JP3154067U - 湯たんぽ - Google Patents

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Abstract

【課題】給湯用の筒部を持たずに安全に給湯が可能な安全かつ操作性に優れた肌当りのよい軟質材湯たんぽを提供する。【解決手段】略扁平な軟質の透明又は半透明な袋状本体部11および該袋状本体部の扁平端部に、該袋状本体部の扁平方向と同一方向外方に向けて拡開突出させた状態にて一体に設けられた給湯筒12とからなり、袋状本体部の扁平方向端部と給湯筒側壁との間には補強把持部16を一体に形成してなるとともに、上記した軟質の透明又は半透明な袋状本体部には湯量線17が施されている。これによりやけどの危険が殆どなく、また軟質の給湯筒自体が補強される結果、安定した給湯ができ取り扱い性が著しく向上する。また給湯量を常に適量に維持でき湯量調整が容易であり、過度の給湯による給湯筒からの湯こぼれの危険がなく、また熱膨張による袋状本体の疲労亀裂の発生などの劣化を減少させて耐久性を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本考案は湯たんぽ、とくに軟質材を用いた肌当りの良い湯たんぽの改良に関し、取り扱い上の安全性を高めることを目的とする。
在来の湯たんぽには金属製あるいは陶器製のもののほかに、硬質プラスチック材を用いたもの、例えば中空本体を、中央に凹所を有した円形環状に構成し、その一部の上面に螺旋状キャップ付きの湯口を形成したもの(特開2005−245773号公報参照)が知られている。また耐熱樹脂材を用いた容器内に蓄熱材を入れて電子レンジで加熱するようにしたもの(登録実用新案第3084415号公報参照)も知られている。
さらにゴムなどの柔軟材をもって袋状に形成し、その一端に管状の立ち上がり部を形成してその上端に蓋を有した湯口を形成したもの(特開2003−24363号公報参照)も知られている。
さらに図4にあらわしたように、ポリ塩化ビニル(PVC)等、比較的軟質で弾性のあるプラスチック材等により、袋状本体部1およびその長さ方向片側端部に、給湯筒2を上記袋状本体部1の長さ方向(平面方向)と同一方向に向けて突出させて一体に形成し、しかも給湯筒2内の開口部にはスクリュー状螺子キャップ3を緊密にねじ込むことができるようにした構造のものがあるが、なかでも後者の比較的軟質材を用いたものが使用に際して肌当りがよく違和感がないために人気がある。
特開2005−245773号公報 登録実用新案第3084415号公報 特開2003−24363号公報
しかしながら、上記した特許文献1および特許文献2のものにあっては、いずれも柔軟性がないところから使用に際して肌当たりが悪く違和感を生ずるところからあまり人気がない。また特許文献3のものは本体部の片側側端に、本体部の長さ方向に対して直角上方に向けて立設させたところの、湯を入れるための管状部が突出している結果、やはり使用時に邪魔になり特に夜間の長時間にわたる使用の障害になる。
その点では図4にあらわしたように、給湯筒2が袋状本体部1の片側端に、袋状本体部1の長さ方向(平面方向)と同一方向に向けて突出させて設けられたものが使い勝手がよく好まれるが、この場合には給湯時に給湯筒2の周縁部を持って給湯筒2を上方に向け、袋状本体部1を立てた状態において給湯をおこなうために、軟質の給湯筒2が変形しやすく熱湯によるやけどの危険度がきわめて高い。
また既述した特許文献1〜3のものも含めて、湯たんぽ内への給湯量が多すぎると熱膨張により熱湯漏れを生じ、あるいは湯たんぽ自体に疲労亀裂が入りやすく危険であるところから、給湯時における適量注入量の調整が必要であるところ、上記の従来例の構造のものにあってはそのいずれもが調整困難であってやはり危険性があることが指摘されている。
上記の課題を解決するために、本考案においては軟質の湯たんぽにおいて、給湯に際してのやけどの危険がなく、しかも適量給湯を容易に確認可能としたものであって、具体的には略扁平な軟質の袋状本体部および該袋状本体部の扁平端部に、該袋状本体部の扁平方向と同一方向外方に向けて拡開突出させた状態にて一体に設けられた給湯筒からなり、袋状本体部の扁平方向端部と給湯筒側壁との間には補強把持部を一体に形成してなることを特徴とした湯たんぽに関する。
