JP2005318771A - 管路呼び線配設装置及び管路呼び線配設方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 管路の呼び線配設方法の簡易化
【解決手段】 この管路呼び線配設装置1は、ビニールチューブ収容部3から引き出されるビニールチューブ2の先端2aを裏返して、空気の漏れがないように環状固定部4に固定している。そして、環状固定部4を、管路53の一方の開口部53aに挿入し、コンプレッサ43により裏返して環状固定部4に固定したビニールチューブ2の先端部と、環状固定部4に挿通されているビニールチューブ2の外周面との間に圧縮空気を供給する。これにより、ビニールチューブ2は裏返されながら、管路53の内周面を伝って、管路53の他方の開口部53bに向けて伸長していき、管路53の他方の開口部53bに辿り着く。
【選択図】 図1
【解決手段】 この管路呼び線配設装置1は、ビニールチューブ収容部3から引き出されるビニールチューブ2の先端2aを裏返して、空気の漏れがないように環状固定部4に固定している。そして、環状固定部4を、管路53の一方の開口部53aに挿入し、コンプレッサ43により裏返して環状固定部4に固定したビニールチューブ2の先端部と、環状固定部4に挿通されているビニールチューブ2の外周面との間に圧縮空気を供給する。これにより、ビニールチューブ2は裏返されながら、管路53の内周面を伝って、管路53の他方の開口部53bに向けて伸長していき、管路53の他方の開口部53bに辿り着く。
【選択図】 図1
Description
管路に呼び線を配設する管路呼び線挿入装置及び管路呼び線配設方法に関するものである。
管路に、送電線やケーブルや光ファイバなどを敷設する作業では、まず地中埋設管路に呼び線を通し、呼び線から順次、引込用ワイヤーに引き替え引込用ワイヤーでケーブルを引き込んでいる。呼び線は、ワイヤー(例えば、スチール線材)や細径のロープ(例えば、クレモナロープ)で構成され、管路に配設され、送電線などを引き込むための引替用に用いられるものである。
例えば、マンホール51、52(人孔)間に埋設した地中埋設管路53に呼び線55を配設する作業は、図11に示すように、まず所要の柔軟性とコシのある線材からなる挿通ロッド(例えば、カーボンロッド61)を地中埋設管路53の一方の開口部53aから他方の開口部53bに押し込んで挿通させる。そして、図12に示すように、地中埋設管路53の他方に至ったカーボンロッド61の先端に呼び線55(クレモナロープ)を接続し、カーボンロッド61を引き戻し、呼び線55を地中埋設管路53に挿通させる。地中埋設管路53に、送電線62などを敷設する場合には、クレモナロープ55によって地中埋設管路53に引き込み、クレモナロープ55に替えて新たに引き替えた引張強度が強いワイヤー等を用いて送電線を引き込むとよい。
なお、上述した呼び線を配設する作業と同様の作業は特開平11−243613号公報に記載されている。
特開平11−243613号公報
上述したように、管路に呼び線を配設する作業では、最初にカーボンロッドなどの挿通ロッドを管路に押し通すことが必要であるが、特開平11−243613号公報にも記載されているように、挿通ロッドの挿通抵抗が大きく、挿通ロッドの押し込みには有る程度以上の大きな力が必要である。このため作業者の人数も相当数必要である。
また、管路に既に送電線などが敷設されている場合には、これに傷を付けないように、慎重に挿通ロッドを押し込まなければならず、作業の困難性は高くなる。特に、地中埋設管路では、下水道や上水道などの他の既設配管との関係で、途中で屈曲している箇所があるなど、挿通ロッドを挿通させるのが困難な場合も多い。また、マンホールなど限られた作業スペースで作業を行わなければならず、作業性も悪い。
本発明は、上述した管路に呼び線を配設する作業の問題点に鑑み、全く新しい、管路呼び線配設装置及び管路呼び線配設方法を提案するものである。
本発明に斯かる管路呼び線配設装置は、ビニールチューブを収容したビニールチューブ収容部と、ビニールチューブ収容部から引き出されるビニールチューブの先端を挿通し、かつ、裏返して空気の漏れがないように固定する環状固定部と、裏返して環状固定部に固定した前記ビニールチューブの先端部と、環状固定部に挿通されたビニールチューブの外周面との間に、圧縮空気を供給する圧縮空気供給部とを備えている。
