JP2005318342A - 補聴器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 補聴器の使用者が使用する携帯電話機からの電磁波により補聴器に生ずる雑音のみならず、その付近で他の人が使用する携帯電話機からの電磁波やその他の電磁波により補聴器に生ずる雑音を低減する。
【解決手段】 補聴器11の本体の筐体12は、電気絶縁性を有する樹脂で構成されている。筐体12の内側面の全面に、電磁波遮蔽用導電層21が形成されている。導電層21は、好ましくは非磁性金属で構成される。補聴器11は、電話機等が出力する誘導磁界を受信する受信コイルを有する。導電層21は、前記受信コイルが電話機等が出力する誘導磁界を主に受け入れる筐体12の部位を覆っている。
【選択図】 図1
【解決手段】 補聴器11の本体の筐体12は、電気絶縁性を有する樹脂で構成されている。筐体12の内側面の全面に、電磁波遮蔽用導電層21が形成されている。導電層21は、好ましくは非磁性金属で構成される。補聴器11は、電話機等が出力する誘導磁界を受信する受信コイルを有する。導電層21は、前記受信コイルが電話機等が出力する誘導磁界を主に受け入れる筐体12の部位を覆っている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、補聴器に関するものである。
図5は、従来の補聴器1と携帯電話機2との関係を模式的に示す概略図である。図5に示すように、補聴器1の本体の内部には、高感度の増幅器4や外部音を拾うためのマイクロフォン3やスピーカ5が内蔵されるとともに、携帯電話機2やその他の電話機等から、音声信号を誘導磁界として音声信号を受け取る誘導磁界受信素子としての受信コイル(T−Coilと呼ばれる場合もある。)6も内蔵されるようになってきた。この誘導磁界はオーディオ信号であるため、その周波数は、例えば4kHz以下であり低い。受信コイル6からの音声信号とマイクロフォン3からの音声信号は、同時に増幅等されてスピーカ5から発音されたり、あるいは、使用者が切替スイッチで選択した一方の音声信号のみが増幅等されてスピーカ5から発音されたりする。勿論、補聴器1には、受信コイル6が内蔵されない場合もある。
一方、携帯電話機2がデジタル化されたのに伴い、携帯電話機2のアンテナ8からのバースト状の電磁波が、図5中の矢印X1で示すように、補聴器1のマイクロフォン3や受信コイル6や増幅器4等から侵入し、増幅器4の非線形性を介して大きな雑音を与えることが近年しばしば問題となっている。この問題は、受信コイル6が内蔵されていない補聴器においても生じている。携帯電話機2からの電磁波の周波数は非常に高く、数百MHz以上である。
なお、図5に示す例では、携帯電話機2は、音声信号を誘導磁界として出力するコイル7を図示しないスピーカとは別に有しているが、このコイル7としてスピーカのコイルが用いられる場合もある。使用者が補聴器1を使用しながら携帯電話機2を使用すると、音声信号が携帯電話機2のコイル7から、図5中の磁力線Yで示すような誘導磁界として出力され、この誘導磁界が補聴器1の受信コイル6により受信される。また、携帯電話機2の図示しないスピーカから発した音波が、図5中の矢印X2で示すように、マイクロフォン3に捉えられる。
下記の特許文献1に開示された携帯電話機は、当該携帯電話機から発生した電磁波によって補聴器に生ずる雑音を低減するために、当該携帯電話機から発生した電磁波が当該携帯電話機の使用者が使用している補聴器に進入する経路を遮蔽するように位置決めされた遮蔽板を、含んでいる。
特許第2588300号公報
しかしながら、前記特許文献1に開示された携帯電話機では、当該携帯電話機に前述した位置に位置決めして遮蔽板を設けるものであるため、補聴器の使用者が前記遮蔽板を設けた携帯電話機を使用する場合に、当該使用者が使用する携帯電話機からの電磁波により当該補聴器に生ずる雑音は低減されるが、他の人が前記遮蔽板を有していない通常の携帯電話機を補聴器の使用者の付近で使用すると、当該他の人の携帯電話機からの電磁波は前記遮蔽板によって遮蔽されずに補聴器に侵入してしまい、補聴器に大きな雑音が生じてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、補聴器の使用者が使用する携帯電話機からの電磁波により補聴器に生ずる雑音のみならず、その付近で他の人が使用する携帯電話機からの電磁波やその他の電磁波により補聴器に生ずる雑音を低減することができる補聴器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の第1の態様による補聴器は、本体の筐体に電磁波遮蔽用導電層を設けたものである。
