JP2005318927A - 内視鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 一つの駆動源による簡単な構成で異なる外径の処置具の挿抜を行い手技の容易化を図ることが可能な内視鏡システムを提供すること。
【解決手段】 内視鏡システム1は、進退駆動力を受けて開閉して組織を把持する鉗子先端部(処置具先端部)5が先端に配されて可撓性を有する鉗子挿入部(処置具挿入部)6と、鉗子挿入部6を挿通可能なチャンネル7と、チャンネル7内に鉗子挿入部6を挿入及び抜脱させる挿抜手段8と、鉗子先端部5に進退駆動力を供給する操作手段10とを備えている。挿抜手段8及び操作手段10は、操作部3内で固定支持されたブレーキ付きのモータ(回動駆動源)で回動駆動される駆動軸13と、駆動軸13からの回動駆動力を受けて回動して鉗子挿入部6を進退可能なローラ15と、ローラ15に駆動軸13からの回動駆動力を伝達する動力伝達装置16とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内視鏡システムに関する。
一般に、内視鏡を用いて体外からの操作で体内の所要部位の処置や生体組織の検査等を行う際に、例えば、針状メスや把持鉗子等の複数の処置具を連続して使用することがある。このような場合、従来は、内視鏡の挿入部内に設けられたチャンネルを通じて選択した処置具を体内に挿入し、所定の処置を行った後は処置具を体外に引き出し、再度処置具をチャンネルに挿入する等の操作を行っていた。
このような処置具をチャンネル内に挿入する際、内視鏡の鉗子口から狭いチャンネル内に長い処置具を注意深く挿入させなければならず、手間がかかる上に高度の注意力を要する。また、近年、手技の種類や内視鏡のチャンネルの外径に合わせて、様々な外径の処置具挿入部や、処置具先端部と処置具挿入部とのが異なる外径を有する処置具が提案されている。
そのため、チャンネル内への挿抜操作を自動的に行うとともに、このような径の異なる処置具にも対応可能な挿抜装置として、挿抜用のローラとは別に、ローラと径の異なる処置具との圧接状態と解放状態とを選択するロータリーソレノイドが配されたものや(例えば、特許文献1参照。)、使用する処置具挿入部の外径に応じて径の異なるローラと交換するもの(例えば、特許文献2参照。)が提案されている。
特開昭57−190541号公報(第2図) 特開平9−492号公報(第6図)
しかしながら、例えば、特許文献1に記載の従来の技術では、ローラ回転用の駆動部とは別に、ローラ間隔調整用のロータリーソレノイドを備える必要があるため、駆動機構及びその制御が複雑になる可能性がある。
また、特許文献2に記載の従来の技術では、ローラの取り替えを要するために手技が煩雑になってしまう。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、一つの駆動源による簡単な構成で異なる外径の処置具の挿抜を行い手技の容易化を図ることが可能な内視鏡システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る内視鏡システムは、可撓性を有する処置具挿入部を挿通可能なチャンネルと、該チャンネル内に前記処置具挿入部を挿入及び抜脱させる挿抜手段とを備え、該挿抜手段が、回動駆動源で回動駆動される駆動軸と、前記駆動軸からの回動駆動力を受けて回動して前記処置具挿入部を進退可能なローラと、前記ローラに前記駆動軸からの回動駆動力を伝達する動力伝達装置とを具備する内視鏡システムであって、前記ローラの回動中心軸が、前記駆動軸回りに公転可能とされ、前記回動中心軸と前記駆動軸との距離を公転半径とするとき、該公転半径に前記ローラの半径を加えた第1の距離が、前記駆動軸と前記処置具挿入部との第2の距離より長い距離とされ、前記動力伝達装置が、前記回動中心軸を前記駆動軸回りに公転させ、前記回動中心軸回りに前記ローラを回転させることを特徴とする。
この内視鏡システムは、チャンネル内に挿通された処置具挿入部を進退させる方向に駆動軸を回転させると動力伝達装置によってローラを駆動軸回りに公転させることができ、ローラと処置具挿入部とを当接させることができる。この際、外径の異なる処置具挿入部であっても、ローラが処置具挿入部に当接する位置でローラを自転させることができるので、チャンネル内を挿抜させる処置具挿入部の外径の大きさによらず、処置具挿入部にローラを当接させることができる。また、処置具挿入部に当接した後は、ローラを処置具挿入部に押付けながらローラをその回動中心軸回りに駆動軸と同一方向に回転させることができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、進退駆動力を受けて処置を行う処置具先端部が前記処置具挿入部の先端に配され、前記処置具先端部に前記進退駆動力を供給する操作手段を備え、該操作手段が、前記駆動軸と、前記ローラと、前記動力伝達装置とを備えていることを特徴とする。
