JP2005318065A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 USB2.0等の高速転送モードと低速転送モードを有するインターフェースを有する画像読取装置のプレビュ処理を向上させる。
【解決手段】 USB2.0接続時、HighspeedモードとFullspeedモードを判断して、解像度変換手段を用いて転送モードによりプレビュの解像度を制御する。
【選択図】 図3
【解決手段】 USB2.0接続時、HighspeedモードとFullspeedモードを判断して、解像度変換手段を用いて転送モードによりプレビュの解像度を制御する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、USB2.0等の高速転送モードと低速転送モードを有するインターフェースを有する画像読み取り装置に関するプレビュ読みに対する制御手段に関する。
従来この種の原稿固定タイプの画像読取装置(以下スキャナと呼ぶ)において、インターフェースは、パソコン側が標準で装備しているUSB(ユニバーサル、シリアル、バス)を使用することが、利便性を含め非常に有利であるので、ほとんどのスキャナでは、USBを標準インターフェースとしている(特許文献1)。
しかし、従来のUSB1.1では、上限の転送速度が12Mbpsである、Fullspeedモードが、転送速度の上限となり、この手の画像読取装置においては、転送速度がネックとなり高速読み取りができず、また画像読み取り時に上記の転送速度の関係で画像読み取り時にスキャナの内蔵の通信RAMの容量がすぐにFULLとなり、読み取りを一時停止して通信RAMの容量があくまで待たなければならない。そのため、読み取り時に1次停止状態が多発して読み取り時間が長くなってしまう。そのため、この転送速度を改善するため、最近USB2.0という規格が制定された。USB2.0は、転送速度が、480Mbpsの転送速度が可能なHighspeedモードが追加され、同じインターフェースでこの、HighspeedモードとFullspeedモードをサポートします。
このため、パソコンが搭載しているUSBがHighspeedモードをサポートとしている時は、高速読み取りが可能ですが、Fullspeedモード時は、低速読み取りとなってしまいます。
特開2002−218167号公報
上記のように、USB2.0は、HighspeedモードとFullspeedモードをサポートしなければならず、特に高速読み取りを要求されるプレビュ読み取りは、Highspeedモードにあわせて高速プレビュをするようにスキャナを設計すると、もしFullspeedモードのパソコンに接続された場合、転送速度が遅いため、一時停止が多発して、読み取り速度が低下し、画像が劣化するという問題点がある。
上記目的を達成するため、USB接続時、HighspeedモードとFullspeed時で、前記解像度変換を用い、プレビュよみとり時の解像度を切り替えるように制御する。
この発明に於ては、USB接続でHighspeedモードとFullspeedでモードで最適なプレビュ読み取りを実現できる。
以上説明したように、本発明によれば、USB2.0でFullspeedモードで接続されてもスタート・ストップの発生を回避でき、USB2.0の本来のパフォーマンスである、Highspeedモードの高速転送を有効に利用できるようにプレビュ速度を設定できる。
以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例の内部構成を示す。
本図において1は光学ユニットボックスで、2はイメードセンサ(以下CCDと呼ぶ)であり、3は反射光学ミラー、4は光源である冷陰極ランプ、5はレンズ、6は原稿等を原稿台に圧着させる圧板、7は原稿等を乗せる原稿台ガラスから構成されている。1の光学ユニットボックスは、図示しないモータと図示しないベルトにより矢印方向に副走査方向に駆動され、画像読み取りを行う。
8は、制御基板、9は、スタートスイッチ、10は、スタートスイッチを外部から押す機構を示す。
図2において、201はCCD、203は冷陰極ランプ調光回路、204はCCD出力を増幅するAMP、205はアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路、206はジェーディング用画像データを貯えるシェーディングRAM、207は、シューディングを行うシューディング補正回路、208は主走査白基準の白ピークを検出するピーク検出回路、209は、ガンマ変換を行うガンマ変換回路、210は、CCDのオフセットを合わせるオフセットRAMと通信バッファをかねるバッファRAM、211は、バッファRAM制御および呼びパッキング制御回路、212は、インターフェース回路、213は、パーソナルコンピュータなどの外部装置、214はタイミング信号発生回路、215はスキャナを制御するROM,RAM内蔵のマイクロプロセッサである。
