JP2005318969A - 保温用又は保冷用の袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】注入物を注入しやすく、使いやすい保温用又は保冷用の袋体の提供。
【解決手段】本発明に係る保温用又は保冷用の袋体1は、ポリマー組成物からなる。袋体1は、袋状の本体3と、この本体3から起立して本体3の内部と外気とを連通する筒体9を有する注ぎ口5とを備えている。この注ぎ口5には、装着されて注ぎ口5との間を液密に保つ蓋7が備えられている。上記蓋7は上方に向かって拡径していることが好ましい。さらに好ましくは、筒体9内部の高さ方向中間に筒体9の内径を縮小し蓋7のストッパーとなる肉厚の段差部を備えていることである。上記筒体9の上部は、蓋7が取り付けられた後に、筒体9の内側に折りたたまれてもよい。この折りたたみ部には留め具25が用いられてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、湯たんぽ、氷嚢又はこれに類する用途に用いうる保温用又は保冷用の袋体に関する。
例えば、冬季の就寝時に足を温めるために、電気あんかや金属製の湯たんぽが用いられる。電気あんかは温度がコントロールされるが、電源コードを要し煩わしい。金属製の湯たんぽは、取り扱いにおいて重く、硬いため使用感が悪い。使用感がよい点から、ゴム等柔軟性のあるポリマーからなる湯たんぽが、今でも使われ続けている。
しかし、ゴム製湯たんぽは、通常注ぎ口が袋体の横に設けられている。この湯たんぽでは、注ぎ口を立ててお湯を注がなくてはならない。湯たんぽを使用する機会の多い老人や病人にとって、この湯たんぽにお湯を注入することは面倒である。片手に重いやかんを持ち、他方の手で湯たんぽを支えなければならない。お湯が熱いため湯たんぽの口を持ちにくいことがある。この湯たんぽは、袋体であるため、注入物を氷水にすれば、夏期には保冷に用いることができる。この場合は、氷又は氷水が注ぎ口から注入される。氷を注入する場合も、上記湯たんぽの場合と同様に不便である。
本発明は上記のような実情に鑑みなされたものであり、注入物を注入しやすく、身体にやさしく使いやすい保温用又は保冷用の袋体を提供することを目的としている。
本発明に係る保温用又は保冷用の袋体は、
ポリマー組成物からなり、袋状である本体と、
この本体から起立して本体の内部と外気とを連通する筒体を有する注ぎ口と、
この注ぎ口に装着されて注ぎ口との間を液密に保つ蓋と
を備えている。
好ましくは、上記蓋が上方に向かって拡径していることである。
さらに好ましくは、筒体内部の高さ方向中間に筒体の内径を縮小し蓋のストッパーとなる肉厚の段差部を備えていることである。
この保温又は保冷用袋体は、注ぎ口が袋体から起立して設けられているので、注ぎ口を立てる必要がない。この注ぎ口に注入物を注ぐときに袋体に触れなくてもよい。両手でやかん等をもって注ぎ口からお湯等を注ぐことができるので、この袋体は、誰もが楽に使うことができる。この保温又は保冷用袋体は、ポリマーから形成されているので、例えば足が載せられると撓んで足にフィットする。この保温又は保冷用袋体はまた、熱伝導が小さいため保温又は保冷の持続性がある。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る保温用又は保冷用の袋体1が示された斜視図である。図2(a)は、図1の保温用又は保冷用の袋体1が示された部分平面図である。図2(b)は、図2(a)のB−B線に沿った断面図である。この保温用又は保冷用の袋体(以下「袋体」という)1は、本体3と、注ぎ口5と、蓋7とを備えている。この袋体は、主に足、頭等身体の一部を保温又は保冷するために用いられる。
上記本体は、可撓性を有するポリマー組成物からなる。このポリマー組成物は、袋状に成形され、架橋されて袋体1とされる。ポリマーの中でも取り扱い容易性及びコストの面からゴム、エラストマー又は軟質樹脂が特に好ましい。具体的には、ポリイソプレン、ポリブタジエン、スチレンブタジエンゴム、シリコンゴム、天然ゴム、ポリウレタン、ポリプロピレンと架橋ゴムとの複合材料、が例示される。