この内視鏡システムは、処置具挿入部の挿抜と同様の方法で処置具先端部に進退駆動力を供給することができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、前記動力伝達装置が、複数の遊星歯車と太陽歯車とを備える遊星歯車機構とされ、前記複数の遊星歯車のうちの一つに前記駆動軸が接続され、前記ローラが、前記太陽歯車の周りに前記遊星歯車を回動可能に備える内歯車とされていることを特徴とする。
この内視鏡システムは、駆動軸を回転させた際、遊星歯車の回りに太陽歯車と内歯車であるローラとをそれぞれ自転させながら公転させることができる。また、ローラが処置具挿入部に当接されて公転が規制されたときには、ローラをその場で自転させて、処置具挿入部をその回転方向へ移動させることができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、前記動力伝達装置が、一端が前記駆動軸と摺動可能に接続され、他端が前記ローラの前記回動中心軸を回動可能に支持する支持部材と、前記駆動軸に接続された第1のプーリと、前記ローラに接続された第2のプーリと、前記第1のプーリと前記第2のプーリとに巻回された無端ベルトとを備えていることを特徴とする。
この内視鏡システムは、駆動軸を回転させた際、駆動軸回りに支持部材とローラとを駆動軸の回転方向に回転させることができる。また、ローラが処置具挿入部と当接されたときには、駆動軸の回転が第1のプーリに伝達されて無端ベルトを回転させ、第2のプーリを介してローラを回動中心軸回りに回転させることができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、前記動力伝達装置が、一端が前記駆動軸と摺動可能に接続され、他端が前記ローラの前記回動中心軸と回動可能に接続された支持部材と、前記駆動軸に接続された第1のギアと、前記ローラに接続された第2のギアと、前記支持部材に対して回動可能に配され、前記第1のギアと前記第2のギアとに噛合された第3のギアとを備えている。
この内視鏡システムは、駆動軸を回転させた際、駆動軸回りに支持部材とローラと第3のギアとを共に駆動軸の回転方向に公転させることができる。また、ローラと処置具挿入部とが当接したときには、駆動軸の回転を第1のギアから第3のギアに伝達してこれを回転させ、さらに第2のギアに伝達してローラを回動中心軸回りに回転させることができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、前記動力伝達装置が、前記駆動軸に接続された第1のギアと、前記処置具挿入部を挟んで前記ローラと対向して配されて前記第1のギアと噛合された支持ローラとを備えていることを特徴とする。
この内視鏡システムは、駆動軸を回転させることによって支持ローラを第1のギアを介して回転させるとともに、ローラを駆動軸回りに公転して処置具挿入部に当接して、ローラと支持ローラとの間に処置具挿入部を圧接することができる。また、圧接後は支持ローラと逆方向にローラを自転させることができ、処置具挿入部をチャンネル内で進退させることができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、前記駆動軸を回転可能な把持部が接続されていることを特徴とする。
この内視鏡システムは、把持部を把持して駆動軸回りに回転することによって、手動で駆動軸を回転駆動することができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、前記処置具挿入部が、少なくとも一つの素線をコイル状に巻回されてなる外套管を備え、前記ローラの外周面に、前記素線と係合可能な凹部と、隣接する前記素線間に係合可能な凸部とが周方向に交互に形成されていることを特徴とする。
この内視鏡システムは、凹部と凸部とを係合させることによって、ローラ外周面と外套管外周との接触面積を増やすことができ、回転駆動力をより好適に外套管の進退駆動力として伝達することができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、前記素線が複数配され、少なくとも一つの前記素線が、他の前記素線よりも大径に形成されていることを特徴とする。
この内視鏡システムは、大径とされた素線部分とローラとの接触によってローラ外周面と外套管外周との接触面積を増やすことができ、回転駆動力をより好適に外套管の進退駆動力として伝達することができる。