また本発明は、略扁平な軟質の透明又は半透明な袋状本体部および該袋状本体部の扁平端部に、該袋状本体部の扁平方向と同一方向外方に向けて拡開突出させた状態にて一体に設けられた給湯筒とからなり、袋状本体部の扁平方向端部と給湯筒側壁との間には補強把持部を一体に形成してなるとともに、上記した軟質の透明又は半透明な袋状本体部には湯量線が施されていることを特徴とした湯たんぽに関する。
本考案は上記したように、袋状本体部の扁平方向端部と給湯筒側壁との間に補強把持部を一体に形成してなるために、軟質の給湯筒部を保持したまま該給湯部内開口部に給湯する在来品湯たんぽに比して、給湯時において湯たんぽを立てた状態で補強把持部を持って給湯筒内開口部に熱湯を注入することができるために、やけどの危険が殆どなく、また軟質の給湯筒自体が補強される結果、安定した給湯ができ取り扱い性が著しく向上する。
また、袋状本体部が透明又は半透明で、しかも該袋状本体部に湯量線が施してある場合においては、袋状本体部内の給湯量を常に適量に維持でき湯量調整が容易であり、過度の給湯による給湯筒からの湯こぼれの危険がなく、また熱膨張による袋状本体の疲労亀裂の発生などの劣化を減少させて耐久性を向上させることができる。
本考案の第1実施例である湯たんぽの全体平面図(A)および側面図(B)。 図1の湯たんぽの給湯筒部内開口側より見た側面図(B)、給湯筒開口部に螺子込む螺子キャップの側面図(A)、湯たんぽの反対側側面図(C)。 本考案の第2実施例である湯たんぽの平面図(A)およびその片側側面図(B)。 従来公知の軟質湯たんぽの一例をあらわした全体斜視図。
以下において本考案の実施の形態について詳細に説明をする。図1および図2には本発明の第1実施例である平面輪郭形状が略長方形をなした湯たんぽがあらわされており、11は袋状本体部、12は給湯筒部、16は補強把持部、17は湯量線を、それぞれあらわしている。
袋状本体部11は略扁平で軟質の透明又は半透明の材質からなり、平面輪郭形状が略長方形をなしている。また給湯筒部12は上記した袋状本体部11の扁平端部中央に、該袋状本体部11の扁平方向と同一方向外方に向けて次第に拡開突出させた状態にて一体に設けられており、袋状本体部11の内部中空部はその長さ方向片側端部に一体に設けられた給湯筒部12を介してのみ外方に開口可能に構成されている。
さらに12aは給湯筒部12の開口端縁の一部に形成し、開口方向に向けて突出させた突片をあらわしており、その中央部には吊り下げ用の小孔12bが形成されている。なお給湯筒部12の開口内奥部には環状の螺旋取付部14が一体に形成されており(図2(B)参照)、これにスクリュー状螺子キャップ15(図2(A)参照)が着脱自在に取り付けられる。
スクリュー状螺子キャップ15は、上記した螺旋取付部14の上端縁に重合される円形のフランジ15dが設けられ、さらに該フランジより下部の外周面には上記螺旋取付部14の環状内周面に施した螺状(図示省略)に対応する螺旋状の螺条15aが形成されている。スクリュー状螺旋キャップ15の着脱には上端部に形成した操作部15bを摘んで左右方向に回動させながらフランジ15dを弾性パッキン15cを介して環状の螺旋取付部14上に圧接させ、また取り外すことにより開口部13を緊密に閉塞し、また開放することができる。
補強把持部16は、袋状本体部11の扁平方向端部、つまり給湯筒部12の取付け側端辺と給湯筒部12の立ち上がり側壁との間に、袋状本体部11の片側端である幅方向両端部11a・11aと給湯筒部12の開口端縁とを結ぶ略三角形のエリアをやや厚手の板状体にて一体に結合させて形成されたもので、それぞれの中央寄りの部分には幾分薄肉にして摘み易くした把持部16aが形成されている。