この管路呼び線配設装置は、例えば、ビニールチューブの先端を固定した環状固定部を管路の一方の開口部に挿入する。次に、圧縮空気供給部により、裏返して環状固定部に固定したビニールチューブの先端部と、環状固定部に挿通されているビニールチューブの外周面との間に圧縮空気を供給する。これにより、管路の一方の開口部から他方の開口部へビニールチューブを通すことができる。
本発明に係る管路呼び線配設方法の一の形態は、上記の管路呼び線配設装置を用いて管路の一方からビニールチューブを通すビニールチューブ挿通工程と、管路の他方に伸長したビニールチューブの端部に呼び線を取り付ける呼び線取付工程と、管路の一方からビニールチューブを引っ張って、管路に呼び線を配設する呼び線配設工程によるものである。
また、本発明に係る管路呼び線配設方法の他の形態は、ビニールチューブの基端部にロープを取り付けた管路呼び線配設装置を用いて、管路の一方からビニールチューブを通すことにより、管路の一方から管路の他方にロープを配設するものである。
本発明に係る管路呼び線配設装置によれば、ビニールチューブ収容部から引き出されるビニールチューブの先端を裏返して空気の漏れがないように環状固定部に固定し、環状固定部を管路の一方の開口部に挿入し、コンプレッサにより裏返して環状固定部に固定したビニールチューブの先端部と、環状固定部に挿通されたビニールチューブの外周面との間に圧縮空気を供給する。これにより、ビニールチューブは裏返されながら、管路の内周面を伝って、管路の他方に伸長していく。
このとき、ビニールチューブは内側から伸びていき、管路内を進んでいくので、管路が屈曲していたり、管路に既設の送電線などが配設されていても、大きな抵抗は無く、また既設の送電線などを傷付けることはない。ビニールチューブは、管路の他方の開口部に到達するのに十分な長さがあれば、空気を送り込んでいけば必ず管路の他方の開口部まで辿り着く。呼び線はビニールチューブを利用して管路に配設することができる。この方法によれば、上述した管路呼び線配設装置をセットすれば、後は、コンプレッサなどにより空気を供給するだけでよく、作業労力をかなり軽減でき、人的コストや設備コストなどのコスト面でも安価になり、作業コストをかなり節約できる。
以下、本発明に係る管路呼び線配設装置及び管路呼び線配設方法の一実施形態を図面に基づいて説明する。
この実施形態に係る管路呼び線配設装置1は、図1に示すように、全体としてビニールチューブ2を収容するビニールチューブ収容体3で構成されており、ビニールチューブ収容体3の側面には環状固定部4と圧縮空気供給部5を設けている。
この実施形態では、ビニールチューブ収容体3は、図2(a)(b)に示すように、円筒形状の部材であり、円筒状の筒状体11と、筒状体11の両側に装着される2枚の円板12、13とで構成されている。
この筒状体11は、周側面に、環状固定部4を設ける第1開口14が形成されており、その直径方向に対向する位置に圧縮空気供給部5を設ける第2開口15が形成されている。
この第1開口14は、後述する環状固定部材16を取り付けるため、筒状体11の周側面を円筒状に打ち抜いて外径方向に延在させた取付部17を形成している。
筒状体11に形成した第2開口15は、圧縮空気供給部5は円板状の窪み18を形成し、その中心に取付穴19を形成し、図2に示すように、圧縮空気供給配管20を取り付けている。
なお、図示は省略するが、第1開口14に対する環状固定部材16の取り付けや、第2開口15に対する圧縮空気供給配管20の取り付けは、それぞれシール材を介在させるなどして気密性を確保して取り付けている。
第1開口14に取り付ける環状固定部材16は、略円錐筒状の部材であり、大径口21は取付部17の外周面に嵌合する内径を備えている。環状固定部材16の小径口22は、図1に示すように、ビニールチューブ2の先端を裏返して嵌め込める程度の外径で形成されている。
なお、この環状固定部材16の小径口22は、径が小さいビニールチューブ2を用いる場合に対応させるアダプタとして用いられる小径の環状固定部材23が取り付けられるようになっている。この実施形態では、図3に示すように、環状固定部材16の小径口22が円筒状に延在しており、その外周面には雄ねじ溝24が形成されている。小さい環状固定部材23の大径口の内周面に雌ねじ溝25が形成されており、さらにパッキン26を装着している。斯かる構造により、環状固定部材16に対して、小径の環状固定部材23の抜け止めと、気密性を確保している。
