ球を前記上球皿13に導くための球払出樋24が設けられる。
前面枠2の下部前面は、前記前板14及び下部前板16と向い合う部位が後方へ窪ませてある。そして、その窪み部25の一側上寄りに前記球払出樋24の下端と連通する球排出口26が開設され、この球排出口26が前板14側の連絡通路27を介して上球皿13に連通している。また、前面枠2の軸支部3側に寄せて窪み部25内に上球皿9から溢れるパチンコ球を貯留する球貯留ボックス28が配置される。
また、窪み部25の他側には、その後側壁25a前面に打球発射レール29が装着される。該打球発射レール29の先端は前記外側ガイドレール6bの基端部にファール球排出通路30を介して連なっている。また、打球発射レール29の打球発射部31には駆動モータ32により往復回動して打球発射部31の位置にあるパチンコ球を打球して発射させる打球槌33が臨んでいる。打球槌33の前側は前面枠2に取り付けられる囲い板34により囲われ、その前面に操作ハンドル35が装着されており、その回動量を調節することによって前記打球槌33の打球力が調節できるようになっている。
そして、図4、図5に示すように前記窪み部25の同じく上寄りであって球排出口26と隣接する位置に、上球皿13から溢れるパチンコ球を前面枠2の前側に排出させる溢出口36が設けられている。すなわち、球払出樋24の内壁一側に溢れ球口37が開設され、該溢れ球口37は溢出口36と連なる溢れ球排出樋38と連通している。これにより、上球皿13から溢れたパチンコ球は、溢れ球口37を介して溢れ球排出樋38内に流入して導かれ、流下端の溢出口36から球貯留ボックス28内に受け入れられる。
球貯留ボックス28は、図6に示すように前記窪み部25内に納まる厚みを有し、後面と上面が開放した合成樹脂製の箱体からなる。そして、球貯留ボックス28は、前覆い板28a裏面の一側に縦長方形枠39が一体に設けられ、該縦長方形枠39とこれと対向する横覆い板28bとの間に前記溢出口36と対応して上面が開放する縦通路40が成形される。また、前覆い板28aの他側に、該前覆い板28aから後方へ突出する第一受板41と第二受板42とが上下に所定の間隔離してほぼ平行に配置されている。第一・第二受板41,42は、共に縦長方形枠39側にやや下傾しており、しかも、左右に位置がずらせてある。
そして、図4に示すように縦通路40に落下したパチンコ球はそのまま下方へ導かれる。また、第一・第二受板41,42上面に落下したパチンコ球は、それぞれ第一・第二受板41,42の上面を流下して各流下端から下方へ落下する。前覆い板28aの裏面下部には、前記それぞれのパチンコ球が寄せ集められる底覆い板28cが張設されている。前記縦長方形枠39には縦通路40側に透口43が開設され、該透口43の上端に該透口43を塞ぐようにして揺動板44が軸着されている。この揺動板44は、球貯留ボックス28内に溜まるパチンコ球の球量を検知するためのものであり、常にはその下部が透口43から縦通路40側に張り出している。また、縦長方形枠39内には、揺動板44と対向位置してリミットスイッチ45が配置され、揺動板44がパチンコ球に押されて内側へ揺動したとき、それを電気的に検知するようになっている。
前覆い板28aには、その前面下部のほぼ中央に前方へ水平に突出する張出部46が設けられる。この張出部46の内部に図7に示すように球抜樋47が成形され、前覆い板28aに開設された送出口48を介して前記底覆い板28cと球抜樋47とが連なっている。球抜樋47の前端底部に球抜口49が開設され、該球抜口49にスライドして球抜口49を開閉するシャッター板50が設けられている。このシャッター板50は、スプリングなどの弾発手段によって常に球抜口49を塞ぐように付勢され、シャッター板50に一体に設けられた摘み51を持ち弾発手段に抗して該シャッター板50をスライドさせることにより、球抜口49が開口できるようになっている。