次に、実際の信号の流れを説明する。4の冷陰極ランプにより照射された原稿は反射ミラーとレンズ通過しCCDに原稿像を投影する。投影された画像はCCDによりアナログ信号に変換される。信号は、204の増幅器をとおり、205のA/D変換回路をとおりデジタル信号に変換される。デジタル信号は、シェーディング回路でシェーディング補正され、209のガンマ変換回路に入りガンマ変換される。208のピーク検知回路はシェーディングデータを取得時に主走査方向の白基準をピーク検知して、冷陰極ランプの光量値が安定したかどうかをCPU215で確認する。また変動に対して203の冷陰極ランプ調光回路でランプの調光を行い補正をかける。このとき、安定した状態のシェーディングデータをシェーディングRAM206の保存して、キャリブレーション無しモードが選択された場合、この保存されたデータを使用して、読み取り開始信号を、外部装置213より受けた場合、キャリブレーションをせず、前もって記録してあるシェーディングデータを使用して画像読み取りを行うよう制御する。ガンマ変換されたデータは、211のバッファ制御回路で210のバッファRAMでオフセット調整され同じ位置に変換され、また212のインターフェース回路のバッファRAMとしても動作する。インターフェース回路より外部装置に、画像データが送られる。
212のインターフェース回路はUSB2.0で、外部装置のホストコンピュータの画像データを送信したり、ホストコンピュータの指示を受け付け、215のCPUが命令を受信する。
215は例えばマイクロコンピュータ形態のCPUであり、処理手順を格納したROM215A及び作業用のRAM215Bを有し、ROMに格納された手順にしたがって各部の制御を行なう。
ここで、HighspeedモードとFullspeedモードによりプレビュ読み取りの解像度を変更する場合について説明する。たとえば、Highspeedモードでプレビュが主走査、副走査とも75dpi3秒読み取りの場合、Highspeedモードでは、3秒でスタート・ストップせず読み取ることが可能ですが、Fullspeedモードのパソコンに接続された場合、スタート・ストップが多発し、読み取り時間および画像の劣化を起こす。そこでこの時、Fullspeedモードと判断された場合、主走査解像度75dpi、副走査解像度150dpiとして読み取り速度を6秒として遅くしてスタート・ストップが発生しないように制御する。
図3は、FullspeedモードとHighspeedモードでプレビュの解像度を変更するフローチャートを示す。
S1は、Fullspeedモード接続かまたはHighspeedモード接続かをパソコン側で判断する。
S2は、パソコンは、コマンドでスキャナにHighspeedモードか、Fullspeedモード接続かを通知する。
S3は、パソコンは、プレビュ読み取りの指示を出す。
S4は、プレビュ読み取りを主走査、副走査とも75dpiで読み取る。
S5は、プレビュ読み取りを主走査75dpi、副走査150dpiで読み取る。
Claims (1)
- 原稿を読みとる為の冷陰極光源と、光源を調光する手段と、光学系を副走査方向に駆動する駆動手段と、原稿を読み取った画像を、電気的な画像信号に変換する複数のイメージセンサと、該画像信号をデシダル信号に変換するA/D変換器と、前記デジタル変換された画像信号を外部装置に転送する手段と、前記デジタル変換された画像データのピーク値を読みとる手段と、解像度を変換する手段と、外部パーソナルコンピュータとの接続を、USB2.0の様な高速転送モードと低速転送モードの両方を持つインターフェースで接続される手段を有する画像読み取り装置において、低速転送モード接続か、高速転送モード接続かを判断してプレビュ時の解像度を変更することを特徴とする画像読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004131141A JP2005318065A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004131141A JP2005318065A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005318065A true JP2005318065A (ja) | 2005-11-10 |
Family
ID=35445083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004131141A Withdrawn JP2005318065A (ja) | 2004-04-27 | 2004-04-27 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005318065A (ja) |
-
2004
- 2004-04-27 JP JP2004131141A patent/JP2005318065A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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