2枚の円板12、13は、筒状体11の両側にそれぞれ1枚ずつ装着されるが、図2に示すように、円板12、13には筒状体11を装着する部分に円形の溝31を形成し、ガスケット32を装着している。また、2枚の円板12、13には、それぞれガスケット32の外側に複数のボルト挿通穴33が周方向に略等間隔に形成されている。
また、この実施形態では、ビニールチューブ2は、図4に示すように、低密度ポリエチレン製のチューブを用いており、空気を抜き、平坦にし、図示されていないが、基端部に結び目を作って円筒形状の巻胴36に巻いている。これにより、ビニールチューブ2は巻胴36にコンパクトに収容され、かつ、巻胴36から絡まることなく、帯状に引き出されるようになっている。ビニールチューブ収容体3の2枚の円板12、13は、それぞれ中心に巻胴36を回転自在に軸支する軸支部を備えている。この実施形態では、巻胴36は中心に軸37が挿通されており、ビニールチューブ収容体3の2枚の円板12、13の中心には、図2(a)(b)に示すように、巻胴36の軸37(図4参照)を回転自在に軸支する軸装着穴38が形成されている。
このビニールチューブ収容体3は、図1に示すように、まず筒状体11の片側の側面に円板12を取り付け、円板12にビニールチューブ2を巻いた巻胴36(図4参照)を円板12に取り付ける。次に、ビニールチューブ2の先端を環状固定部材16に挿通し、環状固定部材16の小径口22から引き出したビニールチューブ2の先端2aを、裏返して環状固定部材16の小径口22の外周面に固定する。このとき、例えば、ビニールチューブ2の先端2aは、全周に亘って数重にビニールテープを巻付けて空気の漏れがないように、環状固定部材16の小径口22の外周面に固定する。
次に、図5に示すように、筒状体11の反対側の側面に円板13を装着し、両円板12、13に周方向等間隔に配設したボルト挿通穴33にボルト41を装着し、両円板12、13を筒状体11に締め付ける。このとき、筒状体11の周縁部が円板12、13のガスケット32(図2(b)参照)を装着した円形の溝31に合わされていることを十分に確認する。これにより、筒状体11と、円板12、13との間にガスケット32が介在されており、ビニールチューブ収容体3の気密性を確保することができる。
このように構成したビニールチューブ収容体3は、図1に示すように、台座42の上に設置し、圧縮空気供給配管20に、コンプレッサ43の空気供給口を接続する。
次に、この管路呼び線配設装置1の使用方法を説明する。なお、この図示例では、マンホール51、52(人孔)間の地中埋設管路53に呼び線を配設する方法を例示している。なお、巻胴36に巻き付けてあるビニールチューブ2には地中埋設管路53を挿通するのに十分な長さを備えたものを用いている。
この管路呼び線配設装置1は、図1に示すように、ビニールチューブ2の先端を固定した環状固定部材16の小径口22を地中埋設管路53の一方の開口部53aに挿入する。そして、コンプレッサ43で圧縮空気をビニールチューブ収容体3内に供給する。ビニールチューブ収容体3に供給された圧縮空気は、環状固定部材16に裏返して固定されたビニールチューブ2の先端と、環状固定部材16に挿通されたビニールチューブ2の外周面との間に供給される。ビニールチューブ2は、図6に示すように、圧縮空気の押圧力を受け、環状固定部材16から外径方向に引き出され、地中埋設管路53内を他方の開口部53bに向けて伸びていく。
このとき、例えば、地中埋設管路53が屈曲していても、ビニールチューブ2は内側から引き出されて伸びていくので、地中埋設管路53から抵抗を受けずに地中埋設管路53の屈曲に合わせて地中埋設管路53内を屈曲して進んで行く。また、ビニールチューブ2は内側から引き出されて伸びていくので、地中埋設管路53に既設の送電線やケーブルなどがあっても、既設の送電線やケーブルなどからも抵抗を受けず、また、送電線などと地中埋設管路53の内周面との隙間を自動的に探し出して進んで行くことができる。ビニールチューブ2は、図7に示すように、地中埋設管路53を挿通するのに十分な長さを備えており、また端部に結び目2bが設けられているので、ビニールチューブ2に空気を供給すると、ビニールチューブ2は必ず地中埋設管路53の他方の開口部53bに辿り着く。