また、本発明に係る内視鏡システムは、前記内視鏡システムであって、前記外套管の外周に、線部材がコイル状に巻回されていることを特徴とする。
この内視鏡システムは、線部材とローラとの接触によってローラ外周面と外套管外周との接触面積を増やすことができ、回転駆動力をより好適に外套管の進退駆動力として伝達することができる。
本発明によれば、異なる外径の処置具挿入部であっても、一つの回転駆動源によって処置具挿入部にローラを圧接して挿抜することができる。
本発明に係る第1の実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
本実施形態に係る内視鏡システム1は、図1に示すように、可撓性を有する挿入部2と、挿入部2を操作する操作部3と、進退駆動力を受けて開閉して組織を把持する鉗子先端部(処置具先端部)5が先端に配されて可撓性を有する鉗子挿入部(処置具挿入部)6と、鉗子挿入部6を挿通可能なチャンネル7と、チャンネル7内に鉗子挿入部6を挿入及び抜脱させる挿抜手段8と、鉗子先端部5に進退駆動力を供給する操作手段10と、操作部3と接続されて鉗子挿入部6を収納する収納部11とを備えている。
挿抜手段8及び操作手段10は、図2に示すように、操作部3内で固定支持されたブレーキ付きのモータ(回動駆動源)12で回動駆動される駆動軸13と、駆動軸13からの回動駆動力を受けて回動して鉗子挿入部6を進退可能なローラ15と、ローラ15に駆動軸13からの回動駆動力を伝達する動力伝達装置16とを備えている。
鉗子挿入部6と接触するローラ15の外周面は凹状とされており、鉗子挿入部6との接触面積が大きくなるように形成されている。
動力伝達装置16は、ローラ15の回動中心軸17を駆動軸13回りに公転させ、回動中心軸17回りにローラ15を回転させる、例えば、三つの遊星歯車18、19、20と、太陽歯車21とを備える遊星歯車機構22とされている。遊星歯車18には駆動軸13が接続されて固定歯車とされ、ローラ15が、太陽歯車21の周りに遊星歯車18、19、20が配された内歯車とされている。この動力伝達装置16は、操作部3の先端側に配された第1の動力伝達装置16Aと、第1の動力伝達装置16Aの基端側に、チャンネル7先端からの鉗子先端部5の突出長さ以上離間して配された第2の動力伝達装置16Bとを備えている。第1の動力伝達装置16A及び第2の動力伝達装置16Bとも鉗子挿入部6を挟んで対向する一対の遊星歯車機構22とされている。
各歯車の大きさは、回動中心軸17と駆動軸13との距離を公転半径23とするとき、公転半径23にローラ15の半径Rを加えた第1の距離25が、駆動軸13と鉗子挿入部6との第2の距離26より長い距離とされるように調整されている。
操作部3には、挿抜手段8に対して鉗子挿入部6の挿抜操作を指示する挿抜スイッチ27と、操作手段10に対して鉗子先端部5の操作を指示する操作スイッチ28とが配されている。
モータ12、挿抜スイッチ27、及び、操作スイッチ28は、図示しない制御部と電源部とに接続されている。
鉗子挿入部6は、先端が鉗子先端部5と接続された外套管30と、外套管30に対して進退自在に配されて鉗子先端部5に進退駆動力を伝達する操作ワイヤ31と、外套管30から所定の間隔で離間して基端側に配され、操作ワイヤ31の基端側と接続された操作管32と、外套管30と操作管32との間に配され、鉗子挿入部6がチャンネル7内を移動する際に、外套管30と操作管32とが互いに接近しないように付勢するバネ33とを備えている。
次に、本実施形態に係る内視鏡システム1の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
まず、図1に示す状態で挿入部2を体腔内に挿入し、所望の部位まで挿入部2の先端を移動する。
そして、鉗子挿入部6をチャンネル7の先端方向に移動させるため、挿抜スイッチ27を操作して、第1の動力伝達装置16Aと第2の動力伝達装置16Bとにおける各モータ12を同一の方向に同一の速度で回転駆動する。
この際、駆動軸13が接続された遊星歯車18の自転にともなって他の遊星歯車20、太陽歯車21、及びローラ15がそれぞれ回転しながら遊星歯車18のまわりを公転する。
そして、遊星歯車18の回転方向にローラ15が回転しながら鉗子挿入部6に接近し、図3に示すように、ローラ15が鉗子挿入部6に当接する。そして、その位置でローラ15が回転し続け、ローラ15に圧接された鉗子挿入部6が、図4に示すように、チャンネル7内を移動する。
鉗子先端部5がチャンネル7先端から突出した後、挿抜スイッチ27を操作して、一旦モータ12を停止する。