本体3の大きさ及び形状に特に制限はない。本体3が略長方形の場合は、短辺が10cmから30cmで長辺が20cmから40cm、高さが、注入物が充填されたときに3cmから8cm程度に形成されることが多い。本体の厚さは、用いられるポリマーにより異なる。ポリマーの耐傷性、引張強度等が大きい場合は薄くすることができる。しかし、その場合でも、熱伝導が高いと袋体1内部の温度が保たれにくい面から、厚みは、通常1mm以上とされる。本体3の厚みが厚すぎると、柔軟性が損なわれ又は重くなる恐れがある。厚みの上限は、通常4mm程度とされる。
注ぎ口5は、上記本体3から起立して設けられた筒体9を有する。筒体9は、通常、本体3と同じ材料により一体に成形される。本体3と別に成形された筒体9が接合されて形成されてもよい。本体3及び筒体9がゴムである場合には、加硫接着と呼ばれる接合方法が用いられることが多い。この筒体9は、本体3の上面において配置される場所に特に制限はない。図1に示されているように筒体9は本体3の端部近辺に設けられることが多い。筒体9も柔軟性を備えているため触感は悪くないが、本体3の隅部の方が使用中に邪魔になりにくいため好ましい。
この筒体9は、本体3内部と外気とを連通して上部に開口している。本体3に注入物が注がれやすいように、筒体9は、ある程度の太さを備えている。筒体9の直径は、ほぼ一定の直径でもよい。筒体9は、本体3との接合部11及び筒体中間13でほぼ一定の直径を有しており、筒体上部15で筒体縁部17に向かって拡径していてもよい。筒体中間13で直径は、通常2cm以上7cm以下である。この直径が小さすぎると注入しにくく、大きすぎると袋体1の使用時に邪魔になる恐れがある。
上記筒体9は、蓋7が設けられるために必要な高さを有する。注ぎ口5に蓋7を装着されて袋体1が使用される状態における筒体9の高さは、蓋7の形状、構造等にもよるが、通常2cmから5cm程度であることが好ましい。後述されるように、筒体上部15は、蓋7が装着された後に筒体9の内側に折りたたまれる。袋体1の使用状態では、筒体9は折りたたまれた状態になっている。上記筒体9の高さは、袋体1の使用状態における高さである。
筒体9は、内部の高さ方向中間13に筒体9の内径Rを縮小する肉厚の段差部19を備えていることが好ましい。この段差部19は、蓋7のストッパーとなる。この段差部19が設けられていることにより、蓋7が筒体9に対して液密に保たれうる所定の位置に位置決めされやすい。
図2(b)に示されているように、この段差部19は、本体接合部11から連続した厚肉の筒体9の壁により形成されている。この厚肉により、本体3又は筒体9の厚みが薄い場合でも筒体9の起立姿勢が維持されやすくなる。この段差部19の筒体9内側への張出し代Tは通常0.5mmから5mmである。張出し代Tが小さすぎるとストッパーとしての効果がない。張出代Tが大きすぎると、本体3に例えば、湯が注ぎ込まれるときに、はね返り流れが生じる恐れがある。注ぎ込まれた湯は、本体3内部の空気を追い出しながら本体3底部から袋体1内部に流入していく。袋体1内が適当量の湯で満たされた後に、蓋7が取り付けられる。
蓋7は、通常筒体9よりも剛性が高い材質により形成され、金属、合成樹脂又はゴムが用いられうる。蓋7は、上記段差部19より上の中間13の内径Rに相応させて形成されている。蓋底21の直径は、中間13の内径Rと同じか若干大きい。この蓋7は、図2(b)に示されているように、上方に向かって拡径した形状であることがより好ましい。この形状の方が平行の形状よりも、筒体上部15の弾性変形により蓋7の側面22に引張応力が作用してより液密に保たれやすい。
蓋7は、注ぎ口5から筒体9の壁を押し広げながら上記段差部19まで押し下げられる。図2(b)に蓋7が取り付けられる前の筒体上部15が二点鎖線で示されている。この筒体上部15は、蓋7がこのストッパーとなる段差部19に達した後に、図2(b)の実線で示されているように内側に折り込まれる。筒体上部15の折りたたみ部23にも歪みによる応力がかかっているので、折りたたみ部23は蓋7の固定を補強している。