この第1の態様によれば、補聴器本体の筐体に電磁波遮蔽用導電層が設けられているので、当該電磁波の発生元を問わずに当該補聴器に侵入する電磁波が前記導電層によって低減され、これにより、当該補聴器に侵入する電磁波により当該補聴器に生ずる雑音が低減される。したがって、この第1の態様によれば、補聴器の使用者が使用する携帯電話機からの電磁波により補聴器に生ずる雑音のみならず、その付近で他の人が使用する携帯電話機からの電磁波やその他の電磁波により補聴器に生ずる雑音を低減することができる。
本発明の第2の態様による補聴器は、前記第1の態様において、前記本体内に、電話機等が出力する誘導磁界を受信する誘導磁界受信素子を備え、前記導電層は、前記誘導磁界受信素子が前記誘導磁界を主に受け入れる前記本体の筐体部位を覆うものである。
この第2の態様によれば、前記誘導磁界受信素子が前記誘導磁界を主に受け入れる前記補聴器本体の筐体部位からの、電磁波の補聴器本体への侵入を低減することができ、ひいては、前記導電層がこの筐体部位を覆わない場合に比べて、携帯電話機等から補聴器に侵入する電磁波により補聴器に生ずる雑音を一層低減することができるので、好ましい。
特別に配慮せずに通常の遮蔽技術を適用しようとすると、前記導電層がこの筐体部位を覆わないようにしてしまう。本発明者の検討の結果、前記導電層で覆っても、前記導電層の材料や厚みを適宜選択することで、誘導磁界受信素子が受け入れる誘導磁界をほとんど又はさほど低減させずに、携帯電話機等からの電磁波を有効に低減することができ、いわばフィルタのように作用させることができることが、判明した。すなわち、前記誘導磁界受信素子は前述したように4kHz程度以下の低周波の誘導磁界を受け入れる一方、携帯電話機等からの電磁波の周波数は数百MHz以上であり高い。このように、誘導磁界受信素子が受け入れるのは誘導磁界であってしかもその周波数は低い一方、携帯電話機等からの電磁波の周波数は高い。よって、例えば、前記導電層を非磁性金属層で構成すれば、誘導磁界受信素子が受け入れる誘導磁界が実質的に低下しないとともに、携帯電話機等からの電磁波を有効に低減することができる。また、例えば、前記導電層を磁性材料で構成しても、その厚みが比較的薄ければ誘導磁界受信素子が受け入れる誘導磁界はさほど低下しないとともに、携帯電話機等からの電磁波の周波数が高いことから表皮効果(Skin Effect)によって、導電層の厚みが薄くても携帯電話機等からの電磁波を有効に低減することができる。
本発明の第3の態様による補聴器は、前記第1又は第2の態様において、前記本体の筐体の外側面に電気絶縁層を設けたものである。
この第3の態様によれば、本体の筐体の外側面に電気絶縁層が配置されているので、当該電気絶縁層が補聴器の使用者に接することになる。したがって、補聴器の使用者への金属アレルギーの影響が無くなり、また、汗や汚れの清浄も簡単に行えるので、好ましい。
本発明の第4の態様による補聴器は、前記第1乃至第3のいずれかの態様において、前記導電層を網目状又は多孔状としたものである。
前記第1乃至第3の態様では前記導電層は全面的に形成してもよいが、この第4の態様のように、前記導電層を網目状又は多孔状すると、前記電磁波の遮蔽性能を維持しながら前記導電層の材料を節約することができ、好ましい。
本発明の第5の態様による補聴器は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記導電層の厚みが2ミクロン以上であるものである。前記導電層の厚みは3ミクロン以上であることがより好ましく、5ミクロン以上であることがより一層好ましい。
前記導電層の厚みがあまりに薄いと、前記電磁波の遮蔽性能が大きく損なわれてしまう。したがって、前記第5の態様のように、前記導電層の厚みは2ミクロン以上であることが好ましい。この数値は、各材料の表皮深さの計算値から得たものである。例えば、アルミニウムの表皮深さは、周波数が1.5GHzの場合は約2ミクロン、周波数が800MHzの場合は約3ミクロンである。
本発明の第6の態様による補聴器は、前記第1乃至第5のいずれかの態様において、前記導電層が非磁性金属で構成されたものである。非磁性金属としては、例えば、金、銀、銅、アルミニウムなどを挙げることができる。