次に、操作スイッチ28を操作して、第2の動力伝達装置16Bに係るモータ12のみを、上述と同一の方向に回転させる。このとき、第1の動力伝達装置16Aに係る遊星歯車18は停止状態のままとされているため、外套管30は第1の動力伝達装置16Aのローラ15で把持された状態とされる。一方、操作管32は、第2の動力伝達装置16Bに係るローラ15の回転にともなって、さらにチャンネル7先端方向に移動する。
こうして、操作ワイヤ31が操作管32とともに移動して進退駆動力が鉗子先端部5に伝達され、図5に示すように、鉗子先端部5が開く。
組織を把持して閉じる際には、操作スイッチ28を操作して第2の動力伝達装置16Bのモータ12を上述とは異なる方向に回転する。
このとき、遊星歯車18が自転するとともに、ローラ15が、遊星歯車18と同一方向に自転しながら操作管32から一旦離間してその方向に遊星歯車18の周りを公転移動し、再び、操作管32に当接する。当接後は、操作管32に圧接した状態でローラ15が回転し、図6に示すように、操作管32及び操作ワイヤ31をチャンネル7基端側に移動して鉗子先端部5を閉じる。
次に、挿抜スイッチ27を操作して、第1の動力伝達装置16A及び第2の動力伝達装置16Bのそれぞれのモータ12を駆動する。このとき、第1の動力伝達装置16Aのローラ15が遊星歯車18と同一の方向に自転しながら遊星歯車18の周りを外套管30から一旦離間してその方向に公転移動し、再び、外套管30に当接する。当接後、鉗子挿入部6に圧接した状態でそれぞれのローラ15が回転し、図7に示すように、鉗子挿入部6をチャンネル7基端側に移動する。
この内視鏡システム1によれば、チャンネル7内に挿通された鉗子挿入部6をチャンネル7内で進退させる方向に駆動軸13を回転させると、動力伝達装置16によって遊星歯車18の回りに太陽歯車21と内歯車であるローラ15とをそれぞれ自転させながらローラ15を駆動軸13回りに公転させることができ、ローラ15と鉗子挿入部6とを当接させることができる。この際、外径の異なる鉗子挿入部6であっても、ローラ15が鉗子挿入部6に当接した位置で、鉗子挿入部6に押付けながらローラ15をその回動中心軸17回りに駆動軸13と同一方向にローラ15を自転させることができるので、チャンネル7内を挿抜させる鉗子挿入部6の外径の大きさによらず、鉗子挿入部6にローラ15を当接して移動することができる。
したがって、ローラ15回転用のモータ12のみであっても、径の異なる鉗子挿入部6に対応することができる。
次に、第2の実施形態について図8から図14を参照しながら説明する。
なお、上述した第1の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第2の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡システム40の動力伝達装置41が、図8に示すように、一端42aが駆動軸13と摺動可能に接続され、他端42bがローラ43の回動中心軸17を回動可能に支持する支持部材42と、駆動軸13に接続された第1のプーリ44と、ローラ43に接続された第2のプーリ45と、第1のプーリ44と第2のプーリ45とに巻回された無端ベルト46とを備えているとした点である。
支持部材42の一端42aと駆動軸13との摩擦力は、他端42bと回動中心軸17との摩擦力よりも大きいものとされ、かつ、支持部材42の移動が規制された際には駆動軸13に対して回転可能な大きさとされている。
回動中心軸17と駆動軸13との距離を公転半径23とするとき、公転半径23にローラ43の半径rを加えた第1の距離25が、駆動軸13と鉗子挿入部6との第2の距離26より長い距離とされるように調整されている。
次に、本実施形態に係る内視鏡システム40の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
まず、本実施形態においても、図9に示す状態で挿入部2を体腔内に挿入する。
そして、挿抜スイッチ27を操作して、第1の動力伝達装置16Aと第2の動力伝達装置16Bとにおける各モータ12を同一の方向に同一の速度で回転駆動する。
この際、駆動軸13が接続された第1のプーリ44の回転にともなって、支持部材42が一端42aを回転中心として回転し、他端42bに接続された第2のプーリ45とともにローラ43が第1のプーリ44のまわりを第1のプーリ44の回転方向に公転する。
そして、図10に示すように、第1のプーリ44の回転方向にローラ43が移動して鉗子挿入部6に接近し、図11に示すように、ローラ43が鉗子挿入部6に当接する。このとき、支持部材42が停止したのにともない、駆動軸13と支持部材42とが空回りして、第1のプーリ44の回転力が無端ベルト46を通じて第2のプーリ45に伝達され、ローラ43を駆動軸13と同一方向に回転し続ける。こうして、ローラ43に圧接された鉗子挿入部6が、チャンネル7内を移動する。