呼び線55の配設は、図8に示すように、地中埋設管路53の他方の開口部53bに伸長したビニールチューブ2の端部2bに呼び線55(例えば、クレモナロープ)の一端を結び付け、地中埋設管路53の一方の開口部53aからビニールチューブ2を引っ張ることにより、地中埋設管路53に呼び線55(クレモナロープ)を配設することができる。なお、呼び線55は、最初はクレモナロープなどの軽量のロープを配設し、ワイヤーなどより引張強度のある呼び線に引き替えるとよい。
この方法によれば、上述した管路呼び線配設装置をセットすれば、後は、コンプレッサ43により空気を供給するだけでよく、地中埋設管路53の一方の開口部53aと、他方の開口部53bで各1、2名いれば呼び線55を配設することができる。このため、作業労力をかなり軽減でき、人的コストや設備コストなどのコスト面でも安価になり、作業コストをかなり節約できる。
次に、この管路呼び線配設装置1を使用した他の呼び線の配設方法を説明する。
この方法では、図9に示すように、管路呼び線配設装置1に装着する巻胴36には、予めビニールチューブ2の基端部に呼び線55(例えば、クレモナロープ)の一端を結び付け、呼び線55、ビニールチューブ2の順に巻き付けたものを用いる。なお、巻胴36に巻き付けてあるビニールチューブ2と、呼び線55にはそれぞれ地中埋設管路53を挿通するのに十分な長さを備えたものを用いている。
この方法では、この管路呼び線配設装置1は、先に説明した方法と同様に、ビニールチューブ2の先端を固定した環状固定部材16の小径口22を地中埋設管路53の一方の開口部53aに挿入し、コンプレッサ43で圧縮空気をビニールチューブ収容体3内に供給する。これにより、先に説明した方法と同様に、ビニールチューブ2は圧縮空気の押圧力を受け、環状固定部材16から外径方向に引き出され、地中埋設管路53内を他方の開口部53bに向けて伸びていく。
このとき、ビニールチューブ2の基端部に取り付けられた呼び線55の一端は、巻胴36から引き出された後は、ビニールチューブ2との結び目2bとともに、ビニールチューブ2内を進んでいく。この際、呼び線55は、地中埋設管路53内で膨らんだビニールチューブ2内を進んでいくので、地中埋設管路53から抵抗を受けずに、地中埋設管路53の他方の開口部53bまで引き出される。この方法では、図10に示すように、ビニールチューブ2との結び目とともに、呼び線55の一端が地中埋設管路53の他方の開口部53bに辿り着いたときに、呼び線55が地中埋設管路53の一方の開口部53aから他方の開口部53bまで配設された状態になる。
なお、この方法では、ビニールチューブ2は呼び線55(クレモナロープ)とともに地中埋設管路53に配設した状態で残し、呼び線55を引き替える作業の際に、呼び線55(クレモナロープ)とともにビニールチューブ2を引っ張って、ビニールチューブ2を回収するとよい。また、ビニールチューブ2は呼び線55(クレモナロープ)とともに地中埋設管路53に配設したあと、ビニールチューブ2のみを地中埋設管路53から回収してもよい。
上述した方法は、何れも地中埋設管路53に呼び線を配設する作業を簡易化できる。例えば、管路呼び線配設装置をマンホールに入れなくてもビニールチューブ収容体からビニールチューブを引き出し、マンホールに入れ、先端をマンホール内の管路の一方の開口部に入れ、この状態で圧縮空気をビニールチューブ収容体内に供給するようにしてもよい。この場合、管路呼び線配設装置をマンホールに入れたり、出したりする作業を省略できるので、作業をより簡単にできる。
以上、本発明の一実施形態に係る管路呼び線配設装置及び管路呼び線配設方法を説明したが、本発明に係る管路呼び線配設装置及び管路呼び線配設方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、ビニールチューブの材料、ビニールチューブ収容体、環状固定部材、圧縮空気供給部などの形状や構造は種々の変更が可能である。
また、管路呼び線配設装置は、ビニールチューブ収容部は、ビニールチューブを巻胴に巻いたものを収容したものを例示したが、ビニールチューブ収容部は斯かる実施形態に限定されるものではない。例えば、ビニールチューブ収容部は、ビニールチューブが絡まず、帯状に引き出されるように収容していればよく、ビニールチューブは所定長さ毎に折り返して、折り重ねて収容してもよい。