この第6の態様によれば、前記導電層が非磁性金属で構成されていることから、誘導磁界受信素子が受け入れる誘導磁界が実質的に低下しないので、好ましい。
本発明の第7の態様による補聴器は、前記第1乃至第6のいずれかの態様において、前記導電層が金属アレルギー非誘発性の金属で構成されたものである。金属アレルギー非誘発性の金属としては、例えば、金を挙げることができる。
この第7の態様によれば、前記導電層が金属アレルギー非誘発性の金属で構成されているので、前記導電層が本体の筐体の外側面に形成されても、補聴器の使用者への金属アレルギーの影響が無くなる。
本発明によれば、補聴器の使用者が使用する携帯電話機からの電磁波により補聴器に生ずる雑音のみならず、その付近で他の人が使用する携帯電話機からの電磁波やその他の電磁波により補聴器に生ずる雑音を低減することができる補聴器を提供することができる。
以下、本発明による補聴器について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による補聴器11を模式的に示す概略正面図である。図2は、図1中のA−A’線に沿った断面を模式的に示す概略断面図である。図2では、補聴器11の本体の筐体12の内部の要素を省略して示している。
本実施の形態による補聴器11は、前述した図5中の補聴器1と同様の構成を有し、かつ、耳掛け形として構成されている。補聴器11は、その本体の筐体12内に、携帯電話機やその他の電話機等から音声信号を誘導磁界として音声信号を受け取る誘導磁界受信素子としての受信コイル13を有している。また、補聴器11は、その本体に音量調整摘み等の操作部14を有するとともに、その本体の筐体12内に、外部からの音を導入する音波通過部位としての音孔15を、有している。さらに、補聴器11は、その本体の筐体12内に、図5中の要素3,4,5にそれぞれ相当する増幅器、マイクロフォン及びスピーカ等を有しているが、それらの図示は省略している。さらにまた、補聴器11は、本体に接続される音導チューブ16及びその先端の耳栓17を有している。
そして、本実施の形態による補聴器11では、筐体12は電気絶縁性を有する樹脂で構成されており、筐体12の内側面の全面に、電磁波遮蔽用導電層21が例えば蒸着又はメッキ等により形成されている。したがって、導電層21は、受信コイル13が電話機等が出力する誘導磁界を主に受け入れる補聴器11の本体の筐体12の部位を覆っている。電磁波遮蔽用導電層21は、筐体12の内側面に部分的に形成してもよいが、電磁波遮蔽能力を高めるためには、本実施の形態のように全面に形成することが好ましい。
導電層21は、携帯電話機等からの電磁波を遮蔽する一方、受信コイル13が受け入れる誘導磁界を実質的に低下させないためには、例えば金、銀、銅、アルミニウムなどの非磁性金属で構成することが好ましい。もっとも、導電層21を磁性材料で構成しても、その厚みを比較的薄くすれば、受信コイル13が受け入れる誘導磁界はさほど低下しない。なお、導電層21は、単層に限定されるものではなく、複数層で構成してもよく、例えば、ある金属層とその下地層とで構成してもよい。
携帯電話機等からの電磁波の遮蔽性能をある程度以上得るためには、導電層21の厚みは2ミクロン以上であることが好ましく、3ミクロン以上であることがより好ましく、5ミクロン以上であることがより一層好ましい。
本実施の形態によれば、本体の筐体12に導電層21が設けられているので、当該電磁波の発生元を問わずに補聴器11に侵入する電磁波が導電層21によって低減され、これにより、補聴器11に侵入する電磁波により補聴器11に生ずる雑音が低減される。したがって、本実施の形態によれば、補聴器11の使用者が使用する携帯電話機からの電磁波により補聴器11に生ずる雑音のみならず、その付近で他の人が使用する携帯電話機からの電磁波やその他の電磁波により補聴器11に生ずる雑音を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、前述したように、導電層21は、受信コイル13が電話機等が出力する誘導磁界を主に受け入れる筐体12の部位を覆っている。したがって、本実施の形態によれば、この筐体12の部位からの電磁波の侵入を低減することができ、ひいては、導電層21がこの筐体12の部位を覆わない場合に比べて、携帯電話機等から補聴器11に侵入する電磁波により補聴器11に生ずる雑音を一層低減することができる。導電層21でこの筐体12の部位を覆っても、導電層21の材料や厚みを適宜選択することで、受信コイル13が受け入れる誘導磁界をほとんど又はさほど低減させずに、携帯電話機等からの電磁波を有効に低減することができ、いわばフィルタのように作用させることができる。