鉗子先端部5がチャンネル7先端から突出した後、挿抜スイッチ27を操作して、一旦モータ12を停止する。
次に、操作スイッチ28を操作して、第2の動力伝達装置16Bに係るモータ12のみを、上述と同一の方向に回転させる。このとき、第1の動力伝達装置16Aに係るモータ12は停止状態のままとされているため、外套管30は第1の動力伝達装置16Aのローラ43で把持された状態とされる。一方、操作管32は、第2の動力伝達装置16Bに係るローラ43の回転にともなって、さらにチャンネル7先端方向に移動する。
こうして、第1の実施形態と同様に、図12に示すように、鉗子先端部5が開く。
組織を把持して閉じる際には、操作スイッチ28を操作して第2の動力伝達装置16Bのモータ12を上述とは異なる方向に回転する。
このとき、駆動軸13の回転とともに支持部材42が一端42aを回転中心として操作管32から一旦離間してその方向に移動し、再び、操作管32に当接する。当接後は、操作管32に圧接した状態でローラ43が上述とは異なる方向に回転し、図13に示すように、操作管32及び操作ワイヤ31をチャンネル7基端側に移動させて鉗子先端部5を閉じる。
次に、挿抜スイッチ27を操作して、第1の動力伝達装置16A及び第2の動力伝達装置16Bのそれぞれのモータ12を駆動する。このとき、第1の動力伝達装置16Aの支持部材42及びローラ43が外套管30から一旦離間してその方向に公転移動し、再び、外套管30に当接する。当接後は、鉗子挿入部6に圧接された状態でそれぞれのローラ43が回転し、図14に示すように、鉗子先端部5をチャンネル7基端側に移動する。
この内視鏡システム40によれば、駆動軸13を回転させた際、駆動軸13回りに支持部材42とローラ43とを駆動軸13の回転方向に回転させることができる。また、ローラ43が鉗子挿入部6と当接されたときには、駆動軸13の回転が第1のプーリ44に伝達されて無端ベルト46を回転させ、第2のプーリ45を介してローラ43を回動中心軸17回りに回転させることができる。そして、第1の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
次に、第3の実施形態について図15を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第3の実施形態と第2の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡システム47の動力伝達装置48が、第1のプーリ44の代わりに駆動軸13に接続された第1のギア50と、第2のプーリ45の代わりにローラ43に接続された第2のギア51と、無端ベルト46の代わりに支持部材52に対して回動可能に配され、第1のギア50と第2のギア51とに噛合された第3のギア53とを備えているとした点である。
第3のギア53は、支持部材52の一端52aと他端52bとの間で回動自在に支持されている。
次に、本実施形態に係る内視鏡システム47の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
まず、第2の実施形態と同様に、挿入部2を体腔内に挿入して挿抜スイッチ27を操作する。この際、駆動軸13が接続された第1のギア50の回転にともなって、支持部材52が一端52aを回転中心として回転し、第2のギア51及び第3のギア53とともにローラ43が第1のギア50のまわりを公転移動する。一方、第1のギア50の回転力が第3のギア53に伝達され、さらに、第2のギア51に伝達されてローラ43が駆動軸13と同一方向に回転する。
第1のギア50の回転方向にローラ43が移動して鉗子挿入部6に接近し、ローラ43と鉗子挿入部6とが当接した後、支持部材52の移動が規制され、駆動軸13と支持部材52とが空回りして、第2のギア51とともにローラ43が回転し続ける。こうして、ローラ43間に圧接された鉗子挿入部6が、チャンネル7内を移動する。
その後は、第2の実施形態と同様の操作、及び、その作用によって鉗子挿入部6の挿抜及び鉗子先端部5の開閉操作を行う。
この内視鏡システム47によれば、第2の実施形態と同様の操作方法によって、駆動軸13を回転させた際、駆動軸13回りに支持部材52とローラ43と第3のギア53とを共に駆動軸13の回転方向に公転させることができる。また、ローラ43と鉗子挿入部6とが当接したときには、駆動軸13の回転を第1のギア50から第3のギア53に伝達してこれを回転させ、さらに第2のギア51に伝達してローラ43を回動中心軸17回りに回転させることができる。
