JP3119862U

JP3119862U - 波模様内壁のキャディバッグ

Info

Publication number: JP3119862U
Application number: JP2005009484U
Authority: JP
Inventors: ジョ、シュチェン
Original assignee: ガオプンシュイエユウシェンゴンス
Priority date: 2005-08-22
Filing date: 2005-11-11
Publication date: 2006-03-16
Anticipated expiration: 2015-11-11
Also published as: US20070039842A1; CN2810677Y

Abstract

【課題】円筒形胴体の剛性が高く軽便なキャディバッグを提案する。
【解決手段】円筒形胴部１、円筒形胴部の下端部を封ずる硬質底部２、円筒形胴部の上部に位置する硬質口枠３を有するキャディバッグであって一種の波模様内壁を有するキャディバッグを用いる。この円筒形胴部の内壁１１が波模様板の構造を有し、しかも波模様板の模様が縦方向に延びる。この構造は円筒形胴部の変形防止能力を高めるためである。
【選択図】図１

Description

本考案はゴルフ用品の技術分野、特にキャディバッグ胴部の改良された構造に関する。本考案はあらゆる種類のキャディバッグに応用されうる。

従来の技術

生活レベルの向上とともに、人々が上品なスポーツを求めるに伴なってゴルフは世界中に普及にいる。プロゴルファーをはじめ人々はゴルフをする時、長時間キャディバッグを持ち運んだり動かしたりする必要があるので、キャディバッグの軽便性と耐用性が求められる。

キャディバッグは円筒形胴部、円筒形胴部の下端部を封ずる硬質底部、円筒形胴部の上部に位置する硬質口枠を有する。従来のキャディバッグの円筒形胴体の内壁の材料として殆ど硬質平板プラスティックが使われている。円筒形胴体の強度と剛性を保つには、内壁材料としての平板プラスティックは十分な厚さがなければならないので、キャディバッグの重量を軽減することが難しくなる。キャディバッグの軽便性を追求するために円筒形胴部の内壁材料に使われている平板プラスティックの厚さを減らすと、キャディバッグの積載能力と耐用性が害される。

考案の内容

本考案の目的は、現行技術の不足を補い、円筒形胴体が剛性で軽便なキャディバッグを提案することである。

本考案は上述の技術問題を解決するために、次のような技術を取り入れた。即ち、円筒形胴部、円筒形胴部の下端部を封ずる硬質底部、円筒形胴部の上部に位置する硬質口枠有するキャディバッグであって一種の波模様内壁を有するキャディバッグを用いる。この円筒形胴部の内壁が波模様板の構造を有し、しかも波模様板の模様が縦方向に延びる。この構造は円筒形胴部の変形防止能力を高めるためである。この技術によると、内壁板材料の厚さが同様な場合、この種のキャディバッグの積載能力は明らかに改善され、積載能力が同様な場合、この種のキャディバッグの内壁の厚さを著しく減少することができる。

上述の円筒形胴部内壁の波模様板の模様は円筒形胴部断面の円周方向に連続した縦型波模様にすることもできるし、不連続の縦型波模様や断続した縦型波模様にすることもできる。その上、内壁の波模様板の縦型波模様の断面は円弧形、矩形や三角形でありうるし、いずれも内壁の剛性を高める機能がある。

現行技術と比べると、本考案技術は次のような点において優れている。

１．キャディバッグの積載能力を高めることができる。

２．キャディバッグの重量を軽減することができる。

実施例
図面に基づいて本考案の実施例を更に説明する。

図１に示すように、本考案の一つの実施例は一種の波模様内壁のキャディバッグである。この種のキャディバッグの円筒形胴部（１）の内壁（１１）は縦型波模様板の構造をしている。円筒形胴部（１）の下端部に硬質底部（２）があり、円筒形胴部（１）の下端部を封じる。円筒形胴部（１）の上部に硬質口枠（３）があり、円筒形胴部（１）の入口の形を保つ。内壁（１１）の縦型模様が円筒形胴部（１）の変形防止能力を高める。

円筒形胴部（１）の内壁（１１）の波模様板の波模様は円周方向に連続した縦型模様にすることができる。図２に示すものは、内壁（１１）の断面が連続した円弧形からなる円筒形縦型波模様板である。円筒形胴部（１）の内壁（１１）の波模様板の波模様が円周方向に不連続の縦型模様にすることもできる。図３に示すものは、内壁（１１）の断面が断続した矩形からなる円筒形縦型波模様板である。図４に示すものは、円筒形胴部（１）の内壁（１１）の波模様板の波模様が、その断面が連続の三角形からなる円筒形縦型波模様板である。いずれも内壁（１１）の剛性を高める役割を果たす。

この実施例の中では、円筒形胴部（１）と硬質底部（２）が接続する箇所の内壁（１１）に波模様がない。円筒形胴部（１）と硬質口枠（３）が接続する箇所の内壁（１１）にも波模様がない。円筒形胴部（１）と把手（４）が接続する箇所の内壁（１１）にも波模様がない。

本考案の波模様内壁キャディバッグは従来のキャディバッグと比べると、内壁（１１）板材料の厚さが同称な場合、その積載能力が明らかに優れるし、キャディバッグの積載能力が同様な場合、その円筒形胴部（１）の内壁（１１）板材料の厚さを著しく減少することができ、キャディバッグ本体の重量を減少しうる。

以下、本明細書に添付する図面を説明する。
図１は本考案の波模様内壁キャディバッグの一実施例の一部破断構造図、図２は円筒形胴部（１）の内壁（１１）が円周方向に連続した断面円弧状の縦型模様からなる場合の断面図、図３は円筒形胴部（１）の内壁（１１）が円周方向に断続した断面矩形状の縦型模様からなる場合の断面図、図４は円筒形胴部（１）の内壁（１１）が円周方向に連続した断面三角形の縦型模様からなる場合の断面図である。

Claims

円筒形胴部（１）と、円筒形胴部（１）の下端部を封ずる硬質底部（２）と、円筒形胴部（１）の上部に位置する硬質口枠（３）を有するキャディバッグであって、円筒形胴部（１）の内壁（１１）が断面波模様板の構造をしたことを特徴とするキャディバッグ。
前記の円筒形胴部（１）の内壁（１１）の波模様板の波模様が縦方向に延びることを特徴とする請求項１に記載のキャディバッグ。
前記円筒形胴部（１）の内壁（１１）の波模様板の波模様が円筒形胴部（１）の断面の円周方向に連続した縦型模様からなることを特徴とする請求項２に記載のキャディバッグ。
前記円筒形胴部（１）の内壁（１１）の波模様板の波模様が円筒形胴部（１）の断面の円周方向に不連続の縦型模様からなることを特徴とする請求項２に記載のキャディバッグ。
前記内壁（１１）の縦型波模様の断面が円弧形であることを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のキャディバッグ。
前記内壁（１１）の縦型波模様の断面が矩形であることを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のキャディバッグ。
前記内壁（１１）の縦型波模様の断面が三角形であることを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のキャディバッグ。
前記円筒形胴部（１）と硬質底部（２）が接続する箇所の内壁（１１）には波模様がないことを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のキャディバッグ。
前記円筒形胴部（１）と硬質口枠（３）が接続する箇所の内壁（１１）には波模様がないことを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のキャディバッグ。
前記円筒形胴部（１）と把手（４）が接続する箇所の内壁（１１）には波模様がないことを特徴とする請求項３又は請求項４に記載のキャディバッグ。