なお、この把持部16aの部分については必ずしも薄肉である必要はなく、薄肉にしなくてもよく、また補強のための周辺部を残してこの部分を開口窓状に形成してもよい。さらに湯量線17は、上記した軟質の透明又は半透明な袋状本体部17の内側または外側に施されており、袋状本体部11を給湯筒部12を上にして立てて給湯した場合に、袋状本体部11の内容積の65%〜80%に相当する高さ位置となるように施すものとし、具体的な施し方の例としては、袋状本体部11の内側または外側壁面から内側又は外側に向けて幾分突出させるようにラインを形成するのが好ましい。
上記した構成において、袋状本体部11の補強把持部16の部分を片手で持って給湯筒部12を上にして袋状本体部11を立て、給湯筒部12の中空内に例えばやかん等により沸騰させた湯を逐次給湯し、湯量が湯量線17に達したところで給湯を止め、給湯筒部12内の開口部13に弾性パッキン15cを介在させたスクリュー状螺旋キャップ15を嵌めて給湯作業を完了する。なお上記の実施例においては袋状本体部11を透明又は半透明としたが、非透明の構成としても利用することができ、この場合には湯量線17を設ける必要が無い。
また図3には本発明の第2実施例である平面輪郭形状が弧状、すなわち全体として略円盤状をなした湯たんぽがあらわされている。図3において、21は略扁平で軟質の透明又は半透明の材質からなり、平面輪郭形状が弧状をなした袋状本体部、22は袋状本体部21の扁平な端部、すなわち左右のショルダー部21a・21a間の中央に、該袋状本体部21の扁平方向と同一方向外方に向けて次第に拡開突出させた状態にて一体に設けられた給湯筒部である。
さらに26は上記した袋状本体部21の扁平方向端部、つまり給湯筒部22の取付け側端辺の左右のショルダー部21a・21aと給湯筒部22の立ち上がり側壁とを結ぶ略三角形のエリアに一体に形成された補強把持部であり、それぞれの中央寄りの部分には幾分薄肉にして摘み易くした把持部26aが形成されている。さらに透明又は半透明の袋状本体部21には湯量線27が施されている。
なお給湯筒部22およびその開口部にはめ込まれるスクリュー状螺旋キャップ、および透明又は半透明の袋状本体部21に施された湯量線、さらには袋状本体部21が非透明体である場合等の具体的な構成については既述した第1実施例の場合と同様であるので説明を省略する。
11 袋状本体部
11a 袋状本体部の両端部
12 給湯筒部
12a 突片
12b 吊り下げ用の小孔
13 開口部
14 螺旋取付部
15 スクリュー状螺旋キャップ
15a 螺条
15b 操作部
15c 弾性パッキン
15d フランジ
16 補強把持部
16a 把持部
17 湯量線
21 袋状本体部
21a 左右のショルダー部
22 給湯筒部
22a 突片
22b 吊り下げ用の小孔
26 補強把持部
26a 把持部
27 湯量線
また本考案は、略扁平な軟質の透明又は半透明な袋状本体部および該袋状本体部の扁平端部に、該袋状本体部の扁平方向と同一方向外方に向けて拡開突出させた状態にて一体に設けられた給湯筒とからなり、袋状本体部の扁平方向端部と給湯筒側壁との間には補強把持部を一体に形成してなるとともに、上記した軟質の透明又は半透明な袋状本体部には湯量線が施されていることを特徴とした湯たんぽに関する。

Claims (4)

  1. 略扁平な軟質の袋状本体部および該袋状本体部の扁平端部に、該袋状本体部の扁平方向と同一方向外方に向けて拡開突出させた状態にて一体に設けられた給湯筒部からなり、袋状本体部の扁平方向端部と給湯筒部側壁との間には補強把持部を一体に形成してなることを特徴とした湯たんぽ。
  2. また本発明は、略扁平な軟質の透明又は半透明な袋状本体部および該袋状本体部の扁平端部に、該袋状本体部の扁平方向と同一方向外方に向けて拡開突出させた状態にて一体に設けられた給湯筒部とからなり、袋状本体部の扁平方向端部と給湯筒部側壁との間には補強把持部を一体に形成してなるとともに、上記した軟質の透明又は半透明な袋状本体部には湯量線が施されていることを特徴とした湯たんぽ。
  3. 略扁平な軟質の袋状本体部の平面輪郭形状が略長方形をなすものであるところの請求項1又は請求項2に記載の湯たんぽ。
  4. 略扁平な軟質の袋状本体部の平面輪郭形状が弧状をなすものであるところの請求項1又は請求項2に記載の湯たんぽ。
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