次に、第4の実施形態について図16及び図17を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第4の実施形態と第2の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡システム55の動力伝達装置56が、駆動軸13に接続された第1のギア50と、鉗子挿入部57を挟んでローラ43と対向して配されて第1のギア50と噛合されたギア58を有する支持ローラ59とを備えているとした点である。
内視鏡システム55は、操作手段10は備えておらず、内視鏡60の鉗子口61から鉗子挿入部57を挿入後、鉗子先端部5を操作する際には、鉗子挿入部57の基端に接続された図示しない鉗子操作部を操作するものとされている。なお、モータ62はブレーキが無いタイプのものとされており、モータ62が駆動しない場合には駆動軸13は回転自在とされている。
次に、本実施形態に係る内視鏡システム55の操作方法、及び、作用・効果について説明する。
まず、鉗子挿入部57を鉗子口61からチャンネル7内に挿入し、挿抜スイッチ27を操作して、モータ62を回転する。この際、駆動軸13が接続された第1のギア50の回転によって支持ローラ59が駆動軸13とは異なる方向に自転する。一方、駆動軸13が接続された第1のプーリ44の回転にともなって、支持部材52が一端52aを回転中心として回転し、他端52bに接続された第2のプーリ45とともにローラ43が第1のプーリ44のまわりをその回転方向に公転移動する。
そして、第1のプーリ44の回転方向にローラ43が移動して鉗子挿入部57に接近し、ローラ43が鉗子挿入部57に当接する。このとき、支持部材52の移動が規制されて、駆動軸13と支持部材52とが空回りして、第1のプーリ44の回転が無端ベルト46を通じて第2のプーリ45に伝達され、ローラ43を駆動軸13と同一方向に回転し続ける。こうして、ローラ43と支持ローラ59とに圧接された鉗子挿入部57が、チャンネル7内を移動する。
鉗子先端部5をチャンネル7先端から突出させた後、挿抜スイッチ27を操作してモータ62を停止する。そして、鉗子先端部5を図示しない鉗子操作部によって開閉操作する。
鉗子挿入部57をチャンネル7から抜去する際には、鉗子挿入部57をチャンネル7内から引き出して抜去する。
この内視鏡システム55によれば、支持ローラ59を第1のギア50を介して回転させるとともに、ローラ43を駆動軸回りに公転して鉗子挿入部57に当接して、ローラ43と支持ローラ59との間に鉗子挿入部57を圧接することができる。また、圧接後は支持ローラ59と逆方向にローラ43を自転させることができ、支持ローラ59とローラ43とで鉗子挿入部57を圧接した状態でチャンネル7内で進退させることができる。したがって、鉗子口61から鉗子挿入部57を挿抜する場合にも、複雑な構成をとることなく一つのモータ62によって鉗子挿入部57の径の変化に対応して挿抜することができる。
次に、第5の実施形態について図18及び図19を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第5の実施形態と第4の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡システム63の動力伝達装置65が、モータ62の代わりに、駆動軸13を回転可能な把持部66が接続されているとした点である。
この内視鏡システム63によれば、モータ62を駆動する代わりに、把持部66を回転することによって駆動軸13を回転することができ、上記第4の実施形態と同様の作用・効果を得ることができる。
次に、第6の実施形態について図20を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第6の実施形態と第1の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡システム67の鉗子挿入部68の外套管70及び操作管71とが、少なくとも一つの素線72をコイル状に巻回されてなり、ローラ73の外周面に、素線72と係合可能な凹部73Aと、隣接する素線72間に係合可能な凸部73Bとが周方向に交互に形成されているとした点である。
この内視鏡システム67によれば、凹部73Aと凸部73Bとを係合させることによって、ローラ73の外周面と外套管70及び操作管71の外周との接触面積をより増やすことができ、ローラ73の回転駆動力をより好適に外套管70及び操作管71の進退駆動力として伝達することができる。