この折りたたみ部23には、折りたたみ部23を係止するための留め具25を備えることが好ましい。図2(a)及び図2(b)に示された留め具25は、剛性を有し棒状に形成されている。筒体9が軟質材質からなるため、留め具25がつっかい棒のように用いられると摩擦力によって外れにくくなる。この留め具25により蓋7がさらにしっかり固定される。例えば、袋体1が湯たんぽとして足を温めるために用いられ、足により衝撃が与えられた場合でも、この蓋7は液密に保持される。
図3(a)は、本発明の他の実施形態に係る袋体31が示された部分平面図である。図3(b)は、図3(a)のB−B線に沿った断面図である。この袋体31も、本体33、注ぎ口35及び蓋37を備えている。この袋体31は、ポリマー組成物からなる。この注ぎ口35は、本体33から起立して本体33の内部と外気とを連通する筒体39を備えている。この注ぎ口35も内側の筒体39の中間41に、筒体39の内径R’を縮小する肉厚の段差部43を備えている。
この段差部43は、図3(b)に示されているように、筒体9の壁の一部がリング状に内側に突出した形態に形成されている。この段差部43の内側への張出し代T’は、1mm以上で5mm以下程度であることが好ましい。この張出し代T’が小さいと蓋37のストッパーとしての機能が十分でない恐れがある。
この蓋37は上記図2に示された蓋7と同様に上方に向かって拡径している。この蓋37が取り付けられた後に、図3(b)に二点鎖線で示された筒体上部45が内側に折り込まれて折り込み部47が形成される。この折り込み部47に留め具49が取り付けられることがより好ましい。この留め具49は、事務用品のクリップと同様のバネ弾性を備えている。材質は、金属又は合成樹脂からなる。この袋体31も注入物を注ぎやすく、取り扱いが楽である。この袋体31は、弾性を備えており柔軟性があるため使用感に優れている。
本発明は、湯たんぽ、氷嚢及びこれらに類する用途の袋体に適用されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る袋体が示された斜視図である。 図2は、図1の袋体が示された部分平面図及び部分断面図である。 図3は、本発明の他の実施形態に係る袋体が示された部分平面図及び部分断面図である。
符号の説明
1、31・・・袋体
3、33・・・本体
5、35・・・注ぎ口
7、37・・・蓋
9、39・・・筒体
11・・・接合部
13、41・・・中間
15、45・・・筒体上部
19、43・・・段差部
23、47・・・折りたたみ部
25、49・・・留め具

Claims (3)

  1. ポリマー組成物からなり、袋状である本体と、
    この本体から起立して本体の内部と外気とを連通する筒体を有する注ぎ口と、
    この注ぎ口に装着されて注ぎ口との間を液密に保つ蓋と
    を備えた保温用又は保冷用の袋体。
  2. 上記蓋が上方に向かって拡径している請求項1に記載の保温用又は保冷用の袋体。
  3. 筒体内部の高さ方向中間に筒体の内径を縮小し蓋のストッパーとなる肉厚の段差部を
    備えている請求項1又は2に記載の保温用又は保冷用の袋体。
JP2004138105A 2004-05-07 2004-05-07 保温用又は保冷用の袋体 Withdrawn JP2005318969A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008279246A (ja) * 2008-03-26 2008-11-20 Takeo Madarame 温水式保温具
KR101238650B1 (ko) 2012-09-14 2013-02-28 서석윤 건강 찜질팩
KR101589408B1 (ko) * 2015-04-24 2016-01-28 조종연 물주입구를 가지는 건강용 냉온열기

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