また、前覆い板28aの外周縁に沿って複数のネジ挿通孔52が設けられ、窪み部25の後側壁25aにはこれらネジ挿通孔52と対応位置して先端にネジ孔53aが設けられたボス35が複数配置される。そこで、窪み部25内に球貯留ボックス28をその裏面側から収納し、各ネジ挿通孔52を介して各ネジ孔53aにネジ54を螺子締めすることにより球貯留ボックス28が配置固定される。
この状態では、溢出口36から排出されるパチンコ球は縦通路40内に落下する。また、外側ガイドレール6bの上面を逆戻りするファール球としてのパチンコ球はその基端部からファール球排出通路30内に排出され第一受板41上面に落下する。更に、上球皿13から球抜きされるパチンコ球は、上球皿13の球貯留部13aと連なる整流通路13bの流下端の底面に開設されかつ底板55により開閉される落下口56から球送り通路57に落下し、その流下端であって前板14に開設された連絡口57aから第二受板42の上面に落下することになる。
前板14を閉じた場合、球貯留ボックス28の前面上部は該前板14により覆われるが、その下部の張出部46は覆われることなく前板14の下方から前方へ突出して露出する。この張出部46は下部前板16に装着されるスピーカボックス15により覆われる。
スピーカボックス15は、合成樹脂製であって下部前板16の前面に前方へ膨出するようにして一体に成形される。このスピーカボックス15は下部前板16の位置で後面が開放すると共に内部が中空状に成形される。そして、スピーカボックス15の左右側に斜め上を向いた透音孔58,58がそれぞれ開設される。これらと対応してその内部にそれぞれスピーカ59,59が配置される。各スピーカ59は、図8に示すように先端側の円錐形状フレーム59aにその後側から環状の支持枠60が冠着されると共にその前側から前記円錐形状フレーム59とほぼ同じ大きさの固定リング61が嵌められている。支持枠60の外周縁の所定位置に複数のネジ挿通孔62が設けられ、スピーカボックス15の内周面には各透音孔58の周囲に前記各ネジ挿通孔62に対応して先端にネジ孔63を有するボス64が突設されている。
そして、各ネジ孔63にネジ挿通孔62を合致させ、各ネジ挿通孔62を介して各ネジ孔63にネジ65を螺子締めすることにより各スピーカ59が取り付けられる。下部前板16が閉められたとき、スピーカボックス15内に前記張出部46が介在し外側からは見えないようになっている。また、前記シャッター板50を作動させる摘み51はスピーカボックス15の下側から前方へ突出している。遊技者がパチンコ遊技機Pの前面に座って位置したとき、前記両透音孔58,58が腰の前方に位置し、しかも、前側に下傾していることから、各スピーカ59から出される音が遊技者に直に伝わり迫力が有って高い音響効果が得られる。
本発明は上記構成からなり、例えば、遊技中に可変表示装置7が大当たり状態となり、入賞装置9が開いてその入賞装置9にパチンコ球が入賞すると、球払出装置23が動作して多くのパチンコ球が賞球として払い出される。これらパチンコ球は、球払出樋24に導かれて球排出口26を介して上球皿13に貯留される。そして、上球皿13がパチンコ球で一杯になりパチンコ球が溢れるようになると、この溢れたパチンコ球は球排出口26内側の溢れ球口37から溢れ球排出樋38に流入し、更に、該溢れ球排出樋38に導かれて溢出口36から前面枠2の前面側、すなわち、球貯留ボックス28の縦通路40内に落下して貯留される。
また、この間、打球発射部31から発射されたパチンコ球であって運悪く遊技盤5の遊技部5aに達せず、逆戻りしたファール球としてのパチンコ球はファール球排出通路30に落下して第一受板41に受け止められてその流下端から下方へ落下する。一方、遊技終了後に上球皿13内にパチンコ球が残っている場合は、上球皿13に設けられる球抜きレバー(図示せず。)を操作することにより、上球皿13の整流通路13b流下端の底板55がスライドすると共に落下口56が開放する。そして、落下口56内に流入したパチンコ球は、球送り通路57内を流下し連絡口57a介して第二受板42の上面に受け止められ、同様にその流下端から下方へ落下する。