次に、第7の実施形態について図21を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第7の実施形態と第6の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡システム75の鉗子挿入部76の外套管77及び操作管78とが、二種類の素線72、80で構成されており、一つの素線80が、他の素線72よりも大径に形成されているとした点である。
この内視鏡システム75によれば、大径とされた素線80とローラ73との接触によってローラ73の外周面と外套管77及び操作管78の外周との接触面積を増やすことができ、回転駆動力をより好適に外套管77及び操作管78の進退駆動力として伝達することができる。
次に、第8の実施形態について図22を参照しながら説明する。
なお、上述した他の実施形態と同様の構成要素には同一符号を付すとともに説明を省略する。
第8の実施形態と第6の実施形態との異なる点は、本実施形態に係る内視鏡システム81の鉗子挿入部82の外套管83及び操作管85との外周に、線部材86がコイル状に巻回されているとした点である。
この内視鏡システム81によれば、線部材86とローラ73との接触によってローラ73の外周面と外套管83及び操作管85の外周との接触面積を増やすことができ、回転駆動力をより好適に外套管の進退駆動力として伝達することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、操作手段10も挿抜手段8と同様の構成としているが、図23に示すように、操作手段90が、第1の軸部材91をチャンネル7の軸方向に進退させる第1のソレノイド92を有する進退機構93と、第1の軸部材91の先端側に接続されて、第2の軸部材95をチャンネル7の径方向に進退させる第2のソレノイド96を有する保持機構97と、第1のソレノイド92の基端側に接続されて、第3の軸部材98をチャンネル7の径方向に進退させる第3のソレノイド100を有する規制機構101とを備えているとしてもよい。
この場合、第2の軸部材95及び第3の軸部材98の先端形状は、鉗子挿入部6を挟持し易いような突状部材102が配されており、鉗子挿入部6をチャンネル7内で挿抜する際に、モータ12の速い回転を利用して素早く挿脱させることができる。また、鉗子先端部5を操作する際には、ソレノイドを利用してより高トルクで把持力を向上させた機構で開閉操作を行うことができる。
また、素線の断面を素線72、80のような円形ではなく、図24に示すように、四角形状の断面を有する素線103、105としてもよい。
この場合、加工性をより向上することができる。
本発明の第1の実施形態に係る内視鏡システムを示す一部断面を含む側面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す(a)平面図(b)側面図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る内視鏡システムの操作方法を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す(a)平面図(b)側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る内視鏡システムを示す一部断面を含む側面図である。 本発明の第4の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す(a)正面図(b)側面図(c)背面図である。 本発明の第5の実施形態に係る内視鏡システムを示す一部断面を含む側面図である。 本発明の第5の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す平面図である。 本発明の第6の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す側面図である。 本発明の第7の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す側面図である。 本発明の第8の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す側面図である。 本発明の他の実施形態に係る内視鏡システムを示す一部断面を含む側面図である。 本発明の他の実施形態に係る内視鏡システムの動力伝達装置の要部を示す側面図である。
符号の説明
1、40、47、55、63、67、75、81 内視鏡システム
5 鉗子先端部(処置具先端部)
6、57、68、76、82 鉗子挿入部(処置具挿入部)
7 チャンネル