さらにまた、本実施の形態によれば、導電層21は筐体12の内側面に配置されているので、電気絶縁性を有する樹脂で構成された筐体12が補聴器11の使用者に接することになる。したがって、補聴器11の使用者への金属アレルギーの影響が無くなり、また、汗や汚れの清浄も簡単に行えるので、好ましい。もっとも、本発明では、導電層21を筐体12の外側面に配置してもよい。この場合であっても、導電層21、特にその最外側面を構成する層を、金属アレルギー非誘発性の金属(例えば、金)で構成すれば、金属アレルギーの影響は無くなる。また、導電層21を筐体12の外側面に形成する場合、更にその上に、電気絶縁性を有する樹脂などの電気絶縁層を形成してもよい。この場合、導電層21の材料が金属アレルギー非誘発性を有するか否かに拘わらず、金属アレルギーの影響は無くなる
また、本実施の形態では、導電層21は筐体12の内側面に配置されて樹脂で構成された筐体12が外側に露出するので、任意の色に着色でき、肌色等の目立たない色や、積極的な色表現も付けることができる。
さらに、本実施の形態では、導電層21が付加されているだけであるので、構成が簡単で廉価となる。
さらに、本実施の形態では、導電層21が付加されているだけであるので、構成が簡単で廉価となる。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態による補聴器31を模式的に示す概略正面図である。図3において、図1及び図2中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態による補聴器31が前記第1の実施の形態による補聴器11と異なる所は、前記第1の実施の形態による補聴器11では、電磁波遮蔽用導電層21が筐体12の内側面の全面に形成されていたのに対し、本実施の形態による補聴器31では、その代わりに、電磁波遮蔽用導電層21が筐体12の外側面に全体的に、例えば蒸着又はメッキ等により、網目状に形成されている。
本実施の形態によれば、本体の筐体12に導電層21が設けられているので、前記第1の実施の形態と同様に、当該電磁波の発生元を問わずに補聴器31に侵入する電磁波が導電層21によって低減され、これにより、補聴器31に侵入する電磁波により補聴器31に生ずる雑音が低減される。したがって、本実施の形態によれば、補聴器31の使用者が使用する携帯電話機からの電磁波により補聴器31に生ずる雑音のみならず、その付近で他の人が使用する携帯電話機からの電磁波やその他の電磁波により補聴器31に生ずる雑音を低減することができる。
さらに、本実施の形態では、前述したように、導電層21は、受信コイル13が電話機等が出力する誘導磁界を主に受け入れる筐体12の部位を覆っている。したがって、本実施の形態によれば、この筐体12の部位からの電磁波の侵入を低減することができ、ひいては、導電層21がこの筐体12の部位を覆わない場合に比べて、携帯電話機等から補聴器31に侵入する電磁波により補聴器31に生ずる雑音を一層低減することができる。導電層21でこの筐体12の部位を覆っても、導電層21の材料や厚みを適宜選択することで、受信コイル13が受け入れる誘導磁界をほとんど又はさほど低減させずに、携帯電話機等からの電磁波を有効に低減することができ、いわばフィルタのように作用させることができる。
さらにまた、本実施の形態によれば、導電層21は筐体12の外側面に配置されているが、導電層21、特にその最外側面を構成する層を、金属アレルギー非誘発性の金属(例えば、金)で構成すれば、金属アレルギーの影響は無くなる。
また、本実施の形態によれば、導電層21が筐体12の外側面に配置されているにも拘わらず、導電層21が網目状に形成されているので、網目の隙間部分から筐体12の樹脂色が見えるので、全体としての外見上の色を筐体12の樹脂色から大きく変えずに済む。例えば、筐体12の樹脂色が肌色で、導電層21が金であれば、全体としての外見上の色もほぼ肌色となる。
さらに、本実施の形態では、導電層21が付加されているだけであるので、構成が簡単で廉価となる。