このようにして球貯留ボックス28内にパチンコ球が一定量以上に溜まると、揺動板44がパチンコ球に押されて内側へ揺動し、これに伴いリミットスイッチ45が作動して例えば駆動モータ32の回転を停止させる。これにより、遊技者は球貯留ボックス28内にパチンコ球が必要以上に貯留されていることを知る。そこで、摘み51を作動してシャッター板50をスライドさせれば、球抜口49が開放されスピーカボックス15下面の球通孔68を介して球抜きできる。
ところで、本実施の形態では、図3に示すように機構板17の裏側下部に、各入賞口またはアウト球排出口から遊技盤5の裏面に入賞球として排出されるパチンコ球とアウト球としてのパチンコ球を集合させる球集合樋66が設けられ、その中央に下端が開放し前記球集合樋66内のパチンコ球をパチンコ遊技機Pの外側へ排出する球放出樋67が設けられている。そこで、その両側部位であって前面枠2の裏側に自由な組付スペースS,Sが成形され、それら組付スペースS,Sに配線基板68が装着されている。
このように、本発明は、前面枠2の下部前面に成形される窪み部25の上寄りに球排出口26と隣接して溢出口36を設け、また、窪み部25に前板14と該窪み部25の後側壁25aとの間に位置して溢出口36から溢れ球として排出されるパチンコ球を受け入れて貯留する球貯留ボックス28を配置するようにしたので、従来のように機構板17裏側の溢れ球排出樋がなくなり、その分前面枠2の裏面に組付スペースの空きができ、各種樋ばかりでなく例えば配線基板を装着できるなど組付の自由度が増すことになる。
また、前面枠2の下部前面には従来の下球皿が不要になり、上球皿13を下方へ下げられる余裕ができることから、遊技盤5の拡大が余裕を持って行なえ、これによりスケールの大きい盤面ゲージが可能となり、遊技の興趣が一段と高められる。
本発明に係るパチンコ遊技機の前面斜視図。 同透明板保持枠と前板と下部前板を開き球貯留ボックスを外した状態の斜視図。 同裏面図。 前板と下部前板を外したパチンコ遊技機の正面図。 図4のX−X線断面図。 球貯留ボックスの裏面斜視図。 パチンコ遊技機の一部の縦断面図。 スピーカボックスの拡大断面図。
符号の説明
2 前面枠
5 遊技盤
13 上球皿
14 前板
23 球払出装置
25 窪み部
25a 後側壁
26 球排出口
28 球貯留ボックス
29 打球発射レール
30 ファール球排出通路
31 打球発射部
36 溢出口
47 球抜樋
P パチンコ遊技機

Claims (3)

  1. 遊技盤が設置される前面枠の一側に球払出装置から払い出されるパチンコ球を該前面枠の前側へ排出する球排出口が開設され、前記前面枠の下部前面に前板が軸着され、前記前板の前面に前記球排出口と連通し該球排出口から排出されかつ打球発射部へ供給されるパチンコ球を貯留する上球皿が装着されたパチンコ遊技機であって、
    前記前板と向い合う前記前面枠の下部前面に後方へ窪む窪み部を成形し、前記窪み部の上寄りであって前記球排出口と隣接する位置に前記上球皿から溢れるパチンコ球を前記前面枠の前側に排出させる溢出口を設け、また、前記窪み部に前記前板と該窪み部の後側壁との間に位置して前記溢出口から排出されるパチンコ球を受け入れて貯留する球貯留ボックスを配置したことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記球貯留ボックスに、前記打球発射部から前記遊技盤面に発射されるも前記打球発射部側へ逆戻りしたパチンコ球を排出するファール球排出通路と前記上球皿に貯留されるパチンコ球を球抜きのため排出する球通路とが接続される請求項1記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記球貯留ボックスの前面に該球貯留ボックス内のパチンコ球をパチンコ遊技機の外に球抜きするための球抜樋が設けられ、前記前板の下方であって前記前面枠の前面下部に下部前板を軸着すると共にその前面に前記球抜樋を覆うようにしてスピーカを内蔵したスピーカボックスが装着される請求項1又は2記載のパチンコ遊技機。
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