また、地中埋設管路53に呼び線を配設する方法を例示したが、地中埋設管路53に限らず様々な管路に呼び線を配設するのに適用できる。
1 管路呼び線配設装置
2 ビニールチューブ
3 ビニールチューブ収容体(ビニールチューブ収容部)
4 環状固定部
5 圧縮空気供給部
11 筒状体
12、13 円板
16 環状固定部材
20 圧縮空気供給配管
26 パッキン
32 ガスケット
33 ボルト挿通穴
36 巻胴
43 コンプレッサ
51、52 マンホール
53 地中埋設管路
55 呼び線
2 ビニールチューブ
3 ビニールチューブ収容体(ビニールチューブ収容部)
4 環状固定部
5 圧縮空気供給部
11 筒状体
12、13 円板
16 環状固定部材
20 圧縮空気供給配管
26 パッキン
32 ガスケット
33 ボルト挿通穴
36 巻胴
43 コンプレッサ
51、52 マンホール
53 地中埋設管路
55 呼び線
Claims (9)
- ビニールチューブを収容したビニールチューブ収容部と、
前記ビニールチューブ収容部から引き出されるビニールチューブの先端を挿通し、かつ、裏返して空気の漏れがないように固定する環状固定部と、
裏返して環状固定部に固定した前記ビニールチューブの先端部と、環状固定部に挿通されたビニールチューブの外周面との間に、圧縮空気を供給する圧縮空気供給部とを備えた管路呼び線配設装置。 - 前記ビニールチューブ収容部は、ビニールチューブを収容する気密容器で形成され、第1開口部に前記環状固定部を備え、第2開口部に前記圧縮空気供給部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の管路呼び線配設装置。
- 前記圧縮空気供給部は、コンプレッサの空気供給口を取り付けるコンプレッサ取付口で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の管路呼び線配設装置。
- 前記ビニールチューブ収容部は、ビニールチューブをロール状に巻いた巻胴を回転自在に軸支していることを特徴とする請求項1に記載の管路呼び線配設装置。
- 前記ビニールチューブ収容部は、ビニールチューブを折り返して折り重ねたものを収容していることを特徴とする請求項1に記載の管路呼び線配設装置。
- 請求項1に記載の管路呼び線配設装置は、ビニールチューブ収容部から引き出されるビニールチューブの先端を前記環状固定部に固定し、該環状固定部を管路の一方の開口部に挿入し、前記圧縮空気供給部で圧縮空気を供給して管路の一方からビニールチューブを通し、管路の他方に伸長したビニールチューブの端部に呼び線を取り付け、管路の一方からビニールチューブを引っ張ることにより、管路に呼び線を配設することを特徴とする管路呼び線配設装置。
- 請求項1に記載の管路呼び線配設装置は、ビニールチューブの基端部に呼び線が取り付けられており、ビニールチューブ収容部から引き出される前記ビニールチューブの先端を環状固定部に固定し、該環状固定部を管路の一方の開口部に挿入し、前記圧縮空気供給部で圧縮空気を供給して管路の一方からビニールチューブを通し、管路の一方から管路の他方に向けて呼び線を送ることを特徴とする管路呼び線配設装置。
- 請求項1に記載の管路呼び線配設装置を用いて管路の一方から前記ビニールチューブを通すビニールチューブ挿通工程と、
管路の他方に伸長したビニールチューブの端部に呼び線を取り付ける呼び線取付工程と、
管路の一方からビニールチューブを引っ張って、管路に呼び線を配設する呼び線配設工程を備えた管路呼び線配設方法。 - ビニールチューブの基端部にロープを取り付けた請求項1に記載の管路呼び線配設装置を用いて、管路の一方から前記ビニールチューブを通すことにより、管路の一方から管路の他方にロープを配設することを特徴とする管路呼び線配設方法。
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JP2004136168A Withdrawn JP2005318771A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 管路呼び線配設装置及び管路呼び線配設方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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