8 挿抜手段
10、90 操作手段
12、62 モータ(回転駆動源)
13 駆動軸
15、43、73 ローラ
16、41、48、56、65 動力伝達装置
17 回動中心軸
18、20 遊星歯車
21 太陽歯車
22 遊星歯車機構
23 公転半径
25 第1の距離
26 第2の距離
30、70、77、83 外套管
42、52 支持部材
44 第1のプーリ
45 第2のプーリ
46 無端ベルト
50 第1のギア
51 第2のギア
53 第3のギア
59 支持ローラ
66 把持部
72、80、103、105 素線
73A 凹部
73B 凸部
86 線部材

Claims (10)

  1. 可撓性を有する処置具挿入部を挿通可能なチャンネルと、
    該チャンネル内に前記処置具挿入部を挿入及び抜脱させる挿抜手段とを備え、
    該挿抜手段が、
    回動駆動源で回動駆動される駆動軸と、
    前記駆動軸からの回動駆動力を受けて回動して前記処置具挿入部を進退可能なローラと、
    前記ローラに前記駆動軸からの回動駆動力を伝達する動力伝達装置とを具備する内視鏡システムであって、
    前記ローラの回動中心軸が、前記駆動軸回りに公転可能とされ、
    前記回動中心軸と前記駆動軸との距離を公転半径とするとき、該公転半径に前記ローラの半径を加えた第1の距離が、前記駆動軸と前記処置具挿入部との第2の距離より長い距離とされ、
    前記動力伝達装置が、前記回動中心軸を前記駆動軸回りに公転させ、前記回動中心軸回りに前記ローラを回転させることを特徴とする内視鏡システム。
  2. 進退駆動力を受けて処置を行う処置具先端部が前記処置具挿入部の先端に配され、
    前記処置具先端部に前記進退駆動力を供給する操作手段を備え、
    該操作手段が、前記駆動軸と、前記ローラと、前記動力伝達装置とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。
  3. 前記動力伝達装置が、複数の遊星歯車と太陽歯車とを備える遊星歯車機構とされ、
    前記複数の遊星歯車のうちの一つに前記駆動軸が接続され、
    前記ローラが、前記太陽歯車の周りに前記遊星歯車を回動可能に備える内歯車とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡システム。
  4. 前記動力伝達装置が、一端が前記駆動軸と摺動可能に接続され、他端が前記ローラの前記回動中心軸を回動可能に支持する支持部材と、
    前記駆動軸に接続された第1のプーリと、
    前記ローラに接続された第2のプーリと、
    前記第1のプーリと前記第2のプーリとに巻回された無端ベルトとを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡システム。
  5. 前記動力伝達装置が、一端が前記駆動軸と摺動可能に接続され、他端が前記ローラの前記回動中心軸と回動可能に接続された支持部材と、
    前記駆動軸に接続された第1のギアと、
    前記ローラに接続された第2のギアと、
    前記支持部材に対して回動可能に配され、前記第1のギアと前記第2のギアとに噛合された第3のギアとを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内視鏡システム。
  6. 前記動力伝達装置が、
    前記駆動軸に接続された第1のギアと、
    前記処置具挿入部を挟んで前記ローラと対向して配されて前記第1のギアと噛合された支持ローラとを備えていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡システム。
  7. 前記駆動軸を回転可能な把持部が接続されていることを特徴とする請求項1から6の何れか一つに記載の内視鏡システム。
  8. 前記処置具挿入部が、少なくとも一つの素線をコイル状に巻回されてなる外套管を備え、
    前記ローラの外周面に、前記素線と係合可能な凹部と、
    隣接する前記素線間に係合可能な凸部とが周方向に交互に形成されていることを特徴とする請求項1から7の何れか一つに記載の内視鏡システム。
  9. 前記素線が複数配され、少なくとも一つの前記素線が、他の前記素線よりも大径に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の内視鏡システム。
  10. 前記外套管の外周に、線部材がコイル状に巻回されていることを特徴とする請求項8に記載の内視鏡システム。


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