さらに、本実施の形態では、導電層21が付加されているだけであるので、構成が簡単で廉価となる。
さらに、本実施の形態によれば、導電層21が網目状に形成されているので、導電層21を構成するために使用する導電材料の使用量を減らして、更なる価格低減を図ることができる。
導電層21を網目状に形成する代わりに、例えば、図4に示すように、導電層21を多孔状に形成しても、本実施の形態と同様の効果が得られる。図4は、導電層21の他のパターン例を示す図である。
なお、前述した第1の実施の形態のように導電層21を筐体の内面に形成する場合にも、導電層21を網目状又は多孔状に形成してもよい。この場合、前記第1の実施の形態と同様の利点に加えて、導電層21を構成するために使用する導電材料の使用量を減らして、更なる価格低減を図ることができるという利点が得られる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、前述した各実施の形態は、本発明を耳掛け形の補聴器に適用した例であったが、本発明は、挿耳形補聴器、箱形などのポケット型補聴器、めがね形補聴器にも適用することができる。
11 補聴器
12 本体の筐体
13 受信コイル(誘導磁界受信素子)
21 電磁波遮蔽用導電層
12 本体の筐体
13 受信コイル(誘導磁界受信素子)
21 電磁波遮蔽用導電層
Claims (7)
- 本体の筐体に電磁波遮蔽用導電層を設けたことを特徴とする補聴器。
- 前記本体内に、電話機等が出力する誘導磁界を受信する誘導磁界受信素子を備え、
前記導電層は、前記誘導磁界受信素子が前記誘導磁界を主に受け入れる前記本体の筐体部位を覆うことを特徴とする請求項1記載の補聴器。 - 前記本体の筐体の外側面に電気絶縁層を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の補聴器。
- 前記導電層を網目状又は多孔状としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の補聴器。
- 前記導電層の厚みが2ミクロン以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の補聴器。
- 前記導電層が非磁性金属で構成されたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の補聴器。
- 前記導電層が金属アレルギー非誘発性の金属で構成されたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の補聴器。
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---|---|---|---|
JP2004135006A JP2005318342A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 補聴器 |
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JP2004135006A JP2005318342A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 補聴器 |
Publications (1)
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JP2004135006A Pending JP2005318342A (ja) | 2004-04-30 | 2004-04-30 | 補聴器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019144338A1 (zh) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 易力声科技(深圳)有限公司 | 一种蓝牙耳机 |
-
2004
- 2004-04-30 JP JP2004135006A patent/JP2005318342A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019144338A1 (zh) * | 2018-01-25 | 2019-08-01 | 易力声科技(深圳)有限公司 | 一种蓝牙